JPH0754648A - 触媒加熱用バーナ - Google Patents
触媒加熱用バーナInfo
- Publication number
- JPH0754648A JPH0754648A JP21683493A JP21683493A JPH0754648A JP H0754648 A JPH0754648 A JP H0754648A JP 21683493 A JP21683493 A JP 21683493A JP 21683493 A JP21683493 A JP 21683493A JP H0754648 A JPH0754648 A JP H0754648A
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- JP
- Japan
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- fuel
- burner
- catalyst
- combustion cylinder
- heating
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 コンパクトで組み立てが容易でありかつ燃焼
停止時にエンジン排ガスが燃焼筒内に流入しないように
する。 【構成】 触媒加熱用バーナ10は、車両排気管54に
取り付けた触媒52を加熱して活性化させ排ガスを浄化
する。燃料にガソリンを用い、かつ車両の燃料供給ポン
プ80を共用し燃料タンク78からバーナ10にガソリ
ンを供給する燃料供給管48を具備している。また、燃
焼筒16の出口側にバーナの不使用時にエンジン排ガス
が内部に入り込むのを防止する逆流防止弁30を取り付
けている。
停止時にエンジン排ガスが燃焼筒内に流入しないように
する。 【構成】 触媒加熱用バーナ10は、車両排気管54に
取り付けた触媒52を加熱して活性化させ排ガスを浄化
する。燃料にガソリンを用い、かつ車両の燃料供給ポン
プ80を共用し燃料タンク78からバーナ10にガソリ
ンを供給する燃料供給管48を具備している。また、燃
焼筒16の出口側にバーナの不使用時にエンジン排ガス
が内部に入り込むのを防止する逆流防止弁30を取り付
けている。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は車両排気管に取り付け
た触媒を加熱して活性化し、排ガスを浄化する触媒加熱
用バーナに関する。
た触媒を加熱して活性化し、排ガスを浄化する触媒加熱
用バーナに関する。
【0002】
【従来の技術】自動車の排ガスには大気を汚染する有害
物質が含まれていて、最近の自動車にはこの有害物質を
大気中にまき散らさないため種々の工夫がされている。
これが排ガス浄化装置であり、有害な排ガスはエンジン
冷態始動直後から約150秒を経過するまでにそのほと
んどを放出する。このような排ガスを浄化するべく、車
両排気管に備えられている浄化装置の触媒を加熱昇温し
て速やかにその活性化を図る方法がある。例えば触媒の
上流側(エンジン側)に点火栓を設け、エンジンの冷態
始動後しばらく空燃比(A/F)を濃くして、点火栓で
排ガスに着火し触媒を加熱する方法である(従来例
1)。
物質が含まれていて、最近の自動車にはこの有害物質を
大気中にまき散らさないため種々の工夫がされている。
これが排ガス浄化装置であり、有害な排ガスはエンジン
冷態始動直後から約150秒を経過するまでにそのほと
んどを放出する。このような排ガスを浄化するべく、車
両排気管に備えられている浄化装置の触媒を加熱昇温し
て速やかにその活性化を図る方法がある。例えば触媒の
上流側(エンジン側)に点火栓を設け、エンジンの冷態
始動後しばらく空燃比(A/F)を濃くして、点火栓で
排ガスに着火し触媒を加熱する方法である(従来例
1)。
【0003】また、図9のように、ディーゼル車ではフ
ィルター64を通して排ガスを浄化するようにしている
が、このフィルター64にカーボンや硫化物等を補集
し、その付着したカーボンや硫化物を加熱燃焼させて大
気に放散させるパティキュレート用バーナ66がある。
