JPH075537U - 粘性食品の卓上絞り出し器 - Google Patents

粘性食品の卓上絞り出し器

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JPH075537U
JPH075537U JP3539493U JP3539493U JPH075537U JP H075537 U JPH075537 U JP H075537U JP 3539493 U JP3539493 U JP 3539493U JP 3539493 U JP3539493 U JP 3539493U JP H075537 U JPH075537 U JP H075537U
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 マヨネーズなどの粘性食品を入れる食品収容
容器を伸縮自在の外壁に成形し、切欠き部をつけた剛性
のある外筒によって、内容物の多寡にかかわらず食卓上
に美観を損なうことなく配置できて、押し出し盤部材を
指で押圧するだけで、内容物の食品を使い切るまで、ほ
とんど空気に触れることなく衛生的に使用することがで
きる粘性食品の卓上絞り出し器である。 【構成】 周壁が伸縮自在で着脱可能な食品収容容器5
0を、予め、ノズル40を取付けたキャップ部材30
に、ねじ係合し一体化する。この状態で食品収容容器5
0を、軸線方向に切欠き部12をつけた外筒10の上部
より挿入し、キャップ部材30と外筒10をねじ係合す
る。その際、外筒10の下方底部に押し出し盤部材20
を前以て装着しておいてもよく、後で外筒10の下方底
部に装着してもよい。以上のように、組付けられた粘性
食品の卓上絞り出し器。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は食品の卓上絞り出し器に関し、特に、マヨネーズやケチャップのよう に粘性を持つ食品を使い切るまで、ほとんど空気に触れることなく保持し、容易 に必要な量だけ確実に絞り出すことができ、かつ卓上に安定した状態で常時配置 することができる卓上絞り出し器に関する。
【0002】
【従来の技術】
マヨネーズやケチャップのようにある程度の粘性を持つ食品をその収容容器に 形成されたノズルから取り出そうとする場合、収容容器やノズルの内面との摩擦 に打ち勝つだけの押出し圧力を加えながら取り出すことがどうしても必要となる 。そのために、従来、そのような粘性を持つ食品のための収容容器は、使用者が 容易に押出し圧力を加えることができるように、容易に形状を変形し得る樹脂材 料あるいは紙材料により成形されるのが通常である。
【0003】 また、生クリームなどの押出し器として一定の剛性を持つ容器に別途内容物の 押出しのためのピストン状押出し加圧部を装着したものも用いられている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
樹脂材料あるいは紙材料により成形されるこの種の容器は構成も単純であり取 扱も容易である利点を持つものの、収容される内容物の量の多寡に応じて、その 外形形状が大きく変化する。使用前あるいは使用始めにおいては、収容容器の形 状はほぼ一定しており立てた姿勢でそのまま食卓上に置いても格別の違和感を感 じさせないが、内容物が僅少となった時点ではいわゆるしぼんだ状態となり、そ のままの状態で食卓上に放置しておくと見るものに乱雑感を生起させることはだ れしもが知覚するところである。
【0005】 それを回避するために、レストランあるいは家庭においても、マヨネーズやケ チャップのようにある程度の粘性を持つ食品を食卓に出す場合に、当初の収容容 器から必要量だけ別の器(うつわ)に移しかえて卓上に配置するか、あるいは別 の円筒形樹脂容器に収納して卓上に配置することが行われている。その場合であ っても、使用に際して収容容器を逆さにして底部に溜まっている食品を開口部に 向けて振りだすことが必要となる。いずれにしても、使いじまいの絞り出しが煩 雑である。
【0006】 また、生クリームなどの押し出し器は本来食卓上で使用する目的のものではな いが、同じ形態の剛性を持つ容器に食品を収容する場合には、収容容器の外形に 変形はないが、内容物の多寡にかかわらず内容物の押出しのためのピストン状押 出し加圧部を備える必要があることから容器そのものを食卓上に立てておくこと はできず、また使用に当たり容器の保持とピストンの操作のために両方の手が必 要となり煩雑感を与えることは否めない。
