JPH0759496A - 燻蒸用検虫カプセル並びにそれを用いた燻蒸検査方法 - Google Patents

燻蒸用検虫カプセル並びにそれを用いた燻蒸検査方法

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JPH0759496A
JPH0759496A JP20917293A JP20917293A JPH0759496A JP H0759496 A JPH0759496 A JP H0759496A JP 20917293 A JP20917293 A JP 20917293A JP 20917293 A JP20917293 A JP 20917293A JP H0759496 A JPH0759496 A JP H0759496A
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明俊 島田
Tadashi Hasegawa
正 長谷川
Kohei Kasai
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 燻蒸処理の良否を正確に検査可能な燻蒸用検
虫カプセル並びにそれを用いた燻蒸検査方法を提供す
る。 【構成】 サイロ内に開口する複数の連通孔25aが外
壁部に形成されたカプセル部材25と、カプセル部材2
5の内壁に沿って設けられ被貯蔵物8に含まれる微粉体
よりも細かいメッシュの略円筒状の第1網部材30と、
カプセル部材25内に着脱可能に収容され内部に供試虫
38を収容するための通気性を有する検虫ホルダ36と
を備えた。また、カプセル部材25にサイロ外へ延びる
エアチューブ39を接続し、このエアチューブ39を介
してカプセル部材25内へ加圧エアを供給する加圧エア
供給手段と、カプセル部材25内の空気を吸引してカプ
セル部材25内の燻蒸ガス濃度を測定する濃度測定手段
とをサイロ外部に設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、サイロ内に貯蔵した被
貯蔵物に対して燻蒸処理が確実になされたか否かをコク
ゾウムシなどの供試虫を用いて検査するための燻蒸用検
虫カプセル並びにそれを用いた燻蒸検査方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、穀物等をサイロ内に投入して
サイロを略気密に保持し、サイロ内においてメチルプロ
マイド等の燻蒸ガスを循環させて、穀物等に侵入した害
虫を駆除する燻蒸処理技術が実施されており、また燻蒸
処理が確実になされたか否かを検査する検査方法とし
て、サイロ内にコクゾウムシなどの燻蒸検査用の昆虫
(以下、単に供試虫という)を入れた燻蒸用検虫カプセ
ルをセットし、この状態で燻蒸処理を施して供試虫の生
死に基づいて燻蒸処理の良否を検査する検査方法が広く
採用されている。
【0003】通常、前記燻蒸用検虫カプセルとしては、
穀物等の粒径よりも小径の複数の連通孔が外周壁に形成
された有底円筒状のカプセル部材と、カプセル部材の上
端部を閉鎖する蓋部材と、カプセル部材内に着脱可能に
収容され内部に供試虫を収容するための通気性を有する
検虫ホルダとを備えたものが用いられており、この燻蒸
用検虫カプセルを用いて燻蒸処理の良否を検査する場合
には、ロッドやワイヤケーブルを介してサイロ内に燻蒸
用検虫カプセルをセットした状態でサイロ内に穀物等を
投入するか或いは、サイロ内に穀物等を投入した後燻蒸
用検虫カプセルを穀物等に挿入し、サイロ内の穀物等に
対して燻蒸処理を施した後、サイロから燻蒸用検虫カプ
セルを取り出して供試虫の生死に基づいて燻蒸処理の良
否を検査している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前記サイロ
内に穀物を投入すると、穀物等に含まれる微粉体がサイ
ロ内に充満し、その後この微粉体が投入した穀物等の表
層部に堆積する。このため、サイロ内に燻蒸用検虫カプ
