JPH0757237B2 - 光活性化患者治療装置のための照射室 - Google Patents

光活性化患者治療装置のための照射室

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JPH0757237B2
JPH0757237B2 JP62043279A JP4327987A JPH0757237B2 JP H0757237 B2 JPH0757237 B2 JP H0757237B2 JP 62043279 A JP62043279 A JP 62043279A JP 4327987 A JP4327987 A JP 4327987A JP H0757237 B2 JPH0757237 B2 JP H0757237B2
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Description

【発明の詳細な説明】 発明の分野 本発明は細胞を光活性化できる化合物及びその化合物を
活性化する放射線によつて処理し、それによつて細胞に
影響を及ぼすための分野に関し、且つ特に、取り外すこ
とができる光源配列組立体中に使い捨てできる紫外線源
を包含している、血球、特に白血球の体外処理のための
臨床的に有用な装置に関するものである。
発明の背景 多くのヒトの疾病状態は、正常に全血を構成する他の血
球集団と比較して、リンパ球を包含する、ある種の白血
球の過剰生産によつて特徴的であるということは公知で
ある。過度又は異常なリンパ球数は体器官の機能障害、
白血球媒介自己免疫病及び白血球関連疾病を包含する、
その多くが最後的には死をもたらすことが多い、種々の
悪い影響を患者に対して与える。
エーデルソンに対する米国特許第4,321,919号;4,398,90
6号;4,428,744号及び4,464,166号は、ある種の細胞集団
の作用又は生育力を抑え、それによって、このような患
者の救済をもたらすための血液処理のための方法を記し
ている。一般に、これらの方法は、紫外線の存在におい
てDNAと共に光付加体を形成することができる、例えば
プソラレンのような、溶解した光活性化できる薬剤によ
る血液の処置を包含する。プソラレンとリンパ球核酸の
間で共有結合が生じ、それによって、このように処置し
た細胞の代謝抑制を達成するものと思われる。体外照射
後に細胞を患者にもどすと、そこで細胞は自然のプロセ
スによって除かれるものと思われるが、加速された速度
で、細胞の有効性又は生育性の実質的な低下を伴なうこ
とが多い、細胞膜の完全性の破壊、細胞内のDNAの改変
又はその他の状態の原因になるものと思われる。
プソラレンの部類中の多くの光活性化できる化合物が公
知であるけれども、8−メトキシプソラレンが現在のと
ころでは最適の化合物である。この化合物、及び一般に
多くのプソラレン類に対する有効な放射線は、約320〜4
00ナノメートルの範囲の紫外スペクトルであり、あるい
はこれはU.V.A.スペクトルとも呼ばれる。光活性化でき
る化合物の発展につれて、好適な活性化放射線スペクト
ルの変更が必要となることが予測される。いうまでもな
く、適当な放射線源の選択は、処理の効率を増大させ、
ここに開示する発明と共に使用するための明白な最適化
手順となるものと考えられる。
エーデルソンの方法は白血球媒介疾病を患う患者に対す
る大きな救済を提供するけれども、解決を要する多くの
実用上の問題がある。特に、エーデルソンは、たとえば
治療場所において、経済的で且つ有効な方法で細胞に対
して放射線を照射するための適当な装置、すなわち、臨
床的に受け入れることができる方式で患者の治療を提供
する処理ステーションを取り込むための系を提供するこ
とに失敗している。
細胞に伴なわれる化合物を光活性化するための通常の方
法は、フラスコ、過カラム、分光光度計セル及びペト
リ皿を包含する、複数の器具に頼つている。照射すべき
試料を容器に入れ、その容器を照射源に隣接して置く。
患者の体液にかかわる場合には、特にこれらの体液を患
者にもどさねばならず、従って汚染の厳密な排除が必要
であることにより本質的に必要な防護手段の用意に欠け
ていることによつて、このような装置は実験室的な興味
となるにすぎない傾向がある。さらに、このような方法
は、量的に限定される傾向があり、多くの機械的な操作
によって特徴的であり、臨床上と調節上の観点から一般
に受け入れられ難い。本発明の目的は、従来の方法に付
随する制限を克服するために、エーデルソンの方法と共
に使用するために適する方法と装置を提供することにあ
る。
テーラーの米国特許願第650,602号、現在は米国特許第
号は、エーデルソンの光活性化薬物法に
よる治療のために細胞に対して照射する、たとえば、い
わゆる“ブラック−ライド”蛍光管のような、市販の光
源によって提供される放射線と組み合わせるための実用
