JPH0757053B2 - ケーブル延線ローラー - Google Patents

ケーブル延線ローラー

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JPH0757053B2
JPH0757053B2 JP24883092A JP24883092A JPH0757053B2 JP H0757053 B2 JPH0757053 B2 JP H0757053B2 JP 24883092 A JP24883092 A JP 24883092A JP 24883092 A JP24883092 A JP 24883092A JP H0757053 B2 JPH0757053 B2 JP H0757053B2
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JP
Japan
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roller
cable
support frame
horizontal
roller body
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Expired - Lifetime
Application number
JP24883092A
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JPH06197429A (ja
Inventor
鉱一 中島
亮 蓮見
誠治 野瀬
正明 高橋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sato Kogyo Co Ltd
Original Assignee
Sato Kogyo Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPH0757053B2 publication Critical patent/JPH0757053B2/ja
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Expired - Lifetime legal-status Critical Current

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、主に、フラットケー
ブルや丸ケーブルをケーブルラック上に配線するのに好
適なケーブル延線ローラーに関する。
【0002】
【従来の技術】従来この種のケーブル延線ローラーは、
ケーブルに接して回転するローラー体と、このローラー
体をケーブルラックに固定する本体とが一体になったも
のが知られている(実公平3-36175 号公報参照)。この
ケーブル延線ローラーは、本体の上にローラーを固定
し、このローラーをケーブルラックの下方から上方に突
出せしめるもので、本体は、ケーブルラックの下面から
親桁にワンタッチで固定する構造を成していた。この結
果、ケーブル延線ローラーの装着が容易に行えるもので
あった。また、このローラー体の構造は、水平なローラ
ー体の一端から、水平部分と垂直部分とからなる逆L字
形状のローラーを延長することで、配線中のケーブルの
逃げを防止する構造になっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、この様な従
来のケーブル延線ローラーによると、ローラーと本体と
が一体になっているので、ケーブルラックの幅が広くな
った場合に、ローラーの位置を容易に変更することがで
きないといった不都合があった。
【0004】また、ローラー体の構造も、全体に略コ字
状を成しているから、丸ケーブルを配線するのに好適で
はあっても、フラットケーブル(複数本のケーブルを並
列に配した状態で一体に被覆したもので、厚みは1本の
ケーブル程度で、その幅員は、ケーブル複数本分に相当
するケーブル)をその幅員を立てた状態で配線するには
困難が伴なうものであった。すなわち、このフラットケ
ーブルは、厚みに対してその幅員がすこぶる幅広になっ
ているので、この幅員を立てた状態で配線しようとする
と、立てたフラットケーブルがその自重で斜めに倒れて
しまう。すると、この倒れたフラットケーブルが抵抗に
なって所定の配線位置へ引き込もうとしても、相当の重
労働になってしまうなど、フラットケーブルへの対応に
課題を残していた。
【0005】そこでこの発明は、上述の課題を解消すべ
く創出されたもので、着脱が容易でケーブルラック上の
ローラーの位置を自由に選択でき、しかも、支持強度に
優れ、フラットケーブルから丸ケーブルまで対応して配
線することが可能なケーブル延線ローラーの提供を目的
とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成すべく
本発明は、ケーブルラックPの親桁P1に固定する支柱
1の上下に一対の水平アーム3を設け、この水平アーム
3の長手方向に沿って鉛直方向に貫通した複数の挿入孔
3Aを開穿し、この挿入孔3Aへの装着位置が自在な位
置調整杆5を上下の水平アーム3間に装着固定し、ケー
ブルQに接して回転するローラー体の両端部を支持する
支持枠6を位置調整杆5に着脱自在に設けたことにあ
る。
【0007】また、支持枠6に水平ローラー体7と垂直
ローラー体8とを設けて直線用ローラー10を形成し、
支持枠6の上部に位置する垂直ローラー体8に対して支
持枠6の片がわ側部に水平ローラー体7を配する
【0008】更に、支持枠6に並設した一対の垂直ロー
ラー体8の間に水平ローラー体7を設けて、コーナー用
ローラー20を形成したことを課題解消のための手段と
する。
【0009】
【作用】すなわち本発明ケーブル延線ローラーは、支柱
1を親桁P1に固定することで装着される。そして、こ
の支柱1の上下に設けた水平アーム3において、水平ア
ーム3の挿入孔3Aを選択して位置調整杆5装着するこ
とで、ローラーの位置が水平方向に調整される。また、
本発明ケーブル延線ローラーの強度は、支柱1の上下に
設けた水平アーム3が高めると共に、支持枠6にローラ
