JPH0760353B2 - コンピュータ・システム - Google Patents
コンピュータ・システムInfo
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- JPH0760353B2 JPH0760353B2 JP3133231A JP13323191A JPH0760353B2 JP H0760353 B2 JPH0760353 B2 JP H0760353B2 JP 3133231 A JP3133231 A JP 3133231A JP 13323191 A JP13323191 A JP 13323191A JP H0760353 B2 JPH0760353 B2 JP H0760353B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- circuit
- clock
- master
- slave latch
- output
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- 239000000872 buffer Substances 0.000 claims description 13
- 238000000034 method Methods 0.000 claims description 8
- 230000001960 triggered effect Effects 0.000 claims 8
- 230000003111 delayed effect Effects 0.000 claims 4
- 230000000630 rising effect Effects 0.000 description 15
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 13
- 230000001934 delay Effects 0.000 description 1
- 230000001419 dependent effect Effects 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 230000037361 pathway Effects 0.000 description 1
- 230000000644 propagated effect Effects 0.000 description 1
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H03—ELECTRONIC CIRCUITRY
- H03K—PULSE TECHNIQUE
- H03K5/00—Manipulating of pulses not covered by one of the other main groups of this subclass
- H03K5/15—Arrangements in which pulses are delivered at different times at several outputs, i.e. pulse distributors
-
- G—PHYSICS
- G06—COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
- G06F—ELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
- G06F1/00—Details not covered by groups G06F3/00 - G06F13/00 and G06F21/00
- G06F1/04—Generating or distributing clock signals or signals derived directly therefrom
- G06F1/10—Distribution of clock signals, e.g. skew
-
- G—PHYSICS
- G06—COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
- G06F—ELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
- G06F1/00—Details not covered by groups G06F3/00 - G06F13/00 and G06F21/00
- G06F1/04—Generating or distributing clock signals or signals derived directly therefrom
- G06F1/12—Synchronisation of different clock signals provided by a plurality of clock generators
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Theoretical Computer Science (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Nonlinear Science (AREA)
- Manipulation Of Pulses (AREA)
- Information Transfer Systems (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、少なくとも1つのクロ
ック・パルスを生成するためのクロック回路と、2つの
クロック・パルスの下で動作する少なくとも1つのマス
タ/スレーブ・ラッチから成る少なくとも1つの論理回
路とを備えた、コンピュータ・システムに係る。
ック・パルスを生成するためのクロック回路と、2つの
クロック・パルスの下で動作する少なくとも1つのマス
タ/スレーブ・ラッチから成る少なくとも1つの論理回
路とを備えた、コンピュータ・システムに係る。
【0002】
【従来の技術】このようなコンピュータ・システムは、
例えばメインフレーム・コンピュータに見られるように
公知である。以下、図1乃至図5を参照してこれを説明
する。
例えばメインフレーム・コンピュータに見られるように
公知である。以下、図1乃至図5を参照してこれを説明
する。
【0003】図1に示されている多重チップ形式のコン
ピュータ・システムは、クロック回路10を有する第1
のチップと、論理回路12−16をそれぞれ有する他の
複数のチップとを備えている。論理回路12−16の各
々は、クロック回路10から第1のクロック・パルス
(+C)と第2のクロック・パルス(+B)とを受取る
ように、少なくとも2本の線を介してクロック回路10
にそれぞれ接続されている。
ピュータ・システムは、クロック回路10を有する第1
のチップと、論理回路12−16をそれぞれ有する他の
複数のチップとを備えている。論理回路12−16の各
々は、クロック回路10から第1のクロック・パルス
