JPH0765509A - ディスク装置とその交替処理方法 - Google Patents

ディスク装置とその交替処理方法

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JPH0765509A
JPH0765509A JP20769293A JP20769293A JPH0765509A JP H0765509 A JPH0765509 A JP H0765509A JP 20769293 A JP20769293 A JP 20769293A JP 20769293 A JP20769293 A JP 20769293A JP H0765509 A JPH0765509 A JP H0765509A
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JP
Japan
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defective
disk
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JP20769293A
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English (en)
Inventor
Taisuke Nishimura
泰典 西村
Yasunori Izumitani
靖徳 泉谷
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Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明はディスク装置とその交替処理方法に
関し、不良セクタに対する交替処理時の応答遅延時間を
無くし、交替セクタへのアクセス時の応答速度を向上さ
せることを目的とする。 【構成】 磁気ディスク16と、ヘッドを備え、磁気デ
ィスク上の不良セクタに対し交替処理を行うディスク装
置において、任意の磁気ディスク16に、交替処理にの
み使用する交替セクタ専用ディスク面20を設け、かつ
この交替セクタ専用ディスク面20に対し、データのリ
ード/ライトを行うスペアヘッド19を設け、不良セク
タへのアクセス時には、スペアヘッド19への切り替え
により、交替セクタ専用ディスク面20の不良セクタと
同一位置に交替処理を行う。また、不良セクタが同一位
置に複数存在した場合、前記不良セクタと同じディスク
面の他のセクタへの交替処理を行うように構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、磁気ディスク装置等に
おいて、媒体欠陥を有する不良セクタに対して交替処理
を行うディスク装置とその交替処理方法に関する。
【0002】
【従来の技術】図10、図11は従来例を示した図であ
り、以下、図10、図11に基づいて従来例を説明す
る。
【0003】従来、磁気ディスク装置において、磁気デ
ィスク(以下、単に「媒体」ともいう)上の媒体欠陥を
有する不良セクタに対し、予備の交替セクタへの交替処
理を行う交替処理方式としては、代替セクタ方式と、セ
クタスリップ方式が知られていた。以下、これらの交替
処理について説明する。
【0004】 §1:代替セクタ方式の説明・・・図10参照 図10は従来の代替セクタ方式の説明図であり、Aは不
良セクタ割り付け例、Bはリード/ライト時の応答時間
説明図である。
【0005】代替セクタ方式は、媒体欠陥を有する不良
セクタを、交替管理情報(ディフェクト情報)を基に、
予備の交替セクタに割り付けを行う方式である。例え
ば、Aのに示したように、媒体上(HEAD0)で、
セクタ番号「0003」が不良セクタ(*BAT)であ
った場合、Aのに示したように、同一媒体(HEAD
0)上の予備の交替セクタに、セクタ番号「0003」
を割り付けて交替処理を行う。
【0006】前記交替処理時の応答遅延時間は、次の通
りである。先ず、データのリード/ライト時に前記のよ
うな交替処理が伴うと、Bの、に示したように、セ
クタ番号「0002」のデータ転送後、予備の交替用セ
クタにセクタ番号「0003」のデータ転送を行う。
【0007】この時、セクタ「0002」のデータを転
送後、セクタ番号「0003」のデータを交替セクタへ
転送するまでの待ち時間T1が、応答遅延時間として生
じる。
【0008】なお、前記応答遅延時間としては、同一シ
リンダ上に、予備の交替セクタが割り付けられていない
