JPH0759204B2 - 開離嵌挿具付防水スライドファスナー - Google Patents
開離嵌挿具付防水スライドファスナーInfo
- Publication number
- JPH0759204B2 JPH0759204B2 JP63144292A JP14429288A JPH0759204B2 JP H0759204 B2 JPH0759204 B2 JP H0759204B2 JP 63144292 A JP63144292 A JP 63144292A JP 14429288 A JP14429288 A JP 14429288A JP H0759204 B2 JPH0759204 B2 JP H0759204B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- fastener
- insert pin
- bottom end
- box
- pin
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Classifications
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A44—HABERDASHERY; JEWELLERY
- A44B—BUTTONS, PINS, BUCKLES, SLIDE FASTENERS, OR THE LIKE
- A44B19/00—Slide fasteners
- A44B19/24—Details
- A44B19/32—Means for making slide fasteners gas or watertight
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A44—HABERDASHERY; JEWELLERY
- A44B—BUTTONS, PINS, BUCKLES, SLIDE FASTENERS, OR THE LIKE
- A44B19/00—Slide fasteners
- A44B19/24—Details
- A44B19/38—Means at the end of stringer by which the slider can be freed from one stringer, e.g. stringers can be completely separated from each other
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
- Y10T—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
- Y10T24/00—Buckles, buttons, clasps, etc.
- Y10T24/25—Zipper or required component thereof
- Y10T24/2511—Zipper or required component thereof with distinct, stationary means for anchoring slider
- Y10T24/2513—Zipper or required component thereof with distinct, stationary means for anchoring slider and for aligning surfaces or obstructing slider movement
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
- Y10T—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
- Y10T24/00—Buckles, buttons, clasps, etc.
- Y10T24/25—Zipper or required component thereof
- Y10T24/2514—Zipper or required component thereof with distinct member for sealing surfaces
Landscapes
- Slide Fasteners (AREA)
- Pipe Accessories (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は左右一対の防水性ファスナーテープの側縁に
取り付けられたファスナーエレメントを互いに咬合さ
せ、この側縁を相互に密接させて防水機能を持たせると
ともに、一端部に開離嵌挿具を取り付け、各ファスナー
ストリンガーを分離、結合自在に設けた開離嵌挿具付防
水スライドファスナーに関する。