【0007】 本考案の目的は粘性を持つ食品用の収容容器の持つ前記のような不都合を解消 することにあり、より具体的には、内容物の量の多寡を問わず収容容器内の食品 を使い切るまで空気に触れることなく常に外形として同じ姿勢で実質的に保持す ることができ、それにより食卓上にそのまま配置しても衛生的で常に美観を損な うことのない食品の卓上絞り出し器を提供することにある。本考案のさらに他の 目的は構成が簡単でありかつ使用態様も片方の手で容易に行いうる食品の卓上絞 り出し器を提供することにある。本考案のさらに他の目的はノズルを食品の種類 に応じて適宜選択して使用することのできる粘性を持つ食品の卓上絞り出し器を 提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記の課題を解決しかつ目的を達成するために、本考案は、基本的に 両端が 開放しておりかつ軸線方向に切欠き部を持つ外筒と、前面にノズルを持ちかつ該 外筒の上方開放端に着脱自在に取り付けられたキャップ部材と、該外筒の内面に 摩擦係合した状態で摺動自在に装着される押出し盤部材とからなる本体部分、及 び該外筒内に配置されかつ内部空間と前記抽出ノズルとが連通し得る状態で前記 キャップ部材に取り付けられる伸縮可能な食品収容容器、とからなり、前記押出 し盤部材を前記キャップ部材方向に向けて移動させることにより前記食品収容容 器が収縮し、それにより食品収容容器内の食品が前記ノズルから絞り出されるよ うになっていることを特徴とする食品の卓上絞り出し器を提示する。
【0009】 ノズルをキャップ部材に対して着脱自在とすることは好ましい態様であり、そ れにより、収容すべき粘性を持つ食品の種類と使用目的に応じて異なった形状の ノズルを選択的に使用可能とすることができる。 また、食品収容容器をキャップ部材に対して着脱自在として構成することも好 ましい態様であり、それにより、内容物を出し切った場合に食品収容容器のみを 新しいものに交換し、比較的コスト高となる前記本体部分は繰り返し使用するこ とが可能となり、全体としてコストの低下がもたらされる。
【0010】 食品収容容器の形状は任意であるが、全体として円筒状であることは好ましい 態様であり、またその周壁部を蛇腹状に形成することは容器に伸縮性を持たせる 観点から好ましい態様である。また、食品収容容器の成形材料は従来のマヨネー ズやケチャップのように粘性を持つ食品の収容容器に用いられる材料であって必 要な可撓性または伸縮性を持つものであればすべて使用可能である。
【0011】 外筒、キャップ部材、押出し盤部材から構成される本体部分の成形材料は保形 性を有する材料であれば、樹脂材料、金属材料など単独でまたは組み合わせて適 宜用いることができる。
【0012】
【作 用】
マヨネーズやケチャップなどの粘性を持つ食品を充填した食品収容容器をその 内部と抽出ノズルとが連通し得る状態でキャップ部材に取り付けた後、外筒の上 方開放部から食品収容容器を外筒内部に挿入する。挿入後に、外筒の上方開放端 にキャップ部材をねじ込みなどの手段により固定することにより、食品の卓上絞 り出し器としての組み付けは終了する。その状態で食卓上に配置される。
【0013】 使用に際して、すなわち食品収容容器に充填された食品を絞り出す場合に、片 方の手でノズルを下方に向けた状態で卓上絞り出し器を把持し、指先を押出し盤 部材の上に乗せて、押出し盤部材をキャップ部材方向に向けて移動させる。押圧 している指は切欠き内を通過する。それにより、食品収容容器は容積を縮小する 方向に押圧され、食品収容容器内の食品がノズルから絞り出される。
【0014】 必要量の絞り出しが終了したときに、指先による押出し盤部材の押圧を停止し 、卓上絞り出し器をその下方端部分を下にして食卓上に戻しておく。 本考案による卓上絞り出し器は、外筒が必要な剛性を有しているので食品収容 容器内に収容される食品量の多寡にかかわらず、常に立ち上がった状態で食卓上 に配置しておくことができる。外筒の外周面に適宜の化粧を施してもよくその場 合にはさらに食卓上の美観を向上させることができる。
【0015】
【実施例】
以下、添付の図面を参照しつつ実施例に基づき本考案による食品の卓上絞り出 し器をより詳細に説明する。 図1は本考案による食品の卓上絞り出し器の一実施例を示す斜視図であり、図 3はその各構成部材を個々に分離した状態で示す斜視図である。図2は本考案の 食品の卓上絞り出し器の正面横断面図である。
【0016】 図において、10は外筒であり図1に示すように立てた状態で変形しない程度 の剛性を持つ材料により成形される。材料としては、樹脂材料、金属材料、ある いは木質材などであってもよい。この実施例において、外筒10は両端を開口し た円筒形状であり、上方開放端はいんぶん縮径部11となりそこに雄ねじが設け られる。また、外筒10の筒状部分にはその下方端縁から上方の縮径部11近傍 までその軸線方向に伸びる矩形状の切欠き12が形成されてる。切欠き12の幅 は指が自由に移動できる程度の幅であることが好ましい。
