JPH0761037A - カラー画像形成装置 - Google Patents

カラー画像形成装置

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JPH0761037A
JPH0761037A JP5209692A JP20969293A JPH0761037A JP H0761037 A JPH0761037 A JP H0761037A JP 5209692 A JP5209692 A JP 5209692A JP 20969293 A JP20969293 A JP 20969293A JP H0761037 A JPH0761037 A JP H0761037A
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image forming
signal
exposure
circuit
light
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JP5209692A
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Mitsusachi Hiyoshi
光幸 日吉
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TEC CORP
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TEC CORP
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Abstract

(57)【要約】 【目的】各回転駆動装置の回転数は勿論、各回転駆動装
置が回転駆動するミラーの反射面方向も一致させ、色ず
れのないカラー画像形成を行う。 【構成】基準クロックを分周した基準パルス信号を取り
込み、スキャナモータ511 〜514 をPLL制御によ
り回転制御し、そのスキャナモータでミラー521 〜5
24 を回転駆動して感光ドラムの主走査方向に走査する
レーザ光を出射する各色の画像形成ステーションの露光
装置431 〜434 に、基準となる露光装置431 以外
の露光装置432 〜434 の分周回路672 〜674 に
入力する基準クロックを間引いて基準となるスタートセ
ンサ601 からの光検知信号yとそれ以外のスタートセ
ンサ602 〜604 からの光検知信号m,c,kとの位
相を一致させる制御を行うクロック間引き回路681 〜
683 を設けている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、色の異なるトナー画像
を重ね合わせて記録媒体にカラー画像を転写記録するカ
ラープリンタやカラーファクシミリ等のカラー画像形成
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】この種のカラー画像形成装置は、例えば
イエローのトナー画像を形成する潜像保持体、マゼンタ
のトナー画像を形成する潜像保持体、シアンのトナー画
像を形成する潜像保持体及びブラックのトナー画像を形
成する潜像保持体をそれぞれ設けた画像形成ステーショ
ンを所定の間隔で順次配置し、カラー印刷のときには、
搬送する記録紙にイエローのトナー画像、マゼンタのト
ナー画像及びシアンのトナー画像を順次重ね合わせて転
写記録するようになっている。
【0003】このようなカラー画像形成装置としては例
えば特開昭62−242909号公報に記載されたもの
が知られている。これは図9に示す構成となっている。
【0004】すなわち感光ドラム11 〜14 の周面上に
露光装置21 〜24 を帯電器や現像器等(図示せず)と
共に対向配置した4つの画像形成ステーション31 〜3
4 を、矢印方向に搬送する無端帯状の用紙搬送ベルト4
上に所定の間隔を開けて配置している。
【0005】各画像形成ステーション31 〜34 はシア
ン、マゼンタ、イエロー、ブラックの4つの色のトナー
画像を形成する。
【0006】露光装置21 〜24 は、回転駆動装置であ
るスキャナモータ51 〜54 の回転軸に取付けたポリゴ
ンミラー61 〜64 をレーザ光源71 〜74 の光軸上に
