JPH0760178A - 接着剤塗布装置 - Google Patents

接着剤塗布装置

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JPH0760178A
JPH0760178A JP21176893A JP21176893A JPH0760178A JP H0760178 A JPH0760178 A JP H0760178A JP 21176893 A JP21176893 A JP 21176893A JP 21176893 A JP21176893 A JP 21176893A JP H0760178 A JPH0760178 A JP H0760178A
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bracket
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仁 寺前
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Abstract

(57)【要約】 【目的】接着剤の塗布巾を無段階で調整できるようにす
る。 【構成】連続して送られてくる基材1の外面に回転ロー
ラ2を介して接着剤を塗布する接着剤塗布装置である。
基材1の搬送方向に対して直交するように固定ローラ3
と回転ローラ2を相対向させて配置する。各ローラ2,
3間の谷部両端にそれぞれ仕切り板4を立設する。各ロ
ーラ2,3と各仕切り板4とで囲まれる部分に接着材溜
まり部5を形成する。各仕切り板4を各ローラ2,3の
軸方向に沿って無段階に移動可能とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、鋼板等の基材に断熱材
を貼着するための接着剤を塗布する接着剤塗布装置に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、鋼板のような基材の外面に裏打ち
材としての断熱材を貼着して形成される屋根材または壁
材等が種々提供されている。これらのものにおいては、
基材の外面に接着材を塗布し、この接着材によって裏打
ち材が基材の外面に貼着されている。そして、基材に接
着剤を塗布するための接着材塗布装置としては種々のも
のが提供されており、例えば、実公昭63−33659
号公報に示されるようなものがある。
【0003】このものは、基材の搬送方向に対して直交
するように回転自在な回転ローラを備えており、接着剤
が溜められた接着材溜まり部に回転ローラの外周面の一
部が接した状態となっており、搬送されてくる基材の外
面上を回転ローラが転動することで回転ローラによって
接着剤溜まり部の接着剤が連続して基材の外面に塗布さ
れるようになっている。そして、このものにおいて、搬
送されてくる基材の巾寸法等に応じて基材に塗布する接
着剤の塗布巾を調整することがある。この場合には接着
剤溜まり部の下部に回転ローラの外周面に接する調整板
単体が回転ローラの軸方向に沿って隣合うように複数個
配置されており、各調整板単体が回転ローラの外面に接
した状態または回転ローラの外周面より離れた状態とな
るように進退移動することで回転ローラに接する接着剤
溜まり部内の接着剤の接する巾を調整し、基材の外面に
塗布される接着剤の塗布巾を調整できるようになってい
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述のような
従来例にあっては、複数の調整板単体の進退移動による
段階的な塗布巾の調整となっており、つまり、塗布巾の
調整は進退移動する各調整板単体毎の巾寸法でしか行な
うことができず、段階的な調整となり、接着剤の塗布巾
を無段階で調整することができないという問題があっ
た。
【0005】本発明は上記問題点の解決を目的とするも
のであり、接着剤の塗布巾を無段階で調整することがで
きる接着剤塗布装置を提供しようとするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明では、上記目的を
達成するために、連続して送られてくる基材1の外面に
回転ローラ2を介して接着剤を塗布する接着剤塗布装置
であって、基材1の搬送方向に対して直交するように固
定ローラ3と回転ローラ2を相対向させて配置し、各ロ
ーラ2,3間の谷部両端にそれぞれ仕切り板4を立設
