JPH0761707A - グリップフィーダ - Google Patents

グリップフィーダ

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Publication number
JPH0761707A
JPH0761707A JP20738893A JP20738893A JPH0761707A JP H0761707 A JPH0761707 A JP H0761707A JP 20738893 A JP20738893 A JP 20738893A JP 20738893 A JP20738893 A JP 20738893A JP H0761707 A JPH0761707 A JP H0761707A
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JP
Japan
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grip
moving body
continuum
moves
screw rod
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JP20738893A
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Inventor
Shigeo Morozumi
重雄 両角
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Shinko Electric Industries Co Ltd
Original Assignee
Shinko Electric Industries Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 効率良く連続体の搬送を行い得るグリップフ
ィーダを提供する。 【構成】 第1の螺竿10は、第1の雄ねじ部12を有
する。第2の螺竿14は、第1の螺竿10と同軸に連結
され、第1の雄ねじ部12と逆方向の第2の雄ねじ部1
6を有する。回転駆動手段18は、第1および第2の螺
竿10、14を一体に正逆方向へ選択的に回転させる。
第1の移動体20は、第1の螺竿10へ螺合され、第1
の螺竿10の回転に伴い移動する。第2の移動体22
は、第2の螺竿14へ螺合され、第2の螺竿14の回転
に伴い移動する。第1のグリップ24は、第1の移動体
20に設けられ、連続体26を把持、解放する。第2の
グリップ28は、第2の移動体22に設けられ、連続体
26を把持、解放する。第1のグリップ駆動手段30a
は、第1のグリップ24を駆動して連続体26を把持ま
たは解放させる。第2のグリップ駆動手段30bは、第
2のグリップ28を駆動して連続体26を把持または解
放させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はグリップフィーダに関
し、一層詳細には糸状または帯状の連続体を把持しつつ
所定方向へ搬送するグリップフィーダに関する。
【0002】
【従来の技術】従来のグリップフィーダについて図6と
共に説明する。100は固定グリップであり、エアシリ
ンダ102aを駆動すると、把持体104aが上下動
(矢印Z)し、把持体104aが上動すると、把持体1
04bとの間で連続体106を把持可能になっている。
一方、把持体104aが下動すると、連続体106は、
把持体104a、bから解放される。固定グリップ10
0は、その位置が固定されている。108は移動体であ
り、回転可能に架設されているボールネジ110へ螺合
されている。移動体108はボールネジ110上での回
転が不能になっており、ボールネジ110の回転に伴っ
て矢印Y方向へ移動可能になっている。
【0003】112は移動グリップであり、移動体10
8に設けられている。エアシリンダ102bを駆動する
と、把持体104cが上下動(矢印X)し、把持体10
4cが下動すると、把持体104dとの間で連続体10
6を把持可能になっている。一方、把持体104cが上
動すると、連続体106は、把持体104c、104d
から解放される。114はプーリであり、ボールネジ1
