JPH0762853A - 作業用ゴンドラのスライド床手すり - Google Patents
作業用ゴンドラのスライド床手すりInfo
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- JPH0762853A JPH0762853A JP5210636A JP21063693A JPH0762853A JP H0762853 A JPH0762853 A JP H0762853A JP 5210636 A JP5210636 A JP 5210636A JP 21063693 A JP21063693 A JP 21063693A JP H0762853 A JPH0762853 A JP H0762853A
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- sliding
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 作業用ゴンドラのスライド床両側に付設し、
その摺動と同調して伸縮する手すりを衝撃や荷重がかか
るとそれ以上の伸長を防止する。 【構成】 作業用ゴンドラ１の作業床２の中央部と両端
部に三分割して並設したスライド床４，４ａ，４ｂの、
各スライド床突出側先端部両側にスライド床手すり支柱
６、両端部のスライド床と接する作業床の同様の場所に
作業床手すり支柱７を設け、支柱７，７と中央部のスラ
イド床４の支柱６，６に衝撃や荷重によりストッパーが
働くリール式平ベルト又はチェーン等９を適宜間隔で多
段に設け、それぞれ各平ベルト又はチェーン等９ａ先端
を掛けるフック１２を前記支柱に隣接するスライド床の
手すり支柱に設け、その引出し、巻取りをそのスライド
と同調させる。
その摺動と同調して伸縮する手すりを衝撃や荷重がかか
るとそれ以上の伸長を防止する。 【構成】 作業用ゴンドラ１の作業床２の中央部と両端
部に三分割して並設したスライド床４，４ａ，４ｂの、
各スライド床突出側先端部両側にスライド床手すり支柱
６、両端部のスライド床と接する作業床の同様の場所に
作業床手すり支柱７を設け、支柱７，７と中央部のスラ
イド床４の支柱６，６に衝撃や荷重によりストッパーが
働くリール式平ベルト又はチェーン等９を適宜間隔で多
段に設け、それぞれ各平ベルト又はチェーン等９ａ先端
を掛けるフック１２を前記支柱に隣接するスライド床の
手すり支柱に設け、その引出し、巻取りをそのスライド
と同調させる。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は航空機整備用、航空機或
いは建物外壁清掃用等に使用する作業用ゴンドラのスラ
イド床両側に設備し、スライド床の摺動と同調して伸縮
する作業用ゴンドラのスライド床手すりに関するもので
ある。
いは建物外壁清掃用等に使用する作業用ゴンドラのスラ
イド床両側に設備し、スライド床の摺動と同調して伸縮
する作業用ゴンドラのスライド床手すりに関するもので
ある。
【０００２】
【従来の技術】従来、この種作業用ゴンドラのスライド
床は航空機整備用、航空機或いは建物外壁清掃用等の作
業のとき、作業用ゴンドラのスライド床を摺動させるこ
とにより、外壁により接近して作業を行うことができ便
利である。
床は航空機整備用、航空機或いは建物外壁清掃用等の作
業のとき、作業用ゴンドラのスライド床を摺動させるこ
とにより、外壁により接近して作業を行うことができ便
利である。
【０００３】そしてこの種高所作業に用いる作業用ゴン
ドラには、法律により手すりを設置することが義務付け
られているが、スライド床が摺動移行するため、スライ
ド床両側に取付けるための適当な手すりがなく、手すり
が設備されていないのが現状である。
ドラには、法律により手すりを設置することが義務付け
られているが、スライド床が摺動移行するため、スライ
ド床両側に取付けるための適当な手すりがなく、手すり
が設備されていないのが現状である。
