JPH0764165A - ズームレンズ付きカメラ - Google Patents

ズームレンズ付きカメラ

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Publication number
JPH0764165A
JPH0764165A JP5237194A JP23719493A JPH0764165A JP H0764165 A JPH0764165 A JP H0764165A JP 5237194 A JP5237194 A JP 5237194A JP 23719493 A JP23719493 A JP 23719493A JP H0764165 A JPH0764165 A JP H0764165A
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JP
Japan
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microcomputer
display
information
lens
exposure
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JP5237194A
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English (en)
Inventor
Toshifumi Osawa
敏文 大沢
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Original Assignee
Canon Inc
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Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
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  • Lens Barrels (AREA)
  • Indication In Cameras, And Counting Of Exposures (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 ズーム光学系を持つカメラでズーム時の撮影
レンズの焦点距離情報及び露光情報のガイド表示を確実
にかつコストアップすることなく表示可能とする。 【構成】 通常は露光量を調整するための変数に係る情
報をバーグラフ状に配列されたセグメントによって表示
する表示器7が、ズーム光学系駆動用モータ35の駆動
を指示する操作部材の回転に連動するエンコーダ32の
指示に従ってズーム光学系の駆動が行われている場合は
撮影レンズの焦点距離に係る情報を表示し、前記ズーム
光学系の駆動が行われていない場合は露光量等の情報設
定用ダイアル6及び露光補正値設定又はマニュアル時の
絞り値設定用のスイッチ8によって設定された露光量を
調整するための変数に係る情報を表示する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ズーム光学系の駆動手
段を備えたカメラの表示装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、撮影レンズの変倍光学系をその入
力手段からの情報に従ってモータ等のアクチュエータに
よって駆動する、いわゆるパワーズームレンズを備えた
カメラが知られている。このようなパワーズームレンズ
化はカメラからのコントロールによってズームポジショ
ンを変更する、いわゆるオートズームを可能にしたり、
ズームのための操作部材の工夫によりその操作部材の小
さなストロークの入力でも大きなズームポジションを変
更できたりするメリットを発揮しつつある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、このような
パワーズームレンズ化はそのズーム操作部材が押しボタ
ン的なものであれ、円環状のものであれ、旧来の手動ズ
ームのものとは異なり、ズームの端に行き当たっても操
作上の終端感がないことやズーム用に新たにアクチュエ
ータを搭載するなどの理由よりコストがアップしたり、
形状が大型化することがしばしばであり、こうしたデメ
