JPH0755969Y2 - 回転式多段型陳列棚 - Google Patents
回転式多段型陳列棚Info
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- JPH0755969Y2 JPH0755969Y2 JP1990104295U JP10429590U JPH0755969Y2 JP H0755969 Y2 JPH0755969 Y2 JP H0755969Y2 JP 1990104295 U JP1990104295 U JP 1990104295U JP 10429590 U JP10429590 U JP 10429590U JP H0755969 Y2 JPH0755969 Y2 JP H0755969Y2
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- shaped product
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Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、陳列棚に陳列された箱型商品を陳列中に万
引きなどの盗難から防ぐと共に、箱型商品の表裏面のジ
ャケットが簡単に見えるようにした回転式多段型陳列棚
に関するものである。
引きなどの盗難から防ぐと共に、箱型商品の表裏面のジ
ャケットが簡単に見えるようにした回転式多段型陳列棚
に関するものである。
近年の電子技術の革新的進歩により、音質、映像等が飛
躍的に向上した新しいタイプの録音機器や映像機器が発
売され、又これらに関係するコンパクトディスク、音楽
テープ、ビデオデープ、デジタルオーディオテープ等の
ニューメディア商品といわれる新しい商品群が多数発売
されるようになった。
躍的に向上した新しいタイプの録音機器や映像機器が発
売され、又これらに関係するコンパクトディスク、音楽
テープ、ビデオデープ、デジタルオーディオテープ等の
ニューメディア商品といわれる新しい商品群が多数発売
されるようになった。
これらのニューメディア商品は、箱型ケースに入れられ
て販売されており、最大のアピールポイントであるジャ
ケットが箱型ケースの両面に設けられている。また、録
音機器や映像機器の小型化に対応してその製品もコンパ
クトになり、ポケットに収まる程度になっている。
て販売されており、最大のアピールポイントであるジャ
ケットが箱型ケースの両面に設けられている。また、録
音機器や映像機器の小型化に対応してその製品もコンパ
クトになり、ポケットに収まる程度になっている。
しかしながら、その一方で、商品の小型化に伴い陳列中
に万引きなどの盗難が激増し、保安経費が増大し、又店
内の死角になる箇所には展示し難くなっている。
に万引きなどの盗難が激増し、保安経費が増大し、又店
内の死角になる箇所には展示し難くなっている。
この考案は、上記のような問題点に鑑み、その問題点を
解決すべく創案されたものであって、その目的とすると
ころは、陳列棚に陳列された箱型商品を陳列中に万引き
などの盗難から防ぐことができ、しかも、箱型商品の表
裏面のジャケットが簡単に見えるようにした回転式多段
型陳列棚を提供することにある。
解決すべく創案されたものであって、その目的とすると
ころは、陳列棚に陳列された箱型商品を陳列中に万引き
などの盗難から防ぐことができ、しかも、箱型商品の表
裏面のジャケットが簡単に見えるようにした回転式多段
型陳列棚を提供することにある。
以上の目的を達成するために、請求項1記載の考案は、
箱型商品を陳列する陳列棚の中央に筒体を設け、上記筒
体の側周面に保持片を放射状に設け、各保持片の上面に
上方の箱型商品の下端側を係止する上部係止壁を各々形
成し、各保持片の下面に下方の別体の箱型商品の上端側
を係止する下部係止壁を各々形成し、上下方向に延設さ
れた支柱に複数の上記陳列棚を回転及び昇降自在に挿通
すると共に、各陳列棚が上方に移動するのを阻止するロ
ック機構を各支柱の上端に設けた構成よりなる。
箱型商品を陳列する陳列棚の中央に筒体を設け、上記筒