し、各ローラ2,3と各仕切り板4とで囲まれる部分に
接着材溜まり部5を形成し、各仕切り板4を各ローラ
2,3の軸方向に沿って無段階に移動可能としたことに
特徴を有するものである。
【0007】また、請求項2記載のものにあっては、固
定ローラ3を回転ローラ2と反対方向である外側に向け
てのみ回転操作する位置換え手段6を備えたことに特徴
を有するものである。
【0008】
【作用】しかして、無段階に移動可能となった仕切り板
4を各ローラ2,3の軸方向に沿って移動させることで
接着剤溜まり部5の巾寸法を無段階に調整して基材1に
塗布される接着剤の塗布巾を必要に応じて無段階に調整
することができる。また、位置換え手段6によって固定
ローラ3を回転ローラ2と反対方向である外側に向けて
回転移動させることで固定ローラ3に付着する接着剤が
部分的に堆積するのを防止することができる。
【0009】
【実施例】以下、本発明を図示された実施例に基づいて
詳述する。本発明における接着剤塗布装置Aは、図5に
示されるように薄鋼板のような基材1が巻かれている基
材ロール7から送られてくる基材1を次固定に送る送り
ローラ8と乾燥器9との間に配置されており、この接着
剤塗布装置Aによって送りローラ8を介して送られてく
る基材1の外面に接着剤を塗布するようになっている。
図5中10は断熱材等の裏打材11が巻かれている裏打
材ロール、12は裏打材11を切断するカッター、13
は基材1に塗布された接着剤の端部と裏打材11の端部
を揃えるための位置合わせ器、14は接着剤を介して裏
打材11を基材1に圧着する圧着ローラ、15は裏打材
11が貼着された基材1を切断するカッターである。
【0010】接着剤塗布装置Aは、図1乃至図4に示さ
れるように相対向するように配置された一対の支持板1
6と、各支持板16間に架設される回転ローラ2及び固
定ローラ3と、各ローラ2,3の上部に配される仕切り
板4と、固定ローラ3を回転させて位置換えを行なう位
置換え手段6と、搬送されてくる基材1を各ローラ2,
3の下側で支持する支持台17を備えて主体が構成され
ている。
【0011】支持台17は各ローラ2,3の下側で基材
1を支持する支持ローラ18と、支持ローラ18を上下
に昇降移動させるエアーシリンダーのような昇降装置1
9を備えて主体が構成されており、昇降装置19によっ
て支持ローラ18を上昇移動させることで支持ローラ1
8にて支持されている基材1を上方に移動させて基材1
の外面を固定ローラ3の外周面よりも少し下側に位置す
る回転ローラ2の外周面に接するように移動させること
ができるようになっている。
【0012】各支持板16の上部中央には嵌め込み用開
口部20が設けられており、この嵌め込み用開口部20
にはロールスライドブロック30が嵌め込み固定されて
いる。ロールスライドブロック30は図17に示される
ように両端に係合段部31を設けた板材32によって主
体が構成されており、下部の一端寄りにはスライドブロ
ック40の嵌め込み凸部41が嵌め込み固定される横長
の開口部33が形成されている。また、下部の他端寄り
には軸受けを介して回転ローラ2の軸2aが軸着される
通孔34が設けられている。また、開口部33の一端縁
には後述する操作ハンドル50が回転自在に取り付けら
れる通孔35が設けられており、開口部33の他端縁に
はバネ当てブラケット60を固定するための固着具61
が挿着されるネジ孔37が上下で隣合うように一対設け
られている。36は後述するウォーム用ブラケット70
を固着するための固着具71が挿通される通孔であり、
上下で隣合うように一対設けられている。
【0013】上記開口部33に嵌め込み固定されるスラ
イドブロック40は図16に示されるように開口部33
に嵌着される嵌め込み凸部41を基板42より一体に突
設して主体が構成されており、嵌め込み凸部41の巾寸
法は開口部33の巾寸法より少し小さくなっており、開
口部33内において嵌め込み凸部41をスライド移動さ
せてスライドブロック40を横方向に位置調整すること
ができるようになっている。また、基板42の上下端は
嵌め込み凸部41の上下端より外方に突出した状態とな
っており、嵌め込み凸部41を開口部33内に嵌め込み
固定すると基板42の上下端が支持板16の内面に当接
されるようになっている。スライドブロック40には軸
受けを介して固定ローラ3の軸3aが軸着される取り付
け孔43が設けられており、また、押しナット80及び
