JPH0760034A - カートリッジフィルターおよびその製造方法 - Google Patents
カートリッジフィルターおよびその製造方法Info
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- JPH0760034A JPH0760034A JP23236493A JP23236493A JPH0760034A JP H0760034 A JPH0760034 A JP H0760034A JP 23236493 A JP23236493 A JP 23236493A JP 23236493 A JP23236493 A JP 23236493A JP H0760034 A JPH0760034 A JP H0760034A
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Abstract
う問題を改善し、所定の精度を保持しかつ濾過ライフが
長いという経済的に有利なカートリッジフィルターを提
供する。 【構成】 熱収縮性を異にした芯成分(A) と鞘成分(B)
とからなる2種の熱可塑性合成樹脂を複合紡糸して偏心
芯鞘型複合単繊維の多数からなる潜在立体捲縮マルチフ
ィラメントを紡出し、このマルチフィラメントを延伸し
て得たところの単糸繊度が2〜40デニール、トータル
繊度が1000〜10000デニールの立体捲縮を有し
たマルチフィラメントの集束物を無撚の扁平なテープ状
となして多孔性芯筒上に巻回して筒状の濾過層を形成
し、その濾過層におけるマルチフィラメント集束物の立
体捲縮数が3〜50個/インチ、繊維密度が0.15〜
0.50g/cm3 のカートリッジフィルターとなし
た。
Description
の液体濾過用の円筒状のカートリッジフィルターおよび
その製造方法に関する。
ーとしては、糸巻きタイプと不織布巻きタイプに大別さ
れるが、不織布巻きタイプは高精度であるが濾過ライフ
が短く、また製造コストが嵩み高価であることから業界
においては高流量で安価な糸巻きタイプが好んで使用さ
れている。
糸)を使用したものと、マルチフィラメントを用いたも
のがある。粗糸巻きタイプは安価であり、粗糸の太さや
撚り数を変えることによって濾過精度の調整ができると
いう長所があるが、毛羽や繊維の脱落が生じるという難
点があり、近年においてはマルチフィラメント巻きタイ
プ、殊に捲縮を施したマルチフィラメント巻きタイプが
汎用されるに至っている。
マルチフィラメント巻きタイプのカートリッジフィルタ
ーは、濾過層の繊維密度を均整にできるため濾過性能に
おいて、また繊維の脱落がない点においても糸巻きタイ
プよりも優れているという長所があるが、従来のこの種
のカートリッジフィルターに使用されているマルチフィ
ラメントは、機械捲縮あるいは押し込み捲縮の手段でも
って所望の捲縮を施しているためコスト高となるばかり
でなく捲縮形態が二次元であり、またマルチフィラメン
トに油剤が残り使用初期に泡立ちが生じるという不都合
が発生する。そのうえ濾過ライフを向上させると精度が
低下し、また精度を高くすると濾過ライフが短くなり、
この2つの条件を共に向上させることが著しく困難であ
り、業界において濾過ライフと精度とのバランスのよい
カートリッジフィルターが強く要望されている。
ント巻きタイプの短所を改善し、製造工程が短縮でき、
しかも精度が良好であるにも拘らず濾過ライフの長いと
いう経済的に有利なカートリッジフィルターを提供する
ものである。
した未延伸マルチフィラメントを延伸することによって
三次元の螺旋構造を持った立体捲縮マルチフィラメント
でもって濾過層を形成することによって上記課題を解決
した。即ち本発明のカートリッジフィルターは、単繊維
繊度が2〜40デニール、トータル繊度が1000〜1
0000デニールの立体捲縮を有したマルチフィラメン
トが無撚の扁平なテープ状をなして多孔性芯筒上に巻回
されて筒状の濾過層が形成され、その濾過層における立
体捲縮数が3〜50個/インチ、繊維密度が0.15〜
0.50g/cm3 であることを特徴としているもので
ある。
率が芯成分よりも大きい2種の熱可塑性合成樹脂を複合
紡糸して偏心タイプの芯鞘型複合単繊維の多数からなる
潜在立体捲縮性未延伸マルチフィラメントを紡糸し、こ
