JPH07630B2 - 結晶状マルチト−ルの製造法及び装置 - Google Patents

結晶状マルチト−ルの製造法及び装置

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JPH07630B2
JPH07630B2 JP10873986A JP10873986A JPH07630B2 JP H07630 B2 JPH07630 B2 JP H07630B2 JP 10873986 A JP10873986 A JP 10873986A JP 10873986 A JP10873986 A JP 10873986A JP H07630 B2 JPH07630 B2 JP H07630B2
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maltitol
crystallization
tank
syrup
zone
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グーイ ピエール−アントワンヌ
ルル ジャン−ベルナール
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ロケツト フレ−ル エス.ア−.
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    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07HSUGARS; DERIVATIVES THEREOF; NUCLEOSIDES; NUCLEOTIDES; NUCLEIC ACIDS
    • C07H15/00Compounds containing hydrocarbon or substituted hydrocarbon radicals directly attached to hetero atoms of saccharide radicals
    • C07H15/02Acyclic radicals, not substituted by cyclic structures
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は結晶状のマルチトールの製造法と製造装置に関
するものである。
〔従来の技術〕
マルチトールに富んだシロツプを晶析用の種の役割をな
すマルチトールの結晶の存在下に冷却して結晶状マルチ
トールを製造することは既に知られている。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかしながらこの方法は完全には満足すべきものではな
い。
引続き益々厳しくなりつゝある改善要請、特に経済性の
改善に直面して、発明者らは、特に結晶析出装置単位体
積当りの晶析操作の生産性と云う観点から、実際面の各
種要請に応えしかも既存の方法に優る製造法と製造装置
の完成をはかるに至つた。
〔問題点を解決するための手段〕
その結果、発明者らは上記目的は以下の事項を特徴とす
る方法によつて達成されることを見出した。
即ち、 a)マルチトールのシロップと結晶からなる混合物を垂
直又は傾斜式の晶析ゾーンを上部から下部へ連続的にマ
ラクセーション(Malaxation,攪拌してペースト状の混
合物にすること、以下混和と記す)を受けさせながら移
動させる。晶析ゾーンには操作処理1時間当り0.2〜2
℃、望ましくは0.5〜2℃、更に望ましくは0.5〜1.2℃
に調節した下方へ向かつて温度が低下する温度勾配をつ
ける。
b)上記晶析ゾーンの上端部近くに重量で80%以上、望
ましくは88〜98%、更に望ましくは90〜95%に富化され
たマルチトールを含むマルチトールシロツプを供給す
る。この際シロツプ中の固形物の割合は重量で65%以
上、望ましくは70〜87%、更に望ましくは70〜85%であ
る。一方、晶析ゾーンの中間レベル(この位置は晶析ゾ
ーンの両端からゾーン全長の少くとも1/6、望ましくは1
/5、更に望ましくは1/3の長さを置いて設けられる)か
ら抜き出し循環して晶析させるマルチトールのシロップ
と結晶からなる混合物も晶析ゾーン上端部に供給する。
この際晶析のために循環される量は、容量で表わして晶
析ゾーンに供給されるマルチトールシロツプの量に対し
て10〜120%、望ましくは40〜110%、更に望ましくは80
〜100%である。
c)晶析ゾーンの下端近くからマルチトール結晶を多く
含んだ製品を連続的に取り出す。これからマルチトール
結晶が得られる。
上述の方法を実施するためには、本発明によると、本質
的に垂直又は傾斜軸を持つ結晶析出槽からなる装置を必
要とする。更に本装置は以下の事項を具備せねばならな
い: −マルチトールに富んだシロツプを晶析槽上部附近に供
給するシステム: 混和のシステムと晶析槽内及び晶析されるべきマルチト
ールのシロップと結晶からなる混合物内に上部から下部