リットを少しでも吸収するためにレンズ上のズーム目盛
りが省略されることもあり、ユーザーが使用する上で操
作感が悪く、不安を感じるものになってしまっている。
【0004】本発明は、前述従来例の問題点に鑑み、パ
ワーズームレンズ付きカメラのズーム操作が容易かつ確
実にガイドできる表示装置を持つズームレンズ付きカメ
ラを提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】前述の目的を達成するた
めに、本発明は撮影レンズの焦点距離を連続的に可変す
るための変倍光学系と、該変倍光学系を駆動する変倍光
学系駆動手段と、該変倍光学系駆動手段の駆動を指示す
るための第1の入力手段を備えたパワーズームレンズ付
きカメラであって、測光手段と、露光量を調整するため
の変数を入力するための第2の入力手段と、通常は露光
量を調整するための変数に係る情報を表示するバーグラ
フ状に配列されたセグメントによって構成される表示装
置を備え、該表示装置は前記第1の入力手段による指示
に従って該駆動手段による該変倍光学系の駆動が行われ
ている場合には撮影レンズの焦点距離に係る情報を表示
して、前記第1の入力手段による指示が無く該駆動手段
による該変倍光学系の駆動が行われていない場合には前
記第2の入力手段によって設定された露光量を調整する
ための変数に係る情報を表示するようにしたものであ
る。
【0006】また、該露光量を調整するための変数は露
出補正値であることが好ましい。また、該露光量を調整
するための変数に係る情報は、該測光手段が出力する測
光出力に基づいて演算された露光量調整値と前記第2の
入力手段にて設定された露光量調整値との偏差分を示す
情報であることが好ましい。
【0007】
【作用】以上の構成のズームレンズ付きカメラは、表示
装置によりズーム操作をする上でのガイド表示及び露光
量に関する情報が確実に表示できるので、カメラの撮影
操作が容易となる。
【0008】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図1ないし図6に
基づいて説明する。図1は本実施例のズームレンズ付き
カメラの上面図、図2はその作動のためのブロック回路
図、図3はその表示装置の表示状態を示す。図1におい
て、1はズーム光学系を有する撮影レンズ鏡筒で、ズー
ム光学系駆動手段の駆動を指示するための入力手段とし
ての操作部材2と手動ピント調整を行う手動調整部材3
とを備えている。4はカメラ本体で、その右側には、そ
の上面にシャッタボタン5とシャッタ速度及び絞り値な
ど各種の情報設定に使われる回転式ダイアル6と液晶パ
ネルから成る表示器7が設けられ、その背面には露出補
正値の設定又はマニュアル時の絞り値の設定に使用され
るスイッチ8が設けられている。さらに、カメラ本体4
は、その左側上面にはカメラの動作モードを選択するた
めのダイアル9が設けられ、その中央部上面にアクセサ
リーシュー10が、同じく背面にアイピース11がそれ
ぞれ設けられている。
【0009】次に、図2のブロック回路図において、2
1はカメラの全体制御を行うマイクロコンピュータ(以
下、「マイコン」という)、22は表示器7の表示制御
を行ったりスイッチ入力の検出を行う表示ドライバで、
入力信号のために回転式ダイアル6のスイッチ及びスイ
ッチ8が接続されており、この回転式ダイアル6は回転
されることにより90度位相の異なる2相パルスを出力
するエンコーダであるので2ビットの入力がある。23
は露出制御のために被写体輝度を測定する測光センサ、
24は2列のラインセンサから成りビットのずれ量を検
出するための測距センサ、25は測距センサ24の蓄積
制御と信号読み出しのインターフェイスを行うセンサド
ライバ、26はマイコン21がレンズに対して通信を行
う場合のインターフェイスを行うレンズインターフェイ
スである。また、前記シャッタボタン5にはその第1ス
トローク及び第2ストロークでそれぞれオンするスイッ
チ5a及び5bを有し、マイコン21に接続され、前記
ダイアル9は設定されたカメラの動作モードをマイコン
21に入力するように接続されている。
【0010】27a,27bはそれぞれシャッタの先幕
制御マグネット及び後幕制御マグネットで、それぞれマ
イコン21と接続するトランジスタTR1,TR2によ
って通電制御される。28aはフイルムの巻き上げ及び
巻き戻しを行うモータ、28bはシャッタのチャージや
