JPH0761409A - 円錐形物品の充填装置 - Google Patents

円錐形物品の充填装置

Info

Publication number
JPH0761409A
JPH0761409A JP21147293A JP21147293A JPH0761409A JP H0761409 A JPH0761409 A JP H0761409A JP 21147293 A JP21147293 A JP 21147293A JP 21147293 A JP21147293 A JP 21147293A JP H0761409 A JPH0761409 A JP H0761409A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
filling
cone
conical
head
holder
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP21147293A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshitaka Ikeda
美登 池田
Mikio Otsuki
幹夫 大槻
Yukinori Aizawa
幸範 相沢
Masao Kataoka
雅夫 片岡
Etsuo Shimomura
悦夫 下村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
TOKYO ENG KK
Morinaga and Co Ltd
Japan Tobacco Inc
Kanto Plant Service KK
Original Assignee
TOKYO ENG KK
Morinaga and Co Ltd
Japan Tobacco Inc
Kanto Plant Service KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by TOKYO ENG KK, Morinaga and Co Ltd, Japan Tobacco Inc, Kanto Plant Service KK filed Critical TOKYO ENG KK
Priority to JP21147293A priority Critical patent/JPH0761409A/ja
Publication of JPH0761409A publication Critical patent/JPH0761409A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Container Filling Or Packaging Operations (AREA)
  • Wrapping Of Specific Fragile Articles (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 箱内に所定個数ずつ円錐形物品を各段にて交
互に逆向きに積み重ねて充填可能とする。 【構成】 円錐形物品の充填装置は、円錐形物品として
のコーン(アイスクリーム)を起立姿勢にして供給する
傾斜したプールコンベア24と、このプールコンベア2
4の終端部に配置され、5個のコーンCをコーンホルダ
190に送り込むコーン送り込み装置26と、コーンホ
ルダ190から5個のコーンCを吸引して受け取る充填
ヘッド28と、この充填ヘッド28を旋回させた後、箱
Bに向けて降下させるヘッド駆動アセンブリ164とを
備えており、このヘッド駆動アセンブリ164は吸着シ
リンダ254、ロータリシリンダ268及び充填シリン
ダ256を有している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、コーン形のアイスク
リームを箱に充填して箱詰めするのに好適した円錐形物
品の充填装置に関する。
【0002】
【従来の技術】コーン形のアイスクリームの箱詰めセク
ションでは、手作業によりアイスクリームを所定個数ず
つ積み重ねるようにして箱詰めされるが、ここで、図1
に示されているように上下の段のアイスクリームはその
向きが互いに逆向きとなり、これにより、その箱の容積
を必要最小限に抑えている。
【0003】アイスクリームは非常に低温であるから、
人手によるアイスクリームの箱詰め業は容易ではなく、
このため、箱詰め作業の自動化が望まれている。例え
ば、特開昭59−115202号公報には、コーン形の
アイスクリームの箱詰め装置が開示されている。上記公
報の箱詰め装置には、交互に逆向きにしたアイスクリー
ムを搬送するコンベアベルトから所定個数ずつのアイス
クリームを吸引して取り出し、これらアイスクリームを
箱に充填する充填ヘッドが開示されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】公知の箱詰め装置は、
コンベアベルト上にアイスクリームが転がり易いため、
コンベアベルトの搬送速度を速くすることはできず、そ
の箱詰めの高速化に対応できない不具合がある。また、
充填ヘッドは、コンベアベルト上から所定個数のアイス
クリームを同時に吸引して保持する必要があるが、コン
ベアベルト上のアイスクリームはその姿勢が交互に逆向
きとなっているため、これらアイスクリームの吸着を安
定して行えない。このため、各箱内のアイスクリームの
充填個数に不足が発生し易い不具合がある。
【0005】この発明は上述した事情に基づいてなされ
たもので、その目的とするところは、箱に規定個数の円
錐形物品を確実に充填でき、また、その箱詰めの高速化
をも図ることのできる円錐形物品の充填装置を提供する
ことにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明の円錐形物品の
充填装置は、箱の搬送ラインに向け、円錐形物品を下向
きの起立姿勢とし一列にして供給する複数の供給経路