このバーナ66は、排気管62に斜めに取り付けたフレ
ーム68の内部に噴霧ノズル70を具備し、かつ燃料ポ
ンプ72とエアポンプ74から燃料とエアを送り込み、
点火栓76で着火するものである(従来例2)。
ィルター64を通して排ガスを浄化するようにしている
が、このフィルター64にカーボンや硫化物等を補集
し、その付着したカーボンや硫化物を加熱燃焼させて大
気に放散させるパティキュレート用バーナ66がある。
このバーナ66は、排気管62に斜めに取り付けたフレ
ーム68の内部に噴霧ノズル70を具備し、かつ燃料ポ
ンプ72とエアポンプ74から燃料とエアを送り込み、
点火栓76で着火するものである(従来例2)。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来例1では
システムを簡素化できても、空燃比(A/F)のコント
ロールが困難でありミス着火になる。また、従来例2で
は燃料が軽油であり燃料粒径を小さくしないと燃焼しな
いため、燃料タンクと噴霧ノズルとの間に燃料ポンプを
設けて燃焼に必要な燃圧(例えば7〜11kg/cm
2 )を得なければならない。更に、排ガスの逆流防止弁
を具備していないため、バーナに排ガスが流入して内部
が汚染されるおそれがある。
システムを簡素化できても、空燃比(A/F)のコント
ロールが困難でありミス着火になる。また、従来例2で
は燃料が軽油であり燃料粒径を小さくしないと燃焼しな
いため、燃料タンクと噴霧ノズルとの間に燃料ポンプを
設けて燃焼に必要な燃圧(例えば7〜11kg/cm
2 )を得なければならない。更に、排ガスの逆流防止弁
を具備していないため、バーナに排ガスが流入して内部
が汚染されるおそれがある。
【0005】本発明は斯かる課題を解決するために、コ
ンパクトで組み立てが容易でありかつバーナ未使用時に
排ガスが燃焼筒内に流入しないようにした触媒加熱用バ
ーナの提供を目的とする。
ンパクトで組み立てが容易でありかつバーナ未使用時に
排ガスが燃焼筒内に流入しないようにした触媒加熱用バ
ーナの提供を目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、燃焼筒内に燃
料を噴霧する噴霧ノズルと、噴霧燃料に着火する点火栓
を具備し、車両排気管に取り付けた触媒を加熱する触媒
加熱用バーナにおいて、燃料をガソリンとして燃料タン
クから車両の燃料供給ポンプを利用してバーナ自体の燃
料ポンプを用いることなく噴霧ノズルへ燃料を供給し、
かつ燃焼筒にエンジン排ガスの流入を防止する逆流防止
弁を取り付けたことを特徴とする。また、車両排気管に
取り付けた触媒を加熱する触媒加熱用バーナにおいて、
燃焼筒と点火栓を具備した燃焼筒アッセンブリと、燃焼
筒内に燃料を噴霧する噴霧ノズルを具備したノズルボデ
ーアッセンブリから成ると共に、各アッセンブリごとに
組立てて結合し、かつ燃焼筒アッセンブリにエンジン排
ガスの流入を防止する逆流防止弁を取り付けたことを特
徴とする。
料を噴霧する噴霧ノズルと、噴霧燃料に着火する点火栓
を具備し、車両排気管に取り付けた触媒を加熱する触媒
加熱用バーナにおいて、燃料をガソリンとして燃料タン
クから車両の燃料供給ポンプを利用してバーナ自体の燃
料ポンプを用いることなく噴霧ノズルへ燃料を供給し、
かつ燃焼筒にエンジン排ガスの流入を防止する逆流防止
弁を取り付けたことを特徴とする。また、車両排気管に
取り付けた触媒を加熱する触媒加熱用バーナにおいて、
燃焼筒と点火栓を具備した燃焼筒アッセンブリと、燃焼
筒内に燃料を噴霧する噴霧ノズルを具備したノズルボデ
ーアッセンブリから成ると共に、各アッセンブリごとに
組立てて結合し、かつ燃焼筒アッセンブリにエンジン排
ガスの流入を防止する逆流防止弁を取り付けたことを特
徴とする。
【0007】
【作用】本発明においては、燃料にガソリンを用いるこ
とにより噴霧ノズルから噴霧する燃料粒径が多少大きく
ても燃焼が可能であるため、燃圧は2.5kg/cm2
程度で良い。このため、車両の燃料供給ポンプと燃圧調
整器との配管途中より分岐して噴霧ノズルへ燃料供給す
れば、エンジンのインジェクターと同等の燃圧(2.5
