JPH075564A - フイルムカートリッジ用バーコード読取り装置 - Google Patents

フイルムカートリッジ用バーコード読取り装置

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JPH075564A
JPH075564A JP5148012A JP14801293A JPH075564A JP H075564 A JPH075564 A JP H075564A JP 5148012 A JP5148012 A JP 5148012A JP 14801293 A JP14801293 A JP 14801293A JP H075564 A JPH075564 A JP H075564A
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JP
Japan
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bar code
bar
signal
width
film
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JP5148012A
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English (en)
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Yutaka Yoshida
豊 吉田
Yoshihiro Yoshikawa
喜宏 吉川
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Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Photo Film Co Ltd filed Critical Fuji Photo Film Co Ltd
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Priority to US08/260,812 priority patent/US5497213A/en
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    • GPHYSICS
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 バーコードの論理を正確に判断する。 【構成】 フイルムカートリッジ固有の情報が書き込ま
れた円形のバーコード板をスプール回転軸に連動させて
回転するようにし、バーコード板には、論理「1」を示
す幅広または、論理「0」を示す幅狭の白黒のパターン
が交互に並べられており、これに反射型のホトセンサを
用いて、白黒による反射率による出力信号のレベルの変
化からパターン幅を信号幅として検知する。この信号幅
から論理を判断する際には、1つ前に検出された信号幅
から単位幅を算出しこれを2倍したものと比較して、大
きければ幅広であり論理「1」をデータとして格納し、
小さければ幅狭であり論理「0」をデータとして格納
し、次々に判断する基準を更新しなら論理を判断してい
く。 【効果】 回転ムラに影響されることなく論理の正確な
判断ができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、フイルムカートリッジ
用バーコード読取り装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】フイルムカートリッジに収納されたフイ
ルム固有の情報が書き込まれた円形のバーコード板をス
プールに連動させて回転するようにしたフイルムカート
リッジ及びそのバーコードを識別するカメラが考案され
ている(例えば、米国特許第5,049,912号)。
回転するバーコード板には、幅広または、幅狭の白黒の
パターンが交互に並べられており、その配列、パターン
を反射型のホトセンサで読取って、論理「1」または
「0」を判断するものがある。ところで、このパターン
の幅を正確に読み取るためには、バーコード板を一定角
速度で回転させるか、そうでない場合はバーコード板が
単位角回転するごとにエンコーダパルスを発生させ、こ
のエンコーダパルスを参照しながらホトセンサの出力を
監視する必要がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、スプールは
本来フイルムの給送のために回転させるものであって、
一定角速度で回転させることは考慮されていない。そし
て、温度、電池の残量、フイルムのコマ位置等によって
スプールの回転角速度も変動するのが通常である。この
ため、スプールと一体的に回転するバーコード板から、
ホトセンサで単にバーコードパターンを読取ったとして
もパターンの広狭の判断を正確に行うことが出来なくな
る。また、バーコード認識のためにわざわざ回転エンコ
ーダを設けることは、実装スペースやコスト上、不利と
なる。
【0004】さらに、バーコード板からの反射光を検知
したホトセンサからの光電信号は、電池の残量,バーコ
ード板の位置,光学センサの特性のバラつき等によって
振幅の中心値が信号変化の判断基準となっているしきい
値を下回ったり、上回ったりすることがある。このよう