ミラーのアップ・ダウンを行うモータで、それぞれのモ
ータはマイコン21と接続されるモータドライバ29
a,29bによって駆動される。
【0011】そして、マイコン21はシリアル通信によ
って表示ドライバ22,センサドライバ25,レンズイ
ンターフェイス26の各デバイスと情報のやり取りを行
う。信号SOはマイコン21より各デバイスへ対して出
力されるデータ信号、信号SIは各デバイスよりマイコ
ン21に対して入力されるデータ信号、信号SCLKは
マイコン21より各デバイスへ対して出力される同期ク
ロック信号である。また、信号SO、信号SI、信号S
CLKを使ってマイコン21が各デバイスと情報のやり
取りを行う場合に、表示ドライバ22と通信を行うには
チップセレクト信号CDDRを出力してこれを行い、セ
ンサドライバ25と通信を行うにはチップセレクト信号
CSDRを出力してこれを行い、レンズインターフェイ
ス26と通信を行うにはチップセレクト信号CLCMを
出力してこれを行うことになる。
【0012】マイコン21がシャッタの制御を行う場合
には、信号SMG1,SMG2をそれぞれ出力してトラ
ンジスタTR1,TR2を通電制御する。マイコン21
がフイルムの給送制御を行う場合には、信号M1F,M
1Rをモータドライバ29aに出力してモータ28aの
駆動を行う。マイコン21がシャッタのチャージやミラ
ーのアップ・ダウンを行う場合には、信号M2F,M2
Rをモータドライバ29bに出力してモータ28bの駆
動を行う。
【0013】前記レンズインターフェイス26からはレ
ンズ鏡筒1に接続される接点部が出ており、接点VLは
レンズ鏡筒1に与える電源ライン、接点DCLはカメラ
からレンズ鏡筒1に与えられる通信データライン、接点
LCKはカメラからレンズ鏡筒1に与えられる通信同期
クロックライン、接点CGNDはグランドラインであ
る。
【0014】前記センサドライバ25から測距センサ2
4に与えられる信号φ1,φ2は像信号の読み出し制御
用クロック、信号SHは像信号のホールド用信号、信号
CLRは測距センサ24のリセット用信号である。測距
センサ24からセンサドライバ25に出力される信号S
AGCは被写体輝度モニタ用の信号、信号OSは像信号
である。マイコン21よりセンサドライバ25に与えら
れる信号CKは像信号を読み出す場合に信号φ1,φ2
を生成するためのタイミングを与えるクロック信号、セ
ンサドライバ25よりマイコン21に入力される信号I
NTENDは蓄積終了を表わす信号、信号AOSは像信
号OSに対してセンサドライバ25内において所定のゲ
インをかけられた像信号である。
【0015】続いて、撮影レンズ鏡筒1内の電気回路構
成について説明する。31はレンズ鏡筒内のモータ制御
を行ったりレンズ固有の光学情報を記憶するマイコンで
ある。32は該マイコン31に接続されるスイッチ32
a,32bが図1に示した操作部材2を回転させること
により90度位相の異なる2相パルスを出力するエンコ
ーダであって、この入力パルス数に従ってズームの駆動
量が決定される。33はフォーカスレンズ駆動モータ
で、マイコン31からの信号LMF,LMRによって駆
動される。34はフォーカスレンズの駆動量を知るため
のエンコーダで、その出力信号SENCFがマイコン3
1に入力される。35はズームレンズ駆動用モータで、
信号ZMF,ZMRによって駆動される。36はズーム
レンズの駆動量を知るためのエンコーダで、その出力信
号SENCZがマイコン31に入力される。37は絞り
駆動用モータで、信号DMCTによって駆動される。
【0016】次に、図3は前記表示器7の表示形態を示
し、図3(a)においては説明のため全セグメントを示
し、グループ7aは主としてシャッタ速度を表示するた
めのもの、グループ7bは主として絞り値を表示するた
めのもの、グループ7cは露光レベルの表示並びにズー
ム情報をバーグラフ状に表示するためのものである。
【0017】以上の構成の本実施例におけるマイコン2
1の動作シーケンスを図4ないし図6のフローチャート
を用いて説明する。まず、不図示の電源スイッチがオン
してマイコン21が動作可能となると、マイコン21は
図4のステップ1より動作を開始する。ステップ1で
は、マイコン21は自身のポートやメモリ等の初期化を
行い、ステップ2に進む。ステップ2では、マイコン2
1はカメラの動作モードを選択するためのダイアル9に
よって設定されている動作モードをチェックする。動作
