JPH075757Y2 - スピ−カホ−ン - Google Patents

スピ−カホ−ン

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JPH075757Y2
JPH075757Y2 JP1986079276U JP7927686U JPH075757Y2 JP H075757 Y2 JPH075757 Y2 JP H075757Y2 JP 1986079276 U JP1986079276 U JP 1986079276U JP 7927686 U JP7927686 U JP 7927686U JP H075757 Y2 JPH075757 Y2 JP H075757Y2
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JP
Japan
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horn
middle cylinder
cylinder
speaker
hole
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JP1986079276U
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English (en)
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JPS62191293U (ja
Inventor
和夫 秦
裕彦 雪本
弘 福田
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Toa Corp
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Toa Corp
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は、スピーカホーンに関し、特にスピーカホー
ン内に侵入した雨水等を外部に排出するための構造に関
する。
(従来の技術) 従来、ホーン内部に入り込んだ雨水、潮水を排出する構
造として、孔窓が前方に向いた排水孔を、スピーカホー
ンの中筒先方に、打抜成形により設けるようにしたもの
があった(例えば、実開昭49-930号公報参照)。
このような構造とすることにより、音響特性に影響を与
えることなく、前方から飛来する雨水等を侵入しにくく
し、かつ、スピーカホーンの中筒にたまった雨水等を排
出することができる。
(考案が解決しようとする問題点) ところが上記の構造では、排水孔が打抜成形により形成
されるため、加工のための特別な打抜用器具を必要とす
るうえ、打抜作業には熟練を要する。このことは、ホー
ンスピーカを安価に製造するうえでの障害となる。ま
た、孔窓がスピーカホーン中筒内方に前向きに設けられ
ているので、前方から飛来する雨水、潮水の侵入を防ぐ
ことはできるが、中筒表面を濡らした雨水、潮水が中筒
表面を伝わって排水孔の後方から侵入するのを防ぐこと
ができないという問題点があった。特に、ホーンスピー
カが斜め下方向に向けて取付けられた場合にこのような
状態が生じやすい。
この考案は、上記従来の問題点を解消するために成され
たもので、製造しやすい簡単な構成で雨水等の侵入を防
止する機能とともに排水機能をそなえたホーンスピーカ
を提供することを目的としている。
(問題点を解決するための手段) 上述の問題点を解決するため、本考案によるスピーカホ
ーンは、ホーン内筒とホーン中筒とホーン外筒との組合
わせ結合により折返し音道が形成されてなるスピーカホ
ーンにおいて、前記ホーン中筒の先端面に開口を設ける
とともにこの開口を閉塞するキャップを設け、このキャ
ップと前記ホーン中筒の開口との接合部に小径の隙間を
設けることにより排水用の折れ曲がった水抜き孔を形成
したことを特徴としている。
(作用) このように構成されているので、水抜き孔はホーン中筒
先端の開口をキャップで閉塞することにより形成され、
特別な器具や熟練を必要としない。
また、ホーン中筒の先端面に折れ曲がった水抜き孔が形
成されるので、中筒表面を濡らした雨水等が中筒表面を
伝わってきても、水抜き孔からは侵入しにくくなる。
(実施例) 以下図面に示す実施例に基いて、この考案の構成を詳細
に説明する。
ホーンスピーカは、第1図の分解組立斜視図に示すよう
に、ホーン1が前面に結合された円盤状のスロート具2
と、スロート具2の後面に結合された磁気回路ユニット
3と、スロート具2の外周面にネジ結合により取付けら
れた支持具4とをそなえている。
スロート具2は、例えばアルミニウムのダイカスト成形
により全体が一体に成形され、中心軸に沿って前後面に
貫通したスロート孔5を持ち、その外周面にナット6が
一体成形により設けられ、略コ字状支持具4がその両端
部に設けられた取付孔7を介してボルト8でナット6に
取付けられている。
ホーン1は、内筒9と中筒10と外筒11とを順次同軸に組
合わせて、折返し音道を構成している。
第2図および第3図に示すように、中筒10に設けられた
後向きの3本の取付脚12と外筒11のフランジ部13とを通
り抜ける3本のネジ14で、スロート具2の前面に取付け
られている。
この状態でスロート孔5と内筒9が同軸に連通して結合
されている。
内筒9の内外周面は、スロート具2から伝わる音と熱に
対し、異常振動音防止と放熱のために、折返し音道と同
軸方向の凹凸状に形成されている。
内筒9と中筒10は、円周上3カ所に配置された連結板35
とともに、合成樹脂で一体に形成され、中筒の先端面に
開口が設けられている。
そして、中筒10の先端面開口には、円錐状のキャップ29
が取付けられ、中筒10の開口との接合部に隙間37を設け
ることにより、小径の排水用水抜き孔30が形成されてい
る。
水抜き孔30は、中筒10の開口とキャップ29との接合部に
おいて、一方または双方に凹溝を設けることにより形成
されている。
対角線上に設けられた一対の水抜き孔30はクランク状に
折れ曲がって形成されている。
キャップ29の前面には、銘板等の表示板36が貼付されて
いる。
磁気回路ユニット3は、ドーム形振動板15と磁気回路34
とが組合わされて構成されている。
そして、振動板15がスロート孔5に対面した状態で、ス
ロート具2の後面にネジ受突起として一体成形されてい
た3個のボス16に、3角形状の押え板27とネジ28とで取
付けられている。
ボス16と押え板27のネジ孔31とは、磁気回路ユニット3
の外形にそって等間隔に対応して配置されている。押え
板27には、中心部に開孔32と開孔32からネジ孔31に向け
て放射状に伸び磁気回路34側に突き出したリブ33が設け
られている。
開孔32とリブ33は、押え板27全体の強度を増すとともに
弾性を付与すること、および、押え板27の成形加工上の
反りや捩れを防ぐとともにリブ33の形成を容易にするこ
となどのために設けられている。
ボス16のネジ受孔は、スロート具2の前面に貫通してい
ない。
なお、振動板15のボイスコイル(図示せず)への接続用
ピン17が設けられている。また、第2図に示すように、
ユニットカバー23は、インピーダンスの整合トランス24
や切替スイッチ25などの取付けられたプリント基板26を
内部に収容し、そのフランジ部18がスロート具2の後面
外周壁にネジ19で取付けられている。一部にスピーカ線
引出孔22が設けられている。
支持具4は、機械的強度を増すため、両端片と中間片と
に連続したリブ40が形成され、中間片に柱やスタンドな
どの構造物に対する取付穴21が設けられている。
このように構成されており、第2図一点鎖線に示すよう
に、ホーン1の中筒10と内筒9の折返し部分に雨水等が
侵入しても、下側の水抜き孔30を通ってホーン1の外部
へ排出されるから、音道が塞がれて音が出なくなるよう
なことは防止される。
水抜き孔30は、一対2カ所に設けているが、1カ所また
は3カ所以上に設けるようにしてもよい。
ホーン1の取付状態によって最も下方に位置する水抜き
孔30から排水されるが、対角線上2カ所に水抜き孔30を
設けておけば、ホーン1の中筒10と内筒9の音道折返し
部分が半分以上浸水することはなく、ホーン1としてほ
ぼ正常に機能を果たす。
水抜き孔30は内部が折れ曲がり、出口は中筒10の先端面
に設けられる。よって、中筒10の表面が雨水等で濡れ、
その雨水等が中筒10の表面を伝わってきても水抜き孔30
からは侵入しにくい。
また、キャップ29とホーン中筒開口との接合部に折れ曲
がった水抜き孔30を設けているからホーン1の正面から
は見えず、外観を損なうこともない。とともに、排水孔
として作用するが、音波に対しては音響抵抗が増え影響
を与えにくい。
さらに、ホーン1に孔あけや打抜きなどの後加工をしな
くても、ホーン中筒10にキャップ29を取付けるだけで水
抜き孔30が形成される。
(考案の効果) 上述のようにこの考案によれば、下向けに取付けたスピ
ーカホーン内に侵入した雨水等を、水抜き孔から排出す
ることが出来るとともに、水抜き孔はホーンに孔あけ加
工等をしなくても組立てるだけで簡単容易に形成するこ
とが出来、ホーン中筒表面を濡らす雨水等がホーン中筒
表面を伝わって水抜き孔から侵入することを防止でき、
しかも外観意匠に表われないので美観を損なうことがな
いなど、実用上顕著な効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案を実施したホーンスピーカの分解組立
斜視図、第2図は同じく組立状態における縦断面図、第
3図は同じく正面図である。 1……ホーン、2……スロート具、9……内筒、10……
中筒、11……外筒、29……キャップ、30……水抜き孔。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 実開 昭53−46832(JP,U) 実開 昭49−930(JP,U) 実開 昭58−96384(JP,U) 実公 昭39−18712(JP,Y1)