10の端部に固定されている。プーリ114は、ベルト
116を介して不図示のモータへ連結されており、モー
タを正逆方向へ選択的に回転(矢印W)させることによ
り、移動体108および移動グリップ112を矢印Y方
向へ移動させることができる。
【0004】連続体106を矢印V方向へ移動させる場
合、図6の状態から、まずモータを逆回転させ、ボール
ネジ110も逆回転させて移動体108および移動グリ
ップ112をボールネジ110の右ストロークエンドま
で移動させる。その状態でエアシリンダ102bを駆動
して移動グリップ112の把持体104c、104dで
連続体106を把持させる。一方、固定グリップ100
の把持体104a、104bは連続体106を解放した
状態とする。この状態において、モータを正方向へ回転
させ、ボールネジ110も正回転させる。この正回転に
伴って移動体108および移動グリップ112はボール
ネジ110上を矢印V方向へ進む。その際、移動グリッ
プ112は把持した連続体106を矢印V方向へ搬送す
る。
【0005】移動体108が移動の左ストロークエンド
に達したらモータを停止する。その後、エアシリンダ1
02aを駆動して、固定グリップ100で連続体106
を把持する。固定グリップ100の把持が完了したら、
移動グリップ112は連続体106を解放する。そし
て、モータを逆回転してボールネジ110も逆回転さ
せ、移動体108を移動の右ストロークエンドまで移動
させる。移動体108が移動の右ストロークエンドに達
したらモータを停止する。その後、エアシリンダ102
bを駆動して、移動グリップ112で連続体106を把
持する。移動グリップ112の把持が完了したら、固定
グリップ100は連続体106を解放する。そして、モ
ータを再び正回転してボールネジ110も正回転させ、
移動体108を移動の左ストロークエンドまで再び移動
させる。この再度の移動により連続体106は再び矢印
V方向へ搬送される。上述の動作を繰り返すことにより
連続体106を間欠的に矢印V方向へ搬送することがで
きる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
従来のグリップフィーダには次のような課題がある。図
6の例において、移動体108および移動グリップ11
2がストロークの左エンドまで移動した後、さらに連続
体106を矢印V方向へ搬送する場合、固定グリップ1
00で連続体106を把持させて連続体106の弛みや
戻りを防止し、連続体106を解放した移動グリップ1
12を移動体108と共に再度ストロークの右エンドま
で戻し、その後移動グリップ112で連続体106を再
び把持して移動体108および移動グリップ112をス
トロークの左エンドまで移動させる必要がある。そのた
め、移動体108および移動グリップ112がストロー
クの左エンドから右エンドまで戻る間、連続体106の
搬送は停止されるため、間欠的な搬送動作となり、搬送
作業の効率が低いという課題がある。従って、本発明は
効率良く連続体の搬送を行い得るグリップフィーダを提
供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明は次の構成を備える。すなわち、軸線を中心
に回転可能であり、外周面に第1の周方向へ形成された
第1の雄ねじ部を有する第1の螺竿と、該第1の螺竿と
同軸に連結されると共に、第1の螺竿と一体に軸線を中
心に回転可能であり、外周面に前記第1の周方向と逆方
向の第2の周方向へ形成された第2の雄ねじ部を有する
第2の螺竿と、前記第1の螺竿と第2の螺竿を一体に正
逆両方向へ選択的に回転させる回転駆動手段と、前記第
1の螺竿へ螺合され、第1の螺竿の回転に伴って第1の
螺竿上を移動する第1の移動体と、前記第2の螺竿へ螺
合され、第2の螺竿の回転に伴って第2の螺竿上を移動
する第2の移動体と、前記第1の移動体に設けられ、所
定方向へ搬送する連続体を把持、解放する第1のグリッ
プと、前記第2の移動体に設けられ、前記連続体を把
持、解放する第2のグリップと、前記第1のグリップを
選択的に駆動して前記連続体を把持または解放させる第
1のグリップ駆動手段と、前記第2のグリップを選択的
に駆動して前記連続体を把持または解放させる第2のグ
リップ駆動手段とを具備する。