(+C)と第2のクロック・パルス(+B)とを受取る
ように、少なくとも2本の線を介してクロック回路10
にそれぞれ接続されている。
【0004】図2にその一部を示されている論理回路1
4は、2つのマスタ/スレーブ・ラッチ30/31、3
5/36と、複数の論理ゲートを表わすブロック33と
を含んでいる。2つのマスタ・ラッチ30及び35に
は、第1のクロック線20を介して第1のクロック・パ
ルス(+C)が供給され、スレーブ・ラッチ31及び3
6には、第2のクロック線21を介して第2のクロック
・パルス(+B)が供給されている。更に、入力線23
がマスタ・ラッチ30に接続され、スレーブ・ラッチ3
1が2本の線24及び25を介してマスタ・ラッチ35
に接続され、スレーブ・ラッチ36が出力線26に接続
されている。
4は、2つのマスタ/スレーブ・ラッチ30/31、3
5/36と、複数の論理ゲートを表わすブロック33と
を含んでいる。2つのマスタ・ラッチ30及び35に
は、第1のクロック線20を介して第1のクロック・パ
ルス(+C)が供給され、スレーブ・ラッチ31及び3
6には、第2のクロック線21を介して第2のクロック
・パルス(+B)が供給されている。更に、入力線23
がマスタ・ラッチ30に接続され、スレーブ・ラッチ3
1が2本の線24及び25を介してマスタ・ラッチ35
に接続され、スレーブ・ラッチ36が出力線26に接続
されている。
【0005】次に、図3に示されている第1及び第2の
クロック・パルス(+C、+B)のタイミング図を参照
して、図2の論理回路14の動作を説明する。
クロック・パルス(+C、+B)のタイミング図を参照
して、図2の論理回路14の動作を説明する。
【0006】線23−26は、マスタ/スレーブ・ラッ
チ30/31から他のマスタ/スレーブ・ラッチ35/
36に伝播される、1つのディジタル信号に割当てられ
ている。このディジタル信号は、マスタ/スレーブ・ラ
ッチ30/31と35/36との中間にある、ブロック
33内の複数の論理ゲートに供給される。これらの論理
ゲートは、このディジタル信号の値を、次のラッチに向
かう途中で変更することができる。論理回路14を構成
する多数のラッチは、ディジタル信号ごとに直列に接続
され且つ異なるディジタル信号に関して並列に配設され
るようになっている。これらのラッチの中間にある論理
ゲートを互いに接続したり、また他のディジタル信号を
これらの論理ゲートに供給することもできる。
チ30/31から他のマスタ/スレーブ・ラッチ35/
36に伝播される、1つのディジタル信号に割当てられ
ている。このディジタル信号は、マスタ/スレーブ・ラ
ッチ30/31と35/36との中間にある、ブロック
33内の複数の論理ゲートに供給される。これらの論理
ゲートは、このディジタル信号の値を、次のラッチに向
かう途中で変更することができる。論理回路14を構成
する多数のラッチは、ディジタル信号ごとに直列に接続
され且つ異なるディジタル信号に関して並列に配設され
るようになっている。これらのラッチの中間にある論理
ゲートを互いに接続したり、また他のディジタル信号を
これらの論理ゲートに供給することもできる。
【0007】マスタ・ラッチ30、35及びスレーブ・
ラッチ31、36を利用すると、各ディジタル信号のパ
イプライン処理を行うことができる。例えば、もしスレ
ーブ・ラッチ31が高レベルのディジタル信号値を記憶
していれば、このディジタル信号値は、ブロック33内
の論理ゲートを通過してマスタ・ラッチ35に到着す
る。この場合、状況に応じてこの値を変更することが可
能である。到着したディジタル信号は、マスタ・ラッチ
35に取込まれ、次いでスレーブ・ラッチ36に記憶さ
れる。この段階で、スレーブ・ラッチ36に記憶されて
いるディジタル信号は、次のゲートを通して次のラッチ
に到着する。これと同時に、当該パイプライン中の後続
するディジタル信号が、ブロック33を通してマスタ・
ラッチ35に到着するようになっている。
ラッチ31、36を利用すると、各ディジタル信号のパ
イプライン処理を行うことができる。例えば、もしスレ
ーブ・ラッチ31が高レベルのディジタル信号値を記憶
していれば、このディジタル信号値は、ブロック33内
の論理ゲートを通過してマスタ・ラッチ35に到着す
る。この場合、状況に応じてこの値を変更することが可
能である。到着したディジタル信号は、マスタ・ラッチ
35に取込まれ、次いでスレーブ・ラッチ36に記憶さ
れる。この段階で、スレーブ・ラッチ36に記憶されて
いるディジタル信号は、次のゲートを通して次のラッチ
に到着する。これと同時に、当該パイプライン中の後続
するディジタル信号が、ブロック33を通してマスタ・
ラッチ35に到着するようになっている。
【0008】その結果、全てのラッチ及び全ての論理ゲ
ートを通してこれらのディジタル信号がパイプライン処
理され、かくて論理回路14の論理機能を遂行する。
ートを通してこれらのディジタル信号がパイプライン処
理され、かくて論理回路14の論理機能を遂行する。
【0009】パイプライン処理のタイミングは、第1及
び第2のクロック・パルス(+C、+B)がこれを制御
する。すなわち、第1のクロック・パルス(+C)がマ
スタ・ラッチ30及び35を制御し、第2のクロック・
パルス(+B)がスレーブ・ラッチ31及び36を制御
する。到着したディジタル信号をマスタ・ラッチ30及
び35へ取込む動作は、第1のクロック・パルス(+
C)の立下りエッジで実行される。マスタ・ラッチ30
及び35からのディジタル信号をスレーブ・ラッチ31
及び36に記憶する動作は、第2のクロック・パルス
(+B)の立上りエッジで実行される。
び第2のクロック・パルス(+C、+B)がこれを制御
する。すなわち、第1のクロック・パルス(+C)がマ
スタ・ラッチ30及び35を制御し、第2のクロック・
パルス(+B)がスレーブ・ラッチ31及び36を制御
する。到着したディジタル信号をマスタ・ラッチ30及
び35へ取込む動作は、第1のクロック・パルス(+
C)の立下りエッジで実行される。マスタ・ラッチ30
及び35からのディジタル信号をスレーブ・ラッチ31
及び36に記憶する動作は、第2のクロック・パルス
(+B)の立上りエッジで実行される。
【0010】図3の参照番号28の箇所に示すように、
理論的には、第1及び第2のクロック・パルス(+C、
+B)の立下りエッジと立上りエッジとは、同時に生ず
るように設計されている。こうすると、到着したディジ
タル信号がマスタ・ラッチ30及び35に取込まれるの
と同時に、スレーブ・ラッチ31及び36にも記憶され
ることになる。このケースでは、第2のクロック・パル
ス(+B)の立上りエッジから第1のクロック・パルス
(+C)の立下りエッジまでの持続時間Teffが、最大
となる。全てのディジタル信号は、ラッチ間のゲートを
通過する走行時間を必要とするので、この持続時間Tef
f は、2つのラッチ間に配設可能な論理ゲートの数を決
定する。説明中の理論的なケースでは、かかる論理ゲー
トの数が最大となるはずである。
