JPH0764622A - ロボットの軌道補間装置 - Google Patents

ロボットの軌道補間装置

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JPH0764622A
JPH0764622A JP21123193A JP21123193A JPH0764622A JP H0764622 A JPH0764622 A JP H0764622A JP 21123193 A JP21123193 A JP 21123193A JP 21123193 A JP21123193 A JP 21123193A JP H0764622 A JPH0764622 A JP H0764622A
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JP21123193A
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Masahiro Ooto
雅裕 大音
Hisashi Kinoshita
久 木下
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Panasonic Holdings Corp
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 折れ線状の教示経路に対し、経路誤差が所定
の値以内となり、速度が滑らかに変化する目標軌道を生
成することで、大きな速度変化による衝撃を解消し、動
作時間を短縮すると共に、教示作業を簡易化する。 【構成】 連続する3点以上の教示点を直線で繋げるこ
とにより規定される折れ線状の目標経路1が与えられた
場合、許容経路誤差Dが0であれば教示点を端点とする
直線補間軌道を生成し、前記Dが0でなければ、折れ線
節点Bを内まわりし、経路誤差があらかじめ設定した許
容経路誤差の範囲内を通過し、直線との接続点M,Nの
内まわり開始および終了時には速度Vは高速に設定し、
曲率が最大となる内まわり部の頂点B’では、上限加速
度と曲率半径により決定する最大曲線移動速度まで減速
する様に設定する目標軌道MB’Nをクロソイド曲線を
用いて生成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は入力された教示点から目
標軌道を生成するロボットの軌道補間装置に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】与えられた教示点を繋ぐ直線に沿って補
間演算を行い折れ線状の目標軌道を生成すると、折れ線
の節点でロボットの先端の速度が大きく変化するためロ
ボットの先端が振動するという問題がある。
【0003】上記のような問題を回避するため、教示点
において一旦停止する目標軌道を生成する方法や、特開
平1−27443号公報や特開平4−111006号公
報に開示の技術のように折れ線の節点を経由せずに折れ
線を構成する2直線を滑らかな曲線で接続して、折れ線
の節点を内まわりする目標軌道を生成する方法が行われ
ている。また、特開昭64−1008号公報に開示の技
術においては、折れ線を構成する2直線を接続する滑ら
かな曲線として、クロソイド曲線を用いている。
【0004】ここで、クロソイド曲線とは、曲率半径ρ
と曲線の長さsが、(数1)に示すように、反比例する
曲線である。
【0005】
【数1】
【0006】曲線上に沿って移動する場合、距離0の地
点での曲率半径は無限大(曲率0)であるので、直線と
の接続が極めて滑らかに実現できる。ここで、Kは尺度
係数であり、クロソイド曲線のスケールを規定してい
る。
【0007】尺度係数を1とした場合のクロソイド曲線
は単位クロソイド曲線と呼ばれる。単位クロソイド曲線
は、(数2)と(数3)で示される、Fresnelの
積分関数において、(数2)をX軸、(数3)をY軸の
座標としたものである。
【0008】
【数2】
【0009】
【数3】
【0010】これらの積分は初等関数では表せないた
め、数値計算により求めることになる。ここでuは曲線
の線長に関する基本変数であり、曲線の長さsとuの間
には(数4)で示される関係が成立する。
【0011】
【数4】
【0012】基本クロソイド曲線を表すグラフが図6で
ある。図6中のφはクロソイド曲線の接線方向を示す角
度であり、基本変数uにより(数5)で表される。
【0013】
【数5】
【0014】2本の直線間をクロソイド曲線によって接
続する場合、上記の基本クロソイド曲線のX座標値、Y