バネ押しブラケット90を固定するための固着具81,
91が挿通される通孔44,45がそれぞれ上下で隣合
うように一対設けられている。ここで、各通孔44,4
5のうち、取り付け孔43寄りに設けられた上下で隣合
う一対の通孔44は固着具91を螺合することができる
ように内面にネジ部が設けられたネジ孔となっており、
スライドブロック40の端部寄りに位置する通孔45は
内面にネジ部が設けられていない単なる貫通孔となって
いる。
【0014】押しナット80は図9に示されるように板
材82の中央部にネジ孔83を設けると共に板材82の
一側端面に上下で隣合うようにネジ孔84を凹設して構
成されており、一側端面をスライドブロック40の内面
に当接してスライドブロック40に設けられた通孔45
とネジ孔84とを合致させ、スライドブロック40の通
孔45を介してネジ孔84に固着具81を螺入すること
でスライドブロック40と直交するように押しナット8
0がスライドブロック40の内面側に取り付けられてい
る。
【0015】バネ押しブラケット90は図15に示され
るように角柱材の一側面に上下で隣合うように一対の通
孔92を設けると共にこの通孔92と直交するように角
柱材の他側面にネジ孔93を上下で隣合うように一対設
けて構成されている。94はネジ孔93内に螺着される
部材の抜け止めを行なうための固着具が螺着されるネジ
孔であり、ネジ孔93に挿通した状態で設けられてい
る。このバネ押しブラケット90はスライドブロック4
0の嵌め込み凸部41を開口部33内に嵌め込んだ状態
でスライドブロック40の外面側に取り付けられるよう
になっており、通孔92に挿通された固着具91を内面
にネジ部が設けられたネジ孔としての嵌め込み凸部41
の通孔44に螺入することでスライドブロック40の外
面側に取り付けられている。ここで、バネ押しブロック
90の上端と下端は開口部33の上下端縁より外方に突
出した状態となっており、スライドブロック40に取り
付けた状態ではバネ押しブロック90の上端と下端とが
開口部33の上下端縁に当接されてスライドブロック4
0が内側に脱落しないようになっている。また、スライ
ドブロック40は基板42の上下端がロールスライドブ
ロック30の内面に当接されているために外側に脱落す
ることもないようになっている。つまり、基板42の上
下端とバネ押しブラケット90の上下端で開口部33の
上下端縁を挟み込んだ状態とすることで開口部33から
の脱落を防止しながら嵌め込み凸部41が開口部33内
で横方向にスライド移動できるようになっている。
【0016】支持板16の一端寄りの内面には内方に突
出するようにウォーム用ブラケット70が固着具71に
よって取り付けられている。このウォーム用ブラケット
70は図7に示されるように板材72の中央部に取り付
け孔73を設けると共に取り付け孔73と直交するよう
に板材72の両端面に上下で隣合うように一対のネジ孔
74,75を凹設して構成されており、取り付け孔73
には軸受けが取り付けられるようになっている。このウ
ォーム用ブラケット70はロールスライドブロック30
と直交するように配置すると共に端面に設けられたネジ
孔74とロールスライドブロック30に設けられた通孔
36とを合致させ、通孔36より挿入された固着具71
をネジ孔74に螺入することでロールスライドブロック
30の内面側にロールスライドブロック30と直交する
ように取り付けられている。
【0017】ホイル用ブラケット100は図12に示さ
れるように板材101の上部に取り付け孔102を設け
ると共に取り付け孔102が設けられた端部と反対側の
端部に上下で隣合うように一対の通孔103を設けて構
成されており、この通孔103をウォーム用ブラケット
70のネジ孔75に合致させるように配置すると共に通
孔103に挿入された固着具104をネジ孔75に螺入
することでウォーム用ブラケット70と直交するように
ウォーム用ブラケット70に取り付けられている。
【0018】そして、ウォーム用ブラケット70は押し
ナット80と対向するように配置され、ホイル用ブラケ
ット100はロールスライドブロック30の内面と相対
向するように配置されている。ウォーム用ブラケット7
0と押しナット80との間には押しネジ110とウォー
ムホイル120が配置されている。押しネジ110は図
8に示されるように外面にネジ部111が設けられたボ
ルト112の端部より接続軸113を一体に突設して形
成されており、接続軸113の基端にはキー溝114が