な場合、しきい値を基準にして光電信号にバー及スペー
スに対応した符号を与えるとそれぞれの信号幅が増減し
てしまい、パターンの幅を読み違えるという問題点があ
った。
【0005】本発明は上記課題を解決するためのもので
あり、回転エンコーダを設けることなく簡単かつ正確に
バーコード情報を読み取ることができるようにしたフイ
ルムカートリッジ用バーコード読取り装置を提供するこ
とを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、フイルムを巻きつけたスプールと一体回
転するバーコード板に、お互いに反射率が異なり、各々
広狭2種類の幅をもったバー及びスペースを交互に配列
してフイルムの特性値等を表すバーコードを記してお
き、バーコード板を回転させながら前記バー及びスペー
スの幅を所定のしきい値をもとに光電検出し、符号及び
信号幅が異なる光電信号の配列に基づいてバーコードの
内容を読み取るようにしたフイルムカートリッジ用バー
コード読取り装置において、現時点で読み取られるバー
又はスペースの幅の広狭判断を、前回読み取った異符号
の光電信号の信号幅を参照して行う。
【0007】また、現時点で読み取られるバー又はスペ
ースの幅の広狭判断を、前回に読み取った同符号の光電
信号の信号幅を参照して行う。現時点で読み取られるバ
ー又はスペースの幅の広狭判断を、現時点で読み取られ
た信号幅に前回読み取った異符号の光電信号の信号幅を
加算した結果を参照して行うとよりよい。
【0008】さらに、バーコード板に検出光を投光する
投光器と、バーコード板からの反射光を光電信号に変換
するホトセンサと、前記検出光の光量もしくはホトセン
サからの光電信号の出力レベルを調節し、光電信号の符
号の判断基準となる前記しきい値に対して光電信号の振
幅の最適化を図るのもよい。また、バーコード板に検出
光を投光する投光器と、バーコード板からの反射光を光
電信号に変換するホトセンサと、ホトセンサから振幅を
もってシリアルに出力されてくる光電信号を、前記しき
い値を基準にして交流増幅する増幅手段とを備えても光
電信号の振幅を最適化が図れる。
【0009】バーコード板に検出光を投光する投光器
と、バーコード板からの反射光を光電信号に変換するホ
トセンサと、前記投光器もしくはホトセンサの前面に挿
入され、前記しきい値に対してホトセンサからの光電信
号のピークレベルを最適化する光量調節手段とを備えて
も効果的である。
【0010】
【実施例】図2はバーコード板を内蔵したフイルムカー
トリッジを示す斜視図である。カートリッジ本体10に
はスプール11が回転自在に取り付けられている。スプ
ール11には、ネガフイルム12の一端が固定されてこ
れが巻き付けられている。また、スプール11の上部に
は、バーコード板13が固定されており、これには周方
向でバーコード15が記録されている。カートリッジ本
体10の上部には、バーコード板13のバーコード15
を外部に露呈するための窓16が形成されている。
【0011】図3に一例を示すように、バーコード板1
3にはドーナツ状の円板の一部を扇状に切り欠いたブラ
ッククワイエットゾーン20があり、残りの部分が黒い
無反射面のバーと白い高反射面のスペースの二種類の面
で構成されるバーコード15となっている。バーコード
15は、ブラッククワイエットゾーン20に接して反時
計周り方向に先頭部21が、時計周り方向には終端部2
2が配置されている。
【0012】反時計周りで先端部21から終端部22ま
での間にはフイルムカートリッジに収容されたフイルム
固有の情報を表現するデータ部がある。このデータ部
は、幅の広いバー23と幅の狭いバー24及び幅の広い
スペース25と幅の狭いスペース26とから構成され、
必ず先端部21に隣接した位置がバーから始まり、バー
とスペースが交互に並べてある。
【0013】バー24あるいはスペース26のように狭
幅の部分が単位幅となっており、バー23,スペース2
5のように広幅の部分は、単位幅に対して角度で(周方
向に測って)3:1の比率になっている。バー,スペー
スの種類にかかわらずバー23やスペース25のように
幅広となっている部分が論理「1」を表し、同様に幅狭
の部分が論理「0」を表す。また、先頭部21はバー2
1aと基準区間21bとから構成されており、基準区間
21bは単位幅のA倍の幅になっている。
【0014】図4は上記バーコード15の読取り装置の
回路図である。反射式のホトセンサ30は、発光ダイオ
ード31及びホトトランジスタ32からなり、図示しな
いカメラ内でフイルムカートリッジの窓16に臨む位置
で配置されている。このホトセンサ30からの光電信号
は、波形整形器33に送られる。
【0015】波形整形器33は、予め設定されたしきい
値に基づいてホトセンサ30からの光電信号を2値化
し、異符号の2種類の信号を出力する。すなわち、光電
信号の出力レベルがしきい値よりも上回るときに一定の
電圧のHレベルの信号を出力し、しきい値を下回るとき
にはLレベルの信号を出力する。
【0016】マイクロコンピュータ34は、タイマー機
能を備えているとともに、波形整形器33が出力する2
値化信号の幅からバーコード15を解読する各種プログ
ラムが書き込まれたROMを内蔵している。また、マイ
クロコンピュータ34には、解読の処理に応じてバーコ