位置させてレーザ光源からのレーザ光を反射させ、また
ポリゴンミラー61 〜64 の反射面からfθレンズ81
〜84 を経て感光ドラム11 〜14 の周面に至る反射光
の走査開始位置に反射ミラー91 〜94 を介して受光素
子からなるスタートセンサ101 〜104 を配置してい
る。
【0007】スキャナモータ51 〜54 は内部にホール
素子(図示せず)を設け、そのモータの駆動回路(図示
せず)には、図10に示すようにシアン、マゼンタ、イ
エロー、ブラックに対応したPLL(フェーズ・ロック
ド・ループ)回路111 〜114 を介して周波数発生器
12を接続している。
【0008】このカラー画像形成装置は、露光装置21
〜24 により感光ドラム11 〜14の周面上に静電潜像
を形成し、この静電潜像をそれぞれシアン、マゼンタ、
イエロー、ブラックのトナーで現像してトナー画像を形
成し、そのトナー画像を用紙搬送ベルト4上を搬送する
記録紙に順次重ねて転写記録しカラー画像を形成する。
そして感光ドラム11 〜14 への静電潜像形成時の露光
走査は、スタートセンサ101 〜104 からの光検知信
号に基づいてレーザ光源71 〜74 の駆動を開始するこ
とにより行う。
【0009】また、各露光装置21 〜24 のポリゴンミ
ラー61 〜64 の回転を同期させるために、各スキャナ
モータ51 〜54 のホール素子から検出される周波数信
号FG1 ,FG2 ,FG3 ,FG4 と周波数発生器12
から出力する基準周波数信号f0 とでPLL回路111
〜114 が各スキャナモータ51 〜54 の駆動回路をP
LL制御する。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】このカラー画像形成装
置は、各露光装置21 〜24 のスキャナモータ51 〜5
4 をそれぞれ周波数信号FG1 ,FG2 ,FG3 ,FG
4 と基準周波数信号f0とに基づいてPLL制御するこ
とで、ポリゴンミラー61 〜64 の回転を同期させるこ
とができる。
【0011】しかし、ホール素子のスキャナモータ51
〜54 内における取付け位置と、スキャナモータ51 〜
54 の回転軸に対するポリゴンミラー61 〜64 の取付
け角度とを精密に一致させることは製造誤差等のために
困難である。そしてこれらの部材の取付けに誤差が生じ
た状態でPLL制御を行った場合、各スキャナモータ5
1 〜54 の回転数を一致させることができるが、各ポリ
ゴンミラー61 〜64の反射面方向の同期は制御不能と
なる。その結果、感光ドラム11 〜14 に対する露光走
査が同期しなくなり、転写記録したカラー画像に色ずれ
が生じるなどして画像品質を低下させるという問題があ
った。
【0012】そこで本発明は、各回転駆動装置の回転数
を一致させることができると共に各回転駆動装置により
回転駆動するミラーの反射面方向も一致させることがで
き、色ずれのないカラー画像形成ができるカラー画像形
成装置を提供する。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明は、潜像保持体の
周面に対向して、少なくとも帯電器、発光素子からの光
を回転駆動装置で回転駆動するミラーに反射して潜像保
持体の主走査方向に走査し露光する露光装置及びトナー
現像器をそれぞれ配置してなる画像形成ステーションを
複数所定の間隔で配置し、各画像形成ステーションで形
成する色の異なるトナー画像を記録媒体に重ねて転写記
録するカラー画像形成装置において、各画像形成ステー
ションの露光装置に、潜像保持体の主走査方向に走査す
る光を受光して露光開始のタイミングを取るための光検
知信号を発生する受光素子と、基準クロックを分周して
基準パルス信号を出力する分周回路と、この分周回路か
らの基準パルス信号を取り込み、フェーズ・ロックド・
ループ制御によりその基準パルス信号に同期するように
回転制御信号を発生し、回転駆動装置を回転制御する制
御回路をそれぞれ設けると共に、各画像形成ステーショ
ンの露光装置の1つを基準とし、残りの画像形成ステー
ションの露光装置に、基準とした露光装置の受光素子か
らの光検知信号と自己の露光装置の受光素子からの光検
知信号との位相を比較し、位相の不一致、一致信号を出
