JPH075602Y2 - 高電圧用可変抵抗器 - Google Patents

高電圧用可変抵抗器

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JPH075602Y2
JPH075602Y2 JP626693U JP626693U JPH075602Y2 JP H075602 Y2 JPH075602 Y2 JP H075602Y2 JP 626693 U JP626693 U JP 626693U JP 626693 U JP626693 U JP 626693U JP H075602 Y2 JPH075602 Y2 JP H075602Y2
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JP
Japan
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output
insulating substrate
short side
variable resistor
electrode
Prior art date
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JP626693U
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English (en)
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JPH062610U (ja
Inventor
善丈 植野
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Murata Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Murata Manufacturing Co Ltd
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案はTV受像機やCRTディ
スプレイなどで用いられる高電圧用可変抵抗器に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来から、この種の高電圧用可変抵抗器
としては、図2の横断平面図で示すように構成されたも
のが知られている。この高電圧用可変抵抗器20は、平
面視矩形状とされた絶縁基板21と、この絶縁基板21
を収納して保持する絶縁ケース22と、絶縁基板21の
表面に印刷形成された抵抗パターン23上を摺動して入
力電圧を分圧する一対の可動接触子24,25とを備え
ている。
【0003】そして、この絶縁基板21の表面には、抵
抗パターン23のほか、入力電極26、アース電極2
7、数千Vの出力電圧が取り出される第1出力電極28
および数百Vの出力電圧が取り出される第2出力電極2
9がそれぞれ印刷形成されている。また、絶縁基板21
の一方の長辺に沿ってその両隅に形成された第1および
第2の出力電極28,29それぞれには、絶縁基板21
を貫通したリード線30,31の内端部が半田付けによ
って接続されている。
【0004】さらに、絶縁基板21の短辺側である絶縁
ケース22の上側端面22aには、一対のコネクタピン
を構成するパイプ32,33が埋設されている。これら
のパイプ32,33それぞれの外端面にはこれらを挿通
したリード線30,31それぞれの外端部が半田付けに
よって接続されている。すなわち、この高電圧用可変抵
抗器20においては、第1および第2の出力電極28,
29に接続されたリード線30,31それぞれの中途部
位が互いに離反する方向に屈曲されたうえ、リード線3
0,31それぞれの外端部がパイプ32,33に半田付
けされて一体化しており、これによって、絶縁ケース2
2の外部に延出された一対の外部出力用端子が構成され
るようになっている。なお、図2における符号34,3
5はパイプ32,33それぞれを取り囲むガイドであ
る。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】ところで、前記従来構
造の高電圧用可変抵抗器20には、全体形状が大型化す
るという不都合があった。すなわち、第1および第2出
力電極28,29相互の電位差が大きいので、リード線
30,31を互いに大きく離間することによって絶縁性
を確保しなければならず、パイプ32,33が埋設され
た絶縁ケース22の端面22aを長くする、すなわち、
この絶縁ケース22自体の幅寸法を拡げる必要があり、
高電圧用可変抵抗器の全体外形が大型化してしまってい
た。
【0006】本考案はかかる従来の不都合に鑑みて創案
されたものであって、全体外形の小型化を図ることがで
きる高電圧用可変抵抗器の提供を目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】本考案は、このような目
的を達成するために、抵抗パターンと、それぞれが異な
る出力電圧が取り出される第1および第2の出力電極と
が表面に形成された平面視矩形状の絶縁基板と、この絶
縁基板を収納保持する絶縁ケースと、この絶縁基板の一
方の短辺側に突出するようにして所定距離隔てて並列配
置された一対の出力端子とを具備し、前記両出力電極を
前記絶縁基板の前記一方の端短辺側とそれと対向する他
方の短辺側であって、その表面における一方の対角線上
の両隅部寄りに互いに離間して配置し、前記一方の短辺
側に位置する第1出力電極に、一方の出力端子を接続す
るとともに、前記他方の短辺側に位置する第2出力電極
に、他方の出力端子を第2出力電極まで延長して接続し
て高電圧用可変抵抗器を構成したことを特徴とするもの
である。
【0008】
【作用】上記構成によれば、絶縁基板の一方の短辺側に
位置する第1出力電極に、一方の出力端子を接続すると
ともに、他方の短辺側に位置する第2出力電極に、他方
の出力端子を第2出力電極まで延長して接続している。
そのため、出力端子の間の離間距離を十分に取って絶縁
性を確保しつつ出力端子の配置位置を絶縁基板の幅内に
収めることができるようになる。
【0009】
【実施例】以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明
する。図1は高電圧用可変抵抗器の概略構成を示す横断
平面図であり、この図における符号1は高電圧用可変抵
抗器である。この高電圧用可変抵抗器1は、平面視矩形
状とされた絶縁基板2と、この絶縁基板2を収納して保
持する絶縁ケース3と、一対の可動接触子4,5とによ
って構成されている。
【0010】絶縁基板2の表面には、可動接触子4,5
が摺動する所定形状の抵抗パターン6および入力電極
7、アース電極8が印刷形成されるとともに、数千Vの
出力電圧が取り出される第1出力電極9と、数百Vの出
力電圧が取り出される第2出力電極10とが印刷形成さ
れている。この第1出力電極9と第2出力電極10と
は、絶縁基板2の一方の短辺側とそれと対向する他方の
短辺側であって、その表面における一方の対角線上にお
いて対向する隅部寄りに互いに離間して配置されてい
る。
【0011】そして、これらの第1出力電極9および第
2出力電極10には、絶縁基板2の一方の短辺側に突出
するようにして所定距離隔てて並列配置された金属棒か
らなるコネクタピン等の出力端子13,14がそれぞれ
半田付けによって接続されている。すなわち、第1出力
電極9にはその近傍に配置された出力端子13が接続さ
れており、第2出力電極10には出力端子13とは所定
距離離間した出力端子14が、絶縁基板2の裏面を一方
の長辺側に沿って第2出力電極10まで延出されて接続
されている。これらの出力端子13,14は絶縁ケース
3の上側端面3aを貫通して外部に取り出されている。
【0012】この出力端子14と抵抗パターン6とは近
接することになるが、これらは絶縁基板2の表裏にそれ
ぞれ形成されており、その間には絶縁基板2が介在する
ため絶縁性は十分に確保される。
【0013】また、出力端子13,14は、この実施例
では先に絶縁基板2の裏面側に配設されるが、表面側に
配設することもできる。この場合、出力端子14は抵抗
パターン6の−部分と近接して絶縁性能が低下すること
が考えられる。しかしながら、この部分の抵抗パターン
6を、その高圧側が低圧側よりも出力端子14からより
離間するようその出力端子14に対して斜め方向に配設
すれば、絶縁性能を低下させることなく出力端子14を
配設することができる。
【0014】このように構成された絶縁基板2等を収納
する絶縁ケース3は、出力端子13,14の形成位置が
絶縁基板2の幅内に収まっているので、必要以上に大き
くしなくてもよい。
【0015】なお、図1における符号15,16は出力
端子13,14それぞれを取り囲むガイドである。
【0016】さらには、出力端子13,14の取付け構
造としては、実施例のような絶縁基板2に半田付けする
構造のほか、導電性ゴムを各出力電極9,11に圧接
(この圧接は例えば絶縁基板2と絶縁ケース3の内底面
との間に挟み込むことによって行われる)したうえで、
この導電性ゴムに出力端子13,14を差し込む構造
や、圧入部(挟持部)を有する金属製の中継端子を各出
力電極9,10に半田付けして立設したうえで、この中
継端子に出力端子13,14を圧入固定した構造などで
もよいのはいうまでもない。また、出力端子13,14
はリード線タイプのものであってもよい。
【0017】
【考案の効果】以上説明したように、本考案によれば、
出力端子は絶縁基板の一方の短辺側に突出するようにし
て所定距離隔てて並列配置されたうえで、一方の短辺側
および他方の短辺側の隅部寄りに互いに離間して配置さ
れた第1,第2の出力電極それぞれに接続されている。
そのため、出力端子の間の離間距離を十分に取って絶縁
性を確保しつつその配置位置を絶縁基板の幅内に収める
ことができるようになった。したがって、出力端子の配
置位置が絶縁基板よりはみ出すことがなくなった分、高
電圧用可変抵抗器全体の小型化が可能になった。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例の高電圧用可変抵抗器の概略構
成を示す横断平面図である。
【図2】従来例の高電圧用可変抵抗器の概略構成を示す
横断平面図である。
【符号の説明】
1 高電圧用可変抵抗器 2 絶縁基板 3 絶縁ケース 6 抵抗パターン 9 第1出力電極 10 第2出力電極 13,14 出力端子