体の側周面に保持片を放射状に設け、各保持片の上面に
上方の箱型商品の下端側を係止する上部係止壁を各々形
成し、各保持片の下面に下方の別体の箱型商品の上端側
を係止する下部係止壁を各々形成し、上下方向に延設さ
れた支柱に複数の上記陳列棚を回転及び昇降自在に挿通
すると共に、各陳列棚が上方に移動するのを阻止するロ
ック機構を各支柱の上端に設けた構成よりなる。
また、請求項2記載の考案は、箱型商品を陳列する陳列
棚の中央に筒体を設け、上記筒体の側周面に保持片を放
射状に設け、各保持片の上面に上方の箱型商品の下端側
を係止する上部係止壁を各々形成し、各保持片の下面に
下方の別体の箱型商品の上端側を係止する下部係止壁を
各々形成し、上下方向に延設され且つ回転自在に支持さ
れた支柱に複数の上記陳列棚を昇降自在に挿通すると共
に、各陳列棚が上方に移動するのを阻止するロック機構
を各支柱の上端に設けた構成よりなる。
棚の中央に筒体を設け、上記筒体の側周面に保持片を放
射状に設け、各保持片の上面に上方の箱型商品の下端側
を係止する上部係止壁を各々形成し、各保持片の下面に
下方の別体の箱型商品の上端側を係止する下部係止壁を
各々形成し、上下方向に延設され且つ回転自在に支持さ
れた支柱に複数の上記陳列棚を昇降自在に挿通すると共
に、各陳列棚が上方に移動するのを阻止するロック機構
を各支柱の上端に設けた構成よりなる。
更に、請求項3記載の考案は、箱型商品を陳列する陳列
棚の中央に主軸を設け、上記主軸の側周面に保持片を放
射状に設け、各保持片の上面に上方の箱型商品の下端側
を係止する上部係止壁を各々形成し、各保持片の下面に
下方の別体の箱型商品の上端側を係止する下部係止壁を
各々形成し、上記主軸の一端側に穴部を形成し、主軸の
他端側に別体の主軸の穴部に回転自在に挿入される挿入
部を形成すると共に、各陳列棚が上方に移動するのを阻
止するロック機構を最上段の各陳列棚の上端に設けた構
成よりなる。
棚の中央に主軸を設け、上記主軸の側周面に保持片を放
射状に設け、各保持片の上面に上方の箱型商品の下端側
を係止する上部係止壁を各々形成し、各保持片の下面に
下方の別体の箱型商品の上端側を係止する下部係止壁を
各々形成し、上記主軸の一端側に穴部を形成し、主軸の
他端側に別体の主軸の穴部に回転自在に挿入される挿入
部を形成すると共に、各陳列棚が上方に移動するのを阻
止するロック機構を最上段の各陳列棚の上端に設けた構
成よりなる。
以上のような構成を有するこの考案は次のように作用す
る。
る。
すなわち、請求項1記載及び2記載の考案の構成によれ
ば、箱型商品はその上下両端側が支柱に上下に挿通され
た陳列棚の保持片の係止壁に係止され、これにより、上
下の陳列棚によって箱型商品を上下から拘束保持するこ
とができるように作用し、また、箱型商品を上下から拘
束保持する陳列棚は回転自在に支柱に挿通され、或いは
陳列棚が挿通された支柱は回転自在に支持されているの
で、箱型商品を上下から拘束保持する陳列棚を回転させ
ることによって、箱型商品の表裏面のジャケットが簡単
に見えるように作用し、更に、ロック機構によって、各
陳列棚が上方に移動するのを阻止して、陳列棚から箱型
商品が万引きされるのを防ぐように作用する。
ば、箱型商品はその上下両端側が支柱に上下に挿通され
た陳列棚の保持片の係止壁に係止され、これにより、上
下の陳列棚によって箱型商品を上下から拘束保持するこ
とができるように作用し、また、箱型商品を上下から拘
束保持する陳列棚は回転自在に支柱に挿通され、或いは
陳列棚が挿通された支柱は回転自在に支持されているの
で、箱型商品を上下から拘束保持する陳列棚を回転させ
ることによって、箱型商品の表裏面のジャケットが簡単
に見えるように作用し、更に、ロック機構によって、各
陳列棚が上方に移動するのを阻止して、陳列棚から箱型
商品が万引きされるのを防ぐように作用する。
また、請求項3記載の考案の構成によれば、箱型商品は
その上下両端側が上下に積み重ねられた各陳列棚の保持
片の係止壁に係止され、これにより、上下の陳列棚によ
って箱型商品を上下から拘束保持することができるよう