kg/cm2 )で燃料が供給されるのでバーナ自体の燃
料ポンプを設ける必要がなく、装置全体をコンパクトに
することができる。また、バーナを燃焼筒アッセンブリ
とノズルボデーアッセンブリに分割し、各アッセンブリ
ごとに組立てるようにしたので、組み立て作業が簡単に
なり、車両への取付け等も各アッセンブリごとに行うこ
とができる。なお、燃焼筒に逆流防止弁を取り付けたこ
とにより、バーナの燃焼停止時に排ガスが燃焼筒内に流
入するおそれはない。
とにより噴霧ノズルから噴霧する燃料粒径が多少大きく
ても燃焼が可能であるため、燃圧は2.5kg/cm2
程度で良い。このため、車両の燃料供給ポンプと燃圧調
整器との配管途中より分岐して噴霧ノズルへ燃料供給す
れば、エンジンのインジェクターと同等の燃圧(2.5
kg/cm2 )で燃料が供給されるのでバーナ自体の燃
料ポンプを設ける必要がなく、装置全体をコンパクトに
することができる。また、バーナを燃焼筒アッセンブリ
とノズルボデーアッセンブリに分割し、各アッセンブリ
ごとに組立てるようにしたので、組み立て作業が簡単に
なり、車両への取付け等も各アッセンブリごとに行うこ
とができる。なお、燃焼筒に逆流防止弁を取り付けたこ
とにより、バーナの燃焼停止時に排ガスが燃焼筒内に流
入するおそれはない。
【0008】
【実施例1】以下、図面に基づき本発明の好ましい実施
例を説明する。図1は触媒加熱用バーナの全体図であ
り、図2はそのA−A断面図である。この触媒加熱用バ
ーナ10はガソリンを燃料とし、燃料タンク78(図3
参照)に貯蔵された燃料を燃焼筒16内に噴霧する噴霧
ノズル42と、噴霧燃料に着火する点火栓20を具備
し、かつバーナ自体の燃料ポンプはなく、燃料タンク7
8に内蔵されている車両用燃料供給ポンプ80(図3参
照)から噴霧ノズル42に燃料を供給する燃料供給管
(分岐管)48を具備している。なお、高電圧発生器1
8はそこで発生した高電圧を点火栓20に送電し、ま
た、空気供給管50は燃焼に必要なエアを燃焼筒16内
に供給する。
例を説明する。図1は触媒加熱用バーナの全体図であ
り、図2はそのA−A断面図である。この触媒加熱用バ
ーナ10はガソリンを燃料とし、燃料タンク78(図3
参照)に貯蔵された燃料を燃焼筒16内に噴霧する噴霧
ノズル42と、噴霧燃料に着火する点火栓20を具備
し、かつバーナ自体の燃料ポンプはなく、燃料タンク7
8に内蔵されている車両用燃料供給ポンプ80(図3参
照)から噴霧ノズル42に燃料を供給する燃料供給管
(分岐管)48を具備している。なお、高電圧発生器1
8はそこで発生した高電圧を点火栓20に送電し、ま
た、空気供給管50は燃焼に必要なエアを燃焼筒16内
に供給する。
【0009】上記の燃焼筒16は外筒22との間に断熱
材24を有し、かつ空気と燃料を混合する渦流器26
と、排ガス中の未燃ガソリンを沁み込ませて蒸発させる
金網状の蒸発板28を具備している。噴霧ノズル42と
燃料供給管48はノズルボデー40に取り付けられてい
て、このノズルボデー40は電磁弁44と火炎検知器4
6を具備している。燃料(ガソリン)は電磁弁44を開
いて燃料供給管48から吸い込み、噴霧ノズル42から
燃焼筒16内に噴霧する。なお、燃料がガソリンゆえ燃
料粒径が多少大きくても燃焼可能なことから、燃圧は
2.5kg/cm2程度で良く車両の燃料供給ポンプが
共用できる。また、火炎検知器46は着火不良を検出す
る。
材24を有し、かつ空気と燃料を混合する渦流器26
と、排ガス中の未燃ガソリンを沁み込ませて蒸発させる
金網状の蒸発板28を具備している。噴霧ノズル42と
燃料供給管48はノズルボデー40に取り付けられてい
て、このノズルボデー40は電磁弁44と火炎検知器4
6を具備している。燃料(ガソリン)は電磁弁44を開
いて燃料供給管48から吸い込み、噴霧ノズル42から
燃焼筒16内に噴霧する。なお、燃料がガソリンゆえ燃
料粒径が多少大きくても燃焼可能なことから、燃圧は
2.5kg/cm2程度で良く車両の燃料供給ポンプが
共用できる。また、火炎検知器46は着火不良を検出す
る。
【0010】燃焼筒16の出口側には、バーナの燃焼中
は「開」となり燃焼停止時は「閉」となる逆流防止弁3
