JPH076462A - 磁気記録再生装置 - Google Patents

磁気記録再生装置

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JPH076462A
JPH076462A JP5253928A JP25392893A JPH076462A JP H076462 A JPH076462 A JP H076462A JP 5253928 A JP5253928 A JP 5253928A JP 25392893 A JP25392893 A JP 25392893A JP H076462 A JPH076462 A JP H076462A
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Sadanobu Kawabe
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Mitsubishi Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 標準カセットまたは小型カセットのいずれか
のカセットを選択的に装填できるようにした磁気記録再
生装置を提供する。 【構成】 カセットホルダ25に標準カセット1または
小型カセット101のどちらか一方を選択的に装着でき
るように構成し、小型カセット101を装填するときは
該カセットを案内するガイド板27,28により当該カ
セットを案内し、標準カセット1を装填するときは標準
カセットの有無を検知する回動レバー310,311の
動きに応じて前記ガイド板27,28を移動させて標準
カセットの通過経路の外側に逃げるように構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、小型カセットまたは
標準カセットのいずれのカセットにも適用できるカセッ
ト式磁気記録再生装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図14は標準カセットを記録または再生
する従来の磁気記録再生装置を示す概略図である。図に
おいて、1はVHS方式の標準カセット、2は巻取りリ
ール、3は供給リール、4,5はガイドピン、6,7,
8は切欠部、9は磁気テープ、10は標準カセット1を
記録または再生するための磁気記録再生装置(以下VT
Rと称す)、11はオーディオおよびコントロール信号
を記録または再生するヘッド(以下ACヘッドと称
す)、12は全幅消去ヘッド、13はピンチローラ、1
4はキャプスタン、15,16,17はテープガイド、
18,19はそれぞれ巻取りリール台および供給リール
台、20は映像信号を記録または再生するためのビデオ
ヘッドを有する回転ドラムである。
【0003】次に、図15は標準カセット1より小さい
小型カセットを示す図である。図において、101はV
HS規格によるコンパクトカセットつまり小型カセッ
ト、102は巻取りリール、103は供給リール、10
4,105はガイドピン、106,107,108は切
欠部、109は磁気テープである。図中一点鎖線は小型
カセット101と標準カセット1との大きさのおおよそ
の相対関係を示すために描いた標準カセット1の仮想線
である。
【0004】さらに、図16は小型カセット101を標
準カセット用のVTRで記録再生するために必要となる
カセットアダプターを示す図である。図において、20
1はカセットアダプター、202は可動レバー、203
は可動レバー202に植立されたテープガイド、204
は可動レバー、205は可動レバー204に植立された
テープガイド、210はカセットアダプター201の開
閉蓋である。カセットアダプター201は図14,図1
5などに示す標準カセット1とほぼ同一の外観形状とな
っている。なお、小型カセット101は、開閉蓋110
とギア111とを有している。
【0005】次に、標準カセット1をVTR10に装填
して記録または再生する場合について説明する。まず標
準カセット1をVTR10に設けられている図示しない
カセットホルダに挿入して、このカセットホルダを手動
または自動操作により移動し図14(a)に示す位置に
装填する。このときカセット内の巻取りリール2および
供給リール3のハブにVTR10のリール台18および
19がそれぞれ嵌合する。また標準カセット1の切欠部
6にはキャプスタン14が、切欠部7にはテープガイド
15が、切欠部8にはテープガイド16と17がそれぞ
れ挿入される。
【0006】このように配置された標準カセット1に記
録または再生するときは、図14(b)に示すように標
準カセット1内の磁気テープ9をテープガイド15,1
6,17をそれぞれ図14(b)に一点鎖線の矢印で示
すように移動して引き出す。この結果、磁気テープ9は
図14(b)のよううにACヘッド11、全幅消去ヘッ
ド12および回転ドラム20に当接する。この状態にお
いてピンチローラ13を移動して図14(b)のように
キャプスタン14と共に磁気テープ9を挟持してキャプ
スタン14および巻取りリール2を回転駆動すると、磁
気テープ9が図14(b)に示す走行径路に従って走行
する。記録する場合は、全幅消去ヘッド12に消去用電
流を供給しつつ回転ドラム20のビデオヘッドおよびA
Cヘッド11にそれぞれ所望の信号電流を供給する。ま