【０００４】それでスライド床の摺動移行に合せて、そ
の都度ロープ等をスライド床両側に張り、スライド床上
での作業を行う作業員の体を保護している。
の都度ロープ等をスライド床両側に張り、スライド床上
での作業を行う作業員の体を保護している。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】この種高所作業に用い
る作業用ゴンドラのスライド床両側には手すりが設けら
れていないため、スライド床の摺動移行に合せて、その
都度ロープ等をスライド床両側に張るから、その作業が
面倒で、その作業の際には手すりがなく、作業員の体を
保護するものがないため、作業に危険が伴うといった欠
点があった。
る作業用ゴンドラのスライド床両側には手すりが設けら
れていないため、スライド床の摺動移行に合せて、その
都度ロープ等をスライド床両側に張るから、その作業が
面倒で、その作業の際には手すりがなく、作業員の体を
保護するものがないため、作業に危険が伴うといった欠
点があった。
【０００６】またスライド床両側に張ったロープ等は伸
縮しないので、うっかりロープ等を張ったままスライド
床を摺動移行すると、ロープ等が引攣れて切断したり、
弛んだりする問題があった。
縮しないので、うっかりロープ等を張ったままスライド
床を摺動移行すると、ロープ等が引攣れて切断したり、
弛んだりする問題があった。
【０００７】本発明はスライド床の摺動移行に合せて、
その都度ロープ等をスライド床両側に張る必要がなく、
作業用ゴンドラのスライド床両側にスライド床の摺動と
同調して伸縮する手すりを設け、手すりに衝撃や荷重が
かかると前記手すりのそれ以上の伸長を防止する作業用
ゴンドラのスライド床手すりを提供することを目的とす
る。
その都度ロープ等をスライド床両側に張る必要がなく、
作業用ゴンドラのスライド床両側にスライド床の摺動と
同調して伸縮する手すりを設け、手すりに衝撃や荷重が
かかると前記手すりのそれ以上の伸長を防止する作業用
ゴンドラのスライド床手すりを提供することを目的とす
る。
【０００８】さらに詳しくは、平ベルト又はチェーン等
のスライド床手すりに作業員の体が当たり、衝撃や荷重
がかかると、手すりのそれ以上伸長を抑止し、作業員の
転落を防止する作業用ゴンドラのスライド床手すりを提
供することを目的とする。
のスライド床手すりに作業員の体が当たり、衝撃や荷重
がかかると、手すりのそれ以上伸長を抑止し、作業員の
転落を防止する作業用ゴンドラのスライド床手すりを提
供することを目的とする。
【０００９】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、本発明は航空機整備用、航空機或いは建物外壁清掃
用等に使用する作業用ゴンドラの作業床に独立して突
出、退行するように設けた単数又は複数のスライド床に
おいて、単数又は複数の各スライド床突出側先端部両側
にスライド床手すり支柱を設ける。
に、本発明は航空機整備用、航空機或いは建物外壁清掃
用等に使用する作業用ゴンドラの作業床に独立して突
出、退行するように設けた単数又は複数のスライド床に
おいて、単数又は複数の各スライド床突出側先端部両側
にスライド床手すり支柱を設ける。
【００１０】そしてスライド床と接する作業床のスライ
ド床突出側先端部に作業床手すり支柱を設ける。
ド床突出側先端部に作業床手すり支柱を設ける。
【００１１】また単数のスライド床の場合は作業床手す
り支柱に、複数のスライド床の場合には前記作業床手す
り支柱と、相互に隣接するスライド床のいずれかのスラ
イド床手すり支柱とに平ベルト又はチェーン等の手すり
に衝撃や荷重がかかるとストッパーが作動するリール式
平ベルト又はチェーン等を安全上必要な間隔で多段に設
ける。
り支柱に、複数のスライド床の場合には前記作業床手す
り支柱と、相互に隣接するスライド床のいずれかのスラ
イド床手すり支柱とに平ベルト又はチェーン等の手すり
に衝撃や荷重がかかるとストッパーが作動するリール式
