JPH0760620A - ワーク投入指示方法 - Google Patents

ワーク投入指示方法

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JPH0760620A
JPH0760620A JP5216198A JP21619893A JPH0760620A JP H0760620 A JPH0760620 A JP H0760620A JP 5216198 A JP5216198 A JP 5216198A JP 21619893 A JP21619893 A JP 21619893A JP H0760620 A JPH0760620 A JP H0760620A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 組立ラインに投入すべきワークの平準化を図
れるようなワーク投入の指示を行うワーク投入指示方法
を提供する。 【構成】 投入候補車両ワークに該当する仕様毎に生産
比率から理想間隔台数を決定する(ステップ201)。
次に、投入候補車両ワークの仕様毎にばらつきを所定の
式に基づいて算出する(ステップ202)。各仕様に関
する分布のばらつきに各仕様に関する乱れをどれくらい
重視するかの重みづけをして(ステップ203)、分布
のばらつきの総和を算出する(ステップ204)。すべ
ての投入候補車両ワークに対して総和を求め、比較する
(ステップ206)。比較した結果、総和の値が一番小
さい投入候補車両ワークを次の投入すべき車両ワークと
して選出する(ステップ207)。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はワーク投入指示方法、特
にワークの平準化を維持しながら生産効率の向上を図る
ワーク投入指示方法に関する。
【0002】
【従来の技術】工場内のおける生産、例えば車両の生産
ラインでは、同一ラインのおいて複数の仕様の車両を生
産する。近年では消費者の嗜好の多様化に伴い、同一の
生産ライン上において生産される車両の種類(車型、車
種)を更に増加させ、いわゆる多品種少量生産を実現す
るために、好適な生産管理を行い各種仕様の車両を製造
しなければならない。
【0003】この多品種少量生産を実現する設備並びに
生産管理を良好に行い生産効率を向上させるために、車
両等ワークの搬送順序を最適な組合せとして各ラインに
供給する必要がある。そのために、各作業の所要時間及
び部品消費インターバル等の平準化を行うことが不可欠
となる。
【0004】例えば、自動車工場においては自動車製造
ラインにおける塗装ラインと組立ラインとの間に搬送さ
れる車両を一時的に格納する複数のストレージを備えて
いる。これらのストレージによって組立ラインの投入さ
れる車両の並び替えが所定のワーク投入制約条件に従っ
て行われ、組立ラインにおいて効率的な組立作業を行え
るようにしている。特公平4−40233号公報では特
定車種の集中を防ぐ連続・間隔制御及び生産目標台数達
成のために各車種の投入比率を極力目標比率に近づける
比率制御の2つの制御項目をあげ、上記所定のワーク投
入制約条件としている。そして、ワーク投入制約条件で
OKとなったワークの中から投入後100台中の、ある
特定の仕様(例えば、ABS、4WD等)毎の比率から
優先度を算出して投入すべきワーク(投入ワーク)を決
定する構成が開示されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来に
おいては、図7に示すように、100台の並びでケース
A、BにおけるABSのワークの比率は共に100台中
2台となり同じになるが、平準化の点から見ると、ケー
スAは連続しているため好ましくない。すなわち、ケー
スAに示すように極端な場合、ワークのばらつきがない
ため取り付けるべき部品の調達、取付作業等に支障をき
たす恐れが生じる。
【0006】本発明は以上のような問題を解決するため
になされたものであり、その目的は、組立ラインに投入
すべきワークの平準化を図れるようなワーク投入の指示
を行うワーク投入指示方法を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】以上のような目的を達成
するために、本発明におけるワーク投入指示方法は、所