ードの論理やタイマー値を代入する変数などの格納,読
出し,書き替えができるRAMを内蔵している。さら
に、マイクロコンピュータ34には、LCDの表示画面
が接続されており必要に応じてデータを表示させる。
【0017】上記構成による基本的な動作を説明する。
図5には基本的な処理のフローチャートを示した。カメ
ラにフイルムカートリッジを装填すると、カメラの機構
によりスプール11が時計方向に回転され、フイルム先
端はフイルムカートリッジから送りだされカメラの巻取
り軸に巻き取られるようになる。このフイルム搬送中に
スプール11が回転してこれに固定されたバーコード板
13も回転する。バーコード板13の回転中に、ホトセ
ンサ30により相対的にバーコード15が先頭部21か
ら反時計周り方向へ読み取られる。なお、読み取り装置
はブラッククワイエットゾーン22と先頭部21の白黒
のパターンから、先頭部21を識別できる。
【0018】ホトセンサ30の読取り位置が先頭部21
のバー21aから基準区間21bのエリアに移るとき、
ホトセンサ30からの光電信号が徐々に高くなり、波形
整形器33はしきい値を上回ったときに出力をHレベル
に転じる。マイクロコンピュータ34は、タイマーをリ
セット(T←0)してからタイマーをスタートする。図
3に示したバーコード15のパーターンでは、その後ホ
トセンサ30は、幅の狭いバー24に対面して出力が徐
々に下がりしきい値を下回ったときに、Lレベルに転じ
る。マイクロコンピュータ34は、このときのタイマー
値TをTstとしてRAMに格納する。
【0019】マイクロコンピュータ34は、タイマーを
リセットしタイマーを再スタートする。次の幅の広いス
ペース25にホトセンサ34が対面すると、ホトセンサ
34の出力が徐々に上がり、しきい値を上回ったときに
波形整形器33の出力がHレベルに転じる。マイクロコ
ンピュータ34は、このときのタイマー値Tを用いて論
理が「0」であるか「1」であるかを判断する。
【0020】再びマイクロコンピュータ34はタイマー
をリセットし、タイマーをスタートする。その後、幅の
広いバー23にホトセンサ30が対面し波形整形器33
の出力がLレベルに転じたときのタイマー値Tを用い
て、論理を判断する。このようにして順次バーコード1
5を読み取り、終端部22で波形整形器33の出力がL
レベルに転じ、所定の個数の論理を判断した時に解読を
終了する。
【0021】以下に実施例1〜3で上記の読み取り装置
による解読手順を説明する。
【0022】〔実施例1〕図5のフローチャートにおい
て、基準区間21bを読み取って得られたTstは、単
位幅を読み取ったときのA倍の長さであるから、仮にこ
のときに単位幅を読み取った時のタイマー値Tref
は、Tst/Aと考えられる。このTrefをつぎのバ
ーを判断する基準にする。
【0023】バーコード板13の回転速度は、モータ個
々の特性や電池残量等により速度変動変動が生じている
と考えられるから、予め単位幅を決定しておくことがで
きないが、一つ手前で検出された信号幅を判断の基準に
することができる。すなわち、隣接したバーあるいはス
ペースを読み取った時点での回転速度に対しては、その
直後に読み取るときの回転速度はほぼ等しいと考えられ
るからであり、以降データ部の論理を判断する時には1
つまえの信号幅を判断の基準としていく。
【0024】ただし、検出される信号幅には回転ムラに
よる成分が含まれており、前の信号を得たときと正確に
同じ回転速度であるとはみなし難い、したがって、論理
判断に幅をもたせるために、例えばTrefを2倍した
値と次のバーコード15のバーを読み取って得られるタ
イマ値Tとを比較する。幅の広いバー23読み取ったと
すれば2・Trefよりも大きく、また幅の狭いバー2
4を読み取ったとすれば2・Trefよりも小さくなる
と考えられる。図3のバーコード15では、幅の狭いバ
ー24であるから論理「0」と判断され、このデータを
RAMに格納する。
【0025】バーを読み取ったときのタイマー値Tを次
の基準にする。今、判断した論理が「0」であればTr
ef=Tとし、「1」であればTref=T/3とす
る。次にスペースを読み取ったタイマー値Tと2・Tr
ef比較し前述同様に判断してRAMに格納し、さらに
この時のタイマー値TよりTrefを決める。
【0026】このようにして、1つ前のタイマー値から
基準となるTrefを算出し、このTrefと当該する
タイマー値Tとを比較し、次々に判断してバーコード1
5の内容を回転ムラに影響されずに解読する。なお、論
理の判断基準にTrefを2倍した値を用いているが2
倍に限らなくともよい。
【0027】〔実施例2〕実施例2では、波形整形器3
3から出力される同レベルのひとつ前の信号幅を基準に
した解読手順の例を説明する。図6に解読手順のフロー
チャートを示した。実施例1同様に基準区間21bが測
定され、Tref(=Tst/A)が求められ、Lre
f及びHrefの値としてTrefが書き込まれる。タ
イマーがリセットされ、タイマーがスタートする。
【0028】データ部の最初のバーが検出されLレベル
の信号幅をマイクロコンピュータ34がタイマーでカウ
ントする。このタイマー値Tを2・Lrefと比較し論
理を幅をもって判断し、そのデータをRAMに格納す
る。論理が「0」と判断されたときはタイマー値TをL
refに値にし、また論理が「0」と判断されたときは
