JPH076711U - ローラ測定装置用載置台 - Google Patents

ローラ測定装置用載置台

Info

Publication number
JPH076711U
JPH076711U JP3600993U JP3600993U JPH076711U JP H076711 U JPH076711 U JP H076711U JP 3600993 U JP3600993 U JP 3600993U JP 3600993 U JP3600993 U JP 3600993U JP H076711 U JPH076711 U JP H076711U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
roller
base
mounting table
pair
measuring device
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP3600993U
Other languages
English (en)
Inventor
隆一 小林
幸 中條
Original Assignee
富士機器工業株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 富士機器工業株式会社 filed Critical 富士機器工業株式会社
Priority to JP3600993U priority Critical patent/JPH076711U/ja
Publication of JPH076711U publication Critical patent/JPH076711U/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Length Measuring Devices By Optical Means (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 ローラの位置の調整が容易なローラ測定装置
用載置台を提供する。 【構成】 載置台32は、平行に配置された一対のガイ
ドロッド30に摺動可能に掛け渡されたベースプレート
34に支持ベース36が上下方向(矢印A方向)に移動
可能に配置されている。支持ベースには、一対のコロ5
0が回転自在に配置されており、ローラがこの一対のコ
ロの周面に載置されるようになっている。支持ベースの
下部に形成された凹部52には、回転軸58が偏心して
取り付けられ、偏心カム54を形成するカム板56の周
面が当接しており、このカム板を回転させることによっ
て、支持ベースが柱部42に沿って矢印A方向へ移動さ
れ、任意の位置で長孔42Aに挿通さた固定用ネジ46
によって固定される。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、ローラ等の外形、振れを測定する測定装置に用いられ、測定時にロ ーラ等の被測定物を載置するローラ測定装置用載置台に関する。
【0002】
【従来の技術】
感光材料等のシート状部材を搬送する装置には、ローラが用いられている。ロ ーラによってシート状部材を搬送する場合、ローラを千鳥状に配置したりローラ を対で対向させて配置して、複数のローラによってシート状部材を挟持して搬送 力を付与するようになっている。このようなローラは真円度や振れ等の精度の良 いものを使用する必要があり、真円度や振れ等に誤差がある場合、シート状部材 の表面を傷めてしまう。このために、ローラを製作するときは、振れや真円度を 正確に測定して、規定範囲内の誤差のものだけを使用するようにしている。
【0003】 ところで、ローラの真円度や振れを測定する場合、レーザ測定装置やダイヤル ゲージ等を用いて行う。このとき、ローラは水平状態で両端部がそれぞれ載置台 に支持された状態で、ローラを少しずつ回転させながら順次測定を行っている。 このため、ローラを支持する載置台には、略V字状に切欠が形成された所謂Vブ ロックが使用することがあり、この略V字状の切欠にローラを載せて挟むように 支持し、ローラを略一定の位置で回転可能に保持することができる。
【0004】 また、載置台には、ローラの回転及び軸方向への移動が容易となるように、V 字状の切欠内にボールベアリングやコロ等を配置したものが用いられたり、また 、ローラを所定の位置に保持するための種々の治具が用いられているが、価格等 の面から、Vブロックを使用することが多い。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、ローラの真円度や振れを正確に測定する場合、ローラの軸線を 水平に保つ必要がある。また、ローラを測定装置の測定範囲の略中心に合わせる 必要がある。このため、外形寸法の大小様々なローラを測定しようとするときに は、その都度、Vブロックの下にかませものを置き、その厚さを調整してローラ を上下させて軸線を水平状態に保ったまま測定範囲の略中央に位置するように調 整しなければならない。このためローラの測定作業が煩雑となり、また、正確な 測定を行うことができないと言う問題がある。