に向かつて温度が低下する温度勾配をつける温度制御シ
ステム: −マルチトール結晶を多く含んだ製品を晶析槽下端近く
で連続的に抜き出すシステム。この製品よりマルチトー
ル結晶を回収する適当な手段: −晶析槽両端からの位置が晶析槽全長の少くとも1/6、
望ましくは1/5、更に望ましくは1/3の長さの中間レベル
のところで、晶出及び循環に附すべきマルチトールのシ
ロップと結晶からなる混合物の一部を取り出し、これを
晶析槽上端部附近に循環供給する手段: 本発明は又同時に好適に採用される他の特徴をも示して
いる。以下にそれをよりはつきりと議論する。その特徴
はいずれにしても次の追加説明と、好ましい具体例に係
わる添附した図面によつてよく理解できる。添附した1
枚の図が本発明による装置を具体的に示している。
従つて本発明によつて結晶状マルチトールを製造するに
当つては以下の如く或はそれと同等の方法で行う: 原料としてマルチトールに富んだクロマトグラフイ溶出
液から得られるマルチトールシロツプを用いる。その原
料シロツプ中の固形物含量は重量で65%以上好ましくは
凡そ70〜87%であり、その中のマルチトールはシロツプ
中の固形物に対する重量比率で少くとも80%、望ましく
は88〜98%、更に望ましくは90〜95%である。
このシロツプはマルチトール結晶及び結晶析出用核を実
質的に含まないことが望ましい。このシロツプを垂直又
は傾斜式晶析ゾーンに導入し、その上端部近くに位置す
る点から上から下へ連続的に移動させる。晶析ゾーン内
では結晶析出用種の役割をするマルチトール結晶の存在
下で混和と晶析ゾーンの上方から下方へかけて温度が低
下する温度勾配を受けさせる。
シロツプの温度は、晶析ゾーンに導入する時点で50〜90
℃、望ましくは55〜80℃、更に望ましくは60〜70℃の範
囲内の或温度にされ、あるいは維持される。
晶析ゾーン内では晶析を受けるマルチトールのシロップ
と結晶からなる混合物内につくられる温度勾配は、処理
時間1時間当り0.2〜2℃、好ましくは0.5〜1.2℃の温
度低下に相当する。この温度勾配は、上記の晶析ゾーン
の下端附近に位置する出口に於て、シロツプとはじめか
ら存在する結晶及び晶析現象によつて生成する結晶とか
らなる混合物の温度が40〜20℃、望ましくは30〜25℃の
範囲内になるように調節される。晶析を受けるマルチト
ールのシロップと結晶からなる混合物が晶析ゾーンの下
端に近づくにつれ、マルチトール結晶濃度が増加する。
晶析ゾーンの下端附近で晶析操作のパラメータ(操作に
影響を与える要因)を乱すことなく結晶に富んだマルチ
トールのシロップと結晶からなる混合物を連続的に取り
出して得ることが、本発明の方法、特に晶析ゾーンの両
端からゾーン全長の少なくとも1/6、望ましくは1/5、更
に望ましくは1/3の距離に位置した中間レベルでマルチ
トールのシロップと結晶からなる混合物の一部を抜出
し、これをゾーン上端近くのレベルに循環、再供給して
晶析させる方法によつて可能となる。この際もし操作に
乱れが生じると、この乱れが次の工程の液相から結晶を
分離する段階に影響を与えて、装置運転の中断を必要と
する可能性が起る。前記の抜き出し循環量の割合は、容
積比率で晶析ゾーンに供給するマルチトールシロツプの
量の10〜120%、好ましくは40〜110%、更に好ましくは
80〜100%である。
マルチトールシロツプの供給速度は、晶析ゾーン内で晶
析されるマルチトールのシロップと結晶からなる混合物
の一定組成分の平均滞留時間が40〜80時間、好ましくは
48〜65時間となるように選ばれる。この選ばれる滞留時
間値は、その層より成る手段の熱交換能力に依存し、こ
の能力の助けによつて、その層の内部にある晶析される
べきマルチトールのシロップと結晶からなる混合物に温
度の低減勾配が成立つのである。晶析されるマルチトー
ルのシロップと結晶からなる混合物の粘度は、マルチト
ール結晶の割合が大きくなるにつれ、即ち下方に向うに
つれて増加するため、ゾーン内のマルチトールのシロッ
プと結晶からなる混合物の移動を容易にするため駆動あ
るいは吸引手段を装備することが望ましい。
更に、晶析ゾーンでの混和の均質化の手段は、デツドゾ
ーンがないようにすることと共に晶析を受けるマルチト
ールのシロップと結晶からなる混合物と冷却装置間の熱
交換ができるだけ効率のよいように調整されねばならな
い。既に示したとおり、晶析ゾーンから取り出した、マ
ルチトール結晶濃度の高いマルチトールのシロップと結
晶からなる混合物からなる製品は、その粒径範囲が小部
分の微粒及び粗粒と大部分の中間サイズと云う特徴をも
つたマルチトール結晶からなつている。この粒径分布は
長い時間にわたって変らないので、結晶を含む液相から
これらの結晶を分離する次の処理工程が悪影響を受ける
ことはない。この分離工程は遠心濾過(draining)とで
きれば洗浄からなつており、これによつて大部分の液相
が回収される。液相はマルチトール濃度が当初のマルチ
トールシロツプの濃度より小さい母液となる。…この濃