取り付けられたファスナーエレメントを互いに咬合さ
せ、この側縁を相互に密接させて防水機能を持たせると
ともに、一端部に開離嵌挿具を取り付け、各ファスナー
ストリンガーを分離、結合自在に設けた開離嵌挿具付防
水スライドファスナーに関する。
従来、防水スライドファスナーは、例えば本願出願人に
よる特開昭59−111705号公報に記載されているような防
水機能を有するファスナーチェーンを用いて構成されて
いる。このファスナーチェーンの防水機能は、防水性フ
ァスナーテープの側縁の上下両側に一対の合成樹脂製の
モノフィラメントから成るファスナーエレメントを取り
付け、こうしてできた左右のファスナーストリンガーの
ファスナーエレメントを咬合させることによりファスー
ナーテープの側縁を密接させて防水性を確保しているも
のである。
よる特開昭59−111705号公報に記載されているような防
水機能を有するファスナーチェーンを用いて構成されて
いる。このファスナーチェーンの防水機能は、防水性フ
ァスナーテープの側縁の上下両側に一対の合成樹脂製の
モノフィラメントから成るファスナーエレメントを取り
付け、こうしてできた左右のファスナーストリンガーの
ファスナーエレメントを咬合させることによりファスー
ナーテープの側縁を密接させて防水性を確保しているも
のである。
従来この種のファスナーチェーンを用いてこれにスライ
ダーと止具を取付けたいわゆる止めタイプのスライドフ
ァスナーは存在したものの、ファスナーチェーンを完全
に左右のファスナーストリンガーに分離することのでき
る開離嵌挿具付スライドファスナーは作られていなかっ
た。それはこのファスナーチェーンを用いて開離嵌挿具
付防水スライドファスナーを作製する場合に数々の問題
点を克服しなければならないからである。
ダーと止具を取付けたいわゆる止めタイプのスライドフ
ァスナーは存在したものの、ファスナーチェーンを完全
に左右のファスナーストリンガーに分離することのでき
る開離嵌挿具付スライドファスナーは作られていなかっ
た。それはこのファスナーチェーンを用いて開離嵌挿具
付防水スライドファスナーを作製する場合に数々の問題
点を克服しなければならないからである。
つまり、第1にファスナーテープが塩化ビニール等の合
成樹脂又は合成ゴムによって作られその剛性がかなり高
くなっているので、開離嵌挿具の操作性を良好にするた
めにはその構造を十分検討しなければならないこと。特
に、防水性のファスナーテープが硬くてたわみにくいた
め、蝶棒を箱体に収める操作が軽く行える工夫をしなけ
ればならない。
成樹脂又は合成ゴムによって作られその剛性がかなり高
くなっているので、開離嵌挿具の操作性を良好にするた
めにはその構造を十分検討しなければならないこと。特
に、防水性のファスナーテープが硬くてたわみにくいた
め、蝶棒を箱体に収める操作が軽く行える工夫をしなけ
ればならない。
第2に、一方のファスナーテープの上下2列のファスナ
ーエレメントが同時に他方の対向するファスナーエレメ
ントと咬み合わなければならないが、咬み合いを開始す
る第1エレメントが正確に咬み合いを始めなければスラ
イダーを上げようとしてもエレメントが咬み合わない場
合があったり、咬み合ってもスタート時の操作力量をか
なり大きくしないと摺動しにくいという問題が発生する
恐れがあるため、この点も工夫しなければならない。第
3にファスナーエレメントがファスナーテープの上下に
存在するため、スライダーの厚みが必然的に大きくなり
スライダーが箱体に対して傾斜しやすくなるので蝶棒を
スライダーを通して箱体へ挿入する際の操作性もまた考
慮しなければならない。
ーエレメントが同時に他方の対向するファスナーエレメ
ントと咬み合わなければならないが、咬み合いを開始す
る第1エレメントが正確に咬み合いを始めなければスラ
イダーを上げようとしてもエレメントが咬み合わない場
合があったり、咬み合ってもスタート時の操作力量をか
なり大きくしないと摺動しにくいという問題が発生する
恐れがあるため、この点も工夫しなければならない。第
3にファスナーエレメントがファスナーテープの上下に
存在するため、スライダーの厚みが必然的に大きくなり
スライダーが箱体に対して傾斜しやすくなるので蝶棒を
スライダーを通して箱体へ挿入する際の操作性もまた考
慮しなければならない。
この発明は上記従来の問題に鑑みて成されたもので、蝶
棒のスライダー及び箱体への挿入操作を容易且つ確実に
行なうことができ、スライダーの始動性も良好であり、
ファスナーエレメントの咬合も確実に行なわれる開離嵌
挿具付防水スライドファスナーを提供することを目的と
する。
棒のスライダー及び箱体への挿入操作を容易且つ確実に
行なうことができ、スライダーの始動性も良好であり、
ファスナーエレメントの咬合も確実に行なわれる開離嵌