【0006】 本考案は上記事実を考慮してなされたものであり、簡単な構造でローラの位置 調整が極めて容易なローラ測定装置用載置台を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本考案の請求項1に係るローラ測定装置用載置台は、ローラ測定装置に対して 略水平方向へ移動可能に配置される一対のベース部と、前記各ベース部に上下移 動可能に配置された支持部と、前記支持部にそれぞれ回転可能に設けられ被測定 ローラ状部材を載せたときにその周面に当接してこのローラ状部材を支持する一 対のコロと、前記支持部を前記ベース部に対して上下方向へ移動させて前記一対 のコロによる前記ローラ状部材の支持高さを調整する調整手段と、前記調整手段 による調整位置に前記支持部を前記ベース部に対して固定する固定手段と、を有 することを特徴とする。
【0008】 請求項2に係るローラ測定装置用載置台は、請求項1のローラ測定装置用載置 台であって、前記調整手段が前記ベース部に軸支されたカムによって構成され、 前記カムを回転させることによってカムの周面に当接する前記支持部を上下方向 に沿って移動させることを特徴とする。
【0009】 請求項3に係るローラ測定装置用載置台は、請求項2のローラ測定装置用載置 台であって、前記カムを任意の回転位置で前記ベース部へ固定して前記支持部を ベース部へ仮止めする仮止め手段を設けたことを特徴とする。
【0010】
【作用】
請求項1に記載の考案では、2つの支持部にそれぞれ設けた一対のコロによっ てローラ状部材を支持する。この支持部は、一対のコロ上にローラ状部材を載置 した状態でベース部に対して調整手段によって上下方向に沿って移動可能であり 、所望の位置に移動した状態で固定手段によってベース部へ固定し得る。これに よって、ローラ状部材を測定装置に対して所定の位置に保持するようになってお り、ローラ状部材を一対のコロによって支持しているため、測定時のローラ状部 材の回転等の移動が容易である。
【0011】 また、支持部材とベース部との間に調整手段と固定手段を介在させているため 、支持部材によって支持したローラ状部材を容易に所定の高さに移動して保持す ることができる。
【0012】 請求項2に記載の考案では、調整手段にカムを用いており、カムの周面に支持 部を当接させて支持部を移動させるため、ローラ状部材の微量の移動も正確にか つ簡単に行うことができる。
【0013】 また、請求項3に記載の考案では、調整手段に仮止め手段を設けており、調整 手段によって移動させた支持部を仮止め手段によって一旦仮止めしているため、 支持部をベース部に固定するときに、支持部が移動してしまい位置ずれをおこす ことがない。
【0014】
【実施例】
次の本考案の一実施例について図面を参照して説明する。図1には、ローラ測 定装置の一例として用いたレーザ測定装置10を示している。このレーザ測定装 置10は、測定結果を表示可能となっている本体12と、この本体12に接続さ れた測定部14とによって構成されている。
【0015】 測定部14は、基台16の一端にレーザ光投光部18が取り付けられ、他端に 受光部20が投光部18に対向して取り付けられており、上面が水平となるよう に置かれた測定台(定盤)22上に配置される。投光部18には、受光部20側 の面に垂直(図1の紙面上下方向)にスリット状の照射孔18Aが設けられてお り、受光部20へ向けて平行なレーザ光が走査しながら照射するようになってお り、受光部20では、図示しない受光素子によってこのレーザ光を受光可能とな っていおり、投光部18から走査しながら照射されたレーザ光がローラ状の被測 定物であるローラ24によって何れの位置で遮られているかを検出するようにな っている。なお、各図に示す矢印A方向は垂直方向、矢印B方向はローラ24の 軸線方向、矢印C方向はローラ24の回転方向をそれぞれ示している。
【0016】 測定部14の投光部18と受光部20との間には、被測定部材としてのローラ 24を回転可能に下方から支持するための被測定物装填部26が配置される。被 測定物装填部26は、水平な測定台22上に置かれた一対の架台28の間に互い に平行にガイドロッド30が掛け渡された構造を有している。被測定物装填部2 6は、この一対のガイドロッド30が投光部18から照射されるレーザ光と直交 する方向に沿うようにして配置された構成を有している。この一対のガイドロッ ド30の間には、載置台32がこれらのガイドロッド30に沿って移動可能に配 置されている。この載置台32は、対で配置されており、これらの載置台32に ローラ24を載せて、ローラ24の精度測定作業を行うようになっている。
【0017】 図2乃至図4は、一つの載置台32の構成を詳細に示している。この載置台3 2は、ガイドロッド30にガイドされるベースプレート34と、これに支持され る支持ベース36を備えている。図2に示されるように、載置台32のベースプ レート34は、一対のガイドロッドに支持されこれらに沿って移動可能に配置さ れており、ガイドロッド30がベースプレート34に穿設された図示しない貫通 孔に同軸的に固定されているスライド軸受38を貫通している。したがって、ベ ースプレート34がガイドロッド30に沿って摺動して(矢印B方向)平行移動 可能となっている。なお、一方のスライド軸受38には、固定用ネジ38Aが設 けられており、この固定用ネジ38Aを用いてガイドロッド30に対して任意の 位置でベースプレート34を固定することができるようになっている。
【0018】 また、ベースプレート34は、ガイドロッド30の下方側に基部ブロック40 を有しており、また、上方へ向かう平行な一対の柱部42を有している。柱部4 2には、次に説明する支持ベース36の固定用の長孔42Aが穿設されている。
