JPH0755954Y2 - スライダーのスライド装置 - Google Patents
スライダーのスライド装置Info
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- JPH0755954Y2 JPH0755954Y2 JP2965790U JP2965790U JPH0755954Y2 JP H0755954 Y2 JPH0755954 Y2 JP H0755954Y2 JP 2965790 U JP2965790 U JP 2965790U JP 2965790 U JP2965790 U JP 2965790U JP H0755954 Y2 JPH0755954 Y2 JP H0755954Y2
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- Japan
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- mounting base
- hole
- mounting
- mounting hole
- roller
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Description
【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この考案は、スライダーのスライド装置に関し、例えば
机の引出し等に使用する。
机の引出し等に使用する。
[従来の技術] 従来、この主のスライド装置は、ハウジングと、このハ
ウジング内にスライド可能に収納されるスライダーと、
前記ハウジングとスライダーとの間に介在するローラ装
置とから構成されていた(例えば実開昭55−153954号公
報、実公昭58−26581号公報、実公昭58−40907号公報
等)。
ウジング内にスライド可能に収納されるスライダーと、
前記ハウジングとスライダーとの間に介在するローラ装
置とから構成されていた(例えば実開昭55−153954号公
報、実公昭58−26581号公報、実公昭58−40907号公報
等)。
上記ローラ装置は、基板と、その表面に回転可能に軸止
される回転ローラとからさらに構成し、回転ローラを軸
止した基板を、例えばハウジング内にねじ止めしてい
た。
される回転ローラとからさらに構成し、回転ローラを軸
止した基板を、例えばハウジング内にねじ止めしてい
た。
[考案が解決しようとする課題] しかし、従来のローラ装置では、基板をハウジングにね
じ止めしなければならないので、ハウジングに対するね
じ止めに手数と時間が掛かるばかりでなく、ハウジング
内は狭いので、ドライバー等を使用し難く、作業性が悪
いという問題点があつた。
じ止めしなければならないので、ハウジングに対するね
じ止めに手数と時間が掛かるばかりでなく、ハウジング
内は狭いので、ドライバー等を使用し難く、作業性が悪
いという問題点があつた。
又、ハウジングが木製の場合には、木ネジを単にねじ込
めばよいが、ハウジングが金属製の場合には、ハウジン
グに直接、ネジ穴を開けたり、或はナットを溶接しなけ
ればならないという問題点があった。
めばよいが、ハウジングが金属製の場合には、ハウジン
グに直接、ネジ穴を開けたり、或はナットを溶接しなけ
ればならないという問題点があった。
そこで、本考案は、上記した従来の問題点に鑑みてなさ
れたものであり、その目的とするところは、ローラ装置
の取付性を改善しようとするものである。
れたものであり、その目的とするところは、ローラ装置
の取付性を改善しようとするものである。
[課題を解決するための手段] 本考案は、上記した目的を達成するためのものであり、
以下にその内容を図面に示した実施例を用いて説明す
る。
以下にその内容を図面に示した実施例を用いて説明す
る。
本考案は、ハウジング(例えば机本体20)とスライダー
(例えば引出し30〜32)とのいずれか少なくとも一方
に、ローラ装置(40)の取付用の取付孔(H)を開設す
ると共に、前記ローラ装置は、上記取付孔に取付く取付
ベース(50)と、この取付ベースに回転可能に軸止され
る回転ローラ(60)とから構成し、上記取付ベースに
は、前記取付孔より大径な鍔部(80)と、この鍔部と対
向すると共に、取付孔を通り抜けた後、該取付孔の孔縁
に逆止的に係合する係止部(90)とを備えたことを特徴
とする。
(例えば引出し30〜32)とのいずれか少なくとも一方
に、ローラ装置(40)の取付用の取付孔(H)を開設す
ると共に、前記ローラ装置は、上記取付孔に取付く取付
ベース(50)と、この取付ベースに回転可能に軸止され
る回転ローラ(60)とから構成し、上記取付ベースに
は、前記取付孔より大径な鍔部(80)と、この鍔部と対
向すると共に、取付孔を通り抜けた後、該取付孔の孔縁
に逆止的に係合する係止部(90)とを備えたことを特徴
とする。
[作用] 本考案によれば、ローラ装置(40)の鍔部(80)に、回
転ローラ(60)を軸止した後、その係止部(90)を、ハ
ウジング(20)とスライダー(30等)とのいずれか少な
くとも一方に開設した取付孔(H)に合せてはめ込めば
よい。
転ローラ(60)を軸止した後、その係止部(90)を、ハ
ウジング(20)とスライダー(30等)とのいずれか少な
