JPH0755102A - 蒸気発生器及び伝熱管の接続方法 - Google Patents
蒸気発生器及び伝熱管の接続方法Info
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- JPH0755102A JPH0755102A JP5205438A JP20543893A JPH0755102A JP H0755102 A JPH0755102 A JP H0755102A JP 5205438 A JP5205438 A JP 5205438A JP 20543893 A JP20543893 A JP 20543893A JP H0755102 A JPH0755102 A JP H0755102A
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- Japan
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- tube
- heat transfer
- transfer tube
- pipe
- inert gas
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- Y02E30/30—Nuclear fission reactors
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- Monitoring And Testing Of Nuclear Reactors (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 蒸気発生器及び伝熱管の接続方法に係り、構
造の単純化を図り、伝熱管に破損箇所が生じた場合の検
知を容易にするとともに、破損箇所の応急的閉塞を可能
にする。 【構成】 流体入口及び流体出口の管板に接続ノズルが
配され、接続ノズルの先端に伝熱管の内管が接続されか
つ基部外周に伝熱管の外管が取り付けられるとともに、
ガス接続口と各伝熱管の外管との間に、不活性ガス挿通
路に漏洩検出管が個々に接続される。
造の単純化を図り、伝熱管に破損箇所が生じた場合の検
知を容易にするとともに、破損箇所の応急的閉塞を可能
にする。 【構成】 流体入口及び流体出口の管板に接続ノズルが
配され、接続ノズルの先端に伝熱管の内管が接続されか
つ基部外周に伝熱管の外管が取り付けられるとともに、
ガス接続口と各伝熱管の外管との間に、不活性ガス挿通
路に漏洩検出管が個々に接続される。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、蒸気発生器及び伝熱管
の接続方法に係り、特に、伝熱管が二重管構造をなして
いる場合の組み付けを考慮したものである。
の接続方法に係り、特に、伝熱管が二重管構造をなして
いる場合の組み付けを考慮したものである。
【0002】
【従来の技術】高速増殖炉用蒸気発生器の例として、特
開平1−33401号公報(蒸気発生装置)に、熱交換
用伝熱管を二重管構造として、最外側表面を液体ナトリ
ウム雰囲気、内外管の間の空間をヘリウムガス雰囲気、
内管の中を水とする技術が紹介されている。
開平1−33401号公報(蒸気発生装置)に、熱交換
用伝熱管を二重管構造として、最外側表面を液体ナトリ
ウム雰囲気、内外管の間の空間をヘリウムガス雰囲気、
内管の中を水とする技術が紹介されている。
【0003】そして、上述の蒸気発生装置では、伝熱管
の両端を外部に接続するために、二重の管板を配して、
伝熱管における内管と外管とを別々の管板に取り付ける
ようにしている。
の両端を外部に接続するために、二重の管板を配して、
伝熱管における内管と外管とを別々の管板に取り付ける
ようにしている。
【0004】一方、図5及び図6は、蒸気発生装置の他
の例(計画例)を示すもので、符号1は容器、2は熱交
換室、3は伝熱管、4は内管、5は外管、6は不活性ガ
ス挿通路、7は加熱流体入口、8はライザ管、9は高温
流体出口、10は隔離管、11は支持構造物、12は給
水入口、13は蒸気出口、14は給水入口管板、15は
蒸気出口管板、16はヘリウムプレナム管板、17はヘ
リウムプレナムである。
の例(計画例)を示すもので、符号1は容器、2は熱交
換室、3は伝熱管、4は内管、5は外管、6は不活性ガ
ス挿通路、7は加熱流体入口、8はライザ管、9は高温
流体出口、10は隔離管、11は支持構造物、12は給
水入口、13は蒸気出口、14は給水入口管板、15は
蒸気出口管板、16はヘリウムプレナム管板、17はヘ
リウムプレナムである。
【0005】そして、各管板14,15,16の部分に
あっては、図6に示すように、内方に突出状態の接続ノ