の未延伸マルチフィラメントを延伸して立体捲縮を発現
させ、その立体捲縮マルチフィラメントを捲縮が残存す
る状態で伸長させながら多孔性の円筒芯材に巻き取るこ
とを特徴としているものである。
型複合単繊維としては、芯成分がポリプロピレンあるい
はポリプチレンテレフタレート、鞘成分がエチレン−プ
ロピレン共重合体、エチレン−プロピレン−ブテン1共
重合体あるいは高密度ポリエチレン等が好ましく適用で
き、とりわけ鞘成分としてエチレン−プロピレン共重合
体を用いたときには、常温延伸または熱水延伸を行うこ
とによって均一な細かい立体捲縮を発現させることがで
きる。
延伸後において2〜40デニール程度が一般的なカート
リッジフィルター用として経済的である。単繊維の繊度
が2デニールより小さいものは通常の溶融紡糸法では生
産性が悪く、また40デニールを超える繊度のものは立
体捲縮が発現しにくい傾向がみられる。
000デニールの範囲が濾過性能における精度と濾過ラ
イフのバランスのうえで望ましい。トータル繊度が10
00デニールより小さいものは多孔性の円筒芯材への巻
き密度が大きくなり空隙が少なくなって濾過ライフが短
くなる。また10000デニールより大きくなるとフィ
ラメント束が太くなってフィラメント間の空隙に斑が生
じ、精度の低下がみられる。
縮状態にある立体捲縮数は1インチ当たり10〜100
個程度が実用上望ましく、その立体捲縮マルチフィラメ
ントを捲縮が残存した状態、即ち捲縮発現処理時の延伸
倍率以下の張力でもって伸長させながら多孔性の円筒芯
材に巻き取ることによって、濾過層における立体捲縮数
を1インチ当たり3〜50個となすことができる。濾過
層における立体捲縮数が3個/インチより少ないとき
は、濾過機能に重要な立体捲縮の特性を発揮するに至ら
ない。また濾過層における立体捲縮数を50個/インチ
より多くすると、多孔性の円筒芯材に巻き取る張力が不
足してカートリッジフィルターとしての形態維持が不安
定となる。
〜0.50g/cm3 が好ましい。0.15g/cm3
より小さくするとカートリッジフィルターとしての形態
が保持しにくく、使用時における耐圧性が乏しくなる。
また0.50g/cm3 を超えると精度が向上するが濾
過ライフが極端に短くなり、精度と濾過ライフとのバラ
ンスが悪くなる。
テープ状をなして多孔性芯筒上に巻回して形成した筒状
の濾過層は、糸巻きタイプであるにも拘らず嵩高な不織
布機能を発揮して全域に均整な空隙を形成し、濾過性能
を向上させるべく繊度の小さいマルチフィラメントを使
用をしたとしても、従来よりも濾過ライフの低下度合い
を小さくする作用を奏する。そして濾過層の素材が延伸
によって捲縮を発現する未延伸マルチフィラメントであ
るため捲縮工程および仕上油剤の付与が必ずしも要せ
ず、経済的であるとともに油剤による泡立ちの少ないカ
ートリッジフィルターとなすことができる。
分(B) としてエチレン−プロピレン共重合体を用い、偏
心芯鞘型複合紡糸ノズル(孔径0.7mm、孔数722
個)4錘でもって溶融紡糸して集束し、図1のような繊
維断面を有した単繊維繊度が6デニールの潜在捲縮性未
延伸マルチフィラメントを得た。これを95℃の熱水中
で3倍に延伸して、単繊維繊度が2デニール、捲縮数2
5.2個/インチ、トータル繊度5776デニールの螺
旋状の立体捲縮が発現したマルチフィラメントの集束物
となした。
ルチフィラメントをその見掛けの長さのほぼ2倍に伸長
しながら、クロスワインダーを用いて内径32mm、外
径35mm、長さ250mmのポリプロピレン製多孔性
芯筒にワインド角45度でもって外径が65mmとなる
まで巻き付け、カートリッジフィルターとなした。この
ときの濾過層におけるマルチフィラメントの捲縮数は平
均12個/インチであり、濾過層の繊維密度は0.27
g/cm3 であった。
ニール×76mm)を用いて紡毛紡績機によって綿番手
1.0S 、撚り数2.3T/インチの粗糸を得た。この
粗糸を用いて上記実施例1と同様にクロスワインダーを
用いてポリプロピレン製多孔性芯筒に外径が65mmと
なるまで巻き付け、糸巻きカートリッジフィルターとな
した。このカートリッジフィルターの濾過層の繊維密度
は0.33g/cm3であった。
鞘成分に高密度ポリエチレンを用いて、芯鞘型複合紡糸
ノズル(孔径0.7mm、孔数722個)でもって溶融