くとも一方に開設した取付孔(H)に合せてはめ込めば
よい。
係止部をはめ込むと、取付孔を通り抜けた後、該取付孔
の孔縁に逆止的に係合し、鍔部との間で取付孔の両縁を
挟持することで、ローラ装置が取付孔に取付く。
の孔縁に逆止的に係合し、鍔部との間で取付孔の両縁を
挟持することで、ローラ装置が取付孔に取付く。
[実施例] 以下に本考案を図面に示した実施例に基づき説明する。
第1〜5図は、本考案の第1実施例を示すもので、第1
図はローラ装置の分解斜視図、第2図は机の引出しの1
つを取出した状態を示す斜視図、第3図はローラ装置の
取付状態を示す縦断面図、第4図は同上のIV−IV線に沿
う断面図、第5図は第3図の斜視図を夫々示す。
図はローラ装置の分解斜視図、第2図は机の引出しの1
つを取出した状態を示す斜視図、第3図はローラ装置の
取付状態を示す縦断面図、第4図は同上のIV−IV線に沿
う断面図、第5図は第3図の斜視図を夫々示す。
第1図中、10は、本考案に係るスライド装置を組込んだ
スチール製の机を示し、この机10は、ハウジングとして
の机本体20と、その片側に上下3段に配設され、机本体
20内に夫々スライド可能に収納されるスライダーとして
の引出し30〜32とから成り、机本体20と引出し30〜32と
の間には、引出し30〜32の摺動抵抗を軽減するためのロ
ーラ装置40が配設され、こゝではローラ装置40を机本体
20と引出し30〜32との両者に夫々取付けている。
スチール製の机を示し、この机10は、ハウジングとして
の机本体20と、その片側に上下3段に配設され、机本体
20内に夫々スライド可能に収納されるスライダーとして
の引出し30〜32とから成り、机本体20と引出し30〜32と
の間には、引出し30〜32の摺動抵抗を軽減するためのロ
ーラ装置40が配設され、こゝではローラ装置40を机本体
20と引出し30〜32との両者に夫々取付けている。
まず、机本体20と各引出し30〜32との相対向するパネル
面には、第1図に示すように、ローラ装置40の取付用の
取付孔Hを開設する。この取付孔Hは、略方形で、パネ
ルPの表裏面に貫通している。
面には、第1図に示すように、ローラ装置40の取付用の
取付孔Hを開設する。この取付孔Hは、略方形で、パネ
ルPの表裏面に貫通している。
前記ローラ装置40は、第1図に示すように、上記取付孔
Hに取付く取付ベース50と、この取付ベース50に回転可
能に軸止される回転ローラ60とから構成する。本実施例
では、取付ベース50と回転ローラ60とは、夫々プラスチ
ックの成型品で、回転ローラ60は、第3図に示すよう
に、金属製のピン70を取付ベース50に圧入することで、
取付ベース50に軸止している。
Hに取付く取付ベース50と、この取付ベース50に回転可
能に軸止される回転ローラ60とから構成する。本実施例
では、取付ベース50と回転ローラ60とは、夫々プラスチ
ックの成型品で、回転ローラ60は、第3図に示すよう
に、金属製のピン70を取付ベース50に圧入することで、
取付ベース50に軸止している。
上記取付ベース50は、第1図に示すように、前記取付孔
Hより大径な鍔部80と、この鍔部80と対向すると共に、
取付孔Hを通り抜けた後、該取付孔Hの孔縁に逆止的に
係合する係止部90とを備えて成り、適度な弾性と剛性と
を有する熱可塑性樹脂を用いて一体に成形する。
Hより大径な鍔部80と、この鍔部80と対向すると共に、
取付孔Hを通り抜けた後、該取付孔Hの孔縁に逆止的に
係合する係止部90とを備えて成り、適度な弾性と剛性と
を有する熱可塑性樹脂を用いて一体に成形する。
上記鍔部80は、第1,3,4図に示すように、略方形を成
し、パネルPの取付孔Hより左右に幅広で、その高さを
取付孔Hに等しく設定する。そして、鍔部80のほゞ中央
には、前記ピン70を圧入する表裏面に貫通した円形の挿
入孔81を開設すると共に、鍔部80の前面には、挿入孔81
の縁に沿って環状に突出した突縁82を形成する。
し、パネルPの取付孔Hより左右に幅広で、その高さを
取付孔Hに等しく設定する。そして、鍔部80のほゞ中央
には、前記ピン70を圧入する表裏面に貫通した円形の挿
入孔81を開設すると共に、鍔部80の前面には、挿入孔81
の縁に沿って環状に突出した突縁82を形成する。
又、鍔部80と係止部90との間には、パネルPの取付孔H
にはまり込むと共に、鍔部80の左右の両側から取付孔H
の左右の幅に等しく括れた括れ部83を形成する。
にはまり込むと共に、鍔部80の左右の両側から取付孔H
の左右の幅に等しく括れた括れ部83を形成する。
前記係止部90は、第3図に示すように、全体が略々半円
形断面形状を成し、その上部には、取付孔Hより上方に
延び、パネルPの裏面から離れて対向すると共に、先端
がパネルPの裏面に向って略断面L字形に屈曲した当接
片91を形成すると共に、その下部には、取付孔Hを通し
てパネルPの表側に延びた舌片状の弾性片92を形成す
る。
形断面形状を成し、その上部には、取付孔Hより上方に
延び、パネルPの裏面から離れて対向すると共に、先端
がパネルPの裏面に向って略断面L字形に屈曲した当接
片91を形成すると共に、その下部には、取付孔Hを通し
てパネルPの表側に延びた舌片状の弾性片92を形成す
る。
上記弾性片92は、第3図に示すように、その後端部が係
止部90の下端に連設すると共に、その長さの途中には、