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】ホーン内筒とホーン中筒とホーン外筒との
    組合わせ結合により折返し音道が形成されてなるスピー
    カホーンにおいて、前記ホーン中筒の先端面に開口を設
    けるとともにこの開口を閉塞するキャップを設け、この
    キャップと前記ホーン中筒の開口との接合部に小径の隙
    間を設けることにより排水用の折れ曲がった水抜き孔を
    形成したことを特徴とするスピーカホーン。
JP1986079276U 1986-05-26 1986-05-26 スピ−カホ−ン Expired - Lifetime JPH075757Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1986079276U JPH075757Y2 (ja) 1986-05-26 1986-05-26 スピ−カホ−ン

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1986079276U JPH075757Y2 (ja) 1986-05-26 1986-05-26 スピ−カホ−ン

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS62191293U JPS62191293U (ja) 1987-12-05
JPH075757Y2 true JPH075757Y2 (ja) 1995-02-08

Family

ID=30928988

Family Applications (1)

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JP1986079276U Expired - Lifetime JPH075757Y2 (ja) 1986-05-26 1986-05-26 スピ−カホ−ン

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JP (1) JPH075757Y2 (ja)

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS49930U (ja) * 1972-04-05 1974-01-07
JPS5346832U (ja) * 1976-09-27 1978-04-20

Also Published As

Publication number Publication date
JPS62191293U (ja) 1987-12-05

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