【0019】 この支持ベース36は、ベースプレート34の一対の柱部42の間隔と略同じ 間隔のガイド44を有する略コ字状の構造体である。また、それぞれのガイド4 4には、一対の柱部42に摺動するガイドプレート44Aが取り付けられており 、ガイド44をベースプレート34の柱部42に沿うように配置したときに、支 持ベース36を柱部42に沿って矢印A方向(各図の紙面上下方向)に移動させ 得る構造となっている。
【0020】 このガイド44には、一端部にツマミ46Aが形成され、ベースプレート34 の柱部42の長孔42Aを貫通する固定用ネジ46が設けられており、固定用ネ ジ46をねじ込むことによって、ツマミ46Aとガイド44との間で柱部42を 挟むことによって、支持ベース36をベースプレート34へ固定することができ るようになっている。したがって、支持ベース36はガイドプレート44Aと長 孔42Aに案内されて柱部42に沿って移動可能であり、長孔42Aに許容され る移動範囲内の任意の位置でベースプレート34へ固定することができるように なっている。
【0021】 また、支持ベース36には、ベースプレート34と反対側の面にそれぞれ固定 シャフト48によって回転自在に軸支された一対の真円のコロ50が取り付けら れている。図3に示されるように、一対のコロ50は周面が僅かに離れるように 配置されているため、互いに回転自在となっている。また、コロ50はそれぞれ の軸線を結ぶ線が水平となるように配置されている。
【0022】 被測定物装填部26には、このような構成の載置台32が2組、同じ一対のガ イドロッド30で支持されている。被測定物としてのローラ24を測定するには 、それぞれの載置台32の一対のコロ50の上に、ガイド44の間からローラ2 4を載置する。このとき、それぞれのコロ50の周面にローラ24の周面が均等 に当接した状態となって載置され、一対のコロ50はそれぞれ互いに回転可能と されているため、2対のコロ50に載置されたローラ24も矢印C方向に沿って 回転自在となっている。なお。コロ50は、周面は滑らかに形成されており、当 接しているローラ24に傷を付けることなくローラ24とベースプレート34を 相対的に軸方向(矢印B方向)に沿って容易に移動させることができる。
【0023】 図3及び図4に示されるように、支持ベース36の下端部でベースプレート3 4側には、下方へ向かう凹部52が形成されている。この凹部52には、ベース プレート34に設けられ、偏心カム54を構成する円板状のカム板56の外周部 の一部が収容されており、支持ベース36はその凹部52にてカム板56の周面 で支持されるようになっている。図4に示されるように、この偏心カム54のカ ム板56には、一端にツマミ58Aが設けられベースプレート34の貫通孔34 Aへ挿入され、調整ネジを外面に刻んだ回転軸58が固定されている。この回転 軸58のカム板56への固定位置が、カム板56の中心から所定位置にずれてい る(偏心している)。このため、ツマミ58Aを回転することによって、カム板 56が偏心して回転するようになっている。
【0024】 また、この回転軸58の中間部には、外面に刻まれた調整ネジに噛み合うロッ クツマミ60が設けられており、このロックツマミ60の調整ネジに対する螺合 位置を変えて、ロックツマミ60とカム板56との間でベースプレート34を挟 むことによって、カム板56を任意に回転させた位置で固定することができるよ うになっており、所謂ダブルナットが構成されている。
【0025】 したがって、ベースプレート34と支持ベース36の間の固定用ネジ46を緩 めてカム板56と支持ベース36を当接させた状態で、ツマミ58Aによってカ ム板56を回転させることによって、支持ベース36は上下方向に所定の範囲内 を移動するようになっている。また、支持ベース36が所望の位置に移動した状 態で、ロックツマミ60によってカム板60の回転を固定することによって、支 持ベース36の仮止めがなされ、この状態で固定用ネジ46によって支持ベース 36をベースプレート34へ固定することができるようになっている。この支持 ベース36の上下動によって、2対のコロ50に支持されているローラ24も矢 印A方向に沿って移動し、測定台22に対する相対高さが変えられるようになっ ている。
【0026】 次に本実施例の作用を説明する。 レーザ測定装置10では、被測定部材装填部26の載置台32の間が所定の間 隔となるように矢印B方向に沿って移動させたのち、載置台32のスライド軸受 38に設けた固定用ネジ38Aによって、載置台32をガイドロッド30へ固定 する。この後、被測定部材であるローラ24を両載置台32に載せる。このとき 、ローラ24は、その周面が載置台32に設けた一対のコロ50のそれぞれの周 面に当接した状態で載置台32へ載置される。
【0027】 この後、載置台32によるローラ24の支持高さを調整して、ローラ24を測 定部14に対して所定の高さとすると共に水平状態にした後、ローラ24を回転 させながローラ24の真円度、振れ等の所望の測定作業を行う。なお、ローラ2 4が水平状態であるか否かは、水準器、ハイトゲージ等の一般的器具を用いて行 うことができる。