的な装置を記している。要約すると、その中に記されて
いる使い捨て式のカセットは、例えばU.V.A放出シルバ
ニアF8TS/BLB球のような複数の蛍光管類似の光源を包含
しているが、それらは、個々に、より直径の大きい管中
に同軸的に取り付けてあり、一方、後者は、さらに直径
の大きい第二の外側の管内に密封的な配置で同軸的に取
り付けてあり、それによって各放射線源の回りに概して
細長い二つの円筒状の空洞を有する構造物を形成してい
る。内側の空洞は大気と連絡することによって放射線源
の冷却を容易にすることが好ましい。外側の空洞を形成
する第二の管は、照射すべき細胞を、それぞれ、受け入
れ且つ排出させるための入口と出口の手段を包含してい
る。これらの多くの構造物は、同時に作動し且つ外側の
各空洞中における曲がりくねった細胞流を与えるよう
に、隣接する部材の入口と出口の間に適当な接続が与え
てある。かくして、中心に配置した照射源を取り囲む多
数の空洞中の細胞の連続流は、細胞の完全な処理を容易
にする。テーラーの装置のそのほかの詳細な説明は、米
国特許第 号を直接に参照することによって
取得することができる。
完全に実用的とするためには、テーラーの装置は、それ
らを収容し且つ処理すべき細胞を適切な状態で提供する
ための臨床的に受け入れることができる器具を必要とす
る。このような器具は、参考として全体的にここに組み
入れる、米国特許第4,573,960号、4,568,328号、4,578,
056号、4,573,961号、4,596,547号、4,623,328号及び4,
573,962号に記された発明の目的物である。これらの特
許記載の器具は、よく動作するけれども、エーデルソン
が最初に教示した医療処置原理の実施を可能とする改良
した系を記述することが、本明細書の目的である。
本発明の別の目的は、新規で且つ進歩した光活性化光源
配列組立体を組み込んだ適当な機具中の新規に設計され
た使い捨てできる照射室を使用することによつて、処理
時間及び費用を節減しながら、患者の安全及び快適さを
更に大きく改善することである。
本発明のさらに他の目的は、従来の系のすぐれた特質;
コンパクト性、可動性、完全性、操作の容易さと結び付
いた、完全な自動化と監視を保ちながら、上記の基準に
合致する改良した器具を提供することにある。
本発明のさらに関連する一目的は、従来の系の時間を要
するバッチ式の工程と異なって、収集、分離及び細胞処
理が同時に行なわれ、それによって処理時間を低下させ
且つ患者の安全と安楽を増大させる、連続的なオン−ラ
インの患者治療を提供することにある。
発明の要約 本発明の原理と目的に従つて、患者治療装置と共に使用
するための使い捨てできる照射室を提供する。この患者
治療装置は、連続的な基準で血液を収集し且つ分離し、
分離の間に得た所望しない血液部分を患者にもとしなが
ら所望の部分を光活性化的に処理し、その後にかくして
処理した細胞を患者にもどすことによつて、患者の細胞
に、特に血液、と接触している光活性化できる試薬の
“オン−ライン”体外光活性化を提供する。この新規方
法の結果として、本発明の治療装置は、従来は順次に行
われていた光活性化治療方法の種々の局面を同時に行う
ことによつて最適化すると共に治療時間を最短とする。
さらに詳細には、この装置は患者から血液を取り出すと
きに連続的な基準でそれを収集し且つ分離し且つ所望し
ない部分を患者にもどしながら、同時に、使い捨てでき
る光源配列組立物中の光活性化照射源に電気を通じる。
通電した光源配列組立物は、本発明の照射室一ポンプブ
ロツクの平板照射室内に試薬と細胞(又はその他の患者
体液)が含有されている間に、所望の血液部分と接触し
ている光活性化できる試薬を光活性化する。光活性化後
に、処理した細胞を、次いで、使用している配管系中に
組み入れた点滴室重力供給注入管路を用いて、容易に患
者にもどすことができる。
本発明の照射室は、U.S.S.N.834,256号に記された光源
配列組立体からの放射線によつて光活性化できる試薬の
効率的な光活性化を提供する。もつとも好適な具体例に
おいては、照射室の容易な取り外しを可能としながら、
照射室の両側の照射を同時に行なう。もつとも好適な室
の具体例はさらに照射室の使用を制御し、それによつて
患者の安全と装置の効率を確保するためのソリツドステ
ート装置をも包含している。
詳細な説明 第1図は、部分的にエーデルソンの科学的発見に基づい
ている患者の体外的治療のために開発された装置の種々
の局面を示している。装置10の特定的な設計、構成及び
操作は、多くの別個の発明の結果であるが、その中のい
くつかは先に挙げた特許及び、その関連する部分を参考
としてここに組み入れる、“同時的オン−ライン照射処
理方法”と題するU.S.S.N.834,292号;“使い捨て素子
を信頼的且つ確実化するための電子装置”と題するU.S.