0を取り付けていて、これによりバーナの燃焼停止時に
エンジンの排ガスが燃焼筒16内に流入するのを防止し
ている。この逆流防止弁30は、送風機(図示せず)か
らの矢印B方向の送風圧力によって、支点60を中心と
して「開」となり、また送風を停止すると弁の自重で
「閉」となる。
は「開」となり燃焼停止時は「閉」となる逆流防止弁3
0を取り付けていて、これによりバーナの燃焼停止時に
エンジンの排ガスが燃焼筒16内に流入するのを防止し
ている。この逆流防止弁30は、送風機(図示せず)か
らの矢印B方向の送風圧力によって、支点60を中心と
して「開」となり、また送風を停止すると弁の自重で
「閉」となる。
【0011】図3は、車両に取り付けた排ガス浄化装置
の実施例を示す。この図のように、触媒加熱用バーナ1
0をフランジ56を介して(あるいは直接)触媒52に
取り付け、また、燃料(ガソリン)は燃料タンク78に
内蔵した燃料供給ポンプ80から燃料供給管(分岐管)
48を介してバーナ10に供給している。図4は、触媒
加熱用バーナ10の取り付け状態の上面図を示す。この
図のように、触媒加熱用バーナ10は触媒52の上流側
でかつ該触媒52の軸方向と斜めに取り付けている。
の実施例を示す。この図のように、触媒加熱用バーナ1
0をフランジ56を介して(あるいは直接)触媒52に
取り付け、また、燃料(ガソリン)は燃料タンク78に
内蔵した燃料供給ポンプ80から燃料供給管(分岐管)
48を介してバーナ10に供給している。図4は、触媒
加熱用バーナ10の取り付け状態の上面図を示す。この
図のように、触媒加熱用バーナ10は触媒52の上流側
でかつ該触媒52の軸方向と斜めに取り付けている。
【0012】次に、図1〜図4によりバーナの動作を説
明する。触媒加熱用バーナ10の制御は全て車載ECU
58によって行い、エンジンのキースイッチONと同時
に高電圧発生器18、電磁弁44、火炎検知器46に通
電し、燃料は噴霧ノズル42から車両エンジン用の燃圧
調整器82(図3参照)の燃料圧力で噴霧し点火栓20
で着火する。同時に、送風機(図示せず)からの送風圧
力により逆流防止弁30を「開」としてバーナの燃焼を
継続し、触媒52を加熱昇温してエンジン冷態始動直後
の排ガスを浄化する。なお、燃焼に必要なエアは空気供
給管50から燃焼筒16内に供給し、燃焼を停止すると
きは電磁弁44を閉じて燃料の吸入を停止する。続い
て、送風機からの送風を停止して逆流防止弁30を
「閉」とし、排ガスが燃焼筒16内に流入するのを防止
する。
明する。触媒加熱用バーナ10の制御は全て車載ECU
58によって行い、エンジンのキースイッチONと同時
に高電圧発生器18、電磁弁44、火炎検知器46に通
電し、燃料は噴霧ノズル42から車両エンジン用の燃圧
調整器82(図3参照)の燃料圧力で噴霧し点火栓20
で着火する。同時に、送風機(図示せず)からの送風圧
力により逆流防止弁30を「開」としてバーナの燃焼を
継続し、触媒52を加熱昇温してエンジン冷態始動直後
の排ガスを浄化する。なお、燃焼に必要なエアは空気供
給管50から燃焼筒16内に供給し、燃焼を停止すると
きは電磁弁44を閉じて燃料の吸入を停止する。続い
て、送風機からの送風を停止して逆流防止弁30を
「閉」とし、排ガスが燃焼筒16内に流入するのを防止
する。
【0013】本実施例では、燃料がガソリンであり燃料
粒径が多少大きくても燃焼するため車両の燃料供給ポン
プ80が共用でき、全体としてコンパクトにすることが
できる。また、逆流防止弁30を具備したことによりバ
ーナ不使用時、その噴霧ノズル42、点火栓20等が排
ガスで汚染されるおそれがない。
粒径が多少大きくても燃焼するため車両の燃料供給ポン
プ80が共用でき、全体としてコンパクトにすることが
できる。また、逆流防止弁30を具備したことによりバ
ーナ不使用時、その噴霧ノズル42、点火栓20等が排
ガスで汚染されるおそれがない。
【0014】
【実施例2】図5は触媒加熱用バーナの他の実施例を示
す。この実施例では、触媒加熱用バーナ10を燃焼筒ア
ッセンブリ12とノズルボデーアッセンブリ14に分割
