JPH0767539A - 餅入り焼き菓子の製造方法 - Google Patents
餅入り焼き菓子の製造方法Info
- Publication number
- JPH0767539A JPH0767539A JP5215862A JP21586293A JPH0767539A JP H0767539 A JPH0767539 A JP H0767539A JP 5215862 A JP5215862 A JP 5215862A JP 21586293 A JP21586293 A JP 21586293A JP H0767539 A JPH0767539 A JP H0767539A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cake
- skin
- mold
- skin material
- baked
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Confectionery (AREA)
- Cereal-Derived Products (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【構成】 上下の型からなる焼き器(2)の下型(4)
内に、小麦粉を主成分とする原料を水で溶いた流動性皮
材料(5)を薄く流し込み、その上に、あらかじめ餡を
餅米を主成分とする生地で包んだもの(1)を置き、さ
らにその上に前記流動性皮材料(5)を付着させ、上型
(3)を下型(4)に押え付けて下型及び上型を加熱し
て焼成し、脱型して製品を取り出す餅入り焼き菓子の製
造方法。 【効果】 餅入り焼き菓子の表面を小麦粉の皮で覆うよ
うにしたので、製品の皮どうしがくっついて離れなくよ
うなことがなく、小麦粉の皮のぱりっとした歯触りが楽
しめ、さらに、小麦粉の皮の味と、中の餅の皮の味の2
つの味を味わうことができる。また、餅の皮が流れるこ
とがないので、長持ちし、また冷えたものを電子レンジ
等で再加熱して焼きたての味を再現することができる。
内に、小麦粉を主成分とする原料を水で溶いた流動性皮
材料(5)を薄く流し込み、その上に、あらかじめ餡を
餅米を主成分とする生地で包んだもの(1)を置き、さ
らにその上に前記流動性皮材料(5)を付着させ、上型
(3)を下型(4)に押え付けて下型及び上型を加熱し
て焼成し、脱型して製品を取り出す餅入り焼き菓子の製
造方法。 【効果】 餅入り焼き菓子の表面を小麦粉の皮で覆うよ
うにしたので、製品の皮どうしがくっついて離れなくよ
うなことがなく、小麦粉の皮のぱりっとした歯触りが楽
しめ、さらに、小麦粉の皮の味と、中の餅の皮の味の2
つの味を味わうことができる。また、餅の皮が流れるこ
とがないので、長持ちし、また冷えたものを電子レンジ
等で再加熱して焼きたての味を再現することができる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、餅入り焼き菓子の製造
方法に関するものである。
方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、餅米粉を主成分とする生地で
餡を包み、型に入れて焼いた菓子が名物として販売され
ている。例えば、福岡では、太宰府天満宮の門前町で広
く店頭製造及び販売されている梅ケ枝餅がその一つであ
る。
餡を包み、型に入れて焼いた菓子が名物として販売され
ている。例えば、福岡では、太宰府天満宮の門前町で広
く店頭製造及び販売されている梅ケ枝餅がその一つであ
る。
【0003】この種の菓子は、注文により焼くものであ
り、これをすぐに食べれば一番おいしいのであるが、持
ち帰りや土産として何個も包むと、餅の皮どうしがくっ
ついてしまい、いざ食べようとしたときになかなか離れ
ず、無理に引っ張ると皮が破れて餡がはみ出てしまうと
いう問題があった。
り、これをすぐに食べれば一番おいしいのであるが、持
ち帰りや土産として何個も包むと、餅の皮どうしがくっ
ついてしまい、いざ食べようとしたときになかなか離れ
ず、無理に引っ張ると皮が破れて餡がはみ出てしまうと
いう問題があった。
【0004】最近では、一個ずつ塩ビのフィルムでラッ
プして包装しているところがあるが、これでは中の餅が
湿気でべたべたして本来の歯触りが失われてしまう。ま
た、ラップを被せる手間やラップのコストも高くつくと
いう問題がある。さらに、冷えたものを温めるために電
子レンジ等に入れると、皮である餅が溶けてべたべたに
なるという問題があった。
プして包装しているところがあるが、これでは中の餅が
湿気でべたべたして本来の歯触りが失われてしまう。ま
た、ラップを被せる手間やラップのコストも高くつくと
いう問題がある。さらに、冷えたものを温めるために電
子レンジ等に入れると、皮である餅が溶けてべたべたに