た再生する場合は、回転ドラム20のビデオヘッドおよ
びACヘッド11により磁気テープ9上に記録されてい
る信号を読み出す。
【0007】次に、小型カセット101を記録または再
生する場合には、この小型カセット101をそのままV
TR10に適用することはできない。即ち、小型カセッ
ト101と標準カセット1とでは図15に示す如く寸法
が異なり、巻取りリール台18が嵌合しないことや、テ
ープガイド15,16,17およびキャプスタン14が
切欠部106,107,108に入り込まないなど種々
の不都合が生ずる。
【0008】これを解決するために従来は図16に示す
ようにカセットアダプター201が用いられる。即ち、
図16に矢印で示すように小型カセット101をカセッ
トアダプター201に嵌め込む。このとき小型カセット
101の切欠部106および108(図15参照)にそ
れぞれテープガイド203および205が入り込む。次
いで小型カセット101の開閉蓋110を開いた状態に
して(その機構は図示せず)、可動レバー202および
204を回動して(回動機構は図示せず)テープガイド
203および205により小型カセット101内の磁気
テープ109を図17に示すようにカセットアダプター
201内に引き出し、この引き出された磁気テープ10
9のうちテープガイド203から205に至る部分を標
準カセット1内のテープ径路とほぼ等しくなるようにす
る。即ち、図16に示すテープガイド203は標準カセ
ット1内のガイドピン4に相当する位置に(図15参
照)、またテープガイド205はガイドピン5に相当す
る位置(図15参照)まで移動する。
【0009】以上のようにして小型カセット101がセ
ットされたカセットアダプター201をその開閉蓋21
0を開いた状態にして従来のVTR10に装着し、小型
カセット101内の供給リール103のハブにVTR1
0の供給リール台19が嵌合するようにし、また図17
に示すように小型カセット101内の巻取りリール10
2に対してカセットアダプター201内に設けたギア2
11を係合させ、さらにこのギア211に係合した巻取
りギア212のハブにVTR10の巻取りリール台18
が嵌合するようにする。このようにすれば小型カセット
101内の磁気テープ109も図14について説明した
と同様にして記録または再生のためのテープ走行径路を
とり得ることができるので、従来のVTR10が適用可
能である。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】従来のVTRは以上の
ように構成されているので、標準タイプのVTRで小型
カセット101を記録再生するには、そのままでは直接
VTRに装着できないのでカセットアダプター201を
必要とし、また小型カセット101をいちいちカセット
アダプター201に着脱しなければならないなどの問題
点があった。
【0011】この発明は上記のような問題点を解消する
ためになされたもので、標準カセットまたは小型カセッ
トのいずれかのカセットを選択的に装填できるようにし
たVTRを得ることを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】この発明に係るVTR
は、カセットホルダに標準カセットまたは小型カセット
のいずれかのカセットを選択的に装填して記録または再
生する磁気記録再生装置において、前記カセットホルダ
部の標準カセットの有無を検知する回動レバーと、この
回動レバーにより標準カセットを検知した時に前記回動
レバーの動きに応じて移動するリンク機構と、このリン
ク機構に連動して標準カセットの通過経路外の位置に移
動するガイド板とを備えたものである。
【0013】
【作用】この発明においては、小型カセットを装填する
ときは小型カセットを案内するガイド板により小型カセ
ットを案内し、標準カセットを装填するときは標準カセ
ットの有無を検知する回動レバーの動きに応じて前記ガ
イド板を移動させて標準カセットの通過径路の外側に逃
げるようにする。
【0014】
【実施例】以下、この発明の一実施例を図1〜図13に
ついて説明する。図1は磁気記録再生装置の外観正面
図、図2は図1のカセット装着部の構造を示す分解図、
図3はサブ基板部の構造を示す図、図4は図3の上面
図、図5はカセットホルダとサブ基板との結合状態を示
す図、図6はガイド板を上下するための機構を示す図、
図7は小型カセットの開閉蓋の開閉機構を示す図、図8
はカムの駆動機構を示す図、図9はカセットホルダとテ
ープガイドとの関係を示す図、図10は巻取りリール台
と巻取りリールがギアを介して係合された状態を示す
図、図11は巻取用ギア部の構造を示す図、図12はロ
ック解除用ピン部の構造を示す図、図13は扉部および
ガイド部の構造を示す図であり、上記従来装置と同一ま
たは相当部分には同一符号を付して説明を省略する。
【0015】図において、21はVHS規格による標準
カセット1または小型カセット101を磁気記録再生装
置10に装填する際のカセット挿入口(図1参照)、2
2はカセット挿入口21に設けられた第1の扉、23は
同じく第2の扉、24は前面パネル、25は標準カセッ
ト1または小型カセット101が挿入されるカセットホ
ルダ(図2参照)、26はカセットホルダ25の外壁部
に配置されかつ標準カセット1をカセットホルダ25に