座標値に尺度係数Kを乗じたものを用いる。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の技術に示し
た方法においては、教示点毎に停止する目標軌道で動作
させた場合、一定速度で動作させた場合の2倍の動作時
間がかかることとなる。
【0016】また折れ線の節点を内まわりする軌道を生
成する上記公報に開示の方法においては、教示点である
折れ線節点と実動作時のロボットの先端位置と間の経路
誤差が陽に設定できないため、内まわり時にロボットの
先端と作業対象や治具との間に接触や衝突が発生しない
ように、ロボットの先端と作業対象物や治具との距離を
必要以上に大きく取った直線経路を教示しなければなら
ず、動作時間が増大すると共に教示作業の簡易性が損な
われるという問題があった。
【0017】また2直線を接続する軌道として、クロソ
イド曲線を採用した方法は、ロボット先端が等速に制御
されることを前提としたものであり、折れ線節点での角
度が小さくなると、曲線上の移動速度全体を一律に下げ
る必要があり、空走動作等の等速制御の必要がない場合
のタクトタイム短縮には適していない。
【0018】本発明は上記従来の技術に発生する問題を
解決するものであり、折れ線節点を内まわりする際に
は、あらかじめ設定した許容経路誤差の範囲内を通過
し、直線との接続点の内まわり開始時には速度は高速に
設定し、内まわりの中点では低速まで滑らかに変化する
ような目標軌道を生成することで、動作時間を短縮し、
折れ線節点部での大きな速度変化を解消すると共に、作
業対象物や治具を回避する動作を教示する作業を簡易化
することができるロボットの軌道補間装置を提供するこ
とを目的とする。
【0019】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明のロボットの軌道補間装置は、あらかじめ入
力された教示点から目標軌道を生成する軌道補間装置で
あって、連続する3点以上の教示点を直線で繋げること
により規定される折れ線状の目標経路が与えられた場
合、移動命令と折れ線の節点に教示時に付加された許容
経路誤差の値により教示点間の補間演算方法を選択する
補間方法選択手段と、移動命令が円弧補間の場合に、折
れ線を構成する3点間を円弧で補間演算する、円弧補間
演算手段と、前記許容経路誤差が0であれば、前記節点
を端点とする直線軌道で目標軌道を生成する直線補間演
算手段と、前記許容経路誤差が0でなければ、折れ線を
構成する2本の直線と滑らかに接続する曲線軌道を、前
記許容誤差値をパラメータとするクロソイド曲線によっ
て生成するクロソイド曲線補間演算手段と、前記3つの
補間演算手段の何れかが出力する軌道を入力とし、単位
補間時間毎の関節角の移動量を出力する関節角演算手段
とで構成される。
【0020】また、ロボットの軌道補間装置におけるク
ロソイド曲線補間演算手段は、前記許容経路誤差の値よ
り、折れ線の節点とロボットの動作経路と間の経路誤差
が前記許容経路誤差の範囲内となるクロソイド曲線経路
を生成し、折れ線を構成する2本の直線と該曲線経路が
接続する点の座標を、自動的に設定することを特徴とす
る。
【0021】また、ロボットの軌道補間装置におけるク
ロソイド曲線補間演算手段は、クロソイド曲線経路上を
移動する際の速度を、直線との接続部であるクロソイド
曲線補間部の開始点と終了点での速度は、直線部の速度
との連続性を保つように高速に設定し、クロソイド曲線
経路上で曲率が最大となる点では上限加速度と最小曲率
半径により決定する許容曲線移動速度に設定し、その間
の区間は曲率半径と上限加速度にしたがって滑らかに減
速することを特徴とする。
【0022】
【作用】本発明のロボットの軌道補間装置によれば、連
続する3点以上の教示点を直線で繋げることにより規定
される折れ線状の目標経路が与えられた場合に、許容経
路誤差が0であれば教示点を端点とする直線補間軌道を
生成し、前記許容経路誤差が0でなければ、折れ線節点
を内まわりし、経路誤差があらかじめ設定した許容経路
誤差の範囲内を通過し、直線との接続点である内まわり
開始時には速度は高速に設定され、内まわりの中点では
低速まで滑らかに変化するような目標軌道をクロソイド
曲線を用いて生成することで、動作時間を短縮し、折れ
線節点部での大きな速度変化を解消すると共に、作業対
象物や治具を回避する動作を教示する作業を簡易化する
ことができる。
【0023】
【実施例】以下、本発明の一実施例として連続する3点
からなる教示点列データの先端位置を補間演算する方法