【0017】 20は押出し盤部材であり、前記外筒10の内周面に摩擦係合しかつ内周面に 沿って軸線方向に摺動し得る形状と寸法をなしている。すなわち、この実施例に おいて、押出し盤部材20は外筒10の内径寸法と実質的に等しい外径寸法を持 つ円形の底板部分21と、該底板部分21から下方に延長する円筒状部分22と 、該円筒状部分22からさらに下方に延出する3本の脚23とから構成される。 さらに、底板部分21はその中央部位に上方に向けた凸出部24を有する。
【0018】 30はキャップ部材であり、上面部分31と該上面部分31から下方に延出す る筒状部分32とからなり、筒状部分32の内面には雌ねじが形成されていて前 記外筒10の縮径部11に形成した雄ねじとねじ係合するようになっている(図 2)。キャップ部材30の上面部分31には、その中央部位に上部筒状フランジ 34及び下部筒状フランジ36が形成されており、両筒状フランジ34、36は 共通の連通路Aを有している。さらに、上部筒状フランジ34にはその外周面に 雄ねじが、また下部筒状フランジ36の内周面には雌ねじが形成されている(図 2)。
【0019】 40はノズルであり、前記上部筒状フランジ34に形成された雄ねじにねじ係 合する雌ねじを内周壁に持つ基端部41と、該基端部41から上方に延出する先 端が次第に細くなったノズル部分42とからなり、内部には連通路Bが形成され ている(図2)。また、図示されないが、ノズル部分42の先端には必要に応じ て適宜の形状の蓋が取り付けられる。
【0020】 50は伸縮可能な食品収容容器であり、ポリエチレン樹脂のような可撓性を有 する材料により形成される。食品収容容器50は外筒10の内部に挿入し得る外 径と長さを有しており、かつ有底筒状の本体部分51とその上方端に一体成形さ れた接続フランジ部分52とからなる。そして、本体部分51の筒状部分は蛇腹 状53に形成されており、また、接続フランジ部分52は外周部分に雄ねじが形 成されていて、前記キャップ部材30の下部筒状フランジ36に形成された雌ね じとねじ係合するようになっている(図2)。
【0021】 次に、各部材を卓上絞り出し器として組付ける態様について説明する。先ず、 食品収容容器50に所望する食品を充填する。充填に適する食品としては、マヨ ネーズ、ケチャップ、マーガリン、カラシバター、蜂蜜、生クリームなどのよう にある程度の粘性を持つものが好適であるがこれに限ることはない。充填の後、 上部フランジ52の先端をアルミ薄片(図示せず)などにより被覆し、食品収容 容器50の接続フランジ部分52をキャップ部材30の下部筒状フランジ36を ねじ係合することにより両者を一体化する。さらに、必要に応じてキャップ部材 30の上部筒状フランジ34とノズル40をねじ係合する。
【0022】 その状態で、食品収容容器50を外筒10の内部に挿入する。その際に、外筒 10の底部には押出し盤部材20を嵌入しておいてもよく、後で挿入してもよい 。挿入後に、キャップ部材30の筒状部分32と外筒10の縮径部分11とをね じ係合して一体に固定する。それにより、食品収容容器50の内部と、キャップ 部材30の前記両筒状フランジ34、36に形成された連通路A及びノズル部分 41、42の内部に形成された連通路Bとは連通状態となる。それにより卓上絞 り出し器として組付けは終了する。組付け後のこの卓上絞り出し器は立ち上がっ た状態で安定して陳列台や食卓上に置くことができることは理解されよう。
【0023】 使用に際しては、食品収容容器50の先端のアルミ薄片(図示せず)などの被 覆物を除去した後、ノズル40の先端から蓋をはずし、ノズル40を下方にした 状態でこの卓上絞り出し器を把持する。その状態で外筒10に挿入した押出し盤 部材20を指先によりキャップ部材30に向けて移動させる。指自体は切欠き1 2に沿って容易に移動できる。その移動により食品収容容器50はその容積を縮 小する方向に押圧され、食品収容容器50内の食品は、前記連通路A及び連通路 Bを経由してノズル40の先端から外部に絞り出される。必要量の絞り出しが終 了したときに、指先による押出し盤部材20の押圧を停止し、卓上絞り出し器を その下方端部分を下にして食卓上に立てた姿勢で戻しておく。もちろん、指先で 絞り出すなどは単なる例示であって押出しの態様は自由である。
【0024】 上記の説明から明らかなように、本考案の卓上絞り出し器においては、内容物 の絞り出しにより食品収容容器50の形状は変形しても外筒10はなんの変形も 受けない。従って、本考案による卓上絞り出し器は、内容物の量の多寡にかかわ らず常に食卓などのテーブル上に立ち上がった姿勢で配置しておくことができ、 周囲の美観を損なうことが避けられる。