挿入したときのみ上方に移動する第2のリンク、27お
よび28は第2のリンク26に結合されかつ小型カセッ
ト101をカセットホルダ25に挿入するとき小型カセ
ット101が正しい位置に導かれるようにするためのガ
イド板、29および30はガイド板27,28を挿入す
るためにカセットホルダ25の上面板に設けられた溝、
31,32および33はカセットホルダ25の一方の側
面に植立されかつカセットホルダ25を移動させるため
に設けられたガイドピン、331,332および333
も同様のガイドピン(図9参照)、34および35はカ
セットホルダ25の側面に設けられかつ後述するテープ
ガイドが入り込む窪み、36は第2のリンク26を上下
方向に移動させるための第1のリンクである。
【0016】37および38はカセットホルダ25の左
右に配置されかつカセットホルダ25を支持するための
支持板、39,40および41はガイドピン31,32
および33がそれぞれ挿入されかつカセットホルダ25
の移動を案内するためのガイド溝、439,440およ
び441も同様のガイド溝、42はカセットホルダ25
の一方の側面に植立された支軸、442も同様の支軸、
43および44は支持板37および38に沿ってそれぞ
れ設けられたラック板、45および46はラック板43
および44に設けられたラック、47および48はカセ
ットホルダ25に挿入された標準カセット1または小型
カセット101をカセットホルダ25と共に移動させる
カセットローディングギア、49および50はカセット
ローディングギア47および48と一体となった駆動ア
ーム、51および52は後述のサブ基板をカセットホル
ダ25に対して上下に移動させるためのカム、53およ
び54はカム51および52と一体に結合されたギア、
55はギア53の支軸である。
【0017】56はカセットホルダ25の底面に設けら
れかつカセットを磁気記録再生装置10に装填したとき
磁気記録再生装置本体内の巻取りリール台18が入り込
むための穴、57は同じく供給リール台19が入り込む
ための穴、58はカセットホルダ25の側壁に設けられ
かつギア53の支軸55を支持するための穴である。
【0018】59はカセットホルダ25の下部に設けら
れかつカセットホルダ25に挿入された小型カセット1
01から磁気テープ109を引き出しまたは巻き込むた
めの機構部が配置されるサブ基板、60および61は穴
56および57について述べたと同様の穴で、サブ基板
59に設けられかつ巻取りリール台18および供給リー
ル台19がそれぞれ入り込む穴(図3,図4参照)、6
2は回動レバー、63は回動レバー62に植立されかつ
小型カセット101の磁気テープ109を引き出すため
のテープガイド、64は回動レバー、65は回動レバー
64に植立されかつ同様に磁気テープ109を引き出す
ためのテープガイド、66〜70は回動レバー62を回
動させるためのギア群で、各ギアはサブ基板59上に回
転可能に軸支されかつ隣り同志が係合して保持されてい
る。71はサブ基板59上に回転可能に軸支されかつギ
ア70に係合して保持されているギア、72はギア71
に対して係合が行われたり行われなかったりできるよう
にされた可動ギア、73は可動ギア72と一体となった
プーリ、74および75は両者一体となったプーリ、7
6および77はベルト、78は可動ギア、94は可動ギ
ア78と一体となったプーリ(図4参照)、79は可動
ギア78が係合したときに駆動されかつサブ基板59上
に回転可能に軸支されたギア、80はギア79と一体と
なったギア、81はギア80と係合しかつ軸方向に移動
可能なギア、82はギア81と一体とされかつ小型カセ
ット101の巻取りリール102を駆動するためのギ
ア、83は一体となったギア81および82を軸方向に
移動させるためのバネ板、84は一体となったギア72
とプーリ73および一体となったプーリ94とギア78
とを軸支しかつサブ基板59に植立された支軸88の回
りに回動可能とされた回動レバー、85は回動レバー6
4を回動させるためにサブ基板59上に軸支されたギ
ア、86は回動レバー84を回動させるために回動レバ
ー62の一端に設けられたカム、87は小型カセット1
01の巻取りリール102のロックを解除するためのピ
ン、88は回動レバー84を軸支すると同時に一体とな
ったプーリ74および75を軸支するためにサブ基板5
9に植立された支軸、89は回動レバー84に偏倚を与
えるためのバネ、90〜93は後述のガイドピン(図5
参照)が貫通するようにされたガイド穴である。
【0019】310はカセットホルダ25の下面に植立
されたガイドピン(図5参照)、302はカセットホル
ダ25に対してサブ基板59を離反する方向に押しやる
バネ、308は第1のリンク36とカセットホルダ25
の側面とにかけ渡されたバネ(図6参照)、309も同
様にカセットホルダ25のもう一方の側面側にかけ渡さ
れたバネ、310および311はカセットホルダ25の
一方の側面部および他方の側面部にそれぞれ配設されか
つそれぞれの支軸312および313にて回動可能にカ
セットホルダ25の両側面にそれぞれ支持された回動レ
バー、314および315は第1のリンク36および3
36をそれぞれ回動可能に支持しかつカセットホルダ2
5の一方の側面部および他方の側面部にそれぞれ設けら
れた支軸、316および317はガイド板27および2
