JPH0754949A - 遊星型牽引ローラー変速機 - Google Patents
遊星型牽引ローラー変速機Info
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- JPH0754949A JPH0754949A JP6178128A JP17812894A JPH0754949A JP H0754949 A JPH0754949 A JP H0754949A JP 6178128 A JP6178128 A JP 6178128A JP 17812894 A JP17812894 A JP 17812894A JP H0754949 A JPH0754949 A JP H0754949A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- traction
- roller
- ring
- traction roller
- planetary
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- Pending
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Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16H—GEARING
- F16H13/00—Gearing for conveying rotary motion with constant gear ratio by friction between rotary members
- F16H13/06—Gearing for conveying rotary motion with constant gear ratio by friction between rotary members with members having orbital motion
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Friction Gearing (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 コンパクトな構成でありながら、高い伝達比
を有する遊星型変速機を提供する。 【構成】 遊星型牽引ローラー変速機において、遊星型
牽引ローラー１１が小径部１１ａ及び大径部１１ｂを有
しており、小径部１１ａはハウジング１に固定された牽
引リング１０及び出力軸３に固定された太陽ローラー構
体８上を転動し、一方大径部１１ｂは出力軸４に連結さ
れた第２の牽引リング１７上を転動するため、両者の直
径差に応じた低速度で出力軸４を回転させるようになっ
ている。
を有する遊星型変速機を提供する。 【構成】 遊星型牽引ローラー変速機において、遊星型
牽引ローラー１１が小径部１１ａ及び大径部１１ｂを有
しており、小径部１１ａはハウジング１に固定された牽
引リング１０及び出力軸３に固定された太陽ローラー構
体８上を転動し、一方大径部１１ｂは出力軸４に連結さ
れた第２の牽引リング１７上を転動するため、両者の直
径差に応じた低速度で出力軸４を回転させるようになっ
ている。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は高い伝達比を持つ遊星型
変速機に関する。
変速機に関する。
【０００２】
【従来技術及び課題を解決する手段】かかる高比変速機
は例えば、低速高トルク適用例のための高速モーター軸
の回転運動の変換に必要とされている。
は例えば、低速高トルク適用例のための高速モーター軸
の回転運動の変換に必要とされている。
【０００３】きわめて高い伝達比を達成するためには幾
つかの伝達段階を使用することが一般に必要である。し
かし、これは相異なる直径の２つの部分を各々有する遊
星歯車を備えた、即ち遊星変速機の太陽歯車が一方の直
径部分と各々係合した静止歯車である僅かに異なる個数
の歯車と遊星歯車の他方の直径部分と係合した変速機出
力軸に連結された回転可能な歯車リングとを備えた、遊
星変速機の差動配置によっても達成することができる。
２つの直径部分の差が小さいほど伝達比は大きく、最大
比は２つの直径部分の差が僅か１歯の場合に存在する。
しかし、かかる変速機は、例えば負荷が閉ざされた場合
に極端な過負荷状況にある過負荷からの伝達を保護する
ためにシャーピンまたは滑りクラッチを要するような大
