JPH0767130A - 高輝度色信号抑圧回路 - Google Patents
高輝度色信号抑圧回路Info
- Publication number
- JPH0767130A JPH0767130A JP5211614A JP21161493A JPH0767130A JP H0767130 A JPH0767130 A JP H0767130A JP 5211614 A JP5211614 A JP 5211614A JP 21161493 A JP21161493 A JP 21161493A JP H0767130 A JPH0767130 A JP H0767130A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- circuit
- signal
- luminance
- color
- modulated
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- Withdrawn
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- Processing Of Color Television Signals (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 ビデオの信号処理に用いる高輝度色信号抑圧
回路の回路構成を簡略化し、コストダウンを実現する。 【構成】 従来、高輝度色信号抑圧回路において用いて
いた変調クロマ信号と色抑圧用輝度信号とを掛け合せク
ロマ信号の利得を制御する乗算器と、クロマ信号の最大
振幅を制限するリミッタ回路に換えて、色抑圧用輝度信
号を反転させるための反転回路と、入力された変調クロ
マ信号の下側をスライスするスライス回路と、上側を反
転色抑圧用輝度信号によりクリップするクリップ回路を
用いることにより高輝度色信号抑圧回路を構成する。
回路の回路構成を簡略化し、コストダウンを実現する。 【構成】 従来、高輝度色信号抑圧回路において用いて
いた変調クロマ信号と色抑圧用輝度信号とを掛け合せク
ロマ信号の利得を制御する乗算器と、クロマ信号の最大
振幅を制限するリミッタ回路に換えて、色抑圧用輝度信
号を反転させるための反転回路と、入力された変調クロ
マ信号の下側をスライスするスライス回路と、上側を反
転色抑圧用輝度信号によりクリップするクリップ回路を
用いることにより高輝度色信号抑圧回路を構成する。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、ビデオの高輝度色信号
抑圧回路に関するものである。
抑圧回路に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来よりビデオの信号処理系では、高輝
度で且つ飽和度の高い被写体を撮影した時にクロマ信号
のレベルが高くなりすぎてしまい、その部分のディティ
ールがモニター上で再現できなくなったり、伝送系やＶ
ＴＲなどの記録再生系で信号レベルが高すぎることによ
って生じる不都合を避けるために高輝度色信号抑圧回路
が設けられている。特に、単板式のビデオカメラでは色
フィルタによって画素ごとに飽和する輝度レベルが異な
るため、高輝度部が白く飛ばずに色がついてしまうた
め、この色を消すためにも高輝度色信号抑圧回路は必須
のものとなっている。
度で且つ飽和度の高い被写体を撮影した時にクロマ信号
のレベルが高くなりすぎてしまい、その部分のディティ
ールがモニター上で再現できなくなったり、伝送系やＶ
ＴＲなどの記録再生系で信号レベルが高すぎることによ
って生じる不都合を避けるために高輝度色信号抑圧回路
が設けられている。特に、単板式のビデオカメラでは色
フィルタによって画素ごとに飽和する輝度レベルが異な
るため、高輝度部が白く飛ばずに色がついてしまうた
め、この色を消すためにも高輝度色信号抑圧回路は必須
のものとなっている。
【０００３】図５は従来の高輝度色信号抑圧回路の構成
を示すブロック図であり、図５において１は変調クロマ
信号入力端子、２は第１の乗算器、３はリミッタ回路、
４は変調クロマ信号出力端子、５は輝度信号入力装置、