凹設されている。ウォームホイル120は図10に示さ
れるように接続筒121の一端寄りの外面にネジ部12
2を設けて形成されており、ネジ部122が設けられて
いない接続筒121にはネジ孔123が穿設されてい
る。そして、押しネジ110とウォームホイル120と
は押しネジ110の接続軸113に接続筒121を装着
すると共に接続筒121に設けられたネジ孔123に螺
着される固着具の先端を押しネジ110の接続軸113
に凹設されたキー溝114に入れることで回り止めされ
た状態で相互に連結されている。そして、連結一体化さ
れた押しネジ110とウォームホイル120とは接続筒
121より突出する接続軸113がウォーム用ブラケッ
ト70の取り付け孔73に軸受けを介して取り付けられ
ると共に押しネジ110のネジ部111が押しナット8
0に設けられたネジ孔83に螺着されて相対向するウォ
ーム用ブラケット70と押しナット80との間に押しネ
ジ110とウォームホイル120とが取り付けられてい
る。
【0019】ロールスライドブロック30の内面と相対
向するホイル用ブラケット100とロールスライドブロ
ック30との間にはウォーム130が配置されている。
このウォーム130は図11に示されるように支持軸1
31が挿通されて固着具によって連結一体化される接続
筒132の外周面にネジ部133を設けて構成されてお
り、接続筒132の端部より突設される支持軸131の
一端はロールスライドブロック30に取り付けられた操
作ハンドル50に連結され、支持軸131の他端はホイ
ル用ブラケット100に設けられた取り付け孔102に
挿通されている。このウォーム130は上記したウォー
ムホイール120に噛み合っており、操作ハンドル50
の回転操作によってウォーム130が回転操作されると
ウォームホイール120を回転させ、このウォームホイ
ール120の回転によって押しネジ110が回転し、押
しネジ110が押しナット80のネジ孔83内で回転す
ることで押しナット80を進退移動させるようになって
いる。そして、押しナット80が移動させられると押し
ナット80が連結固定されているスライドブロック40
の嵌め込み凸部41が開口部33内で移動し、スライド
ブロック40に軸着された固定ローラ3の位置を調整す
ることができるようになっている。上記操作ハンドル5
0は円板51の周端縁の一部より円板51と直交するよ
うに操作取っ手52を突設して構成されており、操作取
っ手52を介して円板51を回転操作するようになって
いる。
【0020】スライドブロック40より突出する固定ロ
ーラ3の軸3aにはラチェット機構を有するラチェット
ハンドル140が取り付けられており、このラチェット
ハンドル140の回転操作によって固定ローラ3を一方
向のみに回転操作することができるようになっており、
これによって位置換え手段6が形成されている。このラ
チェットハンドル140は固定ローラ3を回転ローラ2
と反対方向である外側に向けてのみ回転操作できるよう
になっている。141はラチェットハンドル140の回
転を規制する止め棒であり、支持板16の外面より支持
板16と直交するように外方に向けて突設されている。
【0021】支持板16の外面には上記したバネ押しブ
ラケット90と相対向するように図14に示されるよう
なバネ当てブラケット60が固着具61にて取り付けら
れている。62はバネ当てブラケット60に設けられた
通孔であり、固着具6が挿通されるようになっている。
バネ当てブラケット60とスライドブロック40に取り
付けられたバネ押しブラケット90との間にはバネ押し
ネジ150が設けられており、バネ押しネジ150には
コイルスプリングのようなバネ160が取り付けられて
いる。バネ押しネジ150は図13に示されるように外
面にネジ部151が設けられたボルト152の端部にナ
ット部153を介してコイルスプリングのようなバネ1
60が取り付けられる取り付け軸154を一体に設けて
主体が構成されており、ボルト152はバネ押しブラケ
ット90に設けられたネジ孔93に螺着されている。上
記バネ160は圧縮された状態でバネ当てブラケット6
0の端面に当接されており、バネ押しブラケット90を
外側方に移動させるバネ力をバネ押しブラケット90に
付与している。つまり、スライドブロック40はバネ力
によって常時側方にバネ付勢された状態となっており、
位置調整可能となったスライドブロック40にがたつき