時には、ヘッドの切り替え時間を含む。また、同一トラ
ック上に予備の交替セクタが割り付けられていない時
は、シーク時間を含む。
【0009】また、前記セクタ番号「0003」のデー
タ転送後、セクタ番号「0004」、及び「0005」
のデータを転送するには、ディスクの1回転待ちを必要
とするから、この時の待ち時間T2が応答遅延時間とし
て生じる。
【0010】従って、代替セクタ方式により交替処理を
行うと、前記の応答遅延時間T1、T2が生じることに
なる。 §2:セクタスリップ方式の説明・・・図11参照 図11は従来のセクタスリップ方式の説明図である。セ
クタスリップ方式は、媒体欠陥を有する不良セクタを、
交替管理情報(ディフェクト情報)を基に、順次、次の
セクタへスリップさせることにより、交替処理を行う方
式である。
【0011】例えば、Aのに示したように、媒体上
(HEAD0)で、セクタ番号「0003」が不良セク
タ(*BAT)であった場合、Aのに示したように、
同一媒体(HEAD0)上の次のセクタに順次スリップ
させてデータ転送を行う。
【0012】この例では、セクタ番号「0003」をセ
クタ番号「0004」へスリップさせ、セクタ番号「0
004」をセクタ番号「0005」へスリップさせ、更
に、セクタ番号「0005」を予備の交替セクタへスリ
ップさせている。この場合の応答遅延時間は、1セクタ
分の待ち時間T3である。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】上記のような従来のも
のにおいては、次のような課題があった。すなわち、前
記の代替セクタ方式、或いはセクタスリップ方式によ
り、欠陥媒体を有する不良セクタの交替処理を行うと、
処理の待ち時間が生じる。従って、この待ち時間が応答
遅延時間となり、データのリード/ライト処理が遅くな
る。
【0014】本発明は、このような従来の課題を解決
し、媒体欠陥を有する不良セクタに対する交替処理時の
応答遅延時間を無くし、交替セクタへのアクセス時の応
答速度を向上させることを目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】図1は本発明の原理説明
図であり、図1中、1は磁気ディスク装置、11はヘッ
ドIC、12はMPU(マイクロプロセッサ)、13は
リード・ライトコントロール部、14はヘッド選択回
路、16は磁気ディスク(媒体)、18はヘッド(磁気
ヘッド)、19はスペアヘッド、20は交替セクタ専用
ディスク面(媒体面)を示す。
【0016】本発明は上記の課題を解決するため、次の
ように構成した。 :複数のディスク(媒体)16と、該ディスクに対
し、データのリード/ライトを行う複数のヘッドを備
え、ディスク16上の媒体欠陥を有する不良セクタに対
し、交替セクタへの交替処理を行うディスク装置におい
て、任意のディスク16に、交替処理にのみ使用する交
替セクタ専用ディスク面20を設けると共に、この交替
セクタ専用ディスク面20に対し、データのリード/ラ
イトを行うスペアヘッド19を設け、前記不良セクタへ
のアクセス時には、前記スペアヘッド19への切り替え
により、交替セクタ専用ディスク面20の前記不良セク
タと同一位置に、交替処理を行うディスク装置。
【0017】:構成において、不良セクタへのアク
セス時に、不良セクタが同一位置に複数存在した場合、
前記交替セクタ専用ディスク面20以外の他の交替セク
タへの交替処理を行うディスク装置。
【0018】:複数のディスク(媒体)16と、該デ
ィスクに対し、データのリード/ライトを行う複数のヘ
ッドを備え、ディスク16上の媒体欠陥を有する不良セ
クタに対し、交替セクタへの交替処理を行うディスク装
置において、予め、任意のディスク16に、交替セクタ
専用ディスク面20を設定し、かつ、この交替セクタ専
用ディスク面に対し、データのリード/ライトを行うヘ
ッドを、スペアヘッド19として設定しておき、前記不
良セクタに対してアクセスを行った時、前記スペアヘッ
ド19への切り替えを行って、交替セクタ専用ディスク
面20の前記不良セクタと同一位置に、交替処理を行う
ディスク装置の交替処理方法。
【0019】:構成において、不良セクタへのアク
セスを行った時、不良セクタが同一位置に複数存在した
場合には、前記交替セクタ専用ディスク面20以外の他
の交替セクタに対して交替処理を行うディスク装置の交
替処理方法。
【0020】
【作用】上記構成に基づく本発明の作用を、図1に基づ
