JPH0755767Y2 - 可変色ヘッドランプ - Google Patents

可変色ヘッドランプ

Info

Publication number
JPH0755767Y2
JPH0755767Y2 JP1993090U JP1993090U JPH0755767Y2 JP H0755767 Y2 JPH0755767 Y2 JP H0755767Y2 JP 1993090 U JP1993090 U JP 1993090U JP 1993090 U JP1993090 U JP 1993090U JP H0755767 Y2 JPH0755767 Y2 JP H0755767Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
colored
variable color
headlamp
abnormality
position detecting
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1993090U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH03110701U (ja
Inventor
和夫 ▲と▼美川
健一 柴田
直人 緒方
浩昭 野口
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Daihatsu Motor Co Ltd
Original Assignee
Daihatsu Motor Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Daihatsu Motor Co Ltd filed Critical Daihatsu Motor Co Ltd
Priority to JP1993090U priority Critical patent/JPH0755767Y2/ja
Publication of JPH03110701U publication Critical patent/JPH03110701U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0755767Y2 publication Critical patent/JPH0755767Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、霧の発生等の車両の走行条件に応じて光色を
可変できる可変色ヘッドランプの改良に係り、詳しくは
同光色の異常を検出し得る可変色ヘッドランプに関す
る。
〔従来技術〕
従来の可変色ヘッドランプは、左右の電球等の光源に対
して黄色等の着色を与える筒状フィルタがモータ等によ
って着脱され、これによりこのヘッドランプの光色が変
化される。
上記方式の可変色ヘッドランプは、例えば実開昭64-185
04号公報に開示されている。
通常、上記従来の可変色ヘッドランプでは、例えば上記
モータの断線や上記筒状フィルタを移動させるスライド
装置の異物噛み込み等の異常が発生すると、上記筒状フ
ィルタが移動途中等で停止され、この可変色ヘッドラン
プの光色が所定の色とならなかったり、あるいは左右の
光色が異なったりすることがある。
このような異常は不測の事故の原因となる。
〔考案が解決しようとする課題〕
しかしながら、上記従来の可変色ヘッドランプでは、上
記筒状フィルタの移動状態の異常を検出することができ
なかった。
それゆえに、運転者が上記異常に気付かなくて、車両走
行条件に適さない照明になる虞れがあった。
従って、本考案は、上記筒状フィルタの移動状態の異常
を検出し得るようにした可変色ヘッドランプを提供する
ことを目的としてなされたものである。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するために本考案は、左右それぞれの光
源に対して筒状フィルタが着色位置と非着色位置との間
で移動自在とされて可変色を得るヘッドランプにおい
て、上記それぞれの筒状フィルタの位置を検出する位置
検出手段と、上記一方の位置検出手段が着色位置検出状
態で且つ他方の位置検出手段が非着色位置検出状態であ
るときおよびいずれかの位置検出手段が着色若しくは非
着色位置検出状態のいずれでもないときに上記いずれか
の筒状フィルタの移動状態が異常であると判断する異常
判別手段とを具備してなることを特徴とする可変色ヘッ
ドランプとして構成されている。
〔作用〕
この可変色ヘッドランプでは、異常判別手段により一方
の位置検出手段が着色位置検出状態で且つ他方の位置検
出手段が非着色位置検出状態であるときおよびいずれか
の位置検出手段が着色若しくは非着色位置検出状態のい
ずれでもないときにいずれかの筒状フィルタの移動状態
が異常であると判断される。
従って、筒状フィルタの位置異常、即ちこの可変色ヘッ
ドランプの光色の異常を即座に検出できる。
〔実施例〕
以下、添付図面を参照して、本考案を具体化した実施例
につき説明し、本考案の理解に供する。尚、以下の実施
例は本考案を具体化した一例であって、本考案の技術的
範囲を限定する性格のものではない。
第1図は本考案の一実施例に係る可変色ヘッドランプを
示す斜視図、第2図は同可変色ヘッドランプの異常を検
出する一例の異常判別回路図、第3図は同異常判別回路
の光色検出処理を示す説明一覧図である。
第1図に示すようにこの可変色ヘッドランプ1では、左
右の電球等の光源、例えば右側の光源2に対して黄色等
に着色された筒状フィルタ3が上記光源2全体を覆う着
色位置と、上記光源2から所定距離離間された非着色位
置との間でスライドレール4等により移動自在に支持さ
れている。
この筒状フィルタ3は、不図示のモータによって回動さ
れる歯車5によって矢印Aに示すように上記スライドレ
ール4に沿って移動される。
この歯車5には、リミットスイッチ6が取り付けられて
