JPH02237705A - バックカット用ドリル装置 - Google Patents
バックカット用ドリル装置Info
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- JPH02237705A JPH02237705A JP2029725A JP2972590A JPH02237705A JP H02237705 A JPH02237705 A JP H02237705A JP 2029725 A JP2029725 A JP 2029725A JP 2972590 A JP2972590 A JP 2972590A JP H02237705 A JPH02237705 A JP H02237705A
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- 238000005553 drilling Methods 0.000 claims description 15
- 210000000078 claw Anatomy 0.000 description 4
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Classifications
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B23—MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B23B—TURNING; BORING
- B23B51/00—Tools for drilling machines
- B23B51/0018—Drills for enlarging a hole
- B23B51/0036—Drills for enlarging a hole by a tool-carrying eccentric
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
- Y10T—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
- Y10T408/00—Cutting by use of rotating axially moving tool
- Y10T408/65—Means to drive tool
-
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-
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- Y10T408/854—Tool-support with means to move Tool relative to tool-support to move radially to move eccentrically mounted Tool
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- Drilling And Boring (AREA)
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- Control And Other Processes For Unpacking Of Materials (AREA)
- Electrical Discharge Machining, Electrochemical Machining, And Combined Machining (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔技術分野〕
本発明は、基礎材料中にバックカット孔を形成すための
ドリル装置に関し、特に、基礎材料上で支持するケーシ
ングと、該ケーシング内に偏心配置され、かつ、中心軸
線に対して平行に延在する孔を有する案内スリーブと、
孔内で約180゜の角度に亘って回動可能とした偏心ブ
ッシュと、カッターヘッドを有し、かつ、偏心ブッシュ
内で回転可能に支承される駆動軸とを具えるドリル装置
に係るものである。
ドリル装置に関し、特に、基礎材料上で支持するケーシ
ングと、該ケーシング内に偏心配置され、かつ、中心軸
線に対して平行に延在する孔を有する案内スリーブと、
孔内で約180゜の角度に亘って回動可能とした偏心ブ
ッシュと、カッターヘッドを有し、かつ、偏心ブッシュ
内で回転可能に支承される駆動軸とを具えるドリル装置
に係るものである。
パックカット孔は、主として所定の形状を有するアンカ
ー素子を係止して形状結合可能とするために設けるもの
である。しかしながら、既知の方法および装置を用いて
バックカット孔を形成する作業には、非常に繁雑な操作
が必要とされている。
ー素子を係止して形状結合可能とするために設けるもの
である。しかしながら、既知の方法および装置を用いて
バックカット孔を形成する作業には、非常に繁雑な操作
が必要とされている。
