JPH0766753A - 冗長構成をとる装置の監視回路 - Google Patents
冗長構成をとる装置の監視回路Info
- Publication number
- JPH0766753A JPH0766753A JP20809093A JP20809093A JPH0766753A JP H0766753 A JPH0766753 A JP H0766753A JP 20809093 A JP20809093 A JP 20809093A JP 20809093 A JP20809093 A JP 20809093A JP H0766753 A JPH0766753 A JP H0766753A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- signal
- monitored
- selector
- circuit
- package
- Prior art date
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- Withdrawn
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Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【目的】 冗長構成をとる装置の監視回路に関し、常に
運用系と非運用系の双方を関しできる冗長構成をとる監
視回路を提供することを目的とする。 【構成】 冗長に設けられた被監視パッケージ3,4か
らの応答信号を入力して選択する少なくとも一つのセレ
クタと、被監視パッケージの運用側を指定する信号と論
理レベルの「H」と「L」を繰り返す信号の排他的論理
和を求める排他的論理和回路5と、応答信号の誤りチェ
ックを行なう誤りチェック回路11とにより構成する。
運用系と非運用系の双方を関しできる冗長構成をとる監
視回路を提供することを目的とする。 【構成】 冗長に設けられた被監視パッケージ3,4か
らの応答信号を入力して選択する少なくとも一つのセレ
クタと、被監視パッケージの運用側を指定する信号と論
理レベルの「H」と「L」を繰り返す信号の排他的論理
和を求める排他的論理和回路5と、応答信号の誤りチェ
ックを行なう誤りチェック回路11とにより構成する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、冗長構成をとる装置の
監視回路に係り、特に、冗長方式の如何にかかわらず運
用系と非運用系の全ての装置及び信号線の監視を可能と
する冗長構成をとる装置の監視回路に関する。
監視回路に係り、特に、冗長方式の如何にかかわらず運
用系と非運用系の全ての装置及び信号線の監視を可能と
する冗長構成をとる装置の監視回路に関する。
【0002】何れの時代の何れの通信システムにおいて
も、その時代における技術を駆使して、当該システムの
機能、性能のみならず信頼性についても十分な設計がな
されている。特に最近は、通信情報から見るとオンライ
ンデータの比率が高くなっており、又、通信方式の面か
ら見ると、通信情報をセルに分解し、セルごとに送出可
能なパスを選択して送出し、受信側でセルを組立てて元
の情報を復元するATM方式が実用化されつつあり、一
層信頼性が重要視されている。その結果、システムを冗
長構成にすることが広範囲に行なわれている。そして、
常に運用側の装置を監視して、異常を検出した時には迅
速に非運用側の装置に切り替えて、システムの信頼性を
確保するようにしている。従って、装置の監視系に対し
ても高い信頼度の監視機能が要求されている。
も、その時代における技術を駆使して、当該システムの
機能、性能のみならず信頼性についても十分な設計がな
されている。特に最近は、通信情報から見るとオンライ
ンデータの比率が高くなっており、又、通信方式の面か
ら見ると、通信情報をセルに分解し、セルごとに送出可
能なパスを選択して送出し、受信側でセルを組立てて元
の情報を復元するATM方式が実用化されつつあり、一
層信頼性が重要視されている。その結果、システムを冗
長構成にすることが広範囲に行なわれている。そして、
常に運用側の装置を監視して、異常を検出した時には迅
速に非運用側の装置に切り替えて、システムの信頼性を
確保するようにしている。従って、装置の監視系に対し
ても高い信頼度の監視機能が要求されている。
【0003】