平ベルト又はチェーン等を安全上必要な間隔で多段に設
ける。
【００１２】それからリール式平ベルト又はチェーン等
の各平ベルト又はチェーン等の先端を引っ掛けるフック
を、単数のスライド床の場合は前記リール式平ベルト又
はチェーン等を取付けた作業床手すり支柱或いは複数の
スライド床の場合は作業床手すり支柱と、相互に隣接す
るスライド床手すり支柱とに隣接する前記スライド床手
すり支柱に前記同様の間隔で多段に設ける。
の各平ベルト又はチェーン等の先端を引っ掛けるフック
を、単数のスライド床の場合は前記リール式平ベルト又
はチェーン等を取付けた作業床手すり支柱或いは複数の
スライド床の場合は作業床手すり支柱と、相互に隣接す
るスライド床手すり支柱とに隣接する前記スライド床手
すり支柱に前記同様の間隔で多段に設ける。
【００１３】次に前記各平ベルト又はチェーン等の先端
をフックに引っ掛けてリール式平ベルト又はチェーン等
の引出し、巻取りをスライド床の摺動移行と同調させ
る。
をフックに引っ掛けてリール式平ベルト又はチェーン等
の引出し、巻取りをスライド床の摺動移行と同調させ
る。
【００１４】
【作用】航空機整備用、航空機或いは建物外壁清掃用等
に使用する作業用ゴンドラ１の作業床２に独立して突
出、退行するようにした単数又は複数のスライド床にお
いて、各スライド床の突出側先端部両側に設けたスライ
ド床手すり支柱６，６と、単数のスライド床の場合はス
ライド床と接する作業床２のスライド床の突出側先端部
に設けた作業床手すり支柱７，７に、また複数のスライ
ド床の場合には前記作業床手すり支柱７，７と、相互に
隣接するスライド床のいずれかのスライド床手すり支柱
６，６とに手すりの平ベルト又はチェーン等９ａに衝撃
や荷重がかかるとストッパーが作動するリール式平ベル
ト又はチェーン等９を安全上必要な間隔で多段に固定す
る。
に使用する作業用ゴンドラ１の作業床２に独立して突
出、退行するようにした単数又は複数のスライド床にお
いて、各スライド床の突出側先端部両側に設けたスライ
ド床手すり支柱６，６と、単数のスライド床の場合はス
ライド床と接する作業床２のスライド床の突出側先端部
に設けた作業床手すり支柱７，７に、また複数のスライ
ド床の場合には前記作業床手すり支柱７，７と、相互に
隣接するスライド床のいずれかのスライド床手すり支柱
６，６とに手すりの平ベルト又はチェーン等９ａに衝撃
や荷重がかかるとストッパーが作動するリール式平ベル
ト又はチェーン等９を安全上必要な間隔で多段に固定す
る。
【００１５】そして前記リール式平ベルト又はチェーン
等９を取付けた作業床手すり支柱７，７とスライド床手
すり支柱６，６とに隣接するスライド床手すり支柱６，
６に設けたＵ字状フック１２に前記リール式平ベルト又
はチェーン等９の平ベルト又はチェーン等９ａの先端を
引っ掛ける。
等９を取付けた作業床手すり支柱７，７とスライド床手
すり支柱６，６とに隣接するスライド床手すり支柱６，
６に設けたＵ字状フック１２に前記リール式平ベルト又
はチェーン等９の平ベルト又はチェーン等９ａの先端を
引っ掛ける。
【００１６】だからスライド床の突出、退行による摺動
移行に伴ってリール式平ベルト又はチェーン等９又はそ
の平ベルト又はチェーン等９ａ先端がそれぞれ平ベルト
又はチェーン等９ａ先端或いはリール式平ベルト又はチ
ェーン等９に対して移動することになり、平ベルト又は
チェーン等の引出し、巻取りがスライド床の摺動移行と
同調する。
移行に伴ってリール式平ベルト又はチェーン等９又はそ
の平ベルト又はチェーン等９ａ先端がそれぞれ平ベルト
又はチェーン等９ａ先端或いはリール式平ベルト又はチ
ェーン等９に対して移動することになり、平ベルト又は
チェーン等の引出し、巻取りがスライド床の摺動移行と
同調する。
【００１７】そのことによりスライド床の摺動移行即ち
航空機、建物外壁の凹凸に沿って突出、退行するときに
も平ベルト又はチェーン等９ａが引き攣れたり、弛むこ
となく、常に手すりとして適正な位置に存在することに
