JPH0761933A - 赤血球変形能の低下防止剤及び赤血球変形能の低下防止用補助食品 - Google Patents

赤血球変形能の低下防止剤及び赤血球変形能の低下防止用補助食品

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JPH0761933A
JPH0761933A JP5210639A JP21063993A JPH0761933A JP H0761933 A JPH0761933 A JP H0761933A JP 5210639 A JP5210639 A JP 5210639A JP 21063993 A JP21063993 A JP 21063993A JP H0761933 A JPH0761933 A JP H0761933A
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JP
Japan
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deformability
preventing
jujube
red blood
blood cell
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JP5210639A
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English (en)
Inventor
Yutaka Hironaka
豊 弘中
Ayumi Yoshikawa
あゆみ 吉川
Takao Miura
孝夫 三浦
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Earth Corp
Original Assignee
Earth Chemical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 赤血球変形能の低下を防止し、これに起因す
る末梢の血管循環の不良を容易に改善することができ、
且つ簡便に摂取できる赤血球変形能の防止剤及び赤血球
変形能の低下防止用補助食品を提供できる。 【構成】 ナツメ及び/又はその抽出物を有効成分とす
ることを特徴とする赤血球変形能の防止剤及び赤血球変
形能の低下防止用補助食品。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、赤血球変形能の低下防
止剤及び赤血球変形能の低下防止用補助食品に関し、特
に喫煙によって引き起こされる赤血球変形能の低下、及
びそれに起因する末梢の血液循環の不良を改善する薬剤
及び補助食品として使用でき、特に喫煙習慣のある女性
の「冷え性」、「貧血」、「肩こり」、「頭痛」あるい
は「更年期障害」を予防・軽減させるための薬剤及び補
助食品として応用される。
【0002】
【従来の技術】全身に酸素を運搬している直径約7μm
の赤血球は、直径約3〜5μmの細い毛細血管の中を通
過するために、赤血球の円盤状の形を変える必要があ
る。この赤血球の形を変える能力を「赤血球変形能」と
いい、これは全身の微小循環の良否を決定する最も重要
な因子の1つである。この赤血球変形能が低下すると、
血液粘度の増加や末梢の血液循環不良を引き起こして血
栓を形成しやすくし、動脈硬化や心筋梗塞・脳卒中など
の大きな原因となっている。このような低下した赤血球
変形能を改善させることは、血管循環の不良によって発
症した各種の疾患を防止・治療する手段の1つとして有
益な方法である。実際に、脳血管障害患者を治療する医
薬品の中に、赤血球変形能を改善(促進)することによ
って局所脳血流量を増加させる薬剤が市販されている。
【0003】また、疾患でなくとも、健康に見える人々
の中にも、種々の原因で起こる血液循環不良による様々
な不定愁訴(「冷え症」、「肌荒れ」、「貧血」、「肩
こり」など)に悩まされている人々は多い。このような
人が上記赤血球変形能を低下させる因子の1つである喫
