JPH0756607A - ファジィ推論結果出力装置および方法 - Google Patents

ファジィ推論結果出力装置および方法

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JPH0756607A
JPH0756607A JP5217965A JP21796593A JPH0756607A JP H0756607 A JPH0756607 A JP H0756607A JP 5217965 A JP5217965 A JP 5217965A JP 21796593 A JP21796593 A JP 21796593A JP H0756607 A JPH0756607 A JP H0756607A
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JP
Japan
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discrete
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discrete value
output
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Application number
JP5217965A
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English (en)
Inventor
Masanori Takahashi
政典 高橋
Koji Ota
浩二 太田
Koumei Ou
高鳴 王
Kenichi Miura
健一 三浦
Hiroichi Yanai
博一 谷内
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Omron Corp
Original Assignee
Omron Corp
Omron Tateisi Electronics Co
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ファジィ推論値を離散値に変換させるときに
おいて,ファジィ推論値が振動した場合であっても離散
値の変動が少なくなるように抑える。 【構成】 ファジィ推論値/離散値変換テーブルが変換
テーブル・メモリ25に記憶されている。この変換テーブ
ルはファジィ推論値の大きさが所定範囲内にあるときに
は同一の離散値となるように,ファジィ推論値の大きさ
に対応して離散値が定められている。また所定範囲の
上,下限部分が,隣接する所定範囲の上,下限部分と重
複している。ファジィ推論値の大きさが所定範囲の限界
付近の重複範囲に含まれる場合において,現在出力して
いる離散値と変換テーブルによって定められた離散値に
同じものがあると,現在出力されている離散値が出力さ
れる。これにより離散値の頻繁な変動が防止される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【技術分野】この発明は,ファジィ推論の結果を出力す
る装置および方法に関する。
【0002】
【従来技術とその問題点】離散値を入力とする制御対象
をファジィ推論により制御する場合,ファジィ推論にお
いて得られたファジィ推論値を離散値に変換する必要が
ある。
【0003】ファジィ推論値を離散値に変換する場合,
ファジィ推論値の所定範囲ごとにファジィ推論値/離散
値変換テーブルが記憶されている。ファジィ推論の結果
得られるファジィ推論値が与えられ,ファジィ推論値/
離散値変換テーブルにもとづいて離散値に変換される。
【0004】しかし,与えられるファジィ推論値が定め
られた所定範囲の限界近傍において振動すると,ファジ
ィ推論値の振動に伴ない,離散値も頻繁に変化してしま
うことがある。このために制御対象を正確に制御するこ
とが比較的困難となる。
【0005】
【発明の開示】この発明は,離散値を入力とする制御対
象をファジィ推論により制御する場合において,ファジ
ィ推論値が振動してもファジィ推論値に対応した離散値
が頻繁に変化することを防止することを目的とする。
【0006】この発明は,アナログ・ファジィ推論値の
所定範囲ごとにそれぞれ対応する離散値が定められてお
り,上記所定範囲の上,下限部分がそれぞれ隣接する所
定範囲の下,上限部分と重複している,アナログ・ファ
ジィ推論値/離散値変換テーブルを記憶する第1の記憶
手段,アナログ・ファジィ推論装置から出力されるアナ
ログ・ファジィ推論値が与えられ,与えられたアナログ
・ファジィ推論値に対応する離散値を上記第1の記憶手
段からすべて検索して読出す検索手段,上記検索手段に
