JPH0755689A - エアロゾル粒子質量分析器 - Google Patents

エアロゾル粒子質量分析器

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JPH0755689A
JPH0755689A JP22278993A JP22278993A JPH0755689A JP H0755689 A JPH0755689 A JP H0755689A JP 22278993 A JP22278993 A JP 22278993A JP 22278993 A JP22278993 A JP 22278993A JP H0755689 A JPH0755689 A JP H0755689A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 複数種類のエアロゾル粒子が浮遊する気体よ
り、特定の比質量(粒子の質量/電荷)を有する粒子の
みを連続的に分級することができるエアロゾル粒子質量
分析器を提案する。 【構成】 共通の対称軸まわりに回転する略円筒状の外
側電極3と内側電極8との間に気体を連続的に吸引し、
気体中に含まれる粒子に働く静電気力と遠心力とのつり
あいを利用して、特定の範囲の比質量をもつ粒子のみが
浮遊する気体を連続的に外部に取り出すことができるよ
うにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば複数種類のエア
ロゾル粒子が浮遊する気体より、特定の比質量(粒子の
質量/電荷)を有する粒子のみを連続的に分級すること
ができるエアロゾル粒子質量分析器に関する。
【0002】
【従来の技術】エアロゾル粒子を分級する装置として、
微分型電気移動度分級器が実用化されている。この装置
は、粒子を含む気体を吸引し、粒子に働く静電気力と粘
性抵抗力との働きを利用して、特定の狭い範囲の電気移
動度をもった粒子のみを含む気体を得ることができる。
そして、電気移動度と粒径との間に一定の関係があるこ
とを利用して、微分型電気移動度分級器を粒径の分級器
として利用されることが多い。
【0003】これと比較的似た機能をもつエアロゾル粒
子の分級装置としては、拡散バッテリとインパクタとが
ある。拡散バッテリは、エアロゾルを平行平板の対向間
隔や細いチューブの内部空間などの狭い空間を通過さ
せ、拡散係数の大きな粒子ほどブラウン運動が激しいた
めに器壁に吸着され易いことを利用してより小さな拡散
係数をもつ粒子ほどより高濃度に濃縮することができる
ものである。
【0004】一方、インパクタは、装置内に気体の流れ
が急速にその方向を変える部分を設けてあり、気体中に
含まれる粒子のうち、ストークス数が大きい粒子は流れ
方向の変化に追従できないため気体から分離されること
を利用して、よりストークス数の小さい粒子を濃縮する
ことができるものである。
【0005】また、その他のエアロゾル粒子の分級装置
として、エアロゾル遠心分離器がある。これにはいくつ
かの型があるが、何れも回転する気体流路の外周壁に粒
子捕集用の紙などを貼っておき、遠心力沈降速度が大き
い粒子ほど気体流路の入口近くで捕捉されるという作用
を利用して、粒子を分級するものである。そして、遠心
沈降速度はやはり粒径と一定の関係をもつので、粒径別
に粒子を捕集紙上に捕集し、これを回収して粒径別の粒
子計数、化学成分分析、秤量など行うことによりエアロ
ゾル粒子についての詳しい情報を得るために利用される
ことが多い。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】前記した従来から知ら
れているエアロゾル粒子の分級装置では、それぞれ電気
移動度、拡散係数、ストークス数、遠心沈降速度等、い
ずれも粒径と関係する物理量について分級する装置であ
る。ところが、通常のエアロゾル粒子は球形ではないた
め、粒径という量は幾何学的に一意的に定義し得る量で
はなく、その定義にあいまいさが残る。そのため、同一
の粒子であっても、分級原理が異なると、異なる粒径を
もつかのように分級されたり、粒子が装置内を運動する
ときの空間的姿勢に応じて異なる粒径をもつかのように
