JPH0755129A - ロックホッパ装置 - Google Patents

ロックホッパ装置

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JPH0755129A
JPH0755129A JP20512193A JP20512193A JPH0755129A JP H0755129 A JPH0755129 A JP H0755129A JP 20512193 A JP20512193 A JP 20512193A JP 20512193 A JP20512193 A JP 20512193A JP H0755129 A JPH0755129 A JP H0755129A
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valve
valves
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Masaaki Kinoshita
正昭 木下
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ホッパ間を連絡するシュートに2個以上の開
閉弁をもつ粉体供給用のロックホッパにおいて、その開
閉弁のシール面への異物や粉体の噛み込みを防止する。 【構成】 各ホッパ1〜3の出口には原料の排出シュー
ト4,5,6が設けられており、かつ、シュート4及び
5にはそれぞれ、開閉弁7,8及び9,10が設置され
ている。ホッパ1は略大気圧に保持されているが、ホッ
パ3は加圧されている。11,12,13,14は各々
パージ用気体を投入するための弁、15,16はパージ
用気体及び粉体、異物を排出するための弁を示す。21
〜24はパージ用気体投入配管、25と26は粉体や異
物の排出管である。以上の構成をもつロックホッパ装置
によれば、開閉弁作動時に弁のシール面近傍の粉体や異
物をパージ用気体の吹き込みで除去できるため、開閉弁
の作動中に粉体や異物がシール面に噛み込まれない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は加圧流動床ボイラ、加圧
型石炭ガス化炉における乾式給炭装置などの粉体供給用
に適用されるロックホッパ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図5に従来のロックホッパ装置の一例を
示す。同図において1,2,3はそれぞれホッパ1、ホ
ッパ2、ホッパ3を示す。各ホッパの出口には原料の排
出シュート4,5,6が設けられており、シュート4及
び5には、それぞれ、弁7,8及び9,10が設置され
ている。ホッパ1は略大気圧に保持されているが、ホッ
パ3は加圧されている。本ロックホッパ装置は略大気圧
に保持されているホッパ1内にある粉体を加圧状態にあ
るホッパ3に供給するためのものであり、その作動原理
を図6に示す。
【0003】図6の(a)のステップ1においては、粉
体は略大気圧に保持されたホッパ1内にあり、弁7,8
及び9,10は閉じられている。図6において白地の弁
は開放状態、黒塗の弁は閉鎖状態を示している。図
(b)のステップ2において先ず弁8をあけ、(c)図
のステップ3において更に弁7をあけることにより粉体
は、略大気圧に保持されたホッパ2内に落下する。
(d)図のステップ4において弁7,8は閉じられその
後、ホッパ2は加圧手段(図示せず)によってホッパ3
と同じ圧力に加圧される。
【0004】(e)図のステップ5で弁10をあけ、
(f)図のステップ6で更に弁9をあけることにより粉
体はホッパ3内に落下し、所定の目的を達する。最後に
(g)図のステップ7にて弁9,10が閉じられ、その
後ホッパ2は減圧手段(図示せず)によって略大気圧ま
で圧力が低減される。次にホッパ1内に原料が受け入れ
られステップ1の状態に戻り、再び前記した手順が繰り
返される。
【0005】弁7及び弁9は各々ステップ3及びステッ
プ6において粉体雰囲気内で開けられるため弁の摩耗が
速いが、この問題は原理的に解決不可能である。従っ
て、一般に弁7,9は粉体をしゃ段する目的として使用
され、高圧のシールは弁8,弁10にて行なわれるのが
通例であった。弁8及び弁10の開閉時は、周辺の雰囲
気は一応気体ではあるものの、気体中のダスト及び弁シ
ート面近傍に付着した異物、粉体が弁シール面に噛み込
まれ、作動不良を起こしたり、摩耗を速めたりするとい
う問題があった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は2基以上の粉
体貯蔵用のホッパと、同ホッパ間を連絡するシュートに
それぞれ2個以上の開閉弁とを有する粉体供給用のロッ