【0008】また、上記のグリップフィーダにおいて、
前記第1のグリップが前記所定方向へ移動する間は、前
記第1のグリップが前記連続体を把持するよう前記第1
のグリップ駆動手段を制御し、前記第2のグリップが連
続体を解放するよう前記第2のグリップ駆動手段を制御
し、前記第2のグリップが前記所定方向へ移動する間
は、前記第2のグリップが前記連続体を把持するよう前
記第2のグリップ駆動手段を制御し、前記第1のグリッ
プが連続体を解放するよう前記第1のグリップ駆動手段
を制御する制御手段を設けるとよい。さらに、前記第1
の移動体の前記第1の螺竿上における移動の少なくとも
ストロークエンドを検出するための第1のセンサと、前
記第2の移動体の前記第2の螺竿上における移動の少な
くともストロークエンドを検出するための第2のセンサ
を設けてもよい。
【0009】
【作用】作用について説明する。第1の雄ねじ部と第2
の雄ねじ部は互いに逆ねじに形成されているので、回転
駆動手段が第1の螺竿と第2の螺竿を回転させると、第
1の移動体と第2の移動体は互いに接離動を行う。従っ
て、回転駆動手段を駆動すると、第1の移動体または第
2の移動体のいずれか一方が常に連続体を搬送する所定
方向へ移動する。そこで、第1のグリップが所定方向へ
移動する間は、第1のグリップが連続体を把持すると共
に、第2のグリップは連続体を解放させる。また、第2
のグリップが所定方向へ移動する間は、第2のグリップ
が連続体を把持すると共に、第1のグリップは連続体を
解放させる。この動作により、把持の交替時を除き、常
に連続体を所定方向へ搬送し続けることが可能となる。
上記の動作は、制御手段を設けることで自動制御可能と
なる。また、第1のセンサおよび第2のセンサを設ける
ことにより、第1の移動体および第2の移動体が少なく
ともストロークエンドまで移動したことを検知可能とな
る。
【0010】
【実施例】以下、本発明の好適な実施例について説明す
る。なお、本実施例では連続体の一例としてフープ状に
ストックされている半導体装置用の帯状のリードフレー
ムを後段の工程へ搬送するための搬送装置(グリップフ
ィーダ)を例に挙げて説明する。まず、図1〜図3と共
に本実施例の基本的技術思想について説明する。図1に
おいて、10は第1の螺竿の一例である第1のボールネ
ジであり、軸線を中心に回転可能である。第1のボール
ネジ10の外周面には第1の周方向へ形成された第1の
雄ねじ部12を有する。
【0011】14は第2の螺竿の一例である第2のボー
ルネジであり、第1のボールネジ10と同軸に連結され
ている。第2のボールネジ14は、第1のボールネジ1
0と一体に軸線を中心に回転可能である。第2のボール
ネジ14の外周面には前記第1の周方向と逆方向の第2
の方向へ第2の雄ねじ部16が形成されている。すなわ
ち、第1の雄ねじ部12と第2の雄ねじ部16は互いに
逆ねじに形成されている。しかし、第1の雄ねじ部12
と第2の雄ねじ部16はピッチが同一に形成されてい
る。なお、第1のボールネジ10と第2のボールネジ1
4は別個に形成した後、カプラを介して連結してもよい
し、1本の金属棒から第1のボールネジ10と第2のボ
ールネジ14を形成してもよい。18は回転駆動手段の
一例であるサーボモータであり、前記第1のボールネジ
と第2のボールネジを一体に正逆両方向へ選択的に回転
させる。
【0012】20は第1の移動体であり、内部にボール
ナットが内蔵され、第1のボールネジ10へ螺合されて
いる。第1の移動体20は、第1のボールネジ10の回
転に伴って第1のボールネジ10上を移動する。22は
第2の移動体であり、内部にボールナットが内蔵され、
第2のボールネジ14へ螺合されている。第2の移動体
22は、第2のボールネジ14の回転に伴って第2のボ
ールネジ14上を移動する。従って、モータ18の回転
方向を制御することにより、第1のボールネジ10およ
び第2のボールネジ14の回転方向が制御される。この
第1のボールネジ10および第2のボールネジ14の回
転方向を制御することにより、第1の移動体20と第2
の移動体22を互いに接離動させることができる。24
は第1のグリップであり、第1の移動体20に設けられ
ている。第1のグリップ24は、矢印A方向へ搬送され
るリードフレーム26を把持、解放する。