【従来の技術】図7は、従来の第一の監視回路である。
図7において、1bと2bは二重化された監視パッケー
ジ、3は通常は運用系となる0系(以降、0系と略記す
る)の被監視パッケージ、4は通常は非運用系になる1
系(以降、1系と略記する)の被監視パッケージで、監
視パッケージと被監視パッケージを結ぶ線は被監視パッ
ケージからの応答信号線である。又、11、12、2
1、22は被監視パッケージの応答信号の正常性をチェ
ックするCRCチェック回路、13と23は1系の被監
視パッケージが運用されていることを表示するアクト信
号(以降、アクト信号と略記する)によって運用系にな
っている被監視パッケージの応答信号を選択するセレク
タである。しかし、この回路ではCRCチェック回路が
運用系と被運用系の双方に設置しているため、回路規模
が大きくなるという欠点がある。
図7において、1bと2bは二重化された監視パッケー
ジ、3は通常は運用系となる0系(以降、0系と略記す
る)の被監視パッケージ、4は通常は非運用系になる1
系(以降、1系と略記する)の被監視パッケージで、監
視パッケージと被監視パッケージを結ぶ線は被監視パッ
ケージからの応答信号線である。又、11、12、2
1、22は被監視パッケージの応答信号の正常性をチェ
ックするCRCチェック回路、13と23は1系の被監
視パッケージが運用されていることを表示するアクト信
号(以降、アクト信号と略記する)によって運用系にな
っている被監視パッケージの応答信号を選択するセレク
タである。しかし、この回路ではCRCチェック回路が
運用系と被運用系の双方に設置しているため、回路規模
が大きくなるという欠点がある。
【0004】図8は、上記の問題点を解決した、従来の
第二の監視回路である。図8において、1と2は二重化
された監視パッケージ、3は0系の被監視パッケージ、
4は1系の被監視パッケージである。又、11と21は
CRCチェック回路、13と23はセレクタである。図
8の構成においては、セレクタで応答信号を選択した後
にCRCチェック回路を配置しているので、CRCチェ
ック回路が一つになり、回路規模を小さくできる利点が
ある。しかし、下記のように、図8の構成では運用系の
被監視パッケージとその応答信号線の状態は監視できる
が、非運用系の被監視パッケージとその応答信号線の状
態は監視できないという問題がある。
第二の監視回路である。図8において、1と2は二重化
された監視パッケージ、3は0系の被監視パッケージ、
4は1系の被監視パッケージである。又、11と21は
CRCチェック回路、13と23はセレクタである。図
8の構成においては、セレクタで応答信号を選択した後
にCRCチェック回路を配置しているので、CRCチェ
ック回路が一つになり、回路規模を小さくできる利点が
ある。しかし、下記のように、図8の構成では運用系の
被監視パッケージとその応答信号線の状態は監視できる
が、非運用系の被監視パッケージとその応答信号線の状
態は監視できないという問題がある。
【0005】即ち、図8の構成においては、アクト信号
が「L」の時に0系を選択し、アクト信号が「H」の時
に1系を選択するように設定されている。図8はアクト
信号が「L」の時を図示しているので、0系を選択して
監視しており、この時1系の監視はできない。この場合
に1系の監視を可能にするには、強制的に運用状態を変
更して1系を運用系とすればよいが、運用状態を変更す
るのは本来運用系のパッケージに異常が生じた場合に限
られるので適切ではなく、実際にはこのようなことは実
施できない。従って、0系に異常が生じた時には1系に
切り替えるが、1系が正常であるとの保証がないままの
切替えになるという問題がある。
が「L」の時に0系を選択し、アクト信号が「H」の時
に1系を選択するように設定されている。図8はアクト
信号が「L」の時を図示しているので、0系を選択して
監視しており、この時1系の監視はできない。この場合
に1系の監視を可能にするには、強制的に運用状態を変
更して1系を運用系とすればよいが、運用状態を変更す
るのは本来運用系のパッケージに異常が生じた場合に限
られるので適切ではなく、実際にはこのようなことは実
施できない。従って、0系に異常が生じた時には1系に
切り替えるが、1系が正常であるとの保証がないままの
切替えになるという問題がある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、かかる問題