S.N.834,293;“光活性化患者治療系のための使い捨てで
きる温度プローブ”と題するU.S.S.N.834,294号;“光
活性化患者治療系のための改良弁装置”と題するU.S.S.
N.834,303号;“光活性化患者治療系のための光アレイ
組立物”と題するU.S.S.N.834,257号;“光活性化患者
治療系に対して照射室をインターフェースで持続するた
めのポンプブロック”と題するU.S.S.N.834,257号;
“光活性化患者治療系のための取り外しできる蠕動ポン
プ”と題するU.S.S.N.834,260号;及び“光活性化患者
治療系のためのゼロ挿入力ソケット”と題するU.S.S.N.
834,259号を包含する、共通に譲渡された特許願の主題
を成しており、これらの特許願の関連する部分を参考と
してここに完全に組み入れるが、それにもかかわらず、
簡単な説明は有用であろうと思われる。
装置の操作と方法の実施は、第1図に部分的に示す、二
基本相すなわちモードに分けることができる。第一の相
は実質的に第1図中に示されているが、その場合に、好
ましくは、公知であり且つ透析の分野において高度に発
展した静脈穿刺又は類似の方法によって、図示の点で患
者に接続する。患者の血液は、装置10(あるいは本明細
書中でプバフェレシス(puvapheresis)装置又は系とも
記す)に流入するときに、ポンプ11の制御下に、スタン
ド15から吊された容器20中に入れた抗凝固剤と共に注入
されることが好ましい。装置10の残りの部分への患者の
血液の流れの調節は、主としてクランプ手段16aによっ
て行なわれるが、これは逆方向における流れを制御する
と共に容器21に戻す流れをも制御するという二重の機能
を有している。クランプ16aは“オア”(or)弁として
作用する。
通常は血液流は血液ポンプ(例えば“改良蠕動ポンプ”
と題し且つ参考として本明細書中に組み入れる、トルー
トナーに対する米国特許第4,487,558号中に記載のもの
のようなローラーポンプが好適である)によって管24を
通じて連続遠心分離機13に流入する。たとえばジデコ、
ヘモネチツクス及びその他のような供給者から商業的に
入手することができる、この連続遠心分離機は、各血液
成分の密度差に基づく連続的な血液の分離が可能である
ことが好ましい。ここで用いる“連続的”という表現
は、血液が管路24を通じて遠心分離機に流入するとき
に、それが回転する遠心分離機のボウル内に蓄積し且つ
一定の最低容量が遠心分離機ボウル内に達したのちに低
密度成分を放出し且つ追加の血液を加えるようにして分
離されることを意味する。かくして、連続遠心分離機は
実際上、純オンライン方式と純バッチ方式の間の混成と
して働らく。これは、遠心分離機のボウルが、全血を連
続的に加えるときに、たとえば血漿及び白血球のような
比較的低密度の部分を放出させながら、もっとも密度の
高い部分、一般には赤血球の、全部ではないまでも、大
部分を保持すべき容量を有しているために生じる。しか
しながら、ある時点で、遠心分離機の貯槽容積が比較的
高密度の成分によって充満し、それ以上の分離を効果的
に達成することができなくなる。その時点以前までは、
操作者は、遠心分離機のカバーを通して遠心分離機ボウ
ルの最上部分を観察することによって、遠心分離機が血
漿(呼び水溶液との対照として)、白血球富化部分及び
残部、すなわち、赤血球富化部分を包含する、非白血球
富化部分を放出する時期を、定性的に見出すことができ
る。操作者は自身の観察に基づいて、個々の血液部分が
遠心分離機から排出するときに、制御パネル19(特定的
にはパネル部分42)により各血液部分の固定を行なう。
この情報制御パネル19上のキー44(たとえば、血漿、軟
膜又は白血球富化部分)に入れると、それに応じて装置
10は、白血球富化部分及び所定量の血漿を血漿−白血球
富化容器22へと送り、一方、過剰の血漿、空気、呼び
水、赤血球などを容器21に送るように、バルブ機構16c
を制御する。
遠心分離機が、その容量に達したために、それ以上の分
離が不可能になったときに、操作者が、パネル19上の適
当なデータキーエントリーによつてボウルを空にするよ
うに指令すると、遠心分離機13の液体内容物が、ポンプ
12によって弁16a及びcの制御下に、戻し容器21中に具
合よく送られる。上記の各段階は、その後の処理のため
に望ましい量の白血球富化血液及び血漿が得られるま
で、多数回、すなわち多数サイクルにわたり反復するこ
とができるが、その各サイクルごとに不必要の部分は戻
し容器21中に集められる。各サイクル間に、戻し容器21