定の製造ラインと組立ラインとの間に設けられ、前記製
造ラインから搬送されるワークを複数のストレージのい
ずれかに一時的に格納し、その格納された複数のワーク
のうちの投入候補ワークから所定のワーク投入制約条件
に基づいて最適なワークを選出し、組立ラインへのワー
ク投入指示を行うワーク投入指示方法において、投入候
補ワークの仕様毎の生産比率からワーク投入の理想間隔
台数を求めるステップと、前記投入候補ワーク毎に、そ
の投入候補ワークを投入した際の仕様毎のばらつきを求
めるステップと、求められた仕様毎のばらつきに重みづ
けを行うステップと、重みづけされたばらつきの仕様毎
の総和を求めるステップと、求められた総和が最小とな
る投入候補ワークを組立ラインへの投入すべきワークと
決定するステップと、を有することを特徴とする。
【0008】
【作用】以上のような構成を有する本発明に係るワーク
投入指示方法においては、ストレージに格納されている
投入候補ワークの仕様毎の生産比率からワークを投入す
る理想間隔台数を求める。この理想間隔台数から、各投
入候補ワーク毎に各投入候補ワークを投入した際の仕様
毎のばらつきを求め、更に、重みづけを行い総和を求め
る。この結果、求められた総和が最小となる投入候補ワ
ークを組立ラインへの投入すべきワークと決定する。
【0009】従って、ばらつきを考慮して次に投入すべ
きワークを決定し、ワーク投入を指示するようにしたの
で、投入すべきワークの平準化を図ることができる。
【0010】
【実施例】以下、図面に基づいて、本発明の好適な実施
例を説明する。
【0011】まず、本発明のワ―クの投入方法を実施す
るためのライン構成の一例を説明する。本実施例では塗
装ラインと組立ラインとの間における搬送順序の並び替
えを例にとって説明する。
【0012】前工程である塗装ラインからコンベア10
により搬送されてきた車両ワーク12の搬送順序と、コ
ンベア14により後工程である組立ラインに向けて供給
される車両ワーク12の搬送順序との並び替えを行うた
め、図1に示すようにコンベア10、14の間に車両ワ
ーク12をグループ別に一旦格納する複数のストレージ
16が設けられている。ストレージ16においては、先
入れ先出し型の4本のライン型のストレージ16a、1
6b、16c、16dが平行に整列配置されている。そ
して、塗装ラインからコンベア10によって搬送されて
くる車両ワーク12を対応するストレージ16内に格納
するためにコンベア10とストレージ16との間には、
仕分け用コンベア18が直交配置されている。コンベア
10によって搬送されて来た車両ワーク12は一旦仕分
け用コンベア18上に移し替えられて対応するストレー
ジ16の入口まで搬送される。そして、車両ワーク12
が対応するストレージ16の入口に達すると、仕分け用
コンベア18は停止し、その車両ワーク12はそのスト
レージ16内へ格納される。このようにして、ストレー
ジ16内に格納された車両ワーク12は前方に向けて移
送され既に格納されている車両ワーク12と所定間隔お
いて縦列配置される。
【0013】また、ストレージ16内に格納された車両
ワーク12を組立ラインのコンベア14に向けて投入す
るために、各ストレージ16の出口側とコンベア14と
の間には、供給用コンベア20が直交配置されている。
各ストレージ16に格納された車両ワーク12のうち所
定の条件を満たす車両ワーク12はストレージ16の出
口から供給用コンベア20に一旦移し替えられ、コンベ
ア14の正面位置まで搬送される。この状態で供給用コ
ンベア20は一旦停止し、その車両ワーク12をコンベ
ア14上に移し替える。
【0014】このようにして、ストレージ16内に格納
された車両ワーク12を順次選択し、コンベア14に投
入することにより、組立ラインに向け車両ワーク12を
所望の順序でシリアル搬送することができる。
【0015】ストレージ16内に格納された車両ワーク
12のうち、いずれの車両ワーク12を組立ラインに投
入するかは、ワーク投入制約条件に基づく選択により決
定される。ワーク投入制約条件は、主にワーク条件(車
種、仕様(サンルーフの有無、エアーコンディショナの
有無等)のワーク自体が必要とされる条件)と、投入条
件(同じワーク条件の車両ワークの間隔指定や連続可能
数等の搬送上の条件)と、によって決定される。