取付孔Hの下縁に上方から係合する鋸歯形断面形状の爪
部93を形成する。そして、弾性片92の上面は、第3,4図
に示すように、係止部90の下面から下に離れると共に、
取付ベース50の下端部には、下面が開放したコ字形の切
欠部84を形成し、この切欠部84内で弾性片92がその後端
部をヒンジとして上方に撓めるようにしている。又、弾
性片92の先端部は、取付ベース50の前面から少し前方に
突出し、その突出端92aをドライバー(図示せず)の刃
先等を使用して上方に押し上げることで、爪部93の係合
状態を解除できるようにしている。
止部90の下端に連設すると共に、その長さの途中には、
取付孔Hの下縁に上方から係合する鋸歯形断面形状の爪
部93を形成する。そして、弾性片92の上面は、第3,4図
に示すように、係止部90の下面から下に離れると共に、
取付ベース50の下端部には、下面が開放したコ字形の切
欠部84を形成し、この切欠部84内で弾性片92がその後端
部をヒンジとして上方に撓めるようにしている。又、弾
性片92の先端部は、取付ベース50の前面から少し前方に
突出し、その突出端92aをドライバー(図示せず)の刃
先等を使用して上方に押し上げることで、爪部93の係合
状態を解除できるようにしている。
一方、回転ローラ60は、第1図に示すように、略ドーナ
ツ形を成し、その中心にはピン70の軸部71に遊嵌する表
裏面に貫通した軸穴61を開設すると共に、その前縁部に
は、ピン70の大径頭部72がスッポリとはまり込む大きさ
の、環状に凹んだ受縁62を形成する。
ツ形を成し、その中心にはピン70の軸部71に遊嵌する表
裏面に貫通した軸穴61を開設すると共に、その前縁部に
は、ピン70の大径頭部72がスッポリとはまり込む大きさ
の、環状に凹んだ受縁62を形成する。
ピン70は、回転ローラ60の軸穴61を通して取付ベース50
の挿入孔81に圧入される軸部71と、回転ローラ60の受縁
62にはまり込む受縁62とから構成し、軸部71の外径は、
取付ベース50の挿入孔81より少し大径に設定しておく。
の挿入孔81に圧入される軸部71と、回転ローラ60の受縁
62にはまり込む受縁62とから構成し、軸部71の外径は、
取付ベース50の挿入孔81より少し大径に設定しておく。
つぎに、ローラ装置40の組立て手順を説明すると、取付
ベース50の挿入孔81と、回転ローラ60の軸穴61とを互い
に整合させた上、第3図に示すように、ピン70の軸部71
を、回転ローラ60の軸穴61から取付ベース50の挿入孔81
に一連に圧入する。ピン70を圧入すると、第3図に示す
ように、その軸部71が取付ベース50の挿入孔81中に回転
不能に係止される。又、回転ローラ60は、その軸穴61が
ピン70の軸部71に遊嵌されと共に、その受縁62には、ピ
ン70の大径頭部72がスッポリとはまり込み、回転ローラ
60がピン70を介して取付ベース50に回転可能に固定され
る。
ベース50の挿入孔81と、回転ローラ60の軸穴61とを互い
に整合させた上、第3図に示すように、ピン70の軸部71
を、回転ローラ60の軸穴61から取付ベース50の挿入孔81
に一連に圧入する。ピン70を圧入すると、第3図に示す
ように、その軸部71が取付ベース50の挿入孔81中に回転
不能に係止される。又、回転ローラ60は、その軸穴61が
ピン70の軸部71に遊嵌されと共に、その受縁62には、ピ
ン70の大径頭部72がスッポリとはまり込み、回転ローラ
60がピン70を介して取付ベース50に回転可能に固定され
る。
こうして、取付ベース50に回転ローラ60を軸止したなら
ば、取付ベース50の係止部90を、パネルPの取付孔Hに
合せてはめ込む。
ば、取付ベース50の係止部90を、パネルPの取付孔Hに
合せてはめ込む。
まず、係止部90を取付孔Hにはめ込むには、その当接片
91を取付孔Hに合せて斜め下方より差し込み、パネルP
の裏側でこじるようにして、当接片91をパネルPの裏面
と平行に直立させ、係止部90を、取付孔Hに平行に押し
込むようにする。
91を取付孔Hに合せて斜め下方より差し込み、パネルP
の裏側でこじるようにして、当接片91をパネルPの裏面
と平行に直立させ、係止部90を、取付孔Hに平行に押し
込むようにする。
こうして、係止部90を押し込むと、その弾性片92の爪部
93が取付孔Hの下縁に当接し、こゝで回転ローラ60ごと
鍔部80をパネルPの表面に向って押し付けるようにする
と、弾性片92の爪部93が取付孔Hの下縁に押されて上方
に撓みながら、取付孔H内にはまり込む。そして、弾性
片92の爪部93が取付孔Hを通過すると、弾性片92が樹脂
の弾性力により復元することで、第3,4図に示すよう
に、その爪部93が取付孔Hの下縁に上方より引っ掛かっ
て外れなくなる。
93が取付孔Hの下縁に当接し、こゝで回転ローラ60ごと
鍔部80をパネルPの表面に向って押し付けるようにする
と、弾性片92の爪部93が取付孔Hの下縁に押されて上方
に撓みながら、取付孔H内にはまり込む。そして、弾性
片92の爪部93が取付孔Hを通過すると、弾性片92が樹脂
の弾性力により復元することで、第3,4図に示すよう
に、その爪部93が取付孔Hの下縁に上方より引っ掛かっ
て外れなくなる。
又、このとき係止部90の当接片91が、パネルPの裏面に
当接する。
当接する。
さらに、取付ベース50の括れ部83が、取付孔H中にはま