中に送られた赤血球を包含する液体は、バルブ16bによ
る制御下に、点滴注入操作により患者に対して重力的に
送り返される。患者の注入器挿入部位における与圧の可
能性の問題を回避するため、且つまた泡立ち又はその他
の空気に関連する危険を避けるために、ポンプ12によっ
て患者に血液を送り返すよりはむしろ、重力的な送りを
使用するほうが好ましい。
いうまでもなく、最初に用意するときに、遠心分離機の
ボウルと管24は滅菌した空気を含有しているものと予想
されるが、それは容器20中の凝固防止剤を用いて行なう
ことが好都合な適当な呼び水操作によって除去すること
が好ましく、その場合に、空気と呼び水溶液の一部分は
共に容器21中に集められる。
容器22内に収集すべき所望の白血球富化量及び血漿量並
びにそれらを収集するために使用すべきサイクルの回数
をあらかじめ決定しておくことにも注意すべきである。
これらの量は主として、各容器及び後記の治療照射室の
それぞれの容量に従って選択する。それ故に、これらの
量は、好ましくは取扱い効率を最適化し且つ患者の安全
を確保できるように設定する。たとえば、一つの好適な
選択は以下の設定を包含する:250ml全軟膜又は白血球富
化部分と300mlの血漿を容器22中に集めること。多い回
数を選ぶほど1回当りに患者から取り出す血液の全量が
低下することを考慮すれば。これは好ましくは3回又は
4回程度の回数を必要とするものと思われる。血液の収
集量が遠心分離機ボウルの最低容量限界に合致するとき
は、一時的な血液量の消耗及び全般的な処理手順に耐え
る患者の能力が増大する。さらに、サイクル数が多いほ
ど、遠心分離機から排出するときの白血球富化血液の一
層識別的な選択が可能となる。軟膜及び血漿量並びにサ
イクルの回数は、一般には医者が選択する。それ故、特
に一般にこれらのデータの入力に関しては操作者が関心
をもつ必要はないから、その不注意による変更を避ける
ために具合がよいように、たとえば扉18aの背後という
ような場所において装置10内に、これらの選択を調節す
るための制御手段を設けることが好ましい。
白血球富化容器22は、管34によって、組立て扉17の背後
の貯槽容器22への戻し管路35を有する平板照射処理室に
接続している。
次いで第2図を参照すると、貯槽22(第1図)中に含有
させた白血球富化血液、血漿及び呼び水溶液、管路501
を通つて平板照射器513の入口209に送られる。平板中の
空洞は、白血球富化血液の大きな面積を照射にさらし且
つ比較的低い表面積/容量比において遭遇する自己遮蔽
効果を低下させるために、比較的“薄い”(たとえば約
0.04″の程度)。液体は照射室中の空洞503内の曲りく
ねつた径路中を出口210へと上方に流れる。流れが停滞
する区域が生じることを避けるため又は最低限とするた
めには、曲りくねつた径路が好適であるけれども、その
他の配置を考慮することもできる。出口211からの配管
は、平板照射器200の末端に取り付けたポンプブロツク5
04[U.S.S.N.834,257中にさらに詳細に記されている]
を通過したのち、液体を照射室から容器22へともどす管
路35に接続してある。
器械(架台は図中に示していない)の内部に配置してあ
る循環ポンプローター203は、半円形径路508としてポン
プブロック中に存在するチューブとかみ合い、それによ
って、容器22から照射室513中を上方へ、次いで容器22
へともどる液体の循環流を提供し且つ制御する。好適な
具体例においては、出口からの管路511中の金属部分220
は液体温度の監視のための熱電対213[U.S.S.N.834,294
号中に一層詳細に記されている]を伴なっている。
照射室の空洞503中に最初に入っていた無菌空気は、流
入する液体によって移されて容器22の上端に貯えられ
る。循環ポンプローター203の回転を逆にすることによ
って、容器22中に貯えた空気を室513の出口210中に送り
返し、それによって全液体を容器22中に移し返すことが
できる。液体が最初に容器22へと放出されたとき、循環
ポンプローター203を作動させて照射空洞503を満すと共
に無菌空気を容器22に移す。照射室が満されたとき、パ
ネル19上の軟膜ボタン44を押すと、照射室を取り囲む光
源配列装置に電圧が印加される。循環ポンプローター20
3を継続的に操作することによって、作動した光源配列
装置401(第3図)からの光活性化放射線を受けさせる
ために、白血球富化液体を、容器22から照射室を通じて
再び容器22へと、連続的に循環させることができる。