【0013】28は第2のグリップであり、第2の移動
体22に設けられている。第2のグリップ28も、矢印
A方向へ搬送されるリードフレーム26を把持、解放す
る。30aは第1のグリップ駆動手段の一例であるエア
シリンダであり、第1の移動体20に設けられている。
エアシリンダ30aは、第1のグリップ24を選択的に
駆動してリードフレーム26を把持または解放させる。
30bは第2のグリップ駆動手段の一例であるエアシリ
ンダであり、第2の移動体22に設けられている。エア
シリンダ30bは、第2のグリップ28を選択的に駆動
してリードフレーム26を把持または解放させる。
【0014】続いて図4および図5を参照して具体的な
構成について説明する。図4および図5に示す搬送装置
はリードフレーム26を矢印A方向ヘ移動させる搬送装
置である。1本に連結された第1のボールネジ10およ
び第2のボールネジ14は,支持体34a、34b、3
4c軸受を介して回転可能に支持されている。第1のボ
ールネジ10の右端部にはタイミングプーリ36が固定
され、タイミングベルト38が巻回されている。タイミ
ングベルト38はタイミングプーリ36とモータ18
(図1参照)とを連結している。従って、モータ18
は、タイミングベルト38とタイミングプーリ36を介
して第1のボールネジ10および第2のボールネジ14
を回転させる(矢印D)。第1の移動体20は、内部に
ボールナット40aが回転不能に固定されると共に、第
1のボールネジ10へ螺合されている。従って、第1の
移動体20は、第1のボールネジ10の回転に伴って第
1のボールネジ10上を矢印B方向へ移動する。
【0015】第2の移動体22は、内部にボールナット
40bが回転不能に固定されると共に、第2のボールネ
ジ14へ螺合されている。従って、第2の移動体22
は、第2のボールネジ14の回転に伴って第2のボール
ネジ14上を矢印C方向へ移動する。第1のグリップ2
4は、2個の上側把持体42a、42bと、両方の上側
把持体42a、42bと対向する下側把持体44aとか
ら成る。上側把持体42a、42bは、吊持枠46aへ
取付られている。エアシリンダ30aが吊持枠46aを
上下動することにより上側把持体42a、42bが上下
動可能になっている(矢印E)。下側把持体44aは、
第1の移動体20上へ固定されている。上側把持体42
a、42bが下動すると、上側把持体42a、42b
は、下側把持体44aと共にリードフレーム26を把持
する。一方、上側把持体42a、42bが上動すると、
上側把持体42a、42bと、下側把持体44aとは離
間し、リードフレーム26を解放する。
【0016】なお、上側把持体42a、42bは、吊持
枠46aへボルト48を介して固定されている。本実施
例ではボルト48を緩めることにより、長孔50の長さ
の範囲内において、上側把持体42a、42bの位置を
調整可能になっている。従って、リードフレーム26の
形状に合わせて把持位置を調整可能になっている。上側
把持体42a、42bおよび下側把持体44aの把持面
は、リードフレーム26を把持した際にリードフレーム
26を損傷しないよう比較的柔軟性を有する材料で形成
されている。
【0017】第2のグリップ28は、基本的には第1の
グリップ24と同一の構成である。第2のグリップ28
も、2個の上側把持体42c(一方のみ図示、他方は不
図示)と、両方の上側把持体42c、・・・と対向する
下側把持体44bとから成る。上側把持体42c、・・
・は、吊持枠46bへ取付られている。エアシリンダ3
0bが吊持枠46bを上下動することにより上側把持体
42c、・・・が上下動可能になっている(矢印F)。
下側把持体44bは、第2の移動体22上へ固定されて
いる。上側把持体42c、・・・が下動すると、上側把
持体42c、・・・は、下側把持体44bと共にリード
フレーム26を把持する。一方、上側把持体42c、・
・・が上動すると、上側把持体42c、・・・と、下側
把持体44bとは離間し、リードフレーム26を解放す
る。
【0018】なお、上側把持体42c、・・・も、第1
のグリップ24と同様、吊持枠46bへボルト(不図
示)を介して固定されている。そのボルトを緩めること
により、長孔50と同様の長孔(不図示)の長さの範囲
内において、上側把持体42c、・・・の位置を調整可