モードとしてはレリーズ禁止(L)、マニュアル露出モ
ード(M)、プログラム自動露出モード(P)の3種類
が選択可能であり、今はレリーズ禁止(L)が選択され
ているとするとステップ3へ進む。ステップ3では、レ
リーズ禁止(L)であるので、マイコン21は表示ドラ
イバ22と通信を行って表示器7の表示セグメントを全
て消灯させ、ステップ4へ進む。
【0018】ステップ4では、マイコン21はレンズイ
ンターフェイス26を経由してレンズ鏡筒内マイコン3
1と通信して操作部材2の操作に従ったズームレンズの
駆動を禁止させる。以後、プログラムはステップ2へと
戻り、前述したフローを繰り返す。よって、ダイアル9
によって設定されている動作モードがレリーズ禁止
(L)である限りカメラは何も動作しない。前述したフ
ローを繰り返すうちにダイアル9によって設定されてい
る動作モードがレリーズ禁止(L)以外のモードになる
と、ステップ2からステップ5へと進む。
【0019】ステップ5では、ダイアル9によって設定
されている動作モードがマニュアル露出モード(M)か
プログラム自動露出モード(P)かをチェックする。も
しも、マニュアル露出モード(M)であったとすると、
図5のステップ11へと進む。ステップ11では、マイ
コン21は表示ドライバ22に通信して露出補正値の設
定またはマニュアル時の絞り値の設定の際に使用される
スイッチ8がオンされているかどうかをチェックする。
スイッチ8がオフであると判断されると、ステップ12
へと進む。ステップ12では、マイコン21は表示ドラ
イバ22に通信してダイアル6による入力パルス数を読
み込み、ステップ13へと進む。
【0020】ステップ13では、ステップ12にて読み
込んだダイアル6による入力パルス数に従ってシャッタ
速度値を設定する。なお、電源投入がなされたばかりで
シャッタ速度値や絞り値等の制御定数が何も設定されて
いない場合にはステップ1において比較的よく使用され
るような値、例えばシャッタ速度値ならば1/125
秒、絞り値ならばF5.6といった値に初期設定されて
いるものとし、ステップ14へと進む。ステップ14で
は、マイコン21は表示ドライバ22に通信して設定さ
れているシャッタ速度値と絞り値の情報を送り、これを
表示器7のグループ7aとグループ7bによって表示さ
せる。なお、ステップ11にてスイッチ8がオンされて
いたとすると、ステップ15へと進む。
【0021】ステップ15では、マイコン21は表示ド
ライバ22に通信してダイアル6よる入力数を読み込
み、ステップ16へと進む。ステップ16では、ステッ
プ15にて読み込んだダイアルに6による入力パルス数
に従って絞り値の設定する。以下、ステップ14に進ん
で設定された絞り値が表示され、続いてステップ17に
進む。ステップ17では、マイコン21はレンズインタ
ーフェイス26を経由してレンズ鏡筒内マイコン31と
通信して、操作部材2の操作に従ったズームレンズの駆
動を許可させる。これで操作部材2の操作によってパワ
ーズームの操作が可能となり、ステップ18に進む。
【0022】ステップ18では、マイコン21はシャッ
タボタン5の第1ストロークスイッチ5aがオンされて
いるかどうかをチェックし、もしもオフであるとすると
ステップ19へと進む。ステップ19では、マイコン2
1はレンズインターフェイス26を経由してレンズ鏡筒
内マイコン31と通信して、操作部材2の操作に従った
ズームレンズの駆動が行われているかどうかをチェック
し、もしもズームレンズの駆動が行われていない場合に
はステップ20へと進む。ステップ20では、マイコン
21は表示ドライバ22に通信して表示器7のグループ
7cの表示を消灯させる。マニュアル露出モード(M)
においては、シャッタボタン5の第1ストロークスイッ
チ5aがオンされておらず、操作部材2の操作に従った
ズームレンズの駆動も行われていない場合にはグループ
7cの表示を行う必要がないためである。この後、フロ
ーは図4のステップ2へ戻り前記したステップを繰り返
す。前記したステップを繰り返すうちに操作部材2の操
作に従ったズームレンズの駆動が行われていることを検
知したとするとステップ19よりステップ21へと進
む。
【0023】ステップ21では、マイコン21はレンズ
インターフェイス26を経由してレンズ鏡筒内マイコン
31と通信して、操作部材2の操作に従ったズームレン
ズの駆動が行われていることによる撮影レンズの焦点距