ヨーロッパ特許出願公開第0 231 720号公報に
は、バックカット孔を形成することがための工具が開示
されているが、この工具は簡便に取扱えるものではない
。すなわち、この既知の装置では案内スリーブに対して
偏心させて配置した偏心ブッシュを、ウォーム歯車装置
によって旋回させる。
は、バックカット孔を形成することがための工具が開示
されているが、この工具は簡便に取扱えるものではない
。すなわち、この既知の装置では案内スリーブに対して
偏心させて配置した偏心ブッシュを、ウォーム歯車装置
によって旋回させる。
この旋回により、前端部にカッターヘッドが設けられ、
かつ、偏心ブッシュに回転可能に設けた駆動軸を、偏心
位置まで移動させる。その際、カッターヘッドは穿孔の
内壁に係合する。引続いて案内スリーブは、偏心ブッシ
ュおよび偏心ブッシュ内に回動可能に設けた駆動軸と共
に360゜旋回させ、これに伴って穿孔の内壁にバック
カット孔を形成する。次に、偏心ブッシュを再び180
”だけ復゛元旋回させてカッターヘッドを中心位置まで
移動させると共に、ドリル装置を穿孔から取外す必要が
ある. 〔発明の開示〕 本発明の課題は、簡単な操作により基礎材料中にバック
カット孔を形成可能とするドリル装置を提案することに
ある. この目的を達成するため、本発明によるドリル装置は、
案内スリーブおよび偏心ブッシュの間に両者の相対回動
に際して緊張させ得る涙りばねを設け、さらに、解除可
能な回動拘束手段を案内スリーブおよびケーシングの間
に配置したことを特徴とするものである。
かつ、偏心ブッシュに回転可能に設けた駆動軸を、偏心
位置まで移動させる。その際、カッターヘッドは穿孔の
内壁に係合する。引続いて案内スリーブは、偏心ブッシ
ュおよび偏心ブッシュ内に回動可能に設けた駆動軸と共
に360゜旋回させ、これに伴って穿孔の内壁にバック
カット孔を形成する。次に、偏心ブッシュを再び180
”だけ復゛元旋回させてカッターヘッドを中心位置まで
移動させると共に、ドリル装置を穿孔から取外す必要が
ある. 〔発明の開示〕 本発明の課題は、簡単な操作により基礎材料中にバック
カット孔を形成可能とするドリル装置を提案することに
ある. この目的を達成するため、本発明によるドリル装置は、
案内スリーブおよび偏心ブッシュの間に両者の相対回動
に際して緊張させ得る涙りばねを設け、さらに、解除可
能な回動拘束手段を案内スリーブおよびケーシングの間
に配置したことを特徴とするものである。
パックカット孔を形成するに際しては、偏心ブッシュを
案内スリーブに対して回動させて捩りばねを緊張させる
。その結果、解除可能な回転拘束手段が案内スリーブの
連回を阻止するため、偏心ブッシュおよび案内スリーブ
の間に確実な相対回動を生じさせることができる。差込
み行程が完了し、捩りばねが最大限に付勢されると、案
内スリーブを回転光束手段が解除され、バックカット孔
を形成しつつ案内スリーブを360゜旋回させることが
可能となる。しかし、涙りばねはバックカット孔全体の
完成により初めて再び弛緩させることができる. 回転拘束手段は、案内スリーブの作動部分と協働する爪
部材を含むものとするのが望ましい。このような爪部材
は、種々の角度位置において作動部分と係合させること
ができる。すなわち、案内スリーブは任意の角度位置で
回転を拘束することができる。
案内スリーブに対して回動させて捩りばねを緊張させる
。その結果、解除可能な回転拘束手段が案内スリーブの
連回を阻止するため、偏心ブッシュおよび案内スリーブ
の間に確実な相対回動を生じさせることができる。差込
み行程が完了し、捩りばねが最大限に付勢されると、案
内スリーブを回転光束手段が解除され、バックカット孔
を形成しつつ案内スリーブを360゜旋回させることが
可能となる。しかし、涙りばねはバックカット孔全体の
完成により初めて再び弛緩させることができる. 回転拘束手段は、案内スリーブの作動部分と協働する爪
部材を含むものとするのが望ましい。このような爪部材
は、種々の角度位置において作動部分と係合させること
ができる。すなわち、案内スリーブは任意の角度位置で
回転を拘束することができる。
案内スリーブの回転拘束は一回転方向でのみ必要である
ため、作動部分は鋸歯状に形成するのが脊利である.こ
の場合、爪部材は作動部材を越えて一回転方向に滑動さ
せることができる。
ため、作動部分は鋸歯状に形成するのが脊利である.こ
の場合、爪部材は作動部材を越えて一回転方向に滑動さ
せることができる。
案内スリーブの回転を拘束する手段は、カッターヘッド
が最深部に到達するまでの間のみに亘って作動させる必
要がある。したがって、回転拘束手段置を解除するため
には、爪部材をトグルリンクと係合させるのが有利であ
る。トグルリンクは、不安定な拡開位置の外、拡開位五
の両側に一対の安定位置を有するものであり、比較的少
ない力を及ぼすだけで一方の安定位置から他方の安定位
置まで容易に移動させることができる。
が最深部に到達するまでの間のみに亘って作動させる必
要がある。したがって、回転拘束手段置を解除するため