に作用し、また、箱型商品を上下から拘束保持する陳列
棚同士は回転自在に積み重ねられているので、箱型商品
を上下から拘束保持する陳列棚を回転させることによっ
て、箱型商品の表裏面のジャケットが簡単に見えるよう
に作用し、更に、ロック機構によって、各陳列棚が上方
に移動するのを阻止して、陳列棚から箱型商品が万引き
されるのを防ぐように作用する。
その上下両端側が上下に積み重ねられた各陳列棚の保持
片の係止壁に係止され、これにより、上下の陳列棚によ
って箱型商品を上下から拘束保持することができるよう
に作用し、また、箱型商品を上下から拘束保持する陳列
棚同士は回転自在に積み重ねられているので、箱型商品
を上下から拘束保持する陳列棚を回転させることによっ
て、箱型商品の表裏面のジャケットが簡単に見えるよう
に作用し、更に、ロック機構によって、各陳列棚が上方
に移動するのを阻止して、陳列棚から箱型商品が万引き
されるのを防ぐように作用する。
以下、図面に記載の実施例に基づいてこの考案をより具
体的に説明する。
体的に説明する。
−第1実施例− ここで、第1図は回転式多段型陳列棚の部分縦断面図、
第2図は陳列棚の縦断面図、第3図は陳列棚の平面図、
第4図は他の陳列棚の縦断面図、第5図はロック機構の
縦断面図、第6図および第7図はロックキー周辺の横断
面図、第8図はロック片周辺の横断面図、第9図は作用
図である。
第2図は陳列棚の縦断面図、第3図は陳列棚の平面図、
第4図は他の陳列棚の縦断面図、第5図はロック機構の
縦断面図、第6図および第7図はロックキー周辺の横断
面図、第8図はロック片周辺の横断面図、第9図は作用
図である。
図において、例えばコンパクトディスク、音楽テープ、
ビデオデープ、デジタルオーディオテープ等のニューメ
ディア商品の一つである箱型商品1を陳列する陳列棚2
は、その中央に筒体3が設けられている。筒体3は内部
が中空でその両端は開放されている。この実施例では筒
体3は円筒形の形状からなっており、また、筒体3の長
さは第2図に示すような長いものや第4図に示すような
短いものがある。最上段に取付けられる陳列棚2の筒体
3は少し短くなっている。
ビデオデープ、デジタルオーディオテープ等のニューメ
ディア商品の一つである箱型商品1を陳列する陳列棚2
は、その中央に筒体3が設けられている。筒体3は内部
が中空でその両端は開放されている。この実施例では筒
体3は円筒形の形状からなっており、また、筒体3の長
さは第2図に示すような長いものや第4図に示すような
短いものがある。最上段に取付けられる陳列棚2の筒体
3は少し短くなっている。
上記の陳列棚2の中央に設けられた筒体3の側周面に
は、放射状に保持片4が設けられている。保持片4は例
えば十字状の放射状に設けられている。各保持片4の上
面の周縁の全域には上部係止壁5が形成されていて、保
持片4の上面はこの上部係止壁5によって凹部6が形成
されている。
は、放射状に保持片4が設けられている。保持片4は例
えば十字状の放射状に設けられている。各保持片4の上
面の周縁の全域には上部係止壁5が形成されていて、保
持片4の上面はこの上部係止壁5によって凹部6が形成
されている。
各保持片4の上面には上記の箱型商品1の下端が載置さ
れ、箱型商品1の下端は上部係止壁5によってその周囲
が囲まれて係止されることになり、箱型商品1はこの上
部係止壁5により前後及び左右(表裏面)方向への移動
が阻止される。
れ、箱型商品1の下端は上部係止壁5によってその周囲
が囲まれて係止されることになり、箱型商品1はこの上
部係止壁5により前後及び左右(表裏面)方向への移動
が阻止される。
また、各保持片4の下面の左右には下部係止壁7が先端
から中央の筒体3に向かって斜め下方に形成されてい
る。この下部係止壁7は箱型商品1の表裏面を挟むよう
な状態にあり、箱型商品1はこの下部係止壁7によって
その表裏面方向への移動が阻止される。又この下部係止
壁7は保持片4の上下及び横方向への変形を防ぐ機能を
果たしている。
から中央の筒体3に向かって斜め下方に形成されてい
る。この下部係止壁7は箱型商品1の表裏面を挟むよう
