JPH0755416Y2 - 直動弁の駆動装置 - Google Patents

直動弁の駆動装置

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JPH0755416Y2
JPH0755416Y2 JP1987075214U JP7521487U JPH0755416Y2 JP H0755416 Y2 JPH0755416 Y2 JP H0755416Y2 JP 1987075214 U JP1987075214 U JP 1987075214U JP 7521487 U JP7521487 U JP 7521487U JP H0755416 Y2 JPH0755416 Y2 JP H0755416Y2
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JP
Japan
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direct
current
drive
triac
valve
Prior art date
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JP1987075214U
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English (en)
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JPS63184271U (ja
Inventor
義仁 簑
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Description

【考案の詳細な説明】 [考案の目的] (産業上の利用分野) 本考案は直動弁の駆動装置に係り、特に接点を使用せず
に直動弁に駆動電流を流す装置に関する。
(従来の技術) 従来、直動弁を駆動する回路としては第2図に示すよう
なリレーの組み合せ回路が用いられていた。すなわち、
整流部21にて整流された直流電流を2つのリレー接点22
及び23を介して直動弁コイル24に供給し、これにより直
動弁を作動させる。ここで、直動弁は直動弁コイル24に
逆方向の電流が流されるまでそのままの状態が保持され
る。そして2つのリレーを共に切り替えて直動弁コイル
24の両端を接点25及び26に接続させれば、直動弁コイル
24に逆方向の直流電流が流れ、これにより直動弁の切り
替えが行なわれる。
(考案が解決しようとする問題点) しかしながら、リレーを組み合せた従来の駆動回路では
次のような問題があった。
直動弁を作動させるためには直動弁コイルに短時間
ではあるが直流大電流を流す必要がある。従って、各リ
レー接点に大電流が流れることになり、これら接点の寿
命が短くなる。
直動弁コイルには常時電流を流すわけではないの
で、リレーを一旦オンした後オフするといったシーケン
ス制御が必要となり煩雑であった。
本考案の目的は上記従来技術の問題点を解消し、リレー
接点を介せずに駆動電流を流すことができると共に煩雑
なシーケンス制御が不要である直動弁の駆動装置を提供
することにある。
[考案の構成] (問題点を解決するための手段) 本考案の直動弁の駆動装置は、上記目的を達成するため
に、直動弁コイルに供給する電流の方向を順方向または
逆方向に切り換えることにより弁の状態を切り換え動作
させる直動弁の駆動装置において、上記直動弁コイルと
交流電源との間に順方向または逆方向の電流を直動弁コ
イルに供給するためのサイリスタあるいはトライアック
を接続すると共に、上記交流電源と直列にコンデンサ
と、互いに逆向きの一対のフォトトライアックのLED側
を用いた整流素子の並列回路と、上記整流素子のいずれ
か一方を選択的に通電させる切換スイッチを接続し、上
記一方の整流素子で整流された電流をそのフォトトライ
アックのトライアック側にて検出し上記コンデンサに電
荷が蓄えられるまでの充電電流を用いて上記サイリスタ
あるいはトライアックを駆動して順方向または逆方向の
電流を直動弁コイルに供給する駆動手段を設けたもので
ある。
(作用) すなわち、本考案はリレーの代りにサイリスタあるいは
トライアックを介して直動弁コイルを交流電源に接続す
るものであり、リレー接点を用いずに直動弁コイルに直
流大電流を流すことができる。またサイリスタやトライ
アックはそれ自体整流作用を有しているので、従来のよ
うに整流部を独立させて設ける必要がなくなる。
サイリスタやトライアックを駆動させるための駆動手段
としては交流電源に整流素子とコンデンサとを直列に接
続して整流電流によりコンデンサに電荷が蓄えられるま
での充電電流を用いることができる。このようにすれ
ば、コンデンサの時定数により駆動時間を設定すること
ができるようになる。具体的には整流素子としてフォト
トライアックのLED側を用い、このフォトトライアック
のトライアック側によりサイリスタあるいはトライアッ
クを駆動させることができる。
(実施例) 以下、本考案の実施例を添付図面に従って説明する。
第1図は本考案の一実施例に係る直動弁の駆動装置を示
す構成図である。2つのサイリスタ1及び2が互いに逆
向きで且つ並列に接続され、直動弁コイル3と直列に交
流電源4に接続されている。また、交流電源4には駆動
時間を決定するためのコンデンサ5と抵抗6とが直列に
接続されると共に、抵抗6にフォトトライアック7のLE
D側8のアノードとフォトトライアック9のLED側10のカ
ソードが接続されている。さらに、フォトトライアック
7のLED側8のカソードはスイッチ11の接点aに、フォ