分級されたりする。しかし、もし粒子の比質量について
分級することができれば、比質量は粒子の形状に関わら
ない一意的な物理量であるので、このような不都合は生
じない。
【0007】また、特に拡散バッテリやインパクタは、
これらの装置単体では拡散係数やストークス数を大小二
段階に分級することしかできないので、応用範囲が極め
て狭いものであった。さらに、特にエアロゾル遠心分離
器では連続的に分級することができないという問題があ
った。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記に鑑み提
案されたもので、共通の対称軸まわりに回転する略円筒
状の外側電極と内側電極との間に気体を連続的に吸引
し、気体中に含まれる粒子に働く静電気力と遠心力との
つりあいを利用して、特定の範囲の比質量をもつ粒子の
みが浮遊する気体を連続的に外部に取り出すことができ
るようにしたことを特徴とするエアロゾル粒子質量分析
器に関するものである。即ち、内側電極の外径、外側電
極の内径、印加電圧の大きさ、および電極回転数に応じ
て決まるある値よりも大きな比質量を有する粒子には外
向きの遠心力が大きく働くために外側電極壁に付着し、
小さな比質量を有する粒子には内向きの静電気力が大き
く働くために内側電極壁に付着するために、特定の比質
量を有する粒子のみが電極間を通り抜けられることを利
用して、この特定の比質量をもつ粒子のみが浮遊する気
体を連続的に得ることが可能である。
【0009】
【実施例】以下、本発明を図示実施例により詳細に説明
する。
【0010】図1に示すように、外側枠体1は回転子2
に固定されており、回転子2は図示しないモータにより
外側枠体1の対称軸を回転軸とする回転運動が与えられ
る。この外側枠体1は、側面を構成する略円筒状の外側
電極3と、その開放上部および開放下部に接着或いはね
じ止めなどで固定された上蓋部4及び下蓋部5よりな
る。そして、上記上蓋部4の中心部には軸受6が固定さ
れる。この軸受6の内側部分は、試料エアロゾルを導入
するためのチューブ状のエアロゾル取り入れ管7の外側
に固定され、回転する外側部分とベアリング機構を介し
て気密に接続している。
【0011】上記外側枠体1の内部にはこれと対称軸を
共有する位置に内側枠体8が組み込まれている。この内
側枠体8も外側枠体1と同様に、側面を構成する略円筒
状の内側電極9と、その開放上部および開放下部に接着
或いはねじ止めなどで固定された上蓋部10および下蓋
部11よりなる。そして、上蓋部10と下蓋部11には
それぞれ軸受12,13が固定される。これら軸受1
2,13の内側部分は、エアロゾルを外部に取り出すた
めのエアロゾル排出管14の外側に固定され、それぞれ
回転する外側部分とベアリング機構を介して気密に接続
している。また、軸受13の外側部分を外側枠体1の下
蓋部5に固定して外側枠体1と内側枠体8とを一体状と
したので、エアロゾル取り入れ管7とエアロゾル排出管
14とは回転せず、外側枠体1と内側枠体8とは、共通
の対称軸のまわりに同一速度で回転する。
【0012】前記外側枠体1と内側枠体8の間には円環
状の作動空間15が形成されるが、この作動空間15の
内部には少なくとも1本の棒状絶縁体16が回転軸と平
行に固定される。この棒状絶縁体16はテフロン、プラ
スチック、ゴム、ガラスなどの電気的絶縁性を有する材
質より作製される。これは外側枠体1の内面、もしくは
内側枠体8の外面、もしくはその双方に接着、ねじ止め
などで固定するものでも良いし、材質がゴムのように弾
力性をもつ材料であるときは、それ自体の弾力を利用し
て挟圧状に固定するものでもよい。上記棒状絶縁体16
の役割は、作動空間15に導入された試料エアロゾルを
内側枠体8および外側枠体1と同じ速度で回転させると
同時に、軸方向に層流を形成することである。
【0013】また、前記外側電極3および内側電極9に
は、適当な直流電圧源17から供給される電圧Vが、軸
受6,12のそれぞれの、回転しない内側部分と回転す
る外側部分の間の電気的接触を実現するためのブラシ1
8および19を経由して、それぞれ印加され、この結
果、作動空間15において静電場が形成される。
