JPH0755568Y2 - 転写装置 - Google Patents
転写装置Info
- Publication number
- JPH0755568Y2 JPH0755568Y2 JP1988152412U JP15241288U JPH0755568Y2 JP H0755568 Y2 JPH0755568 Y2 JP H0755568Y2 JP 1988152412 U JP1988152412 U JP 1988152412U JP 15241288 U JP15241288 U JP 15241288U JP H0755568 Y2 JPH0755568 Y2 JP H0755568Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- transfer
- trailing edge
- fall prevention
- transfer material
- prevention member
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Paper Feeding For Electrophotography (AREA)
- Electrostatic Charge, Transfer And Separation In Electrography (AREA)
- Feeding Of Articles By Means Other Than Belts Or Rollers (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は、像担持体と転写チャージャの間へ転写材を導
く転写入口ガイド部材を備えた転写装置に関する。
く転写入口ガイド部材を備えた転写装置に関する。
従来技術 上記形式の転写装置は周知であり、複写機、プリンタに
用いられている。この種の転写装置は、第５図に示すよ
うに、転写チャージャ22の作用時に転写材20が転写入口
ガイド板21と分離チャージャ23上に設けられたペーパー
ガイド24とによって案内されている。
用いられている。この種の転写装置は、第５図に示すよ
うに、転写チャージャ22の作用時に転写材20が転写入口
ガイド板21と分離チャージャ23上に設けられたペーパー
ガイド24とによって案内されている。
ところが、転写材の後端が転写入口ガイド板21の先端21
aを通過するとき、第６図に示すように、転写材20の後
端が下方へ落下するという現象が発生する。この後端落
下により、転写材20と感光体ドラム25と密着性が悪化
し、感光体ドラム25に形成されたトナー像の転写材への
転写が不充分となって、転写材20の後端部の転写不良を
引き起こしていた。
aを通過するとき、第６図に示すように、転写材20の後
端が下方へ落下するという現象が発生する。この後端落
下により、転写材20と感光体ドラム25と密着性が悪化
し、感光体ドラム25に形成されたトナー像の転写材への
転写が不充分となって、転写材20の後端部の転写不良を
引き起こしていた。
考案が解決しようとする課題 本考案は、上記した従来の問題を解消し、転写材の後端
落下による転写不良を確実に防止することのできる転写
装置を提供することを目的としている。
落下による転写不良を確実に防止することのできる転写
装置を提供することを目的としている。
課題を解決するための手段 上記目的を達成する本考案の構成は、次の如くである。
像担持体と転写チャージャの間へ転写材を導く転写入口
ガイド部材を備えた転写装置において、一端側が前記転
写入口ガイド部材に支持され、他端側が像担持体に近接
する位置まで達する転写材の後端落下防止材を設け、該
後端落下防止部材には異なる方向の２つの傾斜面が交差
してなる稜線部が形成されており、当該後端落下防止部
材はその稜線部が転写材と線接触する方向に向けられて
配置されていることを特徴とする転写装置。
ガイド部材を備えた転写装置において、一端側が前記転
写入口ガイド部材に支持され、他端側が像担持体に近接
する位置まで達する転写材の後端落下防止材を設け、該
後端落下防止部材には異なる方向の２つの傾斜面が交差
してなる稜線部が形成されており、当該後端落下防止部
材はその稜線部が転写材と線接触する方向に向けられて
配置されていることを特徴とする転写装置。
作用 上記構成により、転写材の後端が転写入口ガイド部材を
通過すると、後端落下防止部材によって、その落下が阻
止され、転写不良を防止できる。更に、後端落下防止部