【0028】 この載置台32でローラ24の測定台22の表面からの支持高さを調整すると きには、支持ベース36をベースプレート34へ固定している固定用ネジ46を 緩めて、支持ベース36を矢印A方向(上下方向)へ移動可能とすると共に、偏 心カム54のカム板56を固定しているロックツマミ60を緩めて、カム板56 を回転可能な状態とする。
【0029】 この状態から、回転軸58のツマミ58Aを回転させて、カム板56を回転さ せる。このカム板56の偏心した回転によって、凹部52がカム板56の周面に 当接している支持ベース26が、偏心して回転するカム板56によって押し上げ られて、ベースプレート34の柱部42に沿って矢印A方向の上方へ除々に押し 上げられる。このとき、カム板56の周面から支持ベース36が離間しないで移 動するため、支持ベース36の移動を滑らかに行うことができると共に、支持ベ ース36の微量の移動も可能となっている。また、柱部42を挟むようにしてガ イドプレート44Aを設けているため、ガイド44が柱部42から外れることな く移動させることができる。例えば、かませ物を抜き差ししながらローラ24の 高さを変えるようにした場合、かませ物の厚み分だけ移動してしまい、移動量の 微調整が極めて困難である。
【0030】 この支持ベース36の移動によって、支持ベース36の一対のコロ50に載置 されているローラ24も、支持ベース36と一体で矢印A方向の上方へ移動し、 測定台22から除々に離間する。
【0031】 このようにして載置台32の支持ベース36を移動させて、ローラ24の軸心 を、測定部14の測定範囲の略中心へ移動させると共に、水準器等によってロー ラ24が略水平(測定台22の表面に対して略平行)となるまで、ツマミ58A を回転させて支持ベース36を移動させる。
【0032】 ローラ24を所定の状態とした後、ツマミ58Aが回転しないようにしながら ロックツマミ60を回転させて、カム板56とロックツマミ60とによってベー スプレート34を挟みつけて、カム板56が回転しないようにして仮止めした後 、固定用ネジ46によって支持ベース36をベースプレート34へ移動しないよ うに固定する。
【0033】 この支持ベース36をベースプレート34へ固定するときに、カム板56の回 転を止めて仮止めを行うため、折角調整いた位置が狂うことがないと共に、測定 員が水準器等の測定器を持ったままの片手でも容易にかつ確実に行うことができ る。また、短時間で正確にローラ24を所定の位置に位置決めすることができる 。
【0034】 このようにして、載置台32によってローラ24を測定部14に対する所定の 位置に保持してから、レーザ測定装置10によって、ローラ24の外形、振れ等 を測定する。このとき、ローラ24は一対のコロ50によって支持されているた め、外形、振れ等の測定時に回転(矢印C方向)、軸線方向(矢印B方向)に沿 った移動も自在に行うことができる。また、載置台32は、ガイドロッド30に 平行移動可能に取り付けられているため、スライド軸受38の固定用ネジ38A を緩めることによって、ローラ24を軸線方向に沿って容易に平行移動させるこ とができる。
【0035】 この載置台32では、ローラ24の位置決めが容易であるため、寸法、形状等 の異なる種々のローラ24の外形、振れ、真円度、クラウン状態等の測定、検査 等の時間を短縮して効率的に行うことができる。
【0036】 なお、本実施例では、ローラ24の軸線方向に沿った両端部を載置台32によ って支持したが、ローラ24の軸端に設けた回転軸をコロ50で支持するように してもよい。また、ローラに限らず、円筒状、円柱状等の外形形状が円形の部材 の形状測定、検査等に用いることができる。
【0037】 また、本実施例では、支持ベース36を偏心カム54によって移動させるよう にしたが、ベースプレート34、支持ベース36の形状、支持ベース36を移動 させるための構造、支持ベース36をベースプレート34へ固定するための構造 は、本実施例に限定するものではなく、例えば、下方等からネジによって押し上 げる構造、リンク機構によって移動させる構造等の種々の適用が可能である。
【0038】 また、本実施例では、測定のためにローラ24を手で回転させる例を示したが 、コロ50をモータ等を用いて回転駆動させてもよい。
【0039】
【考案の効果】
以上説明した如く本考案のローラ測定装置用載置台は、ローラ状部材の支持高 さの調整を容易に行うことができると共に、載置しているローラ状部材の回転等 の移動を容易に行うことができる。また、カム等の高さ調整手段を用いることに よって、支持部の微量の移動を可能としている。
【0040】 これに加えて、移動させた支持部を仮止めした後に、ベース部へ固定するため 、調整時に支持部の位置がずれてしまうのを確実に防止し、ローラ状部材を容易 に且つ正確に位置決めしすることができる優れた効果を有している。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施例に適用されたローラ測定装置を示す概
略斜視図である。
【図2】本考案が適用された載置台を示す概略分解斜視
図である。
【図3】載置台をローラの軸方向に沿って見た正面図で
ある。
【図4】図3の4−4線に沿った概略断面図である。
【符号の説明】
10 レーザ測定装置(ローラ測定装置) 24 ローラ(被測定ローラ状部材) 32 載置台 34 ベースプレート(ベース部) 36 支持ベース(支持部) 46 固定用ネジ(固定手段) 50 コロ 54 偏心カム(調整手段) 58 回転軸(調整手段) 60 ロックツマミ(仮止め手段)