【0014】試料エアロゾルは、連続的かつ一定の流量
で、矢印20で示すようにエアロゾル取り入れ管7から
取り入れられ、外側枠体1の上蓋部4と内側枠体8の上
蓋部10との間の空間21を経由して作動空間15に導
入される。そして、作動空間15での処理を行った後、
外側枠体1の下蓋部5と内側枠体8の下蓋部11との間
の空間22を通過し、エアロゾル排出管14から矢印2
3で示すように外部に取り出される。尚、軸受6,1
2,13自体の内側部分と外側部分とは、それぞれ前記
の通り気密に接続されているが、試料エアロゾルが上記
以外の経路を通過することがないように、軸受6,1
2,13と他部材との接続も気密にシーリングされてい
る。
【0015】以上の構成のエアロゾル粒子質量分析器の
作動空間15における粒子の分級原理を以下に説明す
る。
【0016】エアロゾル粒子の緩和時間τは、周囲の気
体が瞬間的に流速もしくは流れの方向を変えたとき、粒
子と周囲気体との粘性抵抗の影響で、どの程度すばやく
周囲気体の流れに追従できるようになるかを表わす量で
ある。通常のエアロゾル粒子の粒径は10μm以下であ
り、このような粒子ではτは1ミリ秒(0.001秒)
より短いことが知られている。したがって、粒子は作動
空間15に入ってきたとき、ほぼ瞬間的に周囲の気体の
運動に追従して運動するようになり、軸方向並びに円周
方向には外力を受けないので、周囲の気体に従って螺旋
運動をする。
【0017】動径方向においては、粒子には外向きの遠
心力が作用すると共に、粒子がもつ電荷の符号によって
内向きか外向きかが決まる静電気力が作用する。静電気
が内向きの場合、粒子の回転軸からの距離が下記数1で
示すr(m/q)と大きさが同じであれば、外向きの遠
心力と内向きの静電気力とがちょうど打ち消し合い(つ
り合い)、動径方向には運動しない。
【0018】
【数1】
【0019】上記数1において、mは粒子の質量、qは
電荷、r1 は内側電極9の外径の大きさ、r2 は外側電
極3の内径の大きさ、Ωは外側電極3および内側電極9
の回転の角速度、Vは印加した電圧の大きさである。
【0020】図2はr(m/q)のr1 およびr2 に対
する大きさと、粒子の作動空間15における動径方向へ
の運動軌跡との関係を示す模式的相関図である。
【0021】図2(a)はr(m/q)がr1 とr2
の中間にある場合の粒子の軌跡を示すもので、作動空間
15の入口部でr(m/q)の位置もしくはその近傍に
ある粒子は直線的に運動し、作動空間15の出口に到達
することができる。しかし、r(m/q)より外側の位
置の粒子には外向きの遠心力が内向きの静電気力よりも
強く作用するので総じて外向きに運動し、粒子の一部は
外側電極3の内壁に付着する。逆にr(m/q)より内
側にいる粒子には内向きの静電気力が強くなるので、粒
子の一部は内側電極9の外壁に付着する。
【0022】図2(b)はr(m/q)がr2 よりは大
きいが、下記数2で示すrMAX よりは小さい場合の粒子
の軌跡を示すものである。
【0023】
【数2】
【0024】但し、ここでは簡単のため、外側電極3と
内側電極9との間隔(r2 −r1 )がr1 よりも十分小
さく、また作動空間15におけるエアロゾルの軸方向流
速がその動径方向での位置に関らず一定であるものとし
て計算してある。また、上記数2において、Tはエアロ
ゾルが作動空間15に入ってから出るまでの滞留時間で
あり、図1に示した作動空間15の長さLとエアロゾル
流量Qとを用いて下記数3のように計算される。
【0025】
【数3】
【0026】上記図2(b)の場合は、比質量m/qを
もつ全ての粒子に対して内向きの静電気力の方が強いの
で、全ての粒子は内向きに運動するが、粒子の一部はな
お作動空間15の出口にたどり着くことができる。
【0027】しかし、r(m/q)がrMAX よりも大き
くなると、図2(c)に示すように比質量m/qの粒子
は全て内側電極9の外壁に沈着するので、作動空間15
から抜け出せる粒子はなくなる。また、r(m/q)が
1 より小さい場合については図示していないが、同様
の議論が可能である。
【0028】したがって、本発明のエアロゾル粒子質量