力する比較手段と、この比較手段からの位相不一致信号
に応動して一定周期で所定時間幅の1ショットパルスを
発生し、位相一致信号に応動して1ショットパルスの発
生を停止する1ショットパルス発生手段と、この1ショ
ットパルス発生手段からの1ショットパルスの発生期
間、自己の分周回路への基準クロックの入力を禁止する
基準クロック制御手段を設けたものである。
【0014】
【作用】このような構成の本発明においては、各画像形
成ステーションにおいて発光素子からの光はミラーで反
射し、その反射光が潜像保持体の主走査方向に走査して
露光する。このとき走査する光を受光素子が受光して露
光開始のタイミングを取る光検知信号を発生する。
【0015】一方、基準クロックを分周回路で分周して
得られる基準パルスを制御回路に入力しフェーズ・ロッ
クド・ループ制御によりその基準パルスに同期するよう
に回転制御信号が発生するが、このとき基準とした露光
装置以外の露光装置では、基準とした露光装置の受光素
子からの光検知信号と自己の露光装置の受光素子からの
光検知信号との位相を比較し、位相の不一致、一致信号
を出力する。そして位相不一致信号を出力すると、その
位相不一致信号に1ショットパルス発生手段が応動して
一定周期で所定時間幅の1ショットパルスを発生する。
この1ショットパルスの発生期間、自己の分周回路への
基準クロックの入力を禁止する。
【0016】その結果、基準とした露光装置以外の露光
装置では、回転駆動装置の回転速度を一時的に遅らせ、
受光素子からの光検知信号の発生タイミングを遅らせ
る。
【0017】こうして基準とした露光装置以外の露光装
置の光検知信号が基準とした露光装置の光検知信号と位
相が一致する方向に制御され、やがて各露光装置の光検
知信号の位相が一致することになり、各回転駆動装置の
回転数とともに各回転駆動装置により回転駆動するミラ
ーの反射面方向も一致することになる。
【0018】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面を参照して説
明する。なお、本実施例は本発明をレーザスキャン方式
のカラープリンタに適用したものについて述べる。
【0019】図2はカラープリンタの概略構成を示すも
ので、シート状の記録紙21を収納した給紙カセット2
2から記録紙21をピックアップロ−ラ23により所定
のタイミングで1枚ずつ送り出し、さらに給紙ローラ2
4により搬送ベルト25上に送り込むようになってい
る。
【0020】前記搬送ベルト25は2つのベルト駆動ロ
ーラ26,27間に掛けわたされており、そのベルト駆
動ローラ26,27間の搬送ベルト25上に、給紙側か
ら順にイエロ−画像形成ステーション31、マゼンタ画
像形成ステーション32、シアン画像形成ステーション
33及びブラック画像形成ステーション34を配置して
いる。すなわちイエロ−画像形成ステーション31をベ
ルト駆動ローラ26に一番近く配置し、ブラック画像形
成ステーション34をベルト駆動ローラ27に一番近く
配置している。
【0021】前記給紙ローラ24とベルト駆動ローラ2
6とは間に前記搬送ベルト25を介して対向配置してい
る。
【0022】前記搬送ベルト25は外側が絶縁層、内側
が導電層の2層構造になっている。そして前記ベルト駆
動ローラ27を駆動モータ28で回転駆動することによ
り前記搬送ベルト25を図中矢印方向に回転させ、前記
給紙ローラ24により送り込まれる記録紙21を搬送す
るようになっている。
【0023】前記給紙ローラ24の後方でかつ前記イエ
ロ−画像形成ステーション31の手前にベルト帯電器2
9を配置し、このベルト帯電器29で前記搬送ベルト2
5及び記録紙21を表面電位1〜2KV程度に帯電しそ
の記録紙21を搬送ベルト25上に吸着させるようにな
っている。
【0024】また前記ベルト駆動ローラ27からベルト
駆動ローラ26へ移動する搬送ベルト25の途中の部位
にベルト除電器30及びベルトクリーナ37を配置し、
搬送ベルト25を除電するとともにクリーニングするよ
うになっている。
【0025】前記各画像形成ステーション31〜34は
同一構成で、潜像保持体体を構成する感光ドラム41を
設け、この感光ドラム41の周囲に感光面の表面電位を
−500V程度に帯電するドラム帯電器42、感光面を
