JPH075801U - 自動車用ホイールのセンターロツク装置 - Google Patents

自動車用ホイールのセンターロツク装置

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JPH075801U JP038863U JP3886393U JPH075801U JP H075801 U JPH075801 U JP H075801U JP 038863 U JP038863 U JP 038863U JP 3886393 U JP3886393 U JP 3886393U JP H075801 U JPH075801 U JP H075801U
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Abstract

(57)【要約】 【目的】自動車用ホイールにおける取付状態の耐久強度
と安定性を昂める。 【構成】トツプハツト型又はシリンダーハツト型のアダ
プター(A)を介して、ホイールデイスク(D)を車軸
のハブ(18)へ取付け固定するに当り、そのアダプタ
ー(A)の円錐胴部(19)から前方へ張り出す比較的
細いセンター軸部(20)にセンターナツト(N)と締
結する雄ネジ(21)と、そのナツト(N)の押えボル
ト(B)と締結する雌ネジ(22)とを刻設すると共
に、上記センター軸部(20)に予じめ通し込まれる押
えカラー(C)から後方へ張り出す差し込み脚環部(3
5)と、上記円錐胴部(19)の肩位置から対応的に前
方へ張り出す受け止め環部(23)とを嵌合させた。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は自動車用ホイールにおけるセンターロツク装置の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】
本出願人は自動車用ホイールの着脱交換作業性を昂めつつも、そのホイール取 付状態の不安感を一掃すると共に、盗難事故を防止するための考案として、先に 実開平4−31602号を提案した。
【0003】 そして、その公知考案の図1〜4に示す第1実施例では、アダプター(A)の 中心から前方へ張り出す比較的細い中実のセンター軸部(20)に雄ネジ(21 )を刻設して、そのセンター軸部(20)にホイールデイスク(D)と係止する カラー(C)を通し入れた上、上記雄ネジ(21)に小型のセンターロツクナツ ト(N)を螺合締結させて、そのセンターロツクナツト(N)によってカラー( C)を前方から押え付けるように定めると共に、上記センター軸部(20)の中 心にその雄ネジ(21)と螺旋ピツチ(P1)(P2)及び螺旋方向性が相違変 化する雌ネジ(22)を刻設して、その雌ネジ(22)に前方から螺入締結させ たキヤツプボルト(B)の径大な頭部(32)により、上記センターロツクナツ ト(N)を抜け止め状態に拘束している。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
上記公知考案の構成によれば、センターロツクナツト(N)やその抜け止め用 キヤツプボルト(B)として、比較的ありふれた小型品を使用できるほか、その 小型品の使用によりホイールデイスク(D)の前面が、視覚上制約されることも 少なくなるため、そのホイールデイスク(D)にブレーキ放熱用の各種造形模様 を自由自在に付与でき、例えばホイールリムの支材となるスポークを極力長く見 せ得る効果がある。