煙の習慣があると、更に一層様々な不定愁訴の発現がよ
り顕著となる。特に、女性については、月経によって毎
月出血するために鉄欠乏症の貧血に陥りやすく、また無
理なダイエットを行っている若い女性は貧血傾向にあ
る。更に、このような貧血に陥り易い女性が喫煙習慣を
獲得することによりその赤血球変形能が更に低下した場
合、貧血に赤血球変形能の低下が加わって末梢の血液循
環はより一層悪化する。このため、喫煙習慣のある女性
は、喫煙習慣のない女性に比較すると、血液循環不良に
よる様々な不定愁訴の発現がより顕著となる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、鉄剤な
どの貧血だけの治療剤では、喫煙習慣のある人(特に、
女性)の末梢血液循環不良は改善されない。何故なら、
鉄剤には赤血球変形能に対する作用は認められていない
からである。また、赤血球変形能を改善させる医薬品は
脳卒中等の重篤な症状を示す疾患だけに使用されてお
り、喫煙による赤血球変形能低下を防止するという予防
的な目的では使用されない。従って、いまだ病気までは
至っていないが、喫煙習慣によって低下する赤血球変形
能を改善することができるものとしてナツメが最適であ
ることが判明した。
【0005】本発明は、上記従来技術の問題点を解決す
ることにあり、詳しくは赤血球変形能の低下を防止し、
これに起因する末梢の血液循環の不良を容易に改善する
ことができ、且つ簡便に摂取できる赤血球変形能の低下
防止剤及び赤血球変形能の低下防止用補助食品を提供す
ることを目的としたものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の上記目的は、下
記構成により達成されることが見出された。 (1) ナツメ及び/又はその抽出物を有効成分とする
ことを特徴とする赤血球変形能の低下防止剤。 (2) ナツメ及び/又はその抽出物を有効成分とする
ことを特徴とする赤血球変形能の低下防止用補助食品。
【0007】ナツメは、従来、クロウメモドキ科の植物
で一般に言う「ナツメ」のことである。このナツメは、
食品や生薬製剤として知られており、漢方薬としての用
途としては緩和剤、鎮静剤、強壮剤、補血剤である。し
かしながら、そのナツメの薬効及び作用等は詳しくは知
られておらず、漠然とした用途のみでしか用いられてい
なかった。
【0008】それに対して、本発明は、該ナツメ及び/
又はその抽出物が赤血球変形能の低下を改善し、血液循
環の不良を改善する作用を有することを始めて見出した
ものである。従って、本発明によりナツメ及び/又はそ
の抽出物が赤血球変形能の低下を防止する効果を始めて
見出したことで、該ナツメ及び/又はその抽出物が血液
循環の不良が原因で発症した各種疾患及び不定愁訴の予
防に有効であることが明らかにされた。
【0009】更に、人が喫煙習慣を獲得した場合に引き
起こされる赤血球変形能の低下が原因の不定愁訴が、本
発明の赤血球変形能の低下防止剤及び赤血球変形能の低
下防止用補助食品により予防できる。更に、前述の如
く、元来血液循環が悪くなりやすく且つ喫煙習慣のある
人(特に、女性)の場合、赤血球変形能の低下が顕著に
なるが、本発明の場合はこれに、より効果的である。
【0010】本発明のナツメ及び/又はその抽出物は、
薬剤及び食品の両方で使用することができる。薬剤とし
て使用される場合は、本発明の薬剤は特に上記のような
疾患を防止するのに好適である。補助食品として使用さ
れる場合、本発明の補助食品は、本来食用果実であるナ
ツメを使用していることから、定期的且つ容易に摂取で
き、特に上記の疾患の予防に好適である。
【0011】更に、ナツメにはビタミンC、ビタミン
P、ミネラル、カルシウム等が豊富に含まれており、貧
血や栄養不良の人にとって最適の生薬である。従って、
喫煙等により引き起こされる体力低下を回復させる効果
もあり、赤血球変形能の低下防止効果とともに相乗的な
効果が期待できる。また、ナツメにはナトリウム吸収阻
害効果がある。これにより、ナツメ及び/又はその抽出
