JPH0756043A - 光ファイバの融着接続方法及び装置 - Google Patents

光ファイバの融着接続方法及び装置

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JPH0756043A
JPH0756043A JP20677193A JP20677193A JPH0756043A JP H0756043 A JPH0756043 A JP H0756043A JP 20677193 A JP20677193 A JP 20677193A JP 20677193 A JP20677193 A JP 20677193A JP H0756043 A JPH0756043 A JP H0756043A
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JP
Japan
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optical fiber
optical
housing
fan
filter
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Pending
Application number
JP20677193A
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English (en)
Inventor
Akira Yanagi
公 柳
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Sumitomo Electric Industries Ltd
Original Assignee
Sumitomo Electric Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、塵埃等の多い環境においても効率
よく光ファイバを融着接続する方法及びその装置に関す
る。 【構成】 筐体1の内部に電源2及び駆動機構3、筐体
の上部に光ファイバを接続する部材及び光学部材を備
え、前記筐体1の壁面に設けられた外気を吸入するファ
ン6、該ファン6の前面に配設されたフィルタ7とを備
えた装置を用いて光ファイバを接続する発明であって、
フィルタ6を通して筐体内に空気を導入し、該空気を少
なくとも電源2、光ファイバの接続部材、光学部材の周
辺を通して排気するものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、塵埃等の多い環境にお
いても効率よく光ファイバを融着接続する方法及びその
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】光通信網を新増設するに際し、光ケ−ブ
ルを布設しこれを融着接続する技術は不可欠であり、マ
ンホ−ル内、路上、柱上等種々の場所で行なわれてい
る。図2は従来の融着接続装置の構成を示す概略図であ
り、光ファイバ21の端面を突き合わせ、ミラ−に写っ
た接続部のコアあるいはクラッドの形状からカメラ25
を使って観測し、光ファイバの軸あわせを行なった後、
端面近傍を電極棒22を介してア−ク放電によって加熱
して融着接続していた。かかる装置はア−ク放電を使用
するために電源は発熱しやすいので、図3に示すように
吸入孔12及び装置の上部から外気9を筐体1の中に導
入し、ファン10によって昇温した空気を排気してい
た。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このような装置を用い
て融着接続する場所はマンホ−ル内、路上、柱上等塵埃
の多い環境で行なわれる場合がある。かかる場合に上記
の装置によって外気を取り入れ放熱したのでは、電源は
冷却されるものの、特に、塵埃が光学部材等にも付着す
る場合がある。この塵埃がミラ−に付着すると画像処理
装置26は、これを光ファイバの一部と誤って判断する
ことがあった。また、塵等が付着することにより放熱効
率が低下するという問題があった。そこで本発明は、か
かる問題点を解決した光ファイバの融着接続方法及びそ
の装置を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明に係わる光ファイ
バの融着接続方法は、筐体の内部に電源及び駆動機構、
筐体の上部に光ファイバを接続する部材及び光学部材を
備え、前記筐体の壁面に設けられた外気を吸入するファ
ン、該ファンの前面に配設されたフィルタとを備えた装
置を用いて光ファイバを接続する方法であって、 フィ
ルタを通して筐体内に空気を導入し、該空気を少なくと
も電源、光ファイバの接続部材、光学部材の周辺を通し
て排気することを特徴とする。
【0005】また、本発明に係わる光ファイバの融着接
続装置は、筐体の内部に電源及び駆動機構、筐体の上部
に光ファイバを接続する部材及び光学部材を備え、前記
筐体の壁面に設けられた外気を吸入するファン、該ファ
ンの前面に配設されたフィルタとを備えた融着接続装置
であって、吸入された空気は少なくとも電源、光ファイ
バの接続部材、光学部材を通って排気されることを特徴
とする。ここで、前記ファンの風量は0.15〜0.2
0m3/min、フィルタは100〜200メッシュの
範囲であることが好ましい。
【0006】
【作用】上記の構成によれば、筐体内に導入される外気
中の塵等はフィルタ−によって除去される。かかる清浄
な空気が筐体内を循環し、昇温した空気は排気されるの
で電源は常に冷却される。同時にこの清浄な空気は光学
部材の周辺を通って排気されるのでカメラやミラ−等に
付着しようとする塵埃をも排除するので接続される光フ
ァイバの軸合わせを正確に行なうことができる。
【0007】
【実施例】以下、添付した図1及び図2を参照して本発
明の実施例を説明する。なお、図面の説明において同一
要素には同一符号を付し、重複する説明を省略する。図