には、爪部材をトグルリンクと係合させるのが有利であ
る。トグルリンクは、不安定な拡開位置の外、拡開位五
の両側に一対の安定位置を有するものであり、比較的少
ない力を及ぼすだけで一方の安定位置から他方の安定位
置まで容易に移動させることができる。
偏心ブッシュは、減速歯車列を介して駆動軸と結合する
のが有利である。減速歯車列を介して、偏心ブッシュは
駆動軸により直接駆動される.したがって、例えばクラ
ンク又はハンドル等の補助的操作手段は不要である。そ
の結果、構成の大幅な簡略化が可能となる。偏心ブッシ
ュを駆動軸と結合することにより常に一定の減速比が確
保されるため、駆動軸の回転速度に対する偏心ブッシュ
の回転速度は固定した比率となる。したがって、常に最
適なカット値が確実に達成される。
のが有利である。減速歯車列を介して、偏心ブッシュは
駆動軸により直接駆動される.したがって、例えばクラ
ンク又はハンドル等の補助的操作手段は不要である。そ
の結果、構成の大幅な簡略化が可能となる。偏心ブッシ
ュを駆動軸と結合することにより常に一定の減速比が確
保されるため、駆動軸の回転速度に対する偏心ブッシュ
の回転速度は固定した比率となる。したがって、常に最
適なカット値が確実に達成される。
減速歯車列は偏心歯車列として形成するのが有利である
。この場合には、極めてコンパクトな構成と大きな減速
比が可能となるからである。偏心歯車列で最も速く回転
する部分であるウェブは、駆動軸と結合するのが有利で
ある.偏心歯車列のウェブには、2個の歯車から成るブ
ロックを回転可能に設ける。一方の歯車は固定した内歯
歯車と噛合させ、他方の歯車は回転可能な内歯歯車と噛
合させる。後者の内歯歯車は偏心ブッシュと結合する。
。この場合には、極めてコンパクトな構成と大きな減速
比が可能となるからである。偏心歯車列で最も速く回転
する部分であるウェブは、駆動軸と結合するのが有利で
ある.偏心歯車列のウェブには、2個の歯車から成るブ
ロックを回転可能に設ける。一方の歯車は固定した内歯
歯車と噛合させ、他方の歯車は回転可能な内歯歯車と噛
合させる。後者の内歯歯車は偏心ブッシュと結合する。
選択した歯数に応じて、回転可能な内歯歯車に対するウ
ェブの回転速度比は約1 : 600に設定することが
できる. 減速歯車列は、減速歯車列はギヤケースを具え、該ギヤ
ケースは、十字状案内素子を介してケーシングと一体回
動させ得るものとし、かつ、駆動軸に対して垂直な面内
では相対変位可能として結合ギヤケースを具えることが
有利である。案内素子は、ギヤケースの連回を阻止する
と同時に、ケーシングに対するギアケースの偏心運動を
可能とする機能を発揮するものである。
ェブの回転速度比は約1 : 600に設定することが
できる. 減速歯車列は、減速歯車列はギヤケースを具え、該ギヤ
ケースは、十字状案内素子を介してケーシングと一体回
動させ得るものとし、かつ、駆動軸に対して垂直な面内
では相対変位可能として結合ギヤケースを具えることが
有利である。案内素子は、ギヤケースの連回を阻止する
と同時に、ケーシングに対するギアケースの偏心運動を
可能とする機能を発揮するものである。
〔発明を実施するための最良の形態]
以下、本発明を図示実施例につき一層具体的に説明する
。
。
本発明によるドリル装置は、ケーシング1と、ケーシン
グ1内に回転可能に設けた案内スリーブ2とを具えてい
る。案内スリーブ2は、保持リング3によりケーシング
1内で軸線方向に固定する.案内スリーブ2内に偏心孔
を形成し、この偏心孔内には偏心ブッシュ4を回転可能
に配置する。案内スリーブ2に対する偏心ブッシュ4の
回動角度を制限するため、偏心ブッシエの外周の一部の
みに亘って延在する環状溝4aを形成すると共に、案内
スリーブ2にねじ込まれたビン5を環状溝4a内に嵌入
させる.案内スリーブ2と偏心ブッシュ4との間には、
これら両者により支持される涙りばね6を配置する.涙
りばね6は、案内スリーブ2に対して偏心ブッシュ4が
相対回動する際に緊張される配置とする。偏心ブッシュ
4は、ローラ軸受7により案内スリーブ2内に支承する
.駆動軸8は、偏心ブッシュ4における偏心孔内に回動
可能に支承する.案内スリーブ2および偏心ブッシュ4
の両者から突出する駆動軸8の前端部は、カッターヘッ
ド9に結合する.第1図に示す作動位置においては、案
内スリーブ2および偏心ブッシュ4の偏心度が累積する
ため、カッターへ・4ド9は案内スリーブ2の外周より
突出する。この作動位置では既知の態様をもって基礎材
料中にパックカット孔が形成される。偏心ブッシュ4が
180゜旋回すると、案内スリーブ2および偏心ブッシ
ュ4の偏心度は相殺される。その際、カッターヘッド9
は案内スリーブ2に対して中心的位置に移動するため、
ドリル装置は孔内に導入し又は孔から取出すことができ
る。カッターヘッド9は、ナット10および座金11を
用いて駆動軸8に固定する.案内スリーブ2は、第2図
に示すように、その後部領域に嵌合部2aを具えている
。回動可能な爪部材12を歯型部分2aと噛合わせる.