離の変化に関する情報を入力してステップ22へ進む。
ステップ22では、マイコン21は表示ドライバ22に
通信してステップ21にて得られた撮影レンズの焦点距
離に対応した情報を送って表示器7のグループ7cにお
いてこれを表示する。図3(c)はその表示例を示し、
撮影レンズの焦点距離の絶対値でなくバーグラフ状に表
示している。これにより、撮影者はカメラの表示器7を
見ることにより撮影レンズの焦点距離がそのズームレン
ズのズーム域のどのあたりを現在駆動中であるかを視認
することができる。この後、フローは図4のステップ2
へ戻り、前記したステップを繰り返す。前記したステッ
プを繰り返すうちにシャッタボタン5の第1ストローク
スイッチ5aがオンされると、ステップ18にてこれを
検出してステップ23へと進む。
【0024】ステップ23では、マイコン21はセンサ
ドライバ25に制御信号を与えて測距センサ24の蓄積
制御を行って像信号を得て、これをもとに相関演算を行
って現在のピントのずれ量、いわゆるデフォーカス量を
求め、ステップ24へと進む。ステップ24では、マイ
コン21はステップ23にて得られたデフォーカス量を
レンズの駆動量に換算して、これをレンズインターフェ
イス26を経由してレンズ鏡筒内マイコン31に送信し
てレンズが合焦状態となるように指示し、ステップ25
へ進む。ステップ25では、マイコン21は露出表示の
ために被写体輝度を測定する測光センサ23の測光出力
を入力し、ステップ26へ進む。
【0025】ステップ26では、マイコン21はレンズ
インターフェイス26を経由してレンズ鏡筒内マイコン
31と通信して、操作部材2の操作に従ったズームレン
ズの駆動が行われているかどうかをチェックし、もしも
ズームレンズの駆動が行われていない場合にはステップ
27へと進む。ステップ27では、設定されているシャ
ッタ速度と絞り値とによる露光量とステップ25にて得
られた被写体輝度情報から求められる適性露光量とを比
較して、その偏差量を求め、ステップ28へと進む。ス
テップ28では、マイコン21はステップ27にて得ら
れた露光偏差量の情報を表示ドライバ22に送って表示
器7のグループ7cにおいてこれを表示させる。その表
示例を図3(b)に示す。これにより撮影者はカメラの
表示器7を見ることによりマニュアル設定されているシ
ャッタ速度値と絞り値とによる露光量がどの程度の露光
量となるかを視認することができ、ついでステップ29
へ進む。
【0026】ステップ29では、シャッタボタン5の第
2ストロークスイッチ5bがオンされているかどうかを
チェックし、オンされていないとするとフローは図4の
ステップ2へ戻り、前述したステップを繰り返す。もし
もステップ26にて操作部材2の操作に従ったズームレ
ンズの駆動が行われていると判断された場合にはステッ
プ30へ進む。ステップ30では、マイコン21はレン
ズインターフェイス26を経由してレンズ鏡筒内マイコ
ン31と通信して、操作部材2の操作に従ったズームレ
ンズの駆動が行われていることによる撮影レンズの焦点
距離の変化に関する情報を入力し、ステップ31へ進
む。ステップ31では、マイコン21は表示ドライバ2
2に通信してステップ30にて得られた撮影レンズの焦
点距離に対応した情報を送って表示器7のグループ7c
においてこれを表示させる。その表示例はステップ22
の場合と同様に図3(c)に示すようになる。これによ
り撮影者はカメラの表示器7を見ることにより撮影レン
ズの焦点距離がそのズームレンズのズーム域のどのあた
りを現在駆動中であるかを視認することができ、ステッ
プ29へ進んで前述したフローを繰り返す。
【0027】以上がマニュアル露出モード(M)の動作
説明であり、続いてプログラム自動露出モード(P)の
動作説明をする。図4のステップ5にてダイアル9によ
って設定されている動作モードがプログラム自動露出モ
ード(P)であったと判断された場合にはフローは図6
のステップ41へと進む。ステップ41では、マイコン
21はレンズインターフェイス26を経由してレンズ鏡
筒内マイコン31と通信して、操作部材2の操作に従っ
たズームレンズの駆動を許可させる。これで操作部材2
の操作によってパワーズームの操作が可能となり、ステ
ップ42に進む。ステップ42では、マイコン21はシ
ャッタボタン5の第1ストロークスイッチ5aがオンさ
れているかどうかをチェックし、もしもオフであるとす
るとステップ43へと進む。