６は第１のクランプ回路、７は第１のスライス回路、８
はスライス制御信号入力端子、９は第２の乗算器、１０
は色抑圧ゲイン制御信号入力端子、１１は第２のクラン
プ回路である。図に従って動作を説明する。変調クロマ
信号入力端子１からは、平衡変調回路にて変調されたク
ロマ信号が入力される。入力されたクロマ信号は第１の
乗算器２において色抑圧用輝度信号ＣＳ．Ｙと掛け合わ
されることによって、ＣＳ．Ｙ信号のレベルに応じて利
得を制御される。これによって高輝度色信号抑圧動作が
行われる。第１の乗算器２から出力されたクロマ信号
は、リミッタ回路３において最大振幅を制限された後、
変調クロマ信号出力端子４より出力される。
を示すブロック図であり、図５において１は変調クロマ
信号入力端子、２は第１の乗算器、３はリミッタ回路、
４は変調クロマ信号出力端子、５は輝度信号入力装置、
６は第１のクランプ回路、７は第１のスライス回路、８
はスライス制御信号入力端子、９は第２の乗算器、１０
は色抑圧ゲイン制御信号入力端子、１１は第２のクラン
プ回路である。図に従って動作を説明する。変調クロマ
信号入力端子１からは、平衡変調回路にて変調されたク
ロマ信号が入力される。入力されたクロマ信号は第１の
乗算器２において色抑圧用輝度信号ＣＳ．Ｙと掛け合わ
されることによって、ＣＳ．Ｙ信号のレベルに応じて利
得を制御される。これによって高輝度色信号抑圧動作が
行われる。第１の乗算器２から出力されたクロマ信号
は、リミッタ回路３において最大振幅を制限された後、
変調クロマ信号出力端子４より出力される。
【０００４】輝度信号Ｙは輝度信号入力端子５より入力
され、第１のクランプ回路６にて所定の直流レベルにク
ランプされる。その後スライス回路７にてスライス制御
信号入力端子８から供給される直流電位に応じて高輝度
成分だけが取り出され、次に第２の乗算器９にて色抑圧
ゲイン制御信号入力端子１０から供給される直流電位に
応じて所定の振幅に変換される。ここで第２の乗算器９
の出力極性は反転出力となっている。第２の乗算器９よ
り出力された輝度信号は第２のクランプ回路にて所定の
直流レベルにクランプされて色抑圧用輝度信号ＣＳ．Ｙ
となる。
され、第１のクランプ回路６にて所定の直流レベルにク
ランプされる。その後スライス回路７にてスライス制御
信号入力端子８から供給される直流電位に応じて高輝度
成分だけが取り出され、次に第２の乗算器９にて色抑圧
ゲイン制御信号入力端子１０から供給される直流電位に
応じて所定の振幅に変換される。ここで第２の乗算器９
の出力極性は反転出力となっている。第２の乗算器９よ
り出力された輝度信号は第２のクランプ回路にて所定の
直流レベルにクランプされて色抑圧用輝度信号ＣＳ．Ｙ
となる。
【０００５】このように従来の高輝度色信号抑圧回路は
乗算器を２つ用いて構成されている。図６は従来の高輝
度色信号抑圧回路の動作の様子を示す各部の波形図であ
り、ａは変調クロマ入力信号、ｂは輝度信号Ｙ、ｃは色
抑圧用輝度信号ＣＳ．Ｙ、ｄは変調クロマ出力信号であ
る。
乗算器を２つ用いて構成されている。図６は従来の高輝
度色信号抑圧回路の動作の様子を示す各部の波形図であ
り、ａは変調クロマ入力信号、ｂは輝度信号Ｙ、ｃは色
抑圧用輝度信号ＣＳ．Ｙ、ｄは変調クロマ出力信号であ
る。
【０００６】
【発明が解決しようとしている課題】しかしながら一般
に高輝度色信号抑圧回路において、乗算器は平衡変調回
路などを用いて構成するため回路規模が大きく、上記従
来例では乗算器を２つ用いているため回路構成も複雑に
なる。また、高輝度色信号抑圧回路全体のシステムも大
きく複雑になり、コストアップの要因となっている。
に高輝度色信号抑圧回路において、乗算器は平衡変調回
路などを用いて構成するため回路規模が大きく、上記従
来例では乗算器を２つ用いているため回路構成も複雑に
なる。また、高輝度色信号抑圧回路全体のシステムも大
きく複雑になり、コストアップの要因となっている。
【０００７】
【課題を解決するための手段】本発明は前述した問題点
を解決するためになされたもので、その特徴とするとこ
ろは、ビデオの信号処理に用いる高輝度色信号抑圧回路