いて説明する。リード/ライト制御部のMPU12は、
上位装置からのアクセス命令を受けた時、先ず、交替管
理情報用メモリ10内の交替管理情報を参照し、目標セ
クタと交替管理情報(ディフェクト情報)と比較する。
【0021】その結果、交替セクタが存在すれば(目標
セクタがディフェクト情報と一致し、交替処理が必
要)、MPU12は、交替管理情報より、目標セクタに
対応する交替セクタを設定する。
【0022】この時、MPU12は、ヘッド選択回路1
4に対し、スペアヘッド19への切り替えを指令し、リ
ード・ライトコントロール部13に対し、データ転送を
指令する。
【0023】この交替処理で、例えば、目標セクタが、
シリンダ番号0、ヘッド番号0、セクタ番号0003で
あり、該目標セクタが交替管理情報(ディフェクト情
報)と一致し、その交替セクタが、シリンダ番号0、ヘ
ッド番号n、セクタ番号0003であったとすると、ヘ
ッド番号nのスペアヘッドへの切り替えを行って、前記
セクタ番号0003のデータを、交替セクタ専用ディス
ク面20の前記交替セクタへ転送して交替処理を行う。
【0024】すなわち、上位装置から、ヘッド番号0の
媒体のセクタ番号0001から0005へのアクセスが
有ったとすると、セクタ番号0002までのデータを転
送した後、スペアヘッド19への切り替えを行って、交
替セクタ用媒体内のセクタ番号0003のセクタデータ
を転送する。
【0025】また、不良セクタが同一位置に複数存在し
ていた場合には、従来の交替方式(図10、11参照)
により交替処理を行う。このようにすれば、媒体欠陥を
有する不良セクタに対する交替処理を行う際、ヘッド切
り替えのみにより、交替処理を行うことができるから、
交替処理時の応答遅延時間を無くし、交替セクタへのア
クセス時の応答速度を向上させることができる。
【0026】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図2〜図9は、本発明の実施例を示した図であ
り、図2〜図9中、図1と同じものは、同一符号で示し
てある。
【0027】また、2はインタフェース制御部、3はリ
ード/ライト制御部、4はサーボ制御部、5は回転位置
検出部、6はリード/ライト回路、7は位置決め制御
部、8は回転制御部、9はDE(ディスクエンクロージ
ャ)、15はスピンドルモータ、17はスピンドル機
構、20は交替セクタ専用ディスク面(媒体面)、24
はギャップ領域、25はデータ領域、26は不良セクタ
位置、27は交替セクタ位置、28はヘッド切り替えタ
イミングを示す。
【0028】§1:磁気ディスク装置の構成の説明・・
・図2、図3参照 図2は磁気ディスク装置のブロック図、図3は図2の一
部詳細図である。以下、図2、図3に基づいて、本実施
例の磁気ディスク装置の構成を説明する。
【0029】図示のように、磁気ディスク装置1には、
インタフェース制御部2、リード/ライト制御部3、サ
ーボ制御部4、回転位置検出部5、リード/ライト回路
6、位置決め制御部7、回転制御部8、DE(ディスク
エンクロージャ)9等が設けてある。
【0030】また、図3に示したように、リード/ライ
ト制御部3には、MPU12、リード・ライトコントロ
ール部13を設け、リード/ライト回路6には、ヘッド
選択回路14を設ける。更に、DE9には、ヘッドIC
11、ヘッド18、磁気ディスク(媒体)16等が設け
てある。各部の機能等は次の通りである。
【0031】(a):インタフェース制御部2は、ホス
トとの間のコマンドのやりとり等、各種インタフェース
処理を行うものである。 (b):リード/ライト制御部3は、リード/ライトの
各種制御を行い、リード/ライト回路の制御等を行うも
のである。
【0032】(c):サーボ制御部4は、位置決め制御
部7、及び回転制御部8に対するサーボ制御を行うもの
である。 (d):回転位置検出部5は、リード/ライト制御部
3、及びサーボ制御部4からの情報を基に、回転位置を
検出するものである。
【0033】(e):リード/ライト回路6は、データ
のリード、及びライトの処理を行うものである。 (f):位置決め制御部7は、サーボ制御部4からの指
令に基づき、DE9内に設けたヘッド(磁気ヘッド)の
位置決め制御を行うものである。
【0034】(g):回転制御部8は、サーボ制御部4
からの指令に基づき、DE9内に設けたスピンドルモー
タの回転制御を行うものである。 (h):DE(ディスクエンクロージャ)9は、ヘッド
(磁気ヘッド)18、磁気ディスク16、スピンドル機