セルをセットした状態で穀物等を投入すると、サイロ内
に充満した微粉体が連通孔を介してカプセル部材内に侵
入し、連通孔の開口面積を狭くしたり連通孔を閉鎖する
ことがあり、また穀物等の投入後に燻蒸用検虫カプセル
を穀物等に差し込む場合でも、投入した穀物等の表層部
に堆積した微粉体が連通孔を介してカプセル部材内に侵
入し、連通孔の開口面積を狭くしたり連通孔を閉鎖する
ことがあり、前記燻蒸用検虫カプセルでは、燻蒸用検虫
カプセル周辺に対して燻蒸ガスが十分に供給されている
にも係わらず、燻蒸処理後供試虫を調べてみると生存し
ていることがあって、燻蒸処理の良否を正しく検査出来
ないという問題があった。
【0005】本発明の目的は、燻蒸処理の良否を正確に
検査可能な燻蒸用検虫カプセル並びにそれを用いた燻蒸
検査方法を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1に係る燻蒸用検
虫カプセルは、粉体や粒体等の被貯蔵物が貯蔵されるサ
イロ内に配置され、内部に被貯蔵物が確実に燻蒸された
か否かを検知するためのコクゾウムシなどの供試虫が収
容される燻蒸用検虫カプセルであって、前記サイロ内に
開口する複数の連通孔が外壁部に形成されたカプセル部
材と、少なくとも前記連通孔を閉鎖するように配置され
被貯蔵物に含まれる微粉体よりも細かいメッシュの網部
材と、前記カプセル部材内に着脱可能に収容され内部に
供試虫を収容するための通気性を有する検虫ホルダとも
のである。
【0007】ここで、請求項2のように、前記網部材を
カプセル部材の内壁に沿う筒状に形成してカプセル部材
内に装着し、網部材の中段部にカプセル部材内を検虫ホ
ルダを収容する収容空間と、カプセル部材と網部材間に
侵入した微粉体を収容する貯留空間とに区画する仕切部
材を固定してもよいし、請求項3のように、前記サイロ
の外部に加圧エア供給手段を設け、前記加圧エア供給手
段からの加圧エアを燻蒸用検虫カプセル内へ供給するエ
アチューブを設けてもよいし、請求項4のように、前記
エアチューブを介して燻蒸用検虫カプセル内の空気を吸
引して燻蒸ガス濃度を測定する濃度測定手段を設けても
よい。
【0008】請求項5に係る燻蒸用検虫カプセルを用い
た燻蒸検査方法は、請求項1に記載の燻蒸用検虫カプセ
ルの検虫ホルダ内にコクゾウムシなどの供試虫を収容さ
せて、この燻蒸用検虫カプセルを被貯蔵物を貯蔵する前
のサイロ内の所定高さ位置にセットし、この状態でサイ
ロ内に粉体や粒体等の被貯蔵物を投入して燻蒸用検虫カ
プセルを被貯蔵物に埋設状にセットするセット工程と、
被貯蔵物が投入されたサイロに対して燻蒸ガスを供給し
てから所定時間経過後に燻蒸用検虫カプセルをサイロか
ら取り出して供試虫の生死を検査する検査工程とからな
るものである。
【0009】ここで、請求項6のように、前記セット工
程において、被貯蔵物をサイロ内に投入しつつ又は投入
後、サイロ外部の加圧エア供給手段からエアチューブを
介して燻蒸用検虫カプセル内に加圧エアを供給してもよ
い。
【0010】請求項7に係る燻蒸用検虫カプセルを用い
た燻蒸検査方法は、請求項1に記載の燻蒸用検虫カプセ
ルの検虫ホルダ内にコクゾウムシなどの供試虫を収容さ
せて、この燻蒸用検虫カプセルをサイロ内に貯蔵された
粉体や粒体等の被貯蔵物に差し込んで埋設状にセットす
るセット工程と、被貯蔵物が投入されたサイロに対して
燻蒸ガスを供給してから所定時間経過後に燻蒸用検虫カ
プセルをサイロから取り出して供試虫の生死を検査する
検査工程とからなるものである。
【0011】ここで、請求項8のように、前記セット工
程において、燻蒸用検虫カプセルを被貯蔵物に差し込み
ながら又は差し込んだ後、サイロ外部の加圧エア供給手
段からエアチューブを介して燻蒸用検虫カプセル内に加
圧エアを供給してもよい。
【0012】
【作用】請求項1に係る燻蒸用検虫カプセルにおいて
は、被貯蔵物に含まれる微粉体よりも細かいメッシュの
