JPH0757780B2 - 硬化可能なフッ素化共重合体と、その製造方法と、その塗料、ワニスへの応用 - Google Patents

硬化可能なフッ素化共重合体と、その製造方法と、その塗料、ワニスへの応用

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JPH0757780B2
JPH0757780B2 JP3297857A JP29785791A JPH0757780B2 JP H0757780 B2 JPH0757780 B2 JP H0757780B2 JP 3297857 A JP3297857 A JP 3297857A JP 29785791 A JP29785791 A JP 29785791A JP H0757780 B2 JPH0757780 B2 JP H0757780B2
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08FMACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED BY REACTIONS ONLY INVOLVING CARBON-TO-CARBON UNSATURATED BONDS
    • C08F214/00Copolymers of compounds having one or more unsaturated aliphatic radicals, each having only one carbon-to-carbon double bond, and at least one being terminated by a halogen
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08FMACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED BY REACTIONS ONLY INVOLVING CARBON-TO-CARBON UNSATURATED BONDS
    • C08F214/00Copolymers of compounds having one or more unsaturated aliphatic radicals, each having only one carbon-to-carbon double bond, and at least one being terminated by a halogen
    • C08F214/18Monomers containing fluorine
    • C08F214/186Monomers containing fluorine with non-fluorinated comonomers
    • C08F214/188Monomers containing fluorine with non-fluorinated comonomers with non-fluorinated vinyl ethers

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、クロロトリフルオロエ
チレン(C2 3 Cl )と、テトラフルオロエチレン
(C2 4 )と、水酸基を有しないビニルエーテルと、
アリルポリオールとの硬化可能または架橋可能なフッ素
化共重合体に関するものである。本発明のフッ素化共重
合体は有機溶媒に可溶で、塗料やワニスの製造に特に適
している。
【0002】
【従来の技術】フッ素化共重合体は優れた機械的特性、
耐化学薬品性および耐候性を有していることは知られて
いるが、一般溶媒に対して可溶性が無いため、或る種の
用途、例えば塗料やワニス(これらの分野では高い抵抗
性を有し、しかも取り扱いが容易なコーティング材を製
造するためにフッ素化共重合体の有する特性が望まれて
いる)用の樹脂としては使用することができない。上記
欠点を無くして、フッ素化重合体の特性を生かすため
に、フッ素化共重合体を通常の溶媒に可溶化する試みが
なされてきた。少なくとも1部がフッ素化された不飽和
エチレン系モノマとフッ素化重合体とを共重合させて、
結晶化度を減らす方法は公知である。しかし、この共重
合体は結晶化度が低いため、一般に機械的特性が劣り、
特に硬度が低い。従って、塗料やワニスのような用途で
