JPH0757428B2 - 下水汚泥等の脱水方法並びにその装置 - Google Patents
下水汚泥等の脱水方法並びにその装置Info
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- JPH0757428B2 JPH0757428B2 JP2275895A JP27589590A JPH0757428B2 JP H0757428 B2 JPH0757428 B2 JP H0757428B2 JP 2275895 A JP2275895 A JP 2275895A JP 27589590 A JP27589590 A JP 27589590A JP H0757428 B2 JPH0757428 B2 JP H0757428B2
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- JP
- Japan
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- screen drum
- feed shaft
- cake
- rotation
- sewage sludge
- Prior art date
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- Treatment Of Sludge (AREA)
Description
装置に関する。
ンを張設した外筒は固定されている。(例えば、特開昭
60−255300号) また、圧搾ケーキの排出調整方法としては、特開昭63−
26300号がある。前記特開昭60−255300号のものは、
過筒を減圧室内に配置して、圧縮脱水と減圧脱水を併用
して脱水効果の向上を狙ったものであり、特開昭63−26
300号のものは、ケーキの出口に設けたケーキスクレー
パーの押圧力を変えることによって、排出されるケーキ
水分の均一化を図ったものである。これらのスクリュー
プレスの過筒は固定されており、スクリュー軸のみが
回転するように構成されている。
りしたときは、何れのものも運転を停止しなければなら
ず、特に、特開昭60−255300のように外筒が密封室内に
あるものでは、洗浄がむつかしい。また、排出するケー
キ量を調整するにも、特開昭60−255300号のものでは、
密封室の圧力の狭い調整範囲(0.1〜0.7kg/cm2)でしか
調整できず、特開昭63−26300号のものでも、出口にお
けるケーキの水分の均一化が図れるにすぎない。
ように支架し、目詰りしたときに洗浄を容易にするとと
もに、特に外筒をスクリュー軸に対して逆転するように
して、スクリュー軸に対する回転比を変えることによっ
て、略一定の水分のケーキ量を増減して取り出すことが
できるようにしたものである。すなわち、スクリュー軸
の回転を一定にしておいて、調整しやすい外筒の回転を
制御するのみで、略一定の水分のケーキを増減して得ら
れるものである。
的に説明する。
ラム、2はその内部に支架した送り軸で、前記スクリー
ンドラム1はこの送り軸2に対して逆転するようにして
ある。3は送り軸2の外周に巻回した螺旋翼、4は送り
軸2の駆動モーター、5はスクリーンドラム1の駆動モ
ーターで変速装置5aを有している。6はスクリーンドラ
ム1の周辺に設けた洗浄ノズル、7は送り軸の軸芯部に
設けた原液の供給路、8はスクリーンドラム1のケーキ
の出口の開口調節金、9はスクリーンドラム1の支持ロ
ーラーである。
しており、符号10は原液槽、11は供給ポンプである。ま
た、第2図は原料をリパルプして固液分離する形式のス
クリュープレスであり、符号12は原料供給用のホッパ
ー、13は洗浄水の供給路である。
れた原液は、送り軸2およびスクリーンドラム1の回転
により、その螺旋翼3で加圧されつつ、スクリーンドラ
ム1の他端に向って搬送されて、固液分離され、液は
スクリーンドラム1の周部から落下し、ケーキはスクリ
ーンドラム1の他端の開口部から機外に取り出される。
が送り軸に対して逆転するようにしてあるので、螺旋翼
3で送られる原液(ケーキ)の搬送を助長して排出量ケ
ーキ量(処理量)を増大させることができるとともに、
スクリーンドラム1と送り軸2とが搬送されるケーキに
対して剪断作用を及ぼして固液分離効率を高め、処理量
を増大させることができる。これを実験結果に基づいて
具体的に説明する。
おける下水生汚泥についての脱水試験結果を示すもので
ある。
ンドラム1の回転を0から順次高めた場合、水分は殆ど
変らないで、処理量を大巾に増大している。
転が一定以上となると処理量の増加率が低くなってい
る。(試験No.4参照) 以上のことから、送り軸2に対するスクリーンドラム1
の回転比がある範囲(1:0.2〜1:0.8)では、送り軸2に
対するスクリーンドラム1の回転(逆転)を制御するこ
とで、略、同一含水率のケーキの排出量を制御すること
が推測できる。すなわち、この発明によれば、略一定の
含水率のケーキをスクリーンドラム1の回転数を制御す
るのみで増減して得られるもので、従来のケーキの排出