り込むと共に、鍔部80の裏面がパネルPの表面に当接す
ることで、ローラ装置40が取付孔Hに対して固定され
る。
り込むと共に、鍔部80の裏面がパネルPの表面に当接す
ることで、ローラ装置40が取付孔Hに対して固定され
る。
こうして、机本体20と各引出し30〜32とに夫々ローラ装
置40を取付けることで、その回転ローラ60により引出し
30〜32の摺動抵抗を軽減することができる。
置40を取付けることで、その回転ローラ60により引出し
30〜32の摺動抵抗を軽減することができる。
第6図は、ローラ装置の第2実施例を示すもので、同図
はその分解断面図を示す。
はその分解断面図を示す。
本実施例の特徴は、金属製のピン70に代えて、プラスチ
ック成型品のピン70を使用した点、及び該ピン70と取付
ベース50の挿入孔81との間に、ワンタッチで取付けが可
能な係止手段を設けた点にある。
ック成型品のピン70を使用した点、及び該ピン70と取付
ベース50の挿入孔81との間に、ワンタッチで取付けが可
能な係止手段を設けた点にある。
まず、ピン70は、第6図に示すように、取付ベース50の
挿入孔81にはまり込む軸部71と、大径頭部72とから構成
し、軸部71の先端部には、アンカ型の一対の係止片73,7
3を形成し、適度な弾性と剛性とを有する熱可塑性樹脂
を用いて一体に成形する。又、軸部71の外径は、取付ベ
ース50の挿入孔81にほゞ等しく設定する。
挿入孔81にはまり込む軸部71と、大径頭部72とから構成
し、軸部71の先端部には、アンカ型の一対の係止片73,7
3を形成し、適度な弾性と剛性とを有する熱可塑性樹脂
を用いて一体に成形する。又、軸部71の外径は、取付ベ
ース50の挿入孔81にほゞ等しく設定する。
これに対し、取付ベース50の挿入孔81には、その係止部
90の後面に貫通した後端部に、ピン70の係止片73が引っ
掛かる係止段部85を形成しておく。
90の後面に貫通した後端部に、ピン70の係止片73が引っ
掛かる係止段部85を形成しておく。
ローラ装置40を組立てるには、取付ベース50の挿入孔81
と、回転ローラ60の軸穴61とを互いに整合させた上、ピ
ン70の軸部71を、回転ローラ60の軸穴61から取付ベース
50の挿入孔81に一連に挿入すればよい。
と、回転ローラ60の軸穴61とを互いに整合させた上、ピ
ン70の軸部71を、回転ローラ60の軸穴61から取付ベース
50の挿入孔81に一連に挿入すればよい。
まず、ピン70の軸部71を挿入すと、その係止片73が回転
ローラ60の軸穴61の縁に当接し、こゝでピン70を強く押
し込むようにすると、両係止片73が軸穴61の内縁に押さ
れて撓むことで、縮径しながら回転ローラ60の軸穴61内
にはまり込む。
ローラ60の軸穴61の縁に当接し、こゝでピン70を強く押
し込むようにすると、両係止片73が軸穴61の内縁に押さ
れて撓むことで、縮径しながら回転ローラ60の軸穴61内
にはまり込む。
ピン70をさらに押し込むと、その係止片73が回転ローラ
60の軸穴61から取付ベース50の挿入孔81に進行し、やが
てその係止段部85に達する。こうして、ピン70の係止片
73が取付ベース50の係止段部85まで達すると、両係止片
73が樹脂の弾性力により復元して、係止段部85内で拡開
することで、挿入孔81から抜けなくなり、回転ローラ60
は、ピン70を介して取付ベース50に回転可能に固定され
る。尚、ピン70の大径頭部72は、回転ローラ60の受縁62
内にスッポリとはまり込む。
60の軸穴61から取付ベース50の挿入孔81に進行し、やが
てその係止段部85に達する。こうして、ピン70の係止片
73が取付ベース50の係止段部85まで達すると、両係止片
73が樹脂の弾性力により復元して、係止段部85内で拡開
することで、挿入孔81から抜けなくなり、回転ローラ60
は、ピン70を介して取付ベース50に回転可能に固定され
る。尚、ピン70の大径頭部72は、回転ローラ60の受縁62
内にスッポリとはまり込む。
本実施例によれば、金属ピン70を圧入する場合に比べ、
ピン70の挿入力を軽減できるので、ローラ装置40を手作
業で簡単に且つ迅速に組立てることができる。
ピン70の挿入力を軽減できるので、ローラ装置40を手作
業で簡単に且つ迅速に組立てることができる。
第7図は、ローラ装置の第3実施例を示すもので、同図
はその分解断面図を示す。
はその分解断面図を示す。
本実施例は、第6図に示したローラ装置40の取付ベース
50の構造を簡便にしたものである。
50の構造を簡便にしたものである。
すなわち、取付ベース50の係止部90には、第7図に示し
たように、その下端部に取付孔Hの下縁に上方から係合
する鋸歯形断面形状の突起部94を一体に形成する。
たように、その下端部に取付孔Hの下縁に上方から係合
する鋸歯形断面形状の突起部94を一体に形成する。
本実施例では、取付ベース50の係止部90を、パネルPの
取付孔Hに合せて先にはめ込んだ後、取付孔Hに固定し
た取付ベース50に対し、ピン70を使用して回転ローラ60
を取付ける。
取付孔Hに合せて先にはめ込んだ後、取付孔Hに固定し
た取付ベース50に対し、ピン70を使用して回転ローラ60
を取付ける。
まず、取付ベース50の係止部90を、パネルPの取付孔H
に合せて先にはめ込むと、その突起部94が取付孔Hの下
縁に当接し、こゝで強く押し込むと、突起部94が取付孔