T/3をLrefにする。タイマーは、リセットされ再
スタートする。
【0029】次に、スペースが検出されHレベルの信号
幅をマイクロコンピュータ32がカウントする。このタ
イマー値Tを2・Hrefと比較し論理を判断し、その
データをRAMに格納する。論理が「0」と判断された
ときはタイマー値TをHrefに値にし、また論理が
「0」と判断されたときはT/3をHrefにする。タ
イマーは、リセットされ再スタートする。以降、同様に
して順次バーとスペースを検出した信号幅から論理を判
断し、データをRAMに格納する。
【0030】ところでホトセンサ30の駆動電圧の変動
などの理由で、ホトセンサ30が出力する光電信号の振
幅の中心が設定されているしきい値よりも高く(低く)
なることがある。図7(a)には、図7(b)に示した
ようなバーコード15の一部のパターンを読み取ったと
きのホトセンサ30の出力信号波形,波形整形器33の
出力の波形を示した。例えば同じ論理「0」を示す幅の
狭いスペース26と幅の狭いバーから得られる波形整形
器33から出力される信号幅H1とH2は、本来1:1
になるはずであるが、ずれてしまっている。また、H2
とH3においては1:3から、H3とH4においては、
3:1から、以降も同様に本来の比率からそれぞれずれ
てしまっている。
【0031】これはホトセンサ30からの出力レベルが
徐々に増減し、しかも極大値からしきい値に達するまで
の所要時間と、極小値からしきい値に達するまでの所要
時間が異なるために発生する。そのため、波形整形器3
3から出力される信号幅は、本来の3:1の比率からず
れた信号幅になっている。
【0032】しかし、Lレベルのみの信号幅で比較した
ときには1:1または3:1の比率が保たれ、また、H
レベルのみの信号幅でも同様なことがいえる。本実施例
2ではバーの論理を判断するときには、1つ前に検出,
判断したバーの信号幅を判断基準とし、スペースの論理
を判断するときには1つ前に検出,判断したスペースを
判断基準として変更するようにしているので、ホトセン
サ30が出力する信号の振幅の中心がしきい値と同じに
なっていなくとも正確に解読できる。
【0033】上記実施例2ではスペースの基準区間から
バーの最初のLrefをもとめているが、基準区間にバ
ーのエリアを設けてこの部分からLrefを決定するよ
うにしてもよい。
【0034】〔実施例3〕ホトセンサ30が出力する信
号の振幅の中心がしきい値よりも高くまたは低いときに
も正確に論理の判断ができる別の解読手順について説明
する。図8及び図9にフローチャートを示す。図10
(a)には、図10(b)に示したバーコード15の1
部を読み取ったとき、ホトセンサ30が出力する信号の
振幅の中心がしきい値よりも高いときのホトセンサ30
及び、波形整形器33の出力の波形が示されている。し
きい値が振幅の中心よりも低いために、スペースからバ
ーに移行するときには立ち下がりのために、しきい値を
下回ったときに本来出力されるべき時よりもΔTおくれ
て波形整形器33の出力がLレベルに転じる。さらに、
バーからスペースのエリアに移行するときには、立ち下
がりと同じ時間で立ち上がるためにΔT早く波形整形器
33の出力がHレベルに転じる。
【0035】波形整形器33から出力される信号幅はL
レベルの信号では、2・ΔT長くなり、またHレベルの
信号では、2・ΔT短くなっている。このときにLレベ
ルとHレベル、またはHレベルとLレベルの隣接する各
信号を1組としてみると、信号幅の増減は打ち消される
ことがわかる。これを用いて以下の手順で論理を判断す
る。
【0036】まず、基準区間21bによって得られる波
形整形器33からのHレベルの信号幅のタイマー値Tを
TstとしてRAMに格納する。次に、Tpreの値を
Tstの値とするとともに、Tref(=Tst/A)
を求め格納する。タイマーはリッセトされ再スタート
し、バーを検出したLレベルの信号幅のタイマー値Tを
得る。タイマー値TとTpreを加算しTjとする。
【0037】基準区間21bは単位幅のA倍であるか
ら、検出したバーが幅の広いバー23であれば(A+
3)・Tref程度の値にTjがなっている。また、読
み取ったバーが幅の狭いバーであれば、Tjの値は、
(A+1)・Tref程度になっている。
【0038】すなわち、(A+2)・Trefを判断の
基準として用いてTjが(A+2)・Trefより大き
い場合には読まれたバーの論理を「1」と判断し、Tr
efの値をTj/(A+3)とする。Tjが(A+2)
・Trefより小さい場合には読まれたバーの論理を
「0」と判断し、Trefの値をTj/(A+1)とす
る。
【0039】Tpreの値をバーを検出したときのタイ
マー値Tに書き替えタイマーがリセットされ再スタート
する。スペースが検出され、Hレベルの信号幅からのタ
イマー値Tを得る。このタイマー値TとTpreを加算
した値をTjとする。
【0040】本来このTjのとり得る値は、図11に示
したように前の信号幅と今回読取るべき信号幅の組み合
わせにより3種類である。Tjの値は、前のバーの論理
が「0」の場合、このスペースが幅の狭いスペース26
(論理が「0」)であれば2・Tref程度になり、ま
た幅の広いスペース25(論理が「1」)であれば4・
Tref程度になる。さらに、Tjの値は、前のバーの
論理が「1」の場合、このスペースが幅の狭いスペース
