JPH0755664A - 細胞及び染色体の標本用基材 - Google Patents
細胞及び染色体の標本用基材Info
- Publication number
- JPH0755664A JPH0755664A JP5201722A JP20172293A JPH0755664A JP H0755664 A JPH0755664 A JP H0755664A JP 5201722 A JP5201722 A JP 5201722A JP 20172293 A JP20172293 A JP 20172293A JP H0755664 A JPH0755664 A JP H0755664A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cells
- coating
- sample
- plastic sheet
- substrate
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Investigating, Analyzing Materials By Fluorescence Or Luminescence (AREA)
- Investigating Or Analysing Biological Materials (AREA)
- Sampling And Sample Adjustment (AREA)
- Microscoopes, Condenser (AREA)
- Laminated Bodies (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 染色体検査用の細胞及び染色体の標本をつく
るための標本用基材として機械による取扱が容易なプラ
スティックシ−トを用いることを可能とする。 【構成】 従来スライド硝子として使用されているもの
に近い表面特性を有する誘電体の薄膜をプラスティック
シート表面にコ−ティングすることにより、濡れ性の改
善、相互作用の改善を図った。
るための標本用基材として機械による取扱が容易なプラ
スティックシ−トを用いることを可能とする。 【構成】 従来スライド硝子として使用されているもの
に近い表面特性を有する誘電体の薄膜をプラスティック
シート表面にコ−ティングすることにより、濡れ性の改
善、相互作用の改善を図った。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は染色体検査用の細胞及び
染色体の標本をつくるための標本用基材に関するもので
ある。
染色体の標本をつくるための標本用基材に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】染色体の異常は多くの疾患と因果関係に
あり、染色体の異常を検出することにより病気の診断が
行われたり、発病の予測、治療の余後の推測が行われて
いる。この染色体の異常には大きく分けて2つのタイプ
があり、その1つは数の異常であり、他の1つは構造の
異常であり、各々に対して特定の疾患がある。例えば染
色体数の異常に起因するものとしてはダウン症を含む各
種トリソミ−症等があり、構造異常に起因するものとし
ては慢性骨髄性白血病、急性骨髄性白血病、バ−キット
リンパ腫などがある。
あり、染色体の異常を検出することにより病気の診断が
行われたり、発病の予測、治療の余後の推測が行われて
いる。この染色体の異常には大きく分けて2つのタイプ
があり、その1つは数の異常であり、他の1つは構造の
異常であり、各々に対して特定の疾患がある。例えば染
色体数の異常に起因するものとしてはダウン症を含む各
種トリソミ−症等があり、構造異常に起因するものとし
ては慢性骨髄性白血病、急性骨髄性白血病、バ−キット
リンパ腫などがある。
【0003】また、これらの異常をひきおこす要因とし
ては遺伝的要因、外部より侵入したウイルス、放射線、
環境変異原物質(化学物質)がある。現在これら染色体
異常の検出をおこなって疾患の同定をしたり、放射線、
環境変異原の生体への影響を調べる方法として被検者の
血液、骨髄液、組織片を採血して検査対象の細胞を分離
し、適当な培地に必要な試薬を入れて培養し、所定の時
間を経た後培養細胞を回収、固定等の処理を経た細胞懸
濁固定液をスライド硝子上に滴下して細胞の標本を得、