Hの下縁に押されて、取付ベース50の挿入孔81が扁平に
少し押し潰れることで、突起部94が取付孔Hの下縁を乗
り越え、取付孔Hの下縁を通過すると、樹脂の弾性力に
より取付ベース50が元通り復元することで、その突起部
94がパネル裏から取付孔Hの下縁に引っ掛かって外れな
くなる。
に合せて先にはめ込むと、その突起部94が取付孔Hの下
縁に当接し、こゝで強く押し込むと、突起部94が取付孔
Hの下縁に押されて、取付ベース50の挿入孔81が扁平に
少し押し潰れることで、突起部94が取付孔Hの下縁を乗
り越え、取付孔Hの下縁を通過すると、樹脂の弾性力に
より取付ベース50が元通り復元することで、その突起部
94がパネル裏から取付孔Hの下縁に引っ掛かって外れな
くなる。
こうして、取付ベース50の係止部90を、パネルPの取付
孔Hに固定した後、先の実施例で説明したように、ピン
70を使用して回転ローラ60を取付ベース50に回転可能に
軸止すればよい。
孔Hに固定した後、先の実施例で説明したように、ピン
70を使用して回転ローラ60を取付ベース50に回転可能に
軸止すればよい。
本実施例によれば、先に説明した実施例の弾性片92や切
欠部84を省くことができるので、取付ベース50の構造を
一層、簡便することができる。
欠部84を省くことができるので、取付ベース50の構造を
一層、簡便することができる。
第8,9図は、ローラ装置の第4実施例を示すもので、第
8図はその分解斜視図、第9図はその組立て状態を示す
縦断面図を夫々示す。
8図はその分解斜視図、第9図はその組立て状態を示す
縦断面図を夫々示す。
本実施例の特徴は、取付ベース50から回転ローラ60の軸
穴61を軸止する突軸86を一体に突設した点にあり、本実
施例によれば、別体のピン70を省くことができるので、
部品点数をより一層、減少することができる。
穴61を軸止する突軸86を一体に突設した点にあり、本実
施例によれば、別体のピン70を省くことができるので、
部品点数をより一層、減少することができる。
まず、取付ベース50の鍔部80の前面には、第8図に示す
ように、横向きに突出した突軸86を一体に形成すると共
に、その長さの途中には、半径方向内向きに比較的浅い
断面円弧状に括れた環状凹部87を形成する。
ように、横向きに突出した突軸86を一体に形成すると共
に、その長さの途中には、半径方向内向きに比較的浅い
断面円弧状に括れた環状凹部87を形成する。
これに対し、回転ローラ60の軸穴61の内周には、突軸86
の環状凹部87にはまり合う、半径方向外向きに断面円弧
状に膨らんだ環状凸部63を一体に形成する。
の環状凹部87にはまり合う、半径方向外向きに断面円弧
状に膨らんだ環状凸部63を一体に形成する。
ローラ装置40を組立てるには、回転ローラ60の軸穴61に
合せて、取付ベース50の突軸86をはめ込めばよい。
合せて、取付ベース50の突軸86をはめ込めばよい。
突軸86を回転ローラ60の軸穴61にはめ込むと、回転ロー
ラ60の環状凸部63と突軸86の環状凹部87とが係合し、こ
ゝで回転ローラ60を強く押し込むと、回転ローラ60の軸
穴61が僅かに拡径することで、第9図に示すように、そ
の環状凸部63が突軸86の環状凹部87にはまり込み、回転
ローラ60が突軸86から抜けなくなり、又、回転ローラ60
は突軸86に対して回転可能に軸止される。
ラ60の環状凸部63と突軸86の環状凹部87とが係合し、こ
ゝで回転ローラ60を強く押し込むと、回転ローラ60の軸
穴61が僅かに拡径することで、第9図に示すように、そ
の環状凸部63が突軸86の環状凹部87にはまり込み、回転
ローラ60が突軸86から抜けなくなり、又、回転ローラ60
は突軸86に対して回転可能に軸止される。
第10,11図は、ローラ装置の第5実施例を示すもので、
第10図はその片半部を欠截した分解斜視図、第11図は同
上の組立て状態を示す斜視図を夫々示す。
第10図はその片半部を欠截した分解斜視図、第11図は同
上の組立て状態を示す斜視図を夫々示す。
本実施例の特徴は、取付ベース50の突軸86の先端部に、
回転ローラ60の軸穴61に縮径して通り抜ける大径部88を
形成した点にあり、本実施例によれば、回転ローラ60の
軸穴61に対する突軸86の挿入力を軽減することができ
る。
回転ローラ60の軸穴61に縮径して通り抜ける大径部88を
形成した点にあり、本実施例によれば、回転ローラ60の
軸穴61に対する突軸86の挿入力を軽減することができ
る。
まず、取付ベース50の突軸86の先端部には、第10図に示
すように、円錐台形に膨らんだ先細状の大径部88を形成
すると共に、その先端面からは大径部88を縦に切り割る
一条のスリット89を切欠く。尚、スリット89は、十字形
に切欠いてもよい。
すように、円錐台形に膨らんだ先細状の大径部88を形成
すると共に、その先端面からは大径部88を縦に切り割る
一条のスリット89を切欠く。尚、スリット89は、十字形
に切欠いてもよい。
又、回転ローラ60の軸穴61の内径は、突軸86の外径に等
しく設定すると共に、軸穴61の上縁には、突軸86の大径
部88がはまり込む、軸穴61より大径な環状受部64を一体
に形成する。
しく設定すると共に、軸穴61の上縁には、突軸86の大径
部88がはまり込む、軸穴61より大径な環状受部64を一体
に形成する。