【0028】ステップ43では、マイコン21は表示ド
ライバ22に通信して表示器7のグループ7a,7bに
よる表示を消灯させ、ステップ44へ進む。ステップ4
4では、マイコン21は表示ドライバ22に通信して露
出補正値の設定又はマニュアル時の絞り値の設定の際に
使用されるスイッチ8がオンされているかどうかをチェ
ックし、スイッチ8がオフであると判断されるとステッ
プ45へと進む。ステップ45では、マイコン21はレ
ンズインターフェイス26を経由してレンズ鏡筒内マイ
コン31と通信して、操作部材2の操作に従ったズーム
レンズの駆動が行われているかどうかをチェックし、も
しもズームレンズの駆動が行われていない場合はステッ
プ46へと進む。
【0029】ステップ46では、マイコン21は表示ド
ライバ22に通信して設定されている露出補正値の情報
を送り、表示器7のグループ7cにおいてこれを表示さ
せる。なお、露出補正値についても電源投入がなされた
ばかりで何も設定されていない場合には、やはりステッ
プ1において比較的よく使用されるような値、例えば露
出補正値0という値に初期設定されているものとする。
フローは図4のステップ2へ戻り、前述したステップを
繰り返す。その後、露出補正値の設定又はマニュアル時
の絞り値の設定の際に使用されるスイッチ8がオンされ
たとすると、ステップ44にてこれが検出されてステッ
プ47へと進む。ステップ47では、マイコン21は表
示ドライバ22に通信してダイアル6による入力パルス
数を読み込み、ステップ48へと進む。
【0030】ステップ48では、ステップ47にて読み
込んだダイアル6による入力パルス数に従って露出補正
値の設定をする。以下、ステップ46に進んで設定され
た露出補正値が表示される。ステップ45にて操作部材
2の操作に従ったズームレンズの駆動が行われていると
判断された場合にはステップ49へと進む。ステップ4
9では、マイコン21はレンズインターフェイス26を
経由してレンズ鏡筒内マイコン31と通信して、操作部
材2の操作に従ったズームレンズの駆動が行われている
ことによる撮影レンズの焦点距離の変化に関する情報を
入力し、ステップ50へ進む。ステップ50では、マイ
コン21は表示ドライバ22に通信してステップ49に
て得られた撮影レンズの焦点距離に対応した情報を送っ
て表示器7のグループ7cにおいてこれを表示する。こ
れにより撮影者はカメラの表示器7を見ることにより撮
影レンズの焦点距離がそのズームレンズのズーム域のど
のあたりを現在駆動中であるかを視認することができ
る。図4のステップ2へ進んで前述したフローを繰り返
す。ステップ42にてシャッタボタン5の第1ストロー
クスイッチ5aがオンされていると判断されると、ステ
ップ51へと進む。
【0031】ステップ51では、マイコン21センサド
ライバ25に制御信号を与えて測距センサ24の蓄積制
御を行って像信号を得て、これをもとに相関演算を行っ
て現在のピントのずれ量、いわゆるデフォーカス量を求
め、ステップ52へ進む。ステップ52では、マイコン
21はステップ51にて得られたデフォーカス量をレン
ズの駆動量に換算して、これをレンズインターフェイス
26を経由してレンズ鏡筒内マイコン31に送信してレ
ンズが合焦状態となるように指示し、ステップ53へ進
む。ステップ53では、マイコン21は露出表示のため
に被写体輝度を測定する測光センサ23の測光出力を入
力し、ステップ54へ進む。
【0032】ステップ54では、ステップ53にて得ら
れた被写体輝度情報をもとに所定のプログラム線図に従
ってシャッタ速度値と絞り値とを演算し、ステップ55
へ進む。ステップ55では、マイコン21は表示ドライ
バ22に通信してステップ54にて演算されたシャッタ
速度値と絞り値の情報を送り、これを表示器7のグルー
プ7a,7bによって表示させ、ステップ56へと進
む。ステップ56では、マイコン21はレンズインター
フェイス26を経由してレンズ鏡筒内マイコン31と通
信して、操作部材2の操作に従ったズームレンズの駆動
が行われているかどうかをチェックし、もしもズームレ
ンズの駆動が行われていない場合はステップ57へと進
む。
【0033】ステップ57では、マイコン21は表示ド
ライバ22に通信して設定されている露出補正値の情報
を送り、表示器7のグループ7cにおいてこれを表示さ
せる。これによりやはり図3(b)に示すような表示形
態となり、ステップ58へ進む。ステップ58では、シ