【0005】 ところが、トツプハツト型又はシリンダーハツト型アダプター(A)を形作る 円錐胴部(19)の中心から前方へ張り出すセンター軸部(20)は、比較的に 細いため、そのホイール取付け使用中の回転曲げ荷重が、上記センター軸部(2 0)へ繰り返し集中作用して、そのセンター軸部(20)の張り出し基端位置か ら言わば首折れ事故を生ずるおそれなしとしない。それだからと言って、そのセ ンター軸部(20)を太くするならば、上記効果を達成することが困難となる。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本考案はこのような課題の更なる改良を目的としており、そのための構成上円 錐胴部の基端位置から接合フランジ部が連続一体に張り出すアダプターの接合フ ランジ部に、スタツドボルト受け入れ孔とトルクピン受け入れ孔との複数づつを 、その2種の交互に点在する何れも放射対称型として開口分布させる一方、同じ くアダプターの円錐胴部から前方へセンター軸部を連続一体に垂立させると共に 、そのセンター軸部にセンターナツトとの螺合締結用雄ネジを刻設して、先づ上 記アダプターを車軸のハブへ取付けるべく、そのスタツドボルト受け入れ孔を車 軸のハブから一体的に垂立するスタツドボルトへ遊嵌させて、そのスタツドボル トに前方からハブナツトを螺合締結し、次いでそのアダプターにホイールデイス クを取付けるべく、そのホイールデイスクのボス部から前方へ一体的に張り出す トルクピンを、上記アダプターのトルクピン受け入れ孔へ圧入一体化させ、最後 に上記アダプターのセンター軸部へホイールデイスクのボス部と係止する押えカ ラーを通し入れた上、そのセンター軸部の雄ネジに前方からセンターナツトを螺 合締結して、押えカラーを押え付けることにより、上記アダプターにホイールデ イスクを固定するように定めた自動車用ホイールのセンターロツク装置において 、
【0007】 上記押えカラーから後方へ連続一体に張り出し垂立させた差し込み脚環部を、 上記アダプターにおける円錐胴部の肩位置から前方へ連続一体に張り出し垂立す る受け止め環部によって受け止める如く、その脚環部と受け止め環部とを嵌合さ せたことを特徴とするものである。
【0008】
【作用】
本考案の上記構成によれば、押えカラーから後方へ張り出し垂立する差し込み 脚環部が、アダプターにおける円錐胴部の肩位置から対応的に前方へ張り出し垂 立する受け止め環部によって、安定な嵌合状態に受け止められているため、上記 アダプターのセンター軸部を比較的に細く形成したとしても、その張り出し基端 位置に繰り返し集中作用する回転曲げ応力が、上記受け止め環部によって自づと 効果的に分散されることとなり、その結果上記センター軸部の首折れ事故を生ず る心配がなく、耐久強度と安定性に富むホイール取付状態を得られるのである。
【0009】
【実施例】
以下、図面に基いて本考案の具体的構成を詳述すると、先づその本考案の基本 実施例を表わした図1〜10において、(D)は軽合金製のホイールデイスクで あり、そのボス部(10)の中心には比較的大きな軸穴(11)が開口形成され ている。(12)(13)はその軸穴(11)の周辺に位置しつつ、ボス部(1 0)の後面(ホイールデイスクの取付面)に各々穿設されたトルクピン受け入れ 用雌ネジとハブナツト逃し入れ用凹溝との2種であり、何れも全体的な放射対称 型に点在分布する複数づつとして、且つその2種の交互に開口配列されている。
【0010】 (14)は上記ホイールデイスク(D)の雌ネジ(12)へ各々植込み状態に 螺合一体化されたトルクピンであり、ボス部(10)の後面から後方へ一定量だ け張り出している。(15)はその各トルクピン(14)の張り出し後端部に付 与された回動操作工具用の係止切欠であり、これに係止される回動操作工具(図 示省略)によって、トルクピン(14)が上記雌ネジ(12)に螺入締結される こととなる。
【0011】 (16)は同じく各トルクピン(14)の中途位置から若干径大に張り出され たストツパーフランジであり、これが上記雌ネジ(12)の開口縁部に切り欠か れた凹段面(17)と係止し、以って上記植込み固定時の張り出し量を一定に規 制すると共に、トルクピン(14)自身の振れ動きや倒れなども防止している。
【0012】 (A)は上記ホイールデイスク(D)のボス部(10)を車軸のハブ(18) へ取付けるための別個なアダプターであって、鉄又は軽合金からの鍛造やプレス 、その他の塑性加工により、全体的なトツプハツト型又はシリンダーハツト型に 造形されている。