ローラ装置40を組立てるには、第10図に示すように、回
転ローラ60の軸穴61に、取付ベース50の突軸86を合せて
はめ込めばよい。
転ローラ60の軸穴61に、取付ベース50の突軸86を合せて
はめ込めばよい。
回転ローラ60に突軸86をはめ込むと、突軸86の大径部88
が回転ローラ60の軸穴61に係合し、こゝで回転ローラ60
を強く押し込むと、大径部88がスリット89に向って撓み
込むことで、縮径しながら回転ローラ60の軸穴61内には
まり込む。さらに、回転ローラ60を押し込むと、突軸86
の大径部88が回転ローラ60の軸穴61を通り抜けて、第10
図に示すように、環状受部64内で樹脂の弾性力により復
元して拡径することで、軸穴61から抜けなくなると共
に、回転ローラ60は突軸86に回転可能に軸止される。
が回転ローラ60の軸穴61に係合し、こゝで回転ローラ60
を強く押し込むと、大径部88がスリット89に向って撓み
込むことで、縮径しながら回転ローラ60の軸穴61内には
まり込む。さらに、回転ローラ60を押し込むと、突軸86
の大径部88が回転ローラ60の軸穴61を通り抜けて、第10
図に示すように、環状受部64内で樹脂の弾性力により復
元して拡径することで、軸穴61から抜けなくなると共
に、回転ローラ60は突軸86に回転可能に軸止される。
本実施例によれば、先に説明した第4実施例のものと比
べ、突軸86にスリット89を形成しているので、突軸86の
挿入力を一層、低減することができる。
べ、突軸86にスリット89を形成しているので、突軸86の
挿入力を一層、低減することができる。
第12図は、ローラ装置の第6実施例を示すもので、同図
はその取付状態を示す縦断面図を示す。
はその取付状態を示す縦断面図を示す。
本実施例の特徴は、取付ベース50と回転ローラ60とを樹
脂で2色成形した点にあり、本実施例によれば、成形後
の組立て作業を省くことができるばかりでなく、取付ベ
ース50と回転ローラ60との軸におけるガタ付きを減少す
ることができる。
脂で2色成形した点にあり、本実施例によれば、成形後
の組立て作業を省くことができるばかりでなく、取付ベ
ース50と回転ローラ60との軸におけるガタ付きを減少す
ることができる。
本実施例では、突軸86を有する取付ベース50を先に一次
成形し、ついで取付ベース50の突軸86を、回転ローラ60
を成形する二次側の成型金型(図示せず)にインサート
し、突軸86の周囲に回転ローラ60を二次成形すればよ
い。
成形し、ついで取付ベース50の突軸86を、回転ローラ60
を成形する二次側の成型金型(図示せず)にインサート
し、突軸86の周囲に回転ローラ60を二次成形すればよ
い。
又、突軸86の外周と回転ローラ60の軸穴61の内周には、
互い嵌り合う環状な凹凸部100,101を形成することで、
突軸86からの回転ローラ60の抜けを防止している。
互い嵌り合う環状な凹凸部100,101を形成することで、
突軸86からの回転ローラ60の抜けを防止している。
第13図は、ローラ装置の第7実施例を示すもので、同図
はその斜視図を示す。
はその斜視図を示す。
本実施例の特徴は、取付ベース50の係止部90にあり、係
止部90にいわゆるボックスアンカータイプのものを採用
した点にある。
止部90にいわゆるボックスアンカータイプのものを採用
した点にある。
すなわち、第13図に示すように、取付ベース50の大径な
鍔部80の下面から角筒形の脚部110を垂設し、その相対
向する両側壁をコ字形に切欠き、各切欠きで囲まれた内
側に、鍔部80の下面から下に離れて対向すると共に、断
面鋸歯形に突出した左右一対の爪片111,111を突設す
る。
鍔部80の下面から角筒形の脚部110を垂設し、その相対
向する両側壁をコ字形に切欠き、各切欠きで囲まれた内
側に、鍔部80の下面から下に離れて対向すると共に、断
面鋸歯形に突出した左右一対の爪片111,111を突設す
る。
本実施例によれば、パネルPには、図示しないが、取付
ベース50の脚部110の外形にほゞ等しい大きさの方形の
取付孔Hを開設しておき、この取付孔Hに合せて、取付
ベース50の脚部110を挿入すればよい。取付ベース50の
脚部110を挿入すると、その両爪片111が取付孔Hの内縁
に押されて、内方に撓むことで、取付孔Hを通り、パネ
ルP裏で再度、拡開して、鍔部80との間でパネルPを表
裏面から挟持することで、取付ベース50がパネルPの取
付孔Hに取付く。
ベース50の脚部110の外形にほゞ等しい大きさの方形の
取付孔Hを開設しておき、この取付孔Hに合せて、取付
ベース50の脚部110を挿入すればよい。取付ベース50の
脚部110を挿入すると、その両爪片111が取付孔Hの内縁
に押されて、内方に撓むことで、取付孔Hを通り、パネ
ルP裏で再度、拡開して、鍔部80との間でパネルPを表
裏面から挟持することで、取付ベース50がパネルPの取
付孔Hに取付く。
本実施例によれば、取付ベース50をパネルPの取付孔H
に、より一層、簡便に且つ迅速に取付けることができ
る。
に、より一層、簡便に且つ迅速に取付けることができ
る。
第14図は、ローラ装置の第8実施例を示すもので、同図
はその斜視図を示す。
はその斜視図を示す。
本実施例の特徴は、取付ベース50の係止部90にあり、係
止部90にいわゆるアンカータイプのものを採用した点に
ある。