網部材がカプセル部材の連通孔を閉鎖するように設けら
れているので、この網部材により被貯蔵物の投入時にサ
イロ内に充満する微粉体や被貯蔵物の投入後被貯蔵物の
表面部に堆積した微粉体が連通孔からカプセル部材内に
侵入することが防止され、燻蒸用検虫カプセル外と検虫
ホルダ内とをつなぐ通路の通路面積が小さくなったり、
目詰まりしたりすることが確実に防止される。このた
め、被貯蔵物を燻蒸処理するためにサイロ内に供給した
燻蒸ガスは、連通孔及び網部材を通過して容易にカプセ
ル部材内に導入され、検虫ホルダ内の燻蒸ガス濃度が速
やかに燻蒸用検虫カプセル周辺の燻蒸ガス濃度に移行す
ることになる。
【0013】請求項2に係る燻蒸用検虫カプセルにおい
ては、カプセル部材内が仕切部材により収容空間と貯留
空間とに区画され、連通孔から侵入した微粉体は、カプ
セル部材の内周面と網部材間を通って貯留空間内に収容
されるので、網部材をカプセル部材の内側に設けた場合
でも、連通孔が侵入した微粉体で目詰まりすることが確
実に防止される。
【0014】請求項3に係る燻蒸用検虫カプセルにおい
ては、加圧エア供給手段を駆動させてエアチューブを介
して燻蒸用検虫カプセル内へ加圧エアを供給し、連通孔
から加圧エアを放出させることで、カプセル部材内への
微粉体の侵入を確実に防止することが出来る。
【0015】請求項4に係る燻蒸用検虫カプセルにおい
ては、サイロ内に収容された被貯蔵物へ燻蒸ガスを供給
しながらエアチューブを介して燻蒸用検虫カプセル内の
空気を吸引し、濃度測定手段により燻蒸ガス濃度を測定
することが出来るとともに、燻蒸用検虫カプセル周辺の
空気が燻蒸用検虫カプセル内に吸引されることで、検虫
ホルダ内の燻蒸ガス濃度が速やかに燻蒸用検虫カプセル
周辺の燻蒸ガス濃度に移行することになる。
【0016】請求項5に係る燻蒸用検虫カプセルを用い
た燻蒸検査方法においては、燻蒸用検虫カプセルをサイ
ロ内にセットした状態で、サイロに対して被貯蔵物を投
入して燻蒸用検虫カプセルを被貯蔵物に埋設状にセット
するので、被貯蔵物の投入時サイロ内には微粉体が充満
することになるが、請求項1と同様にカプセル部材内へ
の微粉体の侵入が網部材で阻止されるので、検虫ホルダ
内の燻蒸ガス濃度が速やかに燻蒸用検虫カプセル周辺の
燻蒸ガス濃度に移行することになる。このため、燻蒸ガ
スを供給してから所定時間経過後に燻蒸用検虫カプセル
をサイロから取り出して供試虫の生死を検査すること
で、燻蒸処理の良否を正確に判定することが出来る。
【0017】請求項6に係る燻蒸用検虫カプセルを用い
た燻蒸検査方法においては、セット工程において、被貯
蔵物をサイロ内に投入しつつ又は投入後、サイロ外部の
加圧エア供給手段からエアチューブを介して燻蒸用検虫
カプセル内に加圧エアを供給するので、サイロ内に充満
した微粉体が燻蒸用検虫カプセル内に侵入することを確
実に防止出来る。
【0018】請求項7に係る燻蒸用検虫カプセルを用い
た燻蒸検査方法においては、予めサイロ内に投入された
被貯蔵物に対して燻蒸用検虫カプセルを差し込んで埋設
状にセットするので、燻蒸用検虫カプセルは表層部に微
粉体が堆積した被貯蔵物に対して差し込まれることにな
るが、請求項1と同様にカプセル部材内への微粉体の侵
入が網部材で阻止されるので、検虫ホルダ内の燻蒸ガス
濃度が速やかに燻蒸用検虫カプセル周辺の燻蒸ガス濃度
に移行することになる。このため、燻蒸ガスを供給して
から所定時間経過後に燻蒸用検虫カプセルをサイロから
取り出して供試虫の生死を検査することで、燻蒸処理の
良否を正確に判定することが出来る。
【0019】請求項8に係る燻蒸用検虫カプセルを用い
た燻蒸検査方法においては、前記セット工程において、
燻蒸用検虫カプセルを被貯蔵物に差し込みながら又は差
し込んだ後、サイロ外部の加圧エア供給手段からエアチ
ューブを介して燻蒸用検虫カプセル内に加圧エアを供給
するので、被貯蔵物の表層部に堆積した微粉体が燻蒸用
検虫カプセル内に侵入することを確実に防止出来る。