物を摂取することにより、上記ナツメの種々の効果に加
えて、日常の塩分取りすぎによって生じる各種の疾患の
発症を防止することができる。
【0012】本発明のナツメとしては、前記のとおりク
ロウメモドキ科の植物で一般に言う「ナツメ」であれば
良い。本発明に用いることのできるナツメの用部として
は、果実、種子等の赤血球変形防止効果のある成分を含
有する用部であれば、いずれの部分でもよいが、好まし
くは、果実である。抽出物を得るときにも前記と同様の
用部を用いることができる。また、特に生薬製剤の原料
として利用されるナツメである、乾ソウ、密ソウ、紅ソ
ウ(大紅ソウ、小紅ソウ)、黒ソウ(鳥ソウまたは燻ソ
ウ)および南ソウなどが例示でき、高価であるが薬局な
どで容易に入手できる。さらにこれらのナツメの果実等
をそのまま配合してもよいが、当該ナツメの乾燥物を粉
砕などの破砕処理したものを用いても良い。
【0013】本発明のナツメの抽出物としては、ナツメ
を水;エタノールなどの低級アルコール;大豆油、胡麻
油、オリーブ油などの植物油;肝油、ミンク油、鯨など
の動物油;などのように溶媒自体も経口的に摂取しても
体調を壊すことがない溶媒を1種または2種以上の混合
溶媒で抽出する方法、あるいは炭酸ガスなどのガスで抽
出する方法などによって得られるチンキ、抽出エキス、
精油または抽出液あるいはそれらの乾燥エキスなどが挙
げられる。さらに多段階抽出により分画された抽出物
(一般にいう「分画物」)、あるいは多段階抽出により
発生する残渣なども抽出物として挙げられる。またその
抽出に際しては、その成分が分解しない温度、例えば2
5〜130℃で、約30分〜48時間、溶媒に浸漬する
ことができる。さらに、常温で長時間浸漬すれば特別な
処理をすることなく抽出物が得られる。
【0014】本発明の防止剤は、ナツメおよび/または
ナツメの抽出物を有効成分として含有するものである
(以下、ナツメとナツメの抽出物を合わせて「ナツメな
ど」と記載する)。本発明の防止剤は、薬剤として使用
することができる。ナツメなどを投与するにあたって
は、固体あるいは液体の剤型が示せる。例えば、錠剤、
顆粒や液状のもの、さらには液状体をカプセルに封入す
ることができる。その際、必要により賦形剤やその他の
剤型を形成するのに使用されている添加剤を添加するこ
とができる。
【0015】本発明の防止剤の投与量は、通常、ナツメ
水性エキス(1300mlの水にナツメの果実150g
を加え、80℃で6時間抽出したもの)では一日に10
g〜30g(ナツメの果実として20〜60g)/1回
〜3回を適時服用或いは飲用する。タバコ、これに類し
たものを多量に摂取した場合には1回上記水性エキス2
0g以上を1日数回適時服用することで、有意に赤血球
変形能低下を防止できる。しかし、摂取したタバコ量、
体調などに応じて本発明の赤血球変形能低下防止剤の投
与量は適宜変えることができる。
【0016】本発明の補助食品は、これの飲料および/
または食品を総称するものであり、一般に言う健康食
品、栄養補助食品、機能性食品、病者用特別用途食品あ
るいは特定保健食品をも含み、これはナツメなどを食品
中に含有させて、食事に供することで作ることができ
る。前述のように、本来ナツメは食用の果実であること
から、食品と良く調和し、食品に含有させることができ
る。含有させる食品としては、どのような食品でもよい
が、ナツメ自体に甘みがあることからその味と調和でき
るものが好ましい。例えば菓子、デザート類、乳製飲料
およびドリンク剤などを挙げることができる。特に、毎
日定期的に摂取するようなものであることが好ましく、
例えば乳製飲料などが好ましい。この食品中のナツメな
どの含有量は、食品の摂取量からみて例えばタバコ及び
タバコ類似物摂取量に対応した必要量が投与されるよう
に設定するのが良く配合量は前記の防止剤と同様であ
る。
【0017】本発明の防止剤は、前記の補助食品と同様
に従来からの動物用食品あるいは動物用飲料に添加する
ことなどにより、赤血球変形能の低下を防ぐことができ
る動物用飲食物とすることができる。また、防止剤単