用いる場合には、構造中に官能基を入れて硬化可能な状
態にして十分な剛性を維持するのが望ましい。C2 4
またはC2 3 Cl のみから成るホモポリマーは結晶化
しているため通常の溶媒に全く溶けない。C2 4 また
はC2 3 Cl の共重合体を可溶化するには、共重合体
の最終組成中に相当な量のフッ素を有しないモノマーを
加える必要があるが、粘度が低く且つ乾燥成分量が高い
利用し易い塗料やワニスを製造するためには、通常溶媒
に対する溶解度を良くする必要がある。従来、フッ素化
共重合体の溶解度を高くし、しかも硬化可能にするため
に、少なくとも1種類のフッ素化モノマーと、官能基
(この官能基はイソシアネートまたはメラミン−ホルム
アルデヒド樹脂と容易に架橋する水酸基が一般に選択さ
れる)を有するエチレン系不飽和モノマーとを共重合し
ている。水酸基を有する通常溶媒に可溶なC2 4 また
はC2 3 Cl をベースとしたフッ素化共重合体はフラ
ンス国特許第 2488260号、第 2569703号およびヨーロッ
パ特許第180962号に記載されている。フランス国特許第
2488260号に記載の共重合体は、C2 4 および/また
はC2 3 Cl と、水酸基を有するビニルエーテルとの
組み合わせである。この特許では、フッ素を含む繰り返
し単位とフッ素を含まない繰り返し単位とが交互にくる
ようにするために、フッ素化オレフィンの比率は60モル
%以下、好ましくは約50モル%になっている。フランス
国特許第 2569703号に記載の共重合体はC2 3 Cl と
ビニルエステルとを組み合わせることを特徴とし、上記
の官能基は水酸基を有するアリル誘導体によって供給さ
れる。ヨーロッパ特許第180962号に記載の共重合体はフ
ッ素化オレフィンとビニルエステルとを組み合わせるこ
とを特徴とし、上記の官能基は水酸基を有するビニルエ
ーテルによって供給される。上記2つの特許では、フッ
素化共重合体を可溶にするためにビニルエステルの存在
が必須である。高い溶解性を得るのに必要なビニルエス
テルの量は一般に多量で、70〜60モル%までとなってい
る。ビニルエステル型のモノマーは単独重合する傾向が
非常に強いため、ビニルエステルの繰り返し単位が互い
に隣接して重合することは避けられない。しかし、これ
は塗料、例えばペンキやワニスの耐老化特性上好ましく
ない。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は容易に
硬化可能 (必要な場合には硬化剤の存在下で硬化可能)
なフッ素化共重合体を提供することにある。本発明のフ
ッ素化共重合体は長期にわたって優れた耐老化性を示
し、C2 4 またはC2 3 Clによって供給されるフ
ッ素をかなり多量に含んでいるにもかかわらず溶媒に対
する溶解度が非常に高く、メラミンホルムアルデヒド樹
脂やポリイソシアネート型の硬化剤との相溶性が良く、
しかも通常の下地に対する付着性が良い。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、フッ化物モノ
マーおよびアリルモノマーの共重合残基を含む硬化可能
なフッ素化共重合体において、(a) 上記のフッ化物モノ
マーの共重合残基はテトラフルオロエチレンと、クロロ
トリフルオロエチレンとの組合せに由来し、(b) 上記の
アリルモノマーの共重合残基は下記〔化2〕:
【0005】
【化2】 (ここで、R1 はHまたはCH2 OHであり、R2 はO
HまたはCH2 OHであり、R3 はCH3 またはOHで
あり、R1 とR3 とは同時にHおよびCH3 にはならな
い) の式で表されるアリルポリオールに由来し、さらに、
(c) 下記の式: CH2 =CH−O−R (ここで、Rは2〜13個の炭素原子を有する直鎖または
側鎖を有するアルキル基である) 。 で表されるビニルエーテルの共重合残基を含む、ことを
特徴としている。
【0006】
【作用】本発明の硬化可能なフッ素化共重合体は、それ
を構成するエチレン系不飽和モノマーの各残基全体を 1
00モルとした場合、以下の組成を有するのが好ましい: (1) C2 4 およびC2 3 Cl 合計は 62 〜75モル、
ただし、C2 4 /C2 3 Cl のモル比は 0.5〜1.5
、(2) アリルポリオールは4〜15モル、(3) ビニルエ