26(論理が「0」)であれば4・Tref程度にな
り、また幅の広いスペース25(論理が「1」)であれ
ば6・Tref程度になる。
【0041】ここで判断に幅をもたせて、Tjの値が3
・Trefより小さい(Tj<3・Tref)ときに
は、このスペースは幅の狭いスペース26であり論理
「0」と判断し、Trefの値をTj/2とする。Tj
の値が3・Trefより大きく5・Trefよりも小さ
い(3・Tref<Tj<5・Tref)場合には、前
の論理が「0」のときには、検出されたのは幅の広いス
ペース25であり論理「1」と判断し、また前の論理が
「1」のときには、幅の狭いスペース26であり論理
「0」と判断してTrefの値をTj/4とする。Tj
の値が5・Trefより大きい(Tj>5・Tref)
ときには、このスペースは幅の広いスペース25であり
論理「1」と判断し、Trefの値をTj/6とする。
【0042】Tpreの値をスペースを検出したときの
タイマー値Tに書き替える。次にバーが検出される。こ
のときの波形整形器33から出力されたLレベルの信号
幅のタイマー値TとTpreを加算した値をTjとす
る。前のスペースと同様にこのTjのとり得る値は、図
11に示したように3種類であり、同じようにしてバー
の幅から論理を判断しTref、Tpreを更新しなが
ら順次バーコード15を検出し論理を判断する。
【0043】このようにしきい値と信号の振幅の中心の
レベルの差による増減を打ち消すようにした信号幅をも
ちいて判断するから、バーコード15を正確に解読する
ことができる。
【0044】正確にバーコードを解読するには、バーコ
ードにパリティ機能を付加させるのも効果的である。以
下実施例4で、パリティ機能を有したバーコードの例を
説明する。
【0045】〔実施例4〕本実施例4で用いるバーコー
ドは、先に説明したバーコード15と構成はおなじであ
るが、データ部はデータを表現する際に、バーとスペー
スによりそれぞれM個ずつの論理を表現し(全体では2
・M個)、そしてバー及びスペースのそれぞれは、M個
ある論理のうちのバーについてはN個、スペースについ
てはW個(M>N,M−N≠N,M−W≠W)の論理が
「1」になる規則によって作成されている。例えば前出
の図3のバーコード15はM=7,N=2,W=4の規
則によって作成されたといえる。
【0046】読み取り装置は、基本的な処理については
前出の図5に示したものを用い、上記実施例同様に基準
区間21bをタイマーでカウントしTstを求め、図1
2及び図13に示した解読の手順によって論理判断を行
う。まず、論理「1」を数えるカウンタ値CL,CHを
1にする。データ部の1番目のバーによる信号幅をタイ
マーでカウントする。このときのタイマ値TをLref
とし、さらにこのバーの論理を「1」と仮定してDAT
AL(1)=「1」として格納する。続いて次のスペー
スによる信号幅をタイマーでカウントしてこのときのタ
イマ値TをHrefとし、このバーの論理を「1」と仮
定してDATAH(1)=「1」として格納する。
【0047】その後は、K個目のバーによる信号幅をカ
ウントしたタイマー値Tを判断基準(Lref/2<T
<2・Lref)と比較する。K−1個目のバーの論理
が「1」と判断されている場合には、タイマー値Tが判
断基準を満たしていれば論理「1」をDATAL(K)
に格納しカウンタ値CLに1を加算する。満たさなけれ
ば論理「0」をDATAL(K)に格納する。また、タ
イマー値TをLrefとする。K−1個目のバーの論理
が「0」と判断されている場合には、タイマー値Tが判
断基準を満たしていれば論理「0」をDATAL(K)
に格納する。満たさなければ論理「1」をDATAL
(K)に格納しカウンタ値CLに1を加算する。Lre
fはこのときのタイマー値Tに変更する。
【0048】K個目のスペースについても、スペースに
よる信号幅をカウントしたタイマー値Tを判断基準(H
ref/2<T<2・Href)と比較して、バーと同
様な論理の判断をしDATAH(K)として格納する。
また、Hrefはこのときのタイマー値Tに変更する。
【0049】バーM個の論理が判断され、判断された個
数CLとNとを比較する。論理「1」と判断した数CL
とNとが一致すれば最初の論理の仮定が正しくデータは
そのままとし、N=M−Nならば最初の論理の仮定が間
違っており格納されているバーについての格納されてい
るデータ(DATAL)の論理を全て反転させる。スペ
ースについても同様にCHとWとが一致すれば最初の論
理の仮定が正しくデータはそのままとし、W=M−Wな
らば最初の論理の仮定が間違っており格納されているス
ペースついての格納されているデータ(DATAH)の
論理を全て反転させる。
【0050】このようにあらかじめM,N,Wが規則に
よって決められていれば、バーコードすべての論理を正
確に判断できるようになる。ほかのパリティ機能をバー
コードに付加してもよい。なお、判断の基準を1/2倍
あるいは2倍したものを用いているがこれに限ったこと
ではない。
【0051】次に正確なバーコードの解読をするために
最適な信号を得るようにした例について説明する。
【0052】図14に読み取り装置の回路を示したよう
に、トランジスタ40のコレクタが発光ダイオード31
のカソード側に接続され、ベースはマイクロコンピュー
タ42のD/Aポート42aに接続され、エミッタは抵