【0025】 なお、この実施例においては、ノズル40はキャップ部材30に対して着脱可 能となっている。従って、複数の異なった形状のノズルを容易しておくことによ り内容物の種類に応じて最適のノズルを選択して使用することが可能となり、よ り好ましい使用態様が得られる。例えば先端が閉塞したノズルを用い、使用開始 時に先端を切断することにより連通路Bが形成されるようなノズルを用いるよう にしてもよい。
【0026】 また食品収容容器50もキャップ部材30に対して着脱可能となっている。従 って、内容物を出し切った場合に食品収容容器50のみを新しいものに交換し、 比較的コスト高となる前記本体部分は繰り返し使用することが可能となり、全体 としてコストの低下がもたらされる。 以上の説明は本考案による食品の卓上絞り出し器の好ましい一実施例の説明に すぎず、他に多くの変形例が存在する。例えば、各部材の接合部はすべてねじ係 合によるものとして説明したが、単なる摩擦による係合あるいはいわゆるはめ込 み嵌合による接合であってもよいことは理解されよう。また、図示の実施例では 全体として円筒状をなす形状のものとして説明したが、食品収容容器50のみを 円筒形状とし、外筒10の外径形状は断面非円形(長円、方形、など)に形成し てデザイン性を向上せさることもできる。その際には部材間の接合を摩擦係合や はめ込み嵌合にすることは特に推奨される。
【0027】 食品収容容器50も要は全体として伸縮自在であればよく、もし、押出し盤2 0による押圧により全体として内容積を収縮できる形状であれば筒状部に必ずし も蛇腹を形成する必要はない。例えは、比較的薄いフィルム状の材料により食品 収容容器を構成する場合には、平坦面のままの成形品であっても十分目的は達成 される。
【0028】 また、押出し盤部材20も図示の形状に限るものでなく、前記のように外筒1 0の内周面に摩擦係合しかつ内周面に沿って軸線方向に摺動し得る形状と寸法で あればよいものであって、全体として筒状のものであってもよい。また、摩擦係 合を確実にするために押出し盤部材20を下方に向けていくぶん末広がり状に形 成することもでき、さらに、下方に延長する円筒状部分22及びさらに下方に延 出する脚部23の表面部分を微細な多数の凹凸を持つように形成することも有効 である。
【0029】 さらに、外筒の外周面に適宜の化粧を施してもよく、それにより食卓上の美観 を一層向上させることができる。
【0030】
【考案の効果】
本考案による卓上絞り出し器は、上記の構成を有することにより、食品収容容 器内に収容される食品がほとんど空気に触れることがなく使い切れるので衛生的 である。絞り出しが容易であり、かつ食品量の多寡にかかわらず、内容物の食品 の残量が適確にわかり、常に立ち上がった状態で食卓上に配置しておくことがで きて美観を損なうことがない。また、構造も簡単であり取扱も容易である。
【提出日】平成5年9月10日
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正内容】
【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、切欠き部をつけた剛性のある外筒の上部にノズルと連通したキャ ップ部材、内部には周壁が伸縮自在の食品収容容器とその押し出し盤を装備した 粘性食品の卓上絞り出し器に関するものであり、特に、マヨネーズやケチャップ のような粘性のある食品を使い切るまで、ほとんど空気に触れることなく衛生的 に保持し、容易に必要な量だけ食品収容容器から確実に絞り出すことができ、ま た内容物の食品の量の多寡にかかわらず、卓上に安定した状態で常時配置するこ とができる粘性食品の卓上絞り出し器である。
【0002】
【従来の技術】
ラミネートや樹脂製のチューブのもの、マヨネーズやケチャップのボトルのよ うに容器の外周部が不確実で不定型に容易に変形する樹脂製容器、または、ハチ ミツや洋カラシなどの容器として使われている弾性がある円筒形などの樹脂容器 は、いずれも食品が収容された容器を、直接手で圧力を加えて絞り出すことがで きるように成形されているのが通常であり、卓上で使う粘性食品の絞り出し専用 器具は無かった。
【0003】 ただし、卓上で使用されているものではないが、生クリームなどの押し出し器 として、一定の剛性がある外筒に直接じかに食品を詰めて、押し出しのためのピ ストン状加圧部を装着したものはある。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