な状態にあり、箱型商品1はこの下部係止壁7によって
その表裏面方向への移動が阻止される。又この下部係止
壁7は保持片4の上下及び横方向への変形を防ぐ機能を
果たしている。
上下方向に延設された支柱8は陳列棚2を挿通する支柱
であり、支柱8は上部フレーム9及び下部フレーム10に
その上下両端が支持されている。この支柱8には複数の
陳列棚2が上下に挿通されている。支柱8は円形の断面
からなり、この支柱8に陳列棚2の筒体3が挿通されて
いる。陳列棚2の筒体3は支柱8に対して自由に昇降で
きるように挿通されている。また、陳列棚2の筒体3は
支柱8に対して自由に回転できるように挿通されてい
る。
であり、支柱8は上部フレーム9及び下部フレーム10に
その上下両端が支持されている。この支柱8には複数の
陳列棚2が上下に挿通されている。支柱8は円形の断面
からなり、この支柱8に陳列棚2の筒体3が挿通されて
いる。陳列棚2の筒体3は支柱8に対して自由に昇降で
きるように挿通されている。また、陳列棚2の筒体3は
支柱8に対して自由に回転できるように挿通されてい
る。
なお、陳列棚2の筒体3は支柱8に対して回転できない
ように挿通することもある。例えば筒体3および支柱8
が断面方形状に形成されている場合である。この場合に
は、支柱8自体が回転できるように、支柱8の両端の断
面は円形になっていて、支柱8は上部フレーム9および
下部フレーム10に回転自在に支持されている。
ように挿通することもある。例えば筒体3および支柱8
が断面方形状に形成されている場合である。この場合に
は、支柱8自体が回転できるように、支柱8の両端の断
面は円形になっていて、支柱8は上部フレーム9および
下部フレーム10に回転自在に支持されている。
上部フレーム9には盗難防止用のロック機構11が形成さ
れている。ロック機構11は、上部フレーム9内に横方向
移動可能に装着されたスライド板12、スライド板12に形
成されたロック片13、スライド板12の横方向移動を施解
錠するロックキー14、スライド板12を横方向に移動させ
るスライド撮み15などから構成されている。
れている。ロック機構11は、上部フレーム9内に横方向
移動可能に装着されたスライド板12、スライド板12に形
成されたロック片13、スライド板12の横方向移動を施解
錠するロックキー14、スライド板12を横方向に移動させ
るスライド撮み15などから構成されている。
ロック片13は施錠位置で陳列棚2の筒体3の上面に当接
していて、陳列棚2が上方に移動するのを阻止してい
る。ロックキー14はスライド板12に形成されたロック孔
16に出没自在となっていて、ロックキー14の先端側がロ
ック孔16に挿入されると、施錠された状態となって、ス
ライド板12の横移動が阻止され、この状態で各ロック片
13は陳列棚2の筒体3の上面に当接している。
していて、陳列棚2が上方に移動するのを阻止してい
る。ロックキー14はスライド板12に形成されたロック孔
16に出没自在となっていて、ロックキー14の先端側がロ
ック孔16に挿入されると、施錠された状態となって、ス
ライド板12の横移動が阻止され、この状態で各ロック片
13は陳列棚2の筒体3の上面に当接している。
上部フレーム9にはスライド溝17が形成されていて、こ
のスライド溝17にスライド撮み15が取付けられている。
スライド撮み15は一端がスライド板12に固設され、他端
側はスライド溝17から外側に突出している。
のスライド溝17にスライド撮み15が取付けられている。
スライド撮み15は一端がスライド板12に固設され、他端
側はスライド溝17から外側に突出している。
次に、上記第1実施例の構成に基づく回転式多段型陳列
棚の使用について説明する。
棚の使用について説明する。
箱型商品1を回転式多段型陳列棚に載置する場合には、
各陳列棚2を少し上にあげて、上下の陳列棚2の間に箱
型商品1を入れ、箱型商品1の下端を陳列棚2の上面の
凹部6に装着する。その後、上部側の陳列棚2を下ろし
て、上下の陳列棚2によって箱型商品1を上下から挟
む。同様なやり方で、箱型商品1を陳列棚2に取り付け