ズル14a,15a,16aが配され、伝熱管3におけ
る内管4及び外管5に対して突き合せ状態の溶接継手1
4b,15b,16bにより接続される。
あっては、図6に示すように、内方に突出状態の接続ノ
ズル14a,15a,16aが配され、伝熱管3におけ
る内管4及び外管5に対して突き合せ状態の溶接継手1
4b,15b,16bにより接続される。
【0006】図5及び図6に示す構造であると、加熱流
体は、加熱流体入口7から熱交換室2に送り込まれて、
伝熱管3との熱交換後にライザ管8の内部を上昇して高
温流体出口9から送り出され、被加熱流体である水は、
給水入口12からヘリカルコイル状の各伝熱管3の内管
4に送り込まれて、その螺旋流路により上方に導かれ、
熱交換室2における熱交換により蒸気化させられて蒸気
出口13から送り出される。
体は、加熱流体入口7から熱交換室2に送り込まれて、
伝熱管3との熱交換後にライザ管8の内部を上昇して高
温流体出口9から送り出され、被加熱流体である水は、
給水入口12からヘリカルコイル状の各伝熱管3の内管
4に送り込まれて、その螺旋流路により上方に導かれ、
熱交換室2における熱交換により蒸気化させられて蒸気
出口13から送り出される。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかし、各管板14,
15,16を二重構造にすると、内管4と外管5とが別
々の管板14,15,16に溶接継手14b,15b,
16bによって取り付けられるために構造の複雑化を招
き易くなる。また、例えば外管5の破損事故が生じた場
合には、どの位置の外管5が破損したかを確認すること
が非常に困難であるとともに、応急的に不活性ガス挿通
路6を遮蔽して漏洩防止を図ることもできなくなる。
15,16を二重構造にすると、内管4と外管5とが別
々の管板14,15,16に溶接継手14b,15b,
16bによって取り付けられるために構造の複雑化を招
き易くなる。また、例えば外管5の破損事故が生じた場
合には、どの位置の外管5が破損したかを確認すること
が非常に困難であるとともに、応急的に不活性ガス挿通
路6を遮蔽して漏洩防止を図ることもできなくなる。
【0008】本発明は、上記課題を有効に解決するもの
で、構造の単純化を図ること、破損箇所の検知を容
易にすること、破損箇所の応急的閉塞を可能にするこ
とを目的としている。
で、構造の単純化を図ること、破損箇所の検知を容
易にすること、破損箇所の応急的閉塞を可能にするこ
とを目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】かかる課題を解決する複
数の手段を提案する。第1の手段は、容器内部の熱交換
室に配され内管及び外管の間隙に不活性ガス挿通路を形
成した伝熱管と、該伝熱管の両端に接続され容器壁に配
される流体入口及び流体出口と、流体入口及び流体出口
に配され挿通孔が明けられる管板とを有する蒸気発生器
において、管板に挿通孔を内方に延長した状態に配され
その先端に伝熱管の内管が接続されかつ基部外周に伝熱
管の外管が取り付けられる接続ノズルと、容器壁に配さ
れるガス接続口と、該ガス接続口と各伝熱管の外管との
間に配され外管の管壁を貫通して不活性ガス挿通路に個
々に接続される漏洩検出管とを具備する構成を採用して
いる。第2の手段は、二重管構造の伝熱管を、容器壁に
配される流体入口及び流体出口の管板に接続する場合
に、管板に挿通孔を内方に延長した状態の接続ノズルを
配し、該接続ノズルの先端に伝熱管の内管を溶接により
取り付けた後、接続ノズルの基部外周に伝熱管の外管を
取り付ける構成の蒸気発生器における伝熱管の接続方法
としている。
数の手段を提案する。第1の手段は、容器内部の熱交換
室に配され内管及び外管の間隙に不活性ガス挿通路を形
成した伝熱管と、該伝熱管の両端に接続され容器壁に配
される流体入口及び流体出口と、流体入口及び流体出口
に配され挿通孔が明けられる管板とを有する蒸気発生器
において、管板に挿通孔を内方に延長した状態に配され
その先端に伝熱管の内管が接続されかつ基部外周に伝熱
管の外管が取り付けられる接続ノズルと、容器壁に配さ
れるガス接続口と、該ガス接続口と各伝熱管の外管との
間に配され外管の管壁を貫通して不活性ガス挿通路に個
々に接続される漏洩検出管とを具備する構成を採用して
いる。第2の手段は、二重管構造の伝熱管を、容器壁に
配される流体入口及び流体出口の管板に接続する場合
に、管板に挿通孔を内方に延長した状態の接続ノズルを
配し、該接続ノズルの先端に伝熱管の内管を溶接により
取り付けた後、接続ノズルの基部外周に伝熱管の外管を
取り付ける構成の蒸気発生器における伝熱管の接続方法
としている。
【0010】
【作用】伝熱管の内管を接続ノズルの先端に取り付け、
次いで、伝熱管の外管を接続ノズルの基部外周に取り付
