JPH076750U - 振動式密度計 - Google Patents

振動式密度計

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JPH076750U
JPH076750U JP4124893U JP4124893U JPH076750U JP H076750 U JPH076750 U JP H076750U JP 4124893 U JP4124893 U JP 4124893U JP 4124893 U JP4124893 U JP 4124893U JP H076750 U JPH076750 U JP H076750U
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JP
Japan
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sample
drainage tube
drainage
pot
upper space
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JP4124893U
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Inventor
正明 宮崎
雅文 戸田
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Cosmo Oil Co Ltd
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Cosmo Oil Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 高流動点重油や高粘度重油試料に対する測定
作業を従来より簡便かつ確実に行なえるようにした振動
式密度計を提供する。 【構成】 試料の希釈液を貯留してその上部空間をリリ
ーフ弁23を介して大気に開放した希釈ポット22を設
けるとともに、排液チューブは上流側排液チューブ20
と下流側排液チューブ21とに分断し、その上流側排液
チューブ20の端部より下流側排液チューブ21の端部
を下方にして両者を希釈ポット22内の上部空間に臨ま
せ、吸引ライン19による吸引負圧が下流側排液チュー
ブ21から希釈ポット22内の上部空間を介して上流側
排液チューブ20に及び、試料注入シリンジ9の注入操
作に伴う希釈ポット22内の上部空間の内圧上昇はリリ
ーフ弁23により回避する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、液状の石油製品や化学製品を対象としてその密度を測定する振動式 密度計に関し、特に、高流動点重油や高粘度重油試料に対する測定作業を従来よ り簡便かつ確実に行なえるよう改良した振動式密度計に関する。
【0002】
【従来の技術】
液状の石油製品や化学製品の密度を測定する振動式密度計として、JIS K 2249,JIS K 0061に規定された振動式密度計法に準拠したもの が、従来一般に使用されている。
【0003】 前記振動式密度計は、試料が封入された測定セルを加振してその振動周期を測 定し、その測定値から試料の密度を演算するものであり、図3に示すように、測 定セルaの流入口bには、比較的低粘度の試料を吸引するための試料注入チュー ブcや、高粘度の試料を注入するための試料注入シリンジd、あるいは試料の洗 浄液を吸引するための洗浄液注入チューブeなどが選択的に接続される。また測 定セルaの流出口fには、試料や洗浄液を排出するための排液チューブgが接続 され、この排液チューブgの先端は、電磁開閉弁h,排液ポットiを介して吸引 ポンプjに連通する吸引ラインkの端部lに着脱自在に接続される。
【0004】 ここで、前述した従来の振動式密度計では、比較的低粘度の試料を測定する場 合、測定セルaの流入口bに試料注入チューブcを接続し、測定セルaの流出口 fに接続された排液チューブgの先端を吸引ラインkの端部lに接続するととも に、電磁開閉弁hを開いて吸引ポンプjを作動させるのであり、測定セルa内に 試料が吸引された後に、電磁開閉弁hを閉じて吸引ポンプjの作動を停止する。