ーテルは10〜30モル。好ましいアリルポリオルとしては
3−アリロキシ−1,2−プロパンジオールおよびトリ
メチロールプロパンモノアリルエーテルを挙げることが
できる。好ましいビニルエーテルとしてはブチルビニル
エーテル、イソブチルビニルエーテル、プロピルおよび
イソプロピルビニルエーテルを挙げることができる。本
発明のフッ素化共重合体を塗料やワニスのような液体塗
料の組成物で使用できるようにするためには、25℃にお
けるジメチルホルムアミド中の濃度1g/dlの共重合体
の固有粘性が0.06〜0.9 dl/g、好ましくは0.06〜0.3
dl/gであるのが好ましい。C2 4 および/またはC
2 3 Cl に由来する繰り返し単位を60%以上含む公知
のフッ素化共重合体はエステルまたはケトン型の溶媒に
対する溶解度が一般に乏しいため、乾燥抽出分の高い流
動性の溶液にするのは困難である。本発明では、組成中
にアリルポリオールとビニルエーテルとを組み込むこと
によってC2 4 およびC2 3 Cl の含有率の高い塗
料やワニスに適したフッ素化共重合体を得ることができ
る。
【0007】本発明のフッ素化共重合体は公知の通常の
溶液重合法で製造することができ、この溶液重合法で
は、有機溶媒に可溶な開始剤の存在下で、溶媒中で、温
度約30〜 120℃、好ましくは40〜80℃、圧力約10〜80バ
ール、好ましくは15〜40バールで各モノマーを共重合さ
せる。本発明の硬化可能なフッ素化共重合体は、テトラ
フルオロエチレンと、クロロトリフルオロエチレンと、
上記定義のアリルポリオールと、上記定義のビニルエー
テルとの共重合で得られる。共重合したエチレン系不飽
和モノマー 100モル当たり、(1) C2 4 およびC2
3 Clの合計は 62〜75モル、ただし、C2 4 /C2
3Clのモル比は 0.5〜1.5 、(2) アリルポリオールは4
〜15モル、(3) ビニルエーテルは10〜30モル を使用するのが好ましい。本発明の好ましい重合方法で
は、予め脱気した溶媒を反応槽中で所定の反応温度まで
加熱した後、フッ素化モノマーと、アリルポリオールお
よびビニルエーテル開始成分との混合物を反応槽中に導
入する。所定の反応圧に達するのに必要な導入モノマー
混合物の量は、フッ素化モノマの溶媒中への溶解状態に
依存する。モノマー/溶媒の重量比は一般に 0.1〜1で
ある。所定の反応圧と反応温度に達したところで重合開
始剤を添加する。重合体が形成されると圧力が低下する
ので、フッ素化モノマー混合物を加えて圧力を補償す
る。この場合には、最初に加えたものと同じモル組成の
フッ素化モノマー混合物を加えることができる。また、
均一組成の共重合体を製造するために、各モノマに固有
な反応性を考慮して、重合の過程で導入する混合物の組
成を調節することもできる。アリルモノマーおよびビニ
ルエーテルモノマーも重合中に添加することができる。
これらは混合物として、または個別に加えることがで
き、また、フッ素化モノマーの添加と一緒に添加するこ
ともできる。アリルモノマーおよびビニルエーテルモノ
マーは、フッ素化モノマーと、アリルモノマーと、ビニ
ルエーテルモノマーの混合物の組成が共重合過程を通じ
て一定になるように加えるのが好ましい。反応圧力を維
持するために加えられるモノマー混合物は添加は、乾燥
抽出物が10〜60%、好ましくは15〜40%程度になるまで
十分な時間継続して添加するのが好ましい。揮発性の残
留成分は脱気によって除去することができる。重合反応
槽から取り出した溶液は、重合溶媒が塗料やワニスへの
使用に適している場合には、そのまま保存することがで
きる。そうでない場合には、蒸留によって溶媒を取り除
き、所望の用途により適した別の溶媒に置き換えればよ
い。また、溶液を水で洗浄して、共重合の過程で生成し
た保存安定性に好ましくない影響を与える水溶性の残留
物を除去することもできる。共重合反応に用いる溶媒は
モノマー混合物を溶解し、しかも他の反応成分に対して
は不活性でなくてはならない。この溶媒はアセテートお
よびアルコールから選択するのが好ましい。好ましいア
セテートとしてはブチルアセテート、イソブチルアセテ
ートおよびエチルアセテートを特に挙げることができよ
う。好ましいアルコールとしてはn−プロパノールおよ
びターシャリーブタノールを挙げることができる。
【0008】共重合開始剤自体は公知であり、一般には