樹脂材料あるいはその他の材料により成形される前記のこの種の容器は、構成 が単純であり取扱いも容易である利点を持つものの、収容される内容物を使いじ まうまでの残量の多寡に応じて、容器の外形形状が不確定で不定型に変化する。 使用前あるいは使用始めは食卓上に立てた状態で使用することも可能だが、内容 物の残量が少なくなるにつれて、萎んだ状態となり、容器内に空気を入れて脹ら ませない限り容器は立てられなくなる。そのために弾性のある樹脂容器によって 、内容物の残量の多寡にかかわらず容器の外形を保持しようとする。いずれの場 合であっても、使用時には容器の下部に溜まっている食品を、ノズルなどの開口 部に向って振り寄せてから絞り出すことになる。これは、食品が容器の内壁に付 着しているので、内容物が僅少になる程困難となり、使いじまいが煩雑となる。 つい食品が容器内に残っていても捨ててしまうことになるか、そのまま食品だけ を詰め替えて使う場合は、空気に長時間触れて酸化が進んだ食品が容器内の壁面 に付着して残ったままになるため不衛生になる。
【0005】 レストランあるいは家庭において、マヨネーズやケチャップのような粘性があ る食品を食卓に出す場合に、当初の収容容器から別の器(うつわ)に移しかえて 卓上に配置することがあるが、この場合、それを使用する人の好みの量ではなく 料理に見合った目安の量が供されるので、残ったり、不足だったりする。
【0006】 また、生クリームなどの押し出し器は、本来ケーキ造りのときに調理室や台所 の調理台で使用する目的のものであって、食卓上で使用するためのものではない が、同じ形態で剛性がある外筒に食品を収容する場合、通常、空気が混入しない ように注意して、使用者が食品を直接外筒に詰めなければならない。この場合、 容器の外形に変化はないが、内容物の容量の多寡にかかわらず、食品の押し出し のためにピストン状の押し出し加圧部を備える必要があるので、その状態で器具 を食卓上に立てて置くことはできない。また、使用するときには外筒を持ち、他 方の手でピストンの操作をするため、両方の手が必要となり、煩雑感を与えるこ とは否めない。況んや、食品の詰め替えは煩雑で、不衛生になりがちである。
【0007】 本考案の目的は、粘性のある食品の収容容器の持つ前記のような欠点や不都合 をなくすことにある。より具体的には、内容物の食品の容量の多寡にかかわらず 収容容器内の食品を使い切るまで、ほとんど空気に触れることなく、常に外形と して同じ姿勢で保持することができるので、食卓上にそのまま配置しても衛生的 で、常に美観を損なうことがなく、更に構成が簡単であり、使用態様も片方の手 で容易に扱える「粘性食品の卓上絞り出し器」を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本考案は、上記の課題を解決し、目的を達成するためになされたもので、それ を実施例の図面について説明すれば、両端が開放し軸線方向に切欠き部をつけた 外筒10の上部に、伸縮自在の蛇腹状で着脱可能な食品収容容器50とノズル4 0とを取り付けたキャップ部材30を嵌め付ける。かつ、外筒10の内面に摩擦 係合する状態で摺動自在の押し出し盤部材20を、外筒10の底部に装着したも のである。 本考案は、以上のような構成よりなる粘性食品の卓上絞り出し器である。 添付図面の図1は、本考案の実施例の斜視図であり、図2は、本考案の実施例 の正面断面図で、図3は、図1の斜視図の各構成部材を分離した状態の斜視図で ある。
【0009】 ノズル40がキャップ部材30に対して着脱可能な態様は、この絞り出し器で 使用する食品の種類や状態、又は使用目的に応じて工夫された形態を備えている 異なった形状のノズルを、選択的に使用することが可能となる。 また、食品収容容器50がキャップ部材30に対して着脱可能な態様は、内容 物を出し切って使用済みになったこの絞り出し器で、比較的コスト高となる本体 部は繰り返し使用でき、空(から)になった食品収容容器50のみを、食品が充 填された新しいものと取り替えればよく、取り扱いが容易であり、かつ衛生的で ある。
【0010】 食品収容容器50の周壁部を蛇腹状に形成することは、容器に伸縮性を持たせ るための態様であり、周壁部縦断面の形状は任意であり、蛇腹状の容器に限るも のではないが、粘性食品などの充填作業や内容物を出し切るための形状を考慮す れば、中心軸に対して均一的な円形の蛇腹状や円錐乃至円柱形が好ましい。食品 収容容器50の成形材料は従来の食品の収容容器に用いられている材料で、必要 な可撓性や伸縮性が得られるものであれば総べて使用可能であるが、コストが安 いブローによる中空成形の可能な材料が好ましい。
【0011】 外筒10は、食品収容容器50に充填された粘性食品の残量に左右されること がなく、常時安定した状態で卓上に置くことができるように、剛性のある材料で 成形した。また、外筒10の下方底部に装着された押し出し盤部材20を、親指 で押圧して食品収容容器50の内容物が絞り切れるように、外筒10の軸線方向 に切欠き部12をつけた。また、押し出し盤部材20の上面中央部を、円錐の高 さの半分で切った下側の円錐台の形状に盛り上げてあるのは、食品収容容器50 の底面が容器の内側に押し上げ、食品収容容器50内の食品が使用された最後に 周壁部が重なって厚みができても食品収容容器50内に食品が残らないようにす るための態様であって、その形状は任意である。