【0020】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を参照し
ながら説明する。先ず、サイロの構成について簡単に説
明する。図1に示すように、サイロ1は、基本的には、
略円筒状の周壁部2と、周壁部2の下端に連なる下方へ
向けて縮小する円錐状のホッパ3と、周壁部2の上端部
を閉鎖する略円板状の上壁部4とから構成され、このサ
イロ1は床面に立設された複数の脚柱5を介して縦向き
姿勢に固定されている。
【0021】前記上壁部4の略中央部には蓋部材6で開
閉可能な投入口7が形成され、サイロ1内には投入口7
から投入された粉体や粒体等の被貯蔵物8が収容され、
ホッパ3の下端部には被貯蔵物8をサイロ1外へ排出す
るための排出シュート9が形成され、排出シュート9の
中段部には排出シュート9を開閉放可能なシャッタ手段
10が介設されている。
【0022】次に、前記サイロ1内の被貯蔵物8を燻蒸
処理する燻蒸処理手段11について説明すると、図1に
示すように、サイロ1内の空気を循環させたり排気させ
たりするブロアーやエアポンプなどの空気圧送手段12
が設けられ、空気圧送手段12の排気口12aはサイロ
1の下端近傍部に設けられた燻蒸ガス供給口14に接続
され、空気圧送手段12の吸気口12bは第1開閉弁1
3aを介してサイロ1の上壁部4に設けられた燻蒸ガス
排出口15に接続されるとともに燻蒸ガス供給手段16
に接続され、燻蒸ガス排出口15と第1開閉弁13a間
の通路は第2開閉弁13bを介して大気開放され、空気
圧送手段12の吸気口12bと第1開閉弁13a間の通
路は第3開閉弁13cを介して大気開放されている。前
記燻蒸ガス供給手段16は、メチルプロマイド等の薬剤
が充填されたボンベ17と、ボンベ17から供給された
薬剤を気化させるための気化器18と、ボンベ17と気
化器18間及び気化器18と空気圧送手段12間に夫々
介設されたバルブ19・20とを備えた一般的な構成の
ものである。
【0023】前記燻蒸処理手段11において被貯蔵物8
を燻蒸処理する際には、第1開閉弁13aを開弁し、第
2開閉弁13bと第3開閉弁13cとを閉弁し、空気圧
送手段12を駆動させながら燻蒸ガス供給手段16から
燻蒸ガスを供給し、被貯蔵物8を通過した燻蒸ガスをサ
イロ1内の空気とともに燻蒸ガス排出口15から再び空
気圧送手段12に導入し、燻蒸ガスを循環させながら被
貯蔵物8を燻蒸処理することになる。そして、燻蒸処理
したあと、そのままサイロ1内に燻蒸ガスを封入した状
態に保持したり、第1開閉弁13aを閉弁するとともに
第2開閉弁13b及び第3開閉弁13cを開弁し、この
状態で所定時間空気圧送手段12を駆動させて、サイロ
1内の燻蒸ガスを空気に置き換えて燻蒸処理を完了す
る。
【0024】次に、被貯蔵物8が十分に燻蒸されたか否
かを検査するための燻蒸検査手段21について説明す
る。この燻蒸検査手段21は、サイロ1内の被貯蔵物8
に埋設状にセットされる燻蒸用検虫カプセル22と、燻
蒸用検虫カプセル22を上壁部4に支持するための支持
ロッド23及びワイヤケーブルなどの紐体42と、燻蒸
用検虫カプセル22内の空気を吸引して燻蒸ガスの濃度
を測定する濃度測定手段24と、燻蒸用検虫カプセル2
2内へ加圧エアを供給するブローやエアポンプなどから
なる空気圧送手段12とを備えている。
【0025】前記燻蒸用検虫カプセル22について説明
すると、図2〜図7に示すように、サイロ1内に開口す
る複数の連通孔25aが外壁部に形成された略円筒状の
カプセル部材25が設けられ、カプセル部材25は支持
ロッド23の下端部に固定された蓋部材26に螺合され
て支持ロッド23の上端部に接続された紐体42を介し
てサイロ1の上壁部4に支持され、カプセル部材25の
下端部には複数の連通孔27aが形成された仕切板27
が設けられ、仕切板27の下端面にはカプセル部材25
に連なって下方へ延びる略円筒状の筒部材28が固定さ
れ、筒部材28の下端部には被貯蔵物8への差し込みを