ラジカル重合の開始剤、例えば、パージカルボネート、
パーピバレートおよびアゾ化合物、例えば、ジイソプロ
ピルまたはジシクロヘキシルパーカルボネート、ターシ
ャルブチルまたはターシャルアミルパーピバレート、ア
ゾビスイソブイトロニトリルおよびアゾビス−2,2−
ジメチルバレロニトリルの中から選択するのが好まし
い。
【0009】得られる架橋可能な共重合体の数平均分子
量(Mn)は1000〜20000 であるのが好ましい。この値
は、ジメチルホルムアミドに溶解した後、立体障害クロ
モトグラフィー(GPC・ゲル浸透クロマトグラフィ
ー)によって室温で測定する。このGPCによる測定は
ウォーターズ(WATERS) の3−カラムマイクロスチラゲ
ル装置(102nm、103nm 、104nm)を用い、ポリエチレング
リコール標準品で較正して行う。検出は屈折計を用いて
行う。溶媒中では共重合体は透明な溶液となる。この溶
液に所望の塗料添加物、例えば顔料、充填剤、溶媒、希
釈剤、触媒、流動変性剤、展着剤、湿潤剤、消泡剤、熱
安定剤および光安定剤、定着剤、他の樹脂(コレジン)
または架橋硬化剤などを加えることができる。顔料とし
ては、酸化チタン、酸化鉄、酸化クロムグリーン、コバ
ルトブルー、クロムイエロー、カーボンブラックまたは
リン酸亜鉛やトリリン酸アルミニウムのような腐食防止
顔料を挙げることができる。溶媒および希釈剤として
は、エステル、ケトン、プロピレングリコールエーテル
および芳香族化合物を挙げることができる。コレジンと
しては、アクリル樹脂、ポリエステル、ポリエーテルお
よびエポキシドを挙げることができる。架橋硬化剤とし
ては、必要に応じてエーテル化されたメラミンホルムア
ルデヒド、フリーまたはブロックされたイソシアネート
またはポリイソシアネートおよび有機酸または有機ポリ
アシッドあるいはその無水体を挙げることができる。本
発明の共重合体の架橋温度は通常−20〜+270 ℃であ
り、これは基本的に硬化剤の種類によって変化する。
【0010】フッ素化された機能性共重合体の架橋能は
耐溶媒試験によって決定する。綿パッドにメチルエチル
ケトン(MEK)を含ませ、下地が見えるまで塗膜を前
後に擦る。この場合の前後運動が往復で合計50回以上で
あれば良好に架橋されていることを示し、100 以上の値
は非常に良い架橋状態であることを示す。本発明の共重
合体をベースとした塗料およびワニスはエアーガン、静
電スプレー、浸漬またはブラシまたはローラーを用いて
塗布することができる。本発明のフッ素化共重合体は金
属、木材、ガラス、陶器、プラスティックに塗布でき、
さらには既に塗料済みの層の上にも塗布することができ
る。以下、本発明の実施例を示すが、これらは本発明を
限定するものではない。
【0011】
【実施例】実施例1 (比較例)効果的な撹拌装置を備えた容量3.3
リットルのオートクレーブ中に、減圧脱気後に、2リッ
トルのターシャルブタノールと、410gのC2 3Cl
と、 301gのブチルビニルエーテルと、65gの3−アリ
ロキシ−1, 2−プロパンジオールとを導入する。オー
トクレーブの温度を70℃とし、この温度でターシャルブ
タノールに溶かしたターシャルブチルパーピバレート10
gを加える。圧力は約 4.1バールとする。圧力を 2.5〜
4.6 バールに保つために、45gのC2 3Cl と、30gの
ブチルビニルエーテルと、7gの3−アリロキシ−1,
2−プロパンジオールとを加える。2時間の重合期間中
に 248gのC2 3Cl と、 220gのブチルビニルエーテ
ルと、38gの3−アリロキシ−1, 2−プロパンジオー
ルとを同様に加える。残留したC2 3Cl を脱気した
後、溶媒とブチルビニルエーテルと未反応の3−アリロ
キシ−1, 2−プロパンジオールを除去する。蒸留後に
811gの共重合体が回収される。NMR分析の結果、こ
の共重合体は主としてC2 3Cl およびブチルビニルエ
ーテルの繰り返し単位で構成されていることが確認され
る。水酸基指数はピリジン/無水フタル酸溶媒中で化学
定量される。この無水フタる酸溶液は、ガラスのフラス
コ中で 140gの無水フタル酸を1リットルのピリジン中
に溶解して調製する。この試薬55g中に上記共重合体1
gを入れ、95〜100℃で1時間加熱し、冷却後、消失し
た無水フタル酸を定量する。この条件で測定した結果、
共重合体中に有意な量の水酸基の存在は確認されなかっ
