JPH0761580A - 旋回装置 - Google Patents
旋回装置Info
- Publication number
- JPH0761580A JPH0761580A JP20918493A JP20918493A JPH0761580A JP H0761580 A JPH0761580 A JP H0761580A JP 20918493 A JP20918493 A JP 20918493A JP 20918493 A JP20918493 A JP 20918493A JP H0761580 A JPH0761580 A JP H0761580A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- base
- bearing
- revolving structure
- revolving
- turning
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Specific Conveyance Elements (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 偏心荷重をも許容する旋回装置で、ベアリン
グを一体的に組み込むことにより、小形に構成する。 【構成】 ベース1を設ける。ベース1に対向して、旋
回する旋回体11を設ける。旋回体11のベース1とは反対
面に対向して、ベース1に固定する保持体21を設ける。
ベース1と旋回体11との対向面に、第1のベアリング嵌
合部1a,11a を設ける。第1のベアリング嵌合部1a,11
a に、旋回体11を旋回自在に支持する第1のベアリング
31a を嵌合する。保持体21と旋回体11との対向面に、第
2のベアリング嵌合部21b ,11b を設ける。第2のベア
リング嵌合部21b ,11b に、旋回体11を旋回自在に支持
する第2のベアリング31b を嵌合する。
グを一体的に組み込むことにより、小形に構成する。 【構成】 ベース1を設ける。ベース1に対向して、旋
回する旋回体11を設ける。旋回体11のベース1とは反対
面に対向して、ベース1に固定する保持体21を設ける。
ベース1と旋回体11との対向面に、第1のベアリング嵌
合部1a,11a を設ける。第1のベアリング嵌合部1a,11
a に、旋回体11を旋回自在に支持する第1のベアリング
31a を嵌合する。保持体21と旋回体11との対向面に、第
2のベアリング嵌合部21b ,11b を設ける。第2のベア
リング嵌合部21b ,11b に、旋回体11を旋回自在に支持
する第2のベアリング31b を嵌合する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、被旋回物を旋回自在に
支持したり連結する旋回装置に関する。
支持したり連結する旋回装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、例えばターンテーブルなどに用い
られる旋回装置は、固定側となるベースに2つの環状の
ベアリングユニットを同軸上に離して取り付け、この2
つのベアリングユニットによって支柱を回転自在に支持
し、支柱の端部にターンテーブルなどの被旋回物を取り
付けるように構成されている。
られる旋回装置は、固定側となるベースに2つの環状の
ベアリングユニットを同軸上に離して取り付け、この2
つのベアリングユニットによって支柱を回転自在に支持
し、支柱の端部にターンテーブルなどの被旋回物を取り
付けるように構成されている。
【0003】ベアリングユニットは、ピローボールなど
のベアリングとこのベアリングを支持するベアリングケ
ースとから構成されている。
のベアリングとこのベアリングを支持するベアリングケ
ースとから構成されている。
【0004】このように構成された旋回装置では、被旋
回物の旋回に偏心荷重が加わっても、同軸上に配置した
2つのベアリングユニットによってその偏心荷重を受け
て、被旋回物の旋回を許容する構造になっている。
回物の旋回に偏心荷重が加わっても、同軸上に配置した
2つのベアリングユニットによってその偏心荷重を受け
て、被旋回物の旋回を許容する構造になっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述のように、従来、
偏心荷重を許容する旋回装置では、ベースに2つのベア
リングユニットを組み込み、この2つのベアリングユニ
ットで被旋回物を取り付ける支軸を支持する構造である
ため、構造が大形である。
偏心荷重を許容する旋回装置では、ベースに2つのベア
リングユニットを組み込み、この2つのベアリングユニ
ットで被旋回物を取り付ける支軸を支持する構造である
ため、構造が大形である。
【0006】本発明は、このような点に鑑みなされたも
ので、ベアリングを一体的に組み込み、小形の旋回装置
を提供することを目的とする。
ので、ベアリングを一体的に組み込み、小形の旋回装置
を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、ベース1と、
このベース1に対向して旋回する旋回体11と、前記ベー
ス1に固定され、前記旋回体11のベース1とは反対面に
対向する保持体21とを備え、前記ベース1と旋回体11と
の対向面に第1のベアリング嵌合部1a,11a を旋回体11
の旋回方向に環状に設け、この第1のベアリング嵌合部