きなトルクを発生するものである。
つかの伝達段階を使用することが一般に必要である。し
かし、これは相異なる直径の２つの部分を各々有する遊
星歯車を備えた、即ち遊星変速機の太陽歯車が一方の直
径部分と各々係合した静止歯車である僅かに異なる個数
の歯車と遊星歯車の他方の直径部分と係合した変速機出
力軸に連結された回転可能な歯車リングとを備えた、遊
星変速機の差動配置によっても達成することができる。
２つの直径部分の差が小さいほど伝達比は大きく、最大
比は２つの直径部分の差が僅か１歯の場合に存在する。
しかし、かかる変速機は、例えば負荷が閉ざされた場合
に極端な過負荷状況にある過負荷からの伝達を保護する
ためにシャーピンまたは滑りクラッチを要するような大
きなトルクを発生するものである。
【０００４】本発明の目的は過負荷から固有に保護さ
れ、任意の設計比を与えることを許し、そして製造が比
較的廉価な差動型高比遊星型変速機を提供することにあ
る。
れ、任意の設計比を与えることを許し、そして製造が比
較的廉価な差動型高比遊星型変速機を提供することにあ
る。
【０００５】
【課題を解決する手段及び作用】ハウジング内に同軸状
の入力および出力軸を含み第１の太陽ローラー構体が前
記軸のうちの一方の一部であってハウジング内に配置さ
れている高比遊星変速機において、ハウジング内に第１
の太陽ローラー構体のまわりにそれとは離隔して第１の
牽引リングを配置し、太陽ローラー構体と第１の牽引リ
ングとの間の空間内に多数の遊星牽引ローラーを支持
し、各牽引ローラーは相異なる直径の２つの部分を有
し、その一方は第１の牽引リングと太陽ローラー構体と
に係合し、他方の第２の部分は入力および出力軸のうち
の他方と一体回転可能に作動連結された第２の牽引リン
グと係合している。
の入力および出力軸を含み第１の太陽ローラー構体が前
記軸のうちの一方の一部であってハウジング内に配置さ
れている高比遊星変速機において、ハウジング内に第１
の太陽ローラー構体のまわりにそれとは離隔して第１の
牽引リングを配置し、太陽ローラー構体と第１の牽引リ
ングとの間の空間内に多数の遊星牽引ローラーを支持
し、各牽引ローラーは相異なる直径の２つの部分を有
し、その一方は第１の牽引リングと太陽ローラー構体と
に係合し、他方の第２の部分は入力および出力軸のうち
の他方と一体回転可能に作動連結された第２の牽引リン
グと係合している。
【０００６】この変速機では、過負荷が生じてゼロ出力
速度を許す時にクリーピングが若干増大するだけだが、
最大伝達設計トルクは残存する。その増大したクリーピ
ングが変速機に破損を生ぜしめないように接触面は潤滑
される。
速度を許す時にクリーピングが若干増大するだけだが、
最大伝達設計トルクは残存する。その増大したクリーピ
ングが変速機に破損を生ぜしめないように接触面は潤滑
される。
【０００７】
【実施例】図１に示すように変速機は変速機構体を受容
しカバー２を備えたハウジング１を含む。ハウジングカ
バー２内およびハウジング１内には同軸状の入力および
出力軸３と４がころがり軸受５および６によって回転可
能に支持されている。入力軸３はその内端において出力
軸４内に針軸受７によって支持されている。ハウジング
１内の中央には入力軸３上に太陽ローラー構体８がしっ
かりと装着され、これは太陽ローラー構体８から離隔し
てハウジング１内に支持された静止した第１の牽引リン
グ１０と、該リング１０と太陽ローラー構体８との間の
空間内に配置され、それら双方と運動伝達係合した１組
の遊星型牽引ローラー１１とを含む第１の遊星牽引ロー
ラ構体９の中心ローラを形成する。牽引ローラー１１は
ころ軸受１３によって入力軸３上に回転可能に支持され
る必要はないが好ましくは支持される第１の遊星ローラ
ー支持円板１２上に回転可能に支持されている。それは
各遊星牽引ローラー１１ごとに、自由端を支持リング１
５により支持され且つ遊星牽引ローラー１１が軸受構体
１６によって支持されている支持軸１４を含む。遊星牽
引ローラー１１は直径の僅かに異る２つの部分１１ａお
よび１１ｂを含み、部分１１ａは静止牽引リング１０お
よび太陽ローラー構体８と係合しており、他方の部分１
１ｂは支持円板１８を経て出力軸４と一体回転可能に装
着された第２の牽引リング１７と係合している。遊星牽
引ローラー１１の部分１１ｂ間の中心には好ましくは支
持太陽ローラー１９が設けられ、これはこれを入力軸３
が貫通するように中空となっいると共に案内軸受２０に