紡糸し、芯鞘型熱接着性複合繊維(2デニール×51m
m)を得た。これを目付け25g/m2 のカードウェブ
とし、140℃の熱風にて加熱処理して鞘成分の高密度
ポリエチレンを溶融しながら、長さ350mm、直径3
0mm、重量1.5kgの鉄芯に繊維密度が0.32g
/cm3 となるように加圧しながら外径が55mmにな
るまで巻き付け、内側濾過層を形成した。さらにこの濾
過層の外周に、ポリプロピレンと高密度ポリエチレンと
が繊維断面において交互に風車状に配してなる16分割
型複合繊維(3デニール×45mm)からなる目付け5
5g/m2 のカードウェブを、高圧柱状水流でもって分
割交絡処理をして得た不織布を精密濾過層として2周巻
き付け、さらにその上に上記熱接着性複合繊維(2デニ
ール×51mm)からなる目付け20g/m2 のカード
ウェブを熱加工したシートを外径が65mmとなるまで
巻き付けて繊維密度が0.20g/cm3 の外側濾過層
を形成し、その後鉄芯を抜き取って長さ250mmに切
断して3層構造の円筒状のカートリッジフィルターとな
した。この濾過層の全体の繊維密度は0.28g/cm
3 であった。
トリッジフィルター上下の端面に加熱した鉄板を当てて
端面の平滑処理を行ったのち、それぞれのカートリッジ
フィルターの濾過性能を測定比較した。その結果を表1
に示す。
(A) としてポリプロピレン、鞘成分(B) としてエチレン
−プロピレン共重合体を用い、偏心芯鞘型複合紡糸ノズ
ル(孔径0.7mm、孔数722個)2錘でもって溶融
紡糸して集束し、図1のような繊維断面を有した単繊維
繊度が18デニールの潜在捲縮性未延伸マルチフィラメ
ントを得た。これを95℃の熱水中で4.5倍に延伸し
て、単繊維繊度が4デニール、捲縮数21.0個/イン
チ、トータル繊度5776デニールの螺旋状の立体捲縮
が発現したマルチフィラメントの集束物となした。
ルチフィラメントを見掛けの長さのほぼ2倍に伸長しな
がら、クロスワインダーを用いて内径32mm、外径3
5mm、長さ250mmのポリプロピレン製多孔性芯筒
にワインド角45度でもって外径が65mmとなるまで
巻き付け、カートリッジフィルターとなした。このとき
の濾過層におけるマルチフィラメントの捲縮数は平均1
0個/インチであり、濾過層の繊維密度は0.23g/
cm3 であった。
ニール×76mm)を用いて紡毛紡績機によって綿番手
1.0S 、撚り数2.3T/インチの粗糸を得た。この
粗糸を用いて上記比較例1と同様に、濾過層の繊維密度
が0.32g/cm3 の糸巻きカートリッジフィルター
となした。
鞘型熱接着性複合繊維(2デニール×51mm)のカー
ドウェブ(目付け25g/m2 )でもって外径55m
m、繊維密度が0.32g/cm3 の内側濾過層を形成
し、その外周に同じ芯鞘型熱接着性複合繊維(2デニー
ル×51mm)のカードウェブ(目付け20g/m2 )
を熱加工したシートを外径が65mmとなるまで巻き付
けて繊維密度が0.21g/cm3 の外側濾過層を形成
し、長さ250mmに切断して2層構造の円筒状のカー
トリッジフィルターとなした。このカートリッジフィル
ターの濾過層の全体での繊維密度は0.28g/cm3
であった。
トリッジフィルター上下の端面に加熱した鉄板を当てて
端面の平滑処理を行ったのち、それぞれのカートリッジ
フィルターの濾過性能を測定比較した。その結果を表2
に示す。
(A) としてポリプロピレン、鞘成分(B) としてエチレン
−プロピレン共重合体を用い、偏心芯鞘型複合紡糸ノズ
ル(孔径0.7mm、孔数140個)5錘でもって溶融
紡糸して集束し、図1のような繊維断面を有した単繊維
繊度が48デニールの潜在捲縮性未延伸マルチフィラメ
ントを得た。これを95℃の熱水中で6倍に延伸して、
単繊維繊度が8デニール、捲縮数12.4個/インチ、
トータル繊度5600デニールの螺旋状の立体捲縮が発
現したマルチフィラメントの集束物となした。
ルチフィラメントを見掛けの長さのほぼ2倍に伸長しな
がら、クロスワインダーを用いて内径32mm、外径3
5mm、長さ250mmのポリプロピレン製多孔性芯筒
にワインド角45度でもって外径が65mmとなるまで
巻き付け、カートリッジフィルターとなした。このとき
の濾過層におけるマルチフィラメントの捲縮数は平均6