光源配列装置401を底面から示している第3図は、接点2
16によって入力することができる、1列を用いることも
できるけれども、もっとも好適な具体例として、2列の
放射線源400を示している。このような放射線源は、全
照射空洞503(第2図)にわたって照射が適度に一定と
なるように選ぶことが好都合である。適当な光源は、い
わゆる蛍光管の形態にある2011りん球をもつシルバニア
FR15″T8/350BL/HO/180°を包含する。第3図から明ら
かなように、照射室513は、ポンプブロック201がモータ
250で作動するポンプローター203とかみ合うように、放
射線源400の間で滑ることができる。放射線配列400のそ
の他の特徴は、U.S.S.N.834,256号中に記されている。
このようにして、照射による白血球富化液の光活性化が
開始されて、収集と分離工程中及びその後に継続する。
もっとも好適な方式においては、光源配列組立体は、現
在のところでは最適な光活性化できる試剤である8−メ
トキシプソラレンを活性化するために、UVA形の、紫外
線源から成つていることがもっとも好ましい。
操作においては、且つ第1図に関連して、医者の決定し
た基準に従がいパネル19の右側部分上で露出時間を設定
する。装置10の中央制御手段が、中央プロセシング装置
及び記憶貯蔵ソフトウエアに基づいて、照射処理の開始
時及び治療の進行につれて残りの暴露時間を計算し且つ
パネル19の一部分上に表示する。制御パネルの他の部分
は操作者が操作する三つのエントリーデータキー44をも
有しており、それによって操作者は必要に応じ光活性化
光源配列への入力を切り且つ循環工程を停止することが
できる。実際の光照射処置は、液が最初に容器22へと向
うときに中央プロセシング装置の制御下に自動的に開始
し、容器22からの白血球富化血液部分を照射室を通じて
容器22へとポンプで循環させる間継続したのち、予定し
た暴露時間が終了したときに停止することが好ましい。
その時点で光源配列置への入力を切り、循環ポンプを逆
転させて照射室200の内容物を容器22中に送る。
そののちに、理想的には容器22をスタンド(第1図)へ
と移して、処置した血液を患者に再注入するために、戻
しの容器21とも連携している共通の点滴室21a上に設け
た管36に接続される。患者の安全を高め且つ患者の血液
及び血液部分の汚染の危険を低下させるために、各回毎
に接続部をつくり且つそれを破り、1回だけ使用するこ
とが好ましい。それ故、容器22は、白血球富化血液部分
の収集のための一つ、平板照射室への接続のための二つ
(送りと戻し)及び処置した血液の患者への再注入のた
めの点滴室(21a)への接続用の四番目のものの、全部
で四つの接続点、すなわち接続口を有していることが理
想的である。第1図を参照すると、装置10の制御パネル
19は、それぞれ点灯したときに操作の段階を指示する光
源を有していることが理想的な、キーボードエントリー
ボタン44を備えていることがわかる。キーボードエント
リーボタン44は、引き続く順序で配置し、それによって
操作者による装置の操作の容易な習得と正しい順序での
工程の遂行を助けることが好ましい。実際には、中央制
御マイクロプロセッサーは、きまっている工程順序から
のはずれを防止するようにプログラムしてあることが好
ましい。視覚的な表示は容器22中に集まつた白血球富化
血液の量を指示する。
パネル19は、電源スイッチ及び収集の間に患者から血液
を取り出し且つ装置中に送るときの速度を操作者が選択
することを可能とするための血液ポンプ速度制御手段を
も有していることが好ましい。器械の状態を指示し且つ
系の運転の間中警告状態を確認するための文字数字式表
示をも有していることが好ましい。緑、黄及び赤の色を
備えていることが好ましい任意的な付属品状態光源は、
ひと目で装置10の全体的な運転情況を提供する。さら
に、警告状態が生じた場合及び操作者の入力が必要な場
合に発する可聴警告を止めるための音声停止/復元ボタ
ンをも有している。
たとえば、装置の移動を容易にするためのキャスター及
びキャスターブレーキの好適な包含のような、その他の
付属物は、図面から容易に明らかとなるであろう。さら
に、側壁板23は容器22の確保を助けるための機械的手段
(たとえば吊し釘など)を有していることが好ましい。
処置の間の照射処置室の照射状態に関する情報をひと目
で提供するための透明または不透明な窓18bをも、容器2
2の下方の区域に任意的に設けることができる。たとえ
ば、その窓が十分な大きさであるときには、操作者は処