【0005】 一方、特に、高流動点重油や高粘度重油試料を測定する場合には、図4に示す ように測定セル(図示省略)の流入口bに試料注入シリンジdを接続し、その注 入操作により試料を測定セルa内に注入するのであるが、排液チューブgが排液 ラインkに接続されたままだと内圧の上昇により試料の注入が困難となるので、 この場合には、排液チューブgの先端を吸引ラインkの端部lから外して排液ビ ンmなどで受けるようにしている。
【0006】 また、試料の測定後、測定セルa内を洗浄するには、試料注入チューブcに代 えて洗浄液注入チューブeを測定セルaの流入口bに接続し、吸引ポンプjの作 動により洗浄液を測定セルa内に流通させるのであり、排液は排液チューブgか ら吸引ラインkの排液ポットi内に回収する。
【0007】
【考案が解決しようとする課題】
このように従来の振動式密度計にあっては、高粘度試料を測定する場合にその 都度排液チューブgを吸引ラインkの端部lから取外す必要があり、操作が甚だ 面倒であるという問題があった。
【0008】 また、試料を測定した後の測定セルa内の洗浄に際しても、高粘度試料の場合 には円滑に吸引排出するのが難しいという問題があった。
【0009】 本考案は、上記のような問題を解決するために提案されたものであって、高流 動点重油や高粘度重油試料に対する測定作業を従来より簡便かつ確実に行なえる ようにした振動式密度計を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
前記目的を達成するため、本考案による振動式密度計は、流入口に少なくとも 試料注入チューブ,試料注入シリンジ,洗浄液注入チューブ等の試料注入手段が 接続され、流出口に排液管路の一端側が接続される測定セルと、上記排液管路の 他端側が開閉弁を介して接続され、負圧が付与される排液ポットとを備え、試料 が封入された前記測定セルを加振してその振動周期の測定値から該試料の密度を 演算するものであり、上記排液管路の前記流出口と前記開閉弁との間に、前記測 定セルからの液体(試料やその希釈液)を溜める希釈ポットを介在させ、該希釈 ポットに、前記液体の上部空間圧が大気圧を超えるときに該上部空間を大気に開 放するリリーフ弁を設けるとともに、該希釈ポットの内部において、前記流出口 から連続する排液管路端部が、前記開閉弁に連続する排液管路の端部より上方に 位置するように、各排液管路先端が配置されてなることを特徴とする。
【0011】 また、前記流出口から連続する排液管路に、ヒータが設けられてなることを特 徴とする。この場合、ヒータは排液チューブの上流側部分の略全長に亙ってその 周囲を取り囲む形態とするのが好ましい。
【0012】 ここで、前記リリーフ弁は、希釈ポット内の上部空間の内圧上昇を防止できる 構造のものであれば如何なる構造のものでもよく、たとえばボールチェック弁, リード弁等の各種の弁が使用される。
【0013】
【作用】
このような手段を採用した本考案の振動式密度計では、比較的低粘度の試料を 測定する場合、通常、測定セルの流入口に試料注入チューブを接続し、吸引ポン プ等に用いて排液ポットに負圧を付与する。すると、この負圧が吸引ライン(開 閉弁から排液ポット側の管路)、排液管路の上流側(希釈ポットから開閉弁に至 る管路)から下流側(測定セルの流出口から排液ポットに至る管路)を介して測 定セルに作用する。この結果、試料注入チューブからの試料は測定セル内に吸引 される。
【0014】 一方、高流動点重油や高粘度重油試料を測定する場合には、測定セルの流入口 に試料注入シリンジを接続してこれを注入操作する。すると、測定セル内の空気 は排液チューブの上流側を介して希釈ポット内の上部空間に流入する。そして、 この空気流入に伴う内圧上昇は、大気開放のリリーフ弁が動作することで回避さ れ、この結果、試料注入シリンジ内の高粘度試料は円滑に測定セル内に注入され る。
【0015】 また、試料の測定後、測定セル内を洗浄するには、洗浄液注入チューブを測定 セルの流入口に接続し、吸引ラインの開閉弁を開いて吸引ポンプを作動する。す ると、吸引ラインからの吸引負圧が排液チューブの下流側から希釈ポット内の上 部空間を介して排液チューブの上流側に作用するのであり、洗浄液注入チューブ 内の洗浄液が測定セル内を流通して洗浄作用する。そして測定セル内の試料を洗 浄した洗浄液の排液は、排液チューブの上流側から希釈ポット内に吸引され、そ の内部に貯留された希釈液(洗浄液)と混合して流動性を増す。こうして流動性 を増した希釈ポット内の排液は、やがて液面が排液チューブの下流側端部に到達 することで排液チューブの下流側に吸引され、吸引ラインに設けられた排液ポッ ト内に回収される。