けると、突き合せ溶接または隅肉溶接作業によって、単
管状態の溶接継手の形成と同様の作業によって組み立て
られ、一つの管板によって内外管の双方が支持される。
そして、内管は管板の挿通孔に対して個々に接続され、
不活性ガス挿通路は、漏洩検出管を介して個別に接続さ
れる。このため、漏洩検出を実施する場合には、内管は
管板の挿通孔から、不活性ガス挿通路は漏洩検出管から
個別に行なわれる。また、挿通孔または漏洩検出管を応
急的に閉塞することにより、内管または不活性ガス挿通
路を個々に隔離することが可能となる。
次いで、伝熱管の外管を接続ノズルの基部外周に取り付
けると、突き合せ溶接または隅肉溶接作業によって、単
管状態の溶接継手の形成と同様の作業によって組み立て
られ、一つの管板によって内外管の双方が支持される。
そして、内管は管板の挿通孔に対して個々に接続され、
不活性ガス挿通路は、漏洩検出管を介して個別に接続さ
れる。このため、漏洩検出を実施する場合には、内管は
管板の挿通孔から、不活性ガス挿通路は漏洩検出管から
個別に行なわれる。また、挿通孔または漏洩検出管を応
急的に閉塞することにより、内管または不活性ガス挿通
路を個々に隔離することが可能となる。
【0011】
【実施例】以下、本発明に係る蒸気発生器及び伝熱管の
接続方法の一実施例について、図1ないし図4に基づい
て説明する。図1ないし図4において、符号21は管
板、21aは接続ノズル、21bは挿通孔、21cは接
続用段部(基部外周)、22は漏洩検出系、23はガス
接続口、24は漏洩検出管、25はガスダムケーシン
グ、25aは上蓋、26は管板、27は不活性ガスプレ
ナム、28は締結具、29は突き合せ溶接部、30は隅
肉溶接部である。
接続方法の一実施例について、図1ないし図4に基づい
て説明する。図1ないし図4において、符号21は管
板、21aは接続ノズル、21bは挿通孔、21cは接
続用段部(基部外周)、22は漏洩検出系、23はガス
接続口、24は漏洩検出管、25はガスダムケーシン
グ、25aは上蓋、26は管板、27は不活性ガスプレ
ナム、28は締結具、29は突き合せ溶接部、30は隅
肉溶接部である。
【0012】前記管板21は、図6に示した前述の各管
板14,15,16に代えて、流体入口(給水入口)1
2及び流体出口(蒸気出口)13にそれぞれ配されるも
ので、図1にあっては流体出口13を代表的に示してい
る。そして、管板21には、内方に延長した状態の接続
ノズル21aと、該接続ノズル21aに明けられ内管4
の口径と同一の挿通孔21bと、接続ノズル21aにお
ける基部の外周に外管5の口径に合わせて形成される接
続用段部(基部外周)21cとが配される。
板14,15,16に代えて、流体入口(給水入口)1
2及び流体出口(蒸気出口)13にそれぞれ配されるも
ので、図1にあっては流体出口13を代表的に示してい
る。そして、管板21には、内方に延長した状態の接続
ノズル21aと、該接続ノズル21aに明けられ内管4
の口径と同一の挿通孔21bと、接続ノズル21aにお
ける基部の外周に外管5の口径に合わせて形成される接
続用段部(基部外周)21cとが配される。
【0013】前記漏洩検出系22は、容器1の壁の適宜
位置にこれを貫通した状態に配されるガス接続口23
と、該ガス接続口23と各不活性ガス挿通路6との間に
個々に接続状態に布設される漏洩検出管24と、ガス接
続口23に配されるガスダムケーシング25と、該ガス
ダムケーシング25の内部に各漏洩検出管24を支持し
た状態に配される管板26と、不活性ガスの供給や圧力
検出等を行なうための不活性ガスプレナム27とを有し
ている。
位置にこれを貫通した状態に配されるガス接続口23
と、該ガス接続口23と各不活性ガス挿通路6との間に
個々に接続状態に布設される漏洩検出管24と、ガス接
続口23に配されるガスダムケーシング25と、該ガス
ダムケーシング25の内部に各漏洩検出管24を支持し
た状態に配される管板26と、不活性ガスの供給や圧力
検出等を行なうための不活性ガスプレナム27とを有し
ている。
【0014】そして、各漏洩検出管24は、その内方端
部が、図2に示すように、外管5の壁に明けられた接続
孔5aに対して接続状態に溶接によって取り付けられ、
図3及び図4に示すように、伝熱管3の束から高さ位置
を変えて外側方に引き出され、外方端部が、図1に示す
ように、ガスダムケーシング25の中の管板26に対し
て、不活性ガスプレナム27に接続状態に取り付けられ
る。
部が、図2に示すように、外管5の壁に明けられた接続
孔5aに対して接続状態に溶接によって取り付けられ、
図3及び図4に示すように、伝熱管3の束から高さ位置
を変えて外側方に引き出され、外方端部が、図1に示す
ように、ガスダムケーシング25の中の管板26に対し