【0012】 本考案の粘性食品の卓上絞り出し器を実際に使用する場合は、食品が充填され た食品収容容器50を、ノズル40の付いたキャップ部材30に装着し、さらに それを外筒10の上部に装着する。そして、外筒10の下部に装着された押し出 し盤部材20をキャップ部材30の方向へ、切欠き部12に沿わせるように親指 で押圧し、周壁が蛇腹状の食品収容容器50を収縮させる。その結果、食品収容 容器50内の粘性食品がキャップ部材30とノズル40の連通路を通って、ノズ ル40の先端から絞り出される。
【0013】
【作 用】
本考案は、このような構造であるから、マヨネーズやケチャップなどの食品で 、食品収容容器50に充填された粘性食品であれば、どのような種類と用途の食 品であっても、片方の手でノズル40を指と指の間に挟むようにして、キャップ 部材30の上面と外筒10を把持し、ノズル40が下方に向く状態にして絞り出 し器を持ち、親指を外筒10の切欠き部12に位置し、押し出し盤部材20にあ てがう。親指で押し出し盤部材20を押圧することにより、周壁が蛇腹状の食品 収容容器50は押圧を受けて収縮する。食品収容容器50に充填されている粘性 食品が絞り出され、キャップ部材30とノズル40の連通路を通って、ノズル4 0の先端から粘性食品は適宜出てくる。このように絞り出し器を片方の手で把持 し、親指で外筒10の切欠き部12に沿って押圧することにより、食品収容容器 50に充填された粘性食品は、使いはじめから使い切るまでの間、空気にほとん ど触れることなく、ほぼ完全に絞り出すことができる。
【0014】 本考案の実施例の粘性食品の卓上絞り出し器は、食品収容容器50が伸縮自在 の蛇腹状であるため、常に必要量を絞り出せる。即ち親指による押し出し盤部材 20の押圧を停止して、ノズル40を上方に向け、粘性食品の卓上絞り出し器の 下方端部を下にして食卓上に配置できる。このように、食品収容容器50内の粘 性食品を使い切るまで、食品収容容器50内の粘性食品の残量の多寡にかかわら ず、粘性食品の卓上絞り出し器が常に立ち上がった状態で、食卓上に安定して配 置することができるように、外筒10に必要な剛性と形状を備えた。また、内容 物の食品を絞り出して使い切るまでの食品収容容器50内の食品の残量は、外筒 10の切欠き部12から、食品収容容器50の周壁の萎み状態や押し出し盤部材 20の位置を見ることによって、具さに察知することができる。
【0015】
【実施例】
以下、本考案の「粘性食品の卓上絞り出し器」の実施例の図を参考にして実施 例を説明する。 (イ) 外筒10は、立てた状態で変形しない剛性を備えた材料などによって 成形する。外形は、両端を開放した円筒形で、上方開放端は縮径部11となり、 そこに雄ねじが設けられる。更に、正面軸線方向の筒状部分には、その下方開放 端から上方の縮径部11近傍まで、親指が自由に移動できる程度の幅で矩形状の 切欠き部12が形成されている。 (ロ) 押し出し盤部材20は、円形の底板部分21と、その下方に延長する 円筒部分22と、さらに下方に延び出た3箇所の脚23とから構成されていて、 前記の外筒10の内周面に摩擦係合し、かつ軸線方向に内周面に沿って摺動し得 る形状と寸法に形成される。 (ハ) キャップ部材30は、上面部分31の中央凸部の外周部に雄ねじを設 けた上部筒状フランジ34、及び内側中央凸部の内周部に雌ねじを設えた下部筒 状フランジ36があり、両筒状フランジ34,36は共通の連通路Aを有してい る。更に、上面部分31から下方に延びた筒状部分32の内面には、外筒10の 縮径部11に設けた雄ねじと係合する雌ねじが形成されている。 (ニ) ノズル40は、前記キャップ部材30の上部筒状フランジ34に設け られた雄ねじと係合する雌ねじを内周部に設けた基端部41と、そこから上方に 延び出て先端に行くほど次第に細くなった筒状部分42から形成され、内部には 連通路Bを有している。 (ホ) 伸縮自在で蛇腹状の食品収容容器50は、前記の押し出し盤部材20 が下方底部に装着された状態の外筒10の上部から挿入し、その内部に収まる外 径と長さ(高さ)を備え、そろばん玉状のひだ53が連らなって集合した形の有 底蛇腹状の本体部分51とその上方端に、前記キャップ部材30の下部筒状フラ ンジ36の内周部雌ねじと、ねじ係合できる雄ねじを外周部に設けた接続フラン ジ部分52が一体成形されている。
