JPH0755454B2 - 締付機に取付けて使用する回転補助具 - Google Patents
締付機に取付けて使用する回転補助具Info
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- JPH0755454B2 JPH0755454B2 JP19194392A JP19194392A JPH0755454B2 JP H0755454 B2 JPH0755454 B2 JP H0755454B2 JP 19194392 A JP19194392 A JP 19194392A JP 19194392 A JP19194392 A JP 19194392A JP H0755454 B2 JPH0755454 B2 JP H0755454B2
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- tip
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Description
締付機の先端に取付けて、主としてボルトを緩めるため
に使用する補助具に関するものである。
連結には、シャーボルト(9)が使用されている。シャー
ボルト(9)は先端に剪断用チップ(91)を具えており専用
の締付機(1)で締付けられる。
(91)に係合するインナーソケット(2)と、該シャーボル
ト(9)に螺合したナット(93)に係合するアウターソケッ
ト(3)をケース(11)の先端部に同心に具え、両ソケット
を遊星歯車減速機構(12)のそれぞれ回転方向が逆の2つ
の出力軸に接続している。
するモータ(13)及びハンドル(14)を具え、ハンドル(14)
に設けたトリガー(15)の操作によってモータ(13)のON−
OFF制御を行なう。
(3)には、互いに逆方向の締付け力が作用するため、シ
ャーボルト(9)は一定のトルクで溝(92)から先のチップ
(91)が剪断され、シャーボルト(9)のチップ(91)の有無
によってボルトの締付け状態及び締付けトルクが判る。
ーボルト(9)を緩める必要が生じた場合、従来の締付機
は使用できない。仮令、締付機(1)のモータ(13)を逆転
させて、アウターソケット(3)に係合したナットを緩め
方向に回転駆動しようとしても、アウターソケット(3)
の締付け反力は遊星歯車減速機構(12)を通じてインナー
ソケット(2)が空回りすることで吸収され、アウターソ
ケット(3)自体は回転しないからである。
を緩めねばならなかったが、シャーボルト(9)は大形で
あり、チップ(91)を剪断する大なるトルクで締付けられ
ているため、大形スパナ等に大形ハンドルを接続して回
転操作せねばならず、多大な労力を要す上、スパナ等の
回転操作のための作業スペースの確保が困難な場合があ
り、また、ハンドルから手が滑って態勢が崩れることが
あるため、高所での作業は特に危険であった。本発明は
上記実情に鑑み、従来の締付機を使用してシャーボルト
を緩めることのできる補助具を明らかにし、以て上記問
題を解決するものである。
のアウターソケット(3)に嵌合する外ケース(5)と、締
付機(1)のインナーソケット(2)に嵌合する補助ソケッ
ト(6)とで構成され、外ケース(5)はアウターソケット
(3)に嵌合する多角形軸部(51)に該多角形軸部より大径
で先端が開口した筒部(52)を突設して形成され、筒部(5
2)に外向きに反力受け(7)を突設しており、補助ソケッ
ト(6)はナット(93)に係合するソケット筒(61)を外ケー
ス(5)の筒部(52)に外ケース(5)と同心に収容し、該ソ
ケット筒(61)に外ケース(5)の多角形軸部(51)の軸心を
回転自由に貫通して軸体(62)を突設し該軸体の先端にイ
ンナーソケット(2)に係合する多角形軸部(63)を突設し
て形成されている。
外ケース(5)の多角形軸部(51)を、インナーソケット
(2)に補助ソケット(6)の多角形軸部(63)を係合する。
緩めるべきナット(93)に補助ソケット(6)を係合する。
ターソケット(3)は反力受け(7)が該ボルト近傍のボル
ト・ナットに当るまで回転した後、インナーソケット
(2)が回転を始める。
ト(9)のチップ(91)に係合してナットの締め込み方向と
逆方向に回転力を作用させるものであるから、このイン
ナーソケット(2)によって回転駆動される補助ソケット
(6)はナット緩め方向に回転する。従って補助ソケット
(6)に係合しているナット(92)は緩められるのである。
従来の様に、スパナ等にハンドルを接続して人手に頼っ
てナットを緩める労力及び危険から開放される。締付機
(1)から補助具(4)を外せば、締付機(1)は本来のシャ
ーボルト締付けに使用できる。
ト(9)を、該締付機(1)を使用して緩めるのであるか
ら、作業スペースの問題、トルクの問題で緩め不能とな
ることはない。尚、本発明の補助具(4)は、締付機(1)
を使用して普通六角ボルトを緩めることができる。又、
締付機(1)のモータ(13)を逆回転させれば、通常のボル
トの締付けにも使用できる。
(3)に係合する外ケース(5)と、締付機(1)のインナー
ソケット(2)に係合する補助ソケット(6)とで構成され
る。
合する多角形軸部(51)に先端が開口した筒部(52)を突設