場合によっては適当な染色処理をした後にこの標本細胞
群中に含まれる分裂中期の細胞の染色体を観察すること
が行われている。そしてこの観察は通常は顕微鏡下肉眼
によりなされたり一部自動化機器により自動的に行われ
ている。
ては遺伝的要因、外部より侵入したウイルス、放射線、
環境変異原物質(化学物質)がある。現在これら染色体
異常の検出をおこなって疾患の同定をしたり、放射線、
環境変異原の生体への影響を調べる方法として被検者の
血液、骨髄液、組織片を採血して検査対象の細胞を分離
し、適当な培地に必要な試薬を入れて培養し、所定の時
間を経た後培養細胞を回収、固定等の処理を経た細胞懸
濁固定液をスライド硝子上に滴下して細胞の標本を得、
場合によっては適当な染色処理をした後にこの標本細胞
群中に含まれる分裂中期の細胞の染色体を観察すること
が行われている。そしてこの観察は通常は顕微鏡下肉眼
によりなされたり一部自動化機器により自動的に行われ
ている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】この様な観察を連続的
にいくつものスライド硝子標本にわたって自動的に実施
しようとすると、標本のセッティング、搬送の手段にど
うしても人手がかかったり、大がかりな装置が必要にな
ってくる。そこで、セッティング、搬送方法を容易にす
る手段として、標本の基材にフレキシビィリィティのあ
るプラスティックシ−トを用いることが考えられる。
にいくつものスライド硝子標本にわたって自動的に実施
しようとすると、標本のセッティング、搬送の手段にど
うしても人手がかかったり、大がかりな装置が必要にな
ってくる。そこで、セッティング、搬送方法を容易にす
る手段として、標本の基材にフレキシビィリィティのあ
るプラスティックシ−トを用いることが考えられる。
【0005】ところで、細胞が懸濁された固定液を表面
に滴下すると硝子基板上の場合には固定液は硝子の表面
に拡がっていき、表面上で薄い液膜をつくり、乾燥後に
適度に拡がった染色体像が得られる。しかしながら、プ
ラスティックシ−トを用いて細胞標本を作成する場合、
同様にプラスティックスシ−ト上に滴下しても固定液は
基板シ−ト表面上で拡がらず水滴様な形となり、表面積
が小さいために乾燥速度が遅くなり、結果的には基板シ
−ト上に多くの細胞が凝集した様な形の標本となって見
にくくなったり、分裂中期の細胞の染色体は場合によっ
てはバラバラになって各々の所属が不明になるという問
題があった。
に滴下すると硝子基板上の場合には固定液は硝子の表面
に拡がっていき、表面上で薄い液膜をつくり、乾燥後に
適度に拡がった染色体像が得られる。しかしながら、プ
ラスティックシ−トを用いて細胞標本を作成する場合、
同様にプラスティックスシ−ト上に滴下しても固定液は
基板シ−ト表面上で拡がらず水滴様な形となり、表面積
が小さいために乾燥速度が遅くなり、結果的には基板シ
−ト上に多くの細胞が凝集した様な形の標本となって見
にくくなったり、分裂中期の細胞の染色体は場合によっ
てはバラバラになって各々の所属が不明になるという問
題があった。
【0006】本発明はこの様な従来の問題点に鑑みてな
されたもので、機械による取扱が容易なプラスティック
シ−トを染色体像観察用の基材として用いることを可能
にすることを目的とする。
されたもので、機械による取扱が容易なプラスティック
シ−トを染色体像観察用の基材として用いることを可能
にすることを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記問題の解決のために
本発明では上記問題点が固定液と基材の濡れ性の関係、
細胞と基材の機械的相互作用に起因することに鑑み、従
来使用されている硝子に近い表面特性を有する誘電体の
薄膜をプラスティックス表面にコ−ティングを行って濡
れ性の改善、相互作用の改善を図ることにより、フレキ
シブルな基板上に細胞及び染色体標本が得られるように
した。
本発明では上記問題点が固定液と基材の濡れ性の関係、
細胞と基材の機械的相互作用に起因することに鑑み、従
来使用されている硝子に近い表面特性を有する誘電体の
薄膜をプラスティックス表面にコ−ティングを行って濡
れ性の改善、相互作用の改善を図ることにより、フレキ
シブルな基板上に細胞及び染色体標本が得られるように