度は普通は70〜96%に、より一般的には80〜90%に達す
る。…母液中には当初のマルチトールシロツプに含まれ
ていた不純物の殆んど全量が残る。集められた母液の一
部は循環される。以下第1図を用いて説明する。
本発明方法を実施するには、回転軸XYをもつシリンダー
型の単一槽1を使用することができる。軸XYは垂直の方
が有利であるが、傾斜式でもよい。
槽は次のものを具備している: −図面のパイプ2で表わされる槽上端レベルでのマルチ
トールシロツプ供給システム。
−混和と温度制御システム。
(これについては後に論ずる) −図面のパイプ3に示される槽の下端レベルでの連続取
り出しのシステム。
このシステムは晶析ゾーンの出口で得られるマルチトー
ル結晶に富んだマルチトールのシロップと結晶からなる
混合物を回収するのに採用されており、この取り出しシ
ステムは、図には示されていないが晶析させるマルチト
ールのシロップと結晶からなる混合物の槽中を移動させ
るのに役立つ吸引手段を持つことができる。
上述した混和と温度制御のシステムは次のもので構成す
るのが好都合である: −槽のXY軸に沿つた回転シヤフト5に等間隔で支持され
る一群の混和用アーム4 −混和用アーム4と交互に配列され、槽1の壁で支えら
れる冷却シート6 これらの冷却シート中には冷却液が流される。
本発明によれば槽は更に7に示される手段からなり次の
方法が採られる。
−槽の両端からの位置が槽の全長の少くとも1/6、好ま
しくは1/5、更に好ましくは1/3の距離の中間レベル8
で、晶析させるマルチトールのシロップと結晶からなる
混合物Mの一部を抜き出し、槽内を上から下へ移動させ
ること。
−槽の上端近くのレベル9にこの抜き出し部分を循環さ
せること。
熱交換能力、温度制御システム、混和手段の回転速度、
吸引手段(図に示されていない)の影響下に晶析を受け
るマルチトールのシロップと結晶からなる混合物の槽内
通過速度即ち槽内でのマルチトールのシロップと結晶か
らなる混合物の平均滞留時間などは、本発明による温度
勾配が晶析を受けるマルチトールのシロップと結晶から
なる混合物全体に亘つて形成されるように選ばれる。
実際には冷却液としては水が用いられ、槽の一定場所で
の冷却水と晶析を受けるマス間の平均温度差は2〜10℃
ぐらいであることを指摘しておこう。
実施例: a)本発明による装置として有効体積3m3の単一の円筒
形槽を用いた。この槽にマルチトールシロツプを50l/h
r.の速度で導入した。このシロツプは重量で92%のマル
チトール、残りの8%がソルビトール、マルトトリイト
ール及び水添されたオリゴサツカライドなどからなる固
形物質82.6%を含む。槽入口のシロツプの温度は凡そ65
℃である。同時に、槽の殆んど中央レベルから抜き出さ
れた晶析中のマルチトールのシロップと結晶からなる混
合物の一部が40l/hrの速度で循環される。
晶析を受けるマルチトールのシロップと結晶からなる混
合物の槽内平均通過時間は約60時間である。槽の下端か
ら取り出される結晶に富んだマルチトールのシロップと
結晶からなる混合物の温度は30℃近くで、従つて上から
下へ向かつて低下する温度勾配は1時間当り約0.6℃に
相当する。マルチトール結晶の分離、洗浄後に回収され
た母液中のマルチトール含量は、固形物に対して85%で
あり、全体100中の残りはソルビトール、マルトトリイ
トール及び水添されたオリゴサツカライドからなる。
晶析収率は次式によつて与えられる: こゝで A:供給シロツプのマルチトール濃度を表わし、本例では
92%、 H=母液の濃度を表わす。本例では結晶洗浄後で85%、 従つてγは46.7%である。
一日当りのマルチトール生産量は640Kgであり、これは
槽の単位m3当り、1日当り0.213tonの生産能力に相当す
る。
連続運転装置を中断せねばならぬような乱れは全くなか
つた。
遠心濾過、洗浄後に得られた結晶は優れた物理的、科学
的性質を示した。
これらの結晶は純度99%以上で、良好な流動係数を持
ち、その粒径分布は次の如くであつた。: −40ミクロンを超えるサイズの結晶 … 85% −250ミクロン未満のサイズの結晶 … 95% b)a)と同じ装置、同じ操作条件を用いて実施した。
但しシステムが平衡に達した後のある時間に、本発明の
範囲外のレベルから循環流体を抜き出した。そうすると
晶析操作パラメータの乱れが急速に認められ、数時間後
には遠心分離段階での分離がうまく行われないことがは
つきりした。その結果、装置の中断と、本発明による条
件下で再スタートする前に槽内に残つたマルチトールの
シロップと結晶からなる混合物の取出し除去が必要とな
つた。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の製造装置の概要を示す図である。 1……シリンダー型槽 2……供給システム 3……連続取出システム 4……混和用アーム 5……回転シヤフト 6……冷却シート、7……循環手段 8……中間レベル 9……上端近くのレベル M……マス