て、不活性ガスプレナム27に接続状態に取り付けられ
る。
【0015】次いで、伝熱管3の接続方法について説明
する。二重管構造の伝熱管3を流体出口13(または流
体入口12)に接続する場合、流体出口13の管板21
に、予め接続ノズル21a及び挿通孔21bを形成して
おき、接続ノズル21aの先端と伝熱管3の内管4の先
端との間を、突き合せ溶接部29の形成によって接続す
る。
する。二重管構造の伝熱管3を流体出口13(または流
体入口12)に接続する場合、流体出口13の管板21
に、予め接続ノズル21a及び挿通孔21bを形成して
おき、接続ノズル21aの先端と伝熱管3の内管4の先
端との間を、突き合せ溶接部29の形成によって接続す
る。
【0016】そして、接続ノズル21aの接続用段部
(基部外周)21cに、伝熱管3の外管5を隅肉溶接部
30の形成によって接続する。
(基部外周)21cに、伝熱管3の外管5を隅肉溶接部
30の形成によって接続する。
【0017】これらの突き合せ溶接部29及び隅肉溶接
部30の形成作業は、通常の単管相互の溶接継手の形成
と同様に実施され、一つの管板21によって、伝熱管3
の内管4及び外管5が支持された状態となる。
部30の形成作業は、通常の単管相互の溶接継手の形成
と同様に実施され、一つの管板21によって、伝熱管3
の内管4及び外管5が支持された状態となる。
【0018】また、伝熱管3の外管5に明けられた接続
孔5aに対して、漏洩検出管24をそれぞれ個々に接続
するとともに、漏洩検出管24の外方端部をガスダムケ
ーシング25の管板26に取り付けることにより、図1
に示すように、伝熱管3の内部の不活性ガス挿通路6と
不活性ガスプレナム27とが接続された状態となる。
孔5aに対して、漏洩検出管24をそれぞれ個々に接続
するとともに、漏洩検出管24の外方端部をガスダムケ
ーシング25の管板26に取り付けることにより、図1
に示すように、伝熱管3の内部の不活性ガス挿通路6と
不活性ガスプレナム27とが接続された状態となる。
【0019】このように、内管4が流体出口13の管板
21に接続状態、外管5がガスダムケーシング25の管
板26に接続状態に構成されると、内管4及び外管5を
1本ずつ漏洩検査を行なうことや、内管4及び外管5の
任意の1本を閉塞状態とすることが行ない得るようにな
る。
21に接続状態、外管5がガスダムケーシング25の管
板26に接続状態に構成されると、内管4及び外管5を
1本ずつ漏洩検査を行なうことや、内管4及び外管5の
任意の1本を閉塞状態とすることが行ない得るようにな
る。
【0020】つまり、締結具28を緩めて閉塞蓋13a
や上蓋25aを外し、管板21,26の外側を開放し
て、挿通孔21b、漏洩検出管24の管穴の一つに漏洩
検出器具を接続することや、挿通孔21b、漏洩検出管
24の管穴の一つに栓をして閉塞すること等の作業が実
施可能になる。したがって、定期検査時、あるいは、漏
洩検出系22によって内管4または外管5のいずれかが
破損していることが検出された時等において、内管4ま
たは外管5を1本ずつ漏洩検査することや、応急処置と
して閉塞することができる。
や上蓋25aを外し、管板21,26の外側を開放し
て、挿通孔21b、漏洩検出管24の管穴の一つに漏洩
検出器具を接続することや、挿通孔21b、漏洩検出管
24の管穴の一つに栓をして閉塞すること等の作業が実
施可能になる。したがって、定期検査時、あるいは、漏
洩検出系22によって内管4または外管5のいずれかが
破損していることが検出された時等において、内管4ま
たは外管5を1本ずつ漏洩検査することや、応急処置と
して閉塞することができる。
【0021】
【発明の効果】本発明に係る蒸気発生器及び伝熱管の接
続方法によれば、以下の効果を奏する。 (1) 流体入口及び流体出口の管板に接続ノズルが配
され、接続ノズルの先端に伝熱管の内管が接続されかつ
基部外周に伝熱管の外管が取り付けられるものであるか
ら、内管及び外管を突き合せ溶接または隅肉溶接によっ
て取り付け、単管状態の溶接継手の形成と同様に、簡単
な溶接作業によって組み立てることができ、かつ、一つ
の管板で内外管の双方が支持されることにより、構造を
単純化することができる。 (2) ガス接続口と各伝熱管の外管との間に、不活性
ガス挿通路に漏洩検出管が個々に接続されるものである
から、内管あるいは外管の漏洩検出を個々に実施して、
破損箇所の検知を容易にすることができる。 (3) 内管あるいは漏洩検出管の開口を閉塞すること
により、内管あるいは不活性ガス挿通路を個々に隔離し
得て、内管あるいは外管に破損事故等が生じた場合にあ
っても、応急処理を容易に実施することができる。
続方法によれば、以下の効果を奏する。 (1) 流体入口及び流体出口の管板に接続ノズルが配