【0013】 つまり、これを抽出して示した図5、6において、(19)はアダプター(A )の実質上円錐型をなす胴部であり、上記ホイールデイスク(D)の軸穴(11 )内に没入する大きさを備えている。(20)はその円錐胴部(19)の中心( トツプ面)から前方へ連続一体に張り出し垂立された比較的細い中実のセンター 軸部であって、胴部(19)よりも径小な一定の太さ(d1)を備えていると共 に、その円周面には後述するセンターナツトとの螺合締結用雄ネジ(21)が、 同じく中心には後述の押えボルトを受け入れる一定深さの雌ネジ(22)が各々 加工されている。
【0014】 その場合、上記センター軸部(20)の雄ネジ(21)と雌ネジ(22)につ いては、特にその螺旋ピツチ(s1)(s2)と螺旋方向性が互いに相違変化さ れており、以って後述のセンターナツトが押えボルトにより制止された使用状態 のもとで、容易に連れ廻り弛緩しないようにロツクされるようになっているので ある。
【0015】 この点、図示の実施例では上記雄ネジ(21)の螺旋方向を所謂右ネジとして 、その螺旋ピツチ(s1)の比較的に大きく刻設する一方、雌ネジ(22)の螺 旋方向を左ネジとして、その螺旋ピツチ(s2)の比較的に小さく刻設している が、上記趣旨を達成できる限り、その螺旋ピツチ(s1)(s2)と螺旋方向性 を雌雄ネジ(22)(21)の相互間において、図示実施例との逆に関係設定し ても勿論良い。
【0016】 又、(23)は上記アダプター(A)における円錐胴部(19)の肩位置から 前方へ連続一体に垂立された押えカラー用受け止め環部であり、後述する押えカ ラーの差し込み脚環部を受け止める如く、その脚環部と嵌合されることによって 、上記センター軸部(20)に集中作用する回転曲げ応力を効果的に分散させ、 そのセンター軸部(20)の不慮な首折れ事故を予防し、耐久強度をアツプする 。
【0017】 その受け止め環部(23)は上記センター軸部(20)と実質上平行に垂立し ているが、その垂立長さはセンター軸部(20)のそれよりも勿論短かく、ホイ ールデイスク(D)の軸穴(11)内に没入する。
【0018】 更に、(24)は上記アダプター(A)における円錐胴部(19)の基端位置 から連続一体に張り出された径大な接合フランジ部であり、ここには上記ホイー ルデイスク(D)のボス部(10)から張り出すトルクピン(14)と対応する 放射対称分布型として、そのトルクピン受け入れ孔(25)の複数が開口形成さ れている。
【0019】 (26)は上記車軸のハブ(18)から前向き一体的に植立された複数のスタ ツドボルトであるが、これを受け入れるスタツドボルト受け入れ孔(27)も、 上記アダプター(A)の張り出し接合フランジ部(24)に、そのトルクピン受 け入れ孔(24)と交互に点在分布する配列関係として開口形成されている。
【0020】 上記接合フランジ部(24)の後面は車軸のハブ(18)に対する取付面をな すが、ここは図3〜5のように凹段面(28)として言わば切り欠かれた形態に あり、その凹段面(28)に別個な円盤型のスペーサープレート(S)が、イン ローに密嵌され且つ複数のビス(29)によって固定されている。
【0021】 つまり、上記アダプター(A)の張り出し接合フランジ部(24)には、スペ ーサープレート(S)が裏当て状態に付属一体化され、そのスペーサープレート (S)を介して車軸のハブ(18)へ取付けられるようになっているわけである 。
【0022】 そのため、スペーサープレート(S)の中心には比較的大きな車軸逃し入れ孔 (30)が開口形成されている一方、その周辺には上記接合フランジ部(24) のトルクピン受け入れ孔(25)と合致連通するトルクピン逃し入れ孔(31) と、同じく上記スタツドボルト受け入れ孔(27)と合致連通するスタツドボル ト逃し入れ孔(32)との複数づつが、各々開口分布されていること、勿論であ るが、そのトルクピン逃し入れ孔(31)についてはトルクピン(14)の長さ 如何により、その開口形成することを省略することができる。