した。
【0008】また観察が容易なように可視光領域に於い
て光吸収のない誘電体薄膜を用いる。
て光吸収のない誘電体薄膜を用いる。
【0009】
【作用】本発明では固定液と基材の濡れ性、細胞と基材
との吸着性が観察しやすい染色体標本の出来具合に影響
していることにその解決の基礎をおいているがこの点を
更に詳しく説明する。図1中11は洗浄されたスライド
硝子であり、わずかに傾いた様に置かれている。このス
ライド硝子に常法に従って作成した細胞懸濁固定液を1
0μ〓だけピペットにとって滴下すると図中12の様
に、固定液と硝子材の濡れ性の関係より固定液は硝子表
面上に拡がっていく。図2にこの時の液中の細胞挙動を
記す。図は硝子表面付近の立面図であり、21がスライ
ド硝子表面であり、22が滴下され、拡がっていく固定
液である。この固定液中の細胞のあるものは23の様に
液中に浮遊した形で液の流れ25に沿って図中26の様
に移動していき、あるものは24の様に液中に硝子表面
の吸着サイトに吸着される。そして液が拡がったために
液厚が薄くなるといずれの細胞も硝子表面に吸着停止
し、更に液が拡がったり、液が蒸発して液厚が図3の様
にいっそう薄くなると液面30の表面張力のために細胞
31はスライド硝子の基材面32に押しつけられる形と
なってつぶれ、中にある染色体が展開されるようにな
る。
との吸着性が観察しやすい染色体標本の出来具合に影響
していることにその解決の基礎をおいているがこの点を
更に詳しく説明する。図1中11は洗浄されたスライド
硝子であり、わずかに傾いた様に置かれている。このス
ライド硝子に常法に従って作成した細胞懸濁固定液を1
0μ〓だけピペットにとって滴下すると図中12の様
に、固定液と硝子材の濡れ性の関係より固定液は硝子表
面上に拡がっていく。図2にこの時の液中の細胞挙動を
記す。図は硝子表面付近の立面図であり、21がスライ
ド硝子表面であり、22が滴下され、拡がっていく固定
液である。この固定液中の細胞のあるものは23の様に
液中に浮遊した形で液の流れ25に沿って図中26の様
に移動していき、あるものは24の様に液中に硝子表面
の吸着サイトに吸着される。そして液が拡がったために
液厚が薄くなるといずれの細胞も硝子表面に吸着停止
し、更に液が拡がったり、液が蒸発して液厚が図3の様
にいっそう薄くなると液面30の表面張力のために細胞
31はスライド硝子の基材面32に押しつけられる形と
なってつぶれ、中にある染色体が展開されるようにな
る。
【0010】ところが、同様な操作をプラスティックの
基材40に対して行うと滴下された固定液は硝子基板上
で拡がったようには拡がらず、図4の様にただ傾斜があ
るために流れおりてくるだけとなり、従って細胞は狭い
範囲41におしこめられた形となってとても観察しにく
い標本となってしまう。また細胞が基材のプラスティッ
クに付着しやすいものであれば、乾燥時に液面積が減少
し、それに細胞がひきずられる形となった時に細胞は壊
れ、中にある染色体がバラバラになってしまいどれが同
一の細胞から出たものかが判らなくなってしまうことに
なる。従ってこれらの点を改良するには表面の濡れ性が
硝子表面のものに近く、細胞との付着性も同様なものに
すればよいことになる。表面の特性を改質するためには
種々な手段が考えられるが効果が確実で実施が容易な方
法として表面に薄膜をコ−ティングすることとした。こ
のコ−ティングに用いる材料は金属膜からも選択できる
が透過光で観察する場合には不都合なので可視光領域で
光吸収のない誘電体を用いることが好ましい。
基材40に対して行うと滴下された固定液は硝子基板上
で拡がったようには拡がらず、図4の様にただ傾斜があ
るために流れおりてくるだけとなり、従って細胞は狭い
範囲41におしこめられた形となってとても観察しにく
い標本となってしまう。また細胞が基材のプラスティッ
クに付着しやすいものであれば、乾燥時に液面積が減少
し、それに細胞がひきずられる形となった時に細胞は壊
れ、中にある染色体がバラバラになってしまいどれが同
一の細胞から出たものかが判らなくなってしまうことに
なる。従ってこれらの点を改良するには表面の濡れ性が
硝子表面のものに近く、細胞との付着性も同様なものに
すればよいことになる。表面の特性を改質するためには
種々な手段が考えられるが効果が確実で実施が容易な方