より検索された離散値が1種類かどうかを判定する判定
手段,現在出力されている離散値を記憶する第2の記憶
手段,および上記検索手段により検索された離散値が1
種類であると上記判定手段によって判定されたときは検
索された離散値を,検索された離散値が2種類以上のと
きは上記第2の記憶手段に記憶されている現在の出力離
散値と同一の離散値またはそれに最も近い離散値を,そ
れぞれ離散値を入力とする制御対象に出力する出力手段
を備えていることを特徴とする。
【0007】またこの発明は,アナログ・ファジィ推論
値の所定範囲ごとにそれぞれ対応する離散値が定められ
ており,上記所定範囲の上,下限部分が隣接する所定範
囲の上,下限部分と重複しているアナログ・ファジィ推
論値/離散値変換テーブルを記憶しておき,アナログ・
ファジィ推論装置から出力されるアナログ・ファジィ推
論値に対応する離散値を,上記アナログ・ファジィ推論
値/離散値変換テーブルからすべて検索し,検索された
離散値が1種類かどうかを判定し,現在出力されている
離散値を記憶し,検索された離散値が1種類であると判
定されたときは検索された離散値を,検索された離散値
が2種類以上のときは記憶されている現在の出力離散値
と同一の離散値またはそれに最も近い離散値を,それぞ
れ離散値を入力とする制御対象に出力することを特徴と
する。
【0008】この発明によると,アナログ・ファジィ推
論値の所定範囲ごとに複数の離散値がそれぞれ定められ
ている,アナログ・ファジィ推論値/離散値の変換テー
ブルが記憶されている。この変換テーブルは所定範囲の
上,下限部分が,その隣接する所定範囲の上,下限部分
と重複している。したがって重複範囲のアナログ・ファ
ジィ推論値が入力するときは,変換テーブルから2種類
の離散値が検索されることになる。2種類の離散値が検
索されたときには,現在出力されている離散値と同一の
離散値またはそれに近い方の離散値が出力される。
【0009】このためにファジィ推論値が所定範囲の限
界近傍において振動する場合には2種類の離散値が検索
され,現在出力されている離散値と同一の離散値または
少なくとも現在出力されている離散値に近い離散値が出
力される。したがって離散値が頻繁に変化することもな
く,離散値を入力とする制御対象であっても,不安定と
なることもなく比較的正確に制御することができる。
【0010】
【実施例】図1はこの発明の実施例を示すもので,ファ
ジィ推論により制御対象を制御するシステムを表わすブ
ロック図である。
【0011】ファジィ推論装置10にはデータが与えら
れ,与えられるデータからファジィ推論が行なわれる。
ファジィ推論結果としてのアナログ・ファジィ推論値が
出力される。
【0012】制御対象40は離散値のみが入力可能であ
る。したがってファジィ推論装置10においてファジィ推
論されて出力されるファジィ推論値を制御対象40に,そ
のまま与えて制御することはできない。このために図1
に示すシステムではファジィ推論値を離散値に変換して
出力するファジィ推論値/離散値変換装置20が含まれて
いる。ファジィ推論値/離散値変換装置20はファジィ推
論装置10から出力されるファジィ推論値を対応する離散
値に変換して出力するもので,出力される離散値は制御
対象40に与えられる。
【0013】また図1に示すファジィ制御システムにお
いては離散値記憶装置30が含まれている。離散値記憶装
置30はファジィ推論値/離散値変換装置20から出力され
て制御対象40に与えられる離散値を一時的に記憶するも
のである。離散値記憶装置30に一時的に記憶された離散
値は,ファジィ推論値/離散値変換装置20に与えられ
る。
【0014】図2はファジィ推論値/離散値変換装置20
の電気的構成を示すブロック図であり,離散値記憶装置
30も示されている。
【0015】ファジィ推論値/離散値変換装置20には,
ファジィ推論値を離散値に変換するための変換テーブル
が記憶されている変換テーブル・メモリ25が含まれてい
る。変換テーブル・メモリ25に記憶されている変換テー
ブルの一例が図3に示されている。
【0016】また図3に示す変換テーブルを分りやすく
グラフにしたものが図4に示されている。
【0017】図3および図4を参照して,ファジィ推論
値/離散値変換テーブルはファジィ推論値の大きさに応
じて離散値に変換するテーブルであり,ファジィ推論値
の所定範囲ごとに離散値が定められている。たとえばフ
ァジィ推論値が0から0.4 の場合には離散値は10,ファ
ジィ推論値が0.3 から1の場合には離散値は20,ファジ
ィ推論値が0.9 から1.5 の場合には離散値は30となる。
【0018】図4から分るように,ファジィ推論値の所
定範囲上,下限部分が隣接するファジィ推論値の所定範