抗40aを介して接地されている。FET41のドレイ
ンはホトトランジスタ30のエミッタに接続されるとと
もにマイクロコンピュータ42のA/Dポート42b及
び波形整形器33に接続されている。また、FET41
のソースは接地され、ゲート端子はマイクロコンピュー
タ42のもうひとつのD/Aポート42cに接続されて
いる。なお、図4と同じものには同じ符号を付してあ
る。
【0053】マイクロコンピュータ42は、トランジス
タ32の出力電圧Voを検知し、D/Aポート42a,
42bの出力電圧を調整する。D/Aポート41bに接
続されたトランジスタ40は、ベース・エミッタ間の電
圧によるベースに流れ込むドライブ電流を変化させ、発
光ダイオード31に流れる電流を増減し、バーコード1
5への投光する光量を調整する。FET41は、周知の
ようにゲートへの駆動電圧を変化させてチャネル抵抗値
を変化させて可変抵抗の動作を行い、D/Aポート42
cからの駆動電圧を変化させることによって出力電圧V
oをの増減をおこなう。なお、マイクロコンピュータ4
2は、前出のマイクロコンピュータ40の機能をあわせ
持ち、波形整形器33からの出力がタイマーポート42
dに入力され、この信号幅を検知してバーコード15を
上記の実施例の解読手順のいずれかを用いて解読され
る。
【0054】上記構成の動作について簡単に説明する。
バーコード板13の回転開始と同時にマイクロコンピュ
ータ42は、ホトトランジスタ30のから出力電圧の振
幅を検知し、その振幅の中心がしきい値よりも高いレベ
ルにあればD/Aポート41bの電圧を下げトランジス
タ40へのドライブ電流を少なくする。ドライブ電流が
少なくなるとホトダイオード31に流れる電流が減少し
バーコード15への投光される光量が減り、ホトトラン
ジスタ32がスペースのエリアを検出しているときの出
力電圧Voのレベルが下がる。
【0055】逆にしきい値より振幅の中心が低いレベル
にあればD/Aポート41bの電圧を上げてトランジス
タ40へのドライブ電流を多くし、バーコード15への
投光される光量を増やしてホトトランジスタ32の出力
電圧Voを高くする。
【0056】また、スペースのエリアを読み取ったとき
あらかじめ設定された波形整形器33にとって最適な電
圧よりもの出力電圧Voが高いときや、しきい値よりも
振幅の中心が高いときには、FET41のゲートの駆動
電圧を高くして(Pチャネル型のFETの場合)抵抗値
を高くする。抵抗値を高くしてもホトトランジスタ32
が線型領域で駆動しており、コレクタ・エミッタ間電圧
が下がってもコレクタ電流(ホトトランジスタ32の出
力電流)は、ほとんど変化せずに流れる。すなわちFE
T41の抵抗値とコレクタ電流の積と考えられる出力電
圧Voの値が上がる。逆に低いときにはゲートの駆動電
圧を低くしてFET41の抵抗値を上げて出力電圧Vo
を高くする。
【0057】上記のようにホトセンサ30の出力信号の
振幅を調整してから、データ部の検出,解読を行えば、
ホトセンサ30の出力信号の振幅の中心をしきい値にす
ることができ、また解読に最適な波形にすることができ
て正確な解読をすることができる。
【0058】解読に最適な波形にするには以下のように
してもよい。図15に示すようにホトセンサ30の出力
を交流増幅回路50に入力する。交流増幅回路50を非
反転入力側電圧値Vthにしておき、出力が波形整形器
33のしきい値と同じレベルに設定してある。このよう
するとホトトセンサ30から出力される図16(a)に
示すようなその振幅の中心がしきい値と違っているよう
な信号は、この交流増幅回路50によって図16(b)
に示すように電圧Vthを中心にして振動する信号とな
って出力される。
【0059】すなわちホトセンサ30の出力信号の振幅
の中心をしきい値と同じレベルにして振動させることが
できるので波形整形器33からの信号幅は、ホトセンサ
30の出力信号の振幅の中心のレベルに影響されて増減
することがなくなり、正確な解読をすることができる。
【0060】バーコード読み取り装置のホトセンサの前
面にスリットを設けてホトセンサからの出力のレベルを
調整するようにしてもよい。図17は、バーコード読み
取り装置の回路を示す。回路は前出図4と同じであり、
解読手順は実施例1〜3または4と同じに行われるが、
ホトセンサ30の前面には細いスリット35が開いたマ
スク36を取りつけてある。なお、図4に示したものと
共通のものには同じ符号を付している。図18に示した
ように、ホトセンサ30のハウジング30aの内部に組
み込まれた発光ダイオード31の光束をバーコード15
ヘ投光するために開けられた開口30bと、ホトトラン
ジスタ32がバーコード15からの反射光を受光するた
めに開けられた開口30cの一部分をマスク36が隠
し、スリット35によって残りを露呈するようになって
いる。
【0061】図19に破線で波形をしめしたようにスリ
ットなしのホトセンサ30の出力のレベルが高く、しき
い値を中心に均等に振幅していないときには、ホトセン
サ30の前にスリット35を設けると、発光ダイオード
31からの光量とホトトランジスタ32への光量が制限
されるので、実線でその波形を示したようにしきい値を
中心に均等に振幅するようになるとともに、ホトトラン
ジスタ32の検出エリアが制限されてホトセンサ30の