において、所定レベル以上の輝度信号を用いて変調クロ
マ信号の上又は下をクリップ又はスライスする手段を設
けたことを特徴とする。
を解決するためになされたもので、その特徴とするとこ
ろは、ビデオの信号処理に用いる高輝度色信号抑圧回路
において、所定レベル以上の輝度信号を用いて変調クロ
マ信号の上又は下をクリップ又はスライスする手段を設
けたことを特徴とする。
【０００８】
【実施例】《実施例１》以下図を用いて本発明の実施例
について説明する。図１は本発明の第１の実施例の構成
を示すブロック図であり、図１において従来例と同様の
構成要素は同一符号を附して説明を省略する。また図１
において１２は第２のスライス回路、１３は反転回路、
１４はクリップ回路である。また図２は本発明の第１の
実施例の高輝度色信号抑圧回路の動作の様子を示す各部
の波形である。図に従って動作を説明する。色抑圧用輝
度信号ＣＳ．Ｙ（図２ｃ）は従来例と同様の過程で生成
される。また反転回路１３によって反転色抑圧用輝度信
号ＸＣＳ．Ｙ（図２ｅ）が生成される。従来例と同様に
変調クロマ信号入力端子１からは平衡変調回路にて変調
されたクロマ信号が入力される（図２ａ）。入力された
クロマ信号は第２のスライス回路１２において色抑圧用
輝度信号ＣＳ．Ｙによって信号の下側がスライスされる
（図２ｄ）。次にクリップ回路１４において、反転色抑
圧用輝度信号ＸＣＳ．Ｙにて信号の上側がクリップされ
る（図２ｆ）ことによって高輝度色抑圧動作がなされ
る。
について説明する。図１は本発明の第１の実施例の構成
を示すブロック図であり、図１において従来例と同様の
構成要素は同一符号を附して説明を省略する。また図１
において１２は第２のスライス回路、１３は反転回路、
１４はクリップ回路である。また図２は本発明の第１の
実施例の高輝度色信号抑圧回路の動作の様子を示す各部
の波形である。図に従って動作を説明する。色抑圧用輝
度信号ＣＳ．Ｙ（図２ｃ）は従来例と同様の過程で生成
される。また反転回路１３によって反転色抑圧用輝度信
号ＸＣＳ．Ｙ（図２ｅ）が生成される。従来例と同様に
変調クロマ信号入力端子１からは平衡変調回路にて変調
されたクロマ信号が入力される（図２ａ）。入力された
クロマ信号は第２のスライス回路１２において色抑圧用
輝度信号ＣＳ．Ｙによって信号の下側がスライスされる
（図２ｄ）。次にクリップ回路１４において、反転色抑
圧用輝度信号ＸＣＳ．Ｙにて信号の上側がクリップされ
る（図２ｆ）ことによって高輝度色抑圧動作がなされ
る。
【０００９】《実施例２》図３は本発明の第２の実施例
の構成を示すブロック図であり、図３において従来例及
び第１の実施例と同様の構成要素は同一記号を附して説
明を省略する。また図３において１５は第３のスライス
回路、図４は本発明の第２の実施例の高輝度色信号抑圧
回路の動作の様子を示す各部の波形図である。図に従っ
て動作を説明する。本発明の第１の実施例と同様に色抑
圧用輝度信号ＣＳ．Ｙ（図４ｃ）が生成され、また同様
に変調クロマ信号入力端子１からは平衡変調回路にて変
調されたクロマ信号が入力される（図４ａ）。入力され
たクロマ信号が第２のスライス回路１２において色抑圧
用輝度信号ＣＳ．Ｙによって信号の下側がスライスされ
る（図４ｄ）ところまでは本発明の第１の実施例と同様
である。図４ｄの波形は反転回路１３において極性反転
された後に（図４ｅ）、第３のスライス回路１５におい
て色抑圧用輝度信号ＣＳ．Ｙによって信号の下側がスラ
イスされる（図４ｆ）。この際、変調クロマ信号は極性
反転されているので第３のスライス回路１５においてス
ライスされるのは入力された変調クロマ信号から見て上
側となる。このようにして高輝度色抑圧動作がなされ
る。
の構成を示すブロック図であり、図３において従来例及
び第１の実施例と同様の構成要素は同一記号を附して説
明を省略する。また図３において１５は第３のスライス
回路、図４は本発明の第２の実施例の高輝度色信号抑圧
回路の動作の様子を示す各部の波形図である。図に従っ
て動作を説明する。本発明の第１の実施例と同様に色抑
圧用輝度信号ＣＳ．Ｙ（図４ｃ）が生成され、また同様
に変調クロマ信号入力端子１からは平衡変調回路にて変
調されたクロマ信号が入力される（図４ａ）。入力され