【0016】 なお、希釈ポット内の上部空間に臨む排液チューブの上流側端部は下流側端部 より上方に位置しているので、希釈ポット内の排液が測定セル内に逆流すること はない。
【0017】 ここで、排液チューブの上流側部分を加熱するヒータを設けた場合、その加熱 作用によって排液チューブの上流側部分内の試料は粘度を低下するから、高粘度 試料の注入作業および高粘度試料の洗浄作業がより円滑に行なわれる。
【0018】 なお、希釈ポットには、特に粘度の高い試料の密度測定に際しては、予め希釈 液を入れておくことが好ましい。この希釈液も洗浄液もともに試料の溶剤であっ て同一のものが使用できる。
【0019】
【実施例】
以下、本考案の実施例を添付の図面に基づいて具体的に説明する。 本実施例による振動式密度計は、試料が封入された測定セルを加振してその振 動周期の測定値から試料の密度を演算する電子式のもので、図1は、その演算制 御部を除いた概略構成である。
【0020】 図1において、符号1は筒状の恒温ブロックを示し、その内部には温度センサ 2とともにU字状に屈曲した測定セル3が収容され、その屈曲部付近には検出ヘ ッド兼用駆動ヘッド4が設置されている。そしてこれらを収容した恒温ブロック 1は、温度コントローラ5により制御されるサーモモジュール6とともに断熱材 7で包まれている。
【0021】 前記測定セル3の流入口3aには、ガソリン、灯油、軽油、などの比較的低粘 度の試料を吸引するための試料注入チューブ8と、ア高流動点重油や高粘度重油 試料を注入するための試料注入シリンジ9と、試料の溶剤からなる洗浄液を吸引 するための洗浄液注入チューブ10と、乾燥空気を吸引するための乾燥筒チュー ブ11とが選択的に接続される。
【0022】 一方、測定セル3内に吸引負圧を作用させるものとして、吸引ポンプ12に管 路13を介して上部空間が接続される排液ポット14と、この排液ポット14の 上部空間に管路15を介して接続される電磁開閉弁16と、上記吸引ポンプ12 と並列に管路17を介して上記管路13に連通する負圧調整弁18とを有する吸 引ライン19が設けられている。
【0023】 ここで、前記測定セル3の流出口3bには上流側排液チューブ20の一端部が 接続され、また吸引ライン19の端部19aには下流側排液チューブ21の一端 部が接続されており、両排液チューブ20,21の他端部は、希釈ポット22の 上部空間を介して連通構成されている。
【0024】 前記希釈ポット22は、図2に示すように、内部に試料の溶剤である希釈液を 貯溜した開閉蓋22a付の密閉容器であり、その上部空間は内圧上昇を回避する ようにリリーフ弁23を有する管路24を介して大気に開放可能となっている。
【0025】 なお、前記リリーフ弁23は、希釈ポット22の開閉蓋22aを貫通する管路 24の外端部に接続されたケース23aにシリンダ部材23bが気密に嵌合し、 その中心孔23cをバネ23dによって付勢された押え金具23eによりシール パッキン23fを介してシールする構成のものであるが、従来公知のボールチェ ック弁やリード弁を使用して大気の流入を阻止しつつ内圧上昇した希釈ポット2 2内の空気のみを大気に逃がすようにしてもよい。
【0026】 ここで、前記上流側排液チューブ20、下流側排液チューブ21、および管路 24は、相互に等間隔を保って希釈ポット22の開閉蓋22aを貫通し、その端 部を希釈ポット22内の上部空間に臨ませている。そして管路24、上流側排液 チューブ20、下流側排液チューブ21の開閉蓋22aから下方への突出長は、 たとえば管路24が3mm、上流側排液チューブ20が5mm、下流側排液チュ ーブ21が15mmに設定されている。
【0027】 また、上流側排液チューブ20は筒状のヒータ25内を貫通しており、ヒータ 25の加熱作用で上流側排液チューブ20の内部を流通する試料や洗浄液の流動 性が増すようになっている。
【0028】 次に、このように構成された本実施例につき、その作用を説明する。 まず、本実施例の振動式密度計を使用してガソリンや軽油などの比較的粘度の 低い試料を測定する場合、測定セル3の流入口3aに試料注入チューブ8を接続 する。そして適宜のスイッチ操作により自動的に吸引ライン19の電磁開閉弁1 6を開いて吸引ポンプ12を作動させる。すると、吸引ライン19の吸引負圧が 下流側排液チューブ21を介して希釈ポット22内の上部空間に及ぶ。