分析器に吸引されたエアロゾル粒子は、下記数4に示す
値(m/q)C を中心とする狭い範囲にある比質量をも
った粒子のみ作動空間15を通過し、残りは外側電極3
もしくは内側電極9に捕捉されてしまう。
【0029】
【数4】
【0030】このように、本発明のエアロゾル粒子質量
分析器は、エアロゾル粒子の比質量の連続分級装置とし
て利用することができるものである。
【0031】また、上記数4に示されるように、電圧
V、もしくは電極回転数Ωを変えることにより、分級さ
れる比質量を容易に変えることが可能であり、任意の比
質量の粒子を連続的に分級することができる。即ち、本
発明のエアロゾル粒子質量分析器に電圧を変化させる機
構、回転速度を変化させる機構を設けることにより、任
意の比質量の粒子を分級することができるものとなる。
【0032】以上本発明を実施例に基づいて説明した
が、本発明は前記した実施例に限定されるものではな
く、特許請求の範囲に記載した構成を変更しない限りど
のようにでも実施することができる。例えば前記実施例
では外側枠体1(外側電極3)と内側枠体8(内側電極
9)とは同一速度で回転する構成であるが、この速度を
変更するようにしてもよい。
【0033】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、エアロゾ
ル粒子の比質量についての分級を初めて可能とするもの
である。
【0034】そして、本発明のエアロゾル粒子質量分析
器の後段に、例えば米国TSI社により製造されている
モデル3025凝縮核式計数器、或いはリオン株式会社
製モデルKC−18光散乱式粒子計数器などの適当な粒
子計数器を接続することにより、容易に比質量分布の測
定システムを構成することができる。
【0035】粒子の帯電量がわかる場合には、比質量よ
り質量が算出できるので、本発明のエアロゾル粒子質量
分析器は粒子質量の分級装置として利用することができ
る。例えば平衡荷電状態にある0.1μm以下のエアロ
ゾル粒子は、2価以上の電荷を帯びる確率が無視し得る
ほど小さいので、このような場合は、分級された粒子の
帯電量は1価としてよいためにただちに質量分級装置と
して用いることができる。
【0036】また、対称軸と平行に棒状絶縁体を電極間
へ挿入したエアロゾル粒子質量分析器は、作動空間に導
入された試料エアロゾルを乱流を生ずることなく軸方向
へ流通させるので、分析或いは分級の精度を向上する。
【0037】さらに、電極間電圧を変化させる機構若し
くは回転速度を変化させる機構若しくはその両方の機構
を備えたエアロゾル粒子質量分析器は、分級される比質
量を容易に変えることができるので、任意の比質量の粒
子を分級することができるものとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示す一部を欠截した斜視図で
ある。
【図2】本発明のエアロゾル粒子質量分析器の作動空間
における粒子の動径方向への運動軌跡を示す模式図であ
る。
【符号の説明】
3 外側電極 9 内側電極

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 共通の対称軸まわりに回転する略円筒状
    の外側電極と内側電極との間に気体を連続的に吸引し、
    気体中に含まれる粒子に働く静電気力と遠心力とのつり
    あいを利用して、特定の範囲の比質量をもつ粒子のみが
    浮遊する気体を連続的に外部に取り出すことができるよ
    うにしたことを特徴とするエアロゾル粒子質量分析器。
  2. 【請求項2】 対称軸と平行に1本以上の棒状絶縁体を
    電極間へ挿入したことを特徴とする請求項1のエアロゾ
    ル粒子質量分析器。
  3. 【請求項3】 電極間電圧を変化させる機構を備えたこ
    とを特徴とする請求項1乃至2に記載のエアロゾル粒子
    質量分析器。
  4. 【請求項4】 回転速度を変化させる機構を備えたこと
    を特徴とする請求項1乃至3に記載のエアロゾル粒子質
    量分析器。
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