理論的には、第1及び第2のクロック・パルス(+C、
+B)の立下りエッジと立上りエッジとは、同時に生ず
るように設計されている。こうすると、到着したディジ
タル信号がマスタ・ラッチ30及び35に取込まれるの
と同時に、スレーブ・ラッチ31及び36にも記憶され
ることになる。このケースでは、第2のクロック・パル
ス(+B)の立上りエッジから第1のクロック・パルス
(+C)の立下りエッジまでの持続時間Teffが、最大
となる。全てのディジタル信号は、ラッチ間のゲートを
通過する走行時間を必要とするので、この持続時間Tef
f は、2つのラッチ間に配設可能な論理ゲートの数を決
定する。説明中の理論的なケースでは、かかる論理ゲー
トの数が最大となるはずである。
【0011】実際には、第1及び第2のクロック・パル
ス(+C、+B)の立下りエッジと立上りエッジとは、
同時には生じない。その理由は、第1及び第2のクロッ
ク・パルス(+C、+B)を生成するクロック回路10
の複数の電子部品がそれぞれの許容範囲(公差)を持つ
こと、クロック・パルス(+C、+B)がクロック回路
10からマスタ/スレーブ・ラッチ30/31及び35
/36に到着するまでに走行しなければならないそれぞ
れの経路の長さが異なること、等にある。かくて、図3
の参照番号38の箇所に示すように、第1のクロック・
パルス(+C)の立下りエッジと第2のクロック・パル
スの立上りエッジとは、スキューを有するようになる。
ス(+C、+B)の立下りエッジと立上りエッジとは、
同時には生じない。その理由は、第1及び第2のクロッ
ク・パルス(+C、+B)を生成するクロック回路10
の複数の電子部品がそれぞれの許容範囲(公差)を持つ
こと、クロック・パルス(+C、+B)がクロック回路
10からマスタ/スレーブ・ラッチ30/31及び35
/36に到着するまでに走行しなければならないそれぞ
れの経路の長さが異なること、等にある。かくて、図3
の参照番号38の箇所に示すように、第1のクロック・
パルス(+C)の立下りエッジと第2のクロック・パル
スの立上りエッジとは、スキューを有するようになる。
【0012】次に、図4及び図5のタイミング図を参照
して、かかるスキューが原因で生ずる問題について説明
する。
して、かかるスキューが原因で生ずる問題について説明
する。
【0013】図4は、いわゆる短い経路の問題を示して
いる。このケースでは、第2のクロック・パルス(+
B)の立上りエッジが、第1のクロック・パルス(+
C)の立下りエッジよりも前に生ずる。この結果、ディ
ジタル信号は第2のクロック・パルス(+B)の立上り
でスレーブ・ラッチ31及び36に記憶され、これと同
時にブロック33の論理ゲートを通過し始める。第1の
クロック・パルス(+C)の立下りエッジでは、到着し
たディジタル信号がマスタ・ラッチ30及び35に取込
まれる。第2のクロック・パルス(+B)の立上りエッ
ジから第1のクロック・パルス(+C)の立下りエッジ
までの持続時間Teff'は非常に短く、従って正しい動作
を保証するには論理ゲートの数が少なすぎる。もしラッ
チ間の論理ゲートの数が必要数に満たなければ、第2の
クロック・パルス(+B)の立上りエッジでブロック3
3内の論理ゲートを通過し始めたディジタル信号は、第
1のクロック・パルス(+C)の立下りエッジの時点ま
でにマスタ・ラッチ30及び35に到着せず、従って誤
った信号がマスタ・ラッチ30及び35に取込まれるこ
とになる。
いる。このケースでは、第2のクロック・パルス(+
B)の立上りエッジが、第1のクロック・パルス(+
C)の立下りエッジよりも前に生ずる。この結果、ディ
ジタル信号は第2のクロック・パルス(+B)の立上り
でスレーブ・ラッチ31及び36に記憶され、これと同
時にブロック33の論理ゲートを通過し始める。第1の
クロック・パルス(+C)の立下りエッジでは、到着し
たディジタル信号がマスタ・ラッチ30及び35に取込
まれる。第2のクロック・パルス(+B)の立上りエッ
ジから第1のクロック・パルス(+C)の立下りエッジ
までの持続時間Teff'は非常に短く、従って正しい動作
を保証するには論理ゲートの数が少なすぎる。もしラッ
チ間の論理ゲートの数が必要数に満たなければ、第2の
クロック・パルス(+B)の立上りエッジでブロック3
3内の論理ゲートを通過し始めたディジタル信号は、第
1のクロック・パルス(+C)の立下りエッジの時点ま
でにマスタ・ラッチ30及び35に到着せず、従って誤
った信号がマスタ・ラッチ30及び35に取込まれるこ
とになる。
【0014】図5は、このような誤りを回避する方法を
示している。第1のクロック・パルス(+C)の立下り
エッジと第2のクロック・パルス(+B)の立上りエッ
ジとは同時に生成されないで、或るギャップを持つよう
に生成される。すなわち、第2のクロック・パルス(+
B)の立上りエッジが、第1のクロック・パルス(+
C)の立下りエッジよりも持続時間DTだけ遅れて生成
されるのである。この持続時間DTは、最悪のケースで
理論的に生じ得るスキューと少なくとも同じ大きさを持
つように選択されている。図5の参照番号48の箇所に
示すように、前述のギャップが存在するため、第2のク
ロック・パルス(+B)の立上りエッジは、いかなる場
合にも、第1のクロック・パルス(+C)の立下りエッ
ジより前には生じない。このようにして、短い経路の問
題が回避される。
示している。第1のクロック・パルス(+C)の立下り
エッジと第2のクロック・パルス(+B)の立上りエッ
ジとは同時に生成されないで、或るギャップを持つよう
に生成される。すなわち、第2のクロック・パルス(+
B)の立上りエッジが、第1のクロック・パルス(+
C)の立下りエッジよりも持続時間DTだけ遅れて生成
されるのである。この持続時間DTは、最悪のケースで
理論的に生じ得るスキューと少なくとも同じ大きさを持
つように選択されている。図5の参照番号48の箇所に
示すように、前述のギャップが存在するため、第2のク
ロック・パルス(+B)の立上りエッジは、いかなる場
合にも、第1のクロック・パルス(+C)の立下りエッ
ジより前には生じない。このようにして、短い経路の問
題が回避される。
【0015】他方、前述のギャップが存在するため、第
2のクロック・パルス(+B)の立上りエッジから第1
のクロック・パルス(+C)の立下りエッジまでの持続
時間Teff'' は、図3に示されている理論的なケースよ
りも短い。この作用は、長い経路の問題と呼ばれてい
る。その結果、ラッチ間の論理ゲートの数を一層少なく
するか、又は同数の論理ゲートを利用する場合にはクロ
ック・パルス(+C、+B)の周波数を低くしなければ
ならない。いずれの場合も、コンピュータ・システムの
性能が低下する。
2のクロック・パルス(+B)の立上りエッジから第1
のクロック・パルス(+C)の立下りエッジまでの持続
時間Teff'' は、図3に示されている理論的なケースよ
りも短い。この作用は、長い経路の問題と呼ばれてい
る。その結果、ラッチ間の論理ゲートの数を一層少なく
するか、又は同数の論理ゲートを利用する場合にはクロ