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ローラ測定装置に対して略水平方向へ移
    動可能に配置される一対のベース部と、前記各ベース部
    に上下移動可能に配置された支持部と、前記支持部にそ
    れぞれ回転可能に設けられ被測定ローラ状部材を載せた
    ときにその周面に当接してこのローラ状部材を支持する
    一対のコロと、前記支持部を前記ベース部に対して上下
    方向へ移動させて前記一対のコロによる前記ローラ状部
    材の支持高さを調整する調整手段と、前記調整手段によ
    る調整位置に前記支持部を前記ベース部に対して固定す
    る固定手段と、を有することを特徴とするローラ測定装
    置用載置台。
  2. 【請求項2】 前記調整手段が前記ベース部に軸支され
    たカムによって構成され、前記カムを回転させることに
    よってカムの周面に当接する前記支持部を上下方向に沿
    って移動させることを特徴とする請求項1のローラ測定
    装置用載置台。
  3. 【請求項3】 前記カムを任意の回転位置で前記ベース
    部へ固定して前記支持部をベース部へ仮止めする仮止め
    手段を設けたことを特徴とする請求項2のローラ測定装
    置用載置台。
JP3600993U 1993-06-30 1993-06-30 ローラ測定装置用載置台 Pending JPH076711U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3600993U JPH076711U (ja) 1993-06-30 1993-06-30 ローラ測定装置用載置台

