JPH075519Y2 - 電子楽器 - Google Patents

電子楽器

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JPH075519Y2
JPH075519Y2 JP1985203063U JP20306385U JPH075519Y2 JP H075519 Y2 JPH075519 Y2 JP H075519Y2 JP 1985203063 U JP1985203063 U JP 1985203063U JP 20306385 U JP20306385 U JP 20306385U JP H075519 Y2 JPH075519 Y2 JP H075519Y2
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JP
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tone color
tone
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timbre
numerical value
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JP1985203063U
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JPS62113394U (ja
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功 篠原
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Casio Computer Co Ltd
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Casio Computer Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 [考案の技術分野] この考案は電子楽器に関する。
[従来技術とその問題点] 従来の電子楽器においては、選択する楽音データ項目と
同数の選択スイッチを用いて各データを選択するという
方式が慣用されていた。しかし、選択対象の数が多くな
るにつれ、この方式は、選択スイッチ数の増大、それに
必要な実装スペースの増大をもたらすところから、テン
キー等による置数でデータを選択し、指定された数値を
表示する方式が考えられる。しかしながら、この種の数
値等によるデータ選択方式では、使用者は、数値に割り
当てられている楽音データが何かを憶えておかなけれは
ならず、使用上、大変不便となる。このため、大量のデ
ータ選択項目がある場合であってもデータ選択が確実に
把握でき、選択操作が簡単なデータ選択装置が切望され
ている。
[考案の目的] この考案は上記の事情に鑑みてなされたもので、その目
的とするところは、使用者に音色名の選択上の負担をか
けることなく、極めて簡単な数値入力操作で、使用者が
希望する特定の音色データのみを、誤ることなく、迅速
かつ確実に、楽音生成手段に対し送出することができる
電子楽器を提供することにある。
[考案の要点] この考案は上記の目的を達成するため、数値入力手段に
より複数桁の数値が入力されたことを条件として、当該
複数桁の数値に対応づけられている一つの音色データを
楽音生成手段に対し送出し、この音色データに対応した
音色をもつ楽音を生成するようにしたことを要点とす
る。
[実施例] 以下、本考案の一実施例について詳細に説明する。第1
図は本考案を、MIDI(Musical Instruments Digital In
terface)タイプの電子楽器における音色データの選択
に適用した場合の実施例の構成図である。パワーオン時
にシステムは初期化され、制御部3はメモリ4に入って
いる初期化データに基づいて楽音生成部6、リズム音源
7を初期化する。キー操作部2には種々の制御スイッ
チ、データ選択スイッチが設けられており、例えば、音
色選択スイッチ(詳細は後述)が操作されたときには、
制御部3はキースキャンによりデータを読み取り、それ
を表示コードとして表示器5に表示させる。この表示器
5はここではLCDあるいはLEDタイプであり、音色表示モ
ード中は2桁の数値あるいは点灯状態で音色の選択を表
示する。本実施例では、2桁の置数があって始めて音色
データの選択が確定し、制御部3は確定したデータをメ
モリ4内の所定エリアに格納するとともに、そのデータ
に基づく楽音情報を楽音生成部6に送り、アップデイト
する。外部の電子楽器等に選択されたデータの情報を伝