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 抵抗パターン(6)と、それぞれが異な
    る出力電圧が取り出される第1および第2の出力電極
    (9,10)とが表面に形成された平面視矩形状の絶縁
    基板(2)と、この絶縁基板(2)を収納保持する絶縁
    ケース(3)と、この絶縁基板(2)の一方の短辺側に
    突出するようにして所定距離隔てて並列配置された一対
    の出力端子(13,14)とを具備し、 前記両出力電極(9,10)を前記絶縁基板(2)の前
    記一方の端短辺側とそれと対向する他方の短辺側であっ
    て、その表面における一方の対角線上の両隅部寄りに互
    いに離間して配置し、前記一方の短辺側に位置する第1
    出力電極(9)に、一方の出力端子(13)を接続する
    とともに、前記他方の短辺側に位置する第2出力電極
    (10)に、他方の出力端子(14)を第2出力電極
    (10)まで延長して接続したことを特徴とする高電圧
    用可変抵抗器。
JP626693U 1993-02-23 1993-02-23 高電圧用可変抵抗器 Expired - Lifetime JPH075602Y2 (ja)

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JP626693U JPH075602Y2 (ja) 1993-02-23 1993-02-23 高電圧用可変抵抗器

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Publication Number Publication Date
JPH062610U JPH062610U (ja) 1994-01-14
JPH075602Y2 true JPH075602Y2 (ja) 1995-02-08

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