8にそれぞれ支軸318および319にて回動可能に取
り付けられた回動レバー、320は回動レバー316と
ガイド板27との間にかけ渡された板バネ(図7参照)
である。
【0020】321および322は両者が一体に結合さ
れたギア(図8参照)、323および324は支軸32
7の回りに回動する回動レバー325の両端に回転自在
に取りつけられたギア、326は回動レバー325を引
張るためのバネ、337はギア322,323,53お
よび324に張り渡された歯付きベルト(図8参照)、
328は小型カセット101がカセットホルダ25の所
定の位置よりさらに奥に進入しないようにするためのス
トッパー(図9参照)、329および330は標準カセ
ット1がカセットホルダ25の所定の位置よりさらに奥
に進入しないようにするためのストッパー、334はピ
ン87がカセットホルダ25のハウジング底面から突出
するように設けられた穴、335はギア82およびバネ
板83がカセットホルダ25のハウジング底面から突出
するように設けられた穴、340はギア81および82
をサブ基板59からカセットホルダ25のハウジング側
へ押しやるためのバネ(図11参照)、341は巻取り
リール台18のフランジ部に設けられたギア(図10参
照)、342はギア81および82を軸支しかつサブ基
板59に植立されたピン(図10参照)、345はピン
87をサブ基板59からカセットホルダ25のハウジン
グ側へ押しやるためのバネ(図12参照)である。
【0021】350および351はカセット挿入口21
の左右に設けられた回動レバー(図13参照)、352
は第1の扉22が開かないように阻止するためのロッ
ク、353および354は小型カセット101をカセッ
トホルダ25のハウジングに挿入するときに案内役とな
るガイド、355は第1,第2の扉22,23の支軸、
356は回動レバー350に偏倚を付与するためのバネ
である。
【0022】次に動作について説明する。まず、標準カ
セット1を装填する場合について説明する。標準カセッ
ト1を図1に示す磁気記録再生装置10の挿入口21よ
り挿入するとき、まず標準カセット1の前面両端部の下
部が図1に示す回動レバー350および351に当接
し、標準カセット1を更に挿入していくとこれら回動レ
バー350および351が回動し、カセット挿入口21
の第1の扉22のロックが解除される。これを図13に
よりさらに詳しく説明すると、標準カセット1の挿入力
により回動レバー350および351がバネ356の引
張り力に抗して図の矢印の如く軸の回りに回動し、同時
にこの軸に固定されたロックレバー352およびガイド
353,354も回動する。ロックレバー352はカセ
ット挿入口21に設けられている第1の扉22に対する
ロックを解除する。なお、ここでは第2の扉23に対し
てはロック機構は設けていない。この状態から更に標準
カセット1を挿入すると、標準カセット1の前面部によ
り両扉22,23が支軸355を中心軸として押し開か
れる。更に標準カセット1を挿入するとカセットホルダ
25に入り込む。なお、このとき前述の如くガイド35
3および354も回動しているので、標準カセット1の
挿入の妨げとはならない。
【0023】次に、この標準カセット1は図2に示す回
動レバー310および311に当接して回動させ、リン
ク機構26,36を介してガイド板27および28を図
2に示すカセットホルダ25の上方に押し上げる。これ
により標準カセット1の挿入に対する妨げとはならな
い。この機構を図6によりさらに詳しく説明すると、回
動レバー310および311が標準カセット1の挿入に
より支軸312および313の回りに矢印方向に回動
し、第1のリンク36および336をバネ308および
309に抗して支軸314および315の回りに回動さ
せる。これら第1のリンク36および336は第2のリ
ンク26を図6の矢印の如く上方に押し上げるのでガイ
ド板27および28が上方に押し上げられる。このよう
にしてガイド板27および28は標準カセット1の挿入
の妨げとならない位置まで移動する。
【0024】次いで、標準カセット1による図9に示し
てあるバネ板83がカセットホルダ25のハウジング下
方に押し下げられ、ギア82が穴335より突出してい
る場合はこのバネ板83により押し下げられ、標準カセ
ット1の挿入の妨げとならない。この様子を図11に示
す断面図により説明すると、標準カセット1の進入にと
もなって、バネ板83が図11の実線で示す位置から矢
印の如く下方に押し下げられると、図11に示すように
カセットホルダ25の穴335より上方に突出している
ギア82がピン342に沿ってバネ340に抗して押し
下げられる。このようにしてバネ板83およびギア82
が図11の破線位置まで下方に下がって標準カセット1
の進入を可能ならしめる。ここで、ギア82はギア81
と一体とされており、図3,図4および図11に示すよ
うにサブ基板59上に配置されており、ピン342によ
り回転自在にまた上下移動自在に保持されている。ギア
82および81はバネ340により押し上げられてお
り、この状態ではギア82および81の中間部に設けら
れた凹所部にバネ板83の先端が入っているにも拘ら
ず、上記凹所部には接触しないように図11の如く配置
してあるので、バネ板83の先端部がギア82および8
1の回転時における負荷とはならない。