送する場合には、選択データが確定した時点で、さら
に、MIDIのフォーマットに従うコードに変換しUARU構成
のMIDI信号送受信部に送出する。自動リズム伴奏中にお
ける鍵盤演奏時には、制御部3はメモリ4内にあるリズ
ムパターンに従ってリズム音源7に発音トリガー指令を
与え、その制御部3を介してリズム音色用メモリ8より
リズム音色の波形信号を取り出し、D/A変換器14を通じ
てミキサー9に供給し、一方鍵操作に応じて制御部3は
発音トリガー指令、周波数情報を楽音生成部6へ与え、
これを受けて楽音生成部6は指示された音色、周波数の
楽音波形信号を生成し、D/A変換器13を通じてミキサー
9に供給する。ミキサー9はこの信号をリズム音源から
のリズム音信号とミキシングし、アンプ10を通じてスピ
ーカ12より放音される。また、MIDI送出モード下では、
鍵操作に従うノートオン、ノートオフの情報が制御部3
によりMIDI送受信部11を介して外部へ送出される。
第2図は第1図に示す電子楽器のコンソールパネル上に
配列された音色名リスト表示部15の一部を示す。この図
からわかるように、本実施例では100種類(00〜99)の
音色を内蔵している。例えば“31"の音色はフルートに
なっている。本実施例によれば、100種類もの音色デー
タの名称がコンソールパネル上に、10×10のマトリクス
状にて印刷されている。さらに、音色データの各名称の
近くには、該音色データを選択するために、置数すべき
数値が印刷さている。さらにどの音色データが選択され
ているかを示すために、各名称の近く(図では右隣り)
にはLED(発光素子)タイプの表示ランプ16……が取り
付けられている。
第3図は音色表示モードにおける表示器5に表示される
選択データの一例を示している。図示のものは初期状態
で選択されている音色表示で、初期の音色は“00"であ
る。これは、第2図の音色リスト表示からただちにわか
るように、プラスアンサンブル1(BRASS ENS.1)であ
る。
第4図は音色選択キー21のレイアウトを示し、0〜9ま
でのテンキー(プッシュスイッチ10個)17……は音色各
リスト表示部5(第2図)から選んだ音色を2桁の置数
で指定するためのもの、また取消キー(プッシュスイッ
チ1個)18は置数を誤って指定したときに元のデータに
戻すためのスイッチである。
次に、音色選択操作の具体例を、第5図に示す選択操作
例、第6図に示す音色選択フローチャートを参考にして
説明する。
まず、第6図のスタート状態6−1では、第5図に示
すように表示器5には初期の音色データとして確定して
いるデータ(ここでは“00"番)が表示される。また、
この状態では第2図のBRASS ENS.1のLED16が点灯する。
次に、第4図のテンキー17や取消キー18の操作により音
色の選択を行う(ステップ6−2)わけであるが、その
入力回数をカウンタでカウントする(ステップ6−3)
ことにより1回目か2回目かが判別される(ステップ6
−4)。第5図のでは、テンキー“1"が押される。こ
のときは、初期状態からのテンキーによる1回目の選択
であるので、ステップ6−5でNOと判定され、上桁の表
示が消され(ステップ6−8)、下桁にカーソル“−”
を表示しステップ6−9、上桁に今回入力された“1"を
表示し(ステップ6−10)、上桁のデータとして“1"が
内部ワークエリアにセットされる。まだこの時点では内
部音色(確定データ)は“00"のままであり(第5図
参照)、外部へのデータ送出も行なわれない(なお、第
5図に相当するところで取消キー18を押したときはス
テップ6−5よりステップ6−6でNOP処理(ノー・オ
ペレーション)となりステップ6−7でカウンタをリセ
ットする)。いま、選択しようとしている音色が“26"
であるとすると、上桁の“1"の置数は誤りである。そこ
で誤りに気づいた使用者は、第5図のに示すように取
消キー18を押す。すると、処理フローは、ステップ6−
4よりステップ6-12へ分枝し、ステップ6-12よりステッ
プ13へ分枝し、ここで現在の上桁と下桁の拍子“1−”
が消され、続くステップ6-14で以前のデータ(ここでは
初期の音色データ“00")が呼び出され、ステップ6-15
でそのデータの表示命令が実行され、ステップ6-16でカ
ウンタがリセットされる。この結果、表示器5には元の
音色Noが表示される。なお、この場合も、音色データ
“00"は変化していないので外部へのデータ送出や、音
色データセットは行なわない。
次に使用者は第5図のに示すように上桁“2"を置数す
る。すでに、前回の取消キー18の押し操作でカウンタは
リセットされているので、今回の操作でカウンタは“1"
になる。以下の動作は、第5図ので述べた“1"置数の