挿具付防水スライドファスナーを提供することを目的と
する。
この発明は、防水性ファスナーテープの側縁部上下両面
にファスナーエレメントを取り付けたファスナーチェー
ンを有し、このファスナーチェーンの一方のファスナー
ストリンガーにファスナーテープの下端から第1エレメ
ントまでの間にわたって硬質補強片及びこれと一体の蝶
棒を設け、この蝶棒の上端が対向する他方のファスナー
ストリンガーの箱棒の上端よりファスナーエレメントの
1ピッチ分以上上方に位置し、しかもこの上端部に他方
のファスナーストリンガーのファスナーテープの側縁部
と密接する突条を形成し、下端はファスナーテープの下
端縁より上方に位置し、かつ該蝶棒の下端と該ファスナ
ーテープの下端縁との間の上記硬質補強片を蝶棒がスラ
イダーを通して箱体内へ挿入される際のガイド部として
形成した開離嵌挿付防水スライドファスナーである。
にファスナーエレメントを取り付けたファスナーチェー
ンを有し、このファスナーチェーンの一方のファスナー
ストリンガーにファスナーテープの下端から第1エレメ
ントまでの間にわたって硬質補強片及びこれと一体の蝶
棒を設け、この蝶棒の上端が対向する他方のファスナー
ストリンガーの箱棒の上端よりファスナーエレメントの
1ピッチ分以上上方に位置し、しかもこの上端部に他方
のファスナーストリンガーのファスナーテープの側縁部
と密接する突条を形成し、下端はファスナーテープの下
端縁より上方に位置し、かつ該蝶棒の下端と該ファスナ
ーテープの下端縁との間の上記硬質補強片を蝶棒がスラ
イダーを通して箱体内へ挿入される際のガイド部として
形成した開離嵌挿付防水スライドファスナーである。
この発明の開離嵌挿具付防水スライドファスナーは、一
方のファスナーストリンガーの下端部のガイド部によっ
て蝶棒がスライダーを通って箱体にスムーズに入るよう
にし、さらに、蝶棒の上端を箱棒の上端よりファスナエ
レメント1ピッチ分以上上方になるようにして、一方の
ファスナーエレメント列のピッチが安定したエレメント
に他方の第1エレメントが咬み合うようにし、始動操作
性が良くなるようにしたものである。
方のファスナーストリンガーの下端部のガイド部によっ
て蝶棒がスライダーを通って箱体にスムーズに入るよう
にし、さらに、蝶棒の上端を箱棒の上端よりファスナエ
レメント1ピッチ分以上上方になるようにして、一方の
ファスナーエレメント列のピッチが安定したエレメント
に他方の第1エレメントが咬み合うようにし、始動操作
性が良くなるようにしたものである。
さらにこの発明の開離嵌挿具付防水スライドファスナー
は、蝶棒の上方に他方のファスナーストリンガーのファ
スナーテープ側縁部と密接する突条を設けて、この部分
からの水の浸入を防止しているものである。
は、蝶棒の上方に他方のファスナーストリンガーのファ
スナーテープ側縁部と密接する突条を設けて、この部分
からの水の浸入を防止しているものである。
以下この発明の実施例について図面に基づいて説明す
る。
る。
第1図ないし第10図はこの発明の第1実施例を示すもの
で、塩化ビニール等の合成樹脂又は合成ゴムによりコー
ティングされた防水性のファスナーテープ1の一側縁部
1aに、コイル状に巻回された合成樹脂製のモノフィラメ
ントから成るファスナーエレメント2が、側縁部1aをは
さんでファスナーテープの上下両面に対向して縫着さ
れ、ファスナーストリンガー3,4を形成している。左右
のファスナーストリンガー3,4は、ファスナーエレメン
ト2を互いに向い合わせて咬合可能に設けられ、左右一
対でファスナーチェーン5を構成している。
で、塩化ビニール等の合成樹脂又は合成ゴムによりコー
ティングされた防水性のファスナーテープ1の一側縁部
1aに、コイル状に巻回された合成樹脂製のモノフィラメ
ントから成るファスナーエレメント2が、側縁部1aをは
さんでファスナーテープの上下両面に対向して縫着さ
れ、ファスナーストリンガー3,4を形成している。左右
のファスナーストリンガー3,4は、ファスナーエレメン
ト2を互いに向い合わせて咬合可能に設けられ、左右一
対でファスナーチェーン5を構成している。
一方のファスナーストリンガー3の下端部3aには、硬質
補強片6が熱可塑性合成樹脂の射出成形によりファスナ
ーテープ1に溶着されており、この硬質補強片6と一体
にファスナーエレメント2の下端に続いて開離嵌挿具7
を構成する蝶棒8が形成されている。また、他方のファ
スナーストリンガー4の下端部4aにも硬質補強片9が同
様に溶着されており、この硬質補強片9と一体に箱棒10
が形成されている。そして、この箱棒10は開離嵌挿具7
の箱体11に嵌入されて固定されている。ここで、蝶棒8
の上端は箱棒10よりファスナーエレメント3の3ピッチ
分だけ長く形成されており、この長い部分の対向するフ
ァスナーストリンガー4のファスナーテープ端縁部1aと