と、搬送ラインの上方でかつ搬送ラインに沿い互いに離
間した充填準備位置に各供給経路から所定個数の円錐形
物品を送り込み、各充填準備位置にて、所定個数の円錐
形物品を起立姿勢を維持しかつ前記搬送ラインと交差す
る方向に並べて配置する送り込み手段と、各充填準備位
置の近傍に配置され、その充填準備位置にある所定個数
の円錐形物品を纏めて受け取り、これら円錐形物品を解
放可能に保持する充填ヘッドと、隣接する充填ヘッドを
互いに逆向きに回動させ、その充填ヘッドに保持されて
いる所定個数の円錐形物品を起立姿勢から水平姿勢に変
更し、この後、各充填ヘッドを前記搬送ライン上の箱に
向けて降下させるヘッド駆動手段とを備えている。
【0007】好ましくは、送り込み手段は、前記供給経
路に離間して配置され、開閉作動により、供給経路上の
円錐形物品から所定個数の円錐形物品を分離して保持す
る上流ストッパ及び下流ストッパと、上流ストッパと充
填準備位置との間で往復移動し、分離された所定個数の
円錐形物品を充填準備位置に送り込むプッシャとを備え
ている。
【0008】
【作用】上述した円錐形物品の充填装置によれば、各供
給経路を下向きの起立姿勢で一列にて供給されてくる円
錐形物品は送り込み手段により、対応する充填準備位置
に送り込まれ、その充填準備位置に所定個数の円錐形物
品が配置される。ここで、充填準備位置の円錐形物品
は、箱の搬送ラインと交差する方向に並べて配置され
る。各充填準備位置の円錐形物品は充填ヘッドに纏めて
受け取られ、隣接する充填ヘッドはヘッド駆動手段によ
り互いに逆向きに回動され、その充填ヘッドの所定個数
の円錐形物品は起立姿勢から水平姿勢となる。この後、
各充填ヘッドは搬送ライン上の箱に向けて下降し、所定
個数の円錐形物品を解放して、これらを箱に充填する。
【0009】送り込み手段が上流ストッパ及び下流スト
ッパに加えて、プッシャを備えていると、これら上流ス
トッパ及び下流ストッパの開閉作動により、供給経路上
にて、所定個数の円錐形物品が分離され、そして、分離
された所定個数の円錐形物品はプッシャにより、その充
填準備位置に強制的に送り込まれる。
【0010】
【実施例】図2を参照すると、コーン形のアイスクリー
ムの箱詰めシステムが概略的に示されており、この箱詰
めシステムは大きく分けて、整列コンベアセクション
2、振分けコンベアセクション4、中継コンベアセクシ
ョン6及び充填セクション8から構成されている。
【0011】整列コンベアセクション2は、一対の振動
形のシュートフィーダ10を備えており、各シュートフ
ィーダ10の上端はベルトコンベア12にそれぞれ接続
されている。各シュートフィーダ10の下端は第1ロー
プコンベア14にそれぞれ接続されており、これら第1
ロープコンベア14が振分けコンベアセクション4に接
続されている。
【0012】振分けコンベアセクション4は、各第1ロ
ープコンベア14毎に上下に分離した一対の第2ロープ
コンベア16をそれぞれ備えており、各対の第2ロープ
コンベア16と対応する第1ロープコンベア14との間
には振分け装置18がそれぞれ配置されている。従っ
て、上述の説明から明らかなように振分けコンベアセク
ション4は、合計4ラインの第2ロープコンベア16を
有しており、これらは中継コンベアセクション6にそれ
ぞれ接続されている。
【0013】中継コンベアセクション6は、振分けコン
ベアセクション4の各第2ロープコンベア16に対応す
るクライムコンベア、つまり、合計4ラインのクライム
コンベア22と、各クライムコンベア22から下方に向
けて延び、充填セクション8に接続されるプールコンベ
ア24を有している。充填セクション8は、各プールコ
ンベア24の終端部に設けられたコーン送り込み装置2
6と、各コーン送り込み装置26と組をなす合計4個の
充填ヘッド28と、これら充填ヘッド28を操作するヘ
ッド駆動装置30とを備えている。図2中、充填ヘッド
28は単に矢印で示されている。
【0014】前工程にて得られたコーン形のアイスクリ
ーム(以下、必要がある場合を除き、単にコーンと称す
る)はベルトコンベア12にそれぞれ供給され、これら
ベルトコンベア12により、整列コンベアセクション2
に向けて搬送される。ここで、図2から明らかなように
各ベルトコンベア12上のコーンCは、不規則な向きの
横臥姿勢で搬送されくる。
【0015】これらベルトコンベア12上のコーンC
は、整列コンベアセクション2の対応するシュートフィ
ーダ10にそれぞれ投入され、これらシュートフィーダ
10を介して第1ロープコンベア14に供給される。コ
ーンCがシュートフィーダ10を滑り落ちるとき、コー
ンCはその姿勢が縦向きとなり、そして、この後、シュ
ートフィーダ10の下端から対応する第1ロープコンベ
ア14に順次乗り移ることになる。この際、各コーンC
は図2に示されているように、その尖端を下向きとした
起立姿勢に整列され、従って、コーンCは、この後、第
1ロープコンベア14の走行により、起立姿勢を維持し
つつ1列にして、振分けセクション4に向けて搬送され
る。
【0016】振分けセクション4、即ち、各第1ロープ
コンベア14の終端に達したコーンCは、振分け装置1
8の切換え状態に応じ、上下一対の第2ロープコンベア
16のうち、その一方の第2ロープコンベア16に乗り
移って振り分けられ、この後その起立姿勢を維持しなが
ら第2ロープコンベア16の走行により搬送される。従
って、各第1ロープコンベア14により1列にして搬送
されてきたコーンCの流れは、この後、一対の第2ロー
プコンベア16により2つの流れに分岐されることにな
る。
【0017】第2ロープコンベア16の終端に達したコ
ーンCは、中継コンベアセクション6の対応するクライ
ムコンベア22に乗り移り、これらクライムコンベア2
2により上昇しながら搬送され、各クライムコンベア2
2から対応するプールコンベア24に乗り移る。これら
プールコンベア24は、受け取ったコーンCを降下させ
ながら、充填セクション8に向けてそれぞれ搬送する。