ー体の両端部を支持しているからこのローラー体の支持
強度も高まる
【0010】直線用ローラー10は、ケーブルラックP
の直線部分に適当な間隔をおいて配されるもので、この
直線用ローラー10を一対向い合わせると、幅員を立て
た状態でフラットケーブルQ1を支持した際に、立設し
た状態のフラットケーブルQ1を囲んだ状態になり、フ
ラットケーブルQ1の倒れを防止する。また、丸ケーブ
ルを配する場合も、丸ケーブルが直線用ローラー10間
から外れるのを防止する
【0011】コーナー用のローラー20は、ケーブルラ
ックPが水平に屈曲した部分においてケーブルQを支持
する際に、一対の垂直ローラー体8がコーナー部に係る
抵抗を回避させながらケーブルを支持するものである
【0012】
【実施例】以下、図面を参照して、本発明の実施例を詳
細に説明する。図において示される符号1は、ケーブル
ラックPに垂直に固定する支柱である(図1参照)。こ
の支柱1は、親桁P1の外がわに一対立設するもので、
図示例では、コ字状に屈曲したコの字ボルトを連結具2
として使用している。
【0013】そして、この支柱1の上下に一対の水平ア
ーム3を水平に架設している。この水平アーム3は、後
述する位置調整杆5を位置調整自在に装着する。すなわ
、水平アーム3は、鉛直方向に貫通した複数の挿入孔
3Aを開穿し、この挿入孔3Aを選択してピン状を成し
た位置調整杆5を挿入する。このとき、水平アーム3と
位置調整杆5との装着手段はこの例に限られるものでは
なく、要は、位置調整杆5が水平アーム3に位置調整自
在に装着できるものであればよい。また、水平アーム3
と支柱1との連結にボルト4を利用しているが、このボ
ルト4の代わりに抜け止め機構の付いたピンなどを使用
してもよい。
【0014】支持枠6は、位置調整杆5に着脱自在に装
着する。この支持枠6は、ケーブルQに接して回転する
ローラー体の両端部を支持している。このとき支持枠6
は、支持枠6の適位置に位置調整杆5を挿通することで
固定する構造を成す。また、支持枠6に水平ローラー体
7と垂直ローラー体8とを設けて直線用ローラー10を
形成する。この直線用ローラー10は、支持枠6の上部
に位置する垂直ローラー体8に対して支持枠6の片がわ
側部に水平ローラー体7を配したものである。そして、
ケーブルラックPの直線部分に適当な間隔(例えば、フ
ラットケーブルQ1を支持する場合は3 mピッチにす
る)に配設する。また、この直線用ローラー10は、垂
直ローラー体8を対向せしめて並設することで、対向し
た垂直ローラー体8間に、自身の幅員を立設状態にした
フラットケーブルQ1を倒さずに支持することができる
(図2参照)。
【0015】更に、支持枠6に並設した一対の垂直ロー
ラー体8の間に水平ローラー体7を設けてコーナー用ロ
ーラー20を形成する(図3参照)。コーナー用ローラ
ー20を使用する場合は、ケーブルラックPのコーナー
の角度に水平アーム3を適応させるため、水平アーム3
を屈曲自在に形成している(図4,図6参照)。
【0016】図6で示す符号30は小桁P2に装着する
タイプの直線ローラーである。この直線ローラー30
は、小桁P2に装着するフレーム31に水平ローラー体
7を設け、この水平ローラー体7の両端部に一対の垂直
ローラー体8を立設している(図5参照)。特に、垂直
ローラー体8の間隔は、フラットケーブルQ1を立設し
た状態で支持できる間隔としている。
【0017】
【発明の効果】本発明は、上述の如く構成したことによ
り、当初の目的を達成する。すなわち、請求項1によ
り、水平アーム3の任意位置に位置調整杆5を装着する
ことで、ケーブルラック上のローラーの位置を自由に選
択することができる。このとき、位置調整杆5は、複数
の挿入孔3Aを選択して装着するから、装着作業が容易
であり、しかも、確実に行なえる。また、ローラーは、
支柱1と水平アーム3とをケーブルラックPに組み付け
るだけで容易に装着できるものである。更に、支持枠6
にローラー体の両端部を支持しているからこのローラー
体の支持強度も高まる
【0018】また、請求項2により、一対の直線用ロー
ラー10を向かい合わせにして装着すると、立設した状
態のフラットケーブルQ1を挟んだ状態になり、フラッ
トケーブルQ1の倒れを防止し、また、丸ケーブルを配
する場合も、丸ケーブルの周囲を囲んでいるから、直線
用ローラー10間から外れるのを防止するので、配線作
業が極めて容易になる
【0019】更に、請求項3により、丸ケーブルだけで
なく、フラットケーブルQ1を、ケーブルラックPのコ
ーナー部で支持することも可能になり、ケーブルの種類
や配設位置に幅広く対応することができる
【0020】このように本発明によると、着脱が容易で
ケーブルラック上のローラーの位置を自由に選択でき、
しかも、支持強度に優れ、フラットケーブルから丸ケー
ブルまで対応して配線することが可能であるなどといっ
た産業上有益な種々の効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の装着状態を示す正面図。
【図2】この発明の装着状態を示す平面図。
【図3】コーナー用ローラーの装着状態を示す平面図。
【図4】コーナー用ローラーの装着状態を示す平面図。
【図5】他の実施例の直線ローラーを示す側面図。
【図6】本発明の装着状態を示す平面図。
【符号の説明】
P ケーブルラック P1 親桁 P2 小桁 Q ケーブル Q1 フラットケーブル 1 支柱 2 連結具 3 水平アーム 3A 挿入孔 4 ボルト 5 位置調整杆 6 支持枠 7 水平ローラー体 8 垂直ローラー体 10 直線用ローラー 20 コーナー用ローラー 30 直線ローラー 31 フレーム
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 蓮見 亮 宮城県仙台市青葉区本町一丁目10番3号 佐藤工業株式会社東北支店 建築設備部内 (72)発明者 野瀬 誠治 東京都江戸川区中央1丁目3番3号 株式 会社ブレスト工業研究所内 (72)発明者 高橋 正明 東京都江戸川区中央1丁目3番3号 株式 会社ブレスト工業研究所内 (56)参考文献 実開 昭63−616(JP,U) 実開 昭63−148678(JP,U)