光走査で露光し静電潜像を形成する露光装置43、静電
潜像にトナーを付着して現像する現像器44、現像した
トナー像を前記記録紙21に転写する転写ロ−ラ45、
感光ドラム41の感光面のトナーを除去するクリ−ナ4
6を配置している。
【0026】そして前記感光ドラム41と転写ローラ4
5との間を前記搬送ベルト25が通過するようになって
いる。
【0027】前記露光装置43は、図3に示すように、
回転駆動装置であるスキャナモータ51の回転軸に取付
けたポリゴンミラー52を発光素子であるレーザ光源5
3の光軸上に位置させ、前記レーザ光源53からのレー
ザ光をコリメータレンズ54及びシリンドリカルレンズ
55を介して前記ポリゴンミラー52の反射面に反射さ
せ、その反射光をfθレンズ56,57及びシリンドリ
カルレンズ58を介して前記感光ドラム41の感光面に
照射するようになっている。この感光ドラム41の感光
面に照射するレーザ光は前記ポリゴンミラー52の回転
により感光ドラム41の主走査方向に走査するようにな
っている。そして前記感光ドラム41に照射するレーザ
光の走査開始位置に反射ミラー59を配置し、レーザ光
が走査開始位置に到達したときの光を前記反射ミラー5
9で反射して受光素子であるスタートセンサ60で検出
するようになっている。すなわち前記スタートセンサ6
0は、主走査方向に走査するレーザ光による露光開始の
タイミングを取るための光検知信号を発生するようにな
っている。
【0028】前記感光ドラム41は駆動モータ61の回
転軸に取り付けられ、駆動モータ61によりレーザ光の
走査タイミングに同期して回転するようになっている。
【0029】前記各画像形成ステーション31〜34の
現像器44はそれぞれイエロ−、マゼンタ、シアン、ブ
ラックのトナーを収容している。
【0030】また前記画像形成ステーション31の露光
装置43はカラー画像のイエロー成分像に対応する画素
信号、前記画像形成ステーション32の露光装置43は
カラー画像のマゼンタ成分像に対応する画素信号、前記
画像形成ステーション33の露光装置43はカラー画像
のシアン成分像に対応する画素信号、前記画像形成ステ
ーション34の露光装置43はブラック成分像に対応す
る画素信号で駆動するようになっている。
【0031】前記ブラック画像形成ステーション34の
後方に定着装置35を設け、前記搬送ベルト25を介し
て送り出される画像転写済みの記録紙21を加圧、加熱
定着するようになっている。この定着装置35で定着が
終了した記録紙21は排紙ローラ36により外部に排出
するようになっている。
【0032】図1は前記各画像形成ステーション31〜
34の露光装置43の駆動回路構成を示すブロック図
で、イエロ−画像形成ステーション31の露光装置43
1 のスキャナモータ511 を駆動回路621 で駆動し、
マゼンタ画像形成ステーション32の露光装置432 の
スキャナモータ512 を駆動回路622 で駆動し、シア
ン画像形成ステーション33の露光装置433 のスキャ
ナモータ513 を駆動回路623 で駆動し、かつブラッ
ク画像形成ステーション34の露光装置434 のスキャ
ナモータ514 を駆動回路624 で駆動している。
【0033】前記各露光装置431 〜434 のスキャナ
モータ511 〜514 にホール素子631 〜634 をそ
れぞれ取り付けてモータの回転速度を検出し、そのホー
ル素子631 〜634 からの周波数信号FG1 〜FG4
をそれぞれ検出回路641 〜644 で検出して出力して
いる。
【0034】前記検出回路641 〜644 からの周波数
信号FG1 〜FG4 をPLL(フェーズ・ロックド・ル
ープ)制御回路651 〜654 に供給している。
【0035】前記露光装置431 のPLL制御回路65
1 にはクロック発生器66からの基準クロックCLを分周
回路671 で分周した基準パルス信号P0 が入力してい
る。前記PLL制御回路651 は、基準パルス信号P0
と周波数信号FG1 に基づいて前記駆動回路621 をP
LL制御し、スキャナモータ511 を一定速度で回転さ
せるようになっている。
【0036】前記露光装置432 のPLL制御回路65
2 には前記クロック発生器66からの基準クロックCLを