いる。
このリミットスイッチ6は、着色位置設定(黄側接点)
a及び非着色位置接点(白側接点)6bを有し、これら
接点6aおよび6bは電源側に接続されたリミットスイッ
チ作動部材7により以下に示すように作動され、筒状フ
ィルタ3の位置を検出する。
即ち、上記リミットスイッチ6は、上記筒状フィルタ3
が着色位置(黄側)にある場合に接点6aがオフ(非接
触)される。
また、上記筒状フィルタ3が非着色位置(白側)にある
場合には接点6bがオフされる。そして、上記筒状フィ
ルタ3がこの第1図に示すように移動中である場合に
は、上記接点6aおよび接点6bは共に上記リミットスイ
ッチ作動部材7によりオン(導通)される。
また、左側の光源側にもリミットスイッチ8(第2図)
が同様に歯車(不図示)の取り付けられており、同リミ
ットスイッチ8は着色位置接点8aおよび非着色位置接
点8bを有している。
上記リミットスイッチ6,8が位置検出手段の一例であ
る。
次に第2図に示す異常判別回路を参照してこの可変色ヘ
ッドランプ1の光色検出処理について第3図を用いて順
に説明する。
霧発生等の車両走行条件の変化に応じてなされた所定操
作により、この可変色ヘッドランプ1の右および左側の
筒状フィルタ3が共に正常に着色位置(黄側)に移動さ
れると、右および左の着色位置接点6aおよび8aが共に
オフ状態となり、リレー10の接点10aへの電力供給が遮
断される。
従って、異常表示ランプ11は点灯されず、可変色ヘッド
ランプ1の光色は正常に黄色になっていると運転者によ
り認識される(第3図(イ))。なお、このとき左右の
モータは共に停止される。
また、霧が晴れて所定操作がなされることにより右およ
び左の筒状フィルタ3が共に正常に非着色位置(白側)
に移動されると、右および左の非着色位置接点6bおよ
び8bが共にオフ状態となり、リレー10のコイル10bへの
電力供給が遮断される。
従って、この場合も異常表示ランプ11は点灯されない
(第3図(ロ))。
ここで、モータの断線等の何らかの異常により筒状フィ
ルタ3のいずれか一方、例えば右側の筒状フィルタ3が
着色位置(黄側)に移動され且つ他方、即ち左側の筒状
フィルタ3が非着色位置(白側)に移動された状態とな
ると、右の着色位置接点6aがオフされると共に左の非
着色位置接点8bがオフされる。
しかしながら、このとき右の非着色位置接点6bおよび
左の着色位置接点8aは共にオン状態であるので、リレ
ー10がオンされると共に、接点10aを介して異常表示ラ
ンプ11に電力が供給され、同異常表示ランプ11が点灯さ
れる(第3図(ハ))。
また、同様に左側の筒状フィルタ3が着色位置(黄側)
に移動され、且つ右側の筒状フィルタ3が非着色位置
(白側)に移動された状態となっても、異常表示ランプ
11が点灯される(第3図(ニ))。
ここで、モータの断線等の何らかの異常により左右のい
ずれか、例えば左側の筒状フィルタ3が移動途中で停止
されると、左のリミットスイッチ6が着色および非着色
位置検出状態のいずれでもない状態となって、左の着色
位置接点8aおよび非着色位置接点8bが共にオン状態と
なる。
この場合、右側の筒状フィルタ3が着色位置状態(第3
図(ホ))、非着色位置状態(第3図(ト))、あるい
は移動途中の状態(第3図(リ))のいずれであって
も、リレー10はオンされると共に異常表示ランプ11が点
灯される。
また、同様に右側の筒状フィルタ3が移動途中で停止さ
れた場合も(第3図(ヘ),(チ),(リ))、異常表
示ランプ11が点灯される。
従って、上述したように筒状フィルタ3の位置の異常に
よるこの可変色ヘッドランプ1の光色の異常を即座に検
出することができる。
上述した一方のリミットスイッチが着色位置検出状態で
且つ地方のリミットスイッチが非着色位置検出状態であ
るときおよびいずれかのリミットスイッチが着色若しく
は非着色位置検出状態のいずれでもないときにいずれか
の筒状フィルタ3の移動状態の異常であると判断する機
能を実現するこの異常判別回路(第2図)が異常判別手
段の一例である。
なお、所定操作によりこの可変色ヘッドランプ1の光色
を切替えるときに、左右両方の筒状フィルタが共に移動
中となって第3図(リ)に示すように異常表示ランプ11
が点灯されるが、この点灯期間は短時間であるので、運
転者は光色切替中であると認識でき、誤ってモータ等の
異常と判断することはない。
また、上記実施例でリミットスイッチは歯車に取り付け
られたが他の位置、例えば第1図に破線で示すリミット
スイッチ12a,12bのように上記スライドレール4の所定
の両端部近傍に取り付けるようにしてもよい。
〔考案の効果〕
本考案により左右それぞれの光源に対して筒状フィルタ
が着色位置と非着色位置との間で移動自在とされて可変
色を得るヘッドランプにおいて、上記それぞれの筒状フ
ィルタの位置を検出する位置検出手段と、上記一方の位
置検出手段が着色位置検出状態で且つ他方の位置検出手
段が非着色位置検出状態であるときおよびいずれかの位
置検出手段が着色若しくは非着色位置検出状態のいずれ
でもないときに上記いずれかの筒状フィルタの移動状態
が異常であると判断する異常判別手段とを具備してなる
ことを特徴とする可変色ヘッドランプが提供される。
従って、筒状フィルタの位置異常を即座に検出でき、当
該可変色ヘッドランプの光色の異常を検出できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例に係る可変色ヘッドランプを
示す斜視図、第2図は同可変色ヘッドランプの異常を検
出する一例の異常判別回路図、第3図は同異常判別回路
の光色検出処理を示す説明一覧図である。 〔符号の説明〕 1……可変色ヘッドランプ 2……電球(光源) 3……筒状フィルタ 4……スライドレール 5……歯車 6,8……リミットスイッチ(位置検出手段) 10……リレー 11……異常表示ランプ