1は本実施例の装置内部の換気状態を示す概略図、図2
は光ファイバの融着接続装置に係わる構成を示す概略図
である。
【0008】接続続続 接続される光ファイバ21、21は夫々ステ−ジ29、
29に保持され、端部はV溝付ホルダ31の溝中に配置
され、移動装置30によってステ−ジが移動して両方の
端面が突き合わされる。端面近傍は一対の電極棒22、
22と放電装置23によってア−ク放電が生じて光ファ
イバが融着接続される。
【0009】光学部材 光ファイバの端面近傍に照明24をあて、ミラ−と顕微
鏡カメラを取り付けた光学機構4によって2本の光ファ
イバの外周が一致しているかどうかをチェックする。こ
のチェックが終わると、ア−ク放電を発生するために光
学機構4を下方へ移動させる。
【0010】駆動機構 光ファイバ保持ステ−ジ29及び電極保持ステ−ジ28
の間隔調整、光学機構4の上下移動ならびにア−ク放電
によって融着接続するための一連のシ−ケンスプログラ
ムを有する制御装置27等によって構成されている。
【0011】空気の循環経路 外気9はファン6によってフィルタ7を通して筐体内に
導入される。外気の中に塵埃が含まれていたとしても、
フィルタ7によって除去され、清浄な空気となる。この
空気は電源2の周辺を通り、一部は排気孔8から排気さ
れ、残りは光学部材、接続部材の周辺を通って排気され
る。電源2が発生した熱はこのような空気の経路を経て
放散される。さらに、清浄な空気は光学部材、接続部材
の周辺を通って排気されるので、特にこの清浄な空気は
ミラ−やカメラのレンズに付着しようとする塵埃を除去
するという効果がある。
【0012】次に、マンホ−ル内で光ファイバの接続を
行ない、上記の融着接続装置の性能を調べた。このと
き、フィルタ−7とファン6は表1に示した種類につい
て行い、放熱と光学機構に付着する塵埃の状態について
検討した。
【表1】 その結果、フィルタ−は100〜200メッシュ、ファ
ンの風量は0.15〜0.20m3/minの範囲が適
当であることが分かった。フィルタ−は細かい程清浄な
空気を導入することは出来るが、ファンの容量を大きく
することが必要となる。ファンの容量を大きくすると電
源の容量を大きくする必要がでてくるので限界がある。
フィルタは100メッシュ以下では光ファイバの軸合わ
せをするために十分な塵埃の除去効果が得られなかっ
た。
【0013】
【発明の効果】以上、説明したように、本発明によれ
ば、筐体内に導入される外気中の塵埃はフィルタ−によ
って除去される。かかる清浄な空気が筐体内を循環し、
昇温した空気は排気されるので電源は常に冷却される。
同時に、この清浄な空気は光学部材の周辺を通って排気
されるのでカメラやミラ−等に付着しようとする塵埃を
も排除するので接続される光ファイバの軸合わせを正確
に行なうことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に係わる装置内の換気状態を示
す概略図である。
【図2】光ファイバの融着接続装置に係わる構成を示す
概略図である。
【図3】従来の融着接続装置内の換気状態を示す概略図
である。
【符号の説明】
1:筐体 2:電源 3:駆動機構 4:光学機構 6:吸入ファン 6′:排気ファン 7:フィルタ 8:排気孔 9:外気 10:排気 21:光ファイバ 22:電極棒 23:放電装置 24:照明 25:カメラ 26:画像処理装置 27:制御装置 28:電極保持ステ−ジ 29:光ファイバ保持ステ−ジ 30、30′:移動装置 31:V溝付ホルダ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 筐体の内部に電源及び駆動機構、筐体の
    上部に光ファイバを接続する部材及び光学部材を備え、
    前記筐体の壁面に設けられた外気を吸入するファン、該
    ファンの前面に配設されたフィルタとを備えた装置を用
    いて光ファイバを接続する方法であって、 フィルタを通して筐体内に空気を導入し、該空気を少な
    くとも電源、光ファイバの接続部材及び光学部材の周辺
    を通して排気することを特徴とする光ファイバの融着接
    続方法。
  2. 【請求項2】 筐体の内部に電源及び駆動機構、筐体の
    上部に光ファイバを接続する部材及び光学部材を備え、
    前記筐体の壁面に設けられた外気を吸入するファン、該
    ファンの前面に配設されたフィルタとを備えた融着接続
    装置であって、吸入された空気は少なくとも電源、光フ
    ァイバの接続部材及び光学部材を通って排気されること
    を特徴とする光ファイバの融着接続装置。
  3. 【請求項3】 ファンの風量があ0.15〜0.20m
    3/min、フィルタが100〜200メッシュの範囲
    であることを特徴とする請求項1記載の光ファイ バの
    融着接続装置。
JP20677193A 1993-08-23 1993-08-23 光ファイバの融着接続方法及び装置 Pending JPH0756043A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010054689A (ja) * 2008-08-27 2010-03-11 Sumitomo Electric Ind Ltd 光ファイバ接続用作業台
CN114911005A (zh) * 2022-04-06 2022-08-16 神火精工南京通信科技有限公司 一种多模放电光纤熔接机

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JP2010054689A (ja) * 2008-08-27 2010-03-11 Sumitomo Electric Ind Ltd 光ファイバ接続用作業台
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