る。
各陳列棚2を少し上にあげて、上下の陳列棚2の間に箱
型商品1を入れ、箱型商品1の下端を陳列棚2の上面の
凹部6に装着する。その後、上部側の陳列棚2を下ろし
て、上下の陳列棚2によって箱型商品1を上下から挟
む。同様なやり方で、箱型商品1を陳列棚2に取り付け
る。
そして、陳列棚2に必要数の箱型商品1を取り付けた
後、各陳列棚2が上方に移動しないように、ロック機構
11のスライド板12を横方向に移動させて、各ロック片13
を最上段の各陳列棚2の筒体3の上面に当接させ、ロッ
クキー14の先端側をスライド板12のロック孔16に挿入さ
せて施錠し、最上段の各陳列棚2が上方に移動するのを
防ぐようにする。
後、各陳列棚2が上方に移動しないように、ロック機構
11のスライド板12を横方向に移動させて、各ロック片13
を最上段の各陳列棚2の筒体3の上面に当接させ、ロッ
クキー14の先端側をスライド板12のロック孔16に挿入さ
せて施錠し、最上段の各陳列棚2が上方に移動するのを
防ぐようにする。
最上段の陳列棚2が上方に移動するのを防ぐことによ
り、全ての陳列棚2は上方に移動することができず、こ
のため、上下の陳列棚2同士の間に挟まれた箱型商品1
は、そこから抜き取ることができず、箱型商品1の万引
きなどによる盗難が防がれる。
り、全ての陳列棚2は上方に移動することができず、こ
のため、上下の陳列棚2同士の間に挟まれた箱型商品1
は、そこから抜き取ることができず、箱型商品1の万引
きなどによる盗難が防がれる。
また、箱型商品1を陳列棚2から取り出す場合には、ロ
ックキー14をあけて、ロックキー14の先端側をスライド
板12のロック孔16から出し、スライド撮み15を横方向に
移動させてスライド板12を移動させ、最上段の各陳列棚
2の筒体3の上面に当接していたロック片13を横移動さ
せる。これにより、最上段の各陳列棚2を上方に移動さ
せることができ、箱型商品1を陳列棚2から取り出すこ
とができる(第9図参照)。
ックキー14をあけて、ロックキー14の先端側をスライド
板12のロック孔16から出し、スライド撮み15を横方向に
移動させてスライド板12を移動させ、最上段の各陳列棚
2の筒体3の上面に当接していたロック片13を横移動さ
せる。これにより、最上段の各陳列棚2を上方に移動さ
せることができ、箱型商品1を陳列棚2から取り出すこ
とができる(第9図参照)。
−第2実施例− ここで、第5図は陳列棚の縦断面図である。
図において、ニューメディア商品の一つである箱型商品
1を陳列する陳列棚18は、その中央に主軸19が設けられ
ている。主軸19はその上端側には断面円形の穴部20が形
成されている。また、主軸19の下端には断面円形の挿入
部21が形成されている。挿入部21の外径は穴部20の内径
より僅かに小さく、挿入部21は穴部20に挿入できるよう
に形成されている。更に、穴部20に挿入された挿入部21
は穴部20内で回転できるようになっている。
1を陳列する陳列棚18は、その中央に主軸19が設けられ
ている。主軸19はその上端側には断面円形の穴部20が形
成されている。また、主軸19の下端には断面円形の挿入
部21が形成されている。挿入部21の外径は穴部20の内径
より僅かに小さく、挿入部21は穴部20に挿入できるよう
に形成されている。更に、穴部20に挿入された挿入部21
は穴部20内で回転できるようになっている。
上記の陳列棚18の中央に設けられた主軸19の側周面に
は、放射状に保持片22が設けられている。保持片22は例
えば十字状の放射状に設けられている。各保持片22の上
面の周縁の全域には上部係止壁23が形成されていて、保
持片22の上面はこの上部係止壁23によって凹部24が形成
されている。
は、放射状に保持片22が設けられている。保持片22は例
えば十字状の放射状に設けられている。各保持片22の上
面の周縁の全域には上部係止壁23が形成されていて、保
持片22の上面はこの上部係止壁23によって凹部24が形成
されている。
各保持片22の上面には上記の箱型商品1の下端が載置さ
れ、箱型商品1の下端は上部係止壁23によってその周囲