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】結晶状マルチトールの製造に当り次の事項
    を特徴とする製造法: a)マルチトールのシロップと結晶からなる混合物を垂
    直又は傾斜式の晶析ゾーンを上から下へ連続的に混和さ
    せながら移動させる。晶析ゾーンには下方へ全体に亘っ
    て温度が処理時間当り0.2〜2℃低下する温度勾配をつ
    ける。 b)上記晶析ゾーン上端部近くに、重量で80%を越える
    マルチトール濃度を持ち、固形物の割合が65%を越える
    とマルチトールシロップを供給する。一方、晶析ゾーン
    の両端からの位置が晶析ゾーン全長の少なくとも1/6の
    長さの距離にある中間レベルから抜出し循環して晶析さ
    せるマルチトールのシロップと結晶からなる混合物もゾ
    ーン上端部に供給する。この際循環量は、容量で表わし
    て、晶析ゾーンに供給されるマルチトールシロップの量
    に対して40〜110%である。 c)晶析ゾーンの下端近くから、マルチトール結晶を多
    く含んだ製品を連続的に取出しこれからマルチトール結
    晶を回収する。
  2. 【請求項2】全体に亘って低下する温度勾配が処理時間
    当り0.5〜2℃であることを特徴とする特許請求の範囲
    第1項記載の方法。
  3. 【請求項3】全体に亘って低下する温度勾配が晶析処理
    時間当り0.5〜1.2℃であることを特徴とする特許請求の
    範囲第1項記載の方法。
  4. 【請求項4】中間レベルの晶析ゾーンの両端からの位置
    が、晶析ゾーン全長の少なくとも1/5の長さの距離であ
    ることを特徴とする特許請求の範囲第1項ないし第3項
    のいずれか1つに記載の方法。
  5. 【請求項5】中間レベルの晶析ゾーンの両端からの位置
    が、晶析ゾーン全長の少なくとも1/3の長さの距離であ
    ることを特徴とする特許請求の範囲第1項ないし第3項
    のいずれか1つに記載の方法。
  6. 【請求項6】原料として使用されるシロップのマルチト
    ール濃度が重量で88〜98%であり、固形物の割合が重量
    で70〜87%であることを特徴とする特許請求の範囲第1
    項ないし第5項のいずれか1つに記載の方法。
  7. 【請求項7】原料として使用されるシロップのマルチト
    ール濃度が重量で90〜95%であり、固形物の割合が重量
    で70〜87%であることを特徴とする特許請求の範囲第1
    項ないし第5項のいずれか1つに記載の方法。
  8. 【請求項8】容積表示の循環量が晶析ゾーンに供給され
    るマルチトールシロップの容積に対して80〜100%であ
    ることを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の方法。
  9. 【請求項9】晶析ゾーンに導入時のマルチトールシロッ
    プの温度が50〜90℃であり、液の晶析ゾーンからの取り
    出しがゾーンの出口で行われ、その出口温度が40〜20℃
    であることを特徴とする特許請求の範囲第1項ないし第
    8項のいずれか1つに記載の方法。
  10. 【請求項10】晶析ゾーンに導入時のマルチトールシロ
    ップの温度が55〜80℃であり、液の晶析ゾーンからの取
    り出しがゾーンの出口で行われ、その出口温度が30〜25
    ℃であることを特徴とする特許請求の範囲第1項ないし
    第8項のいずれか1つに記載の方法。
  11. 【請求項11】晶析ゾーンに導入時のマルチトールシロ
    ップの温度が60〜70℃であり、液の晶析ゾーンからの取
    り出しがゾーンの出口で行われ、その出口温度が30〜25
    ℃であることを特徴とする特許請求の範囲第1項ないし