【0018】充填セクション8のコーン送り込み装置2
6は、そのプールコンベア24から5個ずつのコーンC
を対応する充填ヘッド28に纏めて供給し、各充填ヘッ
ド28は5個のコーンCを受取って保持する。この後、
各充填ヘッド28は、ヘッド駆動装置30により旋回さ
れ、図2に示されているように受け取った5個のコーン
Cの姿勢を起立姿勢から水平姿勢に変更させる。ここ
で、隣接する充填ヘッド28は互いに逆向きに旋回さ
れ、この結果、隣接する充填ヘッド28の5個のコーン
Cはその水平姿勢が互いに逆向きとなる。
【0019】この後、各充填ヘッド28は、その下方に
位置付けられている箱Bに向けて降下し、5個のコーン
Cの保持を解除する。従って、各充填ヘッド28からそ
の箱B内に5個のコーンCが纏めて充填される。ここ
で、搬送ラインBL上では、上述した充填ヘッド28の
コーン充填動作に連動して、箱Bの間欠搬送が実施さ
れ、図3に示されるように、1つの箱Bが各充填ヘッド
28の直下に順次位置付けられるようになっている。従
って、1つの箱B内には、各充填ヘッド28から5個ず
つのコーンCが充填されて、積み重ねられ、最終的には
合計20個のコーンCが詰め込まれることになる。ま
た、図3からも明らかなように各段のコーンCはその向
きが揃っているものの、上下に隣接するコーンCの向き
は互いに逆向きとなっている。
【0020】この後、20個のコーンCが詰め込まれた
箱Bは搬送ラインBLを通じて、蓋閉じ装置(図示しな
い)に供給され、この蓋閉じ装置は箱Bの蓋を閉じ、そ
の蓋を粘着テープにてシールするものとなっている。図
4には前述した充填セクション(充填装置)8の一部、
つまり、1ラインのプールコンベア24と組み合わされ
るコーン送り込み装置26、充填ヘッド28及び充填ヘ
ッド28を駆動するヘッド駆動アセンブリ164に加え
て、これらの周辺が概略的に示されている。
【0021】プールコンベア24は一対の平行シャフト
156からなっており、これら平行シャフト156は箱
Bの搬送ラインBLに向け下方に傾斜して延びている。
一対の平行シャフト156は、これらの間にコーンCを
下向きの起立姿勢として挟持でき、そして、その傾斜に
より、コーンCは平行シャフト156上を一列にして滑
り落ち、搬送ラインBLの上方に向けて供給される。従
って、プールコンベア24はコーンCの供給経路を構成
している。また、一対の平行シャフト156はその上端
が図示しない駆動源側に接続され、図4中矢印で示す如
く外向き、つまり、互いに対向する側の周面が下方から
上方に向かうように回転されている。この回転により、
コーンCはプールコンベア24上で引っ掛かることな
く、円滑にして供給される。
【0022】コーン送り込み装置26はプールコンベア
24の終端領域に配置され、このプールコンベア24の
終端部に位置した下流ストッパ166を備えている。こ
の下流ストッパ166はロッドを湾曲成形して得られ、
その基端はアクチュエータ168に取り付けられてい
る。このアクチュエータ168は下流ストッパ166
を、プールコンベア24に対して交差する方向に往復動
させ、図示の状態では、下流ストッパ166はその上端
がプールコンベア24の直上に位置し、このプールコン
ベア24によるコーンCの流れを阻止した状態、つま
り、プールコンベア24によるコーンCの供給経路を閉
じた状態にある。
【0023】一方、プールコンベア24の上流側には、
下流側ストッパ166と組をなす上流ストッパ170が
プールコンベア24の上方に位置して配置されている。
この上流ストッパ170は一対のストッパ爪172から
なり、これらストッパ爪172は、プールコンベア24
に向かって下方に延び、その下端部は円弧状をなしてい
る。一方、ストッパ爪172の上端は、アクチュエータ
(図示しない)を内蔵した駆動ボックス174に接続さ
れており、この駆動ボックス174はアクチュエータの
作動により、一対のストッパ爪172を開閉させる。即
ち、図5中、実線と破線とで示されているように、一対
のストッパ爪172はプールコンベア24の搬送通路に
対して交差する方向に互いに逆向きに回動して、この搬
送通路を開閉する。なお、駆動ボックス174は取付プ
レート176に取り付けられており、この取付プレート
176はメインフレーム90に固定されている。
【0024】下流ストッパ166と上流ストッパ170
との間には、プールコンベア24の上方に位置して、ロ
ッドレスシリンダ178が配置されている。ロッドレス
シリンダ178はプールコンベア24に沿って延びてお
り、そのスライダテーブル180には、プッシャ182
が取り付けられている。このプッシャ182は、前述し
た上流ストッパ170と同様な構造を有し、ストッパ爪
に対応する一対のプッシャ爪184と、これらプッシャ
爪184の上端が取り付けられた駆動ボックス186と
からなり、この駆動ボックス186はスライダテーブル
180に支持されている。
【0025】また、上流ストッパ170よりも上流側に
は、コーンセンサ188が配置されており、このコーン
センサ188は、プールコンベア24により上流ストッ
パ170を通過して流れるコーンCを検出する。更に、
コーン送り込み装置26は、プールコンベア24の終端
側にコーンホルダ190を備えている。このコーンホル
ダ190は、回転自在に支持されたホルダシャフト19
2と、ホルダロッド194からなり、これらホルダシャ
フト192、ホルダロッド194はプールコンベア24
の平行シャフト156と同一の間隔を存し、対応する平
行シャフト156から互いに平行にして、かつ、水平に
延びている。
【0026】プールコンベア24とは反対側に位置する
ホルダシャフト192の一端には、プーリ196が取り
付けられており、このプーリ196と電動モータ198
側の出力プーリ200との間にベルト202が掛け回さ
れている。従って、電動モータ198の駆動により、ホ
ルダシャフト192は回転され、その回転方向及び回転
速度は、対応する側の平行シャフト156の回転方向及