構、スピンドルモータ等を備えたもの(エンクロージ
ャ)である。
【0035】(i):MPU12は、リード/ライト制
御部3内の各種制御を行うプロセッサである。例えば、
このMPU12は、リード/ライト時に、交替管理情報
用メモリ10を参照して、目標セクタの交替管理情報
(ディフェクト情報)を調べ、交替処理が必要か否かを
判断する。
【0036】そして、リード・ライトコントロール部1
3、及びヘッド選択回路14に対し、指令を行う。例え
ば、目標セクタが不良セクタであり、交替処理を行う場
合には、ヘッド選択回路14に対し、スペアヘッドへの
切り替えを指令する。
【0037】(j):リード・ライトコントロール部1
3は、インタフェース制御部2との間でのデータ転送制
御を行ったり、ヘッドIC11との間で、リード/ライ
ト時のデータ転送制御等を行うものである。
【0038】(k):ヘッド選択回路14は、MPU1
2の指令に基づいて、ヘッドIC11にヘッド選択信号
を送り、ヘッド18の切り替えを行うものである。 §2:交替管理情報と、交替セクタの説明・・・図4参
照 図4は、交替管理情報と交替セクタの説明図であり、A
は交替管理情報の説明図、Bは交替セクタの説明図であ
る。
【0039】(a):交替管理情報の説明 前記交替管理情報用メモリ10には、交替管理情報(デ
ィフェクト情報)が格納されている。この交替管理情報
(ディフェクト情報)は、媒体欠陥を有する不良セクタ
と、交替セクタ用媒体のヘッド番号との対応を示した情
報である。
【0040】例えば、Aに示した例では、不良セクタが
シリンダ番号が0、ヘッド番号が0、セクタ番号が3の
場合、前記交替管理情報を参照すると、前記不良セクタ
に対する交替セクタは、シリンダ番号が0、ヘッド番号
が10、セクタが3であることが分かる。
【0041】(b):交替セクタの説明 前記交替セクタは、交替セクタ専用ディスク面に設定す
る。例えば、Bに示したように、複数の磁気ディスク
(媒体)16の内の1つの磁気ディスクの1面を、交替
セクタ専用ディスク面20とする。
【0042】また、この交替セクタ専用ディスク面20
に対し、データのリード/ライトを行うためのヘッド
を、スペアヘッド19とする。媒体欠陥を有する不良セ
クタの交替処理を行う場合には、スペアヘッド19への
切り替えを行って、交替セクタ専用ディスク面20上の
同一位置の交替セクタに対し、交替処理を行う。
【0043】 §3:交替管理情報例の説明・・・図5参照 図5は交替管理情報例である。前記交替管理情報用メモ
リ10には、例えば、図5に示したような交替管理情報
が格納されている。
【0044】この例では、交替管理情報として、「ディ
フェクト情報」、及び「交替後セクタ」の項目に対し、
それぞれ情報が格納されている。なお、これらの情報
は、媒体へのアクセス時に、該当する項目に情報を格納
することにより管理を行うが、この交替管理情報の管理
は、従来の装置と同じなので、説明は省略する。
【0045】従って、この交替管理情報を見れば、目標
セクタに対するディフェクト情報(媒体欠陥を有する不
良セクタが否か)と、その交替セクタが分かる。例え
ば、図5の交替管理情報を見れば、目標セクタが、シリ
ンダ番号0、ヘッド番号0、セクタ番号3の場合、この
目標セクタが、ディフェクト情報に有り、その交替後の
セクタが、シリンダ番号0、ヘッド番号10、セクタ番
号3であることが分かる。
【0046】また、目標セクタが、シリンダ番号0、ヘ
ッド番号1、セクタ番号3の場合、この目標セクタが、
ディフェクト情報に有るが、この例では、違う媒体上の
同一位置に不良セクタがあるため、交替後のセクタは、
従来例と同じ、予備の交替セクタとなっていることが分
かる。
【0047】更に、目標セクタが、シリンダ番号0、ヘ
ッド番号3、セクタ番号5の場合、この目標セクタは、
ディフェクト情報に無いので、交替処理は行わずに、目
標セクタをそままま設定すればよいことが分かる。
【0048】§4:フローチャートによる交替処理の説
明・・・図6参照 図6は交替処理フローチャートである。以下、図6の処
理フローチャートに基づいて、交替処理を説明する。な
お、S1〜S8は各処理番号を示す。
【0049】先ず、インタフェース制御部2は、上位装
置よりアクセス命令を受け取ると(S1)、リード/ラ
イト制御部3に対し、目標セクタを通知する(S2)。
次にリード/ライト制御部3のMPU12は、交替管理
情報用メモリ10内の交替管理情報を参照し、目標セク
タと交替管理情報(図5のディフェクト情報)を比較す