置室内の各照射源が所望どおりに照射しているかどうか
を容易に調べることができる。いうまでもなく、このよ
うな窓を構成する材料は、その放射線が、たとえ有害で
あるとしても、それを装置10の外に出さないように選ぶ
ことが好ましい。
上記の光泳動(photopheresis)血液処理装置は、主と
して、連続的遠心分離機から誘導される血液部分を特定
の容器中に向けるための自動制御方法によって使用可能
となる。自動化方法は、医者の指示に従って人手により
パネル18aの背後に入れる、あらかじめ定めた決定容量
に従って実行する。これらの所定の容量は、容器に向け
るべき血漿の量及び白血球富化血液部分の量を設定する
ことによって容器22内に含有させるべき量を規定する。
これらの条件設定パラメータ内には、さらに、所望の血
液量を取得するために必要な又は望ましい、血液の収集
と分離のサイクル数を設定すべき能力を包含させること
が好ましい。
収集する量は、血液ポンプによって圧送される血液量に
従って決定する。これは血液ポンプの回転を生じさせる
ためのポンプへのステップパルス入力の数を特定的に監
視することによって監視し且つ中央制御手段に連絡して
いることが適当である。一般に200のパルスが1回の回
転を生じさせる。回転は、たとえば、軸に対してみぞ付
きの円板を取り付け且つ米国特許第4,623,328号に記載
のもののような光学的センサ手段によつてみぞの通過を
数えることにより及び軸の回転を監視することにより、
具合よく監視することもできる。それによって得た周期
的な信号は、この分野で公知の回路設計によって、回転
の速度及び数と容易に関連させることができる。“ポン
プの既知の圧送量特性”と組み合わせた上記の方法の何
れかによる回転数が、ポンプによって送られる血液の量
に関する必要な情報を提供する。センサは光学的である
必要はなく、その代りに電子的又は機械的なものとする
こともできるということは自明であろう。
実際の操作においては、もっとも好適な手順は以下のと
おりである。操作者がパネル部分19上のプライムセント
(PRIME CENT)キーを押すと、それによって容器20中
に入れた抗凝固溶液による配管系、血液ポンプ及び遠心
分離機の呼び水が行なわれる。除かれた無菌空気は容器
21中に集まる。呼び水溶液が遠心分離機の出口から排出
するとき、操作者が制御パネル区分42上のプライムUVキ
ーを押すと、それが弁16cによって容器21への管路を閉
じると共に容器22への管路を開く。循環ローラーポンプ
ローター203を始動することによって平板照射室に呼び
水すると共に、無菌空気を容器22に移す。呼び水工程
は、液体の所定量が容器22へと排出したのちに自動的に
停止する。
操作者が制御パネル19上のスタート(START)キーを押
すと血液の収集が開始される。次いで患者から血液を取
り出して血液ポンプによって回転遠心分離機へと送る。
血液が遠心分離機に流入するにつれて、密度が比較的低
いことによって最初に排出する呼び水溶液の移動が生じ
る。この呼び水溶液は所定の量が放出されるまで自動的
に容器22中に送られ、その後に排出する溶液は弁16cに
よって再び容器21へと送られる。ある時点で、呼び水溶
液は回転する遠心分離機から完全に移されて、血漿が排
出し始める。この排出は窓14を通して直接に認めること
ができ、そのとき操作者は制御パネル19上のプラズマ
(PLASMA)キーを押す。次いで、中央制御手段が自動的
に弁16cを変えることによって血漿を容器22へと送る
が、そのとき遠心分離機に入る量とそこから出る量が等
しくなるように量を追跡する。これは制御パネル部分42
中の各データエントリーキーを押すことによって白血球
富化部分、すなわち軟膜が始まっていることを操作者が
指示するまで続き、その後に、白血球富化部分を容器22
へと送り続けるが、しかしながら、そのようにして送る
量は軟膜量として監視される。あるいは別法として、軟
膜の排出前に所定の血漿量のすべてが集められる場合
は、中央制御手段が弁16cによって自動的に、排出する
血漿液流を容器21へと向ける。その場合には、軟膜の出
現に当つてバッフィーコート(BUFFY COAT)データエン
トリースイッチ44を押すことによって、中心制御手段が
排出する軟膜を、やはりその量を追跡しながら、弁16c
によって、容器22中に向ける。
軟膜の収集は、所定の軟膜量並びにサイクル数及び医者
があらかじめ定めた別の条件の両方に従つて、続けるこ
とが好ましい。このもっとも好適な具体例を用いる場合
には、代表的な例は、次のようにして行なうことができ