なるという問題があった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明が解決すべき課
題は、多数重ねて包んでも皮どうしがくっつくことがな
く、皮がパリっとして歯触りがよく、電子レンジ等で再
加熱してもべたつくことのない餅入り焼き菓子の製造方
法を提供することにある。
題は、多数重ねて包んでも皮どうしがくっつくことがな
く、皮がパリっとして歯触りがよく、電子レンジ等で再
加熱してもべたつくことのない餅入り焼き菓子の製造方
法を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するた
め、本発明の餅入り焼き菓子の製造方法は、上下の型か
らなる焼き器の下型内に、小麦粉を主成分とする原料を
水で溶いた流動性皮材料を薄く流し込み、その上に、あ
らかじめ餡を餅米を主成分とする生地で包んだものを置
き、さらにその上に前記流動性皮材料を付着させ、上型
を下型に押え付けて下型及び上型を加熱して焼成し、脱
型して製品を取り出すことを特徴とするものである。
め、本発明の餅入り焼き菓子の製造方法は、上下の型か
らなる焼き器の下型内に、小麦粉を主成分とする原料を
水で溶いた流動性皮材料を薄く流し込み、その上に、あ
らかじめ餡を餅米を主成分とする生地で包んだものを置
き、さらにその上に前記流動性皮材料を付着させ、上型
を下型に押え付けて下型及び上型を加熱して焼成し、脱
型して製品を取り出すことを特徴とするものである。
【0007】
【作用】餅米の皮の表面を小麦粉の層で覆うので、製品
の表面どうしがくっつくことがない。小麦粉の皮はばり
っとした焼き上がりとなり、歯触りがよい。冷えた時に
電子レンジ等で再加熱しても小麦粉の皮が全体を覆って
いるのでべたつくことはない。
の表面どうしがくっつくことがない。小麦粉の皮はばり
っとした焼き上がりとなり、歯触りがよい。冷えた時に
電子レンジ等で再加熱しても小麦粉の皮が全体を覆って
いるのでべたつくことはない。
【0008】
【実施例】以下、本発明を実施例に基づいて工程順に説
明する。
明する。
【0009】 餅米粉あるいはこれと米粉を適宜の割
合で混合したものを水で混捏して生地を作り、これを平
らに延ばしてその上に小豆餡を丸めたものを入れ、生地
で包んで餅菓子材料1を準備する。
合で混合したものを水で混捏して生地を作り、これを平
らに延ばしてその上に小豆餡を丸めたものを入れ、生地
で包んで餅菓子材料1を準備する。
【0010】 図1(a)に示すように、上型3と下
型4を先端に設けた焼き器2の下型4に小麦粉と砂糖と
ふくらし粉(ベーキングパウダー)を適当な割合で混
ぜ、水に溶いた流動性皮材料5を薄く流し込む。
型4を先端に設けた焼き器2の下型4に小麦粉と砂糖と
ふくらし粉(ベーキングパウダー)を適当な割合で混
ぜ、水に溶いた流動性皮材料5を薄く流し込む。
【0011】 次に、図1(b)に示すように、の
工程で準備しておいた餅菓子材料1を平らにして下型3
内の流動性皮材料5の上に置く。
工程で準備しておいた餅菓子材料1を平らにして下型3
内の流動性皮材料5の上に置く。
【0012】 次に、図1(c)に示すように、餅菓
子材料6の上に、流動性皮材料5を流し、薄く伸ばす。
子材料6の上に、流動性皮材料5を流し、薄く伸ばす。
【0013】 次に、図1(d)に示すように、上型
3を被せてガスその他の熱源により焼成する。適当な時
間経過後に焼き器2を裏返して反対側を焼く。これによ
り、製品が出来上がる。図2は製品の断面図である。図
中Aは餡である。
3を被せてガスその他の熱源により焼成する。適当な時
間経過後に焼き器2を裏返して反対側を焼く。これによ
り、製品が出来上がる。図2は製品の断面図である。図
中Aは餡である。
【0014】なお、上記実施例では手持ちの焼き器の例
を示したが、上型にも熱源を収納した電熱式のものな
ど、一度に多数の製品を焼成する各種の焼き器を用いる
ことができる。さらに、生地混捏機、自動包餡機、流動
性皮材料の自動注出機等を用いて材料の自動供給から焼
成までの自動化を図ることもできる。
を示したが、上型にも熱源を収納した電熱式のものな
ど、一度に多数の製品を焼成する各種の焼き器を用いる
ことができる。さらに、生地混捏機、自動包餡機、流動
性皮材料の自動注出機等を用いて材料の自動供給から焼
成までの自動化を図ることもできる。
【0015】
【発明の効果】上述したように、本発明によれば、餅入
り焼き菓子の表面を小麦粉の皮で覆うようにしたので、
製品の皮どうしがくっついて離れなくようなことがな
く、小麦粉の皮のぱりっとした歯触りが楽しめ、さら
に、小麦粉の皮の味と、中の餅の皮の味の2つの味を味
わうことができる。また、餅の皮が流れることがないの
で、長持ちし、また冷えたものを電子レンジ等で再加熱
して焼きたての味を再現することができる。
り焼き菓子の表面を小麦粉の皮で覆うようにしたので、