容易にするめた下方へ向けて縮小する円錐状の先端部材
29が固定され、筒部材28の外壁部にはサイロ1内に
開口する4つの連通孔28aが形成されている。尚、前
記筒部材28の内部空間は、燻蒸ガスを貯留するバッフ
ァとしての機能を有する。
【0026】前記カプセル部材25内には被貯蔵物8に
含まれる微粉体よりも細かいメッシュの第1網部材30
が装着され、第1網部材30はカプセル部材25の内周
に沿う略筒状に形成され、第1網部材30の内側には第
1網部材30を保型するためのコイル部材などからなる
保型部材31が設けられ、仕切板27の下側には第1網
部材30と同じメッシュの第2網部材32が設けられて
いる。但し、前記第2網部材32は省略してもよい。
【0027】前記第1網部材30の中段部にはカプセル
部材25内を上側の収容空間33と下側の貯留空間34
とに仕切る仕切部材35が保型部材31に固定され、こ
の仕切部材35は第1網部材30よりも粗いメッシュの
網部材や複数の連通孔を有する板部材やリング部材に内
側へ延びる複数のピン部材を固定したもので構成され、
収容空間33の保型部材31の内側には有底円筒状の検
虫ホルダ36が着脱可能に装着され、検虫ホルダ36は
仕切部材35を介して収容空間33内に支持され、検虫
ホルダ36の上端開口部には通気性を有する脱脂綿から
なる蓋部材37が装着され、検虫ホルダ36内にはコク
ゾウムシなどの供試虫38が複数匹収容されている。
尚、前記検虫ホルダ36は、供試虫38が通過不能なメ
ッシュの網部材で構成してもよい。
【0028】前記蓋部材26には収容空間33内に開口
するエアチューブ39が接続され、エアチューブ39
は、図1に示すように、上壁部4を貫通してサイロ1外
へ延びて3方切換弁40に接続され、3方切換弁40に
はエアポンプやブロアーなどからなる加圧エア供給手段
41と濃度測定手段24とが接続され、この3方切換弁
40を操作してエアチューブ39を加圧エア供給手段4
1に接続した状態で加圧エア供給手段41を駆動する
と、エアチューブ39を介して燻蒸用検虫カプセル22
内に加圧エアが供給され、また3方切換弁40を操作し
てエアチューブ39を濃度測定手段24に接続して濃度
測定手段24を駆動すると、燻蒸用検虫カプセル22内
の空気がエアチューブ39を介して吸引されて燻蒸用検
虫カプセル22内の空気の燻蒸ガス濃度が測定される。
尚、前記3方切換弁40を省略して、エアチューブ39
の端部を加圧エア供給手段41又は濃度測定手段24に
直接的に接続し直すようにしてもよい。
【0029】次に、前記燻蒸検査手段21を用いた燻蒸
検査方法について説明する。先ず、セット工程におい
て、サイロ1内に被貯蔵物8を投入した後、検虫ホルダ
36内に複数匹(例えば、20匹)のコクゾウムシなど
の供試虫38を収容した状態で、燻蒸用検虫カプセル2
2をサイロ1内の被貯蔵物8内に差し込みながら又は差
し込んだ後、3方切換弁40を操作してエアチューブ3
9を加圧エア供給手段41に接続した状態で加圧エア供
給手段41を駆動して燻蒸用検虫カプセル22内に加圧
エアを供給する。このとき、サイロ1に投入した被貯蔵
物8の表層部には微粉体が堆積することになるが、燻蒸
用検虫カプセル22内に供給された加圧エアが複数の連
通孔25aから排出されるとともに第1網部材30によ
り収容空間33内への微粉体の侵入が阻止される。ま
た、連通孔25aから微粉体が侵入した場合でも、カプ
セル部材25の内壁と第1網部材30間の隙間を通って
侵入した微粉体が貯留空間34内に排出されるので、連
通孔25aの目詰まりは確実に防止される。
【0030】次に、検査工程において、燻蒸ガス供給手
段16を駆動してサイロ1内へ燻蒸ガスを供給してサイ
ロ1内の空気を循環させるとともに、加圧エア供給手段
41を停止して3方切換弁40を操作してエアチューブ
39を濃度測定手段24に接続し、濃度測定手段24を
駆動して燻蒸用検虫カプセル22内の空気をエアチュー