【0016】ストレージ16内の車両ワーク12から組
立ラインに投入する投入車両ワークについての投入候補
車両ワークの抽出及び抽出された投入候補車両ワークか
らの吊上げ車両ワークの決定の工程について、図2のフ
ローチャートを使用して説明すると、まず、ストレージ
16内の車両ワーク12の中から組付け部品の欠品等の
状況等の保留車両条件を検索し、投入を保留させておく
べき保留車両ワークは吊上げ対象の候補から外す(ステ
ップ101)。次に、吊上げ待機条件の検索を行い、カ
ラード台数、すなわち、組立ラインにおける実際に組立
てを行う工程までの台数が設定以上で、かつ、ストレー
ジ16内における先頭2台目まで車両ワーク12が配置
されていない場合には、吊上げを待つ(ステップ10
2)。次に、ストレージ16内にある車両ワーク12に
おいて、前記ワーク投入制約条件を満たす車両ワーク1
2を抽出する。仮に、ワーク投入制約条件を満足する車
両ワーク12がない場合には、条件を削除したり、緩和
したりして、投入候補車両ワークを抽出する(ステップ
103)。つまり、このステップ103までで投入候補
車両ワークの抽出が行われる。そして、投入候補車両ワ
ークが複数台抽出された場合、分布ばらつき優先ルール
に従った処理が行われる(ステップ104)。
【0017】本実施例において特徴的なことは、この分
布ばらつき優先処理を行うことにより、ある特定の仕様
の車両ワーク12が組立ラインに偏って投入されないよ
うにすることができる。
【0018】以下に、分布ばらつき優先処理について説
明する。
【0019】図3には、図1の要部が示されており、ス
テップ103により抽出された投入候補車両ワークが1
2a、12b、12c、12dの4台存在することが示
されており、それぞれ仕様指定なし、左ハンドル仕様、
ABS仕様、左ハンドルかつABS仕様である車両ワー
ク12a、12b、12c、12dである。また、組立
ラインのコンベア14には、直前から順に仕様指定なし
の車両ワーク12e、ABS仕様の車両ワーク12f、
左ハンドル仕様の車両ワーク12g、がすでに投入され
ている。なお、車両ワーク12は、ストレージ16から
供給用コンベア20を介して組立ラインのコンベア14
に投入されるが、以下、簡略してストレージ16からコ
ンベア14に投入するものとして説明する。
【0020】図4に示したように、分布ばらつき優先処
理において、まず最初に仕様毎に生産比率から理想間隔
台数を決定する(ステップ201)。生産比率とは、生
産すべき台数に含まれる特定仕様の車両の比率である。
図5に示したように、ABS仕様の生産比率は33%な
ので、3台に1台ABS仕様の車両を生産すればよいこ
とになる。すなわち、各ABS仕様の車両ワーク間に2
台のABS仕様でない車両ワークをはさんで組立ライン
に投入するのが、ABS仕様の車両ワークをばらつかせ
るのに理想的である。従って、ABS仕様の理想間隔台
数は2台となる。同様に左ハンドル仕様の生産比率は2
5%なので、その理想間隔台数は3台となる。全仕様に
ついて理想間隔台数を求めてもよいが、投入候補車両ワ
ーク12a、12b、12c、12dに該当する仕様の
みの理想間隔台数を求めれば充分である。
【0021】次に、投入候補車両ワーク12a、12
b、12c、12dの仕様毎にばらつきを算出する(ス
テップ202)。j番目の投入候補車両ワークのi番目
の仕様に関する分布のばらつきxjiは、次式で求めるこ
とができる。
【0022】xji={(0−bj 2 *cj0+・・・+
(k−bj 2 *cjk+・・・}/{(cj0+・・・+
jk+・・・)−1} ただし、kは間隔台数、bj は理想間隔台数、cjkは各
間隔台数で投入された車両ワークの台数である。
【0023】図3に示した投入候補車両ワーク12a、
12b、12c、12dの仕様毎のばらつきは、以下の
ようにして算出する。
【0024】図6は、組立ラインにすでに投入された車
両ワークの各仕様毎の間隔台数に対する分布を表したグ
ラフであり、図6(a)には、i=1番目の仕様として
ABS仕様に関する分布が、図6(b)には、i=2番
目の仕様として左ハンドル仕様に関する分布がそれぞれ
示されている。
【0025】j=1番目として仕様の指定のない車両ワ
ーク12aを投入する場合、ABS仕様に関する分布の