【0025】更に、標準カセット1を挿入すると、図9
に示すようにカセットホルダ25に設けられたストッパ
ー329および330に標準カセット1の前端部が突き
当り、それ以上の挿入は阻止される。
【0026】このようにして標準カセット1がストッパ
ー329および330の位置に来たとき、図2に示すカ
セットローディングギア47および48が図示しない駆
動ギアにより回転駆動され、駆動アーム49および50
がそれぞれガイドピン33および333をL字状のガイ
ド溝41および441に沿って移動させ、同時にガイド
ピン31,32,331および332もそれぞれガイド
溝39,40,439および440に沿って移動して標
準カセット1が図14(a)に示すような正規の装填位
置となるまでカセットホルダ25を移動させる。この移
動の過程のうちカセットホルダ25がカセットの挿入方
向に移動している間、カセットホルダ25の移動に伴っ
てサブ基板59上のギア66および85がラック45お
よび46により回転駆動され、図3または図4に示すテ
ープガイド63および65が移動し(これらの移動機構
については後述の小型カセット装填時の説明で行う)、
さらにラック板43および44を図示しない駆動機構に
よりカセットホルダ25のカセット挿入方向の移動と逆
方向(図2の矢印A)に移動させることにより、テープ
ガイド63および65が上記よりもさらに移動し、図4
に示す破線位置に到る。このようにして図9に示すよう
に標準カセット1の装着の妨げとならないようにカセッ
トホルダ25の両側の窪み部32および35に逃がされ
る。
【0027】またサブ基板59そのものも後述するカム
によりカセットホルダ25の下面に接近するように駆動
され、カセットホルダ25が上記した正規の装填位置に
到ったとき磁気記録再生装置本体上のリール台付近の各
種部品に接触しないようになされる(従って装置の薄形
化が可能となる)。このような状態においては、磁気記
録再生装置本体の巻取りリール台18および供給リール
台19がサブ基板59の穴60および61,カセットホ
ルダ25の穴56および57を貫通して、標準カセット
1内の巻取りリール2および供給リール3のハブに嵌合
する。なお、カセット装填途中で標準カセット1の開閉
蓋が開かれるが、その開閉の機構はここでは省略する。
【0028】以上のようにして標準カセット1が正規の
位置に装填されると、その後の磁気テープ9のローディ
ングや記録再生の動作については従来例において述べた
と同様であるのでその説明は省略する。
【0029】次に標準カセット1を取り出す場合は、磁
気テープ9をアンローディングして標準カセット1の中
に巻き込んだ後、図2のカセットローディングギア47
および48を前述のカセット装填時とは逆方向に回転さ
せて、ガイドピン33および333をL字状のガイド溝
41および441に沿わせて移動させる。このとき標準
カセット1の開閉蓋も図示しない開閉機構により再び閉
じられる。このようにしてカセットホルダ25が前記し
た正規の装填位置より離れて元の位置に戻される。
【0030】なお、このときカセット挿入口21の扉2
2および23はカセットローディングギア47および4
8の回転に応動して動作する図示しないレバー機構によ
り開くようになされている。この状態において標準カセ
ット1をカセットホルダ25から取り出すことができ、
図1に示すカセット挿入口21より標準カセット1を抜
き去ると扉22および23は再び閉じ、また回転レバー
350および351も元の位置に復帰して、ロックレバ
ー352が扉22をロックする。なお、当然のことなが
ら、このときカセットホルダ25に設けた回動レバー3
10,311およびこれらに関連するリンク類、バネ板
83など、標準カセット1の挿入時に、標準カセット1
によって変位を受けた各部材が元の位置に復帰する。ま
た、サブ基板59、テープガイド63,65なども上記
の逆の動作過程を経て元の位置に復帰する。
【0031】さて、次に小型カセット101を装填する
場合について述べる。小型カセット101を図1に示す
磁気記録再生装置10の挿入口21より挿入する場合、
小型カセット101の挿入部に相当する第2の扉23に
はロックがなく、また第1の扉22はロックされている
ので、第2の扉23の部分より小型カセット101が挿
入可能となる。この部分より小型カセット101を挿入
すると、小型カセット101の前面部により第2の扉2
3が開かれ、小型カセット101は図13に示すガイド
353および354によりカセット両側面が位置規制さ
れながらカセットホルダ25に進入する。カセットホル
ダ25内ではさらに、図2または図6に示すガイド板2
7および28によってカセット両側面が規制されながら
進入して行く。ガイド板27および28に沿わせて小型
カセット101を挿入していく過程で、小型カセット1
01の開閉蓋110は回動レバー316および317の
作用により開かれる。
【0032】これを図7により詳しく説明する。小型カ
セット101を図7のように挿入していくと、小型カセ
ット101の開閉蓋110が板バネ320により下方に
押されている回動レバー316に接触し始め、この回動
レバー316に設けた突起部により図7に示すように開
閉蓋110がその支軸の回りに矢印Pで示す回動力を受
けることにより開く。もう一方の回動レバー317も同