出力する信号の立ち上がり,立ち下がりが鋭くなるの
で、しきい値から振幅の中心が多少ずれても波形整形器
33からの信号幅の変化が少なくなり正確に解読するこ
とができる。なお、発光ダイオード、ホトセンサのいず
れか一方の前面にマスクを設けてもよい。
【0062】以上で説明した実施例は、バーコードを検
出しながら逐次論理を判断するようにしているが、1度
すべてのバーコードを検出し得られたタイマー値を全て
メモリに保持してから論理の判断をするようにしてもよ
い。また、本文では、単位幅のタイマ値Trefを基準
区間21bのA分の1としているが、これに限ったこと
ではなく、仮に区間20のブラッククワイエットゾーン
が単位幅のB倍としたときに、Trefをブラッククワ
イエットゾーンのB分の1というように一定値を設定で
きるものであればよく、また一連の解読作業をフイルム
を送り出す際に行っているが、フイルム逆転時(巻き固
め時)においても同様な効果が得られる。
【0063】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
バーまたはスペースの広狭の論理を判断する際に、前回
に検出された信号幅を参照して判断するようにしたから
回転ムラによる影響を受けずに論理の判断を正しくでき
るようになる。
【0064】また、バーの読取り時には、前回に検出さ
れたバーの信号幅を参照して判断し、スペースの読取り
時には、前回に検出されたスペースの信号幅を参照して
判断するようにしたり、前回に検出された信号幅を今回
読取るべきバーまたはスペースの信号幅に加算して判断
することによってしきい値と振幅の中心がずれていても
バーコードの論理を正しく判断できる。
【0065】また、バーコードセンサからの信号のレベ
ルを調節して、しきい値に対して最適な波形にする手段
を設けたり、またはバーコードセンサの振幅する信号を
しきい値を中心にして振幅させる手段を設けたり、さら
に、光学センサとバーコード板の間にスリットを設けバ
ーコードセンサからの信号のレベルを調節することによ
り、バーコードの解読に最適な出力波形を得られバーコ
ードの論理を正しく判断できるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例1の順次直前の信号幅を判断基準とする
バーコードの解読手順を示したフローチャートである。
【図2】同フイルムカートリッジを示す斜視図である。
【図3】本発明を実施したフイルムカートリッジのバー
コードの一例を示す説明図である。
【図4】バーコード読取り装置の回路図である。
【図5】バーコードの読み取り装置の基本的な動作のフ
ローチャトである。
【図6】実施例2の順次1つ前の同じ信号レベルの信号
幅を判断基準とするバーコードの解読手順を示したフロ
ーチャートである。
【図7】実施例2のバーコードの例とそれを読み取った
ときのホトセンサと波形整形器の出力の波形を示した説
明図である。
【図8】実施例3の順次直前の信号幅と当該する信号幅
を加算したものを判断基準とするバーコードの解読手順
を示したフローチャートである。
【図9】実施例3の順次直前の信号幅と当該する信号幅
を加算したものを判断基準とするバーコードの解読手順
を示した図8の続きのフローチャートである。
【図10】実施例3のバーコードの例とそれを読み取っ
たときの波形整形器の出力の波形は順次直前の信号幅と
当該する信号幅を加算すると誤差が打ち消されることを
示した説明図である。
【図11】実施例3のバーコードの論理の組み合わせと
そのときの順次直前の信号幅と当該する信号幅の加算し
た値の取り得る値を示す説明図である。
【図12】実施例4のバーコードにパリティ機能を付加
したときの解読手順を示したフローチャートである。
【図13】実施例4のバーコードにパリティ機能を付加
したときの解読手順を示した図12の続きのフローチャ
ートである。
【図14】ホトセンサのドライブ電流とホトセンサの出
力電圧を制御するようにしたバーコードの読み取り装置
の回路図である。
【図15】ホトセンサの出力を交流増幅回路に入力しし
きい値と信号の振幅の中心が一致するようにしたバーコ
ードの読み取り装置の回路図である。
【図16】ホトセンサの出力信号が交流増幅回路によっ
てしきい値を中心に振幅するようになることの説明図で
ある。
【図17】ホトセンサにスリットを取りつけたバーコー
ドの読み取り装置の回路図である。
【図18】ホトセンサとスリットの構造の説明図であ
る。
【図19】スリットの有無によるホトセンサの出力の変
化の説明図である。
【符号の説明】
10 カートリッジ本体 11 スプール回転軸 12 ネガフイルム 13 バーコード板 15 バーコード 21 先頭部 23 幅の広いバー 24 幅の狭いバー 25 幅の広いスペース 26 幅の狭いスペース 30 ホトセンサ 33 波形整形器 34 マイクロコンピュータ

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フイルムを巻きつけたスプールと一体回
    転するバーコード板に、お互いに反射率が異なり、各々
    広狭2種類の幅をもったバー及びスペースを交互に配列
    してフイルムの特性値等を表すバーコードを記してお
    き、バーコード板を回転させながら前記バー及びスペー
    スの幅を所定のしきい値をもとに光電検出し、符号及び