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】左右それぞれの光源に対して筒状フィルタ
    が着色位置と非着色位置との間で移動自在とされて可変
    色を得るヘッドランプにおいて、 上記それぞれの筒状フィルタの位置を検出する位置検出
    手段と、 上記一方の位置検出手段が着色位置検出状態で且つ他方
    の位置検出手段が非着色位置検出状態であるときおよび
    いずれかの位置検出手段が着色若しくは非着色位置検出
    状態のいずれでもないときに上記いずれかの筒状フィル
    タの移動状態が異常であると判断する異常判別手段とを
    具備してなることを特徴とする可変色ヘッドランプ。
JP1993090U 1990-02-27 1990-02-27 可変色ヘッドランプ Expired - Lifetime JPH0755767Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1993090U JPH0755767Y2 (ja) 1990-02-27 1990-02-27 可変色ヘッドランプ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1993090U JPH0755767Y2 (ja) 1990-02-27 1990-02-27 可変色ヘッドランプ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH03110701U JPH03110701U (ja) 1991-11-13
JPH0755767Y2 true JPH0755767Y2 (ja) 1995-12-20

Family

ID=31523033

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1993090U Expired - Lifetime JPH0755767Y2 (ja) 1990-02-27 1990-02-27 可変色ヘッドランプ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0755767Y2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPH03110701U (ja) 1991-11-13

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5109214A (en) Vehicle directional signal switch with lane changing position interconnecting to flashing lamps on left and right side rear view mirrors and flashing brake lamps in reverse
JPH0755767Y2 (ja) 可変色ヘッドランプ
US3305695A (en) Vehicle headlight signal system
US2267743A (en) Signal
JPS645631Y2 (ja)
JPH0529948Y2 (ja)
JP3082570B2 (ja) コーナリングランプ兼クリアランスランプ点灯制御装置
US4638296A (en) Directional signal switch and alternating lighting of rear lamps
KR930003233B1 (ko) 비상 경고등 스위치를 겸한 윙커 스위치 구조
JPS6334998Y2 (ja)
KR0130146B1 (ko) 비상점멸등의 동작시에 표시되는 방향지시등
JP2676932B2 (ja) 自動車用可変色ヘッドランプ
JPH0125063Y2 (ja)
KR100187854B1 (ko) 자동차 비상등과 방향지시등의 작동모드 전환장치
JPH02279435A (ja) フォークリフトの走行警告灯兼用方向指示器
KR920002465Y1 (ko) 자동차의 비상램프(Lamp) 점등시 방향전환지시램프(Lamp)점등장치
US4122318A (en) Switch device adapted to respond to operation of steering handle
JPS604441A (ja) ヘツドランプ回路
GB2194692A (en) Head lamp circuit in lighting apparatus for vehicles
JPS609082Y2 (ja) 自動車のテ−ルランプ断芯検出装置
KR0171705B1 (ko) 자동차의 지시등 단선경고장치
JPH0218752Y2 (ja)
JPH0390442A (ja) 車輌用ランプ制御装置
JPH0212112Y2 (ja)
JPH0241451B2 (ja)