び回転速度と同一である。
【0027】一方、ホルダロッド194からは、アーム
204が上方に向けて延びており、このアーム204の
上端は屈曲され、リンク206を介してエアシリンダか
らなるホルダシリンダ208に連結されている。このホ
ルダシリンダ208が伸張されると、ホルダロッド19
4はそのアーム204を介し、上方に向けて回動され、
この結果、コーンホルダ190が開かれることになる。
【0028】なお、図示していないけれども、ロッドレ
スシリンダ178、電動モータ198及びエアシリンダ
208がメインフレーム90側に支持されていることは
言うまでもない。また、ホルダシャフト192とホルダ
ロッド194との間には、ストッパプレート191が配
置されており、このストッパプレート191はホルダシ
ャフト192の一端側に配置されている。
【0029】上述した下流ストッパ166、上流ストッ
パ170、ロッドレスシリンダ178、プッシャ18
2、コーンセンサ188、電動モータ198及びホルダ
シリンダ208は、図6に示されているようにコントロ
ーラ210に電気的に接続されており、このコントロー
ラ210はコーンセンサ188からのセンサ信号を受け
て、各ストッパ、プッシャ及びロッドレスシリンダの作
動を制御する。
【0030】具体的には、先ず、下流ストッパ166、
上流ストッパ170は共に閉じた状態にあり、一方、プ
ッシャ182は開いた状態にある。また、このとき、プ
ッシャ182は上流ストッパ170側に位置付けられて
いる。この状態で、プーリコンベア24上をその上端側
から流れてくる起立姿勢のコーンCは、図7に示される
ように上流ストッパ170により、その流れが阻止さ
れ、上流ストッパ170の上流側に多数のコーンCが一
列にして滞留する。
【0031】この後、コントローラ210が上流ストッ
パ170を開くと、この上流ストッパ170の上流に滞
留しているコーンCは、上流ストッパ170及びプッシ
ャ182を順次通過してプールコンベア24上を流れ、
そして、下流ストッパ166により、その流れが阻止さ
れる。上流ストッパ170を通過していくコーンCは、
コーンセンサ188により検出され、コーンセンサ18
8は、コーンCの通過を検出する度に、そのセンサ信号
をコントローラ210に供給する。コントローラ210
は、コーンセンサ188からのセンサ信号に基づき、上
流ストッパ170を通過したコーンCの個数をカウント
し、その個数が5個になったとき、上流ストッパ170
を閉じる。この結果、図8に示されるように、上流スト
ッパ170の上流に滞留する多数のコーンCから5個の
コーンCが分離して取り出され、これら5個のコーンC
は下流ストッパ166の上流側に保持される。
【0032】この後、コントローラ210は、下流スト
ッパ166を開くとともに、プッシャ182を閉じ、そ
して、ロッドレスシリンダ178を作動させて、そのス
ライダテーブル180とともにプッシャ182を、コー
ンホルダ190に向けて移動させる。この結果、プッシ
ャ182は、図9に示されるように、5個のコーンCを
プールコンベア24からコーンホルダ190内に、その
ストッパプレート191に当接するまで押し込み、これ
らコーンCはコーンホルダ190のホルダシャフト19
2とホルダロッド194間に起立姿勢を維持して挟持さ
れる。コーンホルダ190内に5個のコーンCが送り込
まれる際、そのホルダシャフト192は回転されている
が、コーンの送り込みが完了した後、その回転は停止さ
れる。
【0033】プッシャ182が閉じた状態でコーンホル
ダ190に向けて移動されると同時に、つまり、コーン
ホルダ190へのコーンCの送り込みが開始されると同
時に、上流ストッパ170が開かれ、新たに5個のコー
ンCが上流ストッパ170を通過して、下流ストッパ1
66に向かう。コーンホルダ190へのコーンCの送り
込みが完了すると直ちに下流ストッパ166が閉じら
れ、この下流ストッパ166の上流に次の5個のコーン
Cが同様にして保持され、また、プッシャ182はその
送り込み位置で開かれ、その開状態のまま図7及び図8
に示す位置まで戻って待機する。
【0034】ところで、コーンホルダ190内に送り込
まれるコーンCの個数は正確でなければならず、そのた
めには、コーンセンサ188は、コーンCの通過を確実
に検出する必要があるこの実施例のコーンセンサ188
は、図10乃至図12に詳図されており、以下、コーン
センサ188の詳細を説明する。
【0035】コーンセンサ188は、取付板212を備
えており、この取付板212はプールコンベア24に沿
って配置されて、メインフレーム90側に固定されてい
る。取付板212の一端からはロッド214が突出され
ており、このロッド214には合成樹脂からなるガイド
板216の一端が取り付けられ、このガイド板216は
取付板212と平行に延びている。
【0036】ガイド板216の両側面にはその他端側に
位置して、一対の板片218が取り付けられており、こ
れら板片218は下方、つまり、取付板212に向けて
延びている。一対の板片218は、その下端が横板22
0により連結されており、この横板220はガイド板2
16と平行になっている。ガイド板216の他端面から
はブラケット222を介して投光器224が取り付けら
れており、この投光器224は下向きとなっている。一
方、横板220にはブラケット226を介して光電管か
らなる受光器228が取り付けられており、この受光器
228は投光器224と対向している。
【0037】そして、前述したロッド214には、コイ
ルスプリング230が圧縮状態にして巻付けられてお
り、このコイルスプリング230の一端側部分は、ロッ
ド214からガイド板216の他端側に向って延長した
検出ワイヤ232として形成されている。検出ワイヤ2
32は、ロッド214から横板220を通過するまで
は、ガイド板216の下面に接した状態で、プールコン
ベア24と平行かつ直線的に延びているが、横板220
を通過した先の部分はプールコンベア24に向けて湾曲