材は転写材と線接触するので、転写材の裏面にトナー汚
れを生ずる恐れがなくなる。
通過すると、後端落下防止部材によって、その落下が阻
止され、転写不良を防止できる。更に、後端落下防止部
材は転写材と線接触するので、転写材の裏面にトナー汚
れを生ずる恐れがなくなる。
実施例 以下、本考案の実施例を添付図面に従って説明する。
第１図において、符号１は感光体ドラムとして構成され
た像担持体であり、感光体ドラム１の表面には公知の複
写プロセス、すなわち帯電、露光、現像の工程を経てト
ナー像が形成される。かく形成されたトナー像は、本考
案の転写装置２により転写材10に転写される。
た像担持体であり、感光体ドラム１の表面には公知の複
写プロセス、すなわち帯電、露光、現像の工程を経てト
ナー像が形成される。かく形成されたトナー像は、本考
案の転写装置２により転写材10に転写される。
転写装置２は、溶接等で接合されたケーシング部材4,5,
6及び転写ジー７、分離ジー８を有する転写・分離チャ
ージャ３と、ケーシング部材４に取付けられた転写入口
ガイド板９として構成された転写入口ガイド部材とを備
えている。
6及び転写ジー７、分離ジー８を有する転写・分離チャ
ージャ３と、ケーシング部材４に取付けられた転写入口
ガイド板９として構成された転写入口ガイド部材とを備
えている。
転写・分離チャージャ３は、ケーシング部材4,5,6が、
転写ジー７と分離ジー８の夫々周囲を囲んで転写チャー
ジャと分離チャージャを構成し、その放電領域の規制を
して、チャージ安定性を保つため、ある電流量を流せる
ように金属性で作られている。上記転写チャージワイヤ
７と分離チャージワイヤ８はタングステン等の材料で作
られた細いワイヤで、図示していない電源によって電流
が流され、放電現象を起させて主に転写材10をチャージ
する。なお、転写チャージワイヤ７と分離チャージワイ
ヤ８は図示していないプラスチック性のエンドブロック
によって緊張状態を保つようにして固定されている。ま
た、符号11は転写材をガイドするペーパーガイドてあ
り、分離チャージャ上に設けられている。
転写ジー７と分離ジー８の夫々周囲を囲んで転写チャー
ジャと分離チャージャを構成し、その放電領域の規制を
して、チャージ安定性を保つため、ある電流量を流せる
ように金属性で作られている。上記転写チャージワイヤ
７と分離チャージワイヤ８はタングステン等の材料で作
られた細いワイヤで、図示していない電源によって電流
が流され、放電現象を起させて主に転写材10をチャージ
する。なお、転写チャージワイヤ７と分離チャージワイ
ヤ８は図示していないプラスチック性のエンドブロック
によって緊張状態を保つようにして固定されている。ま
た、符号11は転写材をガイドするペーパーガイドてあ
り、分離チャージャ上に設けられている。
上記転写入口ガイド板９は、転写材10を転写領域に案内
する用をなし、マイラー（商品名）等の弾性部材で作ら
れている。
する用をなし、マイラー（商品名）等の弾性部材で作ら
れている。
転写入口ガイド板９には、感光体ドラム１に近接する側
に本考案により転写材の後端落下を防止する後端落下防
止部材12が設けられている。後端落下防止部材12は第２
図に示すように棒状で、その一端が支持板13に取付ら
れ、その支持板13が転写入口ガイド板９に固定されてい
る。後端落下防止部材12の他端は、感光体ドラム１と僅
かなギャップを保つように、感光体ドラム１と転写チャ
ージャの間へ突出するように設けられている。なお、後
端落下防止部材12は適宜間隔をもって複数設けられてい
るが、後端落下防止部材12は１本以上ならば何本設けて
もよい。
に本考案により転写材の後端落下を防止する後端落下防
止部材12が設けられている。後端落下防止部材12は第２
図に示すように棒状で、その一端が支持板13に取付ら
れ、その支持板13が転写入口ガイド板９に固定されてい
る。後端落下防止部材12の他端は、感光体ドラム１と僅
かなギャップを保つように、感光体ドラム１と転写チャ
ージャの間へ突出するように設けられている。なお、後
端落下防止部材12は適宜間隔をもって複数設けられてい
るが、後端落下防止部材12は１本以上ならば何本設けて
もよい。
かく構成することにより、転写材10が転写・分離チャー
ジャ３に送られ、その後端が転写入口ガイド板９を通過
しても後端落下防止部材12に案内される。従って、転写
材10は後端が落下することなく、スムーズに転写領域へ