1a,11a に旋回体11を旋回自在に支持する第1のベアリ
ング31a を嵌合し、前記保持体21と旋回体11との対向面
に第2のベアリング嵌合部21b ,11b を旋回体11の旋回
方向に環状に設け、この第2のベアリング嵌合部21b ,
11b に旋回体11を旋回自在に支持する第2のベアリング
31b を嵌合したものである。
このベース1に対向して旋回する旋回体11と、前記ベー
ス1に固定され、前記旋回体11のベース1とは反対面に
対向する保持体21とを備え、前記ベース1と旋回体11と
の対向面に第1のベアリング嵌合部1a,11a を旋回体11
の旋回方向に環状に設け、この第1のベアリング嵌合部
1a,11a に旋回体11を旋回自在に支持する第1のベアリ
ング31a を嵌合し、前記保持体21と旋回体11との対向面
に第2のベアリング嵌合部21b ,11b を旋回体11の旋回
方向に環状に設け、この第2のベアリング嵌合部21b ,
11b に旋回体11を旋回自在に支持する第2のベアリング
31b を嵌合したものである。
【0008】
【作用】本発明では、旋回体11はベアリング31a ,31b
によってベース1および保持体21に対して旋回する。旋
回体11に偏心荷重が加わっても、旋回体11のベース1側
の面とその反対面とをベアリング31a ,31b によって支
持しているため、その偏心荷重を受けての旋回を許容す
る。そして、ベアリング31a ,31b を一体的に組み込む
ことにより、小形に構成する。
によってベース1および保持体21に対して旋回する。旋
回体11に偏心荷重が加わっても、旋回体11のベース1側
の面とその反対面とをベアリング31a ,31b によって支
持しているため、その偏心荷重を受けての旋回を許容す
る。そして、ベアリング31a ,31b を一体的に組み込む
ことにより、小形に構成する。
【0009】
【実施例】以下、本発明の旋回装置の一実施例の構成を
図面を参照して説明する。
図面を参照して説明する。
【0010】図において、1はベースで、このベース1
は、金属製の正方形平板状に形成されており、その四隅
部にはベース1をボルト固定する固定孔2が形成され、
中央部には円形の開口部3が形成され、この開口部3の
内周に螺旋状のねじ部4が形成されている。
は、金属製の正方形平板状に形成されており、その四隅
部にはベース1をボルト固定する固定孔2が形成され、
中央部には円形の開口部3が形成され、この開口部3の
内周に螺旋状のねじ部4が形成されている。
【0011】11は旋回体で、この旋回体11は、金属製の
環状平板状に形成されており、その周縁部には被旋回物
をボルト固定する複数のねじ孔12が形成され、中央部に
はベース1の開口部3より大径の嵌合孔13が形成され、
この嵌合孔13の内周の下側に段部14が突出形成されてい
る。
環状平板状に形成されており、その周縁部には被旋回物
をボルト固定する複数のねじ孔12が形成され、中央部に
はベース1の開口部3より大径の嵌合孔13が形成され、
この嵌合孔13の内周の下側に段部14が突出形成されてい
る。
【0012】21は保持体で、この保持体21は、金属製の
環状に形成されており、中央部に貫通孔22が形成され、
ベース1の上方で旋回体11の嵌合孔13の内側に被接触状
態に嵌合する基部23が形成され、この基部23の下部にベ
ース1のねじ部4に螺合するねじ部24を外周に有する突
部25が突出形成され、基部23の外周の上側に旋回体11の
段部14の上側に対向嵌合する段部26が突出形成されてい
る。
環状に形成されており、中央部に貫通孔22が形成され、
ベース1の上方で旋回体11の嵌合孔13の内側に被接触状
態に嵌合する基部23が形成され、この基部23の下部にベ
ース1のねじ部4に螺合するねじ部24を外周に有する突
部25が突出形成され、基部23の外周の上側に旋回体11の
段部14の上側に対向嵌合する段部26が突出形成されてい
る。
【0013】前記ベース1と旋回体11との対向面には、
略半円凹溝状の第1のベアリング嵌合部1a,11a が旋回
体11の旋回方向に環状に形成されている。この第1のベ
アリング嵌合部1a,11a に、旋回体11を旋回自在に支持
するピローボールなどからなる第1のベアリング31a が
嵌合されている。
略半円凹溝状の第1のベアリング嵌合部1a,11a が旋回
体11の旋回方向に環状に形成されている。この第1のベ
アリング嵌合部1a,11a に、旋回体11を旋回自在に支持
するピローボールなどからなる第1のベアリング31a が
嵌合されている。
【0014】前記保持体21と旋回体11との対向面には、
略半円凹溝状の第2のベアリング嵌合部21b ,11b が旋
回体11の旋回方向に環状に形成されている。この第2の
ベアリング嵌合部21b ,11b に、旋回体11を旋回自在に
支持するピローボールなどからなる第2のベアリング31
b が嵌合されている。
略半円凹溝状の第2のベアリング嵌合部21b ,11b が旋
回体11の旋回方向に環状に形成されている。この第2の
ベアリング嵌合部21b ,11b に、旋回体11を旋回自在に
支持するピローボールなどからなる第2のベアリング31
b が嵌合されている。
【0015】次に、本実施例の作用を説明する。
【0016】旋回装置の組立状態では、保持体21のねじ
部24をベース1のねじ部4に螺合する締め付け力によっ
て旋回体11が両ベアリング31a ,31b を介して保持され
ている。保持体21の基部23とベース1との間には両ベア