トトライアック9のLED側10のアノードはスイッチ11の
接点bにそれぞれ接続され、スイッチ11のコモン接点を
介して交流電源4に接続されている。
また、フォトトライアック7及び9の各トライアック側
12及び13はそれぞれサイリスタ1及び2をオン/オフす
るように接続されている。
次に、本実施例の作用を述べる。
まず、スイッチ11を接点bから接点aに切り替えると、
交流電源4のc側が正の半波のときにコンデンサ5及び
抵抗6を介してフォトトライアック7のLED側8に電流
が流れ、コンデンサ5の充電が開始されると共にフォト
トライアック7のトライアック側12がオンとなる。これ
により、サイリスタ1がオンし、交流電源4から直動弁
コイル3に順方向の半波電流が流れる。そして、交流電
源4のc側が負の半波となったときにはフォトトライア
ック7のLED側8に電流が流れないので、サイリスタ1
はオフし、直動弁コイル3に電流が流れなくなる。
このようにして半波毎に直動弁コイル3への電流供給が
繰り返されるが、コンデンサ5への電荷の充電が完了し
て交流電源4のc側が正のときでもフォトトライアック
7のLED側8に電流が流れなくなると直動弁コイル3へ
の電流供給は停止される。
次に、スイッチ11を接点aから接点bに切り替えると、
今度は交流電源4のd側が正の半波のときフォトトライ
アック9のLED側10に電流が流れ、そのトライアック側1
3がオンとなってサイリスタ2をオンし、交流電源4か
ら直動弁コイル3に逆方向の半波電流が流れる。この場
合でもスイッチ11を接点bから接点aに切り替えたとき
と同様にして、コンデンサ5の充電が完了するまで半波
毎に直動弁コイル3への逆方向の電流供給が繰り返され
る。
以上のようにしてスイッチ11を切り替える毎にコンデン
サ5及び抵抗6のCR時定数により決定される時間だけ直
動弁コイル3に駆動電流が流される。
なお、上記実施例では2つのサイリスタを用いたが、そ
れらの代りにトライアックを用いれば素子が1つで済
む。
[考案の効果] 以上説明したように本考案によれば、次のごとき効果が
発揮される。
(1) 切換スイッチの操作により選択的に、リレーの
設定を用いずにコンデンサに電荷が蓄えられるまでの充
電電流を用いて所定時間だけ、サイリスタあるいはトラ
イアックにより、順方向または逆方向の駆動電流を直動
弁コイルに流すことができるため、長寿命化が達成され
る。
(2) コンデンサの時定数により駆動時間を設定する
ことができるので、リレーを一旦オンした後オフすると
いう煩雑なシーケンス制御が不要となる。
(3) サイリスタあるいはトライアック自体に整流作
用があるので、交流を直流に変換するための整流部を独
立させてもうける必要がなくなる。
(4) 順方向または逆方向の駆動電流を切り換える手
段は、互いに逆向きの一対のフォトトライアックのLED
側を用いた整流素子の並列回路を選択的に通電させる切
換スイッチで切り換えるものであるため、小電力容量の
簡易回路とすることができ、信頼性の向上と、コストダ
ウンを図ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例に係る直動弁の駆動装置を示
す構成図、第2図は従来例を示す構成図である。 図中、1および2はサイリスタ、3は直動弁コイル、4
は交流電源、5はコンデンサ、7及び9はフォトトライ
アック、11はスイッチである。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】直動弁コイルに供給する電流の方向を順方
    向または逆方向に切り換えることにより、弁の状態を切
    り換え動作させる直動弁の駆動装置において、上記直動
    弁コイルと交流電源との間に、順方向または逆方向の電
    流を直動弁コイルに供給するためのサイリスタあるいは
    トライアックを接続すると共に、上記交流電源と直列に
    コンデンサと、互いに逆向きの一対のフォトトライアッ
    クのLED側を用いた整流素子の並列回路と、上記整流素
    子のいずれか一方を選択的に通電させる切換スイッチを
    接続し、上記一方の整流素子で整流された電流をそのフ
    ォトトライアックのトライアック側にて検出し、上記コ
    ンデンサに電荷が蓄えられるまでの充電電流を用いて、
    上記サイリスタあるいはトライアックを駆動して、順方
    向または逆方向の電流を直動弁コイルに供給する駆動手
    段を設けたことを特徴とする直動弁の駆動装置。
JP1987075214U 1987-05-21 1987-05-21 直動弁の駆動装置 Expired - Lifetime JPH0755416Y2 (ja)

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JPS63184271U JPS63184271U (ja) 1988-11-28
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EP0010391A1 (en) * 1978-10-18 1980-04-30 LUCAS INDUSTRIES public limited company Control circuit for a motor driven automatic valve
JPS6139874A (ja) * 1984-07-24 1986-02-26 アンドリユ−・ツアデレイ モ−タ始動回路

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