よって入力軸３上に支持されてもよい。変速機内の軸方
向力の調節のために種々の軸方向スラスト軸受が設けら
れている。その機能は図面から明らかなのでそれらには
参照数字を付さずまたこれ以上説明もしない。しかし、
遊星牽引ローラー１１の支持軸１４は入力および出力軸
の軸線に関して僅かな角度で配置されていること、およ
び遊星牽引ローラー１１の牽引表面は僅かに円錐形状で
ありこれに対応して静止した第１の牽引リング１０と回
転可能な第２の牽引リング１７との牽引表面も円錐形状
になっていて、遊星牽引ローラー１１が変速機の組立て
時に牽引リングによって画成される円錐形空間内へ押し
込まれると、所定の牽引表面接触力が発生するようにな
っいることに注目されたい。
しカバー２を備えたハウジング１を含む。ハウジングカ
バー２内およびハウジング１内には同軸状の入力および
出力軸３と４がころがり軸受５および６によって回転可
能に支持されている。入力軸３はその内端において出力
軸４内に針軸受７によって支持されている。ハウジング
１内の中央には入力軸３上に太陽ローラー構体８がしっ
かりと装着され、これは太陽ローラー構体８から離隔し
てハウジング１内に支持された静止した第１の牽引リン
グ１０と、該リング１０と太陽ローラー構体８との間の
空間内に配置され、それら双方と運動伝達係合した１組
の遊星型牽引ローラー１１とを含む第１の遊星牽引ロー
ラ構体９の中心ローラを形成する。牽引ローラー１１は
ころ軸受１３によって入力軸３上に回転可能に支持され
る必要はないが好ましくは支持される第１の遊星ローラ
ー支持円板１２上に回転可能に支持されている。それは
各遊星牽引ローラー１１ごとに、自由端を支持リング１
５により支持され且つ遊星牽引ローラー１１が軸受構体
１６によって支持されている支持軸１４を含む。遊星牽
引ローラー１１は直径の僅かに異る２つの部分１１ａお
よび１１ｂを含み、部分１１ａは静止牽引リング１０お
よび太陽ローラー構体８と係合しており、他方の部分１
１ｂは支持円板１８を経て出力軸４と一体回転可能に装
着された第２の牽引リング１７と係合している。遊星牽
引ローラー１１の部分１１ｂ間の中心には好ましくは支
持太陽ローラー１９が設けられ、これはこれを入力軸３
が貫通するように中空となっいると共に案内軸受２０に
よって入力軸３上に支持されてもよい。変速機内の軸方
向力の調節のために種々の軸方向スラスト軸受が設けら
れている。その機能は図面から明らかなのでそれらには
参照数字を付さずまたこれ以上説明もしない。しかし、
遊星牽引ローラー１１の支持軸１４は入力および出力軸
の軸線に関して僅かな角度で配置されていること、およ
び遊星牽引ローラー１１の牽引表面は僅かに円錐形状で
ありこれに対応して静止した第１の牽引リング１０と回
転可能な第２の牽引リング１７との牽引表面も円錐形状
になっていて、遊星牽引ローラー１１が変速機の組立て
時に牽引リングによって画成される円錐形空間内へ押し
込まれると、所定の牽引表面接触力が発生するようにな
っいることに注目されたい。
【０００８】変速機の動作 入力軸が一方向に回転すると牽引ローラー１１が固定牽
引リング１０の牽引表面に沿って且つ回転可能な牽引リ
ング１７の牽引表面に沿って転動する。しかし、図１に
示すように遊星牽引ローラー部分１１ｂの直径は遊星牽
引ローラー部分１１ａの直径よりもやや大きいので牽引
ローラー部分１１ｂの周速度は牽引ローラー部分１１ａ
の周速度よりもやや大きく、牽引ローラー部分１１ａと
１１ｂとの直径差に対応する低速度で回転可能牽引リン
グを入力軸とは反対方向に回転させる速度差を与える。
ここで、牽引ローラー部分１１ａの直径を部分１１ｂの
直径よりも大きく選択して出力軸がやはり２つの牽引ロ
ーラー部分間の直径差に対応する速度で入力軸と同じ方
向に回転するようにしてもよい。
引リング１０の牽引表面に沿って且つ回転可能な牽引リ
ング１７の牽引表面に沿って転動する。しかし、図１に
示すように遊星牽引ローラー部分１１ｂの直径は遊星牽
引ローラー部分１１ａの直径よりもやや大きいので牽引
ローラー部分１１ｂの周速度は牽引ローラー部分１１ａ
の周速度よりもやや大きく、牽引ローラー部分１１ａと
１１ｂとの直径差に対応する低速度で回転可能牽引リン
グを入力軸とは反対方向に回転させる速度差を与える。
ここで、牽引ローラー部分１１ａの直径を部分１１ｂの
直径よりも大きく選択して出力軸がやはり２つの牽引ロ
ーラー部分間の直径差に対応する速度で入力軸と同じ方
向に回転するようにしてもよい。