について、図面を参照しながら説明する。
【0024】図1は本発明の一実施例の構成を示してい
る。図1において軌道演算手段1は教示点列データPを
入力とし、軌道演算手段1の内部において教示点列デー
タPはまず補間方法選択手段11に入力され、教示点列
データPに記録されている移動命令と許容経路誤差の値
に従って、教示点間の補間演算の方法を選択する。選択
された補間演算の方法に従って直線補間演算手段12、
クロソイド曲線補間演算手段13、円弧補間演算手段1
4の何れかに教示点列データPが入力され、教示点列デ
ータ列Pに記録されている教示点の位置座標データから
教示点間を補間演算し、補間点データPnが関節角演算
手段15に出力される。関節角演算手段15では補間点
データPnから補間時間毎の関節角の移動量を計算し、
関節角データJとして外部に出力する。
【0025】次に実際の処理について説明していく。図
2は補間方法選択手段11の内部処理のフローチャート
である。
【0026】まず処理21において、入力された教示点
列データPに記録された移動命令の判断を行う。教示点
列データPに記録された教示点の1点目の移動命令が円
弧移動であれば、処理22において、教示点列データP
を円弧補間演算手段14に出力する。教示点列データP
に記録された教示点の1点目の移動命令が直線移動であ
れば、処理23において、2点目の教示点に付加された
許容経路誤差が0かどうかを判断する。前記許容経路誤
差が0であれば、処理24において、教示点列データP
を直線補間演算手段12へ出力する。前記許容経路誤差
が0でなければ、処理25において、教示点列データP
をクロソイド曲線補間演算手段13に出力する。
【0027】図3は放物線補間演算を3点A,B,Cで
規定される折れ線経路を、クロソイド曲線補間を用いて
補間した場合を示した図である。ここでは図3を用いて
クロソイド曲線補間演算方法について説明する。
【0028】今、許容経路誤差をDとする。動作経路誤
差の最大値がD以下となる曲線経路として、点Bより∠
ABCの2等分線の方向に距離Dだけ離れた点B’を通
過するクロソイド曲線経路を採用する。この場合、直線
経路との接続点であり、曲率が0となるクロソイド曲線
補間部の開始点と、曲率が最大となる内まわりの頂点
B’との間を一つのクロソイド曲線により接続し、点
B’からクロソイド曲線部の終了点との間は、クロソイ
ド曲線の前半部を∠ABCの2等分線に対して折り返す
ことで直線と接続する。
【0029】本来、点A,B,Cは作業座標系における
位置を示す3次元ベクトルで表される。しかし、ここで
は簡単のため、図4のように、3点A,B,Cを含む平
面上に、点Bを原点とし直線ABと平行な直線をX軸と
する座標系ΣABを設定し、ΣABでの補間演算を考える。
【0030】座標系ΣABにおいて、クロソイド曲線が通
るべき点B’の座標は、(数6)で表される。
【0031】
【数6】
【0032】点B’におけるクロソイド曲線の接線方向
を示す角度φmaxは図4より、(数7)となる。
【0033】
【数7】
【0034】ここで、θは直線BAと直線BCによって
構成される折れ角である。クロソイド曲線が点B’に到
達したとき、基本変数uは最大値umaxとなり、その値
は、(数7)および(数8)の条件より(数9)とな
る。
【0035】
【数8】
【0036】
【数9】
【0037】補間に用いるクロソイド曲線の尺度係数K
を(数6)、(数9)の関係より、計算する。u=uma
xの時のFresnelの積分関数は(数2),(数
3)の数値計算により求められる。次に、最初に設定し
た座標系ΣABにおける点B’のY座標と、(数3)と尺
度係数Kにより決定するY軸方向の高さに相当する値で
あるK・Sn(umax)が一致するように、尺度係数K
を(数10)と設定する。
【0038】
【数10】
【0039】尺度係数Kと経路誤差Dより、直線との接
続点であり、クロソイド曲線の曲率が0となる点Mと、
折れ線節点Bの間の距離Lは、(数11)で表される。
【0040】
【数11】
【0041】クロソイド曲線補間に使用できる最大距離
Laを(数12)で求める。
【0042】
【数12】
【0043】ここでmin(x,y)はx,yの値が小
さい方を選択する関数を表している。
【0044】次にLとLaの比較を行う。LがLaより
も小さければ点M,Nの位置を点Bから距離Lだけ離れ
た点として求める。LがLaよりも大きければ、(数1
3)の条件により経路誤差Dを(数14)で改変し、尺
度係数Kを(数15)で設定し、その後、点M,Nの位