なる。
航空機、建物外壁の凹凸に沿って突出、退行するときに
も平ベルト又はチェーン等９ａが引き攣れたり、弛むこ
となく、常に手すりとして適正な位置に存在することに
なる。
【００１８】そして作業員の体が平ベルト又はチェーン
等９ａに当たると、その衝撃や荷重がリール式平ベルト
又はチェーン等９に作用し、リールの引出し方向への回
転がストッパーにより抑止され、それ以上平ベルト又は
チェーン等９ａが引出されることなく、作業員の体が安
全に保護される。
等９ａに当たると、その衝撃や荷重がリール式平ベルト
又はチェーン等９に作用し、リールの引出し方向への回
転がストッパーにより抑止され、それ以上平ベルト又は
チェーン等９ａが引出されることなく、作業員の体が安
全に保護される。
【００１９】
【実施例】本発明の実施の一例を示した添付図面に基づ
いて詳細に説明する。
いて詳細に説明する。
【００２０】図１は作業用ゴンドラの全体を示したもの
で、図２は三分割したスライド床部の作業用ゴンドラよ
りの突出、退行状態を示したものである。
で、図２は三分割したスライド床部の作業用ゴンドラよ
りの突出、退行状態を示したものである。
【００２１】そして図３は三分割した両端部のスライド
床のスライド床手すり支柱と隣接する作業床の作業床手
すり支柱、中央部のスライド床のスライド床手すり支柱
へのリール式平ベルト又はチェーン等、Ｕ字状フックの
取付け状態を示したものである。
床のスライド床手すり支柱と隣接する作業床の作業床手
すり支柱、中央部のスライド床のスライド床手すり支柱
へのリール式平ベルト又はチェーン等、Ｕ字状フックの
取付け状態を示したものである。
【００２２】また図４は図３のスライド床手すり支柱、
作業床手すり支柱、リール式平ベルト又はチェーン等、
その平ベルト又はチェーン等及びフックのみを上方より
見たものである。
作業床手すり支柱、リール式平ベルト又はチェーン等、
その平ベルト又はチェーン等及びフックのみを上方より
見たものである。
【００２３】さらに図５は作業床手すり支柱へのリール
式平ベルト又はチェーン等取付け用ブラケットのもの
で、図６はスライド床手すり支柱へのリール式平ベルト
又はチェーン等取付け用ブラケットのものである。
式平ベルト又はチェーン等取付け用ブラケットのもの
で、図６はスライド床手すり支柱へのリール式平ベルト
又はチェーン等取付け用ブラケットのものである。
【００２４】１は航空機整備用又は航空機或いは建物外
壁清掃用等に使用する作業用ゴンドラで、縞鋼板製作業
床２上面の一箇所に伸縮自在のテレスコピックマスト３
を固定したものである。
壁清掃用等に使用する作業用ゴンドラで、縞鋼板製作業
床２上面の一箇所に伸縮自在のテレスコピックマスト３
を固定したものである。
【００２５】４，４ａ，４ｂは作業床２の一側方にそれ
ぞれ駆動減速モータ５によりスライドさせる中央部と両
端部とに三分割して並設した周知のスライド床で、それ
ぞれ独立して摺動突出又は退行が可能なものである。
ぞれ駆動減速モータ５によりスライドさせる中央部と両
端部とに三分割して並設した周知のスライド床で、それ
ぞれ独立して摺動突出又は退行が可能なものである。
【００２６】６，６はスライド床手すり支柱で、中央部
のスライド床４、両端部のスライド床４ａ，４ｂの突出
側先端部両側に樹立したものである。
のスライド床４、両端部のスライド床４ａ，４ｂの突出
側先端部両側に樹立したものである。
【００２７】７，７は作業床手すり支柱で、両端部のス
ライド床４ａ，４ｂに接する作業床２の前記スライド床
の突出側先端部両側位置に樹立したものである。
ライド床４ａ，４ｂに接する作業床２の前記スライド床
の突出側先端部両側位置に樹立したものである。
【００２８】８は固定手すりで、作業床２に摺動突出又
は退行自在に設備したスライド床の突出又は退行する側
の側端を除いて前記作業床２周囲の上面に設けたもので
ある。
は退行自在に設備したスライド床の突出又は退行する側
の側端を除いて前記作業床２周囲の上面に設けたもので