ばらつきx11は、理想間隔台数b1 =2なので、 x11={(1−2)2 ×2+(2−2)2 ×8+(3−
2)2 ×6+(4−2)2 ×3+(5−2)2 ×4}/
{(2+8+6+3+4)−1}=2.55 である。また、左ハンドル仕様に関する分布のばらつき
12は、理想間隔台数b2 =3なので、 x12={(1−3)2 ×1+(2−3)2 ×3+(3−
3)2 ×4+(4−3)2 ×2+(6−3)2 ×1+
(7−3)2 ×2}/{(1+3+4+2+1+2)−
1}=4.17 である。
【0026】次に、各仕様に関する分布のばらつきに各
仕様に関する乱れをどれくらい重視するかの重みづけを
して(ステップ203)、分布のばらつきの総和を算出
する(ステップ204)。平準化対象とする仕様がM個
存在し、ストレージ16内の投入候補車両ワークがN台
存在する場合、ストレージ16内のj番目の投入候補車
両ワークを組立ラインに投入した場合の分布のばらつき
の総和Ej を次式で評価する。
【0027】Ej =w1 j1+w2 j2+・・・+wi
ji+・・・+wM jM ただし、wi はi番目の仕様に関する乱れをどれくらい
重視するかの重み係数、xjiは前記分布のばらつきを表
す値である。なお、本実施例においては、M=2、N=
4である。
【0028】従って、本実施例においてw1 =w2 =1
とすると、車両ワーク12aを投入した場合のばらつき
の総和E1 は、 E1 =x11+x12=2.55+4.17=6.72 である。
【0029】次に、j=2番目として左ハンドル仕様の
車両ワーク12bを投入する場合、ABS仕様に関する
分布のばらつきx21は、x11と同様2.55である。こ
こで、図3に注目すると、車両ワーク12bを投入した
場合、組立ライン上にはすでに左ハンドル仕様の車両ワ
ーク12gが存在するので、間隔台数は2となる。従っ
て、投入される車両ワーク12の台数として図6(b)
に示した斜線部分62が加算され、c22=4となる。従
って、左ハンドル仕様に関する分布のばらつきx22は、 x22={(1−3)2 ×1+(2−3)2 ×4+(3−
3)2 ×4+(4−3)2 ×2+(6−3)2 ×1+
(7−3)2 ×2}/{(1+4+4+2+1+2)−
1}=3.92 となる。
【0030】従って、w1 =w2 =1とすると、車両ワ
ーク12bを投入した場合のばらつきの総和E2 は、 E2 =x21+x22=2.55+3.92=6.47 である。
【0031】また、j=3番目としてABS仕様の車両
ワーク12cを投入する場合、ABS仕様に関する分布
のばらつきx31は、上記と同様に、投入される車両ワー
ク12の台数として図6(a)の斜線部分61が加算さ
れることを考慮して求めると、 x31=2.47 となる。また、x32=x12=4.17である。
【0032】従って、w1 =w2 =1とすると、車両ワ
ーク12cを投入した場合のばらつきの総和E3 は、 E3 =x31+x32=2.47+4.17=6.64 である。
【0033】そして、j=4番目として左ハンドルかつ
ABS仕様の車両ワーク12dを投入する場合、各仕様
に関する分布のばらつきx41、x42は、投入される車両
ワーク12の台数として斜線部分61、62が加算さ
れ、x41=x31=2.47、x42=x22=3.92であ
る。
【0034】従って、w1 =w2 =1とすると、車両ワ
ーク12dを投入した場合のばらつきの総和E4 は、 E4 =x41+x42=2.47+3.92=6.39 である。
【0035】ここで、他に投入候補車両ワークはないの
で(ステップ205)、投入候補車両ワークの総和を比
較する(ステップ206)。上記のように、各ばらつき
の総和のうちE4 (=6.39)の値が一番小さいこと
がわかる。従って、分布ばらつき優先ルールにより、車
両ワーク12dを次の投入すべき車両ワークとして選出
することになる(ステップ207)。
【0036】このように、各仕様毎に間隔台数の度数分
布のばらつきを考慮することにより、特定の仕様の車両
ワークが偏って投入されないようにすることができる。
なお、投入候補車両ワークが1台の場合には、その投入
候補車両ワークが投入車両ワークとなる。
【0037】以上、分布ばらつき優先処理において選出
された投入車両ワークは、図2におけるステップ105
以降に進められる。ここで、ステップ105では、ボ満
