JPH0759207A - リニア搬送台車の補助動力装置 - Google Patents

リニア搬送台車の補助動力装置

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Publication number
JPH0759207A
JPH0759207A JP5220492A JP22049293A JPH0759207A JP H0759207 A JPH0759207 A JP H0759207A JP 5220492 A JP5220492 A JP 5220492A JP 22049293 A JP22049293 A JP 22049293A JP H0759207 A JPH0759207 A JP H0759207A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
phase
current
linear
power
coil
Prior art date
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Pending
Application number
JP5220492A
Other languages
English (en)
Inventor
Akira Katsumi
晃 勝見
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Murata Machinery Ltd
Original Assignee
Murata Machinery Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Murata Machinery Ltd filed Critical Murata Machinery Ltd
Priority to JP5220492A priority Critical patent/JPH0759207A/ja
Publication of JPH0759207A publication Critical patent/JPH0759207A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02TCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
    • Y02T10/00Road transport of goods or passengers
    • Y02T10/60Other road transportation technologies with climate change mitigation effect
    • Y02T10/72Electric energy management in electromobility

Landscapes

  • Control Of Vehicles With Linear Motors And Vehicles That Are Magnetically Levitated (AREA)
  • Control Of Linear Motors (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 単相一次コイル形二次電流制御方式のリニア
搬送台車の起動時の補助動力を確保する。 【構成】 軌道2上を走行するリニア搬送台車1は、地
上の一次側4の単相交流電流により二次側8に誘導電流
を発生させることにより推力を生じさせ、さらにコント
ローラ11が電流制御部9に誘導電流を調させることに
より速度制御を行う。電源部10からは、三相インバー
タ回路13に電力が供給され、三相交流電流が三相リニ
アモータ14に流されて、停止状態でも地上に備えられ
た二次側との間で推力を生じるので、リニア搬送台車1
は起動する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、リニア誘導モータの台
車側の可動子の少なくとも一部をコイルとして二次電流
を制御することにより速度制御を行うリニア搬送台車に
関し、特に地上の一次側を単相一次コイルとしたリニア
搬送台車の起動時に必要な補助動力を発生するための補
助動力装置に関する。
【0002】
【従来の技術】通常の地上一次方式のリニア搬送台車
は、台車にエネルギーを供給できないため、台車に速度
コントローラやセンサ、通信装置を搭載できず、磁気浮
上システムの導入も困難だった。この問題を解決するた
めに、台車側の可動子の少なくとも一部をコイルとし、
コイルに発生する二次電流を変化させることにより速度
制御を行う二次電流制御方式のリニア搬送台車が提案さ
れている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】地上側に配置される一
次側のコイルは、単相、三相があり得るが、例えば磁気
浮上システムを搭載しようとすると、単相の方が有利で
ある。また、単相結線にすると、コイル形状の自由度が
大きくなり、安価に製作できるほか、リニア搬送台車が
停止した状態では推力の発生がなく、保持機構なしにリ
ニア搬送台車へ電力だけの供給が可能である。正逆運転
も軌道側からの補助なしで行える。単相一次コイル形に
は以上のような利点のある反面、台車の起動時には補助
動力なしではスタートできないという問題がある。
【0004】よって本発明の目的は、単相一次コイル形
二次電流制御方式のリニア搬送台車において、起動時の
補助動力を供給する補助動力装置を提供することにあ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明は、可動子の少なくとも一部をコイルとした単
相一次コイル形二次電流制御方式のリニア搬送台車にお
いて、コイルに発生する電力を三相交流に変換する電力
変換手段と、地上側の二次側に対向して配置され、電力
変換手段から三相交流電力を給電され、台車進行方向に
沿って進行磁界を発生する三相リニアモータの一次側と
を台車に備えてリニア搬送台車の補助動力装置を構成し
た。
【0006】
【作用】本発明は上記の構成としたので、次のような作
用を奏する。
【0007】本発明に係るリニア搬送台車の補助動力装
置によれば、起動時には、電力変換手段がコイルに発生
する電力を三相交流に変換し、三相リニアモータの一次
側に三相交流電力を給電する。三相リニアモータの一次
側は、台車進行方向に沿って進行磁界を発生し、地上側
に対向して配置されている二次側にうず電流を発生させ
て推力を生じさせ、リニア搬送台車を駆動する。
【0008】
【実施例】以下図示の実施例について説明する。
【0009】図1は、本発明に係るリニア搬送台車の補
助動力装置の一実施例の構成を示す概略正面図である。
【0010】同図において、リニア搬送台車1は、軌道
2上を転動する車輪3により走行する。軌道2には、適
当な間隔を置いて一次側4が配置されている。さらに、
一次側4の前後にはそれぞれ近接センサ5、5が配置さ
れており、電源開閉器6に連動している。電源開閉器6
は一次側4及び軌道2に沿って布設され、単相交流電流
を流されている電源ライン7に接続されている。