囲の上,下限部分と重複している。したがって重複して
いる範囲のファジィ推論値に対応する離散値は2種類存
在することになる。たとえばファジィ推論値が0.3 から
0.4 の間のときは10と20の2種類の離散値があり,ファ
ジィ推論値が0.9 から1.0 の間のときは20と30の2種類
の離散値がある。
【0019】ファジィ推論値の所定範囲における重複し
ていない範囲においては,ファジィ推論値が決まれば離
散値は一義的に定まる。
【0020】再び図2を参照して,ファジィ推論値/離
散値変換装置20には入力回路21が含まれており,ファジ
ィ推論装置10においてファジィ推論により得られたファ
ジィ推論値が入力回路21を介して範囲評価回路22および
変換テーブル読出し回路24に与えられる。変換テーブル
読出し回路24は変換テーブル・メモリ25にテーブルとし
て記憶されている,ファジィ推論値の下限値および上限
値ならびにファジィ推論値に対応する離散値の読出しを
制御するものである。範囲評価回路22は入力回路21を介
して与えられるファジィ推論値が,変換テーブル記憶回
路25から読出されたファジィ推論値の下限および上限に
よって定まる所定範囲内に含まれているかどうかを評価
するものである。
【0021】ファジィ推論装置10から与えられるファジ
ィ推論値が,変換テーブル・メモリ25から読出されたフ
ァジィ推論値の下限および上限によって定まる所定範囲
内に含まれていると,ファジィ推論値によって特定され
る離散値が一時記憶される。ファジィ推論値/離散値変
換装置20には離散値を一時記憶するために第1の離散値
一時メモリ26と第2の離散値一時メモリ27の2つの一時
記憶用メモリが含まれている。図4に示すように推論値
/離散値変換テーブルにおいてファジィ推論値の所定範
囲が重複している部分では1つのファジィ推論値に対し
て2つの離散値が得られる。このように2つの離散値が
得られるときには第1の離散値一時メモリ26に一方の離
散値が記憶され,第2の離散値一時メモリ27に他方の離
散値が記憶される。これに対し,1つのファジィ推論値
に対して1つの離散値が得られるときには第1の離散値
一時メモリ26に離散値が記憶される。また離散値一時メ
モリ26および27のどちらの一時記憶用メモリに記憶され
たかを覚えるために出力先メモリ23が含まれている。
【0022】ファジィ推論値/離散値変換装置20では,
推論値/離散値変換テーブルにおいて,ファジィ推論値
から1つの離散値が得られたときには,その定められた
離散値が出力される。これに対し,ファジィ推論値から
2つの離散値が得られたときには,ファジィ推論値/離
散値変換装置20から出力されている現在の離散値と同じ
離散値か,得られた2つの離散値のうち現在の離散値に
近い方の離散値が出力される。現在出力している離散値
を記憶するためにファジィ推論値/離散値変換装置20か
ら出力される離散値は制御対象40に与えられるとともに
出力離散値記憶装置30に与えられ記憶される。またファ
ジィ推論値/離散値変換装置20には出力値比較回路28が
含まれており,第1の離散値一時メモリ26および第2の
離散値一時メモリ27に記憶されている離散値ならびに離
散値記憶装置30に記憶されている離散値が与えられる。
離散値比較部28において,ファジィ推論値/離散値変換
装置20から出力されている現在の離散値と,離散値一時
メモリ26および27に記憶されている離散値とが比較さ
れ,現在の離散値と離散値一時メモリ26または27に記憶
されている離散値とが同じ離散値か,離散値一時メモリ
26または27に記憶されている離散値のどちらが現在の離
散値に近いかが判定される。
【0023】現在の離散値と同じ離散値が離散値一時メ
モリ26または27に記憶されているときには同じ離散値が
出力され,現在の離散値と同じ離散値が離散値一時メモ
リ26または27に記憶されていないときには離散値一時メ
モリ26または27に記憶されている現在の離散値のうち現
在の離散値に近い方の離散値が出力部29を介して出力さ
れる。
【0024】図2において,ファジィ推論値/離散値変
換装置20はハードウェアによって構成されているが,入
力回路21,範囲評価回路22,変換テーブル読出し回路2
4,出力値比較回路28および出力回路29はCPUを用い
て実現することもできる。
【0025】図5および図6はファジィ推論装置10から
与えられるファジィ推論値を離散値に変換して制御対象
40に出力する処理手順を示すフローチャートである。
【0026】図1を参照してファジィ推論装置10にデー
タが与えられファジィ推論が行なわれることにより,フ
ァジィ推論値が得られる。ファジィ推論値はファジィ推
論装置10からファジィ推論値/離散値変換装置20に与え