ック・パルス(+C、+B)の周波数を低くしなければ
ならない。いずれの場合も、コンピュータ・システムの
性能が低下する。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、クロ
ック・パルスに関連するコンピュータ・システムのの性
能を改善することにある。
ック・パルスに関連するコンピュータ・システムのの性
能を改善することにある。
【0017】
【課題を解決するための手段】前記目的を解決するた
め、本発明に従ったコンピュータ・システムは、少なく
とも1つのクロック・パルスを生成するクロック回路
と、かかるクロック・パルスが供給される少なくとも1
つの論理回路とを備えており、そして当該論理回路は、
前記クロック回路が生成したクロック・パルスに基づい
て少なくとも1つの他のクロック・パルスを生成する手
段と、クロック回路が生成したクロック・パルス及び前
記パルス生成手段が生成したクロック・パルスの両方を
受け取る少なくとも1つのマスタ/スレーブ・ラッチを
含んでいる。
め、本発明に従ったコンピュータ・システムは、少なく
とも1つのクロック・パルスを生成するクロック回路
と、かかるクロック・パルスが供給される少なくとも1
つの論理回路とを備えており、そして当該論理回路は、
前記クロック回路が生成したクロック・パルスに基づい
て少なくとも1つの他のクロック・パルスを生成する手
段と、クロック回路が生成したクロック・パルス及び前
記パルス生成手段が生成したクロック・パルスの両方を
受け取る少なくとも1つのマスタ/スレーブ・ラッチを
含んでいる。
【0018】本発明に従ったコンピュータ・システム
は、前記マスタ/スレーブ・ラッチ用の2つのクロック
・パルスのうちの少なくとも1つを、論理回路の内部で
生成するように構成されている。この生成は、クロック
回路が生成したクロック・パルスに基づいて行われる。
このように、マスタ/スレーブ・ラッチ用の両クロック
・パルスは、クロック回路が生成したクロック・パルス
から導かれ、かくてこれらの2つのクロック・パルスの
全てのエッジは、直接的に且つ相互に依存することにな
るので、これらのエッジは殆ど同一となるのである。そ
のため、種々の電子部品の許容範囲の相違や、当該論理
回路に至るまでの経路の長さの相違から生ずるスキュー
は、どれも適用されなくなる。このことは、スキューを
著しく減少させることができるという利点を与える。す
なわち、当該論理回路を構成する電子部品の許容範囲に
起因する、極く僅かなスキューだけが残るに過ぎない。
これと同じことが、全ての論理回路についても当てはま
る。要するに、ラッチ間の論理ゲートを通過するディジ
タル信号の持続時間が最大になり、従って論理ゲートの
数も最大にすることができるのである。かくて、クロッ
ク・パルスに関連するコンピュータ・システムの性能を
向上させることができる。
は、前記マスタ/スレーブ・ラッチ用の2つのクロック
・パルスのうちの少なくとも1つを、論理回路の内部で
生成するように構成されている。この生成は、クロック
回路が生成したクロック・パルスに基づいて行われる。
このように、マスタ/スレーブ・ラッチ用の両クロック
・パルスは、クロック回路が生成したクロック・パルス
から導かれ、かくてこれらの2つのクロック・パルスの
全てのエッジは、直接的に且つ相互に依存することにな
るので、これらのエッジは殆ど同一となるのである。そ
のため、種々の電子部品の許容範囲の相違や、当該論理
回路に至るまでの経路の長さの相違から生ずるスキュー
は、どれも適用されなくなる。このことは、スキューを
著しく減少させることができるという利点を与える。す
なわち、当該論理回路を構成する電子部品の許容範囲に
起因する、極く僅かなスキューだけが残るに過ぎない。
これと同じことが、全ての論理回路についても当てはま
る。要するに、ラッチ間の論理ゲートを通過するディジ
タル信号の持続時間が最大になり、従って論理ゲートの
数も最大にすることができるのである。かくて、クロッ
ク・パルスに関連するコンピュータ・システムの性能を
向上させることができる。
【0019】本発明の実施例では、マスタ/スレーブ・
ラッチ用の2つのクロック・パルスのうちの1つを生成
する手段は、一のANDゲートを含んでいる。このAN
Dゲートは、一の論理回路又は複数の論理回路にそれぞ
れ配設される。このANDゲートは、クロック回路で生
成したクロック・パルスを、当該論理回路の内部で生成
した他の信号と組合わせる。次に、当該論理回路の内部
で生成したクロック・パルスとクロック回路で生成した
クロック・パルスとが、第1及び第2のクロック・パル
スとして、各ラッチに供給される。この実施例の利点
は、1つのANDゲートだけを用いたので、スキューを
減少させることができることにある。このANDゲート
は、集積回路上で大きな空間を必要とせず、しかも回路
のタイミングにもそれほど悪影響を及ぼさない。
ラッチ用の2つのクロック・パルスのうちの1つを生成
する手段は、一のANDゲートを含んでいる。このAN
Dゲートは、一の論理回路又は複数の論理回路にそれぞ
れ配設される。このANDゲートは、クロック回路で生
成したクロック・パルスを、当該論理回路の内部で生成
した他の信号と組合わせる。次に、当該論理回路の内部
で生成したクロック・パルスとクロック回路で生成した
クロック・パルスとが、第1及び第2のクロック・パル
スとして、各ラッチに供給される。この実施例の利点
は、1つのANDゲートだけを用いたので、スキューを
減少させることができることにある。このANDゲート
は、集積回路上で大きな空間を必要とせず、しかも回路
のタイミングにもそれほど悪影響を及ぼさない。
【0020】更に、本発明の実施例は、論理回路上に遅
延回路を含んでいる。この遅延回路は、クロック回路が
生成したクロック・パルスを遅延させて、これを前述の
論理回路の内部で生成したクロック・パルスとして供給
する。その利点は、当該論理回路へ2つのクロック・パ
ルスではなく、1つのクロック・パルスだけを供給すれ
ばよいということにある。これまでは、クロック回路か
ら論理回路へ2本の線が必要であったが、そのうちの1
本を省くことができる。
延回路を含んでいる。この遅延回路は、クロック回路が
生成したクロック・パルスを遅延させて、これを前述の
論理回路の内部で生成したクロック・パルスとして供給
する。その利点は、当該論理回路へ2つのクロック・パ
ルスではなく、1つのクロック・パルスだけを供給すれ
ばよいということにある。これまでは、クロック回路か
ら論理回路へ2本の線が必要であったが、そのうちの1
本を省くことができる。
【0021】
【実施例】図6に示されている本発明に関連する参考例
では、クロック回路10から論理回路14’に対し、補
助クロック・パルス(+C’)と第2のクロック・パル
スの反転信号(−B)が供給される。この論理回路1
4’は、ANDゲート40、バッファ41、レシーバ4
3及び反転ゲート44を含んでいる。ANDゲート40
は追加のレシーバを含むことができ、反転ゲート44は