接する部分には突条12が形成されている。また、蝶棒8
の下端は、ファスナーテープ1の下端よりわずかに上方
に位置しており、この蝶棒8の下端から下方の硬質補強
片6は、後述するように、蝶棒8を箱体11に挿入する際
のガイドをするガイド部6aとなっている。このスライド
ファスナーは、通常のものと同様にスライダー13により
ファスナーテープ1の両面のファスナーエレメント3
が、各々同時に他方のファスナーエレメント3と咬合可
能に設けられいる。
補強片6が熱可塑性合成樹脂の射出成形によりファスナ
ーテープ1に溶着されており、この硬質補強片6と一体
にファスナーエレメント2の下端に続いて開離嵌挿具7
を構成する蝶棒8が形成されている。また、他方のファ
スナーストリンガー4の下端部4aにも硬質補強片9が同
様に溶着されており、この硬質補強片9と一体に箱棒10
が形成されている。そして、この箱棒10は開離嵌挿具7
の箱体11に嵌入されて固定されている。ここで、蝶棒8
の上端は箱棒10よりファスナーエレメント3の3ピッチ
分だけ長く形成されており、この長い部分の対向するフ
ァスナーストリンガー4のファスナーテープ端縁部1aと
接する部分には突条12が形成されている。また、蝶棒8
の下端は、ファスナーテープ1の下端よりわずかに上方
に位置しており、この蝶棒8の下端から下方の硬質補強
片6は、後述するように、蝶棒8を箱体11に挿入する際
のガイドをするガイド部6aとなっている。このスライド
ファスナーは、通常のものと同様にスライダー13により
ファスナーテープ1の両面のファスナーエレメント3
が、各々同時に他方のファスナーエレメント3と咬合可
能に設けられいる。
この実施例の開離嵌挿具付防水スライドファスナーの操
作は、まず第1図、第2図に示すように、ファスナース
トリンガー3の硬質補強片6を持って蝶棒8をスライダ
ー13に挿入する。そして、硬質補強片6のガイド部6aを
箱体11のスリット11aに挿通させる。このとき、もし、
この硬質補強片6によるガイド部6aがなく、蝶棒8がフ
ァスナーテープ1の下端まで来ていると第2図2点鎖線
のようにスライダー13が傾くようなことがあった場合、
蝶棒8が箱体11の入口でひっかかりスムーズに入って行
かないのだが、この実施例では蝶棒8の下端に設けたガ
イド部6aが先ずスライダー13のフランジ間に係合し、ス
ライダー13の傾きを矯正しながら第2図に示すように箱
体11のスリット11aに係合するため蝶棒8がスライダー1
3を通って箱体11内部へ至る時にはガイド部6aによりス
ライダー13と箱体11とが同一平面にそろえられており、
このため蝶棒8は箱体内へ向ってスムーズに案内され
る。
作は、まず第1図、第2図に示すように、ファスナース
トリンガー3の硬質補強片6を持って蝶棒8をスライダ
ー13に挿入する。そして、硬質補強片6のガイド部6aを
箱体11のスリット11aに挿通させる。このとき、もし、
この硬質補強片6によるガイド部6aがなく、蝶棒8がフ
ァスナーテープ1の下端まで来ていると第2図2点鎖線
のようにスライダー13が傾くようなことがあった場合、
蝶棒8が箱体11の入口でひっかかりスムーズに入って行
かないのだが、この実施例では蝶棒8の下端に設けたガ
イド部6aが先ずスライダー13のフランジ間に係合し、ス
ライダー13の傾きを矯正しながら第2図に示すように箱
体11のスリット11aに係合するため蝶棒8がスライダー1
3を通って箱体11内部へ至る時にはガイド部6aによりス
ライダー13と箱体11とが同一平面にそろえられており、
このため蝶棒8は箱体内へ向ってスムーズに案内され
る。
次いで、蝶棒8を箱体11の底まで押し下げると第3図の
状態になり、開離嵌挿具7の結合が完了する。このとき
蝶棒8はスライダー13内で、第5図の実線と2点鎖線で
示す間で移動可能である。
状態になり、開離嵌挿具7の結合が完了する。このとき
蝶棒8はスライダー13内で、第5図の実線と2点鎖線で
示す間で移動可能である。
この状態からスライダー13を引き上げると、第4図及び
第7図に示すように、ファスナーエレメント2はファス
ナーテープ1をはさんで各々咬み合い、ファスナーテー
プ1の側縁部1a同士を確実に密接させる。ここで、一方
のファスナーストリンガー3のファスナーエレメント2
は、その第1エレメントが他方のファスナーストリンガ
ー4の第4、第5エレメントとの間に咬合する。これ
は、ファスナーエレメント2の位置及びピッチ間隔が整
った所のエレメントに他方の第1エレメントが咬合する
方がスムーズに咬み合い始めるからであり、一方のファ
スナーエレメント3が整った状態であれば、これに咬み
合う方は多少の位置ズレがあっても容易に咬合して行く
からである。また、ファスナーストリンガー4の第1な
いし第4エレメントは、第6図に示すように、蝶棒8と