られる(図5ステップ51)。
【0027】図2を参照して,ファジィ推論値/離散値
変換装置20に与えられたファジィ推論値は入力回路21を
介して範囲評価回路22および変換テーブル読出し回路24
にそれぞれ与えられる。変換テーブル読出し回路24にフ
ァジィ推論値が与えられると,変換テーブル・メモリ25
に記憶されている,1種類のファジィ推論値の下限値お
よび上限値ならびに離散値がファジィ推論値の小さい順
に一組ずつ読出される(図5ステップ52)。
【0028】変換テーブル記憶回路25から読出されたフ
ァジィ推論値の下限値および上限値は範囲評価回路22に
与えられ,範囲評価回路22において変換テーブル・メモ
リ25から読出されたファジィ推論値の下限値および上限
値の間に,ファジィ推論値/離散値変換装置20に入力し
たファジィ推論値があるかどうかが判断される(図5ス
テップ53)。
【0029】変換テーブル・メモリ25から読出されたフ
ァジィ推論値の下限値および上限値の間に,ファジィ推
論値/離散値変換装置20に入力したファジィ推論値がな
いときには(図5ステップ53でNO),次のファジィ推論
値の下限値および上限値ならびに離散値が変換テーブル
・メモリ25から読出され,新しく読出されたファジィ推
論値の下限値および上限値の間にファジィ推論値/離散
値変換装置20に入力したファジィ推論値があるかどうか
が調べられる(図5ステップ57,52,53)。
【0030】変換テーブル・メモリ25から読出されたフ
ァジィ推論値の下限値と上限値との間にファジィ推論値
/離散値変換装置20に入力したファジィ推論値があると
判断されたときには(図5ステップ53でYES ),それが
初めてのものかどうかが判断される(図5ステップ5
4)。初めてであれば,ファジィ推論値に対応する離散
値が第1の離散値一時メモリ26に与えられ記憶される
(図5ステップ55)。
【0031】つづいて次のファジィ推論値の下限値およ
び上限値ならびに離散値が,変換テーブル・メモリ25か
ら読出され,読出されたファジィ推論値の下限値および
上限値の間にファジィ推論値/離散値変換装置20に入力
したファジィ推論値があるかどうかが調べられる(図5
ステップ57,52,53)。
【0032】ファジィ推論値/離散値変換装置20に入力
したファジィ推論値が,ファジィ推論値/離散値変換テ
ーブルにおけるファジィ推論値の所定範囲の重複部分に
該当するときは2種類の離散値がある。したがってこの
場合範囲評価回路22における1回めの判断により,変換
テーブル・メモリ25から読出された下限値および上限値
の間に,ファジィ推論値/離散値変換装置20に入力した
ファジィ推論値があるときには第1の離散値一時メモリ
26にファジィ推論値に対応する離散値が記憶される(図
5ステップ54,55)。また,範囲評価回路22における2
回めの判断により変換テーブル・メモリ25から読出され
た下限値および上限値の間にファジィ推論値/離散値変
換回路20に入力したファジィ推論値があるときには第2
の離散値一時メモリ27にファジィ推論値に対応する離散
値が記憶される(図5ステップ54でNO,ステップ56)。
【0033】ファジィ推論値/離散値変換装置20に入力
したファジィ推論値が,ファジィ推論値/離散値変換テ
ーブルにおけるファジィ推論値の所定範囲の重複部分以
外の部分に該当するときは1種類の離散値のみである。
したがってこの場合範囲評価回路22における判断によ
り,変換テーブル・メモリ25から読出された下限値およ
び上限値の間に,ファジィ推論値/離散値変換装置20に
入力したファジィ推論値があるときには第1の離散値一
時メモリ26にのみファジィ推論値に対応する離散値が記
憶される(図5ステップ54でYES ,ステップ55)。
【0034】ファジィ推論値/離散値変換装置20に入力
するファジィ推論値に対応する離散値が1つのときは
(図5ステップ58でYES ),第1の離散値一時メモリ26
に記憶されている離散値が出力回路29を介して出力され
る(図5ステップ58でYES ,ステップ59)。この場合は
ファジィ推論値/離散値変換装置20に入力するファジィ
推論値は,図4に示すようにファジィ推論値の所定範囲
の上下限近傍にはないので,多少の振動があっても離散
値が変動することはない。このため制御対象40の制御が
比較的適切にできることになる。
【0035】ファジィ推論値/離散値変換装置20に入力
するファジィ推論値に対応する離散値が2つのときは
(図6ステップ58でNO),出力離散値記憶装置30に記憶
されている現在出力されている離散値と,第1の離散値
一時メモリ26に記憶されている離散値または第2の離散
値一時メモリ27に記憶されている離散値とが等しいかど