製品の皮どうしがくっついて離れなくようなことがな
く、小麦粉の皮のぱりっとした歯触りが楽しめ、さら
に、小麦粉の皮の味と、中の餅の皮の味の2つの味を味
わうことができる。また、餅の皮が流れることがないの
で、長持ちし、また冷えたものを電子レンジ等で再加熱
して焼きたての味を再現することができる。
【図1】 本発明の餅入り焼き菓子の製造方法の実施例
を示す工程図である。
を示す工程図である。
【図2】 出来上がった菓子の断面図である。
1 餅菓子材料、2 焼き器、3 上型、4 下型、5
流動性皮材料、A 餡
流動性皮材料、A 餡
Claims (1)
- 【請求項1】 上下の型からなる焼き器の下型内に、小
麦粉を主成分とする原料を水で溶いた流動性皮材料を薄
く流し込み、その上に、あらかじめ餡を餅米を主成分と
する生地で包んだものを置き、さらにその上に前記流動
性皮材料を付着させ、上型を下型に押え付けて下型及び
上型を加熱して焼成し、脱型して製品を取り出すことを
特徴とする餅入り焼き菓子の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5215862A JPH0767539A (ja) | 1993-08-31 | 1993-08-31 | 餅入り焼き菓子の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5215862A JPH0767539A (ja) | 1993-08-31 | 1993-08-31 | 餅入り焼き菓子の製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0767539A true JPH0767539A (ja) | 1995-03-14 |
Family
ID=16679509
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5215862A Pending JPH0767539A (ja) | 1993-08-31 | 1993-08-31 | 餅入り焼き菓子の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0767539A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2012115442A2 (en) * | 2011-02-21 | 2012-08-30 | Orion Corp. | Preparation method for cake containing steamed glutinous rice cake therein and a cake prepared thereby |
KR101276772B1 (ko) * | 2010-08-23 | 2013-06-19 | 주식회사크라운제과 | 떡이 중간층에 삽입된 과자 및 그 제조방법 |
KR101294829B1 (ko) * | 2011-10-21 | 2013-08-08 | 주식회사크라운제과 | 떡을 충진한 초콜릿바 및 그 제조방법 |
-
1993
- 1993-08-31 JP JP5215862A patent/JPH0767539A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101276772B1 (ko) * | 2010-08-23 | 2013-06-19 | 주식회사크라운제과 | 떡이 중간층에 삽입된 과자 및 그 제조방법 |
WO2012115442A2 (en) * | 2011-02-21 | 2012-08-30 | Orion Corp. | Preparation method for cake containing steamed glutinous rice cake therein and a cake prepared thereby |
WO2012115442A3 (en) * | 2011-02-21 | 2012-11-29 | Orion Corp. | Preparation method for cake containing steamed glutinous rice cake therein and a cake prepared thereby |
CN103458697A (zh) * | 2011-02-21 | 2013-12-18 | 株式会社好丽友 | 内含糯米蒸糕的糕点的制作方法及由此制作的糕点 |
KR101294829B1 (ko) * | 2011-10-21 | 2013-08-08 | 주식회사크라운제과 | 떡을 충진한 초콜릿바 및 그 제조방법 |
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