止部90にいわゆるアンカータイプのものを採用した点に
ある。
すなわち、第14図に示すように、取付ベース50の大径な
鍔部80の下面から円筒形の脚部120を垂設し、その下端
部両側からは、鍔部80の下面に向って相対向して斜め上
方に延びた左右一対の爪片121,121を突設する。
鍔部80の下面から円筒形の脚部120を垂設し、その下端
部両側からは、鍔部80の下面に向って相対向して斜め上
方に延びた左右一対の爪片121,121を突設する。
本実施例によれば、パネルPには、図示しないが、取付
ベース50の脚部120の外形より少し大きめの円形の取付
孔Hを開設しておき、この取付孔Hに合せて、取付ベー
ス50の脚部120を挿入すればよい。取付ベース50の脚部1
20を挿入すると、その両爪片121が取付孔Hの内縁に押
されて、内方に撓むことで、取付孔Hを通り、パネルP
裏で再度、拡開して、鍔部80との間でパネルPを表裏面
から挟持することで、取付ベース50がパネルPの取付孔
Hに取付く。
ベース50の脚部120の外形より少し大きめの円形の取付
孔Hを開設しておき、この取付孔Hに合せて、取付ベー
ス50の脚部120を挿入すればよい。取付ベース50の脚部1
20を挿入すると、その両爪片121が取付孔Hの内縁に押
されて、内方に撓むことで、取付孔Hを通り、パネルP
裏で再度、拡開して、鍔部80との間でパネルPを表裏面
から挟持することで、取付ベース50がパネルPの取付孔
Hに取付く。
本実施例によれば、先に説明した実施例のもの同様に、
取付ベース50をパネルPの取付孔Hに簡便に且つ迅速に
取付けることができる。
取付ベース50をパネルPの取付孔Hに簡便に且つ迅速に
取付けることができる。
第15図は、ローラ装置の他の実施例を示すもので、同図
はローラ装置とパネルとの斜視図を示す。
はローラ装置とパネルとの斜視図を示す。
本実施例の特徴は、取付ベース50の係止部90にあり、係
止部90にいわゆるターンフアスナタイプのものを採用し
た点にある。
止部90にいわゆるターンフアスナタイプのものを採用し
た点にある。
すなわち、第15図に示すように、取付ベース50の大径な
鍔部80の下面から一文字形に垂設した脚部130を設け、
その下端部の中央両側からは、脚部130に対して略十字
形に延び、且つ鍔部80の下面に向って相対向して斜め上
方に延びた左右一対の爪片131,131を突設する。
鍔部80の下面から一文字形に垂設した脚部130を設け、
その下端部の中央両側からは、脚部130に対して略十字
形に延び、且つ鍔部80の下面に向って相対向して斜め上
方に延びた左右一対の爪片131,131を突設する。
本実施例によれば、パネルPには、取付ベース50の脚部
130の外形より少し大きめの方形な取付孔Hを開設して
おき、この取付孔Hの対角線に脚部130を位置させて挿
入し、挿入後、脚部120を90度回転させることで、両爪
片131を取付孔Hの下縁に係合させる。こうして、脚部1
20を回転させると、その両爪片131が取付孔Hの下縁に
係合して抜けなくなり、鍔部80との間でパネルPを表裏
面から挟持することで、取付ベース50がパネルPの取付
孔Hに取付く。
130の外形より少し大きめの方形な取付孔Hを開設して
おき、この取付孔Hの対角線に脚部130を位置させて挿
入し、挿入後、脚部120を90度回転させることで、両爪
片131を取付孔Hの下縁に係合させる。こうして、脚部1
20を回転させると、その両爪片131が取付孔Hの下縁に
係合して抜けなくなり、鍔部80との間でパネルPを表裏
面から挟持することで、取付ベース50がパネルPの取付
孔Hに取付く。
本実施例によれば、脚部120を90度回転させることで、
両爪片131を取付孔Hの下縁に係合させるので、一層、
外れ難くいローラ装置を提供することができる。
両爪片131を取付孔Hの下縁に係合させるので、一層、
外れ難くいローラ装置を提供することができる。
尚、図面に示した実施例では、スライド装置を組込んだ
スチール製の机10を例に上げて説明したが、机10に限ら
ず、スライド式の引出しを備えたフアイリングボックス
等の事務器具や、スライド式の引出しを備えたたんす等
の一般家具でもよいし、或は電気器具や自動車等にも広
く活用することができる。
スチール製の机10を例に上げて説明したが、机10に限ら
ず、スライド式の引出しを備えたフアイリングボックス
等の事務器具や、スライド式の引出しを備えたたんす等
の一般家具でもよいし、或は電気器具や自動車等にも広
く活用することができる。
又、ローラ装置40を、ハウジングとしての机本体20と、
スライダーとしての引出し30〜32との両者に夫々取付け
たが、いずれか一方に取付けてもよいし、或はスライド
レールを介して取付けてもよい。
スライダーとしての引出し30〜32との両者に夫々取付け
たが、いずれか一方に取付けてもよいし、或はスライド
レールを介して取付けてもよい。
[考案の効果] 以上説明したように本考案によれば、ローラ装置を、係
止部を利用して、ハウジングとスライダーとのいずれか
少なくとも一方に開設された取付孔に簡便に且つ迅速に
取付けることができるスライダーのスライド装置を提供
することができる。
止部を利用して、ハウジングとスライダーとのいずれか
少なくとも一方に開設された取付孔に簡便に且つ迅速に
取付けることができるスライダーのスライド装置を提供