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3600993U JPH076711U (ja) 1993-06-30 1993-06-30 ローラ測定装置用載置台

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH076711U true JPH076711U (ja) 1995-01-31

Family

ID=12457768

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3600993U Pending JPH076711U (ja) 1993-06-30 1993-06-30 ローラ測定装置用載置台

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH076711U (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0334445U (ja) * 1989-08-12 1991-04-04
CN109444173A (zh) * 2018-12-25 2019-03-08 杭州金浪机电有限公司 一种花纹辊检测装置

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0334445U (ja) * 1989-08-12 1991-04-04
CN109444173A (zh) * 2018-12-25 2019-03-08 杭州金浪机电有限公司 一种花纹辊检测装置
CN109444173B (zh) * 2018-12-25 2024-03-19 杭州金浪机电有限公司 一种花纹辊检测装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4632962B2 (ja) 同軸度・直角度測定装置及びその方法
US4944650A (en) Apparatus for detecting and centering wafer
US4679330A (en) Concentricity gauge
KR20060074077A (ko) 3축 굽힘 실험용 지그
US3800422A (en) Layout apparatus having improved angular adjustment means
US4999921A (en) Adjustable spirit level
JP3564637B2 (ja) 粗さ測定装置
JPH076711U (ja) ローラ測定装置用載置台
JP4417130B2 (ja) ガラス基板の垂直保持装置
EP0191878B1 (en) Apparatus for dimensional inspection of a pipe spool, or for marking or cutting and finishing at its both ends
JPH0729402U (ja) 平行度測定装置
JP3654744B2 (ja) 真円度測定機
US3570132A (en) Squaring tool
KR20220069472A (ko) 동심도 측정기
EP0196383A2 (en) Method of cutting or marking an ellipse and apparatus therefor
US4803783A (en) Apparatus for gauging the diameter and concentricity of a bore
KR200168964Y1 (ko) 테이퍼 기울기 측정장치
KR20210095850A (ko) 광학 필름의 컬의 분석 방법 및 분석 장치
JPH08219703A (ja) 管材の肉厚測定装置
US4864734A (en) Scale stabilzer
JPH0719616Y2 (ja) シャフトの曲り矯正装置
JPH03277373A (ja) 医療用針管曲げ方法及びその製造装置
JP2002255128A (ja) 缶の巻締め部寸法測定装置
JP3335098B2 (ja) 形状測定機の位置精度検査装置
US3530588A (en) Gauge length scriber