ブ39を介して吸引しながら燻蒸ガス濃度を測定する。
こうして、被貯蔵物8に対して燻蒸処理を施した後、加
圧エア供給手段41を停止させて燻蒸用検虫カプセル2
2をサイロ1外へ取出し、検虫ホルダ36内の供試虫3
8が生存しているか否かを調べて、燻蒸処理の良否を判
定する。このように、前記濃度測定手段24により燻蒸
用検虫カプセル22内の空気を吸引しながら燻蒸ガス濃
度を測定するので、検虫ホルダ36内の空気は応答性良
く燻蒸用検虫カプセル22周辺の燻蒸ガス濃度と同じガ
ス濃度に移行する。尚、供試虫38が生存している場合
には、サイロ1内の燻蒸ガスを排出した後、再燻蒸処理
を施すことになる。
【0031】ここで、前記セット工程は次のようにして
もよい。検虫ホルダ36内に複数匹の供試虫38を収容
した状態で、この燻蒸用検虫カプセル22をサイロ1の
所定高さ位置にセットし、サイロ1に対して被貯蔵物8
を投入しながら又は投入した後に、3方切換弁40を操
作してエアチューブ39を加圧エア供給手段41に接続
した状態で加圧エア供給手段41を駆動し、エアチュー
ブ39を介して燻蒸用検虫カプセル22内に加圧エアを
供給し、燻蒸用検虫カプセル22を被貯蔵物8に埋設状
にセットする。この場合には、被貯蔵物8の投入時に、
被貯蔵物8に含まれる微粉体がサイロ1内に充満する
が、燻蒸用検虫カプセル22内に供給された加圧エアが
複数の連通孔25aから排出されるとともに第1網部材
30により収容空間33内への微粉体の侵入が阻止され
る。
【0032】尚、前記のようにサイロ1内に燻蒸用検虫
カプセル22をセットした状態で被貯蔵物8を投入する
場合には、図8に示すように、先端部材29を省略した
燻蒸用検虫カプセル22Aを用いることになる。尚、本
実施例では、カプセル部材25から下方へ延びる筒部材
28を設けたが、この筒部材28は省略することが可能
である。また、本実施例ではカプセル部材25の内側に
第1網部材30を装着したが、カプセル部材25の外側
に装着するようにしてもよいし、カプセル部材25を内
外1対の筒部材で構成して両筒部材間に第1網部材30
を装着してもよい。
【0033】
【発明の効果】前記作用の項で詳細に説明したように次
のような効果が得られる。請求項1に係る燻蒸用検虫カ
プセルによれば、カプセル部材と網部材と検虫ホルダと
を備えた簡単な構成の燻蒸用検虫カプセルでもって、被
貯蔵物に含まれる微粉体のカプセル部材内への侵入が効
果的に防止され、検虫ホルダ内の燻蒸ガス濃度が燻蒸用
検虫カプセル周辺における燻蒸ガス濃度に速やかに移行
するので、燻蒸処理後に検虫ホルダに収容された供試虫
の生死を検査することで、燻蒸処理の良否を正確に判定
することが出来る。
【0034】請求項2に係る燻蒸用検虫カプセルによれ
ば、カプセル部材内を収容空間と貯留空間とに区画する
簡単な構成の仕切部材を設けることで、連通孔から侵入
した微粉体がカプセル部材の内周面と網部材間の隙間を
通って貯留空間へ送り出されるので、連通孔の目詰まり
をより一層効果的に防止することが可能となり、請求項
1と同様に供試虫の生死により燻蒸処理の良否を正確に
判定することが出来る。
【0035】請求項3に係る燻蒸用検虫カプセルによれ
ば、加圧エア供給手段を駆動させてエアチューブを介し
て燻蒸用検虫カプセル内へ加圧エアを供給し、連通孔か
ら加圧エアを放出させることで、カプセル部材内への微
粉体の侵入をより一層効果的に防止することが可能とな
り、請求項1と同様に供試虫の生死により燻蒸処理の良
否を正確に判定することが出来る。
【0036】請求項4に係る燻蒸用検虫カプセルによれ
ば、燻蒸用検虫カプセル内に加圧エアを供給するエアチ
ューブを有効活用して、燻蒸用検虫カプセル内の空気を
吸引し、濃度測定手段により燻蒸用検虫カプセル内の燻
蒸ガス濃度を測定することが出来るとともに、検虫ホル
ダ内の燻蒸ガス濃度が応答性良く燻蒸用検虫カプセル周
辺の燻蒸ガス濃度に移行するので、供試虫を用いた燻蒸
処理の良否判定の信頼性がより一層向上出来る。