る。前もって定めた量及びサイクルの条件は、次のよう
に設定するものとする。:血漿量350ml、軟膜250ml、サ
イクル数5。各サイクルにおいて、装置はサイクルの終
了前に250/5すなわち50mlずつの軟膜を収集し、その後
に遠心分離機ボウルを空にして、すべての非白血球液、
主として赤血球と恐らくは過剰の血漿、を患者にもど
す。50mlずつを収集する前に、血漿が遠心分離機から排
出し且つ全350mlを収集するまで、または軟膜が出現す
るまで、容器22中に収集される。
次のサイクルの間に、中央制御手段は、必要に応じ、35
0mlの所定量に到達するように、さらに血漿の収集を指
令し、次いでさらに50mlずつの軟膜を収集する。容器22
内に収容すべき全量は、この場合600mlに等しく、それ
だけ集まったときに表示46上に指示される。
このように、本発明の方法は、収集するときに各液量を
自動的に追跡するために役立ち、それによって便宜なサ
イクル数の設定を容易にし、かくして患者からの多量の
血液の取り出しが避けられる。それによって患者の安全
が増大するばかりでなく、中央制御マイクロプロセッサ
ー又はコンピユータに供給するプログラムした条件に従
がうことによって、操作者は収集する血漿及び白血球富
化液量の追跡を試みる必要がなく、しかもなお処理のた
めの最終溶液があらかじめ定めた且つ望ましい白血球濃
度を含有していることが保証されることから、この方法
の自動化した本質が安全性を一層増大させる。
第1図に関して説明した光泳動装置において用いる上記
の自動化方法は、本発明、特に光源配列組立体からの光
活性化放射線に対する暴露のために患者の体液/細胞及
び光活性化できる試薬を含有させるための取外しでき且
つ使い捨てできる照射室−ポンプブロツクを有利に使用
している。
特に第4図及び第5図を参照すると、照射室−ポンプブ
ロツクの組合わせのもつとも好適な配置が示されてい
る。照射室513は、入口管501からの患者の体液を導びき
且つ大きな表面積/容量比を有する物理的配置にある患
者の体液を提供するための、曲りくねつた径路503を含
有している。かくして、光源配列組立物から曲りくねつ
た部分512の両側に対して照射する放射線により細胞を
光活性化する間に細胞の自己遮蔽効果が低下する。光活
性化後に、液体は径路503を出て、アーチ形のポンプレ
ース508に沿つてポンプブロツク504中に通じている出口
管511及び出口502に入る。アーチ形のポンプレース508
は入口501、径路503及び出口502を通じる屈曲流を生じ
させるためのローラーポンプ機構(第2図参照)と係合
する。肩部手段509はポンプ作用の間の出口管502のクリ
ープを防止する。患者治療装置に付随する補助レバーと
の係合のために溝507が設けてある。補助レバーは、ポ
ンプ203のローラーによつて加えられる圧縮力に抗して
の照射室513、さらに特定的には、ポンプブロック504の
アーチ形のポンプレース508を押し進めるために中央制
御プロセツサーによつて作動される(第2図参照)。こ
のような係合の間に、治療装置と温度プローブ213[U.
S.S.N.834,294号中に一層詳細に記されている]の間の
電気的接触が生じ且つフインガー接点505が電子的記憶
装置506に電気的に接続する。
曲りくねつた径路部分512は、めすとおすの薄板部分を
密封的な配置で結合させることによつて、形成させるこ
とが好ましい。このような部分は、理想的には光活性化
放射線の波長に対して透明な材料から成ることが好まし
い。紫外線の場合には、ポリカーボネートがもつとも好
適であることが認められているけれども、他の材料を用
いることもできる。同様に、結合ための多くの公知の方
法を用いることができるが、ここに詳述する必要はない
ものと思われる。照射室513は、場合によつては、出口
管502をしつかりと拘束するために、それを保持する軌
道内に周期的な突起を包含していてもよい。ポンプブロ
ツク504は、曲りくねつた径路部分512の一部分として形
成してもよいし、あるいは場合によつては、別個の材料
から成形したのち、便宜の方法により部分512に取り付
けることもできる。
もつとも好適な具体例においては、且つ参考としてここ
に完全に包含させる特許願834,293号中に付加的に記さ
れているように、たとえば、形式、通し番号、保証番
号、製造場所、及び、必要ならば、それまでの使用時間
のような、当該照射室に対して特定的な符号化した情報
を保持するために、室513に取り付けた、回路板に対し
て集積回路記憶装置506を取り付ける。記憶装置は、U.