クロック間引き回路681 を介して分周回路672 で分
周した基準パルス信号P1 が入力している。前記PLL
制御回路652 は、基準パルス信号P1 と周波数信号F
G2 に基づいて前記駆動回路622 をPLL制御し、ス
キャナモータ512 を一定速度で回転させるようになっ
ている。
【0037】前記露光装置433 のPLL制御回路65
3 には前記クロック発生器66からの基準クロックCLを
クロック間引き回路682 を介して分周回路673 で分
周した基準パルス信号P2 が入力している。前記PLL
制御回路653 は、基準パルス信号P2 と周波数信号F
G3 に基づいて前記駆動回路623 をPLL制御し、ス
キャナモータ513 を一定速度で回転させるようになっ
ている。
【0038】前記露光装置434 のPLL制御回路65
4 には前記クロック発生器66からの基準クロックCLを
クロック間引き回路683 を介して分周回路674 で分
周した基準パルス信号P3 が入力している。前記PLL
制御回路654 は、基準パルス信号P3 と周波数信号F
G4 に基づいて前記駆動回路624 をPLL制御し、ス
キャナモータ514 を一定速度で回転させるようになっ
ている。
【0039】前記各クロック間引き回路681 〜683
に前記露光装置431 のスタートセンサ601 からの光
検知信号y及びCPU(図示せず)からの活性化信号e
をそれぞれ入力している。また、前記各クロック間引き
回路681 〜683 に自己の露光装置432 〜434 の
スタートセンサ602 〜604 からの光検知信号m,
c,kをそれぞれ入力している。
【0040】前記各クロック間引き回路681 〜683
は、図4に示すように、制御回路71,1ショットパル
ス発生回路72及び2入力アンドゲート73からなり、
前記制御回路71は、CPUからの活性化信号eによ
り、露光装置431 からの光検知信号yと自己の露光装
置432 〜434 からの光検知信号m,c,kとの位相
を比較して間引き動作の開始や停止を行い、位相が一致
すると前記1ショットパルス発生回路72に供給するロ
ック信号Rを活性化するようになっている。
【0041】前記1ショットパルス発生回路72は、露
光装置431 からの光検知信号yを基に基準クロックCL
をカウンタでカウントして所定パルス幅のローレベルな
1ショットパルスを発生し、前記アンドゲート73に供
給している。また、前記制御回路71からのロック信号
Rが活性化すると1ショットパルスの発生動作を停止す
るようになっている。
【0042】前記アンドゲート73は前記1ショットパ
ルス発生回路72からの出力と前記基準クロックCLとの
論理積を取り、その出力をクロックCL1 ,CL2 ,CL3 と
して送出している。
【0043】このような構成の実施例では、給紙カセッ
ト22から送り出される記録紙21はベルト帯電器29
の放電により搬送ベルト25に静電吸着されて搬送され
る。
【0044】一方、各画像形成ステーション31〜34
では、ドラム帯電器42のコロナ放電により帯電した感
光ドラム41の感光面が露光装置43からのレーザ光の
走査により画像情報に基づいて選択的に除電され静電潜
像が形成される。そして静電潜像が現像器44からの帯
電したトナーで現像されトナー像が形成される。
【0045】このようにして各画像形成ステーション3
1〜34の感光ドラム41に各色毎の画像情報に基づい
て各色毎のトナー像が形成され、そのトナー像が搬送さ
れる記録紙21に転写ローラ45により重ね転写され
る。
【0046】こうしてブラック画像形成ステーション3
4を通過した記録紙21上にはカラー画像が形成され
る。この記録紙21はその後定着装置35で加圧、加熱
定着されて排出される。
【0047】また、カラー画像が形成された記録紙21
を剥離した後の搬送ベルト25はベルト除電器30で除
電され、ベルトクリーナ37によりクリーニングされ
る。
【0048】ところでこのようなカラープリンタでは、
各露光装置431 〜434 のポリゴンミラー521 〜5
24 の回転を同期させるため、それぞれのスキャナモー
タ511 〜514 のホール素子631 〜634 から検出
される周波数信号FG1 〜FG4 とそれぞれの分周回路
671 〜674 からの基準パルス信号P0 〜P3 をPL