様の作用をする。さらに小型カセット101を挿入する
と、図9に示すストッパー328により小型カセット1
01の進入が阻止される。
【0033】このようにして小型カセット101がスト
ッパー328の位置まで挿入されたとき、図2〜図4に
示すサブ基板59がカセットホルダ25の下面に接近す
るように上方に移動するようになされる。これを図2,
図3,図5によって説明する。サブ基板59はカセット
ホルダ25の下方に図2の如く配置され、このサブ基板
59には図3に示すように貫通した穴90〜93が設け
られ、これらの穴90〜93にカセットホルダ25の下
面に植立された各ピン301が挿入され、サブ基板59
が保持される。これらのピン301にはバネ302が巻
かれ、サブ基板59をカセットホルダ25の下面より下
の方向に押し下げる方向に押圧する。例えば図5に示す
ようにサブ基板59の穴90に対してピン301が挿入
され、バネ302によりサブ基板59を下方に押し下げ
る。残りの穴91〜93に対しても同様の構造がとられ
ている。この状態においてカセットホルダ25の穴58
等に支持されたサブ基板59の移動ギア53および54
が回転駆動されると、これらギア53および54に直結
されたカム52および52が、サブ基板59の端面に接
しながらバネ302などに抗してサブ基板59を押し上
げる。このときギア66および85の歯はそれぞれ図2
に示すラック45および46に沿って上方に移動する。
サブ基板59の移動ギア53および54は、例えば図8
に示すようにギア53に歯付きベルト337を介して連
結された駆動ギア321および322を図示しないギア
で回転させることにより回転駆動される。
【0034】なお、既に述べたようにカセットホルダ2
5は、例えばガイドピン33がL字状のガイド溝41に
沿って動くことから判るようにL字状に移動する。この
ため支軸55とギア321,322の支軸との距離が変
化する。従って、歯付きベルト337がゆるまないよう
にするため図8に示すようにこのベルト337のゆるみ
に応じて動くギア323および324を設けてゆるみを
吸収する。すなわち、ギア323,324は回動レバー
325の両端部に設けられ、回動レバー325はバネ3
26により支軸327の回りに回動力を与えられて常に
歯付きベルト337にテンションを与えてゆるみを防止
する。
【0035】さて、このようにしてサブ基板59が上方
に押し上げられると、図3または図4に示すテープガイ
ド63および65がそれぞれ小型カセット101の切欠
部106および108に入り込む、この様子を図4に示
す。即ち、カセットホルダ25に上記の如く挿入された
小型カセット101は一点鎖線で示す仮想線図の位置に
あり、サブ基板59が上記の如く押し上げられると回動
レバー62および64の先端に植立されたテープガイド
63および65が図のように切欠部106および108
に入り込む。
【0036】このような状態において、標準カセット1
の挿入の場合について述べたと同様にして図2のカセッ
トローディングギア47および48を駆動してカセット
ホルダ25を移動させる。ここでカセットホルダ25が
カセット挿入方向に移動している時は、ギア66および
85がそれぞれラック板43および44上のラック45
および46の作用により回転力を受けて回転する。ギア
66の回転は順次ギア67〜70に伝達され、図3また
は図4で回動レバー62を時計方向に回転させる。また
ギア85の回転により回動レバー64を反時計方向に回
転させる。カセットホルダ25がカセット挿入方向の移
動の最終点に達したときは、回転レバー62および64
はそれぞれ図4に示す一点鎖線で示す仮想線図の位置に
移動している。このような回動レバー62および64の
動きにより図4に示すように小型カセット101内の磁
気テープ109(二点鎖線)はテープガイド63および
65により一点鎖線で示す位置まで引き出される。上記
最終点から更にカセットホルダ25はサブ基板59と共
に(ギア66および85の歯もそれぞれラック45およ
び46に沿って下方に移動)下方向に移動し、前記標準
カセット1の場合について述べたと同じく正規の装填位
置まで移動する。この状態においては、小型カセット1
01より引き出された磁気テープ109はあたかも標準
カセット1を装填した場合と同じ位置、即ち図4に示す
ように破線による仮想線図で示すように標準カセット1
を装填したときと等しくなる。
【0037】上記の如く小型カセット101より磁気テ
ープ109を引き出す際には、小型カセット101内の
巻取りリール102のフランジに付与されているブレー
キ(図示せず)を解除する必要があるので次のようにす
る。図3または図4に示すようにサブ基板59にピン8
7を設け、サブ基板59がカセットホルダ25に接近す
ると、このピン87がカセットホルダ25に設けた穴3
34(図9参照)を貫通して小型カセット101の下面
に設けてあるブレーキ解除用の穴(図示せず)に入り込
む。このようにして入り込んだピン87により巻取りリ
ール102のフランジのブレーキを解除する。このピン
87は図12に示すようにサブ基板59の穴に移動自在
に挿入されバネ345により上方に押し上げられてい
る。図12はサブ基板59がカセットホルダ25に接近
した場合を示しており、接近していない場合はピン87
はカセットホルダ25の穴334から突出しない。バネ