S.S.N.834,259号に一層完全に記されている。接触ソケ
ツト(図中に示していない)と電気的に係合するフイン
ガー接点506によつて、患者治療装置の中央制御プロセ
ツサーに対して、電気的に接続させる。
本発明によつて多くの利益が得られることは明白であ
る。照射室−ポンプブロツク組合わせは、付加的な要素
を必要としない、堅固で且つ容易に取扱ことのできる組
立体から成つており、かくしてもつとも容易な取扱いと
最低のコストでの組立を提供する。照射室は、単一の簡
単な押し込み工程で取り付けることができ、それによつ
て流体接続が容易に達成されて、蠕動ポンプを通じる配
管のための面倒な手順を排除することができるから、あ
まり熟練していない者にとつても容易に処理が可能とな
る。照射室の厚さは光活性化放射線の強度、薬剤の種類
と濃度に基づく光活性化の効率の所定の水準、及び治療
すべき患者の体液に従つて、決定することが理想的であ
る。組入れた記憶装置は装置の中央制御プロセツサーに
対して、使用に供する室の信用性と適当性を決定するた
めの情報を提供する。記憶装置は、治療すべき体液に基
づいて行なわれるべき治療の種類の変動をも確認するこ
とができる。
図面及び上記の説明についての考察によつて、本発明の
精神又は範囲の何れからも逸脱することなく、たとえば
室中の径路の数又は幅、あるいは異なる機械的形態のポ
ンプブロツクのような、上記に対する多くの変更を行な
うことができるというこは、この分野の専門家には明白
となるであろう。
【図面の簡単な説明】
第1図は、収集、分離及び処理の間の系の好適配置を示
す。 第2図は、循環ポンプ及び光活性化光源配列と連携する
平板照射室の前立面図である。 第3図は、照射室がその中に取り付けてある光源配列組
立物の好適具体例の底面図である。 第4図は、照射室のもつとも好適な具体例の遠近図であ
る。 第5図は、第4図の具体例の側面図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ジヤツク・ゴス アメリカ合衆国フロリダ州33516クリアウ オーター・ウインフイールドロード 1717 (72)発明者 マーチン・ジエイ・キング アメリカ合衆国フロリダ州33542セミノー ル・ナインテイフアーストアベニユーノー ス 12400 (56)参考文献 特開 昭59−155257(JP,A) 特開 昭56−66262(JP,A)

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】細胞を光活性化できる試薬によって処理し
    且つ細胞と試薬を光活性化放射線の場中を通過させ、そ
    れによって該試薬を活性化させ且つ該細胞に影響を及ぼ
    し、該試薬と該細胞は照射の間に照射室に含有させるこ
    とを包含する、細胞を変化させるための患者治療装置に
    おいて使用するための、平板状の照射室にして、該照射
    の場中に該細胞を導くための剛性の曲りくねった径路を
    相互間に形成する剛性の底板及びそれと結合させた剛性
    の上板、及び該曲りくねった径路と流体連絡する配管手
    段を保持し且つ回転によって該曲りくねった径路中の該
    細胞の流れを生じさせるための蠕動ポンプと係合させる
    ために適合したポンプブロック手段を包含し、且つ該照
    射室は該装置から取り出し可能であり且つ使い捨て可能
    であることを特徴とする照射室。
  2. 【請求項2】該板の中の少なくとも一つは該光活性化放
    射線に対して実質的に透明である、特許請求の範囲第1
    項記載の照射室。
  3. 【請求項3】さらに、該ポンプブロック手段と係合させ
    たときの該蠕動ポンプの回転の間に該配管手段のクリー
    プ運動を防止するための手段を包含する、特許請求の範
    囲第2項記載の照射室。
  4. 【請求項4】さらに、該照射室についての情報特性を該
    患者治療装置に対して定期用するための記憶手段を包含
    する、特許請求の範囲第2項記載の照射室。
  5. 【請求項5】さらに、流体の温度に応答する出力を提供
    するために該流体と熱的に連絡しているセンサプロープ
    手段を包含する、特許請求の範囲第4項記載の照射室。
  6. 【請求項6】さらに、該ポンプブロック手段を該蠕動ポ
    ンプと係合させるために該患者治療装置からの押し進め
    る力を受けるための手段を包含する、特許請求の範囲第
    4項記載の照射室。
  7. 【請求項7】該記憶手段は不揮発性記憶を有する集積回
    路、電源を有する集積回路及び磁気的記憶手段から成る
    グループから選択する、該特許請求の範囲第4項記載の
    照射室。
JP62043279A 1986-02-27 1987-02-27 光活性化患者治療装置のための照射室 Expired - Lifetime JPH0757237B2 (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
US83425886A 1986-02-27 1986-02-27
US834258 1986-02-27

Publications (2)

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JPS62227366A JPS62227366A (ja) 1987-10-06
JPH0757237B2 true JPH0757237B2 (ja) 1995-06-21

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EP (1) EP0240152B1 (ja)
JP (1) JPH0757237B2 (ja)
AT (1) ATE63695T1 (ja)
AU (1) AU595859B2 (ja)
CA (1) CA1324413C (ja)
DE (1) DE3770191D1 (ja)
ES (1) ES2022327B3 (ja)
PH (1) PH24585A (ja)
ZA (1) ZA871411B (ja)

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ZA871411B (en) 1988-10-26
AU595859B2 (en) 1990-04-12
PH24585A (en) 1990-08-17
JPS62227366A (ja) 1987-10-06
EP0240152B1 (en) 1991-05-22
DE3770191D1 (de) 1991-06-27
CA1324413C (en) 1993-11-16
EP0240152A1 (en) 1987-10-07
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