JPH0756647A - 合成バネ機構 - Google Patents

合成バネ機構

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Publication number
JPH0756647A
JPH0756647A JP19956993A JP19956993A JPH0756647A JP H0756647 A JPH0756647 A JP H0756647A JP 19956993 A JP19956993 A JP 19956993A JP 19956993 A JP19956993 A JP 19956993A JP H0756647 A JPH0756647 A JP H0756647A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
spring
lever
operating lever
spring mechanism
pin
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP19956993A
Other languages
English (en)
Inventor
Riichi Kawada
田 利 一 河
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Towa Seiko KK
Original Assignee
Towa Seiko KK
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Filing date
Publication date
Application filed by Towa Seiko KK filed Critical Towa Seiko KK
Priority to JP19956993A priority Critical patent/JPH0756647A/ja
Priority to US08/290,281 priority patent/US5423470A/en
Priority to DE69401178T priority patent/DE69401178T2/de
Priority to EP94112594A priority patent/EP0638480B1/en
Publication of JPH0756647A publication Critical patent/JPH0756647A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Gripping Jigs, Holding Jigs, And Positioning Jigs (AREA)
  • Mechanical Control Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 レバーの移動距離に係わりなく、略一定の付
勢力の合成バネ機構を提供することにある。 【構成】 作動レバー11をその回動角度に比例した付
勢力で付勢する第1のバネ12とこの作動レバーを回動
の始点から所定点までは順次増加するよう付勢し、所定
点を通過すると今度は逆方向に付勢する第2のバネ13
とから構成したのでレバーの移動距離に係わりなく、略
一定の付勢力を得る事ができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、作動レバーとバネを組
み合わせた合成バネに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来この種の作動レバーとバネを組み合
わせた場合、作動レバーを回動するに従ってバネの付勢
力が増す構成となっていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述のような
従来の作動レバーとバネの組み合わせでは、作動レバー
を回動させるに従って、バネの付勢力が強くなる為工具
等に使用した場合に作業者が疲れるという欠点があっ
た。
【0004】本発明の目的は、従来のこのような欠点に
鑑み、レバーの移動距離に係わりなく、略一定の付勢力
の合成バネ機構を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の要旨とするところは、回動軸を中心に所定
角度回動する作動レバーと、該作動レバーをその回動角
度に比例した付勢力で付勢する第1のバネと、前記作動
レバーを回動の始点から所定点までは順次増加するよう
付勢し、所定点を通過すると今度は逆方向に付勢する第
2のバネとから構成したことにある。また、前記第2の
バネは、作動レバー上の係止ピンと固定ピンとの間に張
設されると共に、該固定ピンは作動レバーの回動中心よ
り以遠に位置するよう構成されている。
【0006】
【作用】本発明に係る合成バネ機構は、作動レバーの回
動角度に関わらず略一定の付勢力を得る事ができる。こ
のため、工具等に使用した場合に作業者が疲れるのを防
止することが出来る。
【0007】
【実施例】以下において、本発明の実施例につき、図面
を参照しつつ説明する。図1は、本発明の一実施例であ
る合成バネ機構と作動レバーとを示す構成図、図2は第
1のバネと作動レバーとを示す構成図、図3は第2のバ
ネと作動レバーとを示す構成図である。合成バネ機構
は、回動軸10を中心に回動する作動レバー11と、該
作動レバー11をその回動軌跡の接線方向へ付勢する第
1のバネ12と、前記作動レバー11を回動中心の延長
線方向へ付勢する第2のバネ13とから構成されてい
る。
【0008】作動レバー11は、回動軸10でA点から
B点の範囲で回動自在に軸支されており、先端に蛙股状
の切欠き11aが形成されている。この切欠き11aに
は、水平移動体14に立設されたピン15が遊嵌されて
いる。また、水平移動体14には、ピン16が立設され
ており、このピン16に第1のバネ12が係止されてい
る。
【0009】第2のバネ13は、一端が作動レバー11
に立設された係止ピン17に係止されると共に、他端が
作動レバー11上にない固定ピン18に係止されてい
る。固定ピン18は、回動軸10より以遠に配設されて
いる。なお、第1のバネ12は、以上の実施例で水平移
動体14に、立設されたピン16に係止された場合につ
いて説明したが、作動レバー11に直接係止してもよ
い。
【0010】図2は、第1のバネと作動レバーとの関係
を示す構成図である。ここで、第1のバネ12は、水平
移動体14に立設されたピン16に一端が係止されると
共に、他端が固定ピン19に係止されている。図5は、
この場合の作動レバー11の変位と第1のバネ12の付
勢力との関係を示す説明図である。本実施例では、付勢
力の初期値を300gとして設定した。したがって、A
点では、付勢力が300gであり、ほぼ直線的に増加し
て、B点で900gとなった。
【0011】図3は、第2のバネ13と作動レバー11
との関係を示す構成図である。ここで、第2のバネ13
は、一端が作動レバー11に立設された係止ピン17に
係止されると共に、他端が固定ピン18に係止されてい
る。また、図6は、第2のバネ13と作動レバー11の
変位による付勢力の変化を示す説明図である。A点に於
て付勢力は300g、係止ピン17、回動軸10、固定
ピン18が一直線上に並ぶ中央部C点に於て0g、B点
に於て−300gを示す。
【0012】図7〜9は、第2のバネ13と作動レバー
11の付勢力との関係を示す模式図である。図7に示す
様に、作動レバー11がA点にある時、第2のバネ13
は作動レバー11を矢印X方向へ回動するよう付勢す
る。また、係合ピン17、固定ピン18、回動軸10が
一直線上に並ぶC点に至ると、第2のバネ13による付
勢力は0となる。
【0013】更に、図9に示すように、作動レバー11
がC点にを越えて回動すると、第2のバネ13により矢
印Y方向の付勢力を受ける事となる。B点に至って最大
となる。つまり、作動レバー11が第2のバネ13によ
り受ける付勢力は、A点とB点とでは逆方向となる。
【0014】前述した図1は、第1のバネ12と第2の
バネ13とを組み合わせ状態を示すものである。両者を
組み合わせると付勢力は、図4に示すように夫々の付勢
力の和となる。この様に、両者を組み合わせた場合の付
勢力は、ほぼ均一となり、作業者の疲労を低減する事が
出来る。
【0015】なお、本発明に係る合成バネ機構は、上記
実施例に限定されるものではなく、本願発明の技術思想
に基づいて種々の変形が可能である。
【0016】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は回動軸を
中心に所定角度回動する作動レバーと、該作動レバーを
その回動角度に比例した付勢力で付勢する第1のバネ
と、前記作動レバーを回動の始点から所定点までは順次
増加するよう付勢し、所定点を通過すると今度は逆方向
に付勢する第2のバネとから構成され、該第2のバネ
は、作動レバー上の係止ピンと固定ピンとの間に張設さ
れると共に、該固定ピンは作動レバーの回動中心より以
遠に位置するので、作動レバーの回動角度に関わらず略
一定の付勢力を得る事ができる。このため、工具等に使
用した場合に作業者の手が腱症炎等に罷ることもない。
【0017】つまり、本発明では、作動レバーを操作す
る際、常に一定の力で操作できるので、作動者の手が疲
れるのを未然に防止することが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例である合成バネ機構と作動レ
バーとを示す構成図である。
【図2】第1のバネと作動レバーとの関係を示す構成図
である。
【図3】第2のバネと作動レバーと関係を示す構成図で
ある。
【図4】合成バネ機構と作動レバーの変位による付勢力
の変化を示す説明図である。
【図5】第1のバネと作動レバーの変位による付勢力の
変化を示す説明図である。
【図6】第2のバネと作動レバーの変位による付勢力の
変化を示す説明図である。
【図7】第2のバネと作動レバーと関係を示す模式図で
ある。
【図8】第2のバネと作動レバーと関係を示す模式図で
ある。
【図9】第2のバネと作動レバーと関係を示す模式図で
ある。
【符号の説明】
10 回動軸 11 作動レバー 11a 切欠き 12 第1のバネ 13 第2のバネ 14 水平移動体 15 ピン 16 ピン 17 係止ピン 18 固定ピン 19 固定ピン