され、接続ノズルの先端に伝熱管の内管が接続されかつ
基部外周に伝熱管の外管が取り付けられるものであるか
ら、内管及び外管を突き合せ溶接または隅肉溶接によっ
て取り付け、単管状態の溶接継手の形成と同様に、簡単
な溶接作業によって組み立てることができ、かつ、一つ
の管板で内外管の双方が支持されることにより、構造を
単純化することができる。 (2) ガス接続口と各伝熱管の外管との間に、不活性
ガス挿通路に漏洩検出管が個々に接続されるものである
から、内管あるいは外管の漏洩検出を個々に実施して、
破損箇所の検知を容易にすることができる。 (3) 内管あるいは漏洩検出管の開口を閉塞すること
により、内管あるいは不活性ガス挿通路を個々に隔離し
得て、内管あるいは外管に破損事故等が生じた場合にあ
っても、応急処理を容易に実施することができる。
【図1】本発明に係る蒸気発生器の一実施例を示す要部
の正断面図である。
の正断面図である。
【図2】図1の伝熱管の接続状況を示す正断面図であ
る。
る。
【図3】図1の伝熱管と漏洩検出管との接続状況を示す
一部を省略した平面図である。
一部を省略した平面図である。
【図4】図1の伝熱管と漏洩検出管との接続状況を示す
一部を省略した正面図である。
一部を省略した正面図である。
【図5】蒸気発生器の計画例を示す正断面図である。
【図6】従来技術における伝熱管の接続状況例を示す正
断面図である。
断面図である。
1 容器 2 熱交換室 3 伝熱管 4 内管 5 外管 5a 接続孔 6 不活性ガス挿通路 12 流体入口(給水入口) 13 流体出口(蒸気出口) 13a 閉塞蓋 21 管板 21a 接続ノズル 21b 挿通孔 21c 接続用段部(基部外周) 22 漏洩検出系 23 ガス接続口 24 漏洩検出管 25 ガスダムケーシング 25a 上蓋 26 管板 27 不活性ガスプレナム 28 締結具 29 突き合せ溶接部 30 隅肉溶接部
Claims (2)
- 【請求項1】 容器内部の熱交換室に配され内管及び外
管の間隙に不活性ガス挿通路を形成した伝熱管と、該伝
熱管の両端に接続され容器壁に配される流体入口及び流
体出口と、流体入口及び流体出口に配され挿通孔が明け
られる管板とを有する蒸気発生器であって、管板に挿通
孔を内方に延長した状態に配されその先端に伝熱管の内
管が接続されかつ基部外周に伝熱管の外管が取り付けら
れる接続ノズルと、容器壁に配されるガス接続口と、該
ガス接続口と各伝熱管の外管との間に配され外管の管壁
を貫通して不活性ガス挿通路に個々に接続される漏洩検
出管とを具備することを特徴とする蒸気発生器。 - 【請求項2】 二重管構造の伝熱管を、容器壁に配され
る流体入口及び流体出口の管板に接続する方法であっ
て、管板に挿通孔を内方に延長した状態の接続ノズルを
配し、該接続ノズルの先端に伝熱管の内管を溶接により
取り付けた後、接続ノズルの基部外周に伝熱管の外管を
取り付けることを特徴とする蒸気発生器における伝熱管
の接続方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5205438A JPH0755102A (ja) | 1993-08-19 | 1993-08-19 | 蒸気発生器及び伝熱管の接続方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5205438A JPH0755102A (ja) | 1993-08-19 | 1993-08-19 | 蒸気発生器及び伝熱管の接続方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0755102A true JPH0755102A (ja) | 1995-03-03 |
Family
ID=16506880
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5205438A Withdrawn JPH0755102A (ja) | 1993-08-19 | 1993-08-19 | 蒸気発生器及び伝熱管の接続方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0755102A (ja) |
-
1993
- 1993-08-19 JP JP5205438A patent/JPH0755102A/ja not_active Withdrawn
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A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
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