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ケーブルラックの親桁に固定する支柱の
    上下に一対の水平アームを設け、この水平アームの長手
    方向に沿って鉛直方向に貫通した複数の挿入孔を開穿
    し、この挿入孔への装着位置が自在な位置調整杆を上下
    の水平アーム間に装着固定し、ケーブルに接して回転す
    るローラー体の両端部を支持する支持枠を位置調整杆に
    着脱自在に設けたことを特徴とするケーブル延線ローラ
    ー。
  2. 【請求項2】 支持枠に水平ローラー体と垂直ローラー
    体とを設けて直線用ローラーを形成し、支持枠の上部に
    位置する垂直ローラー体に対して支持枠の片がわ側部に
    水平ローラー体を配した請求項1記載のケーブル延線ロ
    ーラー。
  3. 【請求項3】 支持枠に並設した一対の垂直ローラー体
    の間に、水平ローラー体を設けてコーナー用ローラーを
    形成した請求項1記載のケーブル延線ローラー。
JP24883092A 1992-08-24 1992-08-24 ケーブル延線ローラー Expired - Lifetime JPH0757053B2 (ja)

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JP24883092A JPH0757053B2 (ja) 1992-08-24 1992-08-24 ケーブル延線ローラー

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JPH06197429A JPH06197429A (ja) 1994-07-15
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GB8425118D0 (en) * 1984-10-04 1984-11-07 Vent Axia Ltd Motor speed control circuits
JPS61187769A (ja) * 1985-02-14 1986-08-21 Akita:Kk えのき茸を原料とする食品の製造方法

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