している。筒部(52)は該多角形軸部(51)より大径で、締
付機(1)のケース(11)の最大外径よりも小径である。筒
部(52)には外向きに板状の反力受け(7)を突設してい
る。
ソケット筒(61)を前記外ケース(5)の筒部(52)に軸受け
メタル(8)を介して外ケース(5)と同心に収容し、該ソ
ケット筒(61)に外ケース(5)の多角形軸部(51)の軸心を
回転自由に貫通して軸体(62)を突設し該軸体(62)の先端
にインナーソケット(2)に係合する多角形軸部(63)を突
設している。
する多角形係合穴(64)が成形されてている。軸体(62)の
貫通ぎわに周溝(65)を開設し、該溝にスナップリング(6
6)を嵌めて補助ソケット(6)の抜け止めを画っている。
(3)に外ケース(5)の多角形軸部(51)を、インナーソケ
ット(2)に補助ソケット(6)の多角形軸部(63)を係合し
て補助具(4)をセットする。緩めるべきナット(93)に補
助ソケット(6)を係合する。
ターソケット(3)は反力受け(7)が該ボルト近傍のボル
ト・ナットに当るまで回転した後、インナーソケット
(2)が回転を始める。
ト(9)のチップ(91)に係合してナットの締め込み方向と
逆方向に回転力を作用させるものであるから、このイン
ナーソケット(2)によって回転駆動される補助ソケット
(6)はナット緩め方向に回転する。従って補助ソケット
(6)に係合しているナット(92)は緩められるのである。
尚、本発明の補助具(4)は、締付機(1)を使用して普通
六角ボルトを緩めることができる。又、締付機(1)のモ
ータ(13)を逆回転させれば、普通大形ボルトの締付けに
も使用できる。本発明は上記実施例の構成に限定される
ことはなく、特許請求の範囲で種々の変形が可能であ
る。
る。
Claims (1)
- 【請求項1】 インナーソケット(2)とアウターソケッ
ト(3)を同心に具え、先端に剪断用チップ(91)を具えた
シャーボルト(9)の該チップ(91)にインナーソケット
(2)を、シャーボルト(9)に螺合したナット(93)にアウ
ターソケット(3)を係合し、インナーソケット(2)とア
ウターソケット(3)に互いに逆方向に締付け力を作用さ
せてチップ(91)を剪断する締付機に着脱可能に接続して
使用する補助具であって、 アウターソケット(3)に嵌合する外ケース(5)と、イン
ナーソケット(2)に嵌合する補助ソケット(6)とで構成
され、 外ケース(5)はアウターソケット(3)に嵌合する多角形
軸部(51)に該多角形軸部より大径で先端が開口した筒部
(52)を突設して形成され、 筒部(52)に外向きに反力受け(7)を突設しており、 補助ソケット(6)はナット(93)に係合するソケット筒(6
1)を外ケース(5)の筒部(52)に外ケース(5)と同心に収
容し、該ソケット筒(61)に外ケース(5)の多角形軸部(5
1)の軸心を回転自由に貫通して軸体(62)を突設し軸体(6
2)の先端にインナーソケット(2)に係合する多角形軸部
(63)を突設して形成されている回転補助具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19194392A JPH0755454B2 (ja) | 1992-07-20 | 1992-07-20 | 締付機に取付けて使用する回転補助具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19194392A JPH0755454B2 (ja) | 1992-07-20 | 1992-07-20 | 締付機に取付けて使用する回転補助具 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0631643A JPH0631643A (ja) | 1994-02-08 |
JPH0755454B2 true JPH0755454B2 (ja) | 1995-06-14 |
Family
ID=16283043
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP19194392A Expired - Fee Related JPH0755454B2 (ja) | 1992-07-20 | 1992-07-20 | 締付機に取付けて使用する回転補助具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0755454B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2507862B2 (ja) * | 1993-09-20 | 1996-06-19 | 前田金属工業株式会社 | 締付機に取付けて使用する回転補助具 |
-
1992
- 1992-07-20 JP JP19194392A patent/JPH0755454B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0631643A (ja) | 1994-02-08 |
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