が発生しないようになっている。
【0022】各ローラ2,3間の谷部両端にはホームベ
ース形状に形成された仕切り板4が立設されており、こ
の仕切り板4は各ローラ2,3の軸方向に沿ってスライ
ド移動自在となっている。各ローラ2,3の外周面に接
することとなる各仕切り板4の下端にはゴム等によって
形成される当接部材(図示せず)が取り付けられてい
る。各ローラ2,3の上端には各ローラ2,3の長手方
向に沿って壁板170が相対向するように立設されてお
り、各仕切り板4は両端下部に設けられた切り欠き溝4
aを各壁板140に嵌め込んである。各ローラ2,3の
外周面と壁板170と各仕切り板4とで各ローラ2,3
の谷部の上方に受け箱状の凹部5aが形成されており、
この凹部5aによって接着剤溜まり部5が形成されてい
る。ロールスライドブロック30に連結された基台18
0からは支持片181が突設されており、各支持片18
0間にはガイド棒182が架設されている。このガイド
棒182は各仕切り板4の両端下部に穿設された通孔4
bに挿通されており、各仕切り板4はガイド棒182に
よって支持されている。支持片181の上方に位置する
ように基台180からは側方に向けて支持台183が突
設されており、対向する支持台183間にはガイド棒1
84が設けられている。このガイド棒184は長手方向
の略半分にネジ部184aが設けられており、各ガイド
棒184の一端にはガイド棒184を回転操作するため
の操作ハンドル190が回転自在に取り付けられてい
る。このガイド棒184は各仕切り板4の両端上部に設
けられた通孔4cに挿通されているものであるが、各仕
切り板4の両端上部に設けられた一対の通孔4cのう
ち、一方の通孔4cはネジ孔とされており、このネジ孔
となった通孔4cにガイド棒184に設けられたネジ部
184aが螺着されている。ここで、操作ハンドル19
0は隣合うように各ガイド棒184の一端側に配置され
ているものであるが、一方の操作ハンドル190を回転
操作すると操作ハンドル190と離れて配置されている
一方の仕切り板4がネジ部184aの回転移動によって
無段階に移動するようになっており、また、他方の操作
ハンドル190を回転操作すると操作ハンドル190と
近接して配置されている他方の仕切り板4がネジ部18
4aの回転移動によって無段階に移動するようになって
おり、接着剤塗布装置Aの一側面がわから各操作ハンド
ル190を操作して各仕切り板4を無段階に移動させる
ことができるようになっている。そして、各操作ハンド
ル190を回転操作させて仕切り板4を内側に移動させ
ることで接着剤溜まり部5の巾寸法を小さくして回転ロ
ーラ2を介して基材1に塗布される接着剤の塗布巾を狭
くすることができ、また、各操作ハンドル190を回転
操作して仕切り板4を外側に移動させることで接着剤溜
まり部5の巾寸法を大きくして回転ローラ2を介して基
材1に塗布される接着剤の塗布巾を広くすることができ
るようになっている。
【0023】しかして、搬送されてくる基材1は支持台
17に設けられた支持ローラ18にて支持されながら回
転ローラ2と固定ローラ3との下側を通過するものであ
り、基材1に接着剤を塗布する場合には支持ローラ18
が上昇して基材1の外面を回転ローラ2の外周面に接触
させ、回転ローラ2の回転に伴って接着剤溜まり部5内
の接着剤が順次基材1の外面に塗布されるものである。
また、接着剤を塗布しない場合には支持ローラ18を下
降したままの状態として基材1を回転ローラ2に接触さ
せないようにすることで接着剤が基材1に塗布されるこ
となく基材1は搬送される。ここで、図3、図4に示さ
れるように回転ローラ2は軸2aに取り付けられたスプ
ロケット2bにチェーンのような索条体200が架け渡
されており、駆動装置(図示せず)にて移動する索条体
200によってスプロケット2bが回転駆動されること
で回転ローラ2が回転するようになっている。
【0024】そして、基材1の巾寸法や次工程で基材1
に接着される裏打材11の巾寸法に応じて塗布される接
着剤の塗布巾を調整するにあたっては、操作ハンドル1
90を回転操作することで各仕切り板4を各ローラ2,
3の軸方向に沿ってスライド移動させることで接着剤溜
まり部5の巾寸法を調整することができ、これによって
塗布される接着剤の塗布巾を自在に調整することができ
るようになっている。ここで、仕切り板4を移動させて
接着剤溜まり部5の巾寸法を調整するにあたり、操作ハ