【０００９】いずれにせよ、２つの牽引ローラー部分の
直径差を選ぶことにより、任意所望の高い伝達比を得る
ことができる。ここで注目すべきことは、このような高
い伝達比は曲率差が比較的小さく従って不当に高い表面
圧力を受けず且つ常に比較的高い接触速度で作動しなが
ら−出力軸４の低速度にもかかわらず−牽引表面の接触
領域の適切な潤滑を与える牽引表面で得られることであ
る。
直径差を選ぶことにより、任意所望の高い伝達比を得る
ことができる。ここで注目すべきことは、このような高
い伝達比は曲率差が比較的小さく従って不当に高い表面
圧力を受けず且つ常に比較的高い接触速度で作動しなが
ら−出力軸４の低速度にもかかわらず−牽引表面の接触
領域の適切な潤滑を与える牽引表面で得られることであ
る。
【００１０】更に注目すべきことは、牽引ローラー表面
は負荷によっては常に若干のクリープを有することであ
る。本発明に係る配置において、例えば負荷が閉ざされ
る時に負荷が極端に高くなれば、牽引ローラー接触表面
は比較的低い非破壊的なレベルでクリープしていること
により、出力軸上に最大トルクを維持しながらゼロ出力
速度に適応させる。従って変速機を保護するために滑り
クラッチやシャーピンを必要としない。
は負荷によっては常に若干のクリープを有することであ
る。本発明に係る配置において、例えば負荷が閉ざされ
る時に負荷が極端に高くなれば、牽引ローラー接触表面
は比較的低い非破壊的なレベルでクリープしていること
により、出力軸上に最大トルクを維持しながらゼロ出力
速度に適応させる。従って変速機を保護するために滑り
クラッチやシャーピンを必要としない。
【００１１】図１に示すような配置において、トルク依
存性軸方向荷重構体は設けられていない。むしろ、牽引
表面は所定の設計接触力で互いに係合し従ってかかる駆
動は過負荷の機会が少なくまた低負荷または無負荷での
作動時間も少なくて比較的一定したトルク適用例におい
て有用である。
存性軸方向荷重構体は設けられていない。むしろ、牽引
表面は所定の設計接触力で互いに係合し従ってかかる駆
動は過負荷の機会が少なくまた低負荷または無負荷での
作動時間も少なくて比較的一定したトルク適用例におい
て有用である。
【００１２】図２は円錐形牽引表面を備えたそれぞれの
牽引リングを変速機を介して伝達されるトルクに依存す
る力でそれぞれの円錐形遊星牽引ローラ部分上へ押し上
げる軸方向カム構体を牽引リングごとに設けた変速機配
置を示す。
牽引リングを変速機を介して伝達されるトルクに依存す
る力でそれぞれの円錐形遊星牽引ローラ部分上へ押し上
げる軸方向カム構体を牽引リングごとに設けた変速機配
置を示す。
【００１３】図２に示した配置は本質的には図１のそれ
と同じであるから適切な場合に同じ参照数字を用いてい
る。しかし、牽引リング１０′および１７′はそれぞれ
ハウジング２および支持円板１８上にしっかりとは装着
されていないという点で異なる。むしろ、牽引リング１
０′および１７′に加えられる反作用力に依存する力で
それぞれの牽引リング１０′および１７′を牽引ローラ
ー部分１１ａおよび１１ｂ上へ軸方向に押し上げる軸方
向カム構体２１および２２を牽引リングのために設けて
いる。
と同じであるから適切な場合に同じ参照数字を用いてい
る。しかし、牽引リング１０′および１７′はそれぞれ
ハウジング２および支持円板１８上にしっかりとは装着
されていないという点で異なる。むしろ、牽引リング１
０′および１７′に加えられる反作用力に依存する力で
それぞれの牽引リング１０′および１７′を牽引ローラ
ー部分１１ａおよび１１ｂ上へ軸方向に押し上げる軸方
向カム構体２１および２２を牽引リングのために設けて
いる。
【００１４】軸方向カム構体２１はハウジング上に装着
されたカムリング２３と、このカムリング２３と牽引リ
ング１０′との間に配置された軸受ボール２４とを含
む。もちろん、このカム表面構体は牽引リング１０′上
に配置してもよいし、あるいはカムリング２３と牽引リ
ング１０′の双方の上に形成してもよい。
されたカムリング２３と、このカムリング２３と牽引リ
ング１０′との間に配置された軸受ボール２４とを含
む。もちろん、このカム表面構体は牽引リング１０′上
に配置してもよいし、あるいはカムリング２３と牽引リ
ング１０′の双方の上に形成してもよい。
【００１５】カム構体２２も同様に、支持円板１８上に
装着されたカムリング２５と、このカムリング２５と牽
引リング１７′との間に配置された軸受ボール２６とを