た。共重合体に固定されたアリロキシプロパンジオール
の量は 0.3モル%以下であった。
【0012】試験1 80gの上記共重合体 (50%のブチルアセテート溶液の状
態で)を11.1gのエーテル化メラミンホルムアルデヒド
樹脂 (イソブタノール中に溶かした90%溶液)と、0.3
gのパラトルエンスルホン酸と混合してワニスを調製す
る。この溶液を 100μmの螺旋塗布器を用いて厚さ0.7m
m の脱油済みのクロム処理アルミニウム板に塗布し、 1
50℃で30分間焼く。MEK耐久試験ではわずか3回前後
に擦っだけで下地が現れ、この共重合体は架橋形成が不
足であることが示された。
【0013】実施例2 効果的な撹拌装置を備えた容量3.3 リットルのオートク
レーブ中で、減圧脱気後に、2リットルのターシャルブ
タノールと、90gのブチルビニルエーテルと、40gの3
−アリロキシ−1, 2−プロパンジオールを導入する。
オートクレーブの温度を70℃とし、この温度で 280gの
2 3Cl と、240 gのC2 4 とを加えると、圧力は
15.1バールになる。次に、ターシャルブタノールに溶か
したターシャルブチルパーピバレート10gを加える。圧
力を15バールに維持するために、C2 4 /C2 3Cl
のモル比50/50の混合物を加える。このモノマー混合物
27gを加える毎に、その直後に、 3.6gの3−アリロキ
シ−1,2−プロパンジオールと、 6.8gのブチルビニ
ルエーテルとを加える。このようにして4.5 時間の重合
期間中、モル比50/50のC2 4 /C2 3Cl 混合物 3
63gと、3−アリロキシ−1, 2−プロパンジオール4
6.8gと、ブチルビニルエーテル88gとを加える。2時
間重合を行った後、15gのターシャルブチルパーピバレ
ートを加えて反応速度を促進する。4.5 時間重合を行っ
た後、オートクレーブを再冷却し、残留しているフッ素
化モノマを脱気し、オートクレーブの内容物を減圧蒸留
するは、 645gの透明な粘性のある共重合体が得られ
る。この共重合体をブチルアセテートに溶かして50%の
共重合体溶液とする。この溶液を過剰の水で洗浄し、濃
縮して77.5%溶液とする。濃度を増加させても共重合体
の流動性は低下しない。実施例1に述べた水酸基定量の
結果、0.9×10-3グラム当量という値を得た。温度25℃
におけるジメチルホルムアミド溶液中の濃度1g/dlの
おけるこの共重合体の粘性は 0.086 dl /gであった。
フッ素19NMR分析の結果得られたこの共重合体のモル
組成は以下の通りである: C2 4 : 33.5% C2 3Cl : 33.5% ブチルビニルエーテル: 28% 3−アリロキシ−1, 2−プロパンジオール: 5% GPCで測定した数平均分子量Mnは9900であった。
【0014】試験2 上記共重合体溶液 150.2gと、29.5gのブチルアセテー
トと、 118gの二酸化チタンとをボールミルを用いて 1
500rpmで30分間混合して顔料ペーストを調製する。白色
塗料をつくるために、この顔料下地 119.8gを、上記共
重合体溶液13.2gと、エーテル化メラミンホルムアルデ
ヒド樹脂 (90%イソブチル溶液) 12.6gとキシレン25.6
gとで希釈した。この塗料を 125μmの螺旋塗布器を用
いて厚さ0.7mm の脱油済みのクロム処理アルミニウム板
に塗布した後、この薄板を130 ℃で30分間焼き、厚さ32
μm の塗膜を得た。この塗膜は、MEKによる(往復)
100回以上の前後運動に耐えるものであり、またペンデ
ュラム(pendulum)硬度は 170s (NFT 30016に準じて
測定) を示し、60°での鏡面光沢は69%(ASTM規格
D 523-85 に準じて測定)であった。この光沢は、UV
−B光線を出す4本の電子管を用いて太陽光線の影響を
再現した老化促進装置 (Q.U.V.)に1000時間暴露
した後も変化を示さなかった。UV照射中の温度は63℃
とした。また、凝縮器を用いて凝縮中の湿度は 100%に
保つことができる。凝縮中のサンプルの温度は50℃とし
た。凝縮および照射はそれぞれ4時間交互に行った。下
地への初期接着力はクラス0(NFT規格30038)を示
し、沸騰水中で1時間煮沸しても付着には影響はなかっ
た。
【0015】試験3 上記共重合体溶液 150.2gと、29.5gのブチルアセテー