【0023】 その場合、上記スペーサープレート(S)としては図8〜10の対比から示唆 されるように、その板厚(t)又は/及び車軸逃し入れ孔(30)の開口径(w )が相違変化する数種を予じめ作成準備しておき、その数種を互換的又は選択的 に使用して、上記アダプター(A)の接合フランジ部(24)を車軸のハブ(1 8)へ取付けることが、望ましい。
【0024】 もっとも、そのスペーサープレート(S)を上記接合フランジ部(24)へ固 定するビス(29)の受け入れ孔(33)については、これを数種のスペーサー プレート(S)に対し、その悉く共通する位置に開口分布させておくこと、勿論 である。
【0025】 そうすれば、自動車のメーカー毎やその車種毎に車軸の逃し代が相違変化した り、又ホイールのオフセツト量を調整したりする場合に、その前者をスペーサー プレート(S)における上記車軸逃し入れ孔(30)の開口径(w)により、常 に支障なく確保することができると共に、同じくスペーサープレート(S)の板 厚(t)によって、上記オフセツト量を微調整できるからである。
【0026】 何れにしても、上記アダプター(A)のスタツドボルト受け入れ孔(27)と スペーサープレート(S)のスタツドボルト逃し入れ孔(32)が、悉くスタツ ドボルト(26)に遊嵌された上、そのスタツドボルト(26)に対して前方か らハブナツト(34)が螺合締結されることにより、第1次的にアダプター(A )が車軸のハブ(18)へ取付け固定され、引続く第2次的にアダプター(A) のトルクピン受け入れ孔(25)へ、前方からトルクピン(14)が圧入される ことによって、ホイールデイスク(D)がアダプター(A)へ取付け一体化され ることになる。
【0027】 その際、上記ハブナツト(34)の各個はホイールデイスク(D)の上記凹溝 (13)内へ逃し入れられることになり、そのホイールデイスク(D)のボス部 (10)と干渉するおそれがない。
【0028】 又、アダプター(A)の接合フランジ部(24)に開口分布するスタツドボル ト受け入れ孔(27)は、上記ハブナツト(34)の円錐面と適合する円錐型を なしており、そのためスタツドボルト(26)に対するハブナツト(34)の螺 合締結時における自動的な調芯作用が達成される結果となる。
【0029】 その場合、図5と図7との対比から示唆されるように、上記スタツドボルト受 け入れ孔(27)が小寸法のP.C.D.(Pitch Circle Dia meter)(p1)として開口分布されたアダプター(A)と、同じくスタツ ドボルト受け入れ孔(27)が相対的に大寸法のP.C.D.(p2)として開 口分布された別個なアダプター(A)との数種を予じめ作成用意しておき、その 数種を互換的又は選択的に使用して、ホイールデイスク(D)を車軸のハブ(1 8)へ取付けることができるように設定することが、好ましい。
【0030】 但し、その際上記トルクピン受け入れ孔(25)については、これを数種のア ダプター(A)に対し、悉く共通する同一寸法のP.C.D.(p3)として開 口分布させておくこと、言うまでもない。
【0031】 又、スペーサープレート(S)のスタツドボルト逃し入れ孔(32)について は、これを上記大小変化するP.C.D.(p1)(p2)のもとで開口分布す るアダプター(A)のスタツドボルト受け入れ孔(27)と悉く合致連通するよ うに、予じめ長大な所謂バカ孔として開口させることにより、その数種のアダプ ター(A)に共通化すれば良い。
【0032】 上記アダプター(A)の構成によれば、スタツドボルト(26)のP.C.D .(p1)(p2)が自動車のメーカー毎や、その車種毎に相違変化したとして も、これに応じたホイールの各種をいたづらに多く作成・在庫する必要がなく、 上記アダプター(A)のみを交換することによって、そのホイールデイスク(D )をそのまま車軸のハブ(18)へ支障なく取付け使用できることになり、互換 性に著しく有利だからである。