【0029】 このとき、リリーフ弁23はシールパッキン23fがシリンダ部材23bの中 心孔23cをシールした状態に保持しているので、希釈ポット22内の上部空間 に及んだ吸引負圧は、上流側排液チューブ20を介して測定セル3内に作用する のであり、こうして試料注入チューブ8内の低粘度試料が測定セル3内に吸引さ れる。
【0030】 そしてこの低粘度試料の吸引作業が完了すると、自動的に電磁開閉弁16が閉 じ、吸引ポンプ12が停止する。そこで、図示省略した演算制御部の作動に基づ き、検出ヘッド兼用駆動ヘッド4で測定セル3を加振し、その振動周期の検出ヘ ッド兼用駆動ヘッド4で検出してその測定値から低粘度試料の密度を演算するの である。
【0031】 低粘度試料の測定が終了して測定セル3内の低粘度試料を洗浄する場合には、 洗浄液注入チューブ10を測定セル3の流入口3aに接続し、前述のように適宜 のスイッチ操作により自動的に吸引ライン19の電磁開閉弁16を開いて吸引ポ ンプ12を作動させる。すると、吸引ライン19の吸引負圧が下流側排液チュー ブ21、希釈ポット22内の上部空間、上流側排液チューブ20の経路で測定セ ル3内に作用するのであり、洗浄液注入チューブ10内の洗浄液が測定セル3内 を流通して洗浄作用する。
【0032】 そして測定セル3内の低粘度試料を洗浄した洗浄液の排液は、上流側排液チュ ーブ20から希釈ポット22内に吸引され、その内部に貯留された希釈液(洗浄 液)と混合して流動性を増す。こうして流動性を増した希釈ポット22内の排液 は、液面がやがて下流側排液チューブ21の端部に到達することで、下流側排液 チューブ21から吸引ライン19に吸引され、その排液ポット14内に回収され る。
【0033】 一方、高流動点重油や高粘度重油試料を測定する場合には、測定セル3の流入 口3aに試料注入シリンジ9を接続してこれを注入操作する。すると、測定セル 3内の空気は上流側排液チューブ20を介して希釈ポット22内の上部空間に流 入する。
【0034】 このとき、希釈ポット22内の上部空間が圧力上昇すると、リリーフ弁23の 押え金具23eがバネ23dの付勢力に抗して上方移動し、シールパッキン23 fがシリンダ部材23bの中心孔23cのシール状態を解除することから、希釈 ポット22内の上部空間の空気は管路24を介して大気中に排出され、こうして 希釈ポット22内の上部空間の圧力上昇が回避される。このため、試料注入シリ ンジ9内の高粘度試料は、円滑に測定セル3内に注入される。
【0035】 なお、このとき、ヒータ25により上流側排液チューブ20を加熱すれば、高 粘度試料の流動性がますから、より円滑に高粘度試料を測定セル3内に注入する ことができる。
【0036】 そこでこの場合も、前述のように検出ヘッド兼用駆動ヘッド4で測定セル3を 加振し、その振動周期の検出ヘッド兼用駆動ヘッド4で検出してその測定値から 高粘度試料の密度を演算するのである。
【0037】 なお、このように試料注入シリンジ9によって測定セル3内に注入される高粘 度試料としては、JIS3種1号,2号,3号で流動点が15℃以下の低流動点 C重油、動粘度が180,280,380のボンドC重油等のグループに属する ものと、同様に流動点が15℃を超える高流動点C重油に属するものと、減圧軽 油、減圧残油、常圧残油、重質軽油、脱硫重油等が挙げられる。
【0038】 ここで、高粘度試料の測定が終了して測定セル3内の高粘度試料を洗浄する場 合にも、低粘度試料の場合と同様に洗浄液注入チューブ10を測定セル3の流入 口3aに接続し、適宜のスイッチ操作により自動的に吸引ライン19の電磁開閉 弁16を開いて吸引ポンプ12を作動させる。するとこの場合も前述と同様にし て、吸引ライン19の吸引負圧が下流側排液チューブ21、希釈ポット22内の 上部空間、上流側排液チューブ20の経路で測定セル3内に作用するのであり、 洗浄液注入チューブ10内の洗浄液が測定セル3内を流通して洗浄作用する。
【0039】 そして測定セル3内の高粘度試料を洗浄した洗浄排液は、上流側排液チューブ 20から希釈ポット22内に吸引される。その際、ヒータ25により上流側排液 チューブ20を加熱すれば、そこを流通する排液の流動性が増すので、より円滑 に排液を希釈ポット22内に吸引することができる。
【0040】 こうして希釈ポット22内に吸引された高粘度試料の洗浄排液は、希釈ポット 22内に貯留された希釈液(洗浄液)と混合して流動性を増し、液面が下流側排 液チューブ21の端部に到達するとこの下流側排液チューブ21から吸引ライン 19に吸引され、その排液ポット14内に回収される。
【0041】 なお、希釈ポット22内の上部空間に臨む上流側排液チューブ20の端部は、 下流側排液チューブ21の端部よりたとえば10mmほど上方に位置しているの で、希釈ポット22内の洗浄排液が測定セル3内に逆流することはない。
【0042】 また、上記実施例では、希釈ポットを、密度計本体とは別体となるように構成 したが、排液ポットに並べて配置する等、密度計と一体に構成することもできる 。
【0043】
【考案の効果】
したがって、本考案によれば、高流動点重油や高粘度重油試料を測定セル内に 注入する場合に従来必要であった排液ューブの取外し作業が一切不要となり、ま た、高粘度試料を洗浄した排液も円滑かつ確実に排液ポット内に回収されるので あり、高粘度試料に対する測定作業を従来より簡便かつ確実に行なうことができ る。
【0044】 ここで、排液チューブの上流側部分を加熱するヒータを設けた場合、その加熱 作用によって排液チューブの上流側部分内の試料は粘度を低下するから、高粘度 試料の注入作業および高粘度試料の洗浄作業をより円滑に行なうことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例による振動式密度計の演算制
御部を除いた概略構成を示す模示図である。
【図2】一実施例の要部構造を示す断面図である。
【図3】従来例の概略構成を示す図1に対応した模示図
である。
【図4】従来例の外観を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 恒温ブロック 2 温度センサ 3 測定セル 3a 流入口 3b 流出口 4 検出ヘッド兼用駆動ヘッド 5 温度コントローラ 6 サーモモジュール 7 断熱材 8 試料注入チューブ 9 試料注入シリンジ 10 洗浄液注入チューブ 11 乾燥筒チューブ 12 吸引ポンプ 13,15,17,24 管路 14 排液ポット 16 電磁開閉弁 18 負圧調整弁 19 吸引ライン 19a 端部 20 上流側排液チューブ 21 下流側排液チューブ 22 希釈ポット 22a 開閉蓋 23 リリーフ弁 23a ケース 23b シリンダ部材 23c 中心孔 23d バネ 23e 押え金具 23f シールパッキン

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 流入口に少なくとも試料注入手段が接続
    され、流出口に排液管路の一端側が接続される測定セル
    と、 上記排液管路の他端側が開閉弁を介して接続され、負圧
    が付与される排液ポットとを備え、 試料が封入された前記測定セルを加振してその振動周期
    の測定値から該試料の密度を演算する振動式密度計にお
    いて、 上記排液管路の前記流出口と前記開閉弁との間に、前記
    測定セルからの液体を溜める希釈ポットを介在させ、 該希釈ポットに、前記液体の上部空間圧が大気圧を超え
    るときに該上部空間を大気に開放するリリーフ弁を設け
    るとともに、 該希釈ポットの内部において、前記流出口から連続する
    排液管路端部が、前記開閉弁に連続する排液管路の端部
    より上方に位置するように、各排液管路先端が配置され
    てなることを特徴とする振動式密度計。
  2. 【請求項2】 前記流出口から連続する排液管路に、ヒ
    ータが設けられてなることを特徴とする請求項1記載の
    振動式密度計。
JP4124893U 1993-06-30 1993-06-30 振動式密度計 Pending JPH076750U (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012013693A (ja) * 2010-07-02 2012-01-19 Instrumentation Scient De Lab 密度計の測定セルのuチューブを洗浄する方法

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