個/インチであり、濾過層の繊維密度は0.18g/c
m3 であった。
ニール×76mm)を用いて紡毛紡績機によって綿番手
1.0S 、撚り数2.3T/インチの粗糸を得た。この
粗糸を用いて上記比較例1と同様に、濾過層の繊維密度
が0.30g/cm3 の糸巻きカートリッジフィルター
となした。
鞘型熱接着性複合繊維(2デニール×51mm)のカー
ドウェブ(目付け25g/m2 )でもって外径55m
m、繊維密度が0.30g/cm3 の内側濾過層を形成
し、その外周に同じ芯鞘型熱接着性複合繊維(2デニー
ル×51mm)のカードウェブ(目付け20g/m2 )
を熱加工したシートを外径が65mmとなるまで巻き付
けて繊維密度が0.19g/cm3 の外側濾過層を形成
し、長さ250mmに切断して2層構造の円筒状のカー
トリッジフィルターとなした。このカートリッジフィル
ターの濾過層の全体での繊維密度は0.26g/cm3
であった。
トリッジフィルター上下の端面に加熱した鉄板を当てて
端面の平滑処理を行ったのち、それぞれのカートリッジ
フィルターの濾過性能を測定比較した。その結果を表3
に示す。
過性能の各項目の測定は図2に略示したようなマルチパ
ス方式でもって次のようにして行った。
の水を入れ、その中に試験用のダスト(実施例1,2お
よび比較例1〜4についてはJIS8種、実施例3およ
び比較例5,6についてはJIS7種)を6g投入し、
攪拌機(2) で均一に攪拌しながら原液(初期濃度50p
pm)とする。ハウジング(3) には実施例および比較例
のそれぞれのカートリッジフィルター(4) をセットし、
カートリッジフィルター(4) の外側から内側に向けて、
ポンプ(5) でもって常時40l/分の流量となるように
設定して通液循環させる。この間、タンク(1) の中に上
記試験用のダストを6分毎に6g投入していき、このと
きのハウジング(3) への流入側と流出側の間に配置した
差圧計(6) による差圧が2.0kg/cm2 に達するま
での総流量を測定した。
lを採取し、その濾液を蒸発乾固させ、試験用ダスト重
量(A)を測定する。一方、原液(初期濃度は50pp
m)1l中の試験用のダスト重量(B)から次式により
求めた。 初期効率=[(B−A)÷B]×100
ンク(1) 内の濾液を100ml採取し、濾液中の粒子径
別粒子数(N)をコールターカウンターZM型を用いて
測定する。また同様にして原液100ml中の粒子径別
粒子数(M)を測定し、[(M−N)÷M×100]か
ら粒子径別遮断率を算出する。これらの結果から粒子径
と粒子径別遮断率のグラフを作図し、遮断率90%の粒
子径を読み取った。
ィルター(4) に40l/分の流量で通水を行い、通水開
始3分後の濾液1lを採取し、その濾液を孔径0.8μ
mのメンブランフィルターで濾過する。メンブランフィ
ルターを乾燥し、流出した繊維屑の重量を測定した。
をガラス製試験管に10ml採取し、試験管の先端を指
で押さえ、上下に激しく振り、濾液の泡立ち性を目視し
て判断した。
フィルターは、単繊維繊度が2〜40デニール、トータ
ル繊度が1000〜10000デニールの立体捲縮を有
したマルチフィラメントが無撚の扁平なテープ状をなし
て多孔性芯筒上に巻回されて筒状の濾過層が形成され、
その濾過層における立体捲縮数が3〜50個/インチ、
繊維密度が0.15〜0.50g/cm3 であり、殊に
濾過層が立体捲縮を有したマルチフィラメントでもって
構成されているから、濾過層の繊維間には極めて多数の
微細な隙間が確保され、表1、表2および表3にみられ
る通り、従来のカートリッジフィルターと初期精度や初
期効率が同等であっても濾過ライフが著しく向上し、使
用時におけるカートリッジフィルターの交換周期を大幅
に延長することができる。
鞘成分の熱収縮率が芯成分よりも大きい2種の熱可塑性
合成樹脂を複合紡糸して偏心タイプの芯鞘型複合単繊維
の多数からなる潜在立体捲縮性未延伸マルチフィラメン
トを紡糸し、この未延伸マルチフィラメントを延伸して
立体捲縮を発現させ、その立体捲縮マルチフィラメント
を捲縮が残存した状態、即ち捲縮発現処理時の延伸倍率
以下の張力でもって伸長させながら多孔性の円筒芯材に
巻き取ることによって従来の糸巻きカートリッジフィル
ターと同様に能率よく製造でき、製造コストの点におい
ても有利となる。