し、各アッセンブリ12,14ごとに組立てるようにし
たものである。なお、バーナを構成する部品は実施例1
と略同様である。
す。この実施例では、触媒加熱用バーナ10を燃焼筒ア
ッセンブリ12とノズルボデーアッセンブリ14に分割
し、各アッセンブリ12,14ごとに組立てるようにし
たものである。なお、バーナを構成する部品は実施例1
と略同様である。
【0015】燃焼筒アッセンブリ12は、図6,図7に
示すように、燃焼筒16と点火栓20および渦流器26
を具備し、かつ燃焼筒16の出口側に逆流防止弁30を
取り付けている。この逆流防止弁30は、弁体32と一
体でかつ軸受34を介して回転するリンク36と、この
リンク36に連結され該リンク36(および弁体32)
を回転させるソレノイド38から成る。また、ノズルボ
デーアッセンブリ14は、図8に示すように、ノズルボ
デー40と高電圧発生器18を具備している。このノズ
ルボデー40は、噴霧ノズル42と電磁弁44と火炎検
知器46と燃料供給管48、および空気供給管50を具
備している。
示すように、燃焼筒16と点火栓20および渦流器26
を具備し、かつ燃焼筒16の出口側に逆流防止弁30を
取り付けている。この逆流防止弁30は、弁体32と一
体でかつ軸受34を介して回転するリンク36と、この
リンク36に連結され該リンク36(および弁体32)
を回転させるソレノイド38から成る。また、ノズルボ
デーアッセンブリ14は、図8に示すように、ノズルボ
デー40と高電圧発生器18を具備している。このノズ
ルボデー40は、噴霧ノズル42と電磁弁44と火炎検
知器46と燃料供給管48、および空気供給管50を具
備している。
【0016】本実施例では、各アッセンブリごとに組み
立てを行うようにしたので、組み立て作業が簡単になる
と共に、車両への取り付け取り外しも各アッセンブリご
とにできるので作業が簡単になる。更に、逆流防止弁3
0により実施例1と同様の効果を有する。
立てを行うようにしたので、組み立て作業が簡単になる
と共に、車両への取り付け取り外しも各アッセンブリご
とにできるので作業が簡単になる。更に、逆流防止弁3
0により実施例1と同様の効果を有する。
【0017】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば燃
料をガソリンとし燃料粒径が多少大きくても燃焼するた
め、車両の燃料供給ポンプが共用でき装置全体をコンパ
クトにすることができる。また、バーナを燃焼筒アッセ
ンブリとノズルボデーアッセンブリに分割し、各アッセ
ンブリごとに組み立てを行うようにしたので、組み立て
作業や車両への取付け取り外しが簡単になる。更に、バ
ーナの燃焼停止時に排ガスが燃焼筒内に流入しないの
で、点火栓が排ガスで汚染されず着火性の悪化を防止で
きる。
料をガソリンとし燃料粒径が多少大きくても燃焼するた
め、車両の燃料供給ポンプが共用でき装置全体をコンパ
クトにすることができる。また、バーナを燃焼筒アッセ
ンブリとノズルボデーアッセンブリに分割し、各アッセ
ンブリごとに組み立てを行うようにしたので、組み立て
作業や車両への取付け取り外しが簡単になる。更に、バ
ーナの燃焼停止時に排ガスが燃焼筒内に流入しないの
で、点火栓が排ガスで汚染されず着火性の悪化を防止で
きる。
【図1】本発明に係る触媒加熱用バーナの全体を示す図
である。
である。
【図2】図1のA−A断面図である。
【図3】車両に取り付けた排ガス浄化装置の実施例を示
す図である。
す図である。
【図4】触媒加熱用バーナの取り付け状態の上面図であ
る。
る。
【図5】本発明の他の実施例を示す図である。
【図6】燃焼筒アッセンブリの実施例を示す図である。
【図7】図6の右側面図である。
【図8】ノズルボデーアッセンブリの実施例を示す図で
ある。
ある。
【図9】従来のパティキュレート用バーナの全体を示す
図である。
図である。