が囲まれて係止されることになり、箱型商品1はこの上
部係止壁23により前後及び左右(表裏面)方向への移動
が阻止される。
れ、箱型商品1の下端は上部係止壁23によってその周囲
が囲まれて係止されることになり、箱型商品1はこの上
部係止壁23により前後及び左右(表裏面)方向への移動
が阻止される。
また、各保持片22の下面の左右には下部係止壁25が先端
から中央の主軸19に向かって斜め下方に形成されてい
る。この下部係止壁25は箱型商品1の表裏面を挟むよう
な状態にあり、箱型商品1はこの下部係止壁25によって
その表裏面方向への移動が阻止される。又この下部係止
壁25は保持片22の上下及び横方向への変形を防ぐ機能を
果たしている。
から中央の主軸19に向かって斜め下方に形成されてい
る。この下部係止壁25は箱型商品1の表裏面を挟むよう
な状態にあり、箱型商品1はこの下部係止壁25によって
その表裏面方向への移動が阻止される。又この下部係止
壁25は保持片22の上下及び横方向への変形を防ぐ機能を
果たしている。
なお、ロック機構11は前記第1実施例と同様なので、そ
の構成の説明を省略する。
の構成の説明を省略する。
次に、上記第2実施例の構成に基づく回転式多段型陳列
棚の使用について説明する。
棚の使用について説明する。
箱型商品1を回転式多段型陳列棚に載置する場合には、
箱型商品1の下端を陳列棚18の上面の凹部24に装着し、
その上方から別体の陳列棚18を下方の陳列棚18に積み重
ねる。積み重ねは、上方の陳列棚18の挿入部21を下方の
陳列棚18の穴部20に挿入することにより達成される。そ
して、上部側の陳列棚18を下ろして、上下の陳列棚18に
よって箱型商品1を上下から挟む。同様なやり方で、箱
型商品1を陳列棚11に取り付ける。
箱型商品1の下端を陳列棚18の上面の凹部24に装着し、
その上方から別体の陳列棚18を下方の陳列棚18に積み重
ねる。積み重ねは、上方の陳列棚18の挿入部21を下方の
陳列棚18の穴部20に挿入することにより達成される。そ
して、上部側の陳列棚18を下ろして、上下の陳列棚18に
よって箱型商品1を上下から挟む。同様なやり方で、箱
型商品1を陳列棚11に取り付ける。
最上段の各陳列棚18が上方に移動するのを防ぐロック機
構11は前記第1実施例と同様であり、ロック機構11のロ
ックキー14の施錠をすることにより、全ての陳列棚18は
上方に移動することができず、このため、上下の陳列棚
18同士の間に挟まれた箱型商品1は、そこから抜き取る
ことができず、箱型商品1の万引きなどによる盗難が防
がれる。
構11は前記第1実施例と同様であり、ロック機構11のロ
ックキー14の施錠をすることにより、全ての陳列棚18は
上方に移動することができず、このため、上下の陳列棚
18同士の間に挟まれた箱型商品1は、そこから抜き取る
ことができず、箱型商品1の万引きなどによる盗難が防
がれる。
また、箱型商品1を陳列棚18から取り出す場合には、前
記第1実施例と同様にロック機構11のロックキー14をあ
けて、スライド撮み15を横移動させることにより、ロッ
ク状態を解除でき、これにより、陳列棚18を上方に移動
させることができ、箱型商品1を陳列棚18から取り出す
ことができる。
記第1実施例と同様にロック機構11のロックキー14をあ
けて、スライド撮み15を横移動させることにより、ロッ
ク状態を解除でき、これにより、陳列棚18を上方に移動
させることができ、箱型商品1を陳列棚18から取り出す
ことができる。
なお、この考案は上記実施例に限定されるものではな
く、この考案の精神を逸脱しない範囲で種々の改変をな
し得ることは勿論である。
く、この考案の精神を逸脱しない範囲で種々の改変をな
し得ることは勿論である。
以上の記載より明らかなように、請求項1記載又は請求
項2記載の考案に係る回転式多段型陳列棚によれば、箱
型商品を陳列する陳列棚の中央に筒体を設け、上記筒体
の側周面に保持片を放射状に設け、各保持片の上面に上
方の箱型商品の下端側を係止する上部係止壁を各々形成
し、各保持片の下面に下方の別体の箱型商品の上端側を