追加のバッファを含むことができる。ANDゲート40
には、その入力信号として、補助クロック・パルス(+
C’)と第2のクロック・パルスの反転信号(−B)と
が供給される。ANDゲート40の出力は、バッファ4
1の入力に接続される。バッファ41の出力は、第1の
クロック・パルス(+C)を与える。レシーバ43に
は、第2のクロック・パルスの反転信号(−B)が供給
される。レシーバ43の出力は、反転ゲート44の入力
に接続される。反転ゲート44の出力は、第2のクロッ
ク・パルス(+B)を与える。
では、クロック回路10から論理回路14’に対し、補
助クロック・パルス(+C’)と第2のクロック・パル
スの反転信号(−B)が供給される。この論理回路1
4’は、ANDゲート40、バッファ41、レシーバ4
3及び反転ゲート44を含んでいる。ANDゲート40
は追加のレシーバを含むことができ、反転ゲート44は
追加のバッファを含むことができる。ANDゲート40
には、その入力信号として、補助クロック・パルス(+
C’)と第2のクロック・パルスの反転信号(−B)と
が供給される。ANDゲート40の出力は、バッファ4
1の入力に接続される。バッファ41の出力は、第1の
クロック・パルス(+C)を与える。レシーバ43に
は、第2のクロック・パルスの反転信号(−B)が供給
される。レシーバ43の出力は、反転ゲート44の入力
に接続される。反転ゲート44の出力は、第2のクロッ
ク・パルス(+B)を与える。
【0022】図7は、図6に示されている論理回路1
4’のタイミング図である。図7から明らかなように、
補助クロック・パルス(+C’)は、第2のクロック・
パルスの反転信号(−B)に対してシフトされている。
図7に示されているように、補助クロック・パルス(+
C’)と第2のクロック・パルスの反転信号(−B)と
の間の位相差は、サイクル時間(TC)の4分の1であ
る。
4’のタイミング図である。図7から明らかなように、
補助クロック・パルス(+C’)は、第2のクロック・
パルスの反転信号(−B)に対してシフトされている。
図7に示されているように、補助クロック・パルス(+
C’)と第2のクロック・パルスの反転信号(−B)と
の間の位相差は、サイクル時間(TC)の4分の1であ
る。
【0023】補助クロック・パルス(+C’)及び第2
のクロック・パルスの反転信号(−B)はANDゲート
40で組合わされ、その結果として第1のクロック・パ
ルス(+C)が得られる。このことは、図7の参照番号
60の箇所に示されているように、第1のクロック・パ
ルス(+C)の立下りエッジが第2のクロック・パルス
の反転信号(−B)の立下りエッジから直接的に導かれ
ること、従ってそれぞれの立下りエッジが殆ど同じであ
ることを意味する。
のクロック・パルスの反転信号(−B)はANDゲート
40で組合わされ、その結果として第1のクロック・パ
ルス(+C)が得られる。このことは、図7の参照番号
60の箇所に示されているように、第1のクロック・パ
ルス(+C)の立下りエッジが第2のクロック・パルス
の反転信号(−B)の立下りエッジから直接的に導かれ
ること、従ってそれぞれの立下りエッジが殆ど同じであ
ることを意味する。
【0024】これと同時に、第2のクロック・パルスの
反転信号(−B)が反転ゲート44で反転され、その結
果として第2のクロック・パルス(+B)が得られる。
かくて、第1のクロック・パルス(+C)の立下りエッ
ジと第2のクロック・パルス(+B)の立上りエッジ
も、殆ど同じとなる。
反転信号(−B)が反転ゲート44で反転され、その結
果として第2のクロック・パルス(+B)が得られる。
かくて、第1のクロック・パルス(+C)の立下りエッ
ジと第2のクロック・パルス(+B)の立上りエッジ
も、殆ど同じとなる。
【0025】ANDゲート40、反転ゲート44等にお
ける電子部品の数が相違したり、それぞれの許容範囲も
相違するために、第1及び第2のクロック・パルス(+
C、+B)の間には、僅かなスキューだけが残ることに
なる。これは図7の参照番号62の箇所に示されてい
る。
ける電子部品の数が相違したり、それぞれの許容範囲も
相違するために、第1及び第2のクロック・パルス(+
C、+B)の間には、僅かなスキューだけが残ることに
なる。これは図7の参照番号62の箇所に示されてい
る。
【0026】図8に示されている本発明の実施例では、
クロック回路10から論理回路14''に対し、第2のク
ロック・パルスの反転信号(−B)だけが供給されるよ
うになっている。この論理回路14''は、ANDゲート
50、バッファ51、レシーバ53、反転ゲート54、
遅延回路57及び他の反転ゲート56を含んでいる。A
NDゲート50は追加のレシーバを含むことができ、反
転ゲート54は追加のバッファを含むことができる。A
NDゲート50には、第2のクロック・パルスの反転信
号(−B)と、論理回路14''の内部で生成される補助
クロック・パルス(−B’)とが供給される。ANDゲ
ート50の出力は、バッファ51の入力に接続される。
バッファ51の出力は、第1のクロック・パルス(+
C)を与える。レシーバ53には、第2のクロック・パ
ルスの反転信号(−B)が供給される。レシーバ53の
出力は、反転ゲート54の入力に接続される。反転ゲー
ト54の出力は、第2のクロック・パルス(+B)を与
える。この第2のクロック・パルス(+B)は遅延回路
57に供給され、一方、遅延回路57の出力は反転ゲー
ト56に接続される。反転ゲート56の出力は、前述の
補助クロック・パルス(−B’)を与える。
クロック回路10から論理回路14''に対し、第2のク
ロック・パルスの反転信号(−B)だけが供給されるよ
うになっている。この論理回路14''は、ANDゲート
50、バッファ51、レシーバ53、反転ゲート54、
遅延回路57及び他の反転ゲート56を含んでいる。A
NDゲート50は追加のレシーバを含むことができ、反
転ゲート54は追加のバッファを含むことができる。A
NDゲート50には、第2のクロック・パルスの反転信
号(−B)と、論理回路14''の内部で生成される補助
クロック・パルス(−B’)とが供給される。ANDゲ
ート50の出力は、バッファ51の入力に接続される。
バッファ51の出力は、第1のクロック・パルス(+
C)を与える。レシーバ53には、第2のクロック・パ
ルスの反転信号(−B)が供給される。レシーバ53の
出力は、反転ゲート54の入力に接続される。反転ゲー
ト54の出力は、第2のクロック・パルス(+B)を与
える。この第2のクロック・パルス(+B)は遅延回路
57に供給され、一方、遅延回路57の出力は反転ゲー
ト56に接続される。反転ゲート56の出力は、前述の
補助クロック・パルス(−B’)を与える。
【0027】図9は、図8に示されている論理回路1
4''のタイミング図である。図9から明らかなように、
補助クロック・パルス(−B’)は、第2のクロック・
パルスの反転信号(−B)に対してシフトされている。
図9に示すように、補助クロック・パルス(−B’)と
第2のクロック・パルスの反転信号(−B)との間の位