ある。
【００２９】９は巻き込まれた平ベルト又はチェーン等
に衝撃や荷重がかかるとラチェット等によるストッパー
が作動するリール式平ベルト又はチェーン等で、本実施
例においては周知の自動車用シートベルトリールを利用
したものである。
に衝撃や荷重がかかるとラチェット等によるストッパー
が作動するリール式平ベルト又はチェーン等で、本実施
例においては周知の自動車用シートベルトリールを利用
したものである。
【００３０】この場合、平ベルトの自動車用シートベル
ト９ａに衝撃や荷重がかかるとストッパーが作動し（図
示しないが、ラチェットが爪と噛合等し）、自動車用シ
ートベルトリール９でのそれ以上のシートベルト９ａの
引出しを防止する。
ト９ａに衝撃や荷重がかかるとストッパーが作動し（図
示しないが、ラチェットが爪と噛合等し）、自動車用シ
ートベルトリール９でのそれ以上のシートベルト９ａの
引出しを防止する。
【００３１】そして前記作業床手すり支柱７，７に安全
上必要な間隔で三箇所に、各スライド床４，４ａ，４ｂ
の突出側に付設したブラケット１０，１０，１０に、自
動車用シートベルトリール９を、ベルト９ａの引出し方
向が前記スライド床の突出方向と一致するようにそれぞ
れの取付け孔で固定したものである。
上必要な間隔で三箇所に、各スライド床４，４ａ，４ｂ
の突出側に付設したブラケット１０，１０，１０に、自
動車用シートベルトリール９を、ベルト９ａの引出し方
向が前記スライド床の突出方向と一致するようにそれぞ
れの取付け孔で固定したものである。
【００３２】また中央部スライド床４の突出側先端部両
側のスライド床手すり支柱６，６の互いに反対側に同様
の間隔で三箇所に上下逆方向のブラケット１１，１１，
１１を付設し、それに自動車用シートベルトリール９
を、ベルト９ａの引出し方向が前記スライド床の突出方
向と一致するようにそれぞれの取付け孔で固定したもの
である。
側のスライド床手すり支柱６，６の互いに反対側に同様
の間隔で三箇所に上下逆方向のブラケット１１，１１，
１１を付設し、それに自動車用シートベルトリール９
を、ベルト９ａの引出し方向が前記スライド床の突出方
向と一致するようにそれぞれの取付け孔で固定したもの
である。
【００３３】１２は自動車用シートベルト９ａ先端の輪
９ｂを掛けるＵ字状フックで、両端部のスライド床４
ａ，４ｂの突出側先端部両側のスライド床手すり支柱
６，６にそれぞれ互いに反対側に同様の間隔で三箇所に
溶接等で固定したものである。
９ｂを掛けるＵ字状フックで、両端部のスライド床４
ａ，４ｂの突出側先端部両側のスライド床手すり支柱
６，６にそれぞれ互いに反対側に同様の間隔で三箇所に
溶接等で固定したものである。
【００３４】１３はＵ字状フック１２の各スライド床手
すり支柱６の固定側に設けた前記シートベルト９ａがフ
ック１２からの抜出を防止するピンで、輪９ｂを掛ける
ときにはピン１３の弾力に抗して挿入し、抜出するとき
にはピン１３を開放方向に押さえて抜出する。
すり支柱６の固定側に設けた前記シートベルト９ａがフ
ック１２からの抜出を防止するピンで、輪９ｂを掛ける
ときにはピン１３の弾力に抗して挿入し、抜出するとき
にはピン１３を開放方向に押さえて抜出する。
【００３５】１４，１４は手すり用鎖で、各スライド床
４，４ａ，４ｂの突出側先端部両側のスライド床手すり
支柱６，６間に、上下部に取付け金具１４ａ，１４ａを
固定して装備したもので、各スライド床４，４ａ，４ｂ
の突出側先端よりの作業員の転落を防止するものであ
る。
４，４ａ，４ｂの突出側先端部両側のスライド床手すり
支柱６，６間に、上下部に取付け金具１４ａ，１４ａを
固定して装備したもので、各スライド床４，４ａ，４ｂ
の突出側先端よりの作業員の転落を防止するものであ
る。
【００３６】これを使用するに当たって、スライド床
４，４ａ，４ｂの全てを同時にスライドさせるときに
は、前記作業床手すり支柱７，７に設備した自動車用シ
ートベルトリール９の、それぞれの先端の輪９ｂを両端