【0037】請求項5に係る燻蒸用検虫カプセルを用い
た燻蒸検査方法によれば、サイロ内に充満した微粉体の
カプセル部材内への侵入が網部材により阻止され、請求
項1と同様に検虫ホルダ内の燻蒸ガス濃度が速やかに燻
蒸用検虫カプセル周辺の燻蒸ガス濃度に移行するので、
供試虫の生死により燻蒸処理の良否を正確に判定するこ
とが出来る。
【0038】請求項6に係る燻蒸用検虫カプセルを用い
た燻蒸検査方法によれば、被貯蔵物をサイロ内に投入し
つつ又は投入後、サイロ外部の加圧エア供給手段から燻
蒸用検虫カプセル内に加圧エアを供給するという簡単な
方法で、サイロ内に充満した微粉体が燻蒸用検虫カプセ
ル内に侵入することをより一層確実に防止して、供試虫
の生死により燻蒸処理の良否を正確に判定することが出
来る。
【0039】請求項7に係る燻蒸用検虫カプセルを用い
た燻蒸検査方法によれば、被貯蔵物の表層部に堆積した
微粉体のカプセル部材内への侵入が網部材により阻止さ
れ、請求項1と同様に検虫ホルダ内の燻蒸ガス濃度が速
やかに燻蒸用検虫カプセル周辺の燻蒸ガス濃度に移行す
るので、供試虫の生死により燻蒸処理の良否を正確に判
定することが出来る。
【0040】請求項8に係る燻蒸用検虫カプセルを用い
た燻蒸検査方法によれば、燻蒸用検虫カプセルを被貯蔵
物に差し込みながら又は差し込んだ後、燻蒸用検虫カプ
セル内に加圧エアを供給するという簡単な方法で、被貯
蔵物の表層部に堆積した微粉体が燻蒸用検虫カプセル内
に侵入することをより一層確実に防止して、供試虫の生
死により燻蒸処理の良否を正確に判定することが出来
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 サイロ及び燻蒸処理手段及び燻蒸検査手段の
全体構成図
【図2】 燻蒸用検虫カプセルの側面図
【図3】 燻蒸用検虫カプセルの縦断面図
【図4】 燻蒸用検虫カプセルの上半部の縦断面図
【図5】 図3のV−V線断面図
【図6】 図3のVI−VI線断面図
【図7】 図3のVII-VII 線断面図
【図8】 変形例に係る燻蒸用検虫カプセルの図3相当
【符号の説明】
1 サイロ 2 周壁部 3 ホッパ 4 上壁部 5 脚柱 6 蓋部材 7 投入口 8 被貯蔵物 9 排出シュート 10 シャッタ手段 11 燻蒸処理手段 12 空気圧送手段 12a 排気口 12b 吸気口 13a 第1開閉弁 13b 第2開閉弁 13c 第3開閉弁 14 燻蒸ガス供給口 15 燻蒸ガス排出口 16 燻蒸ガス供給手段 17 ボンベ 18 気化器 19 バルブ 20 バルブ 21 燻蒸検査手段 22 燻蒸用検虫カプセル 22A 燻蒸用検虫カプセル 23 支持ロッド 24 濃度測定手段 25 カプセル部材 25a 連通孔 26 蓋部材 27 仕切板 27a 連通孔 28 筒部材 28a 連通孔 29 先端部材 30 第1網部材 31 保型部材 32 第2網部材 33 収容空間 34 貯留空間 35 仕切部材 36 検虫ホルダ 37 蓋部材 38 供試虫 39 エアチューブ 40 3方切換弁 41 加圧エア供給手段 42 紐体
フロントページの続き (72)発明者 長谷川 正 千葉県流山市松ケ丘2−352−9 (72)発明者 笠井 浩平 千葉県千葉市稲毛区小仲台8−22−16− 103

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 粉体や粒体等の被貯蔵物が貯蔵されるサ
    イロ内に配置され、内部に被貯蔵物が確実に燻蒸された
    か否かを検知するためのコクゾウムシなどの供試虫が収
    容される燻蒸用検虫カプセルであって、 前記サイロ内に開口する複数の連通孔が外壁部に形成さ
    れたカプセル部材と、 少なくとも前記連通孔を閉鎖するように配置され被貯蔵
    物に含まれる微粉体よりも細かいメッシュの網部材と、 前記カプセル部材内に着脱可能に収容され内部に供試虫