置を求める。
【0045】
【数13】
【0046】
【数14】
【0047】
【数15】
【0048】次に、クロソイド曲線補間時の移動速度を
求める。クロソイド曲線の曲率半径ρは、補間開始点か
らの距離sと尺度係数Kにより(数16)で表される。
【0049】
【数16】
【0050】また一般に、曲率半径ρと移動速度V、お
よび求心加速度aの関係は、(数17)で表される。
【0051】
【数17】
【0052】そこで、(数16)と(数17)の関係よ
り、求心加速度aを最大値amaxとしたとき、クロソイ
ド曲線上を移動する際の移動速度Vと移動距離sの関係
は、(数18),(数19)で表されることになる。
【0053】
【数18】
【0054】
【数19】
【0055】ここで、クロソイド曲線と接続する直線軌
道上での移動速度をV1とする。(数18)より、クロ
ソイド曲線の始点(s=0)では無限大の速度まで許容
されることとなるが、接続点での速度を連続とするた
め、図5に示すように、(数18)をsについて解いた
(数20)より速度がV1となるクロソイド曲線上の距
離s1を求め、距離s1に到達するまでは速度V1で移動
し、距離s1の位置より(数18)に従って減速を行
う。点B’では、移動速度Vは、上限加速度と曲率半径
により決定する許容曲線移動速度となる。
【0056】
【数20】
【0057】クロソイド曲線の値を(数18)より求め
るために、基本変数であるuの値を移動距離sと尺度係
数Kより(数21)で求める。
【0058】
【数21】
【0059】(数18)より、移動距離sと移動時間t
の関係を求めると、(数22)の関係が得られる。
【0060】
【数22】
【0061】(数21)と(数22)より、単位補間時
間毎の基本変数uを求め、(数2),(数3)を数値計
算する。求めたCs(u),Sn(u)に(数23)に
示すように尺度係数Kを乗じ、補間点の位置(x,y)
を求める。
【0062】
【数23】
【0063】上述の演算処理は、図1内のクロソイド曲
線補間演算手段13において行われる。クロソイド曲線
補間演算手段13内部のフローチャートを示したものが
図14である。クロソイド曲線補間演算手段13に教示
点列データPが入力されると、まず処理41において、
各点の座標を作業座標系Σworkから補間座標系ΣABの表
現に変換する。次に処理42において、尺度係数Kを計
算する。求めた尺度係数Kより、節点Bとクロソイド曲
線との接続点である点M,Nの間の距離を、処理43に
おいて計算し、処理44においては最大距離Laを計算
する。処理45においてはLとLaを比較し、LがLa
より大きければ、(数13),(数14),(数15)
によりL,D,Kを再設定する。その後、処理47にお
いて、点M,Nの位置を点BよりL離れた点として設定
する。
【0064】次に処理48において、直線AM間の補間
点座標を速度V1での直線補間演算によって計算する。
処理49においては、点MB’間をクロソイド曲線で補
間する際の移動速度を計算し、クロソイド曲線の基本変
数uを単位補間時間毎に求める。求めた基本変数uに従
い、処理50において、(数2),(数3)の数値計算
により基本クロソイド曲線を求め、処理51において点
MB’間の、ΣAB上での補間軌道を計算する。点B’か
ら点Nまでのクロソイド曲線補間軌道は、処理52にお
いて、MB’間の軌道をθの2等分線に沿って折り返す
ことで求める。
【0065】処理53では直線NC間の補間点座標を速
度V1での直線補間演算により求め、処理54におい
て、求めた補間点の座標を補間座標系ΣABから作業座標
系Σworkに変換し、最後に、処理55において点Aから
点Cまでの補間点座標が順次補間点データPnとして関
節角演算手段15へと出力され、クロソイド曲線補間演
算手段13での処理は終了する。
【0066】関節角演算手段15より出力される関節角
データJにしたがって、ロボットの各関節角を制御する
と、折れ線上に教示された軌道に対して、その節点の内
側を極めて滑らかに内まわりする動作が実現されること
になる。
【0067】ここでは、本発明をある程度詳細にその最
も好ましい実施態様について説明したが、その好ましい
実施態様の説明は、構成の詳細な部分についての変形、
特許請求の範囲に記載された本発明の精神に反しない限
りでの種々な変形、あるいはそれらを組み合わせたもの
に変更することができることは明らかである。
【0068】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