に対処して、強制的に被監視パッケージの運用状態を変
更しなくても常に運用系と非運用系の全てのパッケージ
を監視することができ、且つ、小規模な回路でこれが可
能な冗長構成をとる装置の監視回路を提供することを目
的とする。
に対処して、強制的に被監視パッケージの運用状態を変
更しなくても常に運用系と非運用系の全てのパッケージ
を監視することができ、且つ、小規模な回路でこれが可
能な冗長構成をとる装置の監視回路を提供することを目
的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】図1は、本発明の原理で
ある。図1において、1は監視パッケージ、3は0系の
被監視パッケージ、4は1系の被監視パッケージ、5は
排他的論理和回路である。そして、11はCRCチェッ
ク回路、13はセレクタである。図1の構成の特徴は、
アクト信号S1と、新たに導入した論理レベルの
「H」、「L」を繰り返す信号(以降、交番信号と略記
する)S2の排他的論理和をセレクタの選択信号にする
点にある。
ある。図1において、1は監視パッケージ、3は0系の
被監視パッケージ、4は1系の被監視パッケージ、5は
排他的論理和回路である。そして、11はCRCチェッ
ク回路、13はセレクタである。図1の構成の特徴は、
アクト信号S1と、新たに導入した論理レベルの
「H」、「L」を繰り返す信号(以降、交番信号と略記
する)S2の排他的論理和をセレクタの選択信号にする
点にある。
【0008】
【作用】図1の構成において、アクト信号が「L」の
時、交番信号の論理レベルによってセレクタの選択信号
は「H」、「L」のいずれにもしうる。アクト信号が
「H」の時にも同様であり、セレクタの選択信号が
「H」と「L」にしうるので、必ず運用系の監視と非運
用系の監視が可能になる。
時、交番信号の論理レベルによってセレクタの選択信号
は「H」、「L」のいずれにもしうる。アクト信号が
「H」の時にも同様であり、セレクタの選択信号が
「H」と「L」にしうるので、必ず運用系の監視と非運
用系の監視が可能になる。
【0009】
【実施例】実施例の説明の前に、図1の構成の動作につ
いて詳細に説明する。図2は、排他的論理和回路の出
力、即ち、セレクタ選択信号の真理値表である。
いて詳細に説明する。図2は、排他的論理和回路の出
力、即ち、セレクタ選択信号の真理値表である。
【0010】今、アクト信号が「L」の時を考える。こ
の時には、先に述べた定義から0系が運用系になってい
る。そして、交番信号が「L」の時には排他的論理和回
路の出力は「L」になり、セレクタは運用系である0系
を選択する。又、交番信号が「H」の時には排他的論理
和回路の出力は「H」になり、セレクタは非運用系であ
る1系を選択する。即ち、0系が運用系である時に、セ
レクタ選択信号によって1系も選択できて、運用系と非
運用系の双方を監視できる。
の時には、先に述べた定義から0系が運用系になってい
る。そして、交番信号が「L」の時には排他的論理和回
路の出力は「L」になり、セレクタは運用系である0系
を選択する。又、交番信号が「H」の時には排他的論理
和回路の出力は「H」になり、セレクタは非運用系であ
る1系を選択する。即ち、0系が運用系である時に、セ
レクタ選択信号によって1系も選択できて、運用系と非
運用系の双方を監視できる。
【0011】一方、アクト信号が「H」の時には、さき
にのべた定義から1系が運用系になっている。そして、
交番信号が「L」の時には排他的論理和回路の出力は
「H」になり、セレクタは運用系である1系を選択す
る。又、交番信号が「H」の時には排他的論理和回路の
出力は「L」になり、セレクタは非運用系である0系を
選択する。即ち、1系が運用系である時に、セレクタ選
択信号によって0系も選択できて、運用系と非運用系の
双方を監視できる。
にのべた定義から1系が運用系になっている。そして、
交番信号が「L」の時には排他的論理和回路の出力は
「H」になり、セレクタは運用系である1系を選択す
る。又、交番信号が「H」の時には排他的論理和回路の
出力は「L」になり、セレクタは非運用系である0系を
選択する。即ち、1系が運用系である時に、セレクタ選
択信号によって0系も選択できて、運用系と非運用系の
双方を監視できる。
【0012】図3は、図1の構成のタイムチャートであ
る。交番信号は、図3のように「L」と「H」を繰り返
す。今、アクト信号が「L」の時には、排他的論理和回