    信号幅が異なる光電信号の配列に基づいてバーコードの
    内容を読み取るようにしたフイルムカートリッジ用バー
    コード読取り装置において、 現時点で読み取られるバー又はスペースの幅の広狭判断
    を、前回読み取った異符号の光電信号の信号幅を参照し
    て行うことを特徴とするフイルムカートリッジ用バーコ
    ード読取り装置。
  2. 【請求項2】 フイルムを巻きつけたスプールと一体回
    転するバーコード板に、お互いに反射率が異なり、各々
    広狭2種類の幅をもったバー及びスペースを交互に配列
    してフイルムの特性値等を表すバーコードを記してお
    き、バーコード板を回転させながら前記バー及びスペー
    スの幅を所定のしきい値をもとに光電検出し、符号及び
    信号幅が異なる光電信号の配列に基づいてバーコードの
    内容を読み取るようにしたフイルムカートリッジ用バー
    コード読取り装置において、 現時点で読み取られるバー又はスペースの幅の広狭判断
    を、前回に読み取った同符号の光電信号の信号幅を参照
    して行うことを特徴とするフイルムカートリッジ用バー
    コード読取り装置。
  3. 【請求項3】 フイルムを巻きつけたスプールと一体回
    転するバーコード板に、お互いに反射率が異なり、各々
    広狭2種類の幅をもったバー及びスペースを交互に配列
    してフイルムの特性値等を表すバーコードを記してお
    き、バーコード板を回転させながら前記バー及びスペー
    スの幅を所定のしきい値をもとに光電検出し、符号及び
    信号幅が異なる光電信号の配列に基づいてバーコードの
    内容を読み取るようにしたフイルムカートリッジ用バー
    コード読取り装置において、 現時点で読み取られるバー又はスペースの幅の広狭判断
    を、現時点で読み取られた信号幅に前回読み取った異符
    号の光電信号の信号幅を加算した結果を参照して行うこ
    とを特徴とするフイルムカートリッジ用バーコード読取
    り装置。
  4. 【請求項4】 フイルムを巻きつけたスプールと一体回
    転するバーコード板に、お互いに反射率が異なり、各々
    広狭2種類の幅をもったバー及びスペースを交互に配列
    してフイルムの特性値等を表すバーコードを記してお
    き、バーコード板を回転させながら前記バー及びスペー
    スの幅を所定のしきい値をもとに光電検出し、符号及び
    信号幅が異なる光電信号の配列に基づいてバーコードの
    内容を読み取るようにしたフイルムカートリッジ用バー
    コード読取り装置において、 バーコード板に検出光を投光する投光器と、バーコード
    板からの反射光を光電信号に変換するホトセンサと、前
    記検出光の光量もしくはホトセンサからの光電信号の出
    力レベルを調節し、光電信号の符号の判断基準となる前
    記しきい値に対して光電信号の振幅の最適化を図ること
    を特徴とするフイルムカートリッジ用バーコード読取り
    装置。
  5. 【請求項5】 フイルムを巻きつけたスプールと一体回
    転するバーコード板に、お互いに反射率が異なり、各々
    広狭2種類の幅をもったバー及びスペースを交互に配列
    してフイルムの特性値等を表すバーコードを記してお
    き、バーコード板を回転させながら前記バー及びスペー
    スの幅を所定のしきい値をもとに光電検出し、符号及び
    信号幅が異なる光電信号の配列に基づいてバーコードの
    内容を読み取るようにしたフイルムカートリッジ用バー
    コード読取り装置において、 バーコード板に検出光を投光する投光器と、バーコード
    板からの反射光を光電信号に変換するホトセンサと、ホ
    トセンサから振幅をもってシリアルに出力されてくる光
    電信号を、前記しきい値を基準にして交流増幅する増幅
    手段とを備えたことを特徴とするフイルムカートリッジ
    用バーコード読取り装置。
  6. 【請求項6】 フイルムを巻きつけたスプールと一体回
    転するバーコード板に、お互いに反射率が異なり、各々
    広狭2種類の幅をもったバー及びスペースを交互に配列
    してフイルムの特性値等を表すバーコードを記してお
    き、バーコード板を回転させながら前記バー及びスペー
    スの幅を所定のしきい値をもとに光電検出し、符号及び
    信号幅が異なる光電信号の配列に基づいてバーコードの
    内容を読み取るようにしたフイルムカートリッジ用バー
    コード読取り装置において、 バーコード板に検出光を投光する投光器と、バーコード
    板からの反射光を光電信号に変換するホトセンサと、前
    記投光器もしくはホトセンサの前面に挿入され、前記し
    きい値に対してホトセンサからの光電信号のピークレベ
    ルを最適化する光量調節手段とを備えたことを特徴とす
    るフイルムカートリッジ用バーコード読取り装置。
JP5148012A 1993-06-18 1993-06-18 フイルムカートリッジ用バーコード読取り装置 Pending JPH075564A (ja)

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