能になっている。上側把持体42c、・・・および下側
把持体44bの把持面も、リードフレーム26を把持し
た際にリードフレーム26を損傷しないよう比較的柔軟
性を有する材料で形成されている。
【0019】次に、上記の構成を有する搬送装置の動作
について図1〜図3を参照して説明する。図1に示す状
態は、リードフレーム26を矢印A方向へ移動させる動
作において第1の移動体20および第2の移動体22が
初期位置に在る状態である。初期位置において、第1の
グリップ24はリードフレーム26を把持した状態であ
り、第2のグリップ28はリードフレーム26を解放し
た状態にある。ここでモータ18を正方向へ回転させる
と第1のボールネジ10および第2のボールネジ14が
正方向(矢印G方向)へ回転する。この回転により、第
1の移動体20は矢印H方向へ移動し、同時に第2の移
動体22は矢印I方向へ同速度で移動する。この移動に
より第1のグリップ24のみに把持されたリードフレー
ム26は矢印A方向へ搬送される。第1の移動体20と
第2の移動体22が移動し、第1の移動体20が移動ス
トロークの左端へ、第2の移動体22が移動ストローク
の右端へ到達したら、モータ18を停止させる。それと
共に第1のグリップ24を解放状態にする(図2の状
態)。
【0020】図2の状態に達したら、次に第2のグリッ
プ28を把持状態とし、第1のグリップ24を解放状態
とする。その後、モータ18を逆方向へ回転させると第
1のボールネジ10および第2のボールネジ14が逆方
向(矢印K方向)へ回転する。この回転により、第1の
移動体20は矢印L方向へ移動し、同時に第2の移動体
22は矢印M方向へ同速度で移動する。この移動により
第2のグリップ28のみに把持されたリードフレーム2
6は矢印A方向へ搬送される(図3の状態)。第1の移
動体20と第2の移動体22が移動し、第1の移動体2
0が移動ストロークの右端へ、第2の移動体22が移動
ストロークの左端へ到達したら、モータ18を停止させ
る。それと共に第2のグリップ28を解放状態にする。
この状態は第1の移動体20と第2の移動体22が前記
初期位置(図1の位置)である。
【0021】従って、再度第1のグリップ24でリード
フレーム26を把持し、モータ18を正回転させると第
1の移動体20および第1のグリップ24でリードフレ
ーム26を矢印A方向へ搬送可能となる。上記の動作を
反復することにより、図2の状態を除き連続的にリード
フレーム26を搬送可能となる。その際、図2に示す状
態は極めて短時間なので、実質的にリードフレーム26
の連続搬送が可能となる。
【0022】本実施例では、上記の動作はマイクロプロ
セッサを含む制御手段を介してプログラム制御すること
が可能である。この制御は、第1のグリップ24が矢印
A方向へ移動する間は、前記第1のグリップ24がリー
ドフレーム26を把持するようエアシリンダ30aを制
御し、前記第2のグリップ28がリードフレーム26を
解放するようエアシリンダ30bを制御する。一方、第
2のグリップ28が矢印A方向へ移動する間は、前記第
2のグリップ28がリードフレーム26を把持するよう
エアシリンダ30bを制御し、前記第1のグリップ24
がリードフレーム26を解放するようエアシリンダ30
aを制御する。
【0023】また、第1の移動体20の前記第1のボー
ルネジ10上における移動の少なくともストロークエン
ドを検出するための第1のセンサ(例えば光センサ)
と、第2の移動体22の前記第2のボールネジ14上に
おける移動の少なくともストロークエンドを検出するた
めの第2のセンサ(例えば光センサ)を設けるとモータ
18の回転、停止制御を的確に行うことができ、特に制
御手段と組み合わせることで自動運転が可能となる。以
上、本発明の好適な実施例について種々述べてきたが、
本発明は上述の実施例に限定されるのではなく、例えば
第1の移動体20と第1のグリップ24、および第2の
移動体22と第2のグリップ28は一体的に形成しても
よい等、発明の精神を逸脱しない範囲でさらに多くの改
変を施し得るのはもちろんである。
【0024】
【発明の効果】本発明に係るグリップフィーダを用いる
と、第1の雄ねじ部と第2の雄ねじ部は互いに逆ねじに
形成されているので、回転駆動手段が第1の螺竿と第2