路の出力信号は交番信号と全く同じになる。この結果、
セレクタは時間Aに運用系である0系を選択し、この間
にCRCチェック回路が0系の正常性をチェックする。
又、時間Bに非運用系の1系を選択し、この間にCRC
チェック回路が1系のチェックを行なう。即ち、運用系
も非運用系も監視することができる。一方、アクト信号
が「H」の時には、排他的論理和回路の出力信号は交番
信号の論理レベルを反転した信号になる。この結果、セ
レクタは時間Cに運用系である1系を選択し、この間に
CRCチェック回路が1系の正常性をチェックする。
又、時間Dに非運用系の0系を選択し、この間にCRC
チェック回路が0系のチェックを行なう。即ち、運用系
も非運用系も監視することができる。
る。交番信号は、図3のように「L」と「H」を繰り返
す。今、アクト信号が「L」の時には、排他的論理和回
路の出力信号は交番信号と全く同じになる。この結果、
セレクタは時間Aに運用系である0系を選択し、この間
にCRCチェック回路が0系の正常性をチェックする。
又、時間Bに非運用系の1系を選択し、この間にCRC
チェック回路が1系のチェックを行なう。即ち、運用系
も非運用系も監視することができる。一方、アクト信号
が「H」の時には、排他的論理和回路の出力信号は交番
信号の論理レベルを反転した信号になる。この結果、セ
レクタは時間Cに運用系である1系を選択し、この間に
CRCチェック回路が1系の正常性をチェックする。
又、時間Dに非運用系の0系を選択し、この間にCRC
チェック回路が0系のチェックを行なう。即ち、運用系
も非運用系も監視することができる。
【0013】図4は、本発明の実施例である。図4にお
いて、1と2は監視パッケージ、3は0系の被監視パッ
ケージ、4は1系の被監視パッケージ、5は排他的論理
和回路である。そして、11、21はCRCチェック回
路、13、23はセレクタである。図4の構成は、監視
パッケージも二重化して監視の信頼性を高めた点に特徴
がある。
いて、1と2は監視パッケージ、3は0系の被監視パッ
ケージ、4は1系の被監視パッケージ、5は排他的論理
和回路である。そして、11、21はCRCチェック回
路、13、23はセレクタである。図4の構成は、監視
パッケージも二重化して監視の信頼性を高めた点に特徴
がある。
【0014】これまでは、二重化した装置の監視回路に
おいて運用系と非運用系を常に監視できる監視回路につ
いて説明したが、通信装置においては0系が複数の系で
構成され、n個の0系の装置の内一つが故障した時に1
個の1系の装置と切り替える所謂n:1切替え方式もあ
る。以下、n:1切替え方式において運用系と非運用系
の全ての系を監視できる監視回路について説明する。
おいて運用系と非運用系を常に監視できる監視回路につ
いて説明したが、通信装置においては0系が複数の系で
構成され、n個の0系の装置の内一つが故障した時に1
個の1系の装置と切り替える所謂n:1切替え方式もあ
る。以下、n:1切替え方式において運用系と非運用系
の全ての系を監視できる監視回路について説明する。
【0015】図5は、本発明の第二の実施例で、n=2
について図示したものある。図5において、1aと2a
は二重化された監視パッケージ、3と4は0系の被監視
パッケージ(3を01系、4を02系とする)、6は1
系の被監視パッケージ、11と21はCRCチェック回
路、13、23、14、24はセレクタである。そし
て、セレクタ13、23の選択端子にはアクト信号S1
と交番信号S2の排他的論理和が印加され、セレクタ1
4、24の選択端子には交番信号S2の「H」、「L」
において少なくとも1パルスを発生する0系内切替信号
S3が印加される。又、セレクタ14と24の入力端子
には0系の被監視パッケージからの応答信号が印加さ
れ、セレクタ13の入力端子にはセレクタ14の出力信
号と1系の被監視パッケージからの応答信号が、セレク
タ23の入力端子にはセレクタ24の出力信号と1系の
被監視パッケージの応答信号が印加される。
について図示したものある。図5において、1aと2a
は二重化された監視パッケージ、3と4は0系の被監視
パッケージ(3を01系、4を02系とする)、6は1
系の被監視パッケージ、11と21はCRCチェック回
路、13、23、14、24はセレクタである。そし
て、セレクタ13、23の選択端子にはアクト信号S1
と交番信号S2の排他的論理和が印加され、セレクタ1
4、24の選択端子には交番信号S2の「H」、「L」