相差は、サイクル時間(TC)のおよそ4分の1であ
る。補助クロック・パルス(−B’)が高レベルにある
範囲で第2のクロック・パルスの反転信号(−B)の立
下りエッジが生ずる限り、この位相差は変動することが
ある。
4''のタイミング図である。図9から明らかなように、
補助クロック・パルス(−B’)は、第2のクロック・
パルスの反転信号(−B)に対してシフトされている。
図9に示すように、補助クロック・パルス(−B’)と
第2のクロック・パルスの反転信号(−B)との間の位
相差は、サイクル時間(TC)のおよそ4分の1であ
る。補助クロック・パルス(−B’)が高レベルにある
範囲で第2のクロック・パルスの反転信号(−B)の立
下りエッジが生ずる限り、この位相差は変動することが
ある。
【0028】補助クロック・パルス(−B’)及び第2
のクロック・パルスの反転信号(−B)はANDゲート
50で組合わされ、その結果として第1のクロック・パ
ルス(+C)が得られる。このことは、図9の参照番号
65の箇所に示されているように、第1のクロック・パ
ルス(+C)の立下りエッジが第2のクロック・パルス
の反転信号(−B)の立下りエッジから直接的に導かれ
ること、従ってそれぞれの立下りエッジが殆ど同じであ
ることを意味する。
のクロック・パルスの反転信号(−B)はANDゲート
50で組合わされ、その結果として第1のクロック・パ
ルス(+C)が得られる。このことは、図9の参照番号
65の箇所に示されているように、第1のクロック・パ
ルス(+C)の立下りエッジが第2のクロック・パルス
の反転信号(−B)の立下りエッジから直接的に導かれ
ること、従ってそれぞれの立下りエッジが殆ど同じであ
ることを意味する。
【0029】これと同時に、第2のクロック・パルスの
反転信号(−B)が反転ゲート54で反転されて、第2
のクロック・パルス(+B)が得られる。かくて、第1
のクロック・パルス(+C)の立下りエッジと第2のク
ロック・パルス(+B)の立上りエッジも、殆ど同じと
なる。
反転信号(−B)が反転ゲート54で反転されて、第2
のクロック・パルス(+B)が得られる。かくて、第1
のクロック・パルス(+C)の立下りエッジと第2のク
ロック・パルス(+B)の立上りエッジも、殆ど同じと
なる。
【0030】ANDゲート50、反転ゲート54等にお
ける電子部品の数が相違したり、それぞれの許容範囲も
相違するために、第1及び第2のクロック・パルス(+
C、+B)の間には、僅かなスキューだけが残ることに
なる。これは図9の参照番号67の箇所に示されてい
る。
ける電子部品の数が相違したり、それぞれの許容範囲も
相違するために、第1及び第2のクロック・パルス(+
C、+B)の間には、僅かなスキューだけが残ることに
なる。これは図9の参照番号67の箇所に示されてい
る。
【0031】内部的に生成された補助クロック・パルス
(−B’)が存在するために、論理回路14''には、第
2のクロック・パルスの反転信号(−B)が供給される
だけでよい。
(−B’)が存在するために、論理回路14''には、第
2のクロック・パルスの反転信号(−B)が供給される
だけでよい。
【0032】レシーバ53、反転ゲート54、反転ゲー
ト56及びフィードバック線を通して、ディジタル信号
の走行時間の一部に相当する、補助クロック・パルス
(−B’)の所望の遅延を与えることができる。この場
合、遅延回路57はもはや必要ない。もちろん、補助ク
ロック・パルス(−B’)を論理回路14''の内部で生
成するに当たり、他の方法を用いることができる。例え
ば、第2のクロック・パルスの反転信号(−B)を、遅
延回路57に直接的に供給することができる。更に、補
助クロック・パルス(−B’)が供給される他のORゲ
ートを選択することによって、コンピュータ・システム
を検査するための特別のクロック・パルスを生成するこ
とができる。
ト56及びフィードバック線を通して、ディジタル信号
の走行時間の一部に相当する、補助クロック・パルス
(−B’)の所望の遅延を与えることができる。この場
合、遅延回路57はもはや必要ない。もちろん、補助ク
ロック・パルス(−B’)を論理回路14''の内部で生
成するに当たり、他の方法を用いることができる。例え
ば、第2のクロック・パルスの反転信号(−B)を、遅
延回路57に直接的に供給することができる。更に、補
助クロック・パルス(−B’)が供給される他のORゲ
ートを選択することによって、コンピュータ・システム
を検査するための特別のクロック・パルスを生成するこ
とができる。
【0033】
【発明の効果】本発明によれば、クロック・パルスに関
連するコンピュータ・システムの性能を改善することが
できる。
連するコンピュータ・システムの性能を改善することが
できる。
【図1】多重チップ形式を有するコンピュータ・システ
ムのブロック図である。
ムのブロック図である。
【図2】図1に示されている1つの論理チップの一部分
のブロック図である。
のブロック図である。
【図3】図2に示されている論理チップ上のクロック・
パルスのタイミング図である。
パルスのタイミング図である。
【図4】図3に示されているクロック・パルスの、特別
の条件下におけるタイミング図である。
の条件下におけるタイミング図である。
【図5】図3に示されているクロック・パルスの、特別
の条件下におけるタイミング図である。
の条件下におけるタイミング図である。
【図6】2つの入力クロック・パルス信号を論理回路内
のANDゲートへ供給するようにした本発明に関連する
参考例のブロック図である。
のANDゲートへ供給するようにした本発明に関連する
参考例のブロック図である。
【図7】図6に示されている参考例のタイミング図であ
る。
る。
【図8】2つの入力クロック・パルス信号のうちの1つ
だけを論理回路内のANDゲートへ供給するようにした
本発明の実施例のブロック図である。
だけを論理回路内のANDゲートへ供給するようにした
本発明の実施例のブロック図である。
【図9】図8に示されている本発明の実施例のタイミン
グ図である。
グ図である。
10 クロック回路 12−16 論理回路 20 第1のクロック線 21 第2のクロック線 23 入力線 26 出力線 30、35 マスタ・ラッチ 31、36 スレーブ・ラッチ 33 論理ブロック 40、50 ANDゲート 41、51 バッファ 43、53 レシーバ 44、54、56 反転ゲート 57 遅延回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ガンテル・クナオフト ドイツ連邦共和国、ベーブリンゲン 7030、ベルガマストラーセ 25番地 (56)参考文献 特開 昭50−11740(JP,A) 特開 昭61−264817(JP,A) 実開 昭49−12853(JP,U)
Claims (4)
- 【請求項1】 周期が制限された範囲内で変動する、一
連のクロック・パルスを生成するためのクロック回路
と、前記一連のクロック・パルスを受け取るように、一
方の入力を前記クロック回路の出力へ結合されたAND