爪部材12の一方のアームにばね13を係合させ、他方
のアームはトグルリンクl4に当接させる。トグルリン
ク14の遊端には圧縮ばね15を係合させる.第2図に
示す作動位置において、トグルリンクエ4は爪部材12
を歯型部分2aと噛合わせる。歯型部分2aの圧力が過
大である場合には、トグルリンク14は拡開位置を経て
対向側に係止され、ノブ16を外側へ押出す。
グ1内に回転可能に設けた案内スリーブ2とを具えてい
る。案内スリーブ2は、保持リング3によりケーシング
1内で軸線方向に固定する.案内スリーブ2内に偏心孔
を形成し、この偏心孔内には偏心ブッシュ4を回転可能
に配置する。案内スリーブ2に対する偏心ブッシュ4の
回動角度を制限するため、偏心ブッシエの外周の一部の
みに亘って延在する環状溝4aを形成すると共に、案内
スリーブ2にねじ込まれたビン5を環状溝4a内に嵌入
させる.案内スリーブ2と偏心ブッシュ4との間には、
これら両者により支持される涙りばね6を配置する.涙
りばね6は、案内スリーブ2に対して偏心ブッシュ4が
相対回動する際に緊張される配置とする。偏心ブッシュ
4は、ローラ軸受7により案内スリーブ2内に支承する
.駆動軸8は、偏心ブッシュ4における偏心孔内に回動
可能に支承する.案内スリーブ2および偏心ブッシュ4
の両者から突出する駆動軸8の前端部は、カッターヘッ
ド9に結合する.第1図に示す作動位置においては、案
内スリーブ2および偏心ブッシュ4の偏心度が累積する
ため、カッターへ・4ド9は案内スリーブ2の外周より
突出する。この作動位置では既知の態様をもって基礎材
料中にパックカット孔が形成される。偏心ブッシュ4が
180゜旋回すると、案内スリーブ2および偏心ブッシ
ュ4の偏心度は相殺される。その際、カッターヘッド9
は案内スリーブ2に対して中心的位置に移動するため、
ドリル装置は孔内に導入し又は孔から取出すことができ
る。カッターヘッド9は、ナット10および座金11を
用いて駆動軸8に固定する.案内スリーブ2は、第2図
に示すように、その後部領域に嵌合部2aを具えている
。回動可能な爪部材12を歯型部分2aと噛合わせる.