含む。この軸方向カム表面も牽引リング１７′上かまた
はカムリング２５と牽引リング１７′の双方の上に設け
てもよい。
装着されたカムリング２５と、このカムリング２５と牽
引リング１７′との間に配置された軸受ボール２６とを
含む。この軸方向カム表面も牽引リング１７′上かまた
はカムリング２５と牽引リング１７′の双方の上に設け
てもよい。
【００１６】図３に係る配置においては、ただ１個のカ
ム構体、即ち、カム構体２４を利用して牽引リング１
０″と１７″の双方に適切な係合力を与えている。２つ
の牽引リングの間には、牽引リング１０″から線形軸受
構体２８によって支持円板１８上に軸方向可能に支持さ
れた牽引リング１７″へ軸方向力を伝達するために軸方
向スラスト軸受２７が配置されている。
ム構体、即ち、カム構体２４を利用して牽引リング１
０″と１７″の双方に適切な係合力を与えている。２つ
の牽引リングの間には、牽引リング１０″から線形軸受
構体２８によって支持円板１８上に軸方向可能に支持さ
れた牽引リング１７″へ軸方向力を伝達するために軸方
向スラスト軸受２７が配置されている。
【００１７】図３に示すものと本質的には同じである図
４に係る配置においては、駆動円板１８′に対する牽引
リング１７″′の相対的な僅かな軸方向移動を許しなが
ら牽引リング１７″′から駆動円板１８′および出力軸
４への回転運動を伝達するために外端を牽引リング１
７″′にボルト締めされ内端を駆動円板１８′にボルト
締めされた可撓性の駆動板構体２９により牽引リング１
７″′が同軸的に可動に支持されている。
４に係る配置においては、駆動円板１８′に対する牽引
リング１７″′の相対的な僅かな軸方向移動を許しなが
ら牽引リング１７″′から駆動円板１８′および出力軸
４への回転運動を伝達するために外端を牽引リング１
７″′にボルト締めされ内端を駆動円板１８′にボルト
締めされた可撓性の駆動板構体２９により牽引リング１
７″′が同軸的に可動に支持されている。
【図１】所定の係合力を持つ遊星牽引ローラー変速機を
示す図である。
示す図である。
【図２】図１と同様だがトルク依存性の係合力を与える
ためにカム構体を含む配置を示す図である。
ためにカム構体を含む配置を示す図である。
【図３】図２と同様だが両牽引リングに対してトルク依
存性の係合力を与える単一のカム構体を備えた配置を示
す図である。
存性の係合力を与える単一のカム構体を備えた配置を示
す図である。
【図４】牽引リングのうちの一方を可撓性の板構体によ
って軸方向弾性的に支持した図３と同様な配置を示す図
である。
って軸方向弾性的に支持した図３と同様な配置を示す図
である。
１ ハウジング ３ 入力軸 ４ 出力軸 ８ 第１の太陽ローラー構体 １０、１０′、１０″ 第１の牽引リング １１ 遊星牽引ローラー １１ａ，１１ｂ その部分 １４ 支持軸 １７、１７′、１７″、１７″′ 第２の太陽ローラー
構体 １８ 支持円板 １８′ 駆動円板 ２０ 案内軸受 ２１ 第１の軸方向カム構体 ２２ 第２の軸方向カム構体 ２７ 軸方向スラスト軸受
構体 １８ 支持円板 １８′ 駆動円板 ２０ 案内軸受 ２１ 第１の軸方向カム構体 ２２ 第２の軸方向カム構体 ２７ 軸方向スラスト軸受
Claims (12)
- 【請求項１】 ハウジングと、該ハウジング内に回転可
能に支持された同軸状の入力および出力軸と、前記ハウ
ジング内の前記入力および出力軸の一つと関連した第１
の太陽ローラー構体と、前記ハウジング内に前記第１の
太陽ローラー構体のまわりに配置され前記太陽ローラー
構体から離間した牽引表面を有する第１の牽引リング
と、前記太陽ローラー構体と前記第１の牽引リングの牽
引表面との間の空間内に支持された多数の遊星牽引ロー
ラーであって、相異なる直径の２つの部分を各々有し一
方の部分は前記第１の牽引リングの牽引表面および前記
太陽ローラー構体と係合した多数の遊星牽引ローラー
と、前記入力および出力軸のうちの他方と一体的に回転
可能に作動連結され前記遊星牽引ローラーの第二の部分
を包囲すると共にそれらと係合して前記第２の遊星牽引
ローラー部分と前記第２の牽引リングとの間で運動を伝
達する第２の牽引リングとから成る遊星型牽引ローラー
変速機。 - 【請求項２】 請求項１に記載の牽引ローラー変速機に
おいて、前記第１の太陽ローラー構体に隣接して第２の
太陽ローラー構体が配置されこれは遊星牽引ローラーの
第２の部分に半径方向の支持を与えるために前記遊星牽
引ローラーの前記第２の部分によって包囲される空間内