口に設けた調節金や加熱蒸気等で含水率を調節するもの
に比較すれば、この発明では図に示すように、スクリー
ンドラムの駆動系路に変速機付モーターを設けるのみで
済み、然も、その制御操作はスクリーンドラム1の回転
数を変えるのみで構造、操作とも簡単である。例えば、
汚泥等を脱水するに当り、所定の含水率のケーキを最大
の処量効率で処理しようとする場合、この発明を用いれ
ば、先ず、スクリーンドラム1を固定しておいて、送り
軸2の回転を順次高めて、所定の含水率のケーキを得た
時点で、この送り軸2の回転に対してスクリーンドラム
1を逆転させれば、その回転数を増加させるしたがって
処理量が増加するもので、その処理したケーキの含水率
が高くなる以前の回転数でスクリーンドラム1の回転数
を固定して運転すれば、その汚泥を最低の含水率で最大
の処理をすることができるものである。この運転操作
は、初期において処理ケーキの含水率を測定すること
と、スクリーンドラム1の回転数増加による含水率の変
節点を測定することの簡単な操作で足りるものである。
に複雑であった。この種スクリュープレスの制御を簡単
にできるものであって、処分上含水率に規制のある汚泥
の脱水処理や一定の含水率のケーキを連続的に必要とす
るプロセス等に設置して卓効を奏するものである。
縦断面図とした側面図、第2図は、同じく他の実施例の
側面図である。 1スクリーンドラム、3螺旋翼、2送り軸、5変速機付
駆動モーター
Claims (2)
- 【請求項1】回転自在に横架しスクリーンドラム1の内
面に、その外周部に巻回した送り羽根3を近接させた送
り軸2を設け、スクリーンドラム1の一端に供給した原
液を他端に搬送しながら加圧過するようにした下水汚
泥等の加圧過装置において、送り軸2に対してスクリ
ーンドラム1を逆転させるとともに、送り軸2の回転を
一定に保ってスクリーンドラム1の回転数を増減し、ス
クリーンドラム1の他端から略一定の水分のケーキを増
減して取出すことを特長とする下水汚泥等の脱水方法。 - 【請求項2】回転自在に横架したスクリーンドラム1の
内面に、その外周部に巻回した送り羽根3を近接させた
送り軸2を設け、スクリーンドラム1の一端に供給した
原液を他端に搬送しながら、加圧過するようにしたス
クリュープレスにおいて、スクリーンドラム1を送り軸
2の回転に対して反対方向に回転させるとともに、その
回転駆動系路に変速装置5を設けたことを特長とする下
水汚泥等の加圧過装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2275895A JPH0757428B2 (ja) | 1990-10-15 | 1990-10-15 | 下水汚泥等の脱水方法並びにその装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2275895A JPH0757428B2 (ja) | 1990-10-15 | 1990-10-15 | 下水汚泥等の脱水方法並びにその装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04157094A JPH04157094A (ja) | 1992-05-29 |
JPH0757428B2 true JPH0757428B2 (ja) | 1995-06-21 |
Family
ID=17561936
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2275895A Expired - Lifetime JPH0757428B2 (ja) | 1990-10-15 | 1990-10-15 | 下水汚泥等の脱水方法並びにその装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0757428B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
ATE327092T1 (de) * | 1999-11-09 | 2006-06-15 | Ishigaki Mech Ind | Schneckenpresse |
US7066187B2 (en) * | 2001-09-15 | 2006-06-27 | Mueller Alois | Modular treatment plant having horizontal drum machines |
JP5219483B2 (ja) * | 2007-12-11 | 2013-06-26 | 株式会社クボタ | 汚泥脱水機 |
-
1990
- 1990-10-15 JP JP2275895A patent/JPH0757428B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH04157094A (ja) | 1992-05-29 |
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