爪部材12の一方のアームにばね13を係合させ、他方
のアームはトグルリンクl4に当接させる。トグルリン
ク14の遊端には圧縮ばね15を係合させる.第2図に
示す作動位置において、トグルリンクエ4は爪部材12
を歯型部分2aと噛合わせる。歯型部分2aの圧力が過
大である場合には、トグルリンク14は拡開位置を経て
対向側に係止され、ノブ16を外側へ押出す。
したがって、案内スリーブ2は拘束状態から解放され、
偏心ブッシュ4と共に回動可能となる。この状態は、バ
ックカット孔を形成するために必要とされるものである
。
偏心ブッシュ4と共に回動可能となる。この状態は、バ
ックカット孔を形成するために必要とされるものである
。
駆動軸8は、複合二一ドル/ローラ軸受17を介して偏
心ブッシュ4内に支承する。さらに、駆動軸8は玉軸受
18によりギャケース19内においても支承する.駆動
軸8の偏心部分上には、一対の歯車20. 21から成
るブロックを二一ドル軸受22により回転可能に支承す
る. 一方の歯車20は、ギヤケース19内で内歯歯車23と
噛合わせる。他方の歯車21は、ギャケース19内に回
転可能に配置した内歯歯車24と噛合わせ、ボール25
、ばね26および係止開口24aから成る過負荷クラッ
チを介して偏心ブッシュ4と結合する。
心ブッシュ4内に支承する。さらに、駆動軸8は玉軸受
18によりギャケース19内においても支承する.駆動
軸8の偏心部分上には、一対の歯車20. 21から成
るブロックを二一ドル軸受22により回転可能に支承す
る. 一方の歯車20は、ギヤケース19内で内歯歯車23と
噛合わせる。他方の歯車21は、ギャケース19内に回
転可能に配置した内歯歯車24と噛合わせ、ボール25
、ばね26および係止開口24aから成る過負荷クラッ
チを介して偏心ブッシュ4と結合する。
歯車20. 21および内歯歯車23. 24は、いわ
ゆる偏心歯車列を形成する。この偏心歯車列においては
、個々の歯車の直径差が僅かである場合にも非常に大き
な減速比を達成することができる。本実施例の場合、減
速比は約1:600である。駆動軸8の後端部には六角
ヘッド8aを形成する。たわみ軸27を六角ヘッド8a
に結合し、トルク入力部として機能させる。たわみ軸2
7は、ギャケース19上に延在するシース28により包
囲する。
ゆる偏心歯車列を形成する。この偏心歯車列においては
、個々の歯車の直径差が僅かである場合にも非常に大き
な減速比を達成することができる。本実施例の場合、減
速比は約1:600である。駆動軸8の後端部には六角
ヘッド8aを形成する。たわみ軸27を六角ヘッド8a
に結合し、トルク入力部として機能させる。たわみ軸2
7は、ギャケース19上に延在するシース28により包
囲する。
ケーシング1とギャケース19との間には十字状の案内
素子29を配置する。案内素子29の作用は、特に第4
図に示すとおりである。すなわち、案内素子29の上部
はギャケース19内で長手方向に向けて延在する溝19
aに導入する。また、案内素子29の下部は、ケーシン
グl内で溝19aに対して90’の角度をなして延在す
る溝1aに導入する。したがって、ギャケース19はケ
ーシングlに対して長手力向および横方向には変位可能
であるが、相対回動は阻止される. 上述の実施例によるドリル装置の作動態様を説明すると
、下記のとおりである. 先ず、ノプ16を押込んで爪部材12をトグルリンク1
4を介して歯型部分2aと噛合わせる。これにより、案
内スリーブ2は拘束される。偏心ブッシュ4が偏心歯車
列を介して駆動されると、第3図に示すように、案内ス
リーブ2に対して偏心ブッシュ4が相対的に回動する。
素子29を配置する。案内素子29の作用は、特に第4
図に示すとおりである。すなわち、案内素子29の上部
はギャケース19内で長手方向に向けて延在する溝19
aに導入する。また、案内素子29の下部は、ケーシン
グl内で溝19aに対して90’の角度をなして延在す
る溝1aに導入する。したがって、ギャケース19はケ
ーシングlに対して長手力向および横方向には変位可能
であるが、相対回動は阻止される. 上述の実施例によるドリル装置の作動態様を説明すると
、下記のとおりである. 先ず、ノプ16を押込んで爪部材12をトグルリンク1
4を介して歯型部分2aと噛合わせる。これにより、案
内スリーブ2は拘束される。偏心ブッシュ4が偏心歯車
列を介して駆動されると、第3図に示すように、案内ス
リーブ2に対して偏心ブッシュ4が相対的に回動する。