に嵌入するような大きさになされていることを特徴とす
る牽引ローラー変速機。 - 【請求項３】 請求項２に記載の牽引ローラー変速機に
おいて、前記一方の軸は前記第２の太陽ローラー構体を
貫通して延び且つ前記他方の軸内に回転可能に支持され
ていることを特徴とする牽引ローラー変速機。 - 【請求項４】 請求項３に記載の牽引ローラー変速機に
おいて、前記第２の太陽ローラー構体は前記一方の軸上
に案内軸受により回転可能に支持されていることを特徴
とする牽引ローラー変速機。 - 【請求項５】 請求項３に記載の牽引ローラー変速機に
おいて、前記遊星牽引ローラーはその両端に配置された
遊星牽引ローラー支持リングに対して両端に装着された
支持軸上に回転可能に支持されていることを特徴とする
牽引ローラー変速機。 - 【請求項６】 請求項５に記載の牽引ローラー変速機に
おいて、前記牽引ローラー支持リングの少なくとも１つ
は前記入力軸を受容する中央開口を備えその上に軸受に
より回転可能に支持されている支持円板であることを特
徴とする牽引ローラー変速機。 - 【請求項７】 請求項１に記載の牽引ローラー変速機に
おいて、前記遊星牽引ローラーはその軸を入力および出
力軸の軸に関して僅かに傾けて支持され、遊星牽引ロー
ラーの前記２つの部分の表面は僅かに円錐形状であり、
前記牽引リングの牽引表面も遊星牽引ローラーと牽引リ
ングとの間の軸方向係合力によって牽引表面の半径方向
係合を与えるためにそれぞれの遊星牽引ローラー部分表
面に応じて円錐形状であることを特徴とする牽引ローラ
ー変速機。 - 【請求項８】 請求項１に記載の牽引ローラー変速機に
おいて、遊星牽引ローラーにより第１の牽引リングに加
えられる反作用トルク力に依存する力で前記第１の牽引
リングを前記第１の遊星牽引ローラー部分上へと軸方向
に押し上げるために前記第１の牽引リングと前記ハウジ
ングとの間に第１の軸方向カム構体が配置されているこ
とを特徴とする牽引ローラー変速機。 - 【請求項９】 請求項１に記載の牽引ローラー変速機に
おいて、前記第２の軸は前記第２の牽引リングのまわり
に延びる駆動円板を含み、該駆動円板には遊星牽引ロー
ラーによって第２の牽引リングに加えられる反作用トル
ク力に依存する力で前記第２の牽引リングを前記第２の
牽引ローラー部分上へと軸方向に押し上げるために第２
の軸方向カム構体が連結されていることを特徴とする牽
引ローラー変速機。 - 【請求項１０】 請求項８に記載の牽引ローラー変速機
において、前記第２の軸は前記第２の牽引リングのまわ
りに延びる駆動円板を含み、前記第２の牽引リングは前
記駆動円板上に軸方向には移動可能に回転運動は不可能
に支持され、前記第１と第２の牽引リング間には前記第
１の牽引リングから前記第２の牽引リングへ軸方向係合
力を伝達するために軸方向スラスト軸受が配置されてい
ることを特徴とする牽引ローラー変速機。 - 【請求項１１】 請求項１０に記載の牽引ローラー変速
機において、前記第２の牽引リングは線形軸受構体を経
て前記駆動円板上に支持されていることを特徴とする牽
引ローラー変速機。 - 【請求項１２】 請求項１０に記載の牽引ローラー変速
機において、前記第２の牽引リングは外端を前記第２の
牽引リングに連結され内端を前記駆動円板に連結された
可撓性の駆動板構体によって前記駆動円板上に支持され
ていることを特徴とする牽引ローラー変速機。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| US08/104,567 US5385514A (en) | 1993-08-11 | 1993-08-11 | High ratio planetary transmission |
| US104567 | 1993-08-11 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0754949A true JPH0754949A (ja) | 1995-02-28 |
Family
ID=22301164
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6178128A Pending JPH0754949A (ja) | 1993-08-11 | 1994-07-29 | 遊星型牽引ローラー変速機 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20040317 |