JPH0754937Y2 - コネクタ固定構造 - Google Patents
コネクタ固定構造Info
- Publication number
- JPH0754937Y2 JPH0754937Y2 JP1990126430U JP12643090U JPH0754937Y2 JP H0754937 Y2 JPH0754937 Y2 JP H0754937Y2 JP 1990126430 U JP1990126430 U JP 1990126430U JP 12643090 U JP12643090 U JP 12643090U JP H0754937 Y2 JPH0754937 Y2 JP H0754937Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- sheet metal
- flange
- locking claw
- fixing structure
- dimension
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)
- Multi-Conductor Connections (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本考案は、コネクタのアース端子を板金に固定する場合
におけるコネクタ固定構造に関するものである。
におけるコネクタ固定構造に関するものである。
（従来の技術） 従来のコネクタ固定構造は、第２図に示すように、コネ
クタ１のアース金具２のアース端子2bが板金３の凹凸の
ない平らな部分に設けたスルーホール４に通され、該板
金３を通り抜けたアース端子2bの先端部が係止爪５で板
金３に固定された構造であった。
クタ１のアース金具２のアース端子2bが板金３の凹凸の
ない平らな部分に設けたスルーホール４に通され、該板
金３を通り抜けたアース端子2bの先端部が係止爪５で板
金３に固定された構造であった。
（考案が解決しようとする課題） しかしながら、板金３にはその板厚が種々異なるものが
あり、係止爪５の位置を一定にした場合に、板厚が厚い
と板金３を通り抜けるべきアース端子2bの先端部の係止
爪５が通り抜け切らず、また板厚が薄いと板金３を通り
抜けたアース端子2bの先端部の係止爪５と板面との間に
間隙が残ってアース端子2bを板金３に固定できないこと
になり、このため、従来は板金３の板厚に応じてアース
端子2bの係止爪５の位置の違うコネクタをその都度製作
しなけらばならないという問題点があった。
あり、係止爪５の位置を一定にした場合に、板厚が厚い
と板金３を通り抜けるべきアース端子2bの先端部の係止
爪５が通り抜け切らず、また板厚が薄いと板金３を通り
抜けたアース端子2bの先端部の係止爪５と板面との間に
間隙が残ってアース端子2bを板金３に固定できないこと
になり、このため、従来は板金３の板厚に応じてアース
端子2bの係止爪５の位置の違うコネクタをその都度製作
しなけらばならないという問題点があった。
本考案の目的は、板金の板厚が異なっても一種類の係止
爪の位置だけで対応することができるコネクタ固定構造
を提供することにある。
爪の位置だけで対応することができるコネクタ固定構造
を提供することにある。
（課題を解決するための手段） 上記の目的を達成するための本考案の構成を説明する
と、本考案はフランジの底面から突出形成した端部に係
止爪を有するアース端子を備えたアース金具と、前記ア
ース端子を挿通するスルーホールと、該スルーホールを
設けた箇所を、板厚を変えることなく前記フランジの底
面から離れる方向に湾曲させた落し込み部とを設けた板
金とからなり、前記板金の上面から前記落し込み部の下
面までの寸法を、前記フランジの底面から前記係止爪の
係止上端までの寸法に合わせたことを特徴とする。
と、本考案はフランジの底面から突出形成した端部に係
止爪を有するアース端子を備えたアース金具と、前記ア
ース端子を挿通するスルーホールと、該スルーホールを
設けた箇所を、板厚を変えることなく前記フランジの底
面から離れる方向に湾曲させた落し込み部とを設けた板
金とからなり、前記板金の上面から前記落し込み部の下
面までの寸法を、前記フランジの底面から前記係止爪の
係止上端までの寸法に合わせたことを特徴とする。
（作用） このように板金の上面か落し込み部の下面までの寸法
を、フランジの底面から係止爪の係止上端までの寸法に
合わせて設けると、該板金の板厚に応じて落し込み深さ
を変えることによりコネクタのアース端子の係止爪の位
置が一定でもよいようにすることができる。
を、フランジの底面から係止爪の係止上端までの寸法に
合わせて設けると、該板金の板厚に応じて落し込み深さ
を変えることによりコネクタのアース端子の係止爪の位
置が一定でもよいようにすることができる。
（実施例） 以下において、本考案の実施例につき、同軸コネクタを
例として、第１図を参照しながら詳細に説明する。な
お、前述した第２図と対応する部分には同一符号を付け
て示している。
例として、第１図を参照しながら詳細に説明する。な
お、前述した第２図と対応する部分には同一符号を付け
て示している。
本実施例に係る同軸コネクタ１のアース金具２は、フラ
ンジ2aとその底面から突設したアース端子2b,2bとを一
体に備えている。そしてスルーホール４を設けた板金３
の箇所に、同軸コネクタ１の底面から離れる方向に湾曲
させて落し込み部６を設けてある。この落し込み部６の
落し込み深さは、板金３の板厚が厚ときには浅く、薄い
ときには深くして、板金３の上面3aから落し込み部６の
下面6aまでの寸法をフランジ2aの底面から係止爪５の係