のロボットの軌道補間装置によれば、連続する3点以上
の教示点を直線で繋げることにより規定される折れ線状
の目標経路が与えられた場合に、許容経路誤差が0であ
れば教示点を端点とする直線補間軌道を生成し、前記許
容経路誤差が0でなければ、折れ線節点を内まわりし、
経路誤差があらかじめ設定した許容経路誤差の範囲内を
通過し、直線との接続点である内まわり開始時には速度
は高速に設定し、内まわりの中点では低速まで滑らかに
速度変化させるような目標軌道を、クロソイド曲線を用
いて生成することで、動作時間を短縮し、折れ線節点部
での大きな速度変化を解消すると共に、作業対象物や治
具を回避する動作を教示する作業を簡易化することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例であるロボットの軌道補間装
置の内部構成図
【図2】同ロボットの軌道補間装置における補間装置選
択手段の内部処理を表すフローチャート
【図3】同ロボットの軌道補間装置におけるクロソイド
曲線補間演算の処理説明図
【図4】同ロボットの軌道補間装置におけるクロソイド
曲線補間演算手段の内部処理を表すフローチャート
【図5】同ロボットの軌道補間装置におけるクロソイド
曲線上を移動する際の速度変化を表した図
【図6】クロソイド曲線を表した図
【符号の説明】
1 軌道演算手段 11 補間方法選択手段 12 直線補間演算手段 13 クロソイド曲線補間演算手段 14 円弧補間演算手段 15 関節角演算手段 P 教示点列データ J 関節角データ A,B,C あらかじめ教示された点 B’ 内まわり部中点 M,N クロソイド曲線の開始点、終了点 D 許容経路誤差 L クロソイド曲線補間に要する直線AB上の距離 θ 折れ線の角度 pc 折れ線角θの2等分線 V1 直線との接続部の速度 Vmin 許容曲線移動速度
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G05B 19/416

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ロボットの制御装置において、あらかじ
    め入力された教示点から目標軌道を生成する軌道補間装
    置であって、連続する3点以上の教示点を直線で繋げる
    ことにより規定される折れ線状の目標経路が与えられた
    場合、移動命令と折れ線の節点に教示時に付加された許
    容経路誤差の値により教示点間の補間演算方法を選択す
    る補間方法選択手段と、移動命令が円弧補間の場合に、
    折れ線を構成する3点間を円弧で補間演算する、円弧補
    間演算手段と、前記許容経路誤差が0であれば、前記節
    点を端点とする直線軌道で目標軌道を生成する直線補間
    演算手段と、前記許容経路誤差が0でなければ、折れ線
    を構成する2本の直線と滑らかに接続する曲線軌道を、
    前記許容誤差値をパラメータとするクロソイド曲線によ
    って生成するクロソイド曲線補間演算手段と、前記3つ
    の補間演算手段の何れかが出力する軌道を入力とし、単
    位補間時間毎の関節角の移動量を出力する関節角演算手
    段とで構成されることを特徴とするロボットの軌道補間
    装置。
  2. 【請求項2】 クロソイド曲線補間演算手段は、前記許
    容経路誤差の値より、折れ線の節点とロボットの動作経
    路と間の経路誤差が前記許容経路誤差の範囲内となるク
    ロソイド曲線経路を生成し、折れ線を構成する2本の直
    線と該曲線経路が接続する点の座標を、自動的に設定す
    ることを特徴とする請求項1記載のロボットの軌道補間
    装置。
  3. 【請求項3】 クロソイド曲線補間演算手段は、クロソ
    イド曲線経路上を移動する際の速度を、直線との接続部
    であるクロソイド曲線補間部の開始点と終了点での速度
    は、直線部の速度との連続性を保つように高速に設定
    し、クロソイド曲線経路上で曲率が最大となる点では上
    限加速度と最小曲率半径により決定する許容曲線移動速
    度に設定し、その間の区間は曲率半径と上限加速度にし
    たがって滑らかに減速することを特徴とする請求項1記
    載のロボットの軌道補間装置。
JP21123193A 1993-08-26 1993-08-26 ロボットの軌道補間装置 Pending JPH0764622A (ja)

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