独、または当該防止剤に香料および/または調味料のみ
を添加した動物用のふりかけなども本発明の動物用飲食
物に含む。利用に際しては、本発明の動物用飲食物と、
摂取する動物によって他の動物用食品または飲料に混合
して利用でき、例えば人用の食物に当該動物用飲食物を
添加して動物用に利用することもできる。そして、動物
としては、犬、猫、ウサギ、ねずみ類(モルモット、ハ
ムスターなど)のペットに加えて馬および羊などの家畜
類も含む。なお本発明の動物用飲食物は、通常いわれて
いる餌、ドックフード、キャットフードなどのペットフ
ード類を含む意味で用いられており、かつ動物に与えら
れる液状の飲料も含むものである。
【0018】
【実施例】
(1)ナツメ水性エキスの抽出 ナツメとして小城製薬(株)より大棗を購入し、種子を
除いた果肉150gに対して800mlの蒸留水を加
え、水浴上で80℃、3時間温浸抽出した。その後濾過
し、残渣に再び500mlの蒸留水を加えてさらに水浴
上で80℃、3時間温浸抽出後に濾過した。そして、こ
の2回の濾液を合わせて凍結乾燥したものをナツメ水性
エキス(収率:52〜54%)として実験に使用した。
【0019】(2)ラットの間接喫煙 実験には、雄性ラット(SD系;8週齢)を使用した。
図1に、ラットに間接喫煙をさせる装置を示した。図1
の如く、W400×D740×H450mmのトラック
ボックス(市販)を2個をプラスチックのパイプで連結
した装置を作製した。
【0020】ラット1に間接喫煙をさせる方法として、
片方の箱Aにラットを入れ、もう片方の箱Bで紙巻き煙
草(マイルドセブン)2を一度に5本点火して5分間予
め燃焼させた後に、連結パイプ3を開放するとともに、
箱の中に置いたファン4で煙草の煙を強制的にラットの
いる箱Aに送った。そして、20分間放置して煙を循環
させた後に、箱の蓋を開けて急速に排煙し、ラット1を
飼育ケージに戻した。
【0021】このラット1の間接喫煙は、一日に2回
(午前9時と午後1時)行った。また、一週間に5日間
(月〜金曜日)連続して行い、土曜日と日曜日は行わな
かった。なお、間接喫煙を行った実日数はトータルで3
4日間であり、実験期間中に使用した煙草の本数は34
0本であった。
【0022】(3)各試料の投与 上記の大棗の水性エキス3gを蒸留水100mlに溶解し
た水溶液(3%大棗水溶液)を飲料水として自由に摂取
させた(摂水量から換算した水性エキスの投与量の目安
は、ラットの体重1kg当たりの量で、3g/kg〜6
g/kgである)。
【0023】上記の比較例として、喫煙させ、大棗の水
性エキスを溶解していない蒸留水を飲料水として自由に
摂取させたラットを作製した。なお、喫煙群に対する比
較例として、上記喫煙をさせていないラットに、大棗の
3%水溶液或いは蒸留水を同じ実験期間だけ自由に摂取
させた非喫煙群を設けた。下記に実験群と例数を示す。
【0024】喫煙群:蒸留水を飲料水として自由に摂
取(n=4) 喫煙群:大棗の3%水溶液を飲料水として自由に摂取
(n=4) 非喫煙群:蒸留水を飲料水として自由に摂取(n=
3) 非喫煙群:大棗の3%水溶液を飲料水として自由に摂
取(n=2)
【0025】(4)赤血球浮遊液の調製 上記間接喫煙を終了した翌日、エーテル麻酔下にラット
の腹大動脈からヘパリンを添加した注射筒を用いて採血
を行った。採取した血液の5mlを直ちに遠心分離
(3,000回転、5分間)した後に、血漿および白血
球、血小板などを除去した。そして、生理食塩水5ml
を加えて洗浄し再度遠心分離(3,000回転、5分
間)して赤血球成分を分離した。この赤血球成分に生理
食塩水を1:4の比率で混合し、20%ヘマトクリット
の赤血球浮遊液を調製した。
【0026】(5)赤血球変形能の測定 赤血球変形能の測定は、Reidらのfiltrati
on法を改変した山口の方法に従って行った。すなわ
ち、pore size 4.7μm、直径13mm、
pore数 4×105個/cm2 の赤血球変形能測定専
用Nuclepore microfilter(Nu