【0011】一次側4は、電気鉄板に多数の歯と溝とを
打ち抜いて積層し、各溝にコイルを巻き込んだものであ
って、前後の近接センサ5、5によりリニア搬送台車1
が一次側4の配置されている箇所に在席している間だけ
電源開閉器6を閉じて消費電力を最小限に抑えるように
する。
【0012】リニア搬送台車1の底面には、可動子であ
る二次側8が備えられている。二次側8は、一次側4と
同様、多数の歯と溝とを有する積層した電気鉄板の各溝
にコイルを巻き込んで構成してある。二次側8のコイル
には、電流制御部9が接続されており、電流制御部9は
リニア搬送台車1の走行を制御するコントローラ11に
より制御される。またコントローラ11には通信装置1
2が接続されている。
【0013】電源部10は、三相インバータ回路13に
二次側8のコイルに発生した電力を供給し、三相インバ
ータ回路13は電力を三相交流に変換して三相リニアモ
ータ14に送る。三相リニアモータ14は、通常リニア
搬送台車の走行方向に沿って進行磁界を発生する。
【0014】三相リニアモータ14、14は、図2に示
すようにリニア搬送台車1の両側面に取り付けられてお
り、断面が上方の開口したコの字形の軌道2の両側壁1
5、15に対向している。軌道2はアルミニウム製であ
り、各側壁15、15は二次導体として三相リニアモー
タ14の進行磁界によりうず電流を発生するので、リニ
ア搬送台車1に推力を生じる。
【0015】図3は、図1の実施例の一部をさらに詳細
に示すブロック図である。二次側8を構成する各コイル
16には、一次側4の発生する磁束により電流を誘導さ
れる。電流は整流器17により直流に変換され、抵抗1
8と直列に接続されたトランジスタ19が電流を調節す
ることにより台車の速度が制御される。トランジスタ1
9はコントローラ11によりスイッチングされる。
【0016】整流された電流は電源部10に送られ、電
源回路20から各機器へ給電するために使用されるとと
もに、バッテリ21に蓄電される。電源部10と電流制
御部との間には、逆流防止のためにダイオード22が設
けられている。
【0017】電源回路20には、三相インバータ回路1
3が接続され、電源回路20から送られてくる直流電流
を三相交流に変換する。三相インバータ回路13には三
相リニアモータ14を構成するコイル23が接続されて
おり、三相交流電流を流されることにより進行磁界を発
生する。
【0018】以上のような実施例を搭載したリニア搬送
台車1が停止状態から起動する時には、一次側4に単相
交流電流を流すことにより、二次側8の各コイル16に
電流が誘導され、整流器17、電源回路20を経て三相
インバータ回路13に電力が供給される。三相インバー
タ回路13は三相交流電流を三相リニアモータ14の各
コイル23に流すので、軌道2の各側壁15にはうず電
流が生じて推力が生じ、リニア搬送台車1が起動され
る。
【0019】なお、三相リニアモータ14は起動時のみ
ならず、走行時にも作動させる。すなわち、走行時に
は、二次側8のコイル16に発生する電力の消費用負荷
コイルの作用及び補助動力源としての作用を果たすこと
ができる。さらには、抵抗18及びトランジスタ19と
同様の作用を果たすこともできる。
【0020】また、制動時には、三相インバータ回路1
3で発生させる三相交流の相方向を変えることにより、
台車進行方向と逆方向の進行磁界を発生させ、逆相制動
をかけることができる。なお、制動時には、主動力用の
二次側8の各コイル16に電流が誘導されて推力が生じ
ないように電磁接触器24を切って電磁接触器25を入
れ、バッテリ21に蓄電された電力を使って三相インバ
ータ回路13に給電を行う。
【0021】以上本発明の実施例について説明したが、
本発明は上記実施例に限定されるものではなく、本発明
の要旨の範囲内において適宜変形実施可能であることは
言うまでもない。
【0022】
【発明の効果】以上のように本発明に係るリニア搬送台
車の補助動力装置によると、単相一次コイル形二次電流
制御方式のリニア搬送台車を起動させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明に係るリニア搬送台車の補助動
力装置の一実施例を含むリニア搬送台車の構成を示す正
面図である。
【図2】図2は、図1に示すリニア搬送台車の側面図で
ある。
【図3】図3は、図1の実施例の一部の構成をさらに詳
細に示すブロック図である。
【符号の説明】
1 リニア搬送台車 2 軌道 4 一次側 8 二次側 9 電流制御部 10 電源部 11 コントローラ 13 三相インバータ回路 14 三相リニアモータ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 可動子の少なくとも一部をコイルとした
    単相一次コイル形二次電流制御方式のリニア搬送台車に
    おいて、コイルに発生する電力を三相交流に変換する電
    力変換手段と、地上側の二次側に対向して配置され、電
    力変換手段から三相交流電力を給電され、台車進行方向
    に沿って進行磁界を発生する三相リニアモータの一次側
    とを台車に備えたリニア搬送台車の補助動力装置。
JP5220492A 1993-08-13 1993-08-13 リニア搬送台車の補助動力装置 Pending JPH0759207A (ja)

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JP5220492A JPH0759207A (ja) 1993-08-13 1993-08-13 リニア搬送台車の補助動力装置

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JP5220492A JPH0759207A (ja) 1993-08-13 1993-08-13 リニア搬送台車の補助動力装置

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JPH0759207A true JPH0759207A (ja) 1995-03-03

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006335289A (ja) * 2005-06-03 2006-12-14 National Traffic Safety & Environment Laboratory 電気駆動車への給電方法及び装置
KR101230535B1 (ko) * 2011-08-18 2013-02-06 한국철도기술연구원 병렬식 선형유도전동기와 공극유지장치를 적용한 지하철도차량

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5752761Y2 (ja) * 1973-02-23 1982-11-16
JPS61231806A (ja) * 1985-04-03 1986-10-16 Okamura Seisakusho:Kk 磁気浮上制御方法

Patent Citations (2)

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