対向しており、この部分のファスナーテープ1の側縁部
1aは蝶棒8の突条12と密接している。
第7図に示すように、ファスナーエレメント2はファス
ナーテープ1をはさんで各々咬み合い、ファスナーテー
プ1の側縁部1a同士を確実に密接させる。ここで、一方
のファスナーストリンガー3のファスナーエレメント2
は、その第1エレメントが他方のファスナーストリンガ
ー4の第4、第5エレメントとの間に咬合する。これ
は、ファスナーエレメント2の位置及びピッチ間隔が整
った所のエレメントに他方の第1エレメントが咬合する
方がスムーズに咬み合い始めるからであり、一方のファ
スナーエレメント3が整った状態であれば、これに咬み
合う方は多少の位置ズレがあっても容易に咬合して行く
からである。また、ファスナーストリンガー4の第1な
いし第4エレメントは、第6図に示すように、蝶棒8と
対向しており、この部分のファスナーテープ1の側縁部
1aは蝶棒8の突条12と密接している。
この実施例の開離嵌挿具付防水スライドファスナーによ
れば、蝶棒8の部分のファスナーテープ1に柔軟性がな
くても、蝶棒8はガイド部6aに先導されて箱体11に挿入
するので動きがスムーズになる。さらに、蝶棒8の上端
は箱棒10の上端よりファスナーエレメントの3ピッチ分
程度上にあるので、蝶棒8の挿入がスムーズになる。
れば、蝶棒8の部分のファスナーテープ1に柔軟性がな
くても、蝶棒8はガイド部6aに先導されて箱体11に挿入
するので動きがスムーズになる。さらに、蝶棒8の上端
は箱棒10の上端よりファスナーエレメントの3ピッチ分
程度上にあるので、蝶棒8の挿入がスムーズになる。
また、スライダー13の始動時も、ファスナーエレメント
の咬合が確実に行なわれ、少し力量で容易にスタートで
きる。
の咬合が確実に行なわれ、少し力量で容易にスタートで
きる。
さらに、この実施例では、蝶棒8の突条12がファスナー
テープ1の側縁部1aと密着するので、蝶棒8と箱棒10の
段差の部分から水が入り込むこともない。
テープ1の側縁部1aと密着するので、蝶棒8と箱棒10の
段差の部分から水が入り込むこともない。
この発明の開離嵌挿具付防水スライドファスナーは、蝶
棒の上端が箱棒の上端よりファスナーエレメント1ピッ
チ分以上上方に位置して、その突出する部分に突条を設
けたものであるから、数ピッチのファスナーエレメント
は咬合されないが、突条が相手のファスナーテープ縁に
圧接してその間の隙間を封じるから、この部分からの漏
水を防止することができる。
棒の上端が箱棒の上端よりファスナーエレメント1ピッ
チ分以上上方に位置して、その突出する部分に突条を設
けたものであるから、数ピッチのファスナーエレメント
は咬合されないが、突条が相手のファスナーテープ縁に
圧接してその間の隙間を封じるから、この部分からの漏
水を防止することができる。
さらに、蝶棒より下方部にガイド部を設けたものである
から、箱体への挿入が容易にかつ確実になり、位置ズレ
による咬合不良や、スライダーの摺動不良が生ぜず、確
実にファスナーエレメント同士の咬合が成される。
から、箱体への挿入が容易にかつ確実になり、位置ズレ
による咬合不良や、スライダーの摺動不良が生ぜず、確
実にファスナーエレメント同士の咬合が成される。
第1図はの発明の一実施例を示す部分破断正面図、第2
図はこの実施例の部分破断側面図、第3図はこの実施例
の他の使用状態を示す部分破断正面図、第4図この実施
例のさらに他の使用状態を示す部分破断正面図、第5図
は第3図A−A線断面図、第6図は第4図B−B線断面
図、第7図は第4図C−C線断面図、第8図はこの実施
例の蝶棒の斜視図、第9図はこの実施例の硬質補強片の
断面図、第10図はこの実施例の開離嵌挿具付防水スライ
ドファスナーの正面図である。 1…ファスナーテープ、1a…側縁部、2…ファスナーエ
レメント、3,4…ファスナーストリンガー、5…ファス
ナーチェーン、6,9…硬質補強片、6a…ガイド部、7…
開離嵌挿具、8…蝶棒、10…箱棒、11…箱体、12…突条
図はこの実施例の部分破断側面図、第3図はこの実施例
の他の使用状態を示す部分破断正面図、第4図この実施
例のさらに他の使用状態を示す部分破断正面図、第5図
は第3図A−A線断面図、第6図は第4図B−B線断面
図、第7図は第4図C−C線断面図、第8図はこの実施
例の蝶棒の斜視図、第9図はこの実施例の硬質補強片の
断面図、第10図はこの実施例の開離嵌挿具付防水スライ
ドファスナーの正面図である。 1…ファスナーテープ、1a…側縁部、2…ファスナーエ
レメント、3,4…ファスナーストリンガー、5…ファス
ナーチェーン、6,9…硬質補強片、6a…ガイド部、7…
開離嵌挿具、8…蝶棒、10…箱棒、11…箱体、12…突条
Claims (1)
- 【請求項1】防水性ファスナーテープ1の側縁部1aの上