部のスライド床４ａ，４ｂの突出側先端部両側のスライ
ド床手すり支柱６，６のＵ字状フック１２に掛けたシー
トベルト９ａがスライド床４ａ，４ｂのスライドと共に
引出され、スライド床４ａ，４ｂのそれぞれ側端の手す
りとして働く。
４，４ａ，４ｂの全てを同時にスライドさせるときに
は、前記作業床手すり支柱７，７に設備した自動車用シ
ートベルトリール９の、それぞれの先端の輪９ｂを両端
部のスライド床４ａ，４ｂの突出側先端部両側のスライ
ド床手すり支柱６，６のＵ字状フック１２に掛けたシー
トベルト９ａがスライド床４ａ，４ｂのスライドと共に
引出され、スライド床４ａ，４ｂのそれぞれ側端の手す
りとして働く。
【００３７】また両端部のスライド床４ａ，４ｂのいず
れか一方又は双方をスライドさせるときには、前記作業
床手すり支柱７，７或いは中央部のスライド床４の突出
側先端部両側のスライド床手すり支柱６，６に設備した
一方又は双方の自動車用シートベルトリール９のシート
ベルト９ａの先端の輪９ｂが両端部のスライド床４ａ，
４ｂのいずれか一方又は双方のスライドと共に引出さ
れ、スライド床４ａ，４ｂのいずれか一方又は双方の両
側の手すりとして働く。
れか一方又は双方をスライドさせるときには、前記作業
床手すり支柱７，７或いは中央部のスライド床４の突出
側先端部両側のスライド床手すり支柱６，６に設備した
一方又は双方の自動車用シートベルトリール９のシート
ベルト９ａの先端の輪９ｂが両端部のスライド床４ａ，
４ｂのいずれか一方又は双方のスライドと共に引出さ
れ、スライド床４ａ，４ｂのいずれか一方又は双方の両
側の手すりとして働く。
【００３８】さらに中央部のスライド床４のみをスライ
ドさせるときには、スライド床４の突出側先端部両側の
スライド床手すり支柱６，６に設備した自動車用シート
ベルトリール９のシートベルト９ａが、固定された両端
部のスライド床４ａ，４ｂの中央部のスライド床４に隣
接するスライド床手すり支柱６，６に設備したＵ字状フ
ック１２，１２により先端の輪９ｂを固定され、中央部
のスライド床４をスライドさせることにより、前記シー
トベルトリール９を移動させ、シートベルト９ａが引出
され、スライド床４の両側の手すりとして働く。
ドさせるときには、スライド床４の突出側先端部両側の
スライド床手すり支柱６，６に設備した自動車用シート
ベルトリール９のシートベルト９ａが、固定された両端
部のスライド床４ａ，４ｂの中央部のスライド床４に隣
接するスライド床手すり支柱６，６に設備したＵ字状フ
ック１２，１２により先端の輪９ｂを固定され、中央部
のスライド床４をスライドさせることにより、前記シー
トベルトリール９を移動させ、シートベルト９ａが引出
され、スライド床４の両側の手すりとして働く。
【００３９】
【発明の効果】本発明は以上のような構成を有するか
ら、伸縮するスライド床４，４ａ，４ｂの両側にも、そ
れぞれのスライド床の摺動移行と同調して手すりを引出
したり、巻取ったりすることができ、従来のようにスラ
イド床の摺動移行に合せて、その都度ロープ等をスライ
ド床両側に張る必要がないから、その面倒で危険な作業
が不要となる。
ら、伸縮するスライド床４，４ａ，４ｂの両側にも、そ
れぞれのスライド床の摺動移行と同調して手すりを引出
したり、巻取ったりすることができ、従来のようにスラ
イド床の摺動移行に合せて、その都度ロープ等をスライ
ド床両側に張る必要がないから、その面倒で危険な作業
が不要となる。
【００４０】またスライド床両側に張った平ベルト又は
チェーン等９ａはスライド床の摺動移行に合せて伸縮す
るので、平ベルト又はチェーン等９ａが引攣れて切断し
たり、弛んだりすることがなく、常に手すりとして最適
な位置にある。
チェーン等９ａはスライド床の摺動移行に合せて伸縮す
るので、平ベルト又はチェーン等９ａが引攣れて切断し
たり、弛んだりすることがなく、常に手すりとして最適
な位置にある。
【００４１】しかも手すりに衝撃や荷重がかかるとスト
ッパーが作動し、リール式平ベルト又はチェーン等９