して延びて、プールコンベア24の直上に達し、その先
端は球状の接触子234として形成されている。接触子
234は、検出ワイヤ232が自由状態にあるとき、前
述した上流ストッパ170の直下流に位置付けられてい
る(図4参照)。
【0038】検出ワイヤ232の途中には遮蔽片236
が取り付けられており、この遮蔽片236は受光器22
8に向けて水平に突出されている。検出ワイヤ232が
自由状態にあるとき、遮蔽片236は受光器228と投
光器224との間を開くようにプールコンベア24側に
位置付けられている。上流ストッパ170により、コー
ンCの流れが阻止されているとき、検出ワイヤ232の
接触子234は、図11及び図12に示されているよう
に、上流ストッパ170に当接しているコーンCTより
も下流に位置付けられている。なお、図11及び図12
に上流ストッパ170は図示されていない。
【0039】この状態で、上流ストッパ170が開か
れ、コーンCTが上流ストッパ170を通過して流れ始
めると、図12中2点鎖線で示されるように、コーンC
Tはその円錐面が検出ワイヤ232の接触子234に当
接し、この接触子234を押しのけて流れる。従って、
検出ワイヤ232の接触子234は、コーンCTの円錐
面、即ち、その円錐面の円弧に従いプールコンベア24
の側方に往復的に変位する。
【0040】この結果、図12中実線で示されるように
検出ワイヤ232は、ロッド214を中心として回動す
るように前述した受光器228に向けて弾性変位する。
その弾性変位が最大に達した時点で、検出ワイヤ232
の遮蔽片236は受光器228と投光器224との間に
侵入して、投光器224から受光器228に入射する光
を遮断し、この時点で、受光器228即ちコーンセンサ
188はオン信号をコントローラ210に出力する。こ
の後、検出ワイヤ232が弾性復帰力により、図12中
2点鎖線で示す元の位置に戻っていくと、遮断片236
は受光器228と投光器224との間を開き、この時点
で、コーンセンサ188はオフ信号をコントローラ21
0に出力する。
【0041】従って、上流ストッパ170をコーンCが
通過する度に、検出ワイヤ232は同様にして側方に弾
性変位し、コーンセンサ188からコントローラ210
にオンオフ信号が出力されることになる。上述したコー
ンセンサ188によれば、コーンCが通過するとき、そ
の円錐面の円弧形状に追従して、検出ワイヤ232が弾
性変位し、この弾性変位により、遮蔽板236を介し
て、その受光器228と投光器224との間を開閉する
ようにしたから、複数のコーンCが互いに密着した状態
で流れても、コーンセンサ188は個々のコーンCの通
過毎にオンオフ信号を確実に出力し、従って、コントロ
ーラ210はコーンセンサ188からのオンオフ信号に
基づき、コーンセンサ188を通過するコーンCの個数
を正確に計数することができる。
【0042】図4を再度参照すれば、コーンホルダ19
0のホルダシャフト192側には前述した充填ヘッド2
8が配置されており、この充填ヘッド28は、ホルダシ
ャフト192よりも僅かに下方に位置付けられている。
充填ヘッド28は、その下方の箱Bの搬送ラインBLに
対して直交する方向、つまり、ホルダシャフト192に
沿って延びるヘッド本体238を備えており、このヘッ
ド本体238のホルダシャフト192側の面には、5個
の吸着パッド240が取り付けられている。これら吸着
パッド240はヘッド本体238の長手方向、つまり、
ホルダシャフト192に沿って配置されている。
【0043】各吸着パッド240は、図13に示されて
いるように楕円形の皿状をなし、その長軸を上下方向に
向けて、ヘッド本体238に取り付けられている。吸着
パッド240の外周縁部はその肉厚が薄く、容易に弾性
変形してコーンCの円錐面に密着可能となっている。ま
た、吸着パッド240の底中央には吸引孔242が開口
されており、この吸引孔242は、ヘッド本体238の
内部通路(図示しない)を通じて、図4に示すフレキシ
ブルなエアホース244に接続されている。このエアホ
ース244は、切換え弁ユニット246を介して、負圧
源248または空圧源250に接続可能となっている。
即ち、切換え弁ユニット246は一対の電磁切換え弁を
内蔵しており、これら電磁切換え弁の切換え作動によ
り、各吸着パッド240の吸引孔242にサクション圧
またはブロー圧を供給することができる。なお、一対の
電磁切換え弁が共に休止位置にあるとき、エアホース2
44は大気に開放されている。
【0044】充填ヘッド28は、前述したヘッド駆動ア
センブリ164に連結されており、このヘッド駆動アセ
ンブリ164は、充填ヘッド28の側方、つまり、コー
ンホルダ190とは反対側の側方に位置したヘッド可動
板252を備えている。このヘッド可動板252の一方
の面には図4中破線で示すようにエアシリンダからなる
吸着シリンダ254が取り付けられており、この吸着シ
リンダ254のピストンロッド255はヘッド可動板2
52を貫通して充填ヘッド28側に延び、この充填ヘッ
ド28のヘッド本体238に連結されている。
【0045】更に、ヘッド可動板252はエアシリンダ
からなる充填シリンダ256に支持されており、この充
填シリンダ256は、箱Bの搬送ラインBLに沿って配
置され、そのピストンロッド258がヘッド可動板25
2に連結されている。また、充填シリンダ256は、そ
のシリンダホルダ260に一対のガイドロッド262を
有しており、これらガイドロッド262の一端は、ヘッ
ド可動板252に連結されて、このヘッド可動板252
を支持している。
【0046】充填シリンダ256のシリンダホルダ26
0からは、箱Bの搬送ラインBLに対して直交する支持
軸264が突出されており、この支持軸264は一対の
軸受266を介してロータリシリンダ268の出力軸に
連結されている。このロータリシリンダ268はメイン
フレーム側に固定されており、従って、ロータリシリン