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回動軸を中心に所定角度回動する作動レ
    バーと、該作動レバーをその回動角度に比例した付勢力
    で付勢する第1のバネと、前記作動レバーを回動の始点
    から所定点までは順次増加するよう付勢し、所定点を通
    過すると今度は逆方向に付勢する第2のバネとから構成
    されたことを特徴とする合成バネ機構。
  2. 【請求項2】 前記第2のバネは、作動レバー上の係止
    ピンと固定ピンとの間に張設されたことを特徴とする請
    求項1記載の合成バネ機構。
  3. 【請求項3】 前記第2のバネは、作動レバー上の係止
    ピンと固定ピンとの間に張設されると共に、該固定ピン
    は作動レバーの回動中心より以遠に位置することを特徴
    とする請求項1記載の合成バネ機構。
JP19956993A 1993-08-11 1993-08-11 合成バネ機構 Pending JPH0756647A (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19956993A JPH0756647A (ja) 1993-08-11 1993-08-11 合成バネ機構
US08/290,281 US5423470A (en) 1993-08-11 1994-08-08 Staple fastening instrument
DE69401178T DE69401178T2 (de) 1993-08-11 1994-08-11 Apparat zum Anbringen von nadelähnlichen Befestigungselementen
EP94112594A EP0638480B1 (en) 1993-08-11 1994-08-11 Apparatus for fastening pin-like elements

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19956993A JPH0756647A (ja) 1993-08-11 1993-08-11 合成バネ機構

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0756647A true JPH0756647A (ja) 1995-03-03

Family

ID=16410016

Family Applications (1)

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JP19956993A Pending JPH0756647A (ja) 1993-08-11 1993-08-11 合成バネ機構

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