うかが判断される(図6ステップ60,61)。現在出力さ
れている離散値とメモリ26または27に記憶されている離
散値とが等しいときには(図6ステップ60または61でYE
S ),現在出力している離散値と等しい離散値が出力さ
れる(図6ステップ62)。ファジィ推論値/離散値変換
テーブルにおいてファジィ推論値の所定範囲の上下限近
傍でファジィ推論値が振動しても離散値は現在出力して
いる値と同じ値が出力されるので,離散値が頻繁に変動
することもなく比較的正確な制御対象40の制御ができる
ようになる。
【0036】ファジィ推論値/離散値変換装置20に入力
するファジィ推論値に対応する離散値が2つあって(図
6ステップ58でNO),現在出力されている離散値とメモ
リ26または27に記憶されている離散値のいずれとも等し
くないときは(図6ステップ60および61でNO),メモリ
26または27に記憶されている離散値のうち現在出力して
いる離散値に近い方の離散値が出力される(図6ステッ
プ63)。この場合,現在出力されている離散値に近い離
散値が選択されて出力されるので離散値の変動も少なく
なる。
【図面の簡単な説明】
【図1】ファジィ推論により制御対象を制御するシステ
ムの電気的構成を示すブロック図である。
【図2】ファジィ推論値/離散値変換装置の電気的構成
を示すブロック図である。
【図3】ファジィ推論値/離散値変換テーブルの一例を
示している。
【図4】ファジィ推論値/離散値変換テーブルをグラフ
に表わしたものである。
【図5】ファジィ推論値/離散値変換の処理手順を示す
フローチャートの一部である。
【図6】ファジィ推論値/離散値変換の処理手順を示す
フローチャートの一部である。
【符号の説明】
20 ファジィ推論値/離散値変換装置 22 範囲評価回路 25 変換テーブル・メモリ 26,27 離散値一時メモリ 30 離散値記憶装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 三浦 健一 京都府京都市右京区花園土堂町10番地 オ ムロン株式会社内 (72)発明者 谷内 博一 京都府京都市右京区花園土堂町10番地 オ ムロン株式会社内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 アナログ・ファジィ推論値の所定範囲ご
    とにそれぞれ対応する離散値が定められており,上記所
    定範囲の上,下限部分がそれぞれ隣接する所定範囲の
    下,上限部分と重複している,アナログ・ファジィ推論
    値/離散値変換テーブルを記憶する第1の記憶手段,ア
    ナログ・ファジィ推論装置から出力されるアナログ・フ
    ァジィ推論値が与えられ,与えられたアナログ・ファジ
    ィ推論値に対応する離散値を上記第1の記憶手段からす
    べて検索して読出す検索手段,上記検索手段により検索
    された離散値が1種類かどうかを判定する判定手段,現
    在出力されている離散値を記憶する第2の記憶手段,お
    よび上記検索手段により検索された離散値が1種類であ
    ると上記判定手段によって判定されたときは検索された
    離散値を,検索された離散値が2種類以上のときは上記
    第2の記憶手段に記憶されている現在の出力離散値と同
    一の離散値またはそれに最も近い離散値を,それぞれ離
    散値を入力とする制御対象に出力する出力手段,を備え
    たファジィ推論結果出力装置。
  2. 【請求項2】 アナログ・ファジィ推論値の所定範囲ご
    とにそれぞれ対応する離散値が定められており,上記所
    定範囲の上,下限部分が隣接する所定範囲の上,下限部
    分と重複しているアナログ・ファジィ推論値/離散値変
    換テーブルを記憶しておき,アナログ・ファジィ推論装
    置から出力されるアナログ・ファジィ推論値に対応する
    離散値を,上記アナログ・ファジィ推論値/離散値変換
    テーブルからすべて検索し,検索された離散値が1種類
    かどうかを判定し,現在出力されている離散値を記憶
    し,検索された離散値が1種類であると判定されたとき
    は検索された離散値を,検索された離散値が2種類以上
    のときは記憶されている現在の出力離散値と同一の離散
    値またはそれに最も近い離散値を,それぞれ離散値を入
    力とする制御対象に出力する,ファジィ推論結果出力方
    法。
JP5217965A 1993-08-11 1993-08-11 ファジィ推論結果出力装置および方法 Pending JPH0756607A (ja)

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