【0033】 更に、図中の符号(C)はアダプター(A)の上記センター軸部(20)へ、 前方から遊嵌された押えカラーを示しており、これはホイールデイスク(D)の 軸穴(11)を遮断する大きさとして、軽合金からほぼ円盤型に作成されている が、その後面からは上記アダプター(A)の受け止め環部(23)へ差し込み嵌 合される脚環部(35)が、連続一体に張り出し垂立されてもいる。
【0034】 (36)はその押えカラー(C)の前面中心部に陥没された円錐凹曲面であっ て、後述するセンターナツトとの調芯作用を果す。(37)は同じく押えカラー (C)の周縁部に形成された係止肩面であり、ホイールデイスク(D)のボス部 (10)に前方から係止する。
【0035】 (N)はその押えカラー(C)を前方から押え付け固定すべく、上記アダプタ ー(A)におけるセンター軸部(20)の雄ネジ(21)と螺合締結される比較 的径小なセンターナツトであり、その後端部からは上記押えカラー(C)の円錐 凹曲面(36)と適合する円錐凸曲面(38)を備えたフランジ(39)が張り 出されている一方、同じくセンターナツト(N)の前端部には、後述する押えボ ルトの受け入れ用凹段面(40)が切り欠かれている。
【0036】 又、(B)はセンターナツト(N)の押えボルトであって、その頭部(41) が上記アダプター(A)のセンター軸部(20)よりも径大な一定寸法(d2) に張り出し形成されており、そのセンター軸部(20)の雌ネジ(22)へ前方 から螺入締結された時、その押えボルト(B)の径大な頭部(41)がセンター ナツト(N)の凹段面(40)へ沈み込む如く係止して、そのセンターナツト( N)を弛緩しないように前方から制止するようになっている。
【0037】 その際、押えボルト(B)の径大な頭部(41)には盗難防止用の特殊な工具 受け入れ切欠(42)が付与されており、これに適合する特注品としての専用回 動操作工具(図示省略)を係止させない限り、その押えボルト(B)を回動操作 することができず、延いてはセンターナツト(N)をアダプター(A)のセンタ ー軸部(20)から抜き取れない結果として、ホイールの盗難事故を未然に防止 できるようになっている。市販されているスパナやレンチ、その他の汎用的な操 作工具では、これを上記押えボルト(B)の工具受け入れ切欠(42)へ正しく 係止できないように定められているわけである。
【0038】 この点、図示の実施例では上記工具受け入れ切欠(42)を向かい合う一対の 扁平なストレート面として、押えボルト(B)における頭部(41)の円周面か ら欠き落としているが、上記趣旨を達成できる限り、例えばその頭部(41)の 中心に楕円形の凹溝を開口させても良い。
【0039】 但し、本考案をレーシングカー用として使う場合に限っては、逆にホイールを すばやく交換できるようにするため、図11、12の変形実施例から明白な通り 、アダプター(A)のセンター軸部(20a)よりも径小な頭部(41a)を備 えた押えボルト(B)を、上記径大な頭部(41)付きの押えボルト(B)と交 換して、やはりセンター軸部(20a)の雌ネジ(22a)に螺入締結すると共 に、その押えボルト(B)の径小な頭部(41a)へ抜き差し自在として貫通横 断させたベーターピン(43)により、センターナツト(N)を弛緩しないよう に前方から制止するのである。
【0040】 そうすれば、押えボルト(B)をセンター軸部(20a)から一々抜き出さな くとも、そのベーターピン(43)を抜き出しさえすれば、センターナツト(N )をセンター軸部(20a)から抜き取れるため、レーシングカー用としてその ホイールを迅速に交換装着することができる。
【0041】 尚、図11、12の変形実施例におけるその他の構成は、図1〜10の基本実 施例と実質的に同一であるため、その基本実施例の参照数字にアルフアベツトの 1文字「a」を付属させた対応符号を、図11、12に記入するにとどめて、そ の詳細な説明を省略する。