ダ268は、充填シリンダ256を介してヘッド可動板
252を支持し、更に、ヘッド可動板252及び吸着シ
リンダ254を介して充填ヘッド28を支持している。
【0047】ロータリシリンダ268が駆動されると、
充填シリンダ256はその支持軸264を中心として下
方の箱Bの搬送ラインBLに向けて回転し、この結果、
充填ヘッド28は支持軸264の軸線を中心にして旋回
運動する。更に、この実施例の場合、充填セクション8
は、コーンホルダ190のホルダロッド194側に背板
270を備えており、この背板270は、充填ヘッド2
8に対向するようにして、ホルダロッド194の下側に
配置されている。背板270の下端部にはブラケット2
72を介して回動軸274が取り付けられており、この
回動軸274は軸受276に回転自在に支持され、更
に、リンク278を介してエアシリンダからなる背板シ
リンダ280に連結されている。この背板シリンダ28
0はそのピストンロッドの伸縮により、背板270を回
動させることができる。
【0048】背板270には、充填ヘッド28と対向す
る側の面に当接パッド282が取り付けられている。こ
の当接パッド282は、コーンホルダ190のホルダロ
ッド194に沿って延びる波形プレートからなり、その
波の個々の谷が充填ヘッド28の吸着パッド240と対
向するようにして、背板270の上部に配置されてい
る。
【0049】前述した切換え弁ユニット246、吸着シ
リンダ254、充填シリンダ256、ロータリシリンダ
268及び背板シリンダ280のそれぞれは、図6に示
されているようにコントローラ210に電気的に接続さ
れ、このコントローラ210により、その作動が制御さ
れる。なお、図示しないけれども、他の3つのラインの
プールコンベア24にも、上述したコーン送り込み装置
26、充填ヘッド28及びヘッド駆動アセンブリ164
等が組み合わされているが、ここで、隣接する充填ヘッ
ド28は前述したように互いに反対の向きに旋回される
ようになっている。
【0050】次に、上述した充填セクション8の充填動
作に関し、図14乃至図18を参照しながら説明する。
図14及び図15は、コーンホルダ190、即ち、充填
準備位置に5個のコーンCが送り込まれた状態、つま
り、図9に示した状態を示している。このとき、背板2
70はコーンホルダ190から離間する方向に回動して
おり、また、コーンホルダ190のホルダシャフト19
2はその回転が停止された状態にある。
【0051】この状態から、コントローラ210が背板
シリンダ280を伸張させると、背板270はコーンホ
ルダ190に向けて回動され、その当接パッド282が
コーンホルダ190のホルダロッド194の直下に位置
付けられる。背板270の回動と同時に、コントローラ
210は吸着シリンダ254を伸張させ、また、切換え
弁ユニット246を切換え、充填ヘッド28の各吸着パ
ッド240にサクション圧を供給する。これにより、充
填ヘッド28はコーンホルダ190に向けて移動し、各
吸着パッド240はコーンホルダ190の対応するコー
ンCの周面に押し付けられて、そのコーンCを側方から
吸着する。
【0052】このとき、背板270の波形をなした当接
パッド282は、図16に示されているように充填ヘッ
ド28とは反対側から各コーンCにあてがわれているの
で、各コーンCに吸着パッド240が押し付けられて
も、コーンCが揺動することはない。従って、充填ヘッ
ド28の各吸着パッド240はコーンCを確実に吸着す
ることができる。
【0053】この後、コントローラ210はホルダシリ
ンダ208を伸張させて、コーンホルダ190のホルダ
ロッド194を上方に向けて回動させ、また、背板シリ
ンダ280を収縮させることにより、背板270を図1
4に示す元の位置に回動させる。ホルダロッド194の
回動により、コーンホルダ190が開かれても、5個の
コーンCは充填ヘッド28の対応する吸着パッド240
に吸着されているので、これらコーンCが脱落すること
はない。
【0054】この後、コントローラ210はロータリシ
リンダ268を駆動し、充填シリンダ256をその支持
軸264を中心として下方に90゜だけ回転させる。従
って、充填ヘッド28は吸着した5個のコーンCととも
に、支持軸264の回りを下方に向けて旋回する。この
とき、コーンホルダ190のホルダロッド194及び背
板270は、図14中1点鎖線で示すコーンCの旋回領
域よりも外側に退避している。
【0055】充填ヘッド28が下方に向けて旋回する
と、図17に示されているように5個のコーンCは起立
姿勢から水平姿勢に変更され、このとき、充填ヘッド2
8の下方には箱Bが準備されている。この後、コントロ
ーラ210が充填シリンダ256を伸張させると、充填
ヘッド28は吸着した5個のコーンCとともに、箱Bに
対し、所定の位置まで降下する。この時点で、コントロ
ーラ210は切換え弁ユニット246を切換え作動さ
せ、充填ヘッド28、即ち、各吸着パッド240へのサ
クション圧の供給を停止すると同時に、これら吸着パッ
ド240にブロー圧を供給する。従って、各吸着パッド
240に吸着されていた5個のコーンCはブロー圧を受
けることで、その吸着パッド240から確実に箱B内に
落下し、この箱Bに充填されることになる。
【0056】この後、上述の動作が逆に繰り返されて、
充填ヘッド28及びコーンホルダ190のホルダロッド
194は元の位置、つまり、図4に示した位置まで戻
る。コーンホルダ190が閉じられると、このコーンホ
ルダ190内にコーンCを保持可能であるから、この
後、下流ストッパ166が直ちに開かれ、コーンホルダ
190内に新たに5個のコーンCが同様にして送り込ま
れる。
【0057】コーンCの充填を受けた箱Bはその搬送ラ
インBLに沿い、次の充填ステージ、即ち、次のプール
コンベア24側のコーンホルダ190と協働する充填ヘ
ッド28の下方に間欠搬送されて位置付けられ、その充
填ヘッド28から5個のコーンCの供給を受ける。この
場合、次の充填ステージの充填ヘッド28は、図18に