ゲートと、前記一連のクロック・パルスを受け取り、当
該一連のクロック・パルスを遅延させて、これを前記A
NDゲートの他方の入力へ供給するように結合された遅
延回路とが設けられ、当該遅延回路の遅延時間は、前記
一連のクロック・パルスの周期がその変動範囲内でどの
ように変動しようとも、当該遅延回路の出力から得られ
る遅延クロック・パルスの一方のレベル部分が、当該遅
延回路に加わる前記一連のクロック・パルスの一方のレ
ベル部分とオーバラップするように選ばれており、第1
及び第2のマスタ/スレーブ・ラッチ回路が設けられ、
当該マスタ/スレーブ・ラッチ回路の各々は、一のマス
タ・ラッチ及び一のスレーブ・ラッチから成り、当該各
マスタ・ラッチのクロック入力は前記ANDゲートの出
力を受け取るようにそれぞれ結合され、当該各スレーブ
・ラッチのクロック入力は前記一連のクロック・パルス
を受け取るようにそれぞれ結合されており、前記第1の
マスタ/スレーブ・ラッチ回路のデータ出力を処理し且
つその処理結果であるデータ入力を前記第2のマスタ/
スレーブ・ラッチ回路へ供給するように、前記第1及び
第2のマスタ/スレーブ・ラッチ回路の間に一のディジ
タル論理回路を接続するための手段が設けられ、全ての
前記ラッチはエッジ・トリガ形式のものであり、前記デ
ィジタル論理回路が前記第1のマスタ/スレーブ・ラッ
チ回路からの前記データ出力を処理して前記第2のマス
タ/スレーブ・ラッチ回路へ前記データ入力を供給する
のにほぼ1クロック周期を有するように、前記各スレー
ブ・ラッチが前記各マスタ・ラッチとほぼ同じ時間にト
リガされるようにした、コンピュータ・システム。 - 【請求項2】 周期が制限された範囲内で変動する、一
連のクロック・パルスを生成するためのクロック回路
と、前記一連のクロック・パルスを受け取るように、一
方の入力を前記クロック回路の出力へ結合されたAND
ゲートと、前記一連のクロック・パルスを受け取り、当
該一連のクロック・パルスを遅延させて、これを前記A
NDゲートの他方の入力へ供給するように結合された遅
延回路とが設けられ、当該遅延回路の遅延時間は、前記
一連のクロック・パルスの周期がその変動範囲内でどの
ように変動しようとも、当該遅延回路の出力から得られ
る遅延クロック・パルスの一方のレベル部分が、当該遅
延回路に加わる前記一連のクロック・パルスの一方のレ
ベル部分とオーバラップするように選ばれており、第1
及び第2のマスタ/スレーブ・ラッチ回路が設けられ、
当該マスタ/スレーブ・ラッチ回路の各々は、一のマス
タ・ラッチ及び一のスレーブ・ラッチから成り、当該各
マスタ・ラッチのクロック入力は前記ANDゲートの出
力を受け取るようにそれぞれ結合されており、前記一連
のクロック・パルスを反転してこれを前記スレーブ・ラ
ッチのクロック入力へ供給するように、前記クロック回
路の出力と前記各スレーブ・ラッチのクロック入力との
間に接続された反転回路と、前記第1のマスタ/スレー
ブ・ラッチ回路のデータ出力を処理し且つその処理結果
であるデータ入力を前記第2のマスタ/スレーブ・ラッ
チ回路へ供給するように、前記第1及び第2のマスタ/
スレーブ・ラッチ回路の間に一のディジタル論理回路を
接続するための手段とが設けられ、前記マスタ・ラッチ
のクロック入力がクロック・パルスの一方のエッジでト
リガされ、前記スレーブ・ラッチのクロック入力がクロ
ック・パルスの他方のエッジでトリガされ、前記ディジ
タル論理回路が前記第1のマスタ/スレーブ・ラッチ回
路からの前記データ出力を処理して前記第2のマスタ/
スレーブ・ラッチ回路へ前記データ入力を供給するのに
ほぼ1クロック周期を有するように、前記各スレーブ・
ラッチが前記各マスタ・ラッチとほぼ同じ時間にトリガ
されるようにした、コンピュータ・システム。 - 【請求項3】 周期が制限された範囲内で変動する、一
連のクロック・パルスを生成するためのクロック回路
と、前記一連のクロック・パルスを受け取るように、一
方の入力を前記クロック回路の出力へ結合されたAND
ゲートと、第1及び第2のマスタ/スレーブ・ラッチ回
路とが設けられ、当該マスタ/スレーブ・ラッチ回路の
各々は、一のマスタ・ラッチ及び一のスレーブ・ラッチ
から成り、当該各マスタ・ラッチのクロック入力は前記
ANDゲートの出力を受け取るようにそれぞれ結合され
ており、前記一連のクロック・パルスを反転してこれを
前記各スレーブ・ラッチのクロック入力へそれぞれ供給
するように、前記クロック回路の出力と前記各スレーブ
・ラッチのクロック入力との間に接続された第1の反転
回路と、前記第1の反転回路の出力を受け取り、これを
遅延させるための遅延回路とが設けられ、当該遅延回路
の遅延時間は、前記一連のクロック・パルスの周期がそ
の変動範囲内でどのように変動しようとも、当該遅延回
路の出力から得られる遅延クロック・パルスのゼロ・レ
ベル部分が、当該遅延回路に加わる反転クロック・パル
スの1レベル部分とオーバラップするように選ばれてお
り、前記遅延回路の出力と前記ANDゲートの他方の入
力との間に接続された第2の反転回路と、前記第1のマ
スタ/スレーブ・ラッチ回路のデータ出力を処理し且つ
その処理結果であるデータ入力を前記第2のマスタ/ス
レーブ・ラッチ回路へ供給するように、前記第1及び第
2のマスタ/スレーブ・ラッチ回路の間に一のディジタ
ル論理回路を接続するための手段とが設けられ、全ての
前記ラッチはエッジ・トリガ形式のものであり、前記デ
ィジタル論理回路が前記第1のマスタ/スレーブ・ラッ
チ回路からの前記データ出力を処理して前記第2のマス
タ/スレーブ・ラッチ回路へ前記データ入力を供給する
のにほぼ1クロック周期を有するように、前記各スレー
ブ・ラッチが前記各マスタ・ラッチとほぼ同じ時間にト
リガされるようにした、コンピュータ・システム。 - 【請求項4】 周期が制限された範囲内で変動する、一
連のクロック・パルスを生成するためのクロック回路
と、前記一連のクロック・パルスを受け取るように、一
方の入力を前記クロック回路の出力へ結合されたAND
ゲートと、前記ANDゲートの出力を受け取るように結
合された第1のバッファと、第1及び第2のマスタ/ス
レーブ・ラッチ回路とが設けられ、当該マスタ/スレー
ブ・ラッチ回路の各々は、一のマスタ・ラッチ及び一の
スレーブ・ラッチから成り、当該各マスタ・ラッチのク
ロック入力は前記第1のバッファの出力を受け取るよう
にそれぞれ結合されており、前記一連のクロック・パル
スを受け取るように前記クロック回路の出力へ結合され
た第2のバッファと、前記一連のクロック・パルスを反
転してこれを前記各スレーブ・ラッチのクロック入力へ
それぞれ供給するように、前記第2のバッファと前記各
スレーブ・ラッチのクロック入力との間に接続された第
1の反転回路と、前記第1の反転回路の出力を受け取
り、これを遅延させるための遅延回路とが設けられ、当
該遅延回路の遅延時間は、前記一連のクロック・パルス
の周期がその変動範囲内でどのように変動しようとも、
当該遅延回路の出力から得られる遅延クロック・パルス