345が設けられている理由は、標準カセット1の装填
時に、サブ基板59がカセットホルダ25に接近したと
きピン87が標準カセット1の下面に突き当る(標準カ
セット1にはこの部分に穴が設けられていない)ので、
これを逃がすためのものである。なお、ピン87の下部
の凹みは、カセットホルダ25が正規の装填位置まで達
したとき磁気記録再生装置本体に設けた位置決めピン
(図示せず)が嵌合するためのものである。
【0038】このようにして小型カセット101が正規
の装填位置に装填されたときには、磁気記録再生装置本
体の供給リール台19はサブ基板59の穴61およびカ
セットホルダ25の穴57を貫通して、小型カセット1
01内の供給リール103のハブに嵌合する。一方磁気
記録再生装置本体の巻取りリール台18もサブ基板59
の穴60およびカセットホルダ25の穴56を貫通して
カセットホルダ25内に突出するが、この部分には小型
カセット101が存在しないので、小型カセット101
の巻取りリール102との結合は次のように行われる。
即ち、サブ基板59がカセットホルダ25の下面に接近
すると、サブ基板59上で上方向に押し上げられている
ギア82がカセットホルダ25の穴335を貫通してカ
セットホルダ25内に突出し、図10に示す如くギア8
2が小型カセット101の巻取りリール102のフラン
ジに設けたギア111に結合する。またギア82と直結
するギア81が磁気記録再生装置本体の巻取りリール台
18に直結したギア341が結合する。このようにして
巻取りリール台18と巻取りリール102との係合が行
われる。
【0039】このような状態においては、図3または図
4に示す回動レバー84は、支軸88の回りにバネ89
に抗して反時計方向に回動した位置にある。即ち回動レ
バー62が上記の如く図4に示す一点鎖線または破線の
位置に向けて回動する際、回動レバー62が一点鎖線の
位置に来る直前で回動レバー62の端部に設けたカム8
6が回動レバー84の一方の先端に接触することにより
回動レバー84を回転移動させる。このため回動レバー
84に保持されているギア72および78も一緒に移動
してそれぞれギア71および79から離反する。このよ
うにすることにより磁気記録再生装置本体の巻取りリー
ル台18を標準カセット1の装填の場合と同じように駆
動することによりギア81,82を介して小型カセット
101の巻取りリール102を駆動することが可能とな
る。なおギア79および80も常時駆動されることにな
るが、負荷として小さいので特に問題とならない。もち
ろんギア79および80も回動レバー84と共に移動さ
せる構造としてもよいことはいうまでもない。
【0040】以上のようにして小型カセット101を装
填すると、あたかも標準カセット1を装填したと同じよ
うになるので、標準カセット1の場合と同様にしてロー
ディングや記録再生などを行うことができる。
【0041】次に、小型カセット101を取り出す場合
について説明する。まず標準カセット1の場合と同様に
して磁気テープ109をアンローディングして磁気テー
プ109が図4の一点鎖線の位置に来るまで磁気記録再
生装置本体の巻取りリール台18または供給リール台1
9(または両者)を駆動して、小型カセット101内に
巻き込む。次にカセットローディングギア47および4
8をカセット装填時とは逆方向に回転させてガイドピン
33および333をL字状のガイド溝41および441
に沿わせて移動させると、カセットホルダ25はサブ基
板59と共に小型カセット101の装填時と逆方向に移
動して元の位置に戻される。この過程においてはサブ基
板59のギア66および85は、まずラック45および
46に沿ってサブ基板59と共に上昇し、次いでラック
45および46の作用でギア66および85が前記(カ
セット挿入時)と逆向きに回転させられる。これらの回
転により回動レバー62および64も図4の一点鎖線の
位置から元の位置に向けて回動し、実線で示す位置まで
戻される。
【0042】このとき磁気テープ109も小型カセット
101内に巻き取っていく必要があるが、次のようにし
て巻き取られる。すなわち回動レバー62が図4の一点
鎖線の位置よりわずかに元の位置に向けて回動するとカ
ム86が回動レバー84より離れていくので、回動レバ
ー84はバネ89の復元力により元の位置(図4に示
す)に復帰する。このためギア72はギア71に係合
し、ギア78はギア79に係合する。
【0043】従ってサブ基板59が元の位置に向けて上
記の如く移動するとき、ラック45の作用でギア66に
与えられた回転力は、ギア67→ギア68→ギア69→
ギア70→ギア71→ギア72→プーリ73→ベルト7
6→プーリ74→プーリ75→ベルト77→プーリ94
→ギア78→ギア79→ギア80→ギア81→ギア82
→巻取りリール102のフランジのギア111という経
路をもってギア111に伝達される。これにより、ギア
66および85が回転して回動レバー62および64が
元の位置に戻るにつれてギア111も回転し、磁気テー
プ109を巻取りリール102に巻き取っていく。この
ようにして磁気テープ109は図4の二点鎖線で示す元
の位置まで巻き取られる。
【0044】以上のような状態においてカム51および
52を前記の逆方向に駆動することによりサブ基板59
をバネ302などの復元力によりカセットホルダ25に