ンドル190の回転操作によって各仕切り板4を少しづ
つ無段階に移動させることができ、仕切り板4の移動を
無段階で行なうことができるものであり、接着剤の塗布
巾を無段階に調整することができるようになっている。
【0025】
【発明の効果】本発明は上述のように、基材の搬送方向
に対して直交するように固定ローラと回転ローラを相対
向させて配置し、各ローラ間の谷部両端にそれぞれ仕切
り板を立設し、各ローラと各仕切り板とで囲まれる部分
に接着剤溜まり部を形成し、各仕切り板を各ローラの軸
方向に沿って無段階に移動可能としてあるので、無段階
に移動可能となった仕切り板を各ローラの軸方向に沿っ
て移動させることで接着剤溜まり部の巾寸法を無段階に
調整することができるものであり、回転ローラを介して
基材に塗布される接着剤の塗布巾を必要に応じて無段階
に調整することができるものである。
【0026】また、固定ローラを回転ローラと反対方向
である外側に向けてのみ回転操作する位置換え手段を備
えていると、位置換え手段によって固定ローラを回転ロ
ーラと反対方向である外側に向けて移動させることで固
定ローラに付着する接着剤が部分的に堆積するのを防止
することができ、回転ローラを介して基材の表面に塗布
される接着剤の塗布量や塗布面積にバラツキがでるのを
防止することができるものであり、接着剤の塗布を確実
に行なわせることができるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す一部省略した斜視図で
ある。
【図2】同上の一部省略した正面図である。
【図3】同上の一部省略した側面図である。
【図4】同上の一部省略した平面図である。
【図5】同上の概略構成図である。
【図6】位置換え手段の配置状態を示す分解斜視図であ
る。
【図7】ウォーム用ブラケットを示すものであり、
(a)は正面図、(b)は平面図である。
【図8】押しネジを示す正面図である。
【図9】押しナットを示すものであり、(a)は正面
図、(b)は側面図である。
【図10】ウォームホイルを示すものであり、(a)は
正面図、(b)は断面図である。
【図11】ウォームを示すものであり、(a)は正面
図、(b)は断面図である。
【図12】ホイル用ブラケットを示すものであり、
(a)は正面図、(b)は平面図である。
【図13】バネ押しネジを示すものであり、(a)は正
面図、(b)は側面図である。
【図14】バネ当てブラケットを示すものであり、
(a)は正面図、(b)は側面図である。
【図15】バネ押しブラケットを示すものであり、
(a)は正面図、(b)は側面図である。
【図16】スライドブロックを示すものであり、(a)
は正面図、(b)は側面図、(c)は断面図である。
【図17】ロールスライドブロックを示すものであり、
(a)は正面図、(b)は平面図、(c)は側面図、
(d)は(a)におけるイ−イ線断面図である。
【符号の説明】
1 基材 2 回転ローラ 3 固定ローラ 4 仕切り板 5 接着剤溜まり部 6 位置換え手段

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 連続して送られてくる基材の外面に回転
    ローラを介して接着剤を塗布する接着剤塗布装置であっ
    て、基材の搬送方向に対して直交するように固定ローラ
    と回転ローラを相対向させて配置し、各ローラ間の谷部
    両端にそれぞれ仕切り板を立設し、各ローラと各仕切り
    板とで囲まれる部分に接着剤溜まり部を形成し、各仕切
    り板を各ローラの軸方向に沿って無段階に移動可能とし
    て成ることを特徴とする接着剤塗布装置。
  2. 【請求項2】 固定ローラを回転ローラと反対方向であ
    る外側に向けてのみ回転操作する位置換え手段を備えて
    成る請求項1記載の接着剤塗布装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS5969172A (ja) * 1982-10-15 1984-04-19 Nisshin Steel Co Ltd 塗装装置
JPS5969175A (ja) * 1982-10-15 1984-04-19 Nordson Kk 溶剤型接着剤の塗布方法
JPH0275171U (ja) * 1988-11-25 1990-06-08

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