の、それ以上の平ベルト又はチェーン等９ａの引出しを
防止するから、作業員の体がスライド床４，４ａ，４ｂ
上でふらついたりして平ベルト又はチェーン等９ａに当
接しても作業員の体を支え、転落を未然に防止し得るも
のである。
ッパーが作動し、リール式平ベルト又はチェーン等９
の、それ以上の平ベルト又はチェーン等９ａの引出しを
防止するから、作業員の体がスライド床４，４ａ，４ｂ
上でふらついたりして平ベルト又はチェーン等９ａに当
接しても作業員の体を支え、転落を未然に防止し得るも
のである。
【００４２】また本発明は周知の自動車用シートベルト
リール９を利用して、シートベルト９ａの引出し方向を
種々変えて使用することにより、これまで存在しなかっ
た作業用ゴンドラのスライド床手すりを安価に提供する
ことができる。
リール９を利用して、シートベルト９ａの引出し方向を
種々変えて使用することにより、これまで存在しなかっ
た作業用ゴンドラのスライド床手すりを安価に提供する
ことができる。
【図１】作業用ゴンドラの全体を示す要部平面図であ
る。
る。
【図２】スライド床部の作業用ゴンドラよりの突出、退
行状態を示す概略要部斜視図である。
行状態を示す概略要部斜視図である。
【図３】両端部のスライド床のスライド床手すり支柱と
隣接する作業床の作業床手すり支柱、中央部のスライド
床のスライド床手すり支柱へのリール式平ベルト又はチ
ェーン等、Ｕ字状フックの取付け状態を示した要部正面
図である。
隣接する作業床の作業床手すり支柱、中央部のスライド
床のスライド床手すり支柱へのリール式平ベルト又はチ
ェーン等、Ｕ字状フックの取付け状態を示した要部正面
図である。
【図４】図３のスライド床手すり支柱、作業床手すり支
柱、リール式平ベルト又はチェーン等、平ベルト又はチ
ェーン等及びフックのみの平面図である。
柱、リール式平ベルト又はチェーン等、平ベルト又はチ
ェーン等及びフックのみの平面図である。
【図５】作業床手すり支柱へのリール式平ベルト又はチ
ェーン等取付け用ブラケットの正面図である。
ェーン等取付け用ブラケットの正面図である。
【図６】スライド床手すり支柱へのリール式平ベルト又
はチェーン等取付け用ブラケットの側面図である。
はチェーン等取付け用ブラケットの側面図である。
１ 作業用ゴンドラ ２ 作業床 ３ テレスコピックマスト ４，４ａ，４ｂ スライド床 ５ 駆動減速モータ ６ スライド床手すり支柱 ７ 作業床手すり支柱 ８ 固定手すり ９ リール式平ベルト又はチェーン等（自動車用シート
ベルトリール） ９ａ 平ベルト又はチェーン等（自動車用シートベル
ト） ９ｂ 輪 １０，１１ ブラケット １２ Ｕ字状フック １３ ピン １４ 手すり用鎖
ベルトリール） ９ａ 平ベルト又はチェーン等（自動車用シートベル
ト） ９ｂ 輪 １０，１１ ブラケット １２ Ｕ字状フック １３ ピン １４ 手すり用鎖
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 ＦＩ 技術表示箇所 Ｅ０４Ｇ 1/36 Ｚ
Claims (1)
- 【請求項１】 航空機整備用、航空機或いは建物外壁清
掃用等に使用する作業用ゴンドラの作業床に独立して突
出、退行するようにした単数又は複数のスライド床にお
いて、単数又は複数の各スライド床突出側先端部両側に
スライド床手すり支柱を設け、スライド床と接する作業
床のスライド床突出側先端部両側に作業床手すり支柱を
設け、単数のスライド床の場合は作業床手すり支柱に、
複数のスライド床の場合には前記作業床手すり支柱と、
相互に隣接するスライド床のいずれかのスライド床手す
り支柱とに、平ベルト又はチェーン等の手すりに衝撃や
荷重がかかるとストッパーが作動するリール式平ベルト
又はチェーン等を安全上必要な間隔で多段に設け、リー
ル式平ベルト又はチェーン等の各平ベルト又はチェーン
等の先端を引っ掛けるフックを、前記リール式平ベルト
又はチェーン等を取付けた作業床手すり支柱、或いは作