法として表面に薄膜をコ−ティングすることとした。こ
のコ−ティングに用いる材料は金属膜からも選択できる
が透過光で観察する場合には不都合なので可視光領域で
光吸収のない誘電体を用いることが好ましい。
【0011】
【実施例1】PET(ポリエチレンテレフタレ−ト)
(商品名ルミラ−、東レ)で50μmの厚さのものに対
しSiO2をスパッタリングにより厚さ50nmになる
ようにコ−ティングを行った。次に細胞が懸濁した固定
液であるが、ヒトの末梢血5〓を採決し、セルセパレ−
ションチュ−ブ(商品名Leuco PREP、Becton Dickinson
社製)により単核白血球を分離し、これをハンクス液で
洗った後に別に調整した血清20%入り培養液RMPI
1640に入れてPHAを添加し37℃、5%炭酸ガス
雰囲気下で培養し、72時間後に培養細胞を遠心分離に
より回収し、37℃の0.075M KCl溶液に入れて
低張処理を20分から30分間行い、低張処理された細
胞を遠心分離により回収し、メタノ−ルと酢酸の比が
3:1からなる固定液に回収した細胞をいれて細胞が懸
濁された固定液を得た。この固定液を先のコ−ティング
されたPETのプラスチックシ−ト上に滴下した所、ス
ライド硝子表面上に拡がっていくのと同様に固定液は拡
がっていって良好な染色体の展開像をもつ標本が得られ
た。
(商品名ルミラ−、東レ)で50μmの厚さのものに対
しSiO2をスパッタリングにより厚さ50nmになる
ようにコ−ティングを行った。次に細胞が懸濁した固定
液であるが、ヒトの末梢血5〓を採決し、セルセパレ−
ションチュ−ブ(商品名Leuco PREP、Becton Dickinson
社製)により単核白血球を分離し、これをハンクス液で
洗った後に別に調整した血清20%入り培養液RMPI
1640に入れてPHAを添加し37℃、5%炭酸ガス
雰囲気下で培養し、72時間後に培養細胞を遠心分離に
より回収し、37℃の0.075M KCl溶液に入れて
低張処理を20分から30分間行い、低張処理された細
胞を遠心分離により回収し、メタノ−ルと酢酸の比が
3:1からなる固定液に回収した細胞をいれて細胞が懸
濁された固定液を得た。この固定液を先のコ−ティング
されたPETのプラスチックシ−ト上に滴下した所、ス
ライド硝子表面上に拡がっていくのと同様に固定液は拡
がっていって良好な染色体の展開像をもつ標本が得られ
た。
【0012】
【実施例2】PP(ポリプロピレン)(商品名トレファ
ン、東レ)で厚さ50μmのものに対してSiO2をス
パッタリングにより50nmになりようにコ−ティング
を行った。次に実施例1と同様にして得た固定液をこの
コ−ティングされたPPシ−ト上に滴下した所、矢張り
スライド硝子表面に滴下した時と同様にその表面に拡が
っていき良好な染色体展開像をもつ標本が得られた。
ン、東レ)で厚さ50μmのものに対してSiO2をス
パッタリングにより50nmになりようにコ−ティング
を行った。次に実施例1と同様にして得た固定液をこの
コ−ティングされたPPシ−ト上に滴下した所、矢張り
スライド硝子表面に滴下した時と同様にその表面に拡が
っていき良好な染色体展開像をもつ標本が得られた。
【0013】ここに使用できるプラスチィックシ−トは
上記PETの他にもポリ塩化ビニル、ポリプロピレン、
ポリビニルアルコ−ル、ポリエチレン、ポリ塩化ビニリ
デン等も使用可能であり、コ−ティングに使用される材
料もSiO2の他にもSiO、TiO2、ZrO2、Al2
O3、等が使用可能である。
上記PETの他にもポリ塩化ビニル、ポリプロピレン、
ポリビニルアルコ−ル、ポリエチレン、ポリ塩化ビニリ
デン等も使用可能であり、コ−ティングに使用される材
料もSiO2の他にもSiO、TiO2、ZrO2、Al2
O3、等が使用可能である。
【0014】
【発明の効果】以上のように、本発明においては、プラ
スティクシ−ト表面の特性を誘電体の薄膜をコ−ティン
グすることによりスライド硝子表面に近い状態にするこ
とが可能であり、さらに、コ−ティングに使用する材料
を変えることによりスライド硝子材料にはない特性がひ
きだせる可能性があり、よりよい染色体標本が容易に得
られるという利点が得られる。
スティクシ−ト表面の特性を誘電体の薄膜をコ−ティン
グすることによりスライド硝子表面に近い状態にするこ