る(S3)。
【0050】その結果、交替セクタが存在(図5のYE
Sで示した目標セクタ)すれば(S4)、リード/ライ
ト制御部3のMPU12は、交替管理情報より、目標セ
クタに対応する交替セクタを設定する(S5)。
【0051】そして、目標セクタであれば(S6)、M
PU12からの指令により、リード/ライト回路6は、
データ転送を開始する(S7)。また、前記処理(S
4)で、目標セクタが交替セクタでなければ(例えば、
図5のNOで示した目標セクタ)、リード/ライト制御
部3のMPU12は、通常の処理として、目標セクタを
設定する(S8)。
【0052】§5:交替処理例1の説明・・・図7参照 図7は交替処理例1である。この例は、図5の目標セク
タが、シリンダ番号0、ヘッド番号0、セクタ番号3の
場合の例である。
【0053】この場合、前記目標セクタがディフェクト
情報と一致し、その交替後のセクタが、シリンダ番号
0、ヘッド番号10、セクタ番号3であり、この交替セ
クタ(交替セクタ専用ディスク面20の交替セクタ)へ
の交替処理を行う。具体的には次の通りである。
【0054】図7において、24はギャップ領域であ
り、ヘッドの切り替えを可能とする時間を含んでいる。
また、25はデータ領域を示しており、26はヘッド0
上での不良セクタを示している。更に、27と26は同
一位置に設けられた交替セクタ位置を示している。
【0055】今、上位装置から、ヘッド番号0の媒体の
セクタ番号「0001」から「0005」へのアクセス
があったとすると、セクタ番号「0002」までのデー
タを転送した後、スペアヘッド19への切り替えを行っ
て、交替セクタ用媒体内のセクタ番号「0003」のセ
クタデータを転送する。
【0056】そして、セクタ番号「0003」のデータ
転送が完了した後、ヘッド0に、ヘッド切り替えを行っ
て、セクタ番号「0004」から「0005」のデータ
の転送を行う。
【0057】この場合、ヘッド切り替えのみで交替処理
ができるから、従来例のようなアクセス時の応答遅延時
間は無くなる。 §6:交替処理例2の説明・・・図8参照 図8は交替処理例2である。この例は、不良セクタの交
替処理を行う際、不良セクタが同一位置に存在する媒体
が、複数枚(2枚以上)存在した時(複数の異なる媒体
上の同一位置に不良セクタが存在した時)、従来の交替
処理方式(代替セクタ方式、或いはセクタスリップ方
式)に切り替えて処理を行う例である。
【0058】なお、この例は、目標セクタが、図5に示
したシリンダ番号0、ヘッド番号1、セクタ番号3の場
合の例である。具体的には次の通りである。図8におい
て、に示したヘッド番号0の媒体のセクタ番号「00
03」と、に示したヘッド番号1の媒体のセクタは番
号0003に不良セクタが存在している。つまり、異な
る2つの媒体上の同一位置(セクタ0003)に媒体欠
陥が存在する。
【0059】この場合、に示したヘッド番号0の媒体
のセクタ番号「0003」に対する交替処理について
は、に示したように、スペアヘッド19への切り替え
を行って、交替セクタ専用ディスク面20(ヘッドnの
交替セクタ用媒体)の交替セクタに交替処理を行う(本
発明の交替処理方式で処理)。
【0060】しかし、に示したヘッド番号1のセクタ
番号「0003」の不良セクタについては本発明の交替
処理が行えないため、、に示した従来の交替処理方
式(代替セクタ方式、或いはセクタスリップ方式)で処
理を行う。
【0061】§7:目標セクタ(交替セクタ)設定処理
の比較による説明・・・図9参照 図9は、目標セクタ(交替セクタ)設定処理の比較図で
ある。なお、S11〜S16は各処理番号、矢印は、フ
ローチャートの順序を示す。
【0062】前記実施例による交替処理では、交替処理
を行う場合、スペアヘッドへのヘッド番号の切り替えを
行うのみであるから、S11→S14→S12→S13
の各処理(ヘッド交換のみ)で交替処理を行う。
【0063】従って、交替処理時の応答遅延時間を無く
すことができる(シリンダ番号、及びセクタ番号は、目
標セクタと同じなので、応答の遅延は無い)。これに対
して、従来例の交替処理を行う場合、シリンダ番号や、
セクタ番号を設定する必要があるため、S11→S12
→S15→S13→S16で交替処理(別シリンダへの
シーク、セクタ番号の交換等)を行う。
【0064】従って、従来例では、シリンダ番号や、セ
クタ番号を設定するため、応答遅延時間が存在する(従
来例参照)。