L制御回路651 〜654 で比較して、それぞれの速度
制御及び位相制御を信号化し、対応する駆動回路621
〜624 に送出する。
【0049】PLL制御では各ポリゴンミラー521 〜
524 の回転を同期させることはできるが、スタートセ
ンサ601 〜604 からの光検知信号y,m,c,kの
位相を一致させることはできない。例えば図5に基準ク
ロックCL、露光装置431 に対応する基準パルス信号P
0 、周波数信号FG1 、光検知信号y及び露光装置43
2 に対応する基準パルス信号P1 、周波数信号FG1 、
光検知信号mのタイミングを示すように、光検知信号y
とmとに位相のずれが生じる。
【0050】そこで先ず図6の(a) に示すように活性化
信号eをローレベルにしてクロック間引き回路681 の
動作を開始させる。制御回路71は光検知信号yとmと
の位相を比較し、位相があっていないと、1ショットパ
ルス発生回路72が動作して所定のタイミングで図6の
(f) に示すように基準クロックCLを1クロック分間引く
ための1ショットパルスを発生しアンドゲート73に供
給する。
【0051】こうしてクロック間引き回路681 からは
図6の(g) に示すように基準クロックCLを1クロック分
間引いたクロックCL1 が出力される。しかして分周回路
672 からの基準パルス信号P1 に図6の(h) に示すよ
うに1クロック分の遅延が発生する。
【0052】そしてPLL制御回路652 は基準パルス
信号P1 に周波数信号FG2 を同期させるため、スキャ
ナモータ512 の回転速度を一時的に遅らせる。これに
より検出回路642 からの周波数信号FG2 の周波数が
図6の(i) に示すように一時的に低下し、その結果基準
パルス信号P1 の立上がりが図7の(h) に示すようにず
れ、光検知信号mの位相が図7の(j) に示すようにずれ
る。
【0053】以上の制御を光検知信号yとmとの位相が
一致するまで繰り返し、やがては図8に示すように光検
知信号yと光検知信号mとの位相が一致するようにな
る。
【0054】そして光検知信号yとmとの位相が一致す
ると、制御回路71からのロック信号が活性化し、これ
により1ショットパルス発生回路72からの1ショット
パルスの発生が停止する。
【0055】このような制御を光検知信号yと光検知信
号m,c,kの位相が一致するまで繰り返し行う。
【0056】こうして各露光装置431 〜434 のポリ
ゴンミラー521 〜524 の反射面方向がすべて同期す
ることになる。こうして各露光装置431 〜434 の画
像走査を精密に同期させることができ、各色を重ね印刷
する場合に色ずれの発生を防止できる。
【0057】なお、前記実施例ではクロック間引き回路
681 〜683 が間引くクロック数を1個としたが必ず
しもこれに限定されるものではなく、複数個であっても
よくこれは1ショットパルス発生回路72のカウンタの
設定値の変更により任意に設定できる。この場合にカウ
ンタとしてプログラム設定可能なタイマカウンタを使用
し、カウンタの設定値をCPUにより変更して間引くク
ロック数を変更することもできる。そしてクロックを間
引く周期は1走査に1回でも、また複数走査に1回でも
よい。
【0058】また、前記実施例では露光装置431 のス
タートセンサ601 からの光検知信号yを基準とし、そ
の光検知信号yと他の光検知信号m,c,kとの位相を
一致させるようにしたが必ずしもこれに限定されるもの
ではなく、他の光検知信号m,c,kの1つを基準にし
てもよく、また光検知信号と同等のカウント周期を持つ
専用のカウンタを使用し、そのカウンタのカウント周期
を基準にして光検知信号y,m,c,kの位相を一致さ
せるものであってもよい。
【0059】
【発明の効果】以上、本発明によれば、基準クロックを
分周して基準パルス信号をつくり、この基準パルス信号
に基づいてミラーを回転駆動する回転駆動装置をPLL
制御する露光装置を各色毎に設けたものにおいて、基準
クロックの間引きにより各色の露光装置からの露光開始
のタイミングを取るための光検知信号の位相を一致させ
るようにしているので、各回転駆動装置の回転数を一致
させることができるとともに各回転駆動装置が駆動する
ミラーの反射面方向も一致させることができ、色ずれの