たクロマ信号が第２のスライス回路１２において色抑圧
用輝度信号ＣＳ．Ｙによって信号の下側がスライスされ
る（図４ｄ）ところまでは本発明の第１の実施例と同様
である。図４ｄの波形は反転回路１３において極性反転
された後に（図４ｅ）、第３のスライス回路１５におい
て色抑圧用輝度信号ＣＳ．Ｙによって信号の下側がスラ
イスされる（図４ｆ）。この際、変調クロマ信号は極性
反転されているので第３のスライス回路１５においてス
ライスされるのは入力された変調クロマ信号から見て上
側となる。このようにして高輝度色抑圧動作がなされ
る。
【００１０】
【発明の効果】以上説明したように従来用いていた第１
の乗算器とリミッタ回路に換えて、反転回路とスライス
回路とクリップ回路を各々１つないしは、反転回路を１
つとスライス回路を２つ用いるようにすることによって
従来の回路と同等の処置を施しながら回路構成を簡略化
することができる。
の乗算器とリミッタ回路に換えて、反転回路とスライス
回路とクリップ回路を各々１つないしは、反転回路を１
つとスライス回路を２つ用いるようにすることによって
従来の回路と同等の処置を施しながら回路構成を簡略化
することができる。
【００１１】またここではアナログ回路を念頭に置いて
説明してきたが、同様の構成にてディジタル回路に適用
しても同様の効果が得られることは言うまでもない。
説明してきたが、同様の構成にてディジタル回路に適用
しても同様の効果が得られることは言うまでもない。
【図１】本発明の第１の実施例を示すブロック図であ
る。
る。
【図２】本発明の第１の実施例の動作を示す各部の波形
図である。
図である。
【図３】本発明の第２の実施例を示すブロック図であ
る。
る。
【図４】本発明の第２の実施例の動作を示す各部の波形
図である。
図である。
【図５】従来例の構成を示すブロック図である。
【図６】従来例の動作を示す各部の波形図である。
１ 変調クロマ信号入力端子 ２ 第１の乗算器 ３ リミッタ回路 ４ 変調クロマ信号出力端子 ５ 輝度信号入力端子 ６ 第１のクランプ回路 ７ 第１のスライス回路 ８ スライス制御信号入力端子 ９ 第２の乗算器 １０ 色抑圧ゲイン制御信号入力端子 １１ 第２のクランプ回路 １２ 第２のスライス回路 １３ 反転回路 １４ クリップ回路 １５ 第３のスライス回路
Claims (1)
- 【請求項１】 ビデオの信号処理に用いる高輝度色信号
抑圧回路において、所定レベル以上の輝度信号を用いて
変調クロマ信号の上又は下をクリップ又はスライスする
手段を設けたことを特徴とする高輝度色信号抑圧回路。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5211614A JPH0767130A (ja) | 1993-08-26 | 1993-08-26 | 高輝度色信号抑圧回路 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5211614A JPH0767130A (ja) | 1993-08-26 | 1993-08-26 | 高輝度色信号抑圧回路 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0767130A true JPH0767130A (ja) | 1995-03-10 |
Family
ID=16608680
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5211614A Withdrawn JPH0767130A (ja) | 1993-08-26 | 1993-08-26 | 高輝度色信号抑圧回路 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0767130A (ja) |
-
1993
- 1993-08-26 JP JP5211614A patent/JPH0767130A/ja not_active Withdrawn
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20001031 |