業床手すり支柱とスライド床手すり支柱とに隣接するス
ライド床手すり支柱に前記同様の間隔で多段に設け、前
記各平ベルト又はチェーン等の先端をフックに引っ掛け
てリール式平ベルト又はチェーン等の引出し、巻取りを
スライド床の摺動移行と同調させたことを特徴とする作
業用ゴンドラのスライド床手すり。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5210636A JP2511238B2 (ja) | 1993-08-25 | 1993-08-25 | 作業用ゴンドラのスライド床手すり |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5210636A JP2511238B2 (ja) | 1993-08-25 | 1993-08-25 | 作業用ゴンドラのスライド床手すり |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0762853A true JPH0762853A (ja) | 1995-03-07 |
| JP2511238B2 JP2511238B2 (ja) | 1996-06-26 |
Family
ID=16592596
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5210636A Expired - Fee Related JP2511238B2 (ja) | 1993-08-25 | 1993-08-25 | 作業用ゴンドラのスライド床手すり |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2511238B2 (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2011226149A (ja) * | 2010-04-20 | 2011-11-10 | Alinco Inc | 可搬式作業台 |
| JP2015010430A (ja) * | 2013-07-01 | 2015-01-19 | 中国電力株式会社 | 幅木装置付き足場板 |
Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS542506A (en) * | 1977-06-08 | 1979-01-10 | Nippon Kokan Kk <Nkk> | Cold liquid underground tank wall-segment |
| JPS6026761A (ja) * | 1983-07-23 | 1985-02-09 | 日綜産業株式会社 | 伸縮自在な歩廊 |
| JPH0530090U (ja) * | 1991-09-24 | 1993-04-20 | 株式会社小松製作所 | 高所作業車の作業台 |
-
1993
- 1993-08-25 JP JP5210636A patent/JP2511238B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS542506A (en) * | 1977-06-08 | 1979-01-10 | Nippon Kokan Kk <Nkk> | Cold liquid underground tank wall-segment |
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| JP2015010430A (ja) * | 2013-07-01 | 2015-01-19 | 中国電力株式会社 | 幅木装置付き足場板 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2511238B2 (ja) | 1996-06-26 |
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