において少なくとも1パルスを発生する0系内切替信号
S3が印加される。又、セレクタ14と24の入力端子
には0系の被監視パッケージからの応答信号が印加さ
れ、セレクタ13の入力端子にはセレクタ14の出力信
号と1系の被監視パッケージからの応答信号が、セレク
タ23の入力端子にはセレクタ24の出力信号と1系の
被監視パッケージの応答信号が印加される。
【0016】図6は、図5の構成のタイムチャートであ
る。今、アクト信号が「L」の時、排他的論理和回路の
出力信号は交番信号と同じ波形になる。そして、これが
「L」である時にはセレクタ13でセレクタ14の出力
信号が選択される。セレクタ14の出力信号は0系内切
替信号S3によって選択された01系と02系の応答信
号であるが、0系内切替信号は交番信号が「L」の間に
パルスを有するので、図6の場合には、時間Eで02系
が、時間Fで01系が選択され、順次セレクタ14の出
力となる。一方、排他的論理和回路の出力信号が「H」
の時には、1系の被監視パッケージの応答信号が選択さ
れる。即ち、0系、1系の全てのパッケージの応答信号
を選択してCRCチェックすることができる。尚、排他
的論理和回路の出力信号が「H」の間にも、0系内切替
信号はパルスを有するが、セレクタ14の出力信号が選
択されていないので、無視される。この動作は被監視パ
ッケージのアクト信号が「H」の時にも同様である。
る。今、アクト信号が「L」の時、排他的論理和回路の
出力信号は交番信号と同じ波形になる。そして、これが
「L」である時にはセレクタ13でセレクタ14の出力
信号が選択される。セレクタ14の出力信号は0系内切
替信号S3によって選択された01系と02系の応答信
号であるが、0系内切替信号は交番信号が「L」の間に
パルスを有するので、図6の場合には、時間Eで02系
が、時間Fで01系が選択され、順次セレクタ14の出
力となる。一方、排他的論理和回路の出力信号が「H」
の時には、1系の被監視パッケージの応答信号が選択さ
れる。即ち、0系、1系の全てのパッケージの応答信号
を選択してCRCチェックすることができる。尚、排他
的論理和回路の出力信号が「H」の間にも、0系内切替
信号はパルスを有するが、セレクタ14の出力信号が選
択されていないので、無視される。この動作は被監視パ
ッケージのアクト信号が「H」の時にも同様である。
【0017】ここでは0系の被監視パッケージが2個の
場合を例にした説明であるが、被監視パッケージが3以
上の任意の整数であっても同じ動作を実現できる。但し
この場合には、0系の被監視パッケージの応答信号を入
力するセレクタはn:1セレクタとし、0系内切替え信
号はバイナリ信号で供給する必要がある。
場合を例にした説明であるが、被監視パッケージが3以
上の任意の整数であっても同じ動作を実現できる。但し
この場合には、0系の被監視パッケージの応答信号を入
力するセレクタはn:1セレクタとし、0系内切替え信
号はバイナリ信号で供給する必要がある。
【0018】上記は(n+1)個の被監視パッケージが
n個の0系と1個の1系に区別される装置における監視
回路であるが、若干の変更で(n+1)個の対等な被監
視パッケージの内n個が運用系となり、残り1個が非運
用系となる装置においても全ての非監視パッケージを監
視することができる。この場合には、元々0系、1系の
区別がないのでアクト信号は必要がない。即ち、図5に
おいて排他的論理和回路を取り除けばよい。又は、(n
+1)個の被監視パッケージの応答信号を(n+1):
1選択回路に入力して選択しても同じである。
n個の0系と1個の1系に区別される装置における監視
回路であるが、若干の変更で(n+1)個の対等な被監
視パッケージの内n個が運用系となり、残り1個が非運
用系となる装置においても全ての非監視パッケージを監
視することができる。この場合には、元々0系、1系の
区別がないのでアクト信号は必要がない。即ち、図5に
おいて排他的論理和回路を取り除けばよい。又は、(n
+1)個の被監視パッケージの応答信号を(n+1):
1選択回路に入力して選択しても同じである。
【0019】
【発明の効果】以上説明したように、本発明により冗長
方式の如何に関わらず、運用系の監視と並行して非運用
系の装置と信号線の監視を行なうことが可能になり、冗
長構成の通信システムにおける運用上の信頼性を向上す
ることができる。
方式の如何に関わらず、運用系の監視と並行して非運用