より下方向に遠ざけて元の位置に戻す。これによりテー
プガイド63および65は小型カセット101の切欠部
106および108の下方に移動して外部に出され、ま
たギア82も下方に移動してギア111から離れ、さら
にピン87も下方に移動して小型カセット101から離
れる。このとき、標準カセット1の場合について述べた
と同様にして扉23が図示しない機構により開かれ、小
型カセット101を取り出すことが出来、小型カセット
101を取り出す過程において図7に示す回動レバー3
16などの突起の作用で開閉蓋110が図7の矢印Qの
如く再び閉じる。即ち図7において小型カセット101
を引き抜いていくと、回動レバー316の突起部が開閉
蓋110の端に突き当り、破線で示す矢印Qの方向に開
閉蓋110を閉じる。小型カセット101をカセット挿
入口21より抜き去ると扉23は再び閉じる。このよう
にして各部は元の状態に復帰する。
【0045】以上述べた如くこの発明の磁気記録再生装
置によれば標準カセット1および小型カセット101の
いずれをも適用することができる。また当然のことなが
ら前記カセットアダプター201も適用できる。
【0046】上記実施例ではガイド板27および28が
上下方向に移動するものを示したが、ヒンジ機構により
カセットホルダ25の天面に取り付け、第2のリンク2
6の動きに応じてガイド板27,28がこの天面に垂直
になったりまたは平行になったりするように、即ち観音
開き状に回転移動するような構造としてもよい。
【0047】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば小型カ
セットまたは標準カセットのいずれをも選択的に装填で
きるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例による磁気記録再生装置を
示す外観正面図である。
【図2】図1のカセット装着部の構造を示す分解図であ
る。
【図3】サブ基板部の構造を示す図である。
【図4】図3の上面図である。
【図5】カセットホルダとサブ基板との結合の状態を示
す図である。
【図6】ガイド板を上下するための機構を示す図であ
る。
【図7】小型カセットの開閉蓋の開閉機構を示す図であ
る。
【図8】カムの駆動機構を示す図である。
【図9】カセットホルダとテープガイドとの関係を示す
図である。
【図10】巻取りリール台と巻取りリールがギアを介し
て結合された状態を示す図である。
【図11】巻取り用ギア部の構造を示す図である。
【図12】ロック解除用ピン部の構造を示す図である。
【図13】扉部及びガイド部の構造を示す図である。
【図14】従来の磁気記録再生装置の一例を示す図であ
る。
【図15】小型カセットを示す図である。
【図16】小型カセットとカセットアダプターを示す図
である。
【図17】カセットアダプターに収納された小型カセッ
トの状態を示す図である。
【符号の説明】
1 標準カセット 10 磁気記録再生装置 18 巻取りリール台 21 カセット挿入口 22 扉 23 扉 25 カセットホルダ 26 第2のリンク 36 第1のリンク 27 ガイド板 28 ガイド板 43 ラック板 44 ラック板 45 ラック 46 ラック 51 カム 52 カム 59 サブ基板 63 テープガイド 65 テープガイド 101 小型カセット 102 巻取りリール 109 磁気テープ 310 回動レバー 311 回動レバー 350 回動レバー 351 回動レバー 352 ロックレバー 353 ガイド 354 ガイド

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 カセットホルダに小型カセットまたは標
    準カセットのいずれかのカセットを選択的に装填して記
    録または再生する磁気記録再生装置において、 前記カセットホルダ部の標準カセットの有無を検知する
    回動レバーと、この回動レバーにより標準カセットを検
    知した時に前記回動レバーの動きに応じて移動するリン
    ク機構と、小型カセット挿入時に該小型カセットを案内
    し、上記リンク機構に連動して標準カセットの通過経路
    外の位置に移動するガイド板とを備えた磁気記録再生装
    置。
  2. 【請求項2】 ガイド板を標準カセットの通過経路の上
    面側に配置し、かつリンク機構をカセットホルダに回動
    支点を有する第1のリンクと、この第1のリンクの一部
    に回動支点を有してガイド板を標準カセットの上面側に
    移動させる第2のリンクとで構成したことを特徴とする
    請求項1の磁気記録再生装置。
  3. 【請求項3】 ガイド板を、小型カセットの少なくとも
    側面部に当接する位置に移動するようにしたことを特徴
    とする請求項1の磁気記録再生装置。
  4. 【請求項4】 ガイド板と共に移動しかつ小型カセット
    がガイド板に沿って移動中カセットの蓋の開動作又は閉
    動作を行わせるためのカセット蓋開閉用部材をガイド板
    の直近に備えたことを特徴とする請求項1の磁気記録再
    生装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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