示されるように逆向きに旋回され、これにより、その充
填ヘッド28は箱B内に既に充填されている5個のコー
ンC上に次の5個のコーンCを逆向きに重ねて充填す
る。
【0058】なお、次の充填ステージにおいて、その充
填ヘッド28の逆向きの旋回を実現するには、箱Bの搬
送ラインの方向でみて、そのコーンホルダ190のシャ
フト192及びロッド194を対称にして配置し、これ
に応じて、充填ヘッド28側及び背板270を逆向きに
配置すればよい。また、後段の充填ステージに関して
は、その充填シリンダ256の伸張ストロークが前段の
充填シリンダ256の伸張ストロークに比べて短く設定
され、これにより、その充填ヘッド28からコーンCが
解放されるとき、そのコーンCの落下距離を短くし、コ
ーンが受ける衝撃を少なくすることができる。
【0059】上述の説明から既に明らかなように各充填
ステージを箱Bが順次通過していくと、その箱Bには充
填ヘッド28から5個ずつのコーンCが順次逆向きにし
て充填され、この後、箱Bはその搬送ラインBLを介し
て前述したように蓋閉じ装置に供給され、この蓋閉じ装
置により、その蓋が閉じられた後粘着テープによりシー
ルされる。
【0060】上述した充填セクション8によれば、コー
ン送り込み装置26は5個ずつのコーンCをそのコーン
ホルダ190に確実かつ強制的に送り込むことができ、
しかも、その充填ヘッド28の各吸着パッド240は、
背板270の当接パッド282と協働することで、その
コーンCを確実に吸着することができる。従って、各充
填ステージでは5個ずつのコーンCを正確かつ安定して
箱Bに充填でき、また、箱B内での各段のコーンCの充
填姿勢もまた整然となる。
【0061】この結果、充填セクション8を通過した箱
Bには、規定個数のコーンが確実に詰め込まれているの
で、この後の出荷検査、つまり、ウエイトチェッカに
て、コーンの個数不足や個数過剰が発生することはな
い。また、箱B内にはコーンが整然と詰め込まれるの
で、この後、蓋閉じ装置により、その蓋が粘着テープを
介して閉じられても、その蓋が膨れ上がることはない。
このような蓋の膨れ上がりは、出荷時、パレット上に多
数の箱Bを積み重ねて搬送する際、その荷崩れの原因と
なる。
【0062】更に、各充填ステージでは、その充填ヘッ
ド28が箱Bに対するコーンの充填動作を行っていると
き、そのコーンホルダ190に新たに5個のコーンを送
り込むことができるので、箱Bへのコーンの充填サイク
ルを短縮でき、箱詰め能力を大幅に向上することができ
る。この発明は、上述した一実施例に制約されるもので
はなく、種々の変形が可能である。例えば、一実施例で
は箱にコーン形のアイスクリームを充填するようにした
が、この発明は、アイスクリームに限らず、また、その
Yシールの有無にも拘わらず、各種の円錐形物品に対し
て適用可能である。
【0063】
【発明の効果】以上説明したように、この発明の円錐形
物品の充填装置によれば、円錐形物品を起立姿勢にして
取り扱うようにしたから、供給経路から充填準備位置へ
の円錐形物品の送り込みを迅速に行えるばかりでなく、
充填ヘッドはその充填準備位置にある所定個数の円錐形
物品を確実に受け取ることができ、また、隣接する充填
ヘッドを互いに逆向きに回動させて、その保持している
所定個数の円錐形物品を箱に充填すれば、箱詰された各
段の円錐形物品は交互に逆向きとなって、その充填作業
の自動化が図れるなどの効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】アイスクリームの箱詰め状態を示した斜視図で
ある。
【図2】アイスクリームの箱詰めシステムを示した概略
図である。
【図3】搬送ライン上での箱の間欠搬送を示した図であ
る。
【図4】充填セクションの一部を示した斜視図である。
【図5】コーン送り込み装置の上流ストッパを示した図
である。
【図6】充填セクションの制御ブロック図である。
【図7】コーン送り込み装置の作動状態を示す図であ
る。
【図8】図7の状態からコーン送り込み装置の次の作動
状態を示す図である。
【図9】図8の状態からコーン送り込み装置の次の作動
状態を示す図である。
【図10】コーン送り込み装置のコーンセンサを示した
斜視図である。
【図11】コーンセンサの正面図である。
【図12】コーンセンサの作用を示す図である。
【図13】吸着パッドを示した斜視図である。
【図14】コーン送り込み装置のコーンホルダ周辺を示
す図である。
【図15】コーンホルダ周辺の平面図である。
【図16】コーンホルダのコーンが充填ヘッドに吸着さ
れた状態を示す図である。
【図17】充填ヘッドの旋回運動を示す図である。
【図18】充填ヘッドの逆向きの旋回運動を示す図であ
る。
【符号の説明】
24 プールコンベア(供給経路) 26 コーン送り込み装置(送り込み手段) 28 充填ヘッド 166 下流ストッパ 164 ヘッド駆動アセンブリ 170 上流ストッパ 182 プッシャ 190 コーンホルダ(充填準備位置) 240 吸着パッド 254 吸着シリンダ 256 充填シリンダ 268 ロータリシリンダ 270 背板 282 当接パッド B 箱 BL 搬送ライン C コーン(アイスクリーム)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 池田 美登 東京都北区王子1−9−5 関東プラント サービス株式会社東京本店内 (72)発明者 大槻 幹夫 神奈川県横浜市鶴見区下末吉2−1−1 森永製菓株式会社鶴見工場内 (72)発明者 相沢 幸範 神奈川県川崎市中原区今井上町50番地 株 式会社東京エンヂニアリング本社工場内 (72)発明者 片岡 雅夫 東京都墨田区横川1−17−7 日本たばこ 産業株式会社東京工場内 (72)発明者 下村 悦夫 東京都墨田区横川1−17−7 日本たばこ 産業株式会社東京工場内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 箱の搬送ラインに向け、円錐形物品を下