10 触媒加熱用バーナ 12 燃焼筒アッセンブリ 14 ノズルボデーアッセンブリ 16 燃焼筒 20 点火栓 30 逆流防止弁 40 ノズルボデー 42 噴霧ノズル 48 燃料供給管 52 触媒 58 車載ECU 78 燃料タンク 80 燃料供給ポンプ 82 燃圧調整器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 高見 克志 栃木県矢板市幸岡字柿木町77番地 株式会 社ミクニアデック矢板工場内 (72)発明者 鬼頭 一和 神奈川県小田原市久野2480番地 株式会社 ミクニ小田原工場内
Claims (2)
- 【請求項1】 燃焼筒内に燃料を噴霧する噴霧ノズル
と、噴霧燃料に着火する点火栓を具備し、車両排気管に
取り付けた触媒を加熱する触媒加熱用バーナにおいて、
燃料をガソリンとして燃料タンクから車両の燃料供給ポ
ンプを利用してバーナ自体の燃料ポンプを持たずに車両
燃料配管より分岐して噴霧ノズルへ燃料を供給し、かつ
燃焼筒にエンジン排ガスの流入を防止する逆流防止弁を
取り付けたことを特徴とする触媒加熱用バーナ。 - 【請求項2】 車両排気管に取り付けた触媒を加熱する
触媒加熱用バーナにおいて、燃焼筒と点火栓を具備した
燃焼筒アッセンブリと、燃焼筒内に燃料を噴霧する噴霧
ノズルを具備したノズルボデーアッセンブリから成ると
共に、各アッセンブリごとに組立てて結合し、かつ燃焼
筒アッセンブリにエンジン排ガスの流入を防止する逆流
防止弁を取り付けたことを特徴とする触媒加熱用バー
ナ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21683493A JPH0754648A (ja) | 1993-08-10 | 1993-08-10 | 触媒加熱用バーナ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21683493A JPH0754648A (ja) | 1993-08-10 | 1993-08-10 | 触媒加熱用バーナ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0754648A true JPH0754648A (ja) | 1995-02-28 |
Family
ID=16694633
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP21683493A Pending JPH0754648A (ja) | 1993-08-10 | 1993-08-10 | 触媒加熱用バーナ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0754648A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010270612A (ja) * | 2009-05-19 | 2010-12-02 | Toyota Motor Corp | 内燃機関のバーナー装置 |
JP2013537598A (ja) * | 2010-08-20 | 2013-10-03 | マック トラックス インコーポレイテッド | 内燃機関の排気の後処理用加熱装置 |
KR20160092679A (ko) * | 2015-01-28 | 2016-08-05 | 현대중공업 주식회사 | Scr 시스템에서의 반응기 가열 장치 |
-
1993
- 1993-08-10 JP JP21683493A patent/JPH0754648A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010270612A (ja) * | 2009-05-19 | 2010-12-02 | Toyota Motor Corp | 内燃機関のバーナー装置 |
JP2013537598A (ja) * | 2010-08-20 | 2013-10-03 | マック トラックス インコーポレイテッド | 内燃機関の排気の後処理用加熱装置 |
KR20160092679A (ko) * | 2015-01-28 | 2016-08-05 | 현대중공업 주식회사 | Scr 시스템에서의 반응기 가열 장치 |
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