cropore Corp., Ca,USA)を使用
し、図2の様な測定装置を作製して赤血球変形能の測定
を行った。
【0027】まず、10mlシリンダー5に入れた生理食
塩水6を、三方コックを操作して、1mlシリンダー7の
方にいっぱいになるまで流入させる。次に、三方コック
を操作して、生理食塩水をフィルター8の方へ流れるよ
うにし、生理食塩水の液面がA点まで達した時からスト
ップウオッチで時間を測定し、B点まで達する時間をt
1 (sec)とする。生理食塩水がA点〜B点間を自然
落下する時間t1 が1.8〜2.2(sec)となるよ
うにフィルター8を選択した。もし、この時間の範囲内
にない場合には再度別のフィルターで検討する。続い
て、生理食塩水6の入ったシリンダーに代えて、赤血球
浮遊液の入ったシリンダーを三方コック9に差し込み、
前記と同様な操作で、赤血球浮遊液がA点からB点まで
自由落下する時間t2 を測定する。
【0028】そして、次の数1で示される式によって、
赤血球通過速度(Red CellFiltratio
n Rate;RFR、μl/sec)を計算した。
【0029】
【数1】
【0030】それらの結果を下記表−1に示した。測定
値はすべて平均±標準誤差で表し、統計学的分析にはu
npaired Student’s t−testを
用い、p<0.05を有意とした。
【0031】(6)結果 表−1の結果から、大棗を与えずに喫煙させた群は、他
の群に比べて、RFRが遅く、明らかに赤血球変形能が
低下していることが判る。この結果は、喫煙により赤血
球変形能が低下していることを示す。また、大棗を与え
た喫煙群では非喫煙群と同程度のRFRであることか
ら、喫煙による赤血球変形能の低下を招かずに、赤血球
変形能が喫煙しないものと同じレベルにまで改善されて
いることを示す。即ち、大棗は喫煙による赤血球変形能
の低下を有意に抑制した。 各群のRFRについての表−1 (平均±標準誤差) 試験群 RFR 喫煙群(蒸留水) 95.4±0.8μl/sec 喫煙群(大棗) 115.0±3.3μl/sec 非喫煙群(蒸留水) 111.9±5.2μl/sec 非喫煙群(大棗) 113.5±4.0μl/sec
【0032】
【発明の効果】本発明の赤血球変形能の低下防止剤及び
赤血球変形能の低下防止用補助食品により、赤血球変形
能の低下を防止し、これに起因する末梢の血液循環の不
良を改善することができ、血液循環の不良が原因の疾患
及び不定愁訴を予防することができる。本発明は、特に
喫煙による赤血球変形能の低下の防止に好適である。
【図面の簡単な説明】
【図1】ラットの間接喫煙装置を示す。
【図2】赤血球通過速度測定装置を示す。
【符号の説明】
1 ラット 2 煙草 3 連結パイプ 4 ファン 5 10mlシリンダー 6 生理食塩水又は赤血球浮遊液 7 1mlシリンダー 8 フィルター 9 三方コック A 箱 B 箱

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ナツメ及び/又はその抽出物を有効成分
    とすることを特徴とする赤血球変形能の低下防止剤。
  2. 【請求項2】 ナツメ及び/又はその抽出物を有効成分
    とすることを特徴とする赤血球変形能の低下防止用補助
    食品。
JP5210639A 1993-08-25 1993-08-25 赤血球変形能の低下防止剤及び赤血球変形能の低下防止用補助食品 Pending JPH0761933A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005008539A (ja) * 2003-06-17 2005-01-13 Fancl Corp マトリックスメタロプロテイナーゼ阻害剤
JP2011504885A (ja) * 2007-11-30 2011-02-17 戚 郁芬 棗の環状アデノシン一リン酸から調製された抗うつ薬

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