    向きの起立姿勢とし一列にして供給する複数の供給経路
    と、 搬送ラインの上方でかつ搬送ラインに沿い互いに離間し
    た充填準備位置に各供給経路から所定個数の円錐形物品
    を送り込み、各充填準備位置にて、所定個数の円錐形物
    品を起立姿勢を維持しかつ前記搬送ラインと交差する方
    向に並べて配置する送り込み手段と、 各充填準備位置の近傍に配置され、その充填準備位置に
    ある所定個数の円錐形物品を纏めて受け取り、これら円
    錐形物品を解放可能に保持する充填ヘッドと、 隣接する充填ヘッドを互いに逆向きに回動させ、その充
    填ヘッドに保持されている所定個数の円錐形物品を起立
    姿勢から水平姿勢に変更し、この後、各充填ヘッドを前
    記搬送ライン上の箱に向けて降下させるヘッド駆動手段
    とを具備したことを特徴とする円錐形物品の充填装置。
  2. 【請求項2】 前記送り込み手段は、前記供給経路に離
    間して配置され、開閉作動により、供給経路上の円錐形
    物品から所定個数の円錐形物品を分離して保持する上流
    ストッパ及び下流ストッパと、上流ストッパと充填準備
    位置との間で往復移動し、分離された所定個数の円錐形
    物品を充填準備位置に送り込むプッシャとを備えている
    ことを特徴とする請求項1の円錐形物品の充填装置。
JP21147293A 1993-08-26 1993-08-26 円錐形物品の充填装置 Pending JPH0761409A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP21147293A JPH0761409A (ja) 1993-08-26 1993-08-26 円錐形物品の充填装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP21147293A JPH0761409A (ja) 1993-08-26 1993-08-26 円錐形物品の充填装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0761409A true JPH0761409A (ja) 1995-03-07

Family

ID=16606515

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP21147293A Pending JPH0761409A (ja) 1993-08-26 1993-08-26 円錐形物品の充填装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0761409A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011251722A (ja) * 2010-06-01 2011-12-15 Fabrica Toyama Corp 物品の箱詰め装置及び方法
FR3067338A1 (fr) * 2017-06-12 2018-12-14 Fege Systeme ameliore pour la preparation de produits

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011251722A (ja) * 2010-06-01 2011-12-15 Fabrica Toyama Corp 物品の箱詰め装置及び方法
FR3067338A1 (fr) * 2017-06-12 2018-12-14 Fege Systeme ameliore pour la preparation de produits

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6243756B2 (ja) スパウト取付用袋の供給方法及び装置
US8122692B2 (en) Empty bag supply method and empty bag supply apparatus
US20090277133A1 (en) Conveying device, and boxing device and boxing system provided with the same
AU2008305799B2 (en) Device and method for filling of a container
CN1183007C (zh) 处理口袋的装置
JP2015168456A (ja) 袋の供給方法及び袋供給装置
WO2015137005A1 (ja) 箱詰めシステム
US3456423A (en) Stacking filled envelopes for packaging
JP5857365B2 (ja) 卵の姿勢変更構造
JPH0761410A (ja) 円錐体の箱詰め機
JPH08336784A (ja) 物品処理装置
JPH0761409A (ja) 円錐形物品の充填装置
JP6084005B2 (ja) 卵の移載装置
KR101733282B1 (ko) 로터리형 자동포장기
CN113911441A (zh) 一种食品装袋设备
JP2001151338A (ja) 青果物整列搬送装置
KR20050005445A (ko) 저장고에 쌓인 부대를 수용, 분리, 개봉하기 위한 장치
JP3560292B2 (ja) 物品の保持体への挿入方法およびその装置
JP7399487B2 (ja) 搬送装置
CN220263374U (zh) 一种自动化套袋机构
US6564922B1 (en) Flex diverter
JP3512131B2 (ja) 箱詰め装置
JP2001010610A (ja) 包装製品の袋詰め装置
JPH11180551A (ja) ガラス管の受渡し搬送方法
JPH08268410A (ja) 搬送物品の移載装置