進み、感光体ドラム１のトナー像が転写材10に転写さ
れ、転写不良が防止される。
ジャ３に送られ、その後端が転写入口ガイド板９を通過
しても後端落下防止部材12に案内される。従って、転写
材10は後端が落下することなく、スムーズに転写領域へ
進み、感光体ドラム１のトナー像が転写材10に転写さ
れ、転写不良が防止される。
かくして、転写材10の後端落下が防止できるが、後端落
下防止部材12の上面には機内に飛散したトナーが付着し
やすい。そして、そのトナーは転写材10の裏面に付着
し、転写材10を汚す問題がある。そこで、後端落下防止
部材12は転写材10と線接触する形状に形成されている。
本実施例では、第３図及び第４図に示すように、後端落
下防止部材12は断面三角形に形成され、その稜線が転写
材10と接するように設定ている。
下防止部材12の上面には機内に飛散したトナーが付着し
やすい。そして、そのトナーは転写材10の裏面に付着
し、転写材10を汚す問題がある。そこで、後端落下防止
部材12は転写材10と線接触する形状に形成されている。
本実施例では、第３図及び第４図に示すように、後端落
下防止部材12は断面三角形に形成され、その稜線が転写
材10と接するように設定ている。
かく構成することにより、機内に飛散したトナーが後端
落下防止部材12に付着しにくくなり、しかも後端落下防
止部材12の稜線部にはほとんどトナーが付着せず、転写
材10の裏面が汚れることがなくなる。
落下防止部材12に付着しにくくなり、しかも後端落下防
止部材12の稜線部にはほとんどトナーが付着せず、転写
材10の裏面が汚れることがなくなる。
ところで、転写・分離チャージャ３は第１図に示すよう
に、ケーシング部材4,5,6が板バネ14を介してチャージ
ャガイド15に脱着可能に装着されている。そして、転写
・分離チャージャ３を脱着するとき、後端落下防止部材
12が感光体ドラム１に近接しているので、後端落下防止
部材12が感光体ドラム１に触れて感光体ドラム１に傷を
付ける恐れある。そこで、後端落下防止部材は感光体ド
ラム１に触れても傷が付かない程度の弾力を持った弾性
部材により作ることが好都合である。
に、ケーシング部材4,5,6が板バネ14を介してチャージ
ャガイド15に脱着可能に装着されている。そして、転写
・分離チャージャ３を脱着するとき、後端落下防止部材
12が感光体ドラム１に近接しているので、後端落下防止
部材12が感光体ドラム１に触れて感光体ドラム１に傷を
付ける恐れある。そこで、後端落下防止部材は感光体ド
ラム１に触れても傷が付かない程度の弾力を持った弾性
部材により作ることが好都合である。
以上、本考案の好ましい実施例について説明したが、本
考案は上記実施例に限定されず、各種改変できるもので
ある。例えば、後端落下防止部材は支持板を介して転写
入口ガイド部材に取付けているが、後端落下防止部材は
直接転写入口ガイド部材に取付けてもよい。
考案は上記実施例に限定されず、各種改変できるもので
ある。例えば、後端落下防止部材は支持板を介して転写
入口ガイド部材に取付けているが、後端落下防止部材は
直接転写入口ガイド部材に取付けてもよい。
なお、本考案は転写・分離チャージャを備えた転写装置
に限らず、転写チャージャのみの転写装置にも適用でき
るのは当然である。
に限らず、転写チャージャのみの転写装置にも適用でき
るのは当然である。
効果 上記構成によれば、本考案は転写材の後端が落下するこ
とがなく、それに起因する転写不良が防止できた。更
に、転写材は後端落下防止部材に案内されても、その裏
面が汚れることがなく有利である。
とがなく、それに起因する転写不良が防止できた。更
に、転写材は後端落下防止部材に案内されても、その裏
面が汚れることがなく有利である。
第１図は、本考案の一実施例を示す断面図、第２図はそ
の転写・分離部の斜視図、第３図は後端落下防止部材の
拡大した斜視図、第４図は第３図の矢印IV方向から見た
拡大図、第５図及び第６図は従来の転写装置を説明する
説明図である。 １……感光体ドラム ３……転写・分離チャージャ ９……転写入口ガイド板 10……転写材 12……後端落下防止部材
の転写・分離部の斜視図、第３図は後端落下防止部材の
拡大した斜視図、第４図は第３図の矢印IV方向から見た
拡大図、第５図及び第６図は従来の転写装置を説明する
説明図である。 １……感光体ドラム ３……転写・分離チャージャ ９……転写入口ガイド板 10……転写材 12……後端落下防止部材
Claims (1)