    を収容するための通気性を有する検虫ホルダと、 を備えたことを特徴とする燻蒸用検虫カプセル。
  2. 【請求項2】 前記網部材をカプセル部材の内壁に沿う
    筒状に形成してカプセル部材内に装着し、網部材の中段
    部にカプセル部材内を検虫ホルダを収容する収容空間
    と、カプセル部材と網部材間に侵入した微粉体を収容す
    る貯留空間とに区画する仕切部材を固定したことを特徴
    とする請求項1に記載の燻蒸用検虫カプセル。
  3. 【請求項3】 前記サイロの外部に加圧エア供給手段を
    設け、前記加圧エア供給手段からの加圧エアを燻蒸用検
    虫カプセル内へ供給するエアチューブを設けたことを特
    徴とする請求項1又は2に記載の燻蒸用検虫カプセル。
  4. 【請求項4】 前記エアチューブを介して燻蒸用検虫カ
    プセル内の空気を吸引して燻蒸ガス濃度を測定する濃度
    測定手段を設けたことを特徴とする請求項3に記載の燻
    蒸用検虫カプセル。
  5. 【請求項5】 請求項1に記載の燻蒸用検虫カプセルの
    検虫ホルダ内にコクゾウムシなどの供試虫を収容させ
    て、この燻蒸用検虫カプセルを被貯蔵物を貯蔵する前の
    サイロ内の所定高さ位置にセットし、この状態でサイロ
    内に粉体や粒体等の被貯蔵物を投入して燻蒸用検虫カプ
    セルを被貯蔵物に埋設状にセットするセット工程と、 被貯蔵物が投入されたサイロに対して燻蒸ガスを供給し
    てから所定時間経過後に燻蒸用検虫カプセルをサイロか
    ら取り出して供試虫の生死を検査する検査工程と、 からなる燻蒸用検虫カプセルを用いた燻蒸検査方法。
  6. 【請求項6】 前記セット工程において、被貯蔵物をサ
    イロ内に投入しつつ又は投入後、サイロ外部の加圧エア
    供給手段からエアチューブを介して燻蒸用検虫カプセル
    内に加圧エアを供給することを特徴とする請求項5に記
    載の燻蒸用検虫カプセルを用いた燻蒸検査方法。
  7. 【請求項7】 請求項1に記載の燻蒸用検虫カプセルの
    検虫ホルダ内にコクゾウムシなどの供試虫を収容させ
    て、この燻蒸用検虫カプセルをサイロ内に貯蔵された粉
    体や粒体等の被貯蔵物に差し込んで埋設状にセットする
    セット工程と、 被貯蔵物が投入されたサイロに対して燻蒸ガスを供給し
    てから所定時間経過後に燻蒸用検虫カプセルをサイロか
    ら取り出して供試虫の生死を検査する検査工程と、 からなる燻蒸用検虫カプセルを用いた燻蒸検査方法。
  8. 【請求項8】 前記セット工程において、燻蒸用検虫カ
    プセルを被貯蔵物に差し込みながら又は差し込んだ後、
    サイロ外部の加圧エア供給手段からエアチューブを介し
    て燻蒸用検虫カプセル内に加圧エアを供給することを特
    徴とする請求項7に記載の燻蒸用検虫カプセルを用いた
    燻蒸検査方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2004091292A1 (ja) * 2003-04-14 2004-10-28 Sapporo Breweries Limited 食害昆虫発生有無判定方法及び昆虫捕獲装置
CN107064202A (zh) * 2017-06-19 2017-08-18 重庆中国三峡博物馆 实时综合检测熏蒸效果装备

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WO2004091292A1 (ja) * 2003-04-14 2004-10-28 Sapporo Breweries Limited 食害昆虫発生有無判定方法及び昆虫捕獲装置
CN107064202A (zh) * 2017-06-19 2017-08-18 重庆中国三峡博物馆 实时综合检测熏蒸效果装备
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