トと、 188gの二酸化チタンとをボールミルを用いて 1
500rpmで30分間混合して顔料ペーストを調製する。白色
塗料をつくるために、この顔料下地 119.8gを、13.2g
の上記共重合体溶液と、 9.8gのヘキサメチレンジイソ
シアネートと、 0.3gのジブチル錫ジラウレート (DB
TL)の10%ブチルアセテート溶液と、18.6gのメトキ
シプロパノールアセテートとで希釈した。この塗料を 1
25μmの螺旋塗布器を用いて厚さ0.7mm の脱油されたク
ロム処理アルミニウム板に塗布した。次いで、この薄板
を室温に48時間放置して乾燥して厚さ36μm の塗膜を得
た。この塗料塗膜は、MEKによる(往復)100 回以上
の前後運動に耐えるものであった。またペンデュラム(p
endulum)硬度は 180s (NFT30016 に準じて測定) を
示し、60度での鏡面光沢は69%(ASTM規格D 523-8
5 に準じて測定) であった。この光沢はQ.U.V.に
1000時間暴露した後も変化を示さなかった。下地への初
期接着力はクラス0(NFT規格 30038)を示し、沸騰
水中で1時間煮沸しても付着には影響はなかった。
【0016】試験4 上記共重合体溶液 160gと、30gのブチルアセテート
と、16gの二酸化チタンと、58.6gのコバルトブルー
と、 8.8gのカーボンブラックとをボールミルを用いて
1500rpmで30分間混合して顔料ペーストを調製する。白
色塗料とするために、この顔料下地 100gを、18.9gの
上記共重合体溶液と、エーテル化メラミンホルムアルデ
ヒド樹脂 (90%イソブタノール溶液) 15.2gと、37.8g
のキシレンと、 0.2gのパラトルエンスルホン酸で希釈
した。この塗料を空気圧ガンを用いて厚さ0.8mm の脱脂
済みの亜鉛めっき鋼板に塗布した。次いで、この薄板を
130 ℃で30分焼いて厚さ32μm の塗膜を得た。この塗料
塗膜は、MEKによる(往復)100 回以上の前後運動に
耐えるものであり、ペンデュラム(pendulum)硬度は 185
s( NFT30016 に準じて測定) を示し、60度での鏡面
光沢は65%(ASTM規格 D 523-85 に準じて測定) で
あった。この光沢はQ.U.V.に1000時間暴露した後
も変化を示さなかった。下地への初期接着力はクラス0
(NFT規格 30038 )を示し、沸騰水中で1時間煮沸し
ても付着には影響はなかった。
【0017】実施例3 効果的な撹拌装置を備えた容量 3.3リットルのオートク
レーブ中に、減圧脱気後に、2リットルのターシャルブ
タノールと、70gのブチルビニルエーテルと、30gのト
リメチロールプロパンモノアリルエーテルとを導入す
る。オートクレーブの温度を70℃とし、この温度で 280
gのC2 3Cl と、 240gのC2 4 とを加え、圧力を
15.1バールとする。次に、ターシャルブタノールに溶か
したターシャルブチルパーピバレート10gを加える。圧
力を15バールに維持するために、C2 4 /C2 3Cl
のモル比50/50の混合物を加える。このモノマー混合物
27gを加える毎に、その直後に、 5.1gのトリメチロー
ルプロパンモノアリルエーテルと、 5.4gのブチルビニ
ルエーテルとを加える。このようにして、6時間の重合
期間中、モル比50/50のC2 4 /C2 3Cl 混合物 3
63gとトリメチロールプロパンモノアリルエーテル66g
と、ブチルビニルエーテル70gとを同様にして加える。
2時間重合を行った後、15gのターシャルブチルパーピ
バレートを加えて反応速度を促進する。6時間重合を行
った後、オートクレーブを再冷却し、残留しているフッ
素化モノマを脱気し、オートクレーブの内容物を減圧蒸
留する。 665gの透明な粘性のある共重合体を得る。こ
の共重合体をブチルアセテートに溶解して50%の共重合
体溶液とする。この溶液を過剰の水で洗浄し、濃縮して
75%溶液とする。濃度を上昇させても共重合体の流動性
は低下しない。実施例1に記載の水酸基定量の結果は
1.4×10-3グラム当量であった。温度25℃のジメチルホ
ルムアミド溶液中の濃度1g/dlのこの共重合体の粘度
は0.092 dl/gであった。フッ素19のNMR分析で得ら