クホッパ装置において、その開閉弁の開,閉作動時に粉
体や異物等がシール面に噛み込まれることによる作動不
良を防止すると共に弁シート面の摩耗を低減させること
を課題としている。
【0007】また、本発明は、前記開閉弁のシール面へ
の粉体や異物の噛み込みを容易に、しかも効果的に防止
することができるようにしたロックホッパ装置を提供す
ることを課題としている。
【0008】
【課題を解決するための手段および作用】本発明は、2
基以上の粉体貯蔵用のホッパと、同ホッパ間を連絡する
シュートにそれぞれ2個以上の開閉弁を有する粉体供給
用のロックホッパ装置における前記課題を解決するため
に前記開閉弁のシール面への異物や粉体の噛み込み防止
のためにパージ用気体を前記開閉弁の内部へ導入するパ
ージ用気体供給装置を具えた構成を採用する。
【0009】この構成によれば、シュートに設けられた
2個以上の開閉弁の間の閉じられた空間にパージ用気体
供給装置からバージ用気体を投入することによりシール
面に付着した粉体及び異物を吹き飛ばすことにより弁シ
ール面に噛み込まれるのを防止することができる。下方
の開閉弁の下部からも上方に向けパージ用気体を投入す
れば下部のシール面も清浄にされる。
【0010】本発明によるロックホッパ装置によれば、
このように2つの開閉弁の間のシュートおよび開閉弁に
付着もしくはその空間内に浮遊している粉体や異物をパ
ージ用気体供給装置によって排除したのち開閉弁を開け
るため、異物、粉体等が弁シール面に噛み込まれること
はなく、その作動はスムーズに行なわれる。パージ用気
体は開閉弁の作動中も継続して導入しても良いが、弁の
作動前に供給を停止しても良い。開閉弁を閉める場合も
略同様である。
【0011】また、本発明によるロックホッパ装置で
は、前記したようにシュートにそれぞれ配設された2個
以上の開閉弁の間に異物や粉体を排出するための排出手
段を設けた構成のものも採用する。このように構成した
ロックホッパ装置とすればパージ用気体供給装置から導
入されたパージ用気体で除去された異物や粉体等は、パ
ージ用気体と共にこの排出手段から排出され、弁シール
面に対する異物や粉体の噛み込みが効果的に防止され。
【0012】更に、本発明によるロックホッパ装置で
は、前記パージ用気体を前記弁シート面に向けて吹き付
けるためのパージ用気体投入座を前記シュートに設けた
構成としたものも採用する。このように構成したロック
ホッパ装置としたものではパージ用気体供給装置から導
入されるパージ用気体は開閉弁の弁シート面に吹き付け
られそこに付着した異物や粉体を効果的に除去できるの
で、弁シール面に対する異物や粉体の噛み込みが容易
に、かつ、効果的に防止されるものとなる。
【0013】
【実施例】以下、本発明によるロックホッパ装置を図1
に示した一実施例に基づいて具体的に説明する。なお、
図1において図5及び図6に示した従来の装置と同じ部
分には同一の符号を付してあり、それらについての重復
する説明は省略する。図1において、11,12,1
3,14は各々パージ用気体を投入するための弁、1
5,16はパージ用気体及び粉体、異物を排出するため
の弁を示す。21はパージ用気体投入用配管であり、弁
8の上部に配設されている。22はパージ用気体投入用
配管であり、弁8の下部に配設されている。23はパー
ジ用気体投入用配管であり、弁10の上部に配設されて
いる。24はパージ用気体投入用配管であり、弁10の
下部に配設されている。25は粉体や異物の排出管であ
り、弁7と弁8の間に配設されている。26は粉体や異
物の排出管であり、弁9と弁10の間に配設されてい
る。
【0014】以上のように構成された本発明の一実施例
によるロックホッパ装置の作動が図2、図3に示されて
いる。これらの図においても先の図6の場合と同様、白
地の弁は開の状態、黒塗りの弁は閉の状態にあることを
示している。図2,図3における作動順序は図6に示す
ステップ1〜ステップ7と略同様であるが、本実施例に
よると次のように弁作動時に弁のシート面近傍の粉体や
異物を除去できるため、作動中にこれらがシール面に噛
み込まれることがない。
【0015】図2の(a)に示すステップ1において
は、弁8の上,下部に接続された配管21,22よりパ
ージ用気体が投入されると共に、そのパージ用気体によ
りパージされた粉体や異物は配管25より外部に排出さ
れる。このようなクリーンな状況下で図2の(b)に示
すステップ2において弁8が開けられるので、弁8にお
いて粉体や異物の噛み込みがない。前記図6の(d)に
示すステップ4の操作は、本実施例においては図2の
(c)に示すステップ4−1、図2の(d)に示すステ
ップ4−2の2段階で行なわれる。