係止する下部係止壁を各々形成したことにより、箱型商
品はその上下両端側が支柱に上下に挿通された陳列棚の
保持片の係止壁に係止される。これにより、上下の陳列
棚によって箱型商品を上下から拘束保持することがで
き、しかも、ロック機構によって、各陳列棚が上方に移
動するのを阻止するので、従って、箱型商品を陳列中に
万引きなどの盗難から防ぐことができる。
項2記載の考案に係る回転式多段型陳列棚によれば、箱
型商品を陳列する陳列棚の中央に筒体を設け、上記筒体
の側周面に保持片を放射状に設け、各保持片の上面に上
方の箱型商品の下端側を係止する上部係止壁を各々形成
し、各保持片の下面に下方の別体の箱型商品の上端側を
係止する下部係止壁を各々形成したことにより、箱型商
品はその上下両端側が支柱に上下に挿通された陳列棚の
保持片の係止壁に係止される。これにより、上下の陳列
棚によって箱型商品を上下から拘束保持することがで
き、しかも、ロック機構によって、各陳列棚が上方に移
動するのを阻止するので、従って、箱型商品を陳列中に
万引きなどの盗難から防ぐことができる。
これと相まって、請求項1記載の考案では箱型商品を上
下から拘束保持する陳列棚は回転自在に支柱に挿通さ
れ、また、請求項2記載の考案では箱型商品を上下から
拘束保持する陳列棚が挿通された支柱は回転自在に支持
されているので、箱型商品を上下から拘束保持する陳列
棚を回転させることによって、箱型商品の表裏面のジャ
ケットが簡単に見えるようにすることができる。
下から拘束保持する陳列棚は回転自在に支柱に挿通さ
れ、また、請求項2記載の考案では箱型商品を上下から
拘束保持する陳列棚が挿通された支柱は回転自在に支持
されているので、箱型商品を上下から拘束保持する陳列
棚を回転させることによって、箱型商品の表裏面のジャ
ケットが簡単に見えるようにすることができる。
また、請求項3記載の考案に係る回転式多段型陳列棚に
よれば、前述の請求項1及び2記載の考案と同様な効果
を有すると共に、これに加えて、陳列棚の中央に設けた
主軸の一端側に穴部を形成し、主軸の他端側に別体の支
柱の穴部に回転自在に挿入される挿入部を形成したの
で、陳列棚の主軸の挿入部を別体の陳列棚の主軸の穴部
に挿入することにより陳列棚を積み重ねることができ、
陳列棚を支持する支柱を省略することができる。
よれば、前述の請求項1及び2記載の考案と同様な効果
を有すると共に、これに加えて、陳列棚の中央に設けた
主軸の一端側に穴部を形成し、主軸の他端側に別体の支
柱の穴部に回転自在に挿入される挿入部を形成したの
で、陳列棚の主軸の挿入部を別体の陳列棚の主軸の穴部
に挿入することにより陳列棚を積み重ねることができ、
陳列棚を支持する支柱を省略することができる。
第1図〜第9図はこの考案に係る回転式多段型陳列棚の
第1実施例を示すものであって、第1図は回転式多段型
陳列棚の部分縦断面図、第2図は陳列棚の縦断面図、第
3図は陳列棚の平面図、第4図は他の陳列棚の縦断面
図、第5図はロック機構の縦断面図、第6図および第7
図はロックキー周辺の横断面図、第8図はロック片周辺
の横断面図、第9図は作用図である。 第10図は第2実施例の陳列棚の縦断面図である。 〔符号の説明〕 1:箱型商品、2:陳列棚 3:筒体、4:保持片 5:上部係止壁、6:凹部 7:下部係止壁、8:支柱 9:上部フレーム、10:下部フレーム 11:ロック機構、12:スライド板 13:ロック片、14:ロックキー 15:スライド撮み、16:ロック孔 17:スライド溝、18:陳列棚 19:主軸、20:穴部 21:挿入部、22:保持片 23:上部係止壁、24:凹部 25:下部係止壁
第1実施例を示すものであって、第1図は回転式多段型
陳列棚の部分縦断面図、第2図は陳列棚の縦断面図、第
3図は陳列棚の平面図、第4図は他の陳列棚の縦断面
図、第5図はロック機構の縦断面図、第6図および第7
図はロックキー周辺の横断面図、第8図はロック片周辺