ないカラー画像形成ができるカラー画像形成装置を提供
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例における露光装置の駆動回路
構成を示すブロック図。
【図2】同実施例の全体の概略構成図。
【図3】同実施例の露光装置の概略構成図。
【図4】図1におけるクロック間引き回路の構成を示す
ブロック図。
【図5】同実施例におけるイエローの光検知信号とマゼ
ンタの光検知信号とに位相ずれがあるときの各信号タイ
ミング図。
【図6】同実施例における基準クロックの間引き制御を
説明するための各信号タイミング図。
【図7】同実施例における基準クロックの間引き制御を
説明するための各信号タイミング図。
【図8】同実施例におけるイエローの光検知信号とマゼ
ンタの光検知信号との位相が一致したときの各信号タイ
ミング図。
【図9】従来例を示す斜視図。
【図10】同従来例のブロック図。
【符号の説明】
31〜34…画像形成ステーション 43,431 〜434 …露光装置 51,511 〜514 …スキャナモータ 52,521 〜524 …ポリゴンミラー 53,531 〜534 …レーザ光源 60,601 〜604 …スタートセンサ 63,631 〜634 …ホール素子 65,651 〜654 …PLL(フェーズ・ロックド・
ループ)制御回路 66…クロック発生器 671 〜674 …分周回路 681 〜684 …クロック間引き回路 71…制御回路 72…1ショットパルス発生回路 73…アンドゲート
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G03G 21/14 2107−2H G03G 21/00 372

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 潜像保持体の周面に対向して、少なくと
    も帯電器、発光素子からの光を回転駆動装置で回転駆動
    するミラーに反射して前記潜像保持体の主走査方向に走
    査し露光する露光装置及びトナー現像器をそれぞれ配置
    してなる画像形成ステーションを複数所定の間隔で配置
    し、前記各画像形成ステーションで形成する色の異なる
    トナー画像を記録媒体に重ねて転写記録するカラー画像
    形成装置において、前記各画像形成ステーションの露光
    装置に、前記潜像保持体の主走査方向に走査する光を受
    光して露光開始のタイミングを取るための光検知信号を
    発生する受光素子と、基準クロックを分周して基準パル
    ス信号を出力する分周回路と、この分周回路からの基準
    パルス信号を取り込み、フェーズ・ロックド・ループ制
    御によりその基準パルス信号に同期するように回転制御
    信号を発生し、前記回転駆動装置を回転制御する制御回
    路をそれぞれ設けると共に、前記各画像形成ステーショ
    ンの露光装置の1つを基準とし、残りの画像形成ステー
    ションの露光装置に、基準とした露光装置の受光素子か
    らの光検知信号と自己の露光装置の受光素子からの光検
    知信号との位相を比較し、位相の不一致、一致信号を出
    力する比較手段と、この比較手段からの位相不一致信号
    に応動して一定周期で所定時間幅の1ショットパルスを
    発生し、位相一致信号に応動して1ショットパルスの発
    生を停止する1ショットパルス発生手段と、この1ショ
    ットパルス発生手段からの1ショットパルスの発生期
    間、自己の分周回路への基準クロックの入力を禁止する
    基準クロック制御手段を設けたことを特徴とするカラー
    画像形成装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010173109A (ja) * 2009-01-27 2010-08-12 Kyocera Mita Corp 画像形成装置
CN103226306A (zh) * 2012-01-31 2013-07-31 佳能株式会社 使用静电潜像用于颜色重合失调校正的图像形成装置

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