系の装置と信号線の監視を行なうことが可能になり、冗
長構成の通信システムにおける運用上の信頼性を向上す
ることができる。
【図1】 本発明の原理。
【図2】 セレクタ選択信号の真理値表。
【図3】 図1の構成のタイムチャート。
【図4】 本発明の実施例。
【図5】 本発明の第二の実施例。
【図6】 図5の構成のタイムチャート。
【図7】 従来の第一の監視回路。
【図8】 従来の第二の監視回路。
1 監視パッケージ 3、4 被監視パッケージ 5 排他的論理回路 11 CRCチェック回路 13 セレクタ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 西村 聡 大阪府大阪市中央区城見2丁目2番6号 富士通関西ディジタル・テクノロジ株式会 社内
Claims (3)
- 【請求項1】 冗長に設けられた被監視パッケージ
(3、4)からの応答信号を入力して選択する少なくと
も一つのセレクタ(13)と、 被監視パッケージの運用側を指定する信号と、論理レベ
ルの「H」と「L」を繰り返す信号との排他的論理和を
求める排他的論理和回路(5)と、 前記応答信号の誤りチェックを行なう誤りチェック回路
(11)とを有することを特徴とする冗長構成をとる装
置の監視回路。 - 【請求項2】 請求項1記載の冗長構成をとる装置の
監視回路であって、二重に設けられた被監視パッケージ
からの応答信号を2:1セレクタの入力端子に印加し、 被監視パッケージの運用側を指定する信号と、論理レベ
ルの「H」と「L」を繰り返す信号との排他的論理和を
セレクタの選択信号端子に入力し、該排他的論理和によ
って前記二重の被監視パッケージからの応答信号を選択
し、 該選択した応答信号を誤りチェックすることを特徴とす
る冗長構成をとる装置の監視回路。 - 【請求項3】 請求項1記載の冗長構成をとる装置の
監視回路であって、 n個の通常は運用系となる0系の被監視パッケージと1
個の通常は非運用系となる1系の被監視パッケージの
内、n個の0系被監視パッケージの応答信号をn:1選
択回路に入力し、該n:1選択回路の選択端子には論理
レベルの「H」、「L」を繰り返す信号S2の「H」、
「L」の間にn個の0系の被監視パッケージの応答信号
を選択する信号S3を印加して、n個の0系の被監視パ
ッケージの応答信号を選択して出力し、 該n:1選択回路の出力信号と1系被監視パッケージの
応答信号を2:1セレクタに入力し、該2:1セレクタ
の選択端子には被監視パッケージの運用側を指定する信
号S1と、前記信号S2の排他的論理和を入力して、前
記(n+1)個の被監視パッケージの応答信号を選択
し、 該選択した応答信号を誤りチェックすることを特徴とす
る冗長構成をとる装置の監視回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20809093A JPH0766753A (ja) | 1993-08-24 | 1993-08-24 | 冗長構成をとる装置の監視回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20809093A JPH0766753A (ja) | 1993-08-24 | 1993-08-24 | 冗長構成をとる装置の監視回路 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0766753A true JPH0766753A (ja) | 1995-03-10 |
Family
ID=16550479
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP20809093A Withdrawn JPH0766753A (ja) | 1993-08-24 | 1993-08-24 | 冗長構成をとる装置の監視回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0766753A (ja) |
-
1993
- 1993-08-24 JP JP20809093A patent/JPH0766753A/ja not_active Withdrawn
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
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