    第8項のいずれか1つに記載の方法。
  12. 【請求項12】結晶マルチトールの製造装置において、
    装置が垂直又は傾斜軸を有する円筒形の晶析槽から本質
    的に構成され、さらに以下の事項が具備していることを
    特徴とする装置。 a)晶析槽上端部近くに、マルチトールに富んだシロッ
    プを供給するシステムを具備すること。 b)混和のシステムを具備すること、及び槽内及び晶析
    させるマルチトールのシロップと結晶からなる混合物内
    で上方から下方へかけて温度が低下する温度勾配をつく
    るための温度制御システムを具備すること。 c)晶析槽の下端近くに、マルチトール結晶が高濃度に
    富化された製品で、この製品から結晶を回収するために
    適合するシステムに、適当な手段で誘導される製品を、
    連続的に取り出すシステムを具備すること。 d)晶析槽両端からの距離が槽全長の少なくとも1/6で
    ある槽中間レベルに於て、晶析させるマルチトールのシ
    ロップと結晶からなる混合物の一部を抜出し、このフラ
    クションを槽上端部に近いレベルにおいて槽内に循環す
    るために適合した手段を具備すること。
  13. 【請求項13】槽中間レベルが、晶析槽両端から槽全長
    の少なくとも1/5の距離にあることを特徴とする特許請
    求の範囲第12項記載の装置。
  14. 【請求項14】槽中間レベルが、晶析槽両端から槽全長
    の少なくとも1/3の距離にあることを特徴とする特許請
    求の範囲第12項記載の装置。
JP10873986A 1985-05-15 1986-05-14 結晶状マルチト−ルの製造法及び装置 Expired - Lifetime JPH07630B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
FR8507431A FR2581999B1 (fr) 1985-05-15 1985-05-15 Procede et installation de production de maltitol cristallise
FR8507431 1985-05-15

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS61268696A JPS61268696A (ja) 1986-11-28
JPH07630B2 true JPH07630B2 (ja) 1995-01-11

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ID=9319337

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10873986A Expired - Lifetime JPH07630B2 (ja) 1985-05-15 1986-05-14 結晶状マルチト−ルの製造法及び装置

Country Status (4)

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EP (1) EP0202165B1 (ja)
JP (1) JPH07630B2 (ja)
DE (1) DE3663143D1 (ja)
FR (1) FR2581999B1 (ja)

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FR2581999B1 (fr) 1988-08-12
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EP0202165B1 (fr) 1989-05-03
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