ィラメントとして、例えば鞘成分がエチレン−プロピレ
ン共重合体、芯成分がポリプロピレン偏心タイプの芯鞘
型複合単繊維のように熱水延伸処理によって捲縮が発現
する複合繊維を用いれば延伸処理後の仕上油剤の付与が
不要となり、初期通液時における泡立ちの極めて少ない
カートリッジフィルターを得ることができ、食品工業や
薬品工業用として好都合となる。
図である。
Claims (3)
- 【請求項1】 単繊維繊度が2〜40デニール、トータ
ル繊度が1000〜10000デニールの立体捲縮を有
したマルチフィラメントが無撚の扁平なテープ状をなし
て多孔性芯筒上に巻回されて筒状の濾過層が形成され、
その濾過層における立体捲縮数が3〜50個/インチ、
繊維密度が0.15〜0.50g/cm3 であることを
特徴とするカートリッジフィルター。 - 【請求項2】 鞘成分の熱収縮率が芯成分よりも大きい
2種の熱可塑性合成樹脂を複合紡糸して偏心タイプの芯
鞘型複合単繊維の多数からなる潜在立体捲縮性未延伸マ
ルチフィラメントを紡糸し、この未延伸マルチフィラメ
ントを延伸して立体捲縮を発現させ、その立体捲縮マル
チフィラメントを捲縮が残存する状態で伸長させながら
多孔性の円筒芯材に巻き取ることを特徴とするカートリ
ッジフィルターの製造方法。 - 【請求項3】 上記潜在立体捲縮性未延伸マルチフィラ
メントが、鞘成分がエチレン−プロピレン共重合体、芯
成分がポリプロピレン偏心タイプの芯鞘型複合繊維であ
る請求項2記載のカートリッジフィルターの製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23236493A JP3419844B2 (ja) | 1993-08-24 | 1993-08-24 | カートリッジフィルターおよびその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23236493A JP3419844B2 (ja) | 1993-08-24 | 1993-08-24 | カートリッジフィルターおよびその製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0760034A true JPH0760034A (ja) | 1995-03-07 |
JP3419844B2 JP3419844B2 (ja) | 2003-06-23 |
Family
ID=16938064
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP23236493A Expired - Fee Related JP3419844B2 (ja) | 1993-08-24 | 1993-08-24 | カートリッジフィルターおよびその製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3419844B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7014050B1 (en) | 1998-11-25 | 2006-03-21 | Chisso Corporation | Filter cartridge |
US7033497B1 (en) | 1999-03-30 | 2006-04-25 | Chisso Corporation | Filter cartridge |
-
1993
- 1993-08-24 JP JP23236493A patent/JP3419844B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7014050B1 (en) | 1998-11-25 | 2006-03-21 | Chisso Corporation | Filter cartridge |
US7033497B1 (en) | 1999-03-30 | 2006-04-25 | Chisso Corporation | Filter cartridge |
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---|---|
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