れたこの共重合体のモル組成は以下の通りであった: C2 4 : 35% C2 3Cl : 35% ブチルビニルエーテル : 22% トリメチロールプロパンモノアリルエーテル: 8% GPCで測定した分子量Mnは8000であった。
【0018】試験5 上記共重合体溶液 180gと、15gのブチルアセテート
と、145gの酸化チタンとをボールミルを用いて 1500rp
mで30分間混合して顔料ペーストを調製する。白色塗料
をつくるために、この顔料下地 100gを、 2.9gの共重
合体溶液と、90%イソブタノール溶液に調製したエーテ
ル化メラミンホルムアルデヒド 7.9gと、2gのキシレ
ンとで希釈した。この塗料を 125μm の螺旋塗布器を用
いて厚さ2mmのポリブチレンテレフタレート板に塗布し
た。つぎにこの板を 130℃で30分間加熱した。この塗料
塗膜は、MEKによる(往復)100 回以上の前後運動に
耐えるものであった。また、ペンデュラム(pendulum)硬
度は 210s (NFT30016 に準じて測定) を示し、60°
での鏡面光沢は55%(ASTM規格D 523-85 に準じて
測定) であった。この光沢はQ.U.V.に1000時間暴
露した後も変化を示さなかった。下地への初期接着力は
クラス0(NFT規格 30038)を示し、沸騰水中で1時
間煮沸しても付着には影響はなかった。
【0019】実施例4 効果的な撹拌装置を備えた容量 3.3リットルのオートク
レーブ中に、減圧脱気後に、2リットルのターシャルブ
タノールと、63gのブチルビニルエーテルと、76gの3
−アリロキシ−1, 2−プロパンジオールとを導入す
る。オートクレーブの温度を70℃とし、この温度で 280
gのC2 3Cl と、 240gのC2 4 とを加え、圧力を
15.1バールとする。次に、ターシャルブタノールに溶か
したターシャルブチルパーピバレート10gを加える。圧
力を15バールに維持するために、C2 4 /C2 3Cl
のモル比50/50の混合物を加える。このモノマー混合物
27 gを加える毎に、その直後に、 6.8gの3−アリロ
キシ−1, 2−ロパンジオールと、 4.8gのブチルビニ
ルエーテルとを加える。このようにして、7.5 時間の重
合期間中、モル比50/50のC2 4 /C2 3Cl 混合物
350gと、89gの3−アリロキシ−1, 2−プロパンジ
オールと、62gのブチルビニルエーテルとを同様に加え
る。2時間後と4時間後に、15gのターシャルブチルパ
ーピバレートを加えて反応速度を促進する。7.5時間重
合を行った後、オートクレーブを再冷却し、残留してい
るフッ素化モノマを脱気し、オートクレーブの内容物を
減圧蒸留すると 650gの透明な粘性のある共重合体が得
られる。この共重合体をブチルアセテートに溶解して50
%の共重合体溶液とする。この溶液を過剰の水で洗浄
し、濃縮して70%溶液とする。濃度を上昇させても共重
合体の流動性は低下しない。実施例1に記載の水酸基定
量の結果は1.6×10-3グラム当量であった。温度25℃で
のジメチルホルムアミド溶液中の濃度1g/dlのこの共
重合体の粘度は0.095 dl/gであった。フッ素19のNM
R分析の結果得られたこの共重合体のモル組成は以下の
通りであった: C2 4 : 36% C2 3Cl : 36% ブチルビニルエーテル : 19% アリロキシプロパンジオール: 9% GPCで測定した数平均分子量Mnは9000であった。
【0020】試験6 上記共重合体溶液 285.7gと、30.3gのブチルアセテー
トと、 184gの二酸化チタンとをボールミルを用いて 1
500rpmで30分間混合して顔料ペーストを調製する。白色
塗料をつくるために、この顔料下地 100gを、12.6gの
ヘキサメチレンジイソシアネートのトリマと、 0.4gの
DBTL (ブチルアセテートの10%溶液)と、10gのメ
トキシプロパノールアセテートとで希釈した。この塗料
を 125μm の螺旋塗布器を用いて厚さ0.7mm の脱脂済み
のクロム処理アルミニウム薄板に塗布した。次いで、こ
の薄板を80℃で30分間焼いた。この塗料塗膜は、MEK
による(往復)100 回以上の前後運動に耐えるものであ
り、ペンデュラム(pendulum)硬度は 220s (NFT 300
16に準じて測定) を示し、60°での鏡面光沢は65%(A
STM規格D 523-85 に準じて測定) であった。この光
沢はQ.U.V.に1000時間暴露した後も変化を示さな