- 【請求項１】像担持体と転写チャージャの間へ転写材を
導く転写入口ガイド部材を備えた転写装置において、 一端側が前記転写入口ガイド部材に支持され、他端側が
像担持体に近接する位置まで達する転写材の後端落下防
止材を設け、該後端落下防止部材には異なる方向の２つ
の傾斜面が交差してなる稜線部が形成されており、当該
後端落下防止部材はその稜線部が転写材と線接触する方
向に向けられて配置されていることを特徴とする転写装
置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1988152412U JPH0755568Y2 (ja) | 1988-11-25 | 1988-11-25 | 転写装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1988152412U JPH0755568Y2 (ja) | 1988-11-25 | 1988-11-25 | 転写装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0273665U JPH0273665U (ja) | 1990-06-05 |
| JPH0755568Y2 true JPH0755568Y2 (ja) | 1995-12-20 |
Family
ID=31427315
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1988152412U Expired - Lifetime JPH0755568Y2 (ja) | 1988-11-25 | 1988-11-25 | 転写装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0755568Y2 (ja) |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS60184073U (ja) * | 1984-05-16 | 1985-12-06 | 富士ゼロックス株式会社 | 転写装置 |
-
1988
- 1988-11-25 JP JP1988152412U patent/JPH0755568Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0273665U (ja) | 1990-06-05 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JP2005128482A (ja) | プロセスカートリッジおよび画像形成装置 | |
| JPH0741204A (ja) | 画像形成装置 | |
| JPH0755568Y2 (ja) | 転写装置 | |
| JPH06130836A (ja) | トナー像転写手段を備えた画像生成機 | |
| JP2001013765A (ja) | 帯電装置 | |
| JP3601747B2 (ja) | 画像形成装置の転写装置 | |
| JPH0435904Y2 (ja) | ||
| JPS63292152A (ja) | 用紙走行ガイドプレ−ト | |
| JPS59184152U (ja) | 電子写真複写機の液体現像装置 | |
| JP2632940B2 (ja) | 転写装置 | |
| JP2517197Y2 (ja) | 転写装置 | |
| JP3006255B2 (ja) | 磁気ブラシ現像装置 | |
| JPH0830922B2 (ja) | 画像形成装置の転写前ガイド装置 | |
| JP3056536B2 (ja) | 転写装置 | |
| JPH05232799A (ja) | 現像装置 | |
| JPS62141585A (ja) | 静電複写装置 | |
| JP2717988B2 (ja) | 電子写真式記録装置 | |
| JPH0244305Y2 (ja) | ||
| JPS63296079A (ja) | 転写装置 | |
| JPH0756449A (ja) | 画像形成装置 | |
| JPH10123849A (ja) | 画像形成装置の転写装置 | |
| JPH0656301A (ja) | 画像形成装置 | |
| JPH01178991A (ja) | 電子写真装置 | |
| JPH04323671A (ja) | 画像形成装置 | |
| JPS5930915Y2 (ja) | 電子複写機の帯電装置 |