とが可能であり、さらに、コ−ティングに使用する材料
を変えることによりスライド硝子材料にはない特性がひ
きだせる可能性があり、よりよい染色体標本が容易に得
られるという利点が得られる。
【図1】 スライド硝子表面に細胞懸濁固定液を滴下し
たときの概念図である。
たときの概念図である。
【図2】 スライド硝子表面に細胞懸濁固定液を滴下し
たときの液中の細胞挙動を示す概念図である。
たときの液中の細胞挙動を示す概念図である。
【図3】 スライド硝子表面に細胞懸濁固定液を滴下し
た後、液が蒸発した状態を示す概念図である。
た後、液が蒸発した状態を示す概念図である。
【図4】 コーティングしていないプラスティックシー
ト表面に細胞懸濁固定液を滴下したときの概念図であ
る。
ト表面に細胞懸濁固定液を滴下したときの概念図であ
る。
11 スライド硝子 12 細胞懸濁固定液 40 プラスティックシート
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G01N 33/48 Z 7055−2J G02B 21/34 7625−2K
Claims (2)
- 【請求項1】末梢血や骨髄液等より分離したリンパ球を
適当な培地を用いて培養し、一定時間後培養細胞を回収
して所定の処置を施して細胞が懸濁した固定液を得、こ
の細胞懸濁固定液を滴下して染色体検査用の細胞及び染
色体の標本をつくるための標本用基材において、コ−テ
ィングされたプラスティックシ−トを用いることを特徴
とする細胞及び染色体の標本用基材。 - 【請求項2】前記プラスティックシートにコ−ティング
される物質が可視光領域の光に対して光吸収をもたない
ことを特徴とする請求項1の細胞及び染色体の標本用基
材。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5201722A JPH0755664A (ja) | 1993-08-13 | 1993-08-13 | 細胞及び染色体の標本用基材 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5201722A JPH0755664A (ja) | 1993-08-13 | 1993-08-13 | 細胞及び染色体の標本用基材 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0755664A true JPH0755664A (ja) | 1995-03-03 |
Family
ID=16445853
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5201722A Pending JPH0755664A (ja) | 1993-08-13 | 1993-08-13 | 細胞及び染色体の標本用基材 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0755664A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN102323117A (zh) * | 2011-05-11 | 2012-01-18 | 孙敏 | 血样检验处理片 |
JP2016057307A (ja) * | 2009-10-16 | 2016-04-21 | コミシリア ア レネルジ アトミック エ オ エナジーズ オルタネティヴズ | 溶液中でミクロンサイズの物体を検出するための光学的検出方法 |
-
1993
- 1993-08-13 JP JP5201722A patent/JPH0755664A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2016057307A (ja) * | 2009-10-16 | 2016-04-21 | コミシリア ア レネルジ アトミック エ オ エナジーズ オルタネティヴズ | 溶液中でミクロンサイズの物体を検出するための光学的検出方法 |
CN102323117A (zh) * | 2011-05-11 | 2012-01-18 | 孙敏 | 血样检验处理片 |
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