ャッタボタン5の第2ストロークスイッチ5bがオンさ
れているかどうかをチェックし、オンされていないとす
るとフローは図4のステップ2へ戻り、前述したステッ
プを繰り返す。もしもステップ56にて操作部材2の操
作に従ったズームレンズの駆動が行われていると判断さ
れた場合にはステップ59へ進む。ステップ59では、
マイコン21はレンズインターフェイス26を経由して
レンズ鏡筒内マイコン31と通信して、操作部材2の操
作に従ったズームレンズの駆動が行われていることによ
る撮影レンズの焦点距離の変化に関する情報を入力し、
ステップ60へ進む。
【0034】ステップ60では、マイコン21は表示ド
ライバ22に通信してステップ59にて得られた撮影レ
ンズの焦点距離に対応した情報を送って表示器7のグル
ープ7cにおいてこれを表示させる。その表示例はステ
ップ22の場合と同様に図3(c)に示すようになる。
これにより撮影者はカメラの表示器7を見ることにより
撮影レンズの焦点距離がそのズームレンズのズーム域の
どのあたりを現在駆動中であるかを視認することがで
き、ステップ58へ進んで前述したフローを繰り返す。
以上がプログラム自動露出モード(P)が設定されてい
る場合の動作である。
【0035】最後に図5のステップ29又は図6のステ
ップ58にてシャッタボタン5の第2ストロークスイッ
チ5bがオンされていると判断された場合のその後のフ
ローについて説明する。この場合は図4に戻ってステッ
プ71に進む。ステップ71では、マイコン21は信号
M2F,M2Rを出力してモータ29bの駆動を行いミ
ラーのアップ動作を行い、ステップ72へ進む。ステッ
プ72では、マイコン21は信号SMG1を出力してト
ランジスタTR1により制御マグネット27aを通電制
御しシャッタの先幕を走行させ、これにより露光が開始
され、ステップ73へ進む。ステップ73では、マニュ
アル露出モード(M)ならばその設定されたシャッタ速
度、プログラム自動露出モード(P)ならばその演算さ
れたシャッタ速度に対応する露出時間のカウントを行
い、ステップ74へ進む。
【0036】ステップ74では、マイコン21は信号S
MG2を出力してトランジスタTR2を通して制御マグ
ネット27bを通電制御しシャッタの後幕を走行させ、
これにより露光が終了し、ステップ75へ進む。ステッ
プ75では、マイコン21は信号M2F,M2Rを出力
してモータ29bの駆動を行いミラーのダウン並びにシ
ャッタ等のメカニズムのチャージ動作を行い、ステップ
76へ進む。ステップ76では、マイコン21は信号M
1F,M1Rを出力してモータ29aの駆動を行いフイ
ルムの巻き上げ動作を行う。これで撮影のシーケンスは
完了してステップ2へと戻って前述したフローを再び繰
り返す。
【0037】図7は本発明の別の実施例のズームレンズ
付きカメラによる表示器の表示例を示す。なお、説明を
簡単にするために前述第1実施例と同一部分には同一符
号を付して説明する。操作部材2の操作に従ったズーム
レンズの駆動が行われていることによる撮影レンズの焦
点距離が変化していることを検出して、この情報を表示
ドライバ22に送って表示器7のグループ7cにおいて
表示される場合に、前述第1実施例では図3(c)に示
すように撮影レンズの焦点距離の絶対値は表示せずに撮
影レンズのとりうる焦点距離の範囲内のどのあたりに今
駆動されているかをグループ7cのバーグラフ的表示で
行っているのに対し、本実施例ではマイコン21とレン
ズ鏡筒内マイコン31との情報のやり取りのなかで撮影
レンズのワイド端の焦点距離、テレ端の焦点距離、現在
の焦点距離のそれぞれ絶対値が当然通信されていること
から、これらの焦点距離を表示器7に表示させることを
可能にしたものである。その他の構成については前述第
1実施例と同様である。
【0038】図7(a)の表示例では、で表示器7のグ
ループ7cの表示については前述第1実施の図3(c)
と同様の表示を行い、さらにグループ7aの表示につい
ては現在の焦点距離の絶対値を表示している。また、図
7(b)の表示例では表示器7のグループ7cの表示に
ついて撮影レンズのワイド端の焦点距離並びにテレ端の
焦点距離のそれぞれの絶対値をも表示できるように7セ
グメントの表示セグメントを設けたものである。
【0039】
【発明の効果】本発明は、以上説明したように撮影レン
ズの焦点距離を連続的に可変するための変倍光学系と、