止上端5aまでの寸法に合わせて設けらえている。また、
この落し込み部６の大きさは、同軸コネクタ１のフラン
ジ2aの底面より小さく形成してある。このアース端子2b
の先端部は、落し込み部６のスルーホール４から突出
し、係止爪５で当該落し込み部６に電気的接続がなされ
ている。
ンジ2aとその底面から突設したアース端子2b,2bとを一
体に備えている。そしてスルーホール４を設けた板金３
の箇所に、同軸コネクタ１の底面から離れる方向に湾曲
させて落し込み部６を設けてある。この落し込み部６の
落し込み深さは、板金３の板厚が厚ときには浅く、薄い
ときには深くして、板金３の上面3aから落し込み部６の
下面6aまでの寸法をフランジ2aの底面から係止爪５の係
止上端5aまでの寸法に合わせて設けらえている。また、
この落し込み部６の大きさは、同軸コネクタ１のフラン
ジ2aの底面より小さく形成してある。このアース端子2b
の先端部は、落し込み部６のスルーホール４から突出
し、係止爪５で当該落し込み部６に電気的接続がなされ
ている。
このような構造のため同軸コネクタ１のアース端子2bの
係止爪５は、板金３の板厚に拘らず、一定の位置に形成
することができる。
係止爪５は、板金３の板厚に拘らず、一定の位置に形成
することができる。
（考案の効果） 以上説明したように本考案に係るコネクタ固定構造で
は、板金の上面から落し込み部の下面までの寸法を、フ
ランジの底面から係止爪の係止上端までの寸法に合わせ
て設けているので、この落し込み部の落し込み深さを板
金の板厚が厚いときには浅く、薄いときには深くするこ
とにより、コネクタのアース端子の係止爪の位置を一定
とすることができる。このため本考案によれば、アース
端子の係止爪の位置の異なるコネクタを何種類も作る必
要がない利点がある。
は、板金の上面から落し込み部の下面までの寸法を、フ
ランジの底面から係止爪の係止上端までの寸法に合わせ
て設けているので、この落し込み部の落し込み深さを板
金の板厚が厚いときには浅く、薄いときには深くするこ
とにより、コネクタのアース端子の係止爪の位置を一定
とすることができる。このため本考案によれば、アース
端子の係止爪の位置の異なるコネクタを何種類も作る必
要がない利点がある。
第１図は本考案に係るコネクタ固定構造の一実施例の一
部縦断側面図、第２図は従来のコネクタ固定構造を示す
一部縦断側面図である。 １……同軸コネクタ、２……アース金具、2a……フラン
ジ、2b……アース端子、３……板金、４……スルーホー
ル、５……係止爪、６……落し込み部。
部縦断側面図、第２図は従来のコネクタ固定構造を示す
一部縦断側面図である。 １……同軸コネクタ、２……アース金具、2a……フラン
ジ、2b……アース端子、３……板金、４……スルーホー
ル、５……係止爪、６……落し込み部。
Claims (1)
- 【請求項１】フランジの底面から突出形成した端部に係
止爪を有するアース端子を備えたアース金具と、 前記アース端子を挿通するスルーホールと、該スルーホ
ールを設けた箇所を、板厚を変えることなく前記フラン
ジの底面から離れる方向に湾曲させた落し込み部とを設
けた板金とからなり、 前記板金の上面から前記落し込み部の下面までの寸法
を、前記フランジの底面から前記係止爪の係止上端まで
の寸法に合わせたことを特徴とするコネクタ固定構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1990126430U JPH0754937Y2 (ja) | 1990-11-30 | 1990-11-30 | コネクタ固定構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1990126430U JPH0754937Y2 (ja) | 1990-11-30 | 1990-11-30 | コネクタ固定構造 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0485584U JPH0485584U (ja) | 1992-07-24 |
| JPH0754937Y2 true JPH0754937Y2 (ja) | 1995-12-18 |
Family
ID=31873988
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1990126430U Expired - Lifetime JPH0754937Y2 (ja) | 1990-11-30 | 1990-11-30 | コネクタ固定構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0754937Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPWO2022264728A1 (ja) * | 2021-06-14 | 2022-12-22 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0633665Y2 (ja) * | 1988-05-30 | 1994-08-31 | ホシデン株式会社 | コネクタ取付構造 |
-
1990
- 1990-11-30 JP JP1990126430U patent/JPH0754937Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0485584U (ja) | 1992-07-24 |
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