【0016】すなわち、ステップ4−1においては弁8
の上,下部より図2の(b)に示された前述のステップ
2と同様にパージ用気体の導入と粉体や異物の除去が行
なわれるため、ステップ4−2において弁8が閉じられ
る時、粉体や異物が弁シール面に噛みこまれることはな
い。次に、弁10の作動状況を図3に示すが、作動原理
及び効果は図2に示した弁8の場合と同様であり、その
説明を省略する。
【0017】上記の運転において、弁8及び弁10の開
閉を行う前に既に十分な清掃がなされていると判断され
る場合には、弁8や10の開閉作動中は、パージ用気体
の投入を停止しても良い。また、25,26の排出管を
設置しない場合には、粉体や異物を系外に排出すること
はできないが、パージ用気体によりそれらをシール面か
ら吹き飛ばすことにより、シール面に噛み込まれるのを
防止する効果がある。
【0018】パージ用気体をシール面に向けて吹きつけ
るように導入すると本発明の効果は更に顕著になる。パ
ージ用気体を開閉用のシール面に吹き付けるように構成
した一例を図4に示す。図4において弁31は、図1に
おける弁8を示す。32は弁31のボール、33は弁3
1のシートであり、シール面34はボール32、シート
33の間に形成されている。35はパージ用気体供給配
管、36はシュートである。
【0019】シュート36にはパージ用気体を前記のシ
ート面34に向けて投入するための複数のパージ用気体
投入座37が設けられている。本例では座37はシュー
ト36に設けられているが、弁体の一部例えば図中38
の位置に設けることも可能である。本例によると少量の
パージ用気体で、粉体や異物のシール面への噛み込みを
有効に防止することができる。以上、本発明を図示した
実施例に基づいて具体的に説明したが、本発明がこれら
の実施例に限定されず特許請求の範囲に示す本発明の範
囲内で、その形状、構造に種々の変更を加えてよいこと
はいうまでもない。
【0020】
【発明の効果】以上具体的に説明したように、本発明に
よるとパージ用気体供給装置からの気体吹込みによって
次のように弁作動時にホッパ間に設けられた開閉弁のシ
ート面近傍の粉体や異物を除去できるため、作動中にこ
れらが開閉弁のシール面に噛み込まれることがない。
【0021】また、開閉弁の間の異物や粉体を排出する
ための排出管を設置した場合には、粉体や異物を系外に
排出することにより、それらがシール面に噛み込まれる
のをより確実にに防止する効果がある。
【0022】また、パージ用気体を開閉弁のシート面に
向けて吹きつけるようにパージ用気体投入座を設けて気
体を導入するようにしたものでは、少量のパージ用気体
で粉体や異物のシール面への噛み込みを有効に防止する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例によるロックホッパ装置の系
統図。
【図2】図1に示したロックホッパ装置においてホッパ
2へ粉体を供給する場合の作動状態を示す説明図。
【図3】図1に示したロックホッパ装置においてホッパ
3へ粉体を供給する場合の作動状態を示す説明図。
【図4】本発明によるロックホッパ装置で採用する開閉
弁の一例を示す断面図。
【図5】従来のロックホッパ装置を示す系統図。
【図6】図5に示したロックホッパ装置の作動を示す説
明図。
【符号の説明】
1 ホッパ1 2 ホッパ2 3 ホッパ3 7 弁 8 弁 9 弁 10 弁 21,22,23,24 パージ用気体投入用配管 25,26 粉体、異物排出管 31 弁 32 ボール 33 弁のシート 34 シール面 35 パージ用気体供給配管 36 シュート 37 パージ用気体投入座

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 2基以上の粉体貯蔵用のホッパと、同ホ
    ッパ間を連絡するシュートにそれぞれ2個以上の開閉弁
    を有する粉体供給用のロックホッパ装置において、前記
    開閉弁のシール面への異物や粉体の噛み込み防止のため
    にパージ用気体を前記開閉弁の内部へ導入するパージ用
    気体供給装置を有することを特徴とするロックホッパ装
    置。
  2. 【請求項2】前記シュートにそれぞれ配設された2個以
    上の開閉弁の間に異物や粉体を排出するための排出手段
    を設けたことを特徴とする請求項1記載のロックホッパ
    装置。
  3. 【請求項3】前記パージ用気体を前記弁シート面に向け
    て吹き付けるためのパージ用気体投入座を前記シュート
    に設けたことを特徴とする請求項1又は2記載のロック
    ホッパ装置。
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