かった。下地への初期接着力はクラス0(NFT規格 3
0038 )を示し、沸騰水中で1時間煮沸しても付着には影
響はなかった。以上、本発明の好ましい具体例を説明し
たが、本発明がこれら実施例に限定されるものではな
い。本発明は、特許請求の範囲に記載の精神を逸脱しな
い限り、その改良および変更を含み、その均等物を含む
ものである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C09D 127/18 PFG //(C08F 214/26 216:16 216:14 214:24) (56)参考文献 特開 平3−17109(JP,A) 特開 平4−46912(JP,A) 特開 平3−172310(JP,A) 特開 昭61−57609(JP,A)

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フッ化物モノマーおよびアリルモノマー
    の共重合残基を含む硬化可能なフッ素化共重合体におい
    て、(a) ッ化物モノマーの共重合残基はテトラフルオ
    ロエチレン (C 2 4 )と、クロロトリフルオロエチレン
    (C 2 3 Cl)との組合せに由来し、(b) リルモノマ
    ーの共重合残基は化1〕で表されるアリルポリオール
    に由来 : 【化1】 (ここで、R1 はHまたはCH2 OHであり、R2 はO
    HまたはCH2 OHであり、R3 はCH3 またはOHで
    あり、R1 とR3 とは同時にHおよびCH3 にはならな
    い)さらに、(c) 下記の式で表されるビニルエーテルの
    共重合残基を含み: CH2 =CH−O−R (ここで、Rは2〜13個の炭素原子を有する直鎖または
    側鎖を有するアルキル基である)構成要素の不飽和エチ
    レン系モノマー残基全体 100モル当たり1) C 2 4
    とC 2 3 Cl との共重合残基の合計は62〜75モルであ
    ただし、C 2 4 /C 2 3 Cl のモル比は 0.5〜
    1.5 であり2) アリルポリオール共重合残基は4〜15
    モルであり3) ビニルエーテル共重合残基は10〜30モ
    ルであり、 数平均分子量が 1,000〜20,000である、こと
    を特徴とする硬化可能なフッ素化共重合体。
  2. 【請求項2】 25℃のジメチルホルムアミド溶液中の濃
    度1g/dlの固有粘性が 0.6〜0.9 dl/gである請求項
    1に記載のフッ素化共重合体。
  3. 【請求項3】 有機溶媒中請求項1または2に記載の
    フッ素化共重合体を含む溶液
  4. 【請求項4】 有機溶媒がアルコールまたはアセテート
    である請求項に記載の溶液
  5. 【請求項5】 トラフルオロエチレンと、クロロトリ
    フルオロエチレンと、請求項1で定義のアリルポリオー
    ルと、請求項1で定義のビニルエーテルとを、構成要素
    中の不飽和エチレン系モノマー残基全体100 モル当た
    り、下記共重合残基比:1) C 2 4 とC 2 3 Cl と
    の合計共重合残基は62〜75モル、 ただし、C 2 4 /C
    2 3 Cl のモル比は 0.5〜1.5 、2) アリルポリオー
    ル共重合残基は4〜15モル、3) ビニルエーテル共重合
    残基は10〜30モル、となるように共重合することを特徴
    とするフッ化物モノマーおよびアリルモノマーの共重合
    残基を含む数平均分子量が 1,000〜20,000である硬化可
    能なフッ素化共重合体の製造方法。
  6. 【請求項6】 共重合を有機溶媒中で溶液重合する請求
    に記載の方法。
  7. 【請求項7】 溶媒がアルコールまたはアセテートであ
    る請求項に記載の方法。
  8. 【請求項8】 共重合温度が30〜120 ℃である請求項
    のいずれか一項に記載の方法。
  9. 【請求項9】 共重合圧力が10〜80バールである請求項
    のいずれか一項に記載の方法。
  10. 【請求項10】 請求項1または2に記載の硬化可能な
    フッ素化共重合体を溶媒中に溶解した塗料またはワニ
    ス。
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