の螺竿を回転させると、第1の移動体と第2の移動体は
互いに接離動を行う。従って、回転駆動手段を駆動する
と、第1の移動体または第2の移動体のいずれか一方が
常に連続体を搬送する所定方向へ移動する。そこで、第
1のグリップが所定方向へ移動する間は、第1のグリッ
プが連続体を把持すると共に、第2のグリップは連続体
を解放させる。また、第2のグリップが所定方向へ移動
する間は、第2のグリップが連続体を把持すると共に、
第1のグリップは連続体を解放させると、把持の交替時
を除き、常に連続体を所定方向へ搬送し続けることが可
能となるので効率良く搬送可能となる。また、制御手段
を設けることでグリップフィーダを自動制御可能とな
る。さらに、第1のセンサおよび第2のセンサを設ける
ことにより、第1の移動体および第2の移動体が少なく
ともストロークエンドまで移動したことを検知可能とな
るので、より確実な制御が行える等の著効を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るグリップフィーダの基本的技術思
想を示す説明図。
【図2】本発明に係るグリップフィーダの基本的技術思
想を示す説明図。
【図3】本発明に係るグリップフィーダの基本的技術思
想を示す説明図。
【図4】実施例のグリップフィーダの正面断面図。
【図5】実施例のグリップフィーダの一部破断側面図。
【図6】従来のグリップフィーダを示す説明図。
【符号の説明】
10 第1のボールネジ 12 第1の雄ねじ部 14 第2のボールネジ 16 第2の雄ねじ部 18 サーボモータ 20 第1の移動体 22 第2の移動体 24 第1のグリップ 26 リードフレーム 28 第2のグリップ 30a、30b エアシリンダ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 軸線を中心に回転可能であり、外周面に
    第1の周方向へ形成された第1の雄ねじ部を有する第1
    の螺竿と、 該第1の螺竿と同軸に連結されると共に、第1の螺竿と
    一体に軸線を中心に回転可能であり、外周面に前記第1
    の周方向と逆方向の第2の周方向へ形成された第2の雄
    ねじ部を有する第2の螺竿と、 前記第1の螺竿と第2の螺竿を一体に正逆両方向へ選択
    的に回転させる回転駆動手段と、 前記第1の螺竿へ螺合され、第1の螺竿の回転に伴って
    第1の螺竿上を移動する第1の移動体と、 前記第2の螺竿へ螺合され、第2の螺竿の回転に伴って
    第2の螺竿上を移動する第2の移動体と、 前記第1の移動体に設けられ、所定方向へ搬送する連続
    体を把持、解放する第1のグリップと、 前記第2の移動体に設けられ、前記連続体を把持、解放
    する第2のグリップと、 前記第1のグリップを選択的に駆動して前記連続体を把
    持または解放させる第1のグリップ駆動手段と、 前記第2のグリップを選択的に駆動して前記連続体を把
    持または解放させる第2のグリップ駆動手段とを具備す
    ることを特徴とするグリップフィーダ。
  2. 【請求項2】 前記第1のグリップが前記所定方向へ移
    動する間は、前記第1のグリップが前記連続体を把持す
    るよう前記第1のグリップ駆動手段を制御し、前記第2
    のグリップが連続体を解放するよう前記第2のグリップ
    駆動手段を制御し、 前記第2のグリップが前記所定方向へ移動する間は、前
    記第2のグリップが前記連続体を把持するよう前記第2
    のグリップ駆動手段を制御し、前記第1のグリップが連
    続体を解放するよう前記第1のグリップ駆動手段を制御
    する制御手段を具備することを特徴とする請求項1記載
    のグリップフィーダ。
  3. 【請求項3】 前記第1の移動体の前記第1の螺竿上に
    おける移動の少なくともストロークエンドを検出するた
    めの第1のセンサと、 前記第2の移動体の前記第2の螺竿上における移動の少
    なくともストロークエンドを検出するための第2のセン
    サを具備することを特徴とする請求項1または2記載の
    グリップフィーダ。
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