【0065】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば次
のような効果がある。すなわち、交替セクタ専用磁気デ
ィスク面の不良セクタと同一位置に、交替セクタを設
け、不良セクタへのアクセス時には、磁気ヘッドを切り
替えるだけで交替処理を行うことができる。
【0066】従って、不良セクタへのアクセス時の応答
遅延を無くし、交替処理を高速化できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理説明図である。
【図2】実施例における磁気ディスク装置のブロック図
である。
【図3】図2の一部詳細図である。
【図4】実施例における交替管理情報と交替セクタの説
明図である。
【図5】実施例における交替管理情報例である。
【図6】実施例における交替処理フローチャートであ
る。
【図7】実施例における交替処理例1である。
【図8】実施例における交替処理例2である。
【図9】実施例における目標セクタ(交替セクタ)設定
処理の比較図である。
【図10】従来の代替セクタ方式の説明図である。
【図11】従来のセクタスリップ方式の説明図である。
【符号の説明】
1は磁気ディスク装置 11はヘッドIC 12はMPU(マイクロプロセッサ) 13はリード・ライトコントロール部 14はヘッド選択回路 16は磁気ディスク(媒体) 18はヘッド(磁気ヘッド) 19はスペアヘッド 20は交替セクタ専用ディスク面(媒体面)

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のディスク(媒体)(16)と、該
    ディスクに対し、データのリード/ライトを行う複数の
    ヘッドを備え、 ディスク(16)上の媒体欠陥を有する不良セクタに対
    し、交替セクタへの交替処理を行うディスク装置におい
    て、 任意のディスク(16)に、交替処理にのみ使用する交
    替セクタ専用ディスク面(20)を設けると共に、 この交替セクタ専用ディスク面(20)に対し、データ
    のリード/ライトを行うスペアヘッド(19)を設け、 前記不良セクタへのアクセス時には、前記スペアヘッド
    (19)への切り替えにより、交替セクタ専用ディスク
    面(20)の前記不良セクタと同一位置に、交替処理を
    行うことを特徴としたディスク装置。
  2. 【請求項2】 前記不良セクタへのアクセス時に、 不良セクタが同一位置に複数存在した場合、前記交替セ
    クタ専用ディスク面(20)以外の他の交替セクタへの
    交替処理を行うことを特徴とした請求項1記載のディス
    ク装置。
  3. 【請求項3】 複数のディスク(媒体)(16)と、該
    ディスクに対し、データのリード/ライトを行う複数の
    ヘッドを備え、 ディスク(16)上の媒体欠陥を有する不良セクタに対
    し、交替セクタへの交替処理を行うディスク装置におい
    て、 予め、任意のディスク(16)に、交替セクタ専用ディ
    スク面(20)を設定し、かつ、この交替セクタ専用デ
    ィスク面に対し、データのリード/ライトを行うヘッド
    を、スペアヘッド(19)として設定しておき、 前記不良セクタに対してアクセスを行った時、前記スペ
    アヘッド(19)への切り替えを行って、交替セクタ専
    用ディスク面(20)の前記不良セクタと同一位置に、
    交替処理を行うことを特徴としたディスク装置の交替処
    理方法。
  4. 【請求項4】 前記不良セクタへのアクセスを行った
    時、 不良セクタが同一位置に複数存在した場合には、前記交
    替セクタ専用ディスク面(20)以外の他の交替セクタ
    に対して交替処理を行うことを特徴とした請求項3記載
    のディスク装置の交替処理方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100392613B1 (ko) * 1996-04-03 2003-11-17 삼성전자주식회사 하드 디스크 드라이브의 디펙 섹터 처리방법

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KR100392613B1 (ko) * 1996-04-03 2003-11-17 삼성전자주식회사 하드 디스크 드라이브의 디펙 섹터 처리방법

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