【0042】 図1〜10の上記基本実施例に基いて、車軸のハブ(18)に対するホイール デイスク(D)の取付け作業法を説明すると、先づスペーサープレート(S)が 裏当て状態に付属一体化されたアダプター(A)の張り出し接合フランジ部(2 4)を、車軸のハブ(18)へ重ね合わせて、そのハブ(18)から植立するス タツドボルト(26)を、スペーサープレート(S)のスタツドボルト逃し入れ 孔(32)からアダプター(A)のスタツドボルト受け入れ孔(27)に受け入 れ貫通させた上、その前方からスタツドボルト(26)にハブナツト(34)を 螺合締結して、そのアダプター(A)を車軸のハブ(18)へ取付け固定する。
【0043】 次いで、上記アダプター(A)のトルクピン受け入れ孔(25)内へトルクピ ン(14)が圧入する関係状態として、そのアダプター(A)の胴部(19)へ 前方からホイールデイスク(D)のボス部(10)を嵌め付け、引続きその胴部 (19)の中心(トツプ面)から張り出すセンター軸部(20)へ、押えカラー (C)を通し入れる。
【0044】 そして、センター軸部(20)の雄ネジ(21)にセンターナツト(N)を螺 合締結し、そのセンターナツト(N)によって押えカラー(C)を押え付け、最 後に同じくセンター軸部(20)の雌ネジ(22)に押えボルト(B)を螺入さ せて、その押えボルト(B)の径大な頭部(41)によりセンターナツト(N) を弛緩しないように、前方から制止するのである。
【0045】 そうすれば、上記ハブ(18)の回転トルクが第1次的にスタツドボルト(2 6)とハブナツト(34)からアダプター(A)へ、そのアダプター(A)から 第2次的にトルクピン(14)を介してホイールデイスク(D)へ、各々円滑・ 確実に伝達されることとなり、ホイールが支障なく回転作用する。
【0046】 又、上記のようなホイール取付状態にあっては、アダプター(A)のセンター 軸部(20)に刻設された雄ネジ(21)と雌ネジ(22)が、その螺旋ピツチ (s1)(s2)と螺旋方向性について互いに相違変化されており、その雄ネジ (21)にはセンターナツト(N)が螺合締結されている一方、同じく雌ネジ( 22)にはそのセンターナツト(N)の制止用押えボルト(B)が螺合締結され ているため、走行中の急ブレーキやその他の振動、衝撃を反復的に受けても、そ のセンターナツト(N)の不慮に弛緩するおそれが一切なく、常時安定・確固な ホイール取付状態を永く維持できるのである。
【0047】 更に、上記のようなホイール取付状態では、押えカラー(C)の後向きに垂立 する差し込み脚環部(35)が、アダプター(A)における円錐胴部(19)の 肩位置から対応的に前方へ垂立する受け止め環部(23)によって、安定な嵌合 状態に受け止められているため、上記アダプター(A)におけるセンター軸部( 20)の太さ(d1)を仮りに径小化したとして、そのセンター軸部(20)の 張り出し基端位置に回転曲げ荷重が繰り返し集中作用したとしても、その応力を 上記受け止め環部(23)によって分散させる如く、効果的に低減できることと なり、上記センター軸部(20)の首折れ事故を完全に予防し得るのである。
【0048】
【考案の効果】 以上のように、本考案では円錐胴部(19)の基端位置から接合フランジ部( 24)が連続一体に張り出すアダプター(A)の接合フランジ部(24)に、ス タツドボルト受け入れ孔(27)とトルクピン受け入れ孔(25)との複数づつ を、その2種の交互に点在する何れも放射対称型として開口分布させる一方、同 じくアダプター(A)の円錐胴部(19)から前方へセンター軸部(20)を連 続一体に垂立させると共に、そのセンター軸部(20)にセンターナツト(N) との螺合締結用雄ネジ(21)を刻設して、先づ上記アダプター(A)を車軸の ハブ(18)へ取付けるべく、そのスタツドボルト受け入れ孔(27)を車軸の ハブ(18)から一体的に垂立するスタツドボルト(26)へ遊嵌させて、その スタツドボルト(26)に前方からハブナツト(34)を螺合締結し、次いでそ のアダプター(A)にホイールデイスク(D)を取付けるべく、そのホイールデ イスク(D)のボス部(10)から前方へ一体的に張り出すトルクピン(14) を、上記アダプター(A)のトルクピン受け入れ孔(25)へ圧入一体化させ、 最後に上記アダプター(A)のセンター軸部(20)へホイールデイスク(D) のボス部(10)と係止する押えカラー(C)を通し入れた上、そのセンター軸 部(20)の雄ネジ(21)に前方からセンターナツト(N)を螺合締結して、 押えカラー(C)を押え付けることにより、上記アダプター(A)にホイールデ イスク(D)を固定するように定めた自動車用ホイールのセンターロツク装置に おいて、
【0049】 上記押えカラー(C)から後方へ連続一体に張り出し垂立させた差し込み脚環 部(35)を、上記アダプター(A)における円錐胴部(19)の肩位置から前 方へ連続一体に張り出し垂立する受け止め環部(23)によって受け止める如く 、その脚環部(35)と受け止め環部(23)とを嵌合させてあるため、冒頭に 述べた公知考案の課題を容易に、且つ確実に解決できる効果がある。
【0050】 つまり、本考案の構成によれば、トツプハツト型又はシリンダーハツト型アダ プター(A)を形作る円錐胴部(19)の肩位置から前方へ連続一体に張り出し 垂立する受け止め環部(23)と、センターナツト(N)によって押え付けられ る押えカラー(C)から後方へ連続一体に張り出し垂立する差し込み脚環部(3 5)とが嵌合状態にあるため、上記円錐胴部(19)の中心から前方へ張り出し 垂立するセンター軸部(20)の張り出し基端部に繰り返し集中作用する回転曲 げ応力を、自づと効果的に分散・低減させることができ、そのセンター軸部(2 0)の首折れ事故を未然に防止し得るのである。
【0051】 その結果、上記センター軸部(20)を細く形成したとしても、耐久強度と安 定性に富むホイール取付状態を得られると共に、却ってそのセンター軸部(20 )を細く形成することにより、小型品のセンターナツト(N)を使用できること とも相俟って、ホイールデイスク(D)の前面に制約を受けることなく、各種造 形模様を付与できることとなり、例えばホイールリムの支材をなすスポークを極 力長く見せ得る効果も達成される。
【0052】 特に、請求項2の構成を採用するならば、上記アダプター(A)の張り出し接 合フランジ部(24)へ裏当て状態に付属一体化するスペーサープレート(S) の交換のみによって、そのアダプター(A)やホイールデイスク(D)までも改 変する必要なく、オフセツト量の微調整などを合理的に行なえ、互換性をますま す昂め得る効果がある。
【0053】 又、請求項3の構成を採用するならば、冒頭に述べた公知考案の効果も併せて 達成でき、ホイール取付状態の安定性と耐久強度を一層昂め得ることとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案を適用した自動車用ホイールの全体概略
正面図である。
【図2】図1の部分拡大正面図である。
【図3】図2の3−3線断面図である。
【図4】図3の4−4線断面図である。
【図5】アダプターを抽出して示す正面図である。
【図6】図5の6−6線に沿う半欠截断面図である。
【図7】図5のアダプターと互換的に使用する別なアダ
プターを示す正面図である。
【図8】スペーサープレートを抽出して示す半欠截断面
図である。
【図9】図8のスペーサープレートと互換的に使用する
別なスペーサープレートを示す半欠截断面図である。
【図10】同じく互換的に使用する更に別なスペーサー
プレートを示す半欠截断面図である。
【図11】本考案の変形実施例を示す図2に対応する部
分拡大正面図である。
【図12】図11の12−12線断面図である。
【符号の説明】