リング31a ,31b などの摺動部分の磨耗時に締め増しを
行なうことを考慮して隙間が設けられている。保持体11
の基部23と旋回体11の段部14との間、保持体11の段部26
と旋回体11の嵌合孔13との間には、それぞれ隙間が設け
られている。
部24をベース1のねじ部4に螺合する締め付け力によっ
て旋回体11が両ベアリング31a ,31b を介して保持され
ている。保持体21の基部23とベース1との間には両ベア
リング31a ,31b などの摺動部分の磨耗時に締め増しを
行なうことを考慮して隙間が設けられている。保持体11
の基部23と旋回体11の段部14との間、保持体11の段部26
と旋回体11の嵌合孔13との間には、それぞれ隙間が設け
られている。
【0017】そして、旋回装置を例えばターンテーブル
に用いる場合には、ベース1を基台などに固定し、旋回
体11の上面にテーブルを固定する。
に用いる場合には、ベース1を基台などに固定し、旋回
体11の上面にテーブルを固定する。
【0018】テーブルを旋回させると、旋回体11が一体
に旋回し、このとき、両ベアリング31a ,31b によって
旋回体11がベース1および保持体21に対して容易に旋回
する。また、テーブルに偏心荷重が加わっても、旋回体
11の上下面を両ベアリング31a ,31b によって支持して
いるため、その偏心荷重を受けてのテーブルの旋回を許
容する。
に旋回し、このとき、両ベアリング31a ,31b によって
旋回体11がベース1および保持体21に対して容易に旋回
する。また、テーブルに偏心荷重が加わっても、旋回体
11の上下面を両ベアリング31a ,31b によって支持して
いるため、その偏心荷重を受けてのテーブルの旋回を許
容する。
【0019】このように構成された旋回装置は、両ベア
リング31a ,31b を一体的に組み込むことにより、従来
のようにベアリングケースなどを必要とせず、特に上下
方向に薄形に構成できるとともに、安価にできる。
リング31a ,31b を一体的に組み込むことにより、従来
のようにベアリングケースなどを必要とせず、特に上下
方向に薄形に構成できるとともに、安価にできる。
【0020】なお、この旋回装置は、ターンテーブルに
限らず、各種の旋回構造部分に適用しても、同様の作用
効果を奏する。
限らず、各種の旋回構造部分に適用しても、同様の作用
効果を奏する。
【0021】
【発明の効果】本発明によれば、旋回体のベース側の面
とその反対面とをベアリングによって支持して偏心荷重
を受けての旋回体の旋回を許容でき、しかも、そのベア
リングを一体的に組み込むことにより、従来のようにベ
アリングケースなどを必要とせず、小形に構成できる。
とその反対面とをベアリングによって支持して偏心荷重
を受けての旋回体の旋回を許容でき、しかも、そのベア
リングを一体的に組み込むことにより、従来のようにベ
アリングケースなどを必要とせず、小形に構成できる。
【図1】本発明の旋回装置の一実施例を示す一部を切り
欠いた側面図である。
欠いた側面図である。
【図2】同上実施例の平面図である。
1 ベース 1a 第1のベアリング嵌合部 11 旋回体 11a 第1のベアリング嵌合部 11b 第2のベアリング嵌合部 21 保持体 21b 第2のベアリング嵌合部 31a 第1のベアリング 31b 第2のベアリング
Claims (1)
- 【請求項1】 ベースと、 このベースに対向して旋回する旋回体と、 前記ベースに固定され、前記旋回体のベースとは反対面
に対向する保持体とを備え、 前記ベースと旋回体との対向面に第1のベアリング嵌合
部を旋回体の旋回方向に環状に設け、この第1のベアリ
ング嵌合部に旋回体を旋回自在に支持する第1のベアリ
ングを嵌合し、 前記保持体と旋回体との対向面に第2のベアリング嵌合
部を旋回体の旋回方向に環状に設け、この第2のベアリ
ング嵌合部に旋回体を旋回自在に支持する第2のベアリ
ングを嵌合したことを特徴とする旋回装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20918493A JPH0761580A (ja) | 1993-08-24 | 1993-08-24 | 旋回装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20918493A JPH0761580A (ja) | 1993-08-24 | 1993-08-24 | 旋回装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0761580A true JPH0761580A (ja) | 1995-03-07 |
Family
ID=16568740
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP20918493A Pending JPH0761580A (ja) | 1993-08-24 | 1993-08-24 | 旋回装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0761580A (ja) |
-
1993
- 1993-08-24 JP JP20918493A patent/JPH0761580A/ja active Pending
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