【0016】 次に、上記(イ)から(ホ)の各部材を、「粘性食品の卓上絞り出し器」とし て組付ける態様について説明する。先ず、(ホ)の食品収容容器50に所望する 粘性のある食品を充填する。ただし、実際には使用者が個々に行なわなくてもよ いように、マヨネーズ、ケチャップ、マーガリン、カラシバター、ハチミツ、ピ ーナッツバター、バタークリーム、各種ジャム類など、ある程度の粘性のある食 品類などが、予め、食品収容容器50に充填され、上部フランジ52の先端をア ルミ薄片やキャップなどで被覆されたもの(図示せず)を別途、提供されること が好ましく、使用者は所望する食品の充填された食品収容容器50の上方端の接 続フランジ52に被覆されたものを取り除き、装着するだけで良いようにする。 よって、(ニ)のノズル40の基端部41の雌ねじと(ハ)のキャップ部材30 の上部筒状フランジ34の雄ねじを係合したキャップ部材30の下部筒状フラン ジ36の雌ねじに、粘性食品が充填された食品収容容器50の上部フランジ52 の雄ねじを係合して両者を一体化する。ただし、該下部筒状フランジ36は食品 収容容器50をキャップ部材30に装着するための態様であって、この実施例に 示す形態に限るものではない。
【0017】 上記の状態で、食品が充填されている食品収容容器50を(イ)の外筒10の 上部から内部に挿入して、キャップ部材30の筒状部分32の雌ねじと外筒10 の縮径部分11の雄ねじを係合して一体に固定する。その際、予め、外筒10の 底部に(ロ)の押し出し盤部材20を装着しておいてもよく、又は後で、外筒1 0の下方底部に装着してもよい。以上のように組付けが終了した状態で、食品収 容容器50の内部と、キャップ部材30の上部筒状フランジ34及び下部筒状フ ランジ36の内部に形成されている連通路Aと、ノズル40の基端部41及び筒 状部分42の内部に形成されている連通路Bとは、総べて連通状態となる。
【0018】 なお、以上のような実施例において、ノズル40はキャップ部材30に対して 着脱可能になっているため、他の機能を備え持つ複数の異なった形状のノズルを 開発して用意すれば、内容物の種類と用途に応じて選択して使用することが可能 となり、好ましい使用態様が得られる。例えば、先端がバターべらのような平面 部を持ったノズルなども使用できるようになる。
【0019】 本考案実施例の蛇腹状の食品収容容器50も、要は伸縮自在の容器であって、 押し出し盤部材20の押圧により全体として内容積を収縮できる形状であれば使 用が可能である。例えば、外周部が蛇腹状のあらゆる形状や比較的薄いフィルム 状の円錐乃至円柱形の袋で上端に接続フランジ部分52と同じ機能形態の雄ネジ が備わっていて、内容物の粘性食品を充填したものであっても、十分目的は達成 される。
【0020】 また、押し出し盤部材20も実施例の図の形状に限るものではなく、外筒10 の内周面に摩擦係合し、かつ内周面に沿って軸線方向に摺動し得る形状と寸法で あればよいのであって、全体として食品収容容器50を押圧でき、かつ内容物の 食品が残らないような形態であればよい。また、摩擦係合を増すために、押し出 し盤部材20を下方に向けて幾分末広がり状のテーパーを取った形状にしたり、 さらに外筒10の内面と摩擦係合によって接する円筒状部分22及び3箇所の脚 23の表面部分を微細な多数の凹凸を形成することも有効である。
【0021】 本考案の各部材のねじ係合による構造の接合部分は、単なる強い摩擦による係 合あるいは、嵌め込み、いわゆる嵌合による接合であっても、機能的に満足でき ればよい。また、その際には、本考案の「粘性食品の卓上絞り出し器」の各部材 の円形部分を楕円形や方形などの多面形に形成することが可能となる。
【0022】
【考案の効果】
上記実施例のような構成で組付けられた本考案の「粘性食品の卓上絞り出し器 」は、常に立ち上がった状態で、安定して食卓上に配置することができる。これ を使用するときは、片方の手でノズル40を親指以外の指で挟むようにして、キ ャップ部材30と外筒10を把持し、次にノズル40が下向きになる状態にして 、親指で切欠き部12に沿って押し出し盤部材20を押圧すると、食品収容容器 50が圧縮されて萎み、内容物の食品が連通路A及びBを経由して、ノズル40 の先端から外部に絞り出される。必要量の絞り出しが終了したときは、親指によ る押し出し盤部材20の押圧を停止し、ノズル40が上方に向くようにし、外筒 10の下方端部分を下にして食卓上に立てた姿勢で戻す。この場合の親指の押圧 で絞り出すなどは例示であり、押し出しの態様は自由である。また、外筒10の 外周面に適宜の化粧で装飾を施してもよく、あるいは、伸縮性を必要とする食品 収容容器50以外の各部材の材料も、保形性を有する材料で成形し、これらの単 独または組合わせで適宜用いることができる。