場合と同様であるので説明を省略する。
次に使用者は第5図のに示すように下桁“6"を置数す
る。この場合は、テンキー17による2回目の操作なの
で、ステップ6-12によりステップ6-17へと分枝する。ま
ず下桁の表示“−”を消し(ステップ6-17)、次に、下
桁に今回の置数である“6"を表示する(ステップ6-1
8)。上桁“2"も下桁“6"も選択されたので、音色デー
タが確定したとして、このデータを音色データエリアに
セットし(ステップ6-19)、さらに、このデータに基づ
いて楽音データを作成し、楽音生成部6へ転送し(ステ
ップ6-20)、また、MIDI送受信部11の送信部へも音色デ
ータを送出し、これを介して外部の電子楽器等に音色デ
ータが伝送される(ステップ6-21)。
次にカウンタをリセットし(ステップ6-22)、続くステ
ップ6-23で第2図の音色名リスト表示部上において現在
点灯している“00"の位置のLED16を消灯し、“26"の位
置にあるLED16を点灯する。このLED16が点灯することに
より、使用者は、選択データを容易に確認することがで
きる。なおステップ6-24はパワーオフの判定ステップで
ある。
以上の説明からわかるように、本実施例では、電子楽器
のコンソール上に、多数の音名及び対応する音色Noをマ
トリクス上に配置してあるので、使用者は、一見して選
択しようとする音色名とそのNoを知ることができる。ま
た、その音色Noをテンキー17で入力することにより、選
択した音色名に対応づけて配置してある表示ランプ16が
点灯するので電子楽器側がデータ選択を受けたことをた
だちに確認することができる。さらに、テンキー17によ
り、多数のデータを任意に選択することができ、選択ス
イッチ数、スペースが最小化される。
[考案の効果] 以上詳述したように、本考案によれば複数の音色名とこ
れら音色名に対応づけられている複数桁の数値とを、マ
トリクス状に表示しておき、前記複数桁の数値が数値入
力手段により入力されたことを条件として、当該複数桁
の数値に対応づけられている一つの音色データを楽音生
成手段に対し送出するようにしているので、マトリクス
状に表示れている音色名とこれに対応づけられている複
数桁の数値とを見ながら、数値入力手段で、複数桁分の
数値入力を行うのみで、その数値入力に対応する音色デ
ータを音色データ記憶手段から読み出すことができ、し
たがって、使用者が希望する特定の音色データのみを、
極めて簡単な数値入力操作で、誤ることなく、迅速かつ
確実に、楽音生成手段に対し送出することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例の全体構成図、第2図は音
色名リスト表示部の一部のレイアウトを示す図、第3図
は第1図の表示器5が表示する音色選択Noの例を示す
図、第4図はテンキーと取消キーとで構成される音色選
択スイッチのレイアウトを示す図、第5図は音色選択の
操作手順の一例を示す図、第6図は音色選択のフローチ
ャートである。 3……制御部、5……表示器、15……音色リスト表示
部、21……音色選択スイッチ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数の音色データを記憶した音色データ記
    憶手段と、 この音色データ記憶手段に記憶されている各音色データ
    に一対一で対応する各音色名とこれら音色名に対応づけ
    られた複数桁の数値とを、マトリクス状に表示してなる
    音色名リスト表示部と、 この音色名リスト表示部に表示されている各音色名を選
    択的に指定するために、該各音色名に対応づけられてい
    る数値を入力可能な数値入力手段と、 この数値入力手段により複数桁の数値が入力されたこと
    を条件として、当該入力された複数桁の数値に対応づけ
    られている一つの音色データを前記音色データ記憶手段
    より読み出し、当該読み出された一つの音色データを送
    出するように制御する制御手段と、 この制御手段の制御により送出された前記一つの音色デ
    ータに基づいて、該音色データに対応した音色をもつ楽
    音を生成する楽音生成手段と、 を具備していることを特徴とする電子楽器。
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JPS62113394U JPS62113394U (ja) 1987-07-18
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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