(10)・ボス部 (14)・トルクピン (18)・ハブ (19)・円錐胴部 (20)・センター軸部 (21)・雄ネジ (22)・雌ネジ (23)・受け止め環部 (24)・接合フランジ部 (25)・トルクピン受け入れ孔 (26)・スタツドボルト (27)・スタツドボルト受け入れ孔 (30)・車軸逃し入れ孔 (34)・ハブナツト (35)・差し込み脚環部 (A)・アダプター (B)・押えボルト (C)・押えカラー (D)・ホイールデイスク (N)・センターナツト (S)・スペーサープレート (t)・板厚 (w)・開口径

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】円錐胴部(19)の基端位置から接合フラ
    ンジ部(24)が連続一体に張り出すアダプター(A)
    の接合フランジ部(24)に、スタツドボルト受け入れ
    孔(27)とトルクピン受け入れ孔(25)との複数づ
    つを、その2種の交互に点在する何れも放射対称型とし
    て開口分布させる一方、 同じくアダプター(A)の円錐胴部(19)から前方へ
    センター軸部(20)を連続一体に垂立させると共に、
    そのセンター軸部(20)にセンターナツト(N)との
    螺合締結用雄ネジ(21)を刻設して、 先づ、上記アダプター(A)を車軸のハブ(18)へ取
    付けるべく、そのスタツドボルト受け入れ孔(27)を
    車軸のハブ(18)から一体的に垂立するスタツドボル
    ト(26)へ遊嵌させて、そのスタツドボルト(26)
    に前方からハブナツト(34)を螺合締結し、 次いで、そのアダプター(A)にホイールデイスク
    (D)を取付けるべく、そのホイールデイスク(D)の
    ボス部(10)から前方へ一体的に張り出すトルクピン
    (14)を、上記アダプター(A)のトルクピン受け入
    れ孔(25)へ圧入一体化させ、 最後に、上記アダプター(A)のセンター軸部(20)
    へホイールデイスク(D)のボス部(10)と係止する
    押えカラー(C)を通し入れた上、そのセンター軸部
    (20)の雄ネジ(21)に前方からセンターナツト
    (N)を螺合締結して、押えカラー(C)を押え付ける
    ことにより、上記アダプター(A)にホイールデイスク
    (D)を固定するように定めた自動車用ホイールのセン
    ターロツク装置において、 上記押えカラー(C)から後方へ連続一体に張り出し垂
    立させた差し込み脚環部(35)を、上記アダプター
    (A)における円錐胴部(19)の肩位置から前方へ連
    続一体に張り出し垂立する受け止め環部(23)によっ
    て受け止める如く、その脚環部(35)と受け止め環部
    (23)とを嵌合させたことを特徴とする自動車用ホイ
    ールのセンターロツク装置。
  2. 【請求項2】板厚(t)又は/及び車軸逃し入れ孔(3
    0)の開口径(w)が異なる数種のスペーサープレート
    (S)を、アダプター(A)の張り出し接合フランジ部
    (24)へ着脱交換自在として、且つ裏当て状態に付属
    一体化させることにより、そのスペーサープレート
    (S)を介してアダプター(A)を車軸のハブ(18)
    へ取付けるように定めたことを特徴とする請求項1記載
    の自動車用ホイールのセンターロツク装置。
  3. 【請求項3】センター軸部(20)の中心に押えボルト
    (B)の受け入れ用雌ネジ(22)を、その螺旋ピツチ
    (s2)と螺旋方向性が雄ネジ(21)のそれらと相違
    変化する関係状態に刻設すると共に、 その雌ネジ(22)にセンター軸部(20)よりも径大
    な頭部(41)を備えた押えボルト(B)を前方から螺
    入締結させて、その押えボルト(B)の頭部(41)に
    より上記センターナツト(N)を弛緩しないように前方
    から制止したことを特徴とする請求項1記載の自動車用
    ホイールのセンターロツク装置。
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