例えば、樹脂系材料、金属材料や 非金属材料、磁器やセラミックのような材料なども可能である。それによって、 食卓上の美観を一層向上させることができる。 また、本考案の「粘性食品の卓上絞り出し器」は、上記の構成を有することに よって、食品収容容器内に充填された食品は、使いはじめから使い切るまで、ほ とんど空気に触れることがないため衛生的で、内容物の食品の酸化が押えられ腐 敗しにくくなるため、食品の酸化防止剤などの添加物の含有量を減少することが できる。更に、構造も簡単であり取扱いも容易で絞り出し易く、かつ食品の残量 が常に適確に知ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案による食品の卓上絞り出し器の全体を示
す斜視図。
【図2】図1のA−A線による断面図。
【図3】各構成部材を個々に分離した状態で示す斜視
図。
【符号の説明】
10…外筒、20…押出し盤部材、30…キャップ部
材、40…ノズル、50…食品収容容器
【手続補正書】
【提出日】平成5年9月10日
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】全図
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】
【図2】
【図3】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正内容】
【書類名】 明細書
【考案の名称】 粘性食品の卓上絞り出し器
【実用新案登録請求の範囲】
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案による「粘性食品の卓上絞り出し器」の
実施例の全体を示す斜視図。
【図2】図1の正面断面図。
【図3】図1の各構成部材を個々に分離した状態で示す
斜視図。
【符号の説明】 10…外筒、11…(外筒の)縮径部、12…(外筒
の)切欠き部、20…押し出し盤部材、21…(押し出
し盤部材の)底板部分、22…(押し出し盤部材の)円
筒部分、23…(押し出し盤部材の)脚、30…キャッ
プ部材、31…(キャップ部材の)上面部分、32…
(キャップ部材の)筒状部分、34…(キャップ部材
の)上部筒状フランジ、36…(キャップ部材の)下部
筒状フランジ、40…ノズル、41…(ノズルの)基端
部、42…(ノズルの)筒状部分、50…食品収容容
器、51…(食品収容容器の)有底蛇腹状の本体部分、
52…(食品収容容器の)接続フランジ部分、53…
(食品収容容器の)そろばん玉状の外壁ひだ、A…上下
両筒状フランジの共通の連通路、B…ノズルの筒状部分
と基端部の内部の連通路

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 両端が開放しておりかつ軸線方向に切欠
    き部を持つ外筒、前面にノズルを持ちかつ該外筒の上方
    開放端に着脱自在に取り付けられたキャップ部材、及び
    該外筒の内面に摩擦係合した状態で摺動自在に装着され
    る押出し盤部材、とからなる本体部分と、該外筒内に配
    置されかつ内部空間と前記抽出ノズルとが連通し得る状
    態で前記キャップ部材に取り付けられる伸縮可能な食品
    収容容器、とからなり、前記押出し盤部材を前記キャッ
    プ部材方向に向けて移動させることにより前記食品収容
    容器が収縮し、それにより食品収容容器内の食品が前記
    ノズルから絞り出されるようになっていることを特徴と
    する食品の卓上絞り出し器。
  2. 【請求項2】 ノズルがキャップ部材に対して着脱自在
    となっており、異なった形状のノズルを選択的に使用可
    能となっていることを特徴とする請求項1記載の食品の
    卓上絞り出し器。
  3. 【請求項3】 食品収容容器がキャップ部材に対して着
    脱自在となっていて、それにより食品収容容器が交換可
    能であることを特徴とする請求項1又は2記載の食品の
    卓上絞り出し器。
  4. 【請求項4】 食品収容容器はその周壁部が蛇腹状とな
    っていることを特徴とする請求項1ないし3いずれか記
    載の食品の卓上絞り出し器。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002219392A (ja) * 2001-01-30 2002-08-06 Hosokawa Yoko Co Ltd 吐出装置用カートリッジ装着治具
JP2015030472A (ja) * 2013-07-31 2015-02-16 信越ポリマー株式会社 噴射容器

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