することができる。
第1〜5図は本考案の第1実施例を示すもので、第1図
はローラ装置の分解斜視図、第2図は机の引出しの1つ
を取出した状態を示す斜視図、第3図はローラ装置の取
付状態を示す縦断面図、第4図は同上のIV−IV線に沿う
断面図、第5図は第3図の斜視図、第6図はローラ装置
の第2実施例を示すもので、同図はその分解断面図、第
7図はローラ装置の第3実施例を示すもので、同図はそ
の分解断面図、第8,9図はローラ装置の第4実施例を示
すもので、第8図はその分解斜視図、第9図はその組立
て状態を示す縦断面図、第10,11図はローラ装置の第5
実施例を示すもので、第10図はその片半部を欠截した分
解斜視図、第11図は同上の組立て状態を示す斜視図、第
12図はローラ装置の第6実施例を示すもので、同図はそ
の取付状態を示す縦断面図、第13図はローラ装置の第7
実施例を示すもので、同図はその斜視図、第14図はロー
ラ装置の第8実施例を示すもので、同図はその斜視図、
第15図はローラ装置の他の実施例を示すもので、同図は
ローラ装置とパネルとの斜視図である。 10…机、20…ハウジングとしての机本体、30〜32…スラ
イダーとしての引出し、40…ローラ装置、50…取付ベー
ス、60…回転ローラ、80…鍔部、90…係止部、P…パネ
ル、H…取付孔。
はローラ装置の分解斜視図、第2図は机の引出しの1つ
を取出した状態を示す斜視図、第3図はローラ装置の取
付状態を示す縦断面図、第4図は同上のIV−IV線に沿う
断面図、第5図は第3図の斜視図、第6図はローラ装置
の第2実施例を示すもので、同図はその分解断面図、第
7図はローラ装置の第3実施例を示すもので、同図はそ
の分解断面図、第8,9図はローラ装置の第4実施例を示
すもので、第8図はその分解斜視図、第9図はその組立
て状態を示す縦断面図、第10,11図はローラ装置の第5
実施例を示すもので、第10図はその片半部を欠截した分
解斜視図、第11図は同上の組立て状態を示す斜視図、第
12図はローラ装置の第6実施例を示すもので、同図はそ
の取付状態を示す縦断面図、第13図はローラ装置の第7
実施例を示すもので、同図はその斜視図、第14図はロー
ラ装置の第8実施例を示すもので、同図はその斜視図、
第15図はローラ装置の他の実施例を示すもので、同図は
ローラ装置とパネルとの斜視図である。 10…机、20…ハウジングとしての机本体、30〜32…スラ
イダーとしての引出し、40…ローラ装置、50…取付ベー
ス、60…回転ローラ、80…鍔部、90…係止部、P…パネ
ル、H…取付孔。
Claims (1)
- 【請求項1】ハウジングと、このハウジングにスライド
可能に保持されるスライダーと、前記ハウジングとスラ
イダーとの間に介在するローラ装置とから成るスライダ
ーのスライド装置において、 上記ハウジングとスライダーとのいずれか少なくとも一
方には、ローラ装置の取付用の取付孔を開設すると共
に、 前記ローラ装置は、上記取付孔に取付く取付ベースと、
この取付ベースに回転可能に軸止される回転ローラとか
ら構成し、 上記取付ベースには、前記取付孔より大径な鍔部と、こ
の鍔部と対向すると共に、取付孔を通り抜けた後、該取
付孔の孔縁に逆止的に係合する係止部とを備えたことを
特徴とするスライダーのスライド装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2965790U JPH0755954Y2 (ja) | 1990-03-26 | 1990-03-26 | スライダーのスライド装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2965790U JPH0755954Y2 (ja) | 1990-03-26 | 1990-03-26 | スライダーのスライド装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03120841U JPH03120841U (ja) | 1991-12-11 |
JPH0755954Y2 true JPH0755954Y2 (ja) | 1995-12-25 |
Family
ID=31532409
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2965790U Expired - Lifetime JPH0755954Y2 (ja) | 1990-03-26 | 1990-03-26 | スライダーのスライド装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0755954Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3901415B2 (ja) * | 1999-12-20 | 2007-04-04 | 株式会社リコー | スライドレール |
-
1990
- 1990-03-26 JP JP2965790U patent/JPH0755954Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH03120841U (ja) | 1991-12-11 |
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