のゼロ・レベル部分が、当該遅延回路に加わる反転クロ
ック・パルスの1レベル部分とオーバラップするように
選ばれており、前記遅延回路の出力と前記ANDゲート
の他方の入力との間に接続された第2の反転回路と、前
記第1のマスタ/スレーブ・ラッチ回路のデータ出力を
処理し且つその処理結果であるデータ入力を前記第2の
マスタ/スレーブ・ラッチ回路へ供給するように、前記
第1及び第2のマスタ/スレーブ・ラッチ回路の間に一
のディジタル論理回路を接続するための手段とが設けら
れ、全ての前記ラッチはエッジ・トリガ形式のものであ
り、前記ディジタル論理回路が前記第1のマスタ/スレ
ーブ・ラッチ回路からの前記データ出力を処理して前記
第2のマスタ/スレーブ・ラッチ回路へ前記データ入力
を供給するのにほぼ1クロック周期を有するように、前
記各スレーブ・ラッチが前記各マスタ・ラッチとほぼ同
じ時間にトリガされるようにした、コンピュータ・シス
テム。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
EP90111294A EP0461291A1 (en) | 1990-06-15 | 1990-06-15 | Clock generation in a multi-chip computersystem |
DE90111294.6 | 1990-06-15 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04233014A JPH04233014A (ja) | 1992-08-21 |
JPH0760353B2 true JPH0760353B2 (ja) | 1995-06-28 |
Family
ID=8204098
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3133231A Expired - Lifetime JPH0760353B2 (ja) | 1990-06-15 | 1991-05-10 | コンピュータ・システム |
Country Status (3)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5303365A (ja) |
EP (1) | EP0461291A1 (ja) |
JP (1) | JPH0760353B2 (ja) |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0453171A3 (en) * | 1990-04-18 | 1992-11-19 | Quickturn Systems Inc | Method for substantially eliminating hold time violations in implementing high speed logic circuits or the like |
US5615358A (en) * | 1992-05-28 | 1997-03-25 | Texas Instruments Incorporated | Time skewing arrangement for operating memory in synchronism with a data processor |
US5771375A (en) * | 1995-09-18 | 1998-06-23 | International Business Machines Corporation | Automatic delay adjustment for static timing analysis using clock edge identification and half cycle paths |
US6748565B1 (en) | 2000-10-02 | 2004-06-08 | International Business Machines Corporation | System and method for adjusting timing paths |
FR2901930B1 (fr) * | 2006-05-31 | 2008-09-05 | Valeo Equip Electr Moteur | Procede et dispositif de generation de signaux binaires dephases et leur utilisation |
Family Cites Families (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4912853U (ja) * | 1972-05-10 | 1974-02-02 | ||
JPS5011740A (ja) * | 1973-06-04 | 1975-02-06 | ||
US4409671A (en) * | 1978-09-05 | 1983-10-11 | Motorola, Inc. | Data processor having single clock pin |
DE2853523C2 (de) * | 1978-12-12 | 1981-10-01 | Ibm Deutschland Gmbh, 7000 Stuttgart | Dezentrale Erzeugung von Taktsteuersignalen |
JPS5856023A (ja) * | 1981-09-29 | 1983-04-02 | Shimadzu Corp | 配列変換装置 |
JPS59178689A (ja) * | 1983-03-30 | 1984-10-09 | Toshiba Corp | シフトレジスタ |
JPS61264817A (ja) * | 1985-05-18 | 1986-11-22 | Fujitsu Ltd | クロツク信号発生回路 |
US4745302A (en) * | 1985-12-23 | 1988-05-17 | Hitachi, Ltd. | Asynchronous signal synchronizing circuit |
-
1990
- 1990-06-15 EP EP90111294A patent/EP0461291A1/en not_active Withdrawn
-
1991
- 1991-05-10 JP JP3133231A patent/JPH0760353B2/ja not_active Expired - Lifetime
- 1991-06-14 US US07/715,530 patent/US5303365A/en not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
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US5303365A (en) | 1994-04-12 |
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