レーン優先処理が行われる。すなわち、ストレージ16
を構成する各ライン型ストレージ16a、16b、16
c、16dは、できる限り車種、仕様別に分類され、車
種、仕様別に各ライン型ストレージ内に格納されるが、
ここで、例えば、ある車種用のストレージが満車の場合
に備えてボ満レーンが設けられる。そこで、図2におけ
るステップ104までの処理で、ボ満レーンと非ボ満レ
ーンに配置された複数の車両ワーク12が投入車両ワー
クとして選択された場合には、ボ満レーンがいっぱいに
なるのを防ぐためにボ満レーンを優先するものである。
【0038】また、ステップ106は、上記と同様に、
先頭と2列目の複数の車両ワーク12が投入車両ワーク
として選択された場合には、先頭の車両ワークを優先し
て投入させるものである。これは、2列目の車両ワーク
12を投入するには、先頭の車両ワーク12を一旦退避
レーンへ退避させる煩わしさがあるからである。ステッ
プ107は、ストレージ16内の複数の車両ワーク12
が投入車両ワークとして選択された場合には、滞留時間
の長い車両ワークを優先して選択しようというものであ
る。
【0039】なお、上記実施例においては、ワークとし
て車両ワークを例に説明したが、これには限られず、任
意のワークであってもよい。
【0040】
【発明の効果】以上のように、本発明のワーク投入指示
方法は、各仕様毎に間隔台数の度数分布のばらつきを考
慮することにより、特定のワークが偏って投入されない
ようにすることができるので、投入すべきワークの平準
化のレベル向上を図ることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明における実施例に基づく構成を示す説明
図である。
【図2】本発明における実施例に基づくワーク投入指示
方法の説明するフローチャートである。
【図3】図1の要部であり、本実施例における分布ばら
つき優先処理を説明する図である。
【図4】本実施例における分布ばらつき優先処理を説明
するフローチャートである。
【図5】各仕様毎の理想間隔台数の求め方を説明する図
である。
【図6】各仕様において、間隔台数に対する投入された
車両ワーク台数の分布を示す図である。
【図7】組立ラインに投入したワークの並び順を示した
図である。
【符号の説明】
10 コンベア 12 車両ワーク 14 コンベア 16 ストレージ 18 仕分け用コンベア 20 供給用コンベア

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定の製造ラインと組立ラインとの間に
    設けられ、前記製造ラインから搬送されるワークを複数
    のストレージのいずれかに一時的に格納し、その格納さ
    れた複数のワークのうちの投入候補ワークから所定のワ
    ーク投入制約条件に基づいて最適なワークを選出し、組
    立ラインへのワーク投入指示を行うワーク投入指示方法
    において、 投入候補ワークの仕様毎の生産比率からワーク投入の理
    想間隔台数を求めるステップと、 前記投入候補ワーク毎に、その投入候補ワークを投入し
    た際の仕様毎のばらつきを求めるステップと、 求められた仕様毎のばらつきに重みづけを行うステップ
    と、 重みづけされたばらつきの仕様毎の総和を求めるステッ
    プと、 求められた総和が最小となる投入候補ワークを組立ライ
    ンへの投入すべきワークと決定するステップと、 を有することを特徴とするワーク投入指示方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN112904818A (zh) * 2021-01-19 2021-06-04 东华大学 一种复杂结构件加工车间预测-反应式调度方法

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN112904818A (zh) * 2021-01-19 2021-06-04 东华大学 一种复杂结构件加工车间预测-反应式调度方法
CN112904818B (zh) * 2021-01-19 2022-07-15 东华大学 一种复杂结构件加工车间预测-反应式调度方法

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