下両面にファスナーエレメント2を取り付けたファスナ
ーチェーン5を有し、このファスナーチェーン5の一方
のファスナーストリンガー3に、ファスナーテープ1の
下端からファスナーエレメント2の第1エレメントまで
の間にわたって硬質補強片6を設け、この硬質補強片6
と一体にファスナーエレメント2の第1エレメントから
ファスナーテープ1の下端より上方の所定の位置まで蝶
棒8を形成し、他方のファスナーストリンガー4の下端
部に箱棒10と箱体11を設け、上記蝶棒8の下端から一方
のファスナーストリンガー3の下端までの硬質補強片6
に蝶棒8の箱体11への挿入をガイドするガイド部6aを設
け、蝶棒8が箱体11に完全に挿入された状態で蝶棒8の
上端が箱棒10の上端よりファスナーエレメントの1ピッ
チ分以上上方に位置して成り、この蝶棒8の箱棒10の上
端より延長する部分に、対向するファスナーテープ1の
側縁部1aと密接する突条12を形成していることを特徴と
する開離嵌挿付防水スライドファスナー
Priority Applications (12)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63144292A JPH0759204B2 (ja) | 1988-06-10 | 1988-06-10 | 開離嵌挿具付防水スライドファスナー |
AU35960/89A AU595149B2 (en) | 1988-06-10 | 1989-06-01 | Separable type water-resistant slide fasteners |
MYPI89000758A MY104128A (en) | 1988-06-10 | 1989-06-05 | Separable type water-resistant slide fasteners. |
BR898903000A BR8903000A (pt) | 1988-06-10 | 1989-06-08 | Fecho corredico impermeavel do tipo separavel |
EP89110464A EP0345799B1 (en) | 1988-06-10 | 1989-06-09 | Separable type water-resistant slide fasteners |
US07/363,992 US4942648A (en) | 1988-06-10 | 1989-06-09 | Separable type water-resistant slide fasteners |
ES198989110464T ES2039756T3 (es) | 1988-06-10 | 1989-06-09 | Cierres de cremallera impermeables de tipo separable. |
KR1019890008061A KR910004445B1 (ko) | 1988-06-10 | 1989-06-09 | 분리형 방수 슬라이드 파스너 |
CA000602291A CA1317440C (en) | 1988-06-10 | 1989-06-09 | Separable type water-resistant slide fasteners |
DE8989110464T DE68905526T2 (de) | 1988-06-10 | 1989-06-09 | Wasserdichter trennbarer reissverschluss. |
ZA894388A ZA894388B (en) | 1988-06-10 | 1989-06-09 | Separable type water-resistant slide fastener |
HK195295A HK195295A (en) | 1988-06-10 | 1995-12-28 | Separable type water-resistant slide fasteners |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63144292A JPH0759204B2 (ja) | 1988-06-10 | 1988-06-10 | 開離嵌挿具付防水スライドファスナー |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01313001A JPH01313001A (ja) | 1989-12-18 |
JPH0759204B2 true JPH0759204B2 (ja) | 1995-06-28 |
Family
ID=15358677
Family Applications (1)
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