ピン5が環状溝4aの端部と接触すると、偏心ブッシュ
4は案内スリーブ2を連回させようとする.この連回を
可能とするためには、爪部材12を歯型部分2aから解
除する。
4は案内スリーブ2を連回させようとする.この連回を
可能とするためには、爪部材12を歯型部分2aから解
除する。
案内スリーブ2に対して偏心ブッシュ4が相対的に回動
すると、涙りばね6は緊張される.その際に、カッター
ヘッド9は中心位置から偏心位置まで移動し、基礎材料
の切削を開始する.爪部材12による拘束を解除すると
、案内スリーブ2と偏心ブッシュ4とは一体的に回動す
る。その間にカッターヘッド9は、3600全周に亘る
バックカット孔を形成する。バックカット孔が完成した
時点で抵抗がなくなり、撲りばね6は再び案内スリーブ
2と偏心ブッシュ4を相対的に回動させる。その際にカ
ッターヘッド9は、中心位置まで移動する。
すると、涙りばね6は緊張される.その際に、カッター
ヘッド9は中心位置から偏心位置まで移動し、基礎材料
の切削を開始する.爪部材12による拘束を解除すると
、案内スリーブ2と偏心ブッシュ4とは一体的に回動す
る。その間にカッターヘッド9は、3600全周に亘る
バックカット孔を形成する。バックカット孔が完成した
時点で抵抗がなくなり、撲りばね6は再び案内スリーブ
2と偏心ブッシュ4を相対的に回動させる。その際にカ
ッターヘッド9は、中心位置まで移動する。
第1図は本発明によるドリル装置の縦断面図、第2図は
第1図の■−■線に沿う横断面図、第3図は第1図の■
−■線に沿う横断面図、第4図は第1図のIV−IV線
に沿う横断面図である。 1・・・ケーシング 2・・・案内スリーブ 2a・・・作動部分 4・・・偏心ブッシュ 6・・・捩りばね 8・・・駆動軸 9・・・カッターヘッド 12・・・爪部材 14・・・トグルリンク l9・・・ギャケース
第1図の■−■線に沿う横断面図、第3図は第1図の■
−■線に沿う横断面図、第4図は第1図のIV−IV線
に沿う横断面図である。 1・・・ケーシング 2・・・案内スリーブ 2a・・・作動部分 4・・・偏心ブッシュ 6・・・捩りばね 8・・・駆動軸 9・・・カッターヘッド 12・・・爪部材 14・・・トグルリンク l9・・・ギャケース
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、基礎材料中にバックカット孔を形成するためのドリ
ル装置であって、基礎材料上で支持するケーシング(1
)と、該ケーシング内に偏心配置され、かつ、中心軸線
に対して平行に延在する孔を有する案内スリーブ(2)
と、孔内で約180°の角度に亘って回動可能とした偏
心ブッシュ(4)と、カッターヘッド (9)を有し、かつ、偏心ブッシュ(4)内で回転可能
に支承される駆動軸(8)とを具えるものにおいて、案
内スリーブ(2)および偏心ブッシュ(4)が相対回動
する際に緊張させ得る捩りばね(6)を案内スリーブ (2)および偏心ブッシュ(4)の間に設け、さらに、
解除可能な回動拘束手段を案内スリーブ(2)およびケ
ーシング(1)の間に配置したことを特徴とするドリル
装置。 2、請求項1記載のドリル装置において、前記回動拘束
手段は、案内スリーブ(2)の作動部分(2a)と協働
する爪部材(12)を含むことを特徴とするドリル装置
。 3、請求項2記載のドリル装置において、前記作動部分
(2a)は、鋸歯状に形成したことを特徴とするドリル
装置。 4、請求項2または3記載のドリル装置において、前記
爪部材(12)は、トグルリンク(14)と係合させる
ことを特徴とするドリル装置。 5、請求項1〜4のいずれか一項に記載のドリル装置に
おいて、前記偏心ブッシュ(4)は、減速歯車列を介し
て駆動軸(8)と結合したことを特徴とするドリル装置
。 6、請求項5記載のドリル装置において、前記減速歯車
列は、偏心歯車列として形成したことを特徴とするドリ
ル装置。 7、請求項6記載のドリル装置において、前記偏心歯車
列の中心軸は、駆動軸(8)と結合したことを特徴とす
る装置。 8、請求項5〜7のいずれか一項に記載のドリル装置に
おいて、減速歯車列はギヤケース (19)を具え、該ギヤケースは、十字状案内素子(2
9)を介してケーシング(1)と一体回動させ得るもの
とし、かつ、駆動軸(8)に対して垂直な面内では相対
変位可能として結合したことを特徴とするドリル装置。
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