の横断面図、第9図は作用図である。 第10図は第2実施例の陳列棚の縦断面図である。 〔符号の説明〕 1:箱型商品、2:陳列棚 3:筒体、4:保持片 5:上部係止壁、6:凹部 7:下部係止壁、8:支柱 9:上部フレーム、10:下部フレーム 11:ロック機構、12:スライド板 13:ロック片、14:ロックキー 15:スライド撮み、16:ロック孔 17:スライド溝、18:陳列棚 19:主軸、20:穴部 21:挿入部、22:保持片 23:上部係止壁、24:凹部 25:下部係止壁
Claims (3)
- 【請求項1】箱型商品を陳列する陳列棚の中央に筒体を
設け、上記筒体の側周面に保持片を放射状に設け、各保
持片の上面に上方の箱型商品の下端側を係止する上部係
止壁を各々形成し、各保持片の下面に下方の別体の箱型
商品の上端側を係止する下部係止壁を各々形成し、上下
方向に延設された支柱に複数の上記陳列棚を回転及び昇
降自在に挿通すると共に、各陳列棚が上方に移動するの
を阻止するロック機構を各支柱の上端に設けたことを特
徴とする回転式多段型陳列棚。 - 【請求項2】箱型商品を陳列する陳列棚の中央に筒体を
設け、上記筒体の側周面に保持片を放射状に設け、各保
持片の上面に上方の箱型商品の下端側を係止する上部係
止壁を各々形成し、各保持片の下面に下方の別体の箱型
商品の上端側を係止する下部係止壁を各々形成し、上下
方向に延設され且つ回転自在に支持された支柱に複数の
上記陳列棚を昇降自在に挿通すると共に、各陳列棚が上
方に移動するのを阻止するロック機構を各支柱の上端に
設けたことを特徴とする回転式多段型陳列棚。 - 【請求項3】箱型商品を陳列する陳列棚の中央に主軸を
設け、上記主軸の側周面に保持片を放射状に設け、各保
持片の上面に上方の箱型商品の下端側を係止する上部係
止壁を各々形成し、各保持片の下面に下方の別体の箱型
商品の上端側を係止する下部係止壁を各々形成し、上記
主軸の一端側に穴部を形成し、主軸の他端側に別体の主
軸の穴部に回転自在に挿入される挿入部を形成すると共
に、各陳列棚が上方に移動するのを阻止するロック機構
を最上段の各陳列棚の上端に設けたことを特徴とする回
転式多段型陳列棚。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1990104295U JPH0755969Y2 (ja) | 1990-10-02 | 1990-10-02 | 回転式多段型陳列棚 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1990104295U JPH0755969Y2 (ja) | 1990-10-02 | 1990-10-02 | 回転式多段型陳列棚 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0459764U JPH0459764U (ja) | 1992-05-22 |
JPH0755969Y2 true JPH0755969Y2 (ja) | 1995-12-25 |
Family
ID=31849512
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1990104295U Expired - Lifetime JPH0755969Y2 (ja) | 1990-10-02 | 1990-10-02 | 回転式多段型陳列棚 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0755969Y2 (ja) |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
SE449293B (sv) * | 1985-08-01 | 1987-04-27 | Sintek Ab | Hyllstell |
-
1990
- 1990-10-02 JP JP1990104295U patent/JPH0755969Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0459764U (ja) | 1992-05-22 |
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