該変倍光学系を駆動する変倍光学系駆動手段と、該変倍
光学系駆動手段の駆動を指示するための第1の入力手段
を備えたズームレンズ付きカメラであって、測光手段
と、露光量を調整するための変数を入力するための第2
の入力手段と、通常は露光量を調整するための変数に係
る情報を表示するバーグラフ状に配列されたセグメント
によって構成される表示装置を備え、該表示装置は前記
第1の入力手段による指示に従って該駆動手段による該
変倍光学系の駆動が行われている場合には撮影レンズの
焦点距離に係る情報を表示して、前記第1の入力手段に
よる指示が無く該駆動手段による該変倍光学系の駆動が
行われていない場合には前記第2の入力手段によって設
定された露光量を調整するための変数に係る情報を表示
することにより、ズーム操作をする上でのガイド表示が
確実にでき、その表示装置は通常は露光量に関する情報
も表示することを兼ねてもコストアップすることがな
い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る一実施例のズームレンズ付きカメ
ラの上面図である。
【図2】その作動のための電気回路図である。
【図3】その表示器の表示形態を示す表示図で、(a)
は全セグメントの表示形態、(b)及び(c)はそれぞ
れカメラ使用時の表示例を示す。
【図4】その動作を説明するフローチャートである。
【図5】同じくマニュアル露出モードにおけるフローチ
ャートである。
【図6】同じくプログラム自動露出モードにおけるフロ
ーチャートである。
【図7】本発明の他の実施例のズームレンズ付きカメラ
の表示器の表示図で、(a),(b)はそれぞれ別の表
示例を示す。
【符号の説明】
1・・ズーム光学系を持つ撮影レンズ鏡筒、2・・ズー
ム光学系駆動手段の駆動指示用の操作部材、4・・カメ
ラ本体、5・・シャッタボタン、6・・情報設定用ダイ
アル、7・・表示器、8・・露出補正値設定又はマニュ
アル時の絞り値設定用のスイッチ、9・・カメラの動作
モード選択用ダイアル、21・・マイクロコンピュータ
(マイコン)、22・・表示ドライバ、23・・測光セ
ンサ、24・・測距センサ、25・・センサドライバ、
31・・レンズ鏡筒内マイクロコンピュータ(マイコ
ン)、32・・エンコーダ、33・・フォーカスレンズ
駆動用モータ、35・・ズームレンズ駆動用モータ、3
6・・ズームエンコーダ。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 撮影レンズの焦点距離を連続的に可変す
    るための変倍光学系と、該変倍光学系を駆動する変倍光
    学系駆動手段と、該変倍光学系駆動手段の駆動を指示す
    るための第1の入力手段を備えたズームレンズ付きカメ
    ラにおいて、測光手段と、露光量を調整するための変数
    を入力するための第2の入力手段と、通常は露光量を調
    整するための変数に係る情報を表示するバーグラフ状に
    配列されたセグメントによって構成される表示装置を備
    え、該表示装置は前記第1の入力手段による指示に従っ
    て該駆動手段による該変倍光学系の駆動が行われている
    場合には撮影レンズの焦点距離に係る情報を表示して、
    前記第1の入力手段による指示が無く該駆動手段による
    該変倍光学系の駆動が行われていない場合には前記第2
    の入力手段によって設定された露光量を調整するための
    変数に係る情報を表示することを特徴とするズームレン
    ズ付きカメラ。
  2. 【請求項2】 該露光量を調整するための変数は露出補
    正値であることを特徴とする請求項1記載のズームレン
    ズ付きカメラ。
  3. 【請求項3】 該露光量を調整するための変数に係る情
    報は、該測光手段が出力する測光出力に基づいて演算さ
    れた露光量調整値と前記第2の入力手段にて設定された
    露光量調整値との偏差分を示す情報であることを特徴と
    する請求項1記載のズームレンズ付きカメラ。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2009